JP6864954B2 - 経路規制部材及びワイヤハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、電線の経路を規制する経路規制部材、並びに電線及び経路規制部材を備えるワイヤハーネスに関する。
従来、車両などに配索されるワイヤハーネスには、電線の保護及び電線の経路規制を行う経路規制部材が設けられている(例えば、特許文献1参照)。同文献1に記載の経路規制部材は、電線が収容される本体部と、本体部から分岐して延在するとともに電線の幹線が挿通される幹線挿通部と、本体部から分岐して延在するとともに電線の枝線が挿通される枝線挿通部とを備えている。幹線挿通部の先端部には、ベロ状突起が設けられている。ベロ状突起に幹線を沿わせた状態でこれらをテープ巻きすることにより、幹線に対してベロ状突起が固定されている。また、枝線挿通部の先端部には、枝線の端部に設けられた端子を収容する端子収容部が設けられている。
特開2012−235623号公報
ところで、特許文献1に記載の経路規制部材においては、幹線挿通部のベロ状突起と枝線挿通部の端子収容部とが互いに近接している。このため、ベロ状突起を幹線に対してテープ巻きにより固定する際に、端子収容部がテープに干渉することでテープ巻き作業が煩雑になるおそれがある。
本発明の目的は、電線に対して容易に固定することのできる経路規制部材及び同経路規制部材を備えるワイヤハーネスを提供することにある。
上記目的を達成するための経路規制部材は、幹線及び前記幹線から分岐した分岐線を有する電線を備えたワイヤハーネスに適用され、前記電線に沿って設けられることで前記電線の経路を規制する経路規制部材であって、前記幹線と共にテープ巻きにて固定される固定部を有し、前記幹線の経路を規制する幹線規制部と、前記幹線規制部から延在し、前記分岐線の経路を規制する分岐線規制部と、前記分岐線規制部から突出する突出部と、前記突出部を、前記固定部の外周側に位置する組付位置と、前記固定部の外周側から退避した退避位置とに回動可能なヒンジ部と、を有する。
同構成によれば、経路規制部材には、突出部を組付位置と退避位置とに回動可能なヒンジ部が設けられている。このため、幹線規制部の固定部に幹線を沿わせた状態でこれらをテープ巻きする際に、突出部を組付位置から退避位置に回動させておくことにより、すなわち、幹線規制部の固定部の外周側から突出部を退避させておくことにより、突出部がテープと干渉することを回避できる。したがって、電線に対して経路規制部材を容易に固定することができる。
上記経路規制部材において、前記ヒンジ部は、前記分岐線規制部に設けられており、前記突出部は、前記分岐線規制部のうち前記ヒンジ部よりも先端側の部分から突出していることが好ましい。
例えば幹線規制部の途中にヒンジ部を設けることが考えられる。この場合、固定部が幹線規制部のうちヒンジ部よりも分岐線規制部とは反対側の部分に設けられることとなるため、幹線規制部を幹線に対してテープ巻きにより固定する際に、分岐線規制部から離間した位置にてテープが巻き付けられることとなる。このため、電線に対して幹線規制部を安定して固定することが難しくなる。
この点、上記構成によれば、ヒンジ部が分岐線規制部に設けられているため、幹線規制部を幹線に対してテープ巻きにより固定する際に、分岐線規制部に近接した位置にてテープを巻き付けることが可能となる。このため、電線に対して幹線規制部を安定して固定することができる。
上記経路規制部材において、前記分岐線規制部は、前記幹線規制部から延在する基端側延在部と、先端側延在部とを有しており、前記ヒンジ部は、前記基端側延在部の側縁と、前記先端側延在部の側縁との間に設けられていることが好ましい。
同構成によれば、突出部を組付位置と退避位置とに回動可能なヒンジ部を容易に実現することができる。
上記経路規制部材において、前記基端側延在部及び前記先端側延在部には、前記組付位置において凹凸の関係により互いに係合する係合部が設けられていることが好ましい。
同構成によれば、組付位置において、基端側延在部及び先端側延在部は、各々の係合部が互いに係合されることにより位置決めされる。このため、分岐線規制部に分岐線を沿わせた状態でこれらをテープ巻きする際に、先端側延在部がヒンジ部を介して変位することを抑制できる。したがって、分岐線に対して分岐線規制部を容易に固定することができる。
