JP2019030066A - プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス - Google Patents
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Abstract
Description
該内側保持部の外周面を保持する外側保持部とで構成され、前記外側保持部と前記内側保持部とが周方向に移動可能、かつ、所望の方向に係止可能な係止部が備えられ、前記枝線保護部は、前記外側保持部と一体に構成され、前記方向調整部は、前記係止部で構成されてもよい。
この発明により、前記内側保持部は前記枝線の分岐部分を挟んで前記幹線を長手方向に沿って保持するため、前記内側保持部はより安定して前記幹線を保持でき、前記枝線保護部と一体に構成された前記外側保持部を確実に前記幹線に対して固定できる。したがって、確実に前記枝線保護部を所望の方向に調整して、前記枝線を確実に所望の方向に配索できる。
この発明により、前記枝線保護部を前記長手方向に沿って位置調整できるため、前記幹線を所定の位置に固定した状態で前記枝線の配設位置を前記長手方向に調整できる。
この発明により、前記外側保持部の係止状態をより安定させることができる。
前記断面周状とは、前記幹線の周方向全周を覆うように構成された筒状体をさす。なお、前記筒状体の断面形状は、断面が円形状や楕円状、矩形状などどのような形状であっても構わない。
この発明により、前記枝線の余長部分を収納できるとともに、前記枝線保護部の方向を所定の方向に調整した場合に、前記枝線の分岐部分が前記枝線保護部と干渉することを防ぐことができるため、前記枝線の分岐部分にかかる負荷を軽減できる。
この発明により、前記枝線保護部の先端から延出される前記枝線をより所望の方向に向けることができる。
この発明により、前記幹線保護部を前記幹線に対して確実に固定できる。
図1はプロテクタ付ワイヤーハーネス1の概略斜視図を示し、図2は外側保持部が開放した状態のプロテクタ付ワイヤーハーネス1の概略斜視図を示し、図3は外側保持部が開放した状態のプロテクタ付ワイヤーハーネス1の概略分解斜視図を示し、図4は内側保持部20の説明図を示し、図5は外側保持部の説明図を示す。
枝線120は、被覆電線の束である幹線110から−Y方向に引き出した被覆電線であり、例えば、車両に搭載される電子機器類と接続されている。
このように、内側保持部20は保持部本体21及び固定部24が、連結部22の中心面に対して面対称となるように形成されている。
この挿通孔の外径、すなわち枝線保護部32の内径は、基端側に向かうにつれて拡径している。詳述すると、枝線保護部本体322及び先端部位323の内径は、枝線120の外径と同一に構成されているが、基端部321の内径は、基端側に向かうにつれて拡径している。(図5(c)参照)。
はじめに、内側保持部20をワイヤーハーネス100に組み付けた状態について、図6に基づいて説明する。
なお、固定部24と幹線110とを固定テープ40で巻きつけて固定することで、内側保持部20が幹線110をより強固に保持させている。
図7(a)に示すように、内側保持部20を組み付けたワイヤーハーネス100を、枝線120が枝線保護部32の上方となるように、開放状態のハーネス保護部30の上方に配置し、内側保持部20を組み付けたワイヤーハーネス100を下方に下してハーネス保護部30に組み付けることができる。
さらに、図8(b)に示すように、嵌合凹部23と嵌合凸部33とは互いに嵌合することで内側保持部20とハーネス保護部30とを係止している。
幹線保護部は、内側保持部20及び幹線保護部本体31に対応し、
方向調整部及び係止部、移動調整部は、嵌合凹部23及び嵌合凸部33に対応し、
凸部は、嵌合凸部33に対応し、
凹部は、嵌合凹部23に対応し、
開閉部は、ヒンジ34に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
このように、幹線保護部本体31は内側保持部20の一部分を覆う構成としてもよい。
具体的には、嵌合凸部33が幹線110に対して係止可能な側面視三角形状に形成され、枝線保護部32を幹線110の中心軸を回転軸として回転させた場合に、嵌合凸部33が幹線110に食い込んで係止される構成とすることができる。
10 プロテクタ
20 内側保持部
23 凹部
24 固定部
30 外側保持部
32 枝線保護部
33 嵌合凸部
34 ヒンジ
110 幹線
120 枝線
100 ワイヤーハーネス
S 挿通空間
X 長手方向
Y 幅方向
Claims (11)
- 複数の電線を束ねた幹線と、該幹線から分岐された枝線とで構成されたワイヤーハーネスを保護するプロテクタであって、
前記幹線を保護する幹線保護部と、
前記枝線を保護するとともに、前記幹線保護部の長手方向と交差する交差方向へ向けて突出する枝線保護部とで構成され、
前記枝線保護部を所定の配設方向に調整する方向調整部が備えられた
プロテクタ。 - 前記幹線保護部は、
前記幹線を保持する内側保持部と、
該内側保持部の外周面を保持する外側保持部とで構成され、
前記外側保持部と前記内側保持部とが周方向に移動可能、かつ、所望の方向に係止可能な係止部が備えられ、
前記枝線保護部は、前記外側保持部と一体に構成され、
前記方向調整部は、前記係止部で構成された
請求項1に記載のプロテクタ。 - 前記内側保持部が、
前記枝線の分岐部分から前記長手方向両側に沿って配置された
請求項2に記載のプロテクタ。 - 前記係止部は、
前記外側保持部の内周面又は前記内側保持部の外周面の一方において、該一方から他方に向けて突出する凸部と、
前記外側保持部の内周面又は前記内側保持部の外周面の他方において、前記凸部と係止可能に窪んだ凹部とで構成された
請求項2又は請求項3に記載のプロテクタ。 - 前記内側保持部に対する前記外側保持部の前記長手方向への移動を調整する移動調整部が備えられた
請求項2乃至請求項4のうちのいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記内側保持部における前記長手方向の長さが、対応する前記外側保持部の長さよりも長く構成された
請求項2乃至請求項5のうちのいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記外側保持部は、断面周状に構成されるとともに、開閉可能な開閉部が備えられた
請求項2乃至請求項6のうちのいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記枝線保護部は、
先端側から基端側に向けて拡径となる拡径形状で構成された
請求項1乃至請求項7のうちのいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記枝線保護部の先端部位が可撓性を有する
請求項1乃至請求項8のうちのいずれかに記載のプロテクタ。 - 前記幹線保護部を前記幹線に固定する固定部が備えられた
請求項1乃至請求項9のうちのいずれかに記載のプロテクタ。 - 請求項1乃至請求項10のうちのいずれかに記載のプロテクタと、
複数の電線を束ねた幹線と、該幹線から分岐された枝線とで構成されたワイヤーハーネスとで構成された
プロテクタ付ワイヤーハーネス。
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