JP2019028498A - 通知方法、通知装置、および発音装置 - Google Patents

通知方法、通知装置、および発音装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019028498A
JP2019028498A JP2017143671A JP2017143671A JP2019028498A JP 2019028498 A JP2019028498 A JP 2019028498A JP 2017143671 A JP2017143671 A JP 2017143671A JP 2017143671 A JP2017143671 A JP 2017143671A JP 2019028498 A JP2019028498 A JP 2019028498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
notification
pattern
unit
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017143671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019028498A5 (ja
Inventor
利明 中山
Toshiaki Nakayama
利明 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017143671A priority Critical patent/JP2019028498A/ja
Priority to CN201880049022.3A priority patent/CN110998680A/zh
Priority to DE112018003814.9T priority patent/DE112018003814T5/de
Priority to PCT/JP2018/026555 priority patent/WO2019021869A1/ja
Publication of JP2019028498A publication Critical patent/JP2019028498A/ja
Publication of JP2019028498A5 publication Critical patent/JP2019028498A5/ja
Priority to US16/749,364 priority patent/US20200160673A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B6/00Tactile signalling systems, e.g. personal calling systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V1/00Seismology; Seismic or acoustic prospecting or detecting
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B1/00Systems for signalling characterised solely by the form of transmission of the signal
    • G08B1/08Systems for signalling characterised solely by the form of transmission of the signal using electric transmission ; transformation of alarm signals to electrical signals from a different medium, e.g. transmission of an electric alarm signal upon detection of an audible alarm signal
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/18Status alarms
    • G08B21/22Status alarms responsive to presence or absence of persons
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/48Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use
    • G10L25/51Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00 specially adapted for particular use for comparison or discrimination

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】安全な位置にいる対象者への通知を抑制し、安全ではない位置にいる対象者に通知する技術を提供する。
【解決手段】通知システムにおいて制御部は、S110,S120で、超音波出力部にて送信されたパターン音を検知する。パターン音とは、通知領域に対して送信される音波であって、指向性を有する特定のパターンを有する音を表す。制御部は、S130,S140で、パターン音を検知すると対象者に対する通知を行う。
【選択図】図5

Description

本開示は、音波を検知して通知する技術に関する。
下記の特許文献1には、歩行者等の対象者によって所持される所持装置が、車両から発せられる音を検知すると通知を行う技術が提案されている。