また、上記目的を達成するためのワイヤハーネスは、幹線及び前記幹線から分岐した分岐線を有する電線と、前記電線に沿って設けられることで前記電線の経路を規制する経路規制部材と、を備えたワイヤハーネスであって、前記経路規制部材は、前記幹線がテープ巻きにて固定された固定部を有し、前記幹線の経路を規制する幹線規制部と、前記幹線規制部から延在し、前記分岐線の経路を規制する分岐線規制部と、前記分岐線規制部から突出する突出部と、前記突出部を、前記固定部に巻かれたテープの外周側に位置する組付位置と、当該テープの外周側から退避した退避位置とに回動可能なヒンジ部と、を有する。
同構成によれば、上記経路規制部材の1つ目の作用効果と同様な作用効果を奏することができる。
本発明によれば、経路規制部材を電線に対して容易に固定することができる。
ワイヤハーネスの一実施形態について、電線に経路規制部材が固定された状態を示す斜視図。 同実施形態の経路規制部材について、突出部が組付位置にある状態を示す斜視図。 同実施形態の経路規制部材について、突出部が退避位置にある状態を示す斜視図。 同実施形態の経路規制部材について、突出部が退避位置にある状態を示す斜視図。 同実施形態の作用を説明する図であって、経路規制部材を電線に固定する途中の状態を示す斜視図。
以下、図1〜図5を参照して、一実施形態について説明する。
図1に示すように、ワイヤハーネスは、幹線11及び幹線11から分岐した分岐線12を有する電線10と、電線10に沿って設けられることで電線10の経路を規制する経路規制部材20とを備えている。
まず、電線10について説明する。
図1及び図5に示すように、幹線11の一端には、例えば車両のバッテリに接続されるコネクタ(図示略)が設けられている。また、分岐線12の先端には、例えば車両機器に接続されるコネクタ13が設けられている。
次に、経路規制部材20について説明する。
図1〜図4に示すように、経路規制部材20は、幹線11の経路を規制する幹線規制部30と、幹線規制部30の端部から屈曲して延在し、分岐線12の経路を規制する分岐線規制部40と、分岐線規制部40から突出する突出部70とを備えている。なお、経路規制部材20は、ポリプロピレン(PP)などの樹脂材料により一体成形されている。
図2〜図4に示すように、幹線規制部30は、長尺板状をなす第1壁部31と、第1壁部31の幅方向の一端から屈曲して突出する長尺板状の第2壁部32とを有している。第2壁部32は、第1壁部31の長手方向(以下、第1方向X)の全体にわたって延在している。幹線規制部30は、これら第1壁部31と第2壁部32とにより断面略L字状をなしている。幹線規制部30における分岐線規制部40とは反対側の端部には、第1壁部31及び第2壁部32の双方から外側に向かって突出した抜け止め部33が設けられている。幹線規制部30における抜け止め部33とは反対側の端部には、第1壁部31及び第2壁部32の双方の幅がそれぞれ部分的に拡大された拡幅部34が設けられている。幹線規制部30のうち抜け止め部33と拡幅部34との間の部分は、幹線11と共にテープ巻きされる予定の固定部30aである。
図2〜図4に示すように、分岐線規制部40は、幹線規制部30の端部から第2壁部32の外側に向かって屈曲して延在する基端側延在部50を有している。以降において、基端側延在部50が延在する方向を第2方向Yと称する。なお、本実施形態では、第1方向Xと第2方向Yとが直交している、すなわち、幹線規制部30と基端側延在部50とが直交している。
基端側延在部50は、長尺板状をなす第1壁部51と、第1壁部51の幅方向の一端側から突出する長方形板状の第2壁部52とを有している。第1壁部51は、幹線規制部30の第1壁部31の端部に連なっている。また、第2壁部52は、幹線規制部30の第2壁部32の端部に連なるとともに第1壁部51の第2方向Yの全体にわたって延在している。基端側延在部50は、これら第1壁部51と第2壁部52とにより断面略L字状をなしている。第2壁部52には、第2方向Yに対して長い略長方形状の係合孔53が設けられている。