特許第467868号公報
特許文献1の技術では、安全でない位置にいる対象者に対して通知を行う場合には、通知が有効に機能するが、車両から発せられる音を検知すれば、車両との関係で安全な位置にいる対象者に対しても通知を行うので、この場合の通知が煩わしいという問題があった。車両以外であっても、安全な位置にいる対象者に対して通知を行う構成は、通知が煩わしいという問題がある。
本開示は、安全な位置にいる対象者への通知を抑制し、安全ではない位置にいる対象者に通知する技術を提供する。
本開示の通知方法は、対象者が所持して行動する所持装置(1B)が実行し、所持装置が予め設定された対象領域(51,52)に位置することを通知する通知方法(S110〜S140)であって、検知工程(S110,S120)と、通知工程(S130,S140)と、を実行する。
検知工程では、音波送信部(20)にて送信されたパターン音を検知する。なお、音波送信部は、対象領域に対して特定のパターンの音を表すパターン音を送信するように構成される。通知工程では、パターン音を検知すると対象者に対する通知を行う。
このような通知方法によれば、パターン音によって形成された対象領域にいる対象者に対して通知を行うので、安全でない領域を対象領域に設定すれば、安全な位置にいる対象者への通知を抑制し、安全ではない位置にいる対象者に通知することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態において、通知システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態において、通知領域の設定例を示す側面図である。 第1実施形態において、通知領域の設定例を示す平面図である。 音場生成装置が出力するパターン音の一例を示す波形図である。 所持装置の制御部が実行する危険通知処理のフローチャートである。 通知例を示す説明図である。 第2実施形態において、通知領域の設定例を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す通知システム1は、対象者が所持して行動する所持装置1Bが予め設定された対象領域内に位置する場合に所持装置1Bが対象者に対して通知を行うシステムである。
ここで、対象者とは、通知の対象となる人物を表す。例えば、対象者には、一般的な歩行者、視覚障碍者等が該当する。また、対象領域とは、対象者にとって危険を及ぼす可能性がある領域、つまり安全でない領域を示す。また、対象領域は、音源に対して特定の方向、角度範囲内のみに設定される。例えば、本実施形態の対象領域は、鉄道駅のプラットホームの端部に設定され、また、音源となるスピーカから下向きの所定の角度範囲内(例えば音軸を中心にその周囲5degの範囲内等)に設定される。
通知システム1は、図1に示すように、音場生成装置1Aと所持装置1Bとを備える。
音場生成装置1Aは、所持装置1Bの外部に配置され、超音波による音場である通知領域51を形成する装置である。音場生成装置1Aは、処理部10と、超音波出力部20とを備える。なお、通知領域51は、対象領域の少なくとも一部を含むように設定され、本実施形態では、通知領域51と対象領域とが一致するものとして説明する。
所持装置1Bは、対象者が所持して行動する装置であり、例えば、携帯電話機、スマートフォン、ウェアラブルコンピュータ(wearable computer)等として構成される。所持装置1Bは、制御部30と、超音波検知部41と、通知部42とを備える。
音場生成装置1Aにおいて、超音波出力部20は、超音波アンプ21と、超音波スピーカ22とを備える。
超音波アンプ21は、処理部10にて生成された信号の波形を予め設定された増幅率となるように増幅して、超音波スピーカ22から出力する。なお、超音波アンプ21は、超音波スピーカ22毎に設けられてもよいし、複数の超音波スピーカ22に対して設けられてもよい。
超音波スピーカ22は、人間の可聴帯域よりも高い周波数(例えば20kHz以上)の空気振動を発生させる超音波発生器であり、例えば、超音波再生に適した圧電スピーカとして構成されている。圧電スピーカには、セラミックスピーカ、ピエゾスピーカ等が含まれる。
超音波スピーカ22は、図2、図3に示すように、鉄道駅のプラットホーム72の天井71において、鉄道車両80の進行方向に沿って並べて配置される。超音波スピーカ22による音波が出力される領域、つまり所持装置1Bによって音波を検知しうる領域を通知領域51と呼ぶ。なお、図2および図3にて示す通知領域51は、超音波スピーカ22によって音波が出力される方向の中心での音圧、つまり音軸での音圧に対して、例えば−6dB以上となる領域を示す。
複数の超音波スピーカ22は、それぞれ、プラットホーム72に配置された点字ブロック等の黄線73とプラットホーム72の端部74との間の領域が、通知領域51内になるよう設定される。複数の超音波スピーカ22は、黄線73およびプラットホーム72の端部74の間の領域を通知領域として、この通知領域の全域が通知領域51となるように、概ね等間隔で配置される。複数の超音波スピーカ22による通知領域51は、互いに一部が重なるように配置されてもよい。
このように通知領域51を設定することで、所持装置1Bがプラットホーム72の端部74に近づくと、対象者に通知を行う構成にすることができる。つまり、通知システム1は、所持装置1Bを所持する対象者に対して、対象者がプラットホーム72の端部74から鉄道車両80の走行領域78に転落する前に、対象者自身に転落の危険が及んでいることを察知させる。
所持装置1Bにおいて、超音波検知部41は、超音波スピーカ22から発せられる音を検知可能なマイクとして構成される。超音波検知部41は、超音波を検知できることが好ましいが、超音波スピーカ22から発せられる音が可聴音に変調されている場合には、この可聴音を検知できる構成であればよい。超音波検知部41は、例えば、音声通話用のマイクを採用することができる。
通知部42は、所持装置1Bの対象者に対する通知を行う周知の構成を備える。通知部42は、例えば、音によって通知を行うためのスピーカ、光によって通知を行う発光部、振動によって通知を行う振動部、臭いによって通知を行う発臭部等として構成することができる。特に、本実施形態では、通知部42は、周知のバイブレータを有する振動部として構成される。
音場生成装置1Aの処理部10および所持装置1Bの制御部30は、それぞれCPU11,31と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ12,32)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。処理部10および制御部30の各種機能は、CPU11,31が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ12,32が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。
また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、非遷移的実体的記録媒体とは、記録媒体のうちの電磁波を除く意味である。また、処理部10および制御部30を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
音場生成装置1Aの処理部10は、CPU11がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、パターン生成部16と、信号生成部17と、を備える。一方、所持装置1Bの制御部30は、CPU31がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、フィルタ部36と、パターン認識部37と、通知判定部38とを備える。
処理部10および制御部30を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部または全部の要素について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現してもよい。
音場生成装置1Aの処理部10において、パターン生成部16の機能では、パターン音を出力するための信号パターンを生成する。パターン音とは、通知領域51に対して送信される音波であって、特定のパターンを有する音を表す。
ここで生成される信号パターンは、例えば図4に示すように、ΔT1の時間だけ発音し、その後、ΔT2の時間だけ無音となるパターンを4周期分と、ΔT3の無音時間とをからなるパターンを連続的に繰り返すパターンとする。
なお、ΔT1、ΔT2は、超音波検知部41の分解能に応じて任意に設定され、例えば、ΔT1、ΔT2は、それぞれ0.8〜25ms程度に設定される。また、ΔT3は、例えば、ΔT1とΔT2との和以上の時間であって、例えば、1.6〜500ms程度に設定される。
超音波を用いる構成では、可聴音に対して波長が短いので、ΔT1、ΔT2をより短時間に設定しても、良好に認識しやすくすることができる。
信号生成部17の機能では、超音波をより低い周波数に変調することによってパターン音を生成し、指向性を有する音として通知領域51に出力する。信号生成部17の機能が指向性を有する音を生成するのは、通知領域51を対象者にとって危険となる領域に限定し、危険とならない領域に通知領域51が広がりにくくするためである。つまり、音軸に近づくと急激に音圧が上がる特性を有する音で通知領域51を生成する。
具体的には、信号生成部17の機能では、所定の周波数(例えば40kHz)を有する振幅一定の超音波の波形を、振幅変調することによって、超音波検知部41が検知可能な周波数(例えば4kHz)であって、かつパターン生成部16にて生成された信号パターンとなるように、振幅が変更された波形を生成する。なお、この波形を生成するためには、振幅一定の超音波の波形を目標とする周波数に振幅変調した後、信号パターンと一致するよう出力レベルを変更するとよい。
なお、所持装置1Bの制御部30は、フィルタ部36、パターン認識部37、通知判定部38の各機能を用いて、後述する危険通知処理を実施する。
[1−2.処理]
次に、所持装置1Bの制御部30が実行する危険通知処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。危険通知処理は、所持装置1Bにおいて危険通知に関する所定のアプリケーションが起動されると開始され、その後、繰り返し実施される処理である。
危険通知処理では、まず、S110で、制御部30はフィルタ部36の機能を用いて、超音波検知部41が検知した音波から、超音波スピーカ22が出力した変調後の周波数に対応する音波を抽出する。この処理では、ソフトウェアの処理として音波を解析し、所定の周波数帯の音波のみを抽出する。なお、周知のバンドパスフィルタ等の周知のハードウェアを用いて本処理を実現してもよい。
続いて、制御部30は、S120で、パターン認識部37の機能を用いて、パターン音を認識する。ここでのパターン音は、パターン生成部16にて生成され、超音波スピーカ22から出力された音波である。この処理では、S110で抽出された周波数の音波が、ΔT1に対応する時間だけ音を検知し、ΔT2に対応する時間以上無音となるパターンがN周期分検知できたかどうかを判定し、N周期分のパターンが検知できている場合にパターン音が検知できたと認識する。ここで、N値は、任意に設定されうるが、例えば、2程度の値に設定される。