図3及び図4に示すように、第2壁部52における第1壁部51とは反対側の側縁52aには、第2壁部52よりも薄肉状に形成されたヒンジ部41が連設されている。
ヒンジ部41における第2壁部52とは反対側には、先端側延在部60が連設されている。
先端側延在部60は、ヒンジ部41に連設された側縁64aを有し、第2方向Yに沿って延在する長方形板状の板状部64を有している。板状部64は、ヒンジ部41よりも厚肉状に形成されている。
また、先端側延在部60は、板状部64における幹線規制部30とは反対側から概ね第2方向Yに沿って延在するとともに先端部において屈曲して延在する長尺板状の第1壁部61と、第1壁部61の幅方向の一端側から突出する長尺板状の第2壁部62とを有している。先端側延在部60のうち第1壁部61及び第2壁部62の部分は、断面略L字状をなしている。先端側延在部60の先端部には、第1壁部61及び第2壁部62から外側に向かって突出した抜け止め部63が設けられている。
第2壁部62及び板状部64には、第1方向Xにおいて幹線規制部30から離間する側に向かって突出する突出部70が設けられている。突出部70は、第1方向Xに沿って延在する台形柱状をなしている。突出部70のうち板状部64に連なる斜面71には、嵌合口72が設けられている。例えば車体側の凸部(図示略)と嵌合口72とを嵌合させることで、経路規制部材20が車体に対して組み付けられる。
図4に示すように、板状部64における突出部70とは反対側の面には、基端側延在部50の係合孔53に係合可能な略直方体状の係合突起65が設けられている。なお、図4は、経路規制部材20を図3とは異なる角度から視た斜視図である。
こうした構成を備える経路規制部材20においては、ヒンジ部41により、突出部70が固定部30aの外周側に位置する組付位置(図1及び図2参照)と、固定部30aの外周側から退避した退避位置(図3参照)とに回動可能とされている。
また、図2に示すように、突出部70が組付位置にある状態において、基端側延在部50の第2壁部52と板状部64とがそれらの厚さ方向に重ね合わされるとともに、板状部64の係合突起65が第2壁部52の係合孔53に挿入されて係合される。この状態においては、係合突起65の先端は、係合孔53の内部に埋没しており、第2壁部52の表面から突出していない。なお、本実施形態では、係合孔53と係合突起65とにより本発明に係る係合部90が構成されている。また、この状態においては、基端側延在部50の第1壁部51及び第2壁部52、並びに先端側延在部60の第1壁部61及び第2壁部62によって、分岐線12の所望の経路に沿った規制面が形成される。
また、突出部70が組付位置にある状態において、突出部70と固定部30aとが、固定部30aの長手直交方向(第1方向Xと直交する方向)に互いに間隔をおいて並んでいる。
図1に示すように、ワイヤハーネスにおいては、幹線11に幹線規制部30が沿って設けられるとともに幹線11と共に固定部30aがテープ81によって固定されている。なお、幹線11は幹線規制部30に対して第1方向Xに沿って固定されている。この状態において、突出部70は、幹線11のうち幹線規制部30に固定された部分の軸線を中心とした径方向の外側に位置している。また、分岐線12に分岐線規制部40が沿って設けられるとともに分岐線12と共に基端側延在部50及び先端側延在部60がそれぞれテープ82,83によって固定されている。
次に、電線10に対してテープを用いて経路規制部材20を固定することでワイヤハーネスを製造する方法について説明する。
まず、図5に示すように、突出部70が退避位置にある状態の経路規制部材20の幹線規制部30を幹線11に沿わせる。そして、幹線規制部30の固定部30a(図3参照)と幹線11とをテープ81により固定する。このとき、突出部70は、固定部30aに巻かれたテープ81の外周側に位置している。
次に、突出部70を退避位置から組付位置に回動させることで、基端側延在部50の第2壁部52と板状部64とを重ね合わせるとともに、板状部64の係合突起65を第2壁部52の係合孔53に挿入して係合させる(図2参照)。
次に、図1に示すように、分岐線12を分岐線規制部40に沿わせる。そして、基端側延在部50と分岐線12とをテープ82により固定する。このとき、基端側延在部50のうちヒンジ部41が設けられている部分にテープ82を巻き付けることが好ましい。
最後に、先端側延在部60と分岐線12とをテープ83により固定する。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)経路規制部材20は、幹線11と共にテープ巻きされる予定の固定部30aを有し、幹線11の経路を規制する幹線規制部30と、幹線規制部30から延在し、分岐線12の経路を規制する分岐線規制部40と、分岐線規制部40から突出する突出部70とを備えている。分岐線規制部40は、幹線規制部30から延在する基端側延在部50と先端側延在部60とを有しており、突出部70は、先端側延在部60から突出している。また、基端側延在部50の側縁52aと、先端側延在部60の側縁64aとの間には、ヒンジ部41が設けられている。突出部70は、ヒンジ部41により、固定部30aの外周側に位置する組付位置と、固定部30aの外周側から退避した退避位置とに回動可能とされている。
こうした構成によれば、経路規制部材20には、突出部70を組付位置と退避位置とに回動可能なヒンジ部41が設けられている。このため、幹線規制部30の固定部30aに幹線11を沿わせた状態でこれらをテープ巻きする際に、幹線規制部30の固定部30aの外周側から突出部70を退避させておくことにより、突出部70がテープ81と干渉することを回避できる。したがって、電線10に対して経路規制部材20を容易に固定することができる。
また、例えば幹線規制部30の途中にヒンジ部41を設けることが考えられる。この場合、固定部30aが幹線規制部30のうちヒンジ部41よりも分岐線規制部40とは反対側の部分に設けられることとなる。このため、幹線規制部30を幹線11に対してテープ巻きにより固定する際に、分岐線規制部40から離間した位置にてテープ81が巻き付けられることとなる。このため、電線10に対して幹線規制部30を安定して固定することが難しくなる。
この点、上記構成によれば、ヒンジ部41が分岐線規制部40に設けられているため、幹線規制部30を幹線11に対してテープ巻きにより固定する際に、分岐線規制部40に近接した位置にてテープ81を巻き付けることが可能となる。このため、電線10に対して幹線規制部30を安定して固定することができる。
(2)テープ82は、分岐線規制部40のうちヒンジ部41が設けられた部分に巻き付けられている。
こうした構成によれば、分岐線規制部40を分岐線12に対してテープ巻きにより固定する際に、ヒンジ部41を含む部分がテープ巻きされる。このため、テープ82によって分岐線規制部40の分岐線12への固定と、ヒンジ部41の回動の規制とを同時に行うことができる。
(3)基端側延在部50及び先端側延在部60には、突出部70が組付位置にある状態において、係合孔53及び係合突起65が凹凸の関係により互いに係合する係合部90が設けられている。
こうした構成によれば、基端側延在部50及び先端側延在部60は、突出部70が組付位置にある状態において、係合孔53及び係合突起65が互いに係合されることにより位置決めされる。このため、分岐線12を分岐線規制部40に沿わせた状態でこれらをテープ巻きする際に、先端側延在部60がヒンジ部41を介して変位することを抑制できる。したがって、分岐線12に対して分岐線規制部40を容易に固定することができる。
(4)幹線規制部30、分岐線規制部40、及びヒンジ部41は一体成形されている。
こうした構成によれば、幹線規制部30と分岐線規制部40とが別体に設けられた構成と比較して、経路規制部材20の製造コスト、及びワイヤハーネス製作の工数を低減することができる。
(5)ワイヤハーネスは、幹線11及び幹線11から分岐した分岐線12を有する電線10と、経路規制部材20とを備えている。
こうした構成によれば、上記作用効果(1)〜(4)に準じた作用効果を奏することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・例えば係合孔53と係合突起65とが強固に係合されることでヒンジ部41による回動が阻止されるのであれば、分岐線規制部40のうちヒンジ部41とは異なる部分にテープを巻き付けるようにしてもよい。
・係合孔53に代えて基端側延在部50の第2壁部52に係合突起を設ける一方、係合突起65に代えて先端側延在部60の板状部64に上記係合突起が係合される係合孔を設けるようにしてもよい。
・例えば分岐線規制部40が長い場合には、第2方向Yにおいて複数の係合部90を互いに間隔をおいて設けることもできる。
・本実施形態においては、第1方向Xと第2方向Yとが直交しており、第2方向Yに沿ってヒンジ部41が延在する経路規制部材20について例示した。これに代えて、ヒンジ部の回動中心となる軸線が、第1方向Xと第2方向Yとの双方に直交する方向に沿って延在するものであってもよい。この場合であっても上記作用効果(1)に準じた作用効果を奏することができる。
・分岐線規制部40は、幹線規制部30から直角に屈曲して延在するものに限定されず、幹線規制部30に対して鋭角又は鈍角に屈曲して延在するものであってもよい。
・ヒンジ部を幹線規制部30に設けることもできる。この場合、ヒンジ部の回動中心となる軸線が第1方向Xと第2方向Yとの双方に直交する方向に沿って延在するものであってもよい。
・分岐線規制部40は、幹線規制部30の長手方向における途中の部分から分岐するものであってもよい。
10…電線、11…幹線、12…分岐線、13…コネクタ、20…経路規制部材、30…幹線規制部、30a…固定部、31…第1壁部、32…第2壁部、33…抜け止め部、34…拡幅部、40…分岐線規制部、41…ヒンジ部、50…基端側延在部、51…第1壁部、52…第2壁部、52a…側縁、53…係合孔、60…先端側延在部、61…第1壁部、62…第2壁部、63…抜け止め部、64…板状部、64a…側縁、65…係合突起、70…突出部、71…斜面、72…嵌合口、81…テープ、82…テープ、83…テープ、90…係合部。

Claims (5)

  1. 幹線及び前記幹線から分岐した分岐線を有する電線を備えたワイヤハーネスに適用され、前記電線に沿って設けられることで前記電線の経路を規制する経路規制部材であって、
    前記幹線と共にテープ巻きにて固定される固定部を有し、前記幹線の経路を規制する幹線規制部と、
    前記幹線規制部から延在し、前記分岐線の経路を規制する分岐線規制部と、
    前記分岐線規制部から突出する突出部と、
    前記突出部を、前記固定部の外周側に位置する組付位置と、前記固定部の外周側から退避した退避位置とに回動可能なヒンジ部と、を有することを特徴とする経路規制部材。
  2. 前記ヒンジ部は、前記分岐線規制部に設けられており、
    前記突出部は、前記分岐線規制部のうち前記ヒンジ部よりも先端側の部分から突出していることを特徴とする請求項1に記載の経路規制部材。
  3. 前記分岐線規制部は、前記幹線規制部から延在する基端側延在部と、先端側延在部とを有しており、
    前記ヒンジ部は、前記基端側延在部の側縁と、前記先端側延在部の側縁との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の経路規制部材。
  4. 前記基端側延在部及び前記先端側延在部には、前記組付位置において凹凸の関係により互いに係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の経路規制部材。
  5. 幹線及び前記幹線から分岐した分岐線を有する電線と、前記電線に沿って設けられることで前記電線の経路を規制する経路規制部材と、を備えたワイヤハーネスであって、
    前記経路規制部材は、前記幹線がテープ巻きにて固定された固定部を有し、前記幹線の経路を規制する幹線規制部と、
    前記幹線規制部から延在し、前記分岐線の経路を規制する分岐線規制部と、
    前記分岐線規制部から突出する突出部と、
    前記突出部を、前記固定部に巻かれたテープの外周側に位置する組付位置と、当該テープの外周側から退避した退避位置とに回動可能なヒンジ部と、を有することを特徴とするワイヤハーネス。
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