続いて、制御部30は、S130で、通知判定部38の機能を用いて、パターン音を検知できたか否かを判定する。制御部30は、S130で、パターン音を検知できていなければ、所持装置1Bが通知領域51外にいるものとして危険通知処理を終了する。
一方、制御部30は、S130で、パターン音を検知できていれば、S140に移行し、図6に示すように、通知部42を構成するバイブレータを振動させることによって対象者81に対する通知を行う。
所持装置1Bを身に付けている対象者81は、通知部42によって通知を受けるので、自身が通知領域51内にいることを認知することができる。
[1−3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)上記の通知システム1において、所持装置1Bの制御部30は、超音波出力部20にて送信されたパターン音を検知する。特に、パターン音は指向性を有する。制御部30は、パターン音を検知すると対象者に対する通知を行う。
このような通知システム1によれば、パターン音によって形成された通知領域51にいる対象者に対して通知を行うので、安全でない領域を通知領域51に設定すれば、安全な位置にいる対象者への通知を抑制し、安全ではない位置にいる対象者に通知することができる。
(1b)上記の通知システム1において音場生成装置1Aは、超音波によってパターン音を生成して超音波出力部20を介して対象領域に送信する。そして、所持装置1Bの制御部30は、超音波出力部20から送信されたパターン音を検知するように構成される。
このような通知システム1によれば、指向性を有する音波、例えば超音波によって生成されたパターン音を用いるので、対象領域をより狭い範囲に設定することができ、このパターン音で形成される通知領域51内に位置する所持装置1Bだけが通知を行う構成にすることができる。
(1c)上記の通知システム1において音場生成装置1Aは、超音波をより低い周波数に変調することによってパターン音で通知領域51を形成し、パターン音を対象領域に送信する。そして、所持装置1Bの制御部30は、超音波出力部20にて送信されたパターン音を検知するように構成される。
このような通知システム1によれば、超音波をより低い周波数に変調した音波を用いてパターン音が生成されるため、所持装置1Bが受信可能な音波の周波数に適合させる構成にすることができる。
(1d)上記の通知システム1において所持装置1Bの制御部30は、通知部42を構成するバイブレータを振動させることによって対象者に対する通知を行うように構成される。
このような通知システム1によれば、振動によって通知を行うので、対象者が視覚障碍者である場合や環境音が大きな領域に対象者が位置する場合であっても、良好に通知を行うことができる。
(1e)上記の通知システム1において音場生成装置1Aの処理部10は、パターン生成部16および信号生成部17の機能で、指向性を有する特定のパターンの音を表すパターン音を含む音波信号を生成するように構成される。超音波出力部20は、対象領域に対して音波信号に基づく音波を出力するように構成される。
このような通知システム1によれば、対象領域に対して指向性を有するパターン音を発するので、対象領域内にてこのパターン音を検知できるようにすれば、対象者が対象領域内に位置することを通知することができる。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態の通知システム1では、音場生成装置1Aはプラットホーム72の天井71に配置され、対象領域および通知領域51が鉄道駅のホームの端部に設定された。これに対し、第2実施形態の通知システム2では、図7に示すように、音場生成装置1Aが乗用車等の道路を走行する車両86に搭載され、対象領域および通知領域52が道路上に設定される点で、第1実施形態と相違する。
[2−2.構成]
第2実施形態の通知システム2では、図7に示すように、音場生成装置1Aは車両86に搭載され、超音波スピーカ22は、車両86の進行方向を向く面において進行方向に向けて配置される。特に本実施形態では、超音波スピーカ22は、車両86の前面にて車両前方に向けて配置される。
なお、超音波スピーカ22は、少なくとも1つ配置されていればよい。また、超音波スピーカ22は、車両の後面にて車両後方に向けて配置されていてもよい。前面側の超音波スピーカ22と後面側の超音波スピーカ22とを配置する場合には、処理部10が車両の進行方向を検知し、車両の進行方向側の超音波スピーカ22のみが作動するようにしてもよい。
本実施形態の構成では、車両86の進行方向側の道路上に対象領域が設定され、この対象領域と一致するように、超音波スピーカ22による音場としての通知領域52が形成される。この通知領域52内に所持装置1Bを所持する対象者87が存在すれば、第1実施形態の構成と同様に通知を行うことができる。
なお、音場生成装置1Aおよび所持装置1Bが実行する処理については第1実施形態の通知システム1と同様の処理を採用することができる。
[2−3.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1a)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2a)第2実施形態の通知システム2では、車両86の進行方向側に通知領域52が形成されるので、車両86の進路上に位置する対象者87に対する通知を行うことができる。よって、車両86の走行音が小さい場合であっても、車両86が接近することを良好に対象者87に通知することができる。
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3a)上記実施形態では、音場生成装置1Aが生成するパターン音として、音圧の強弱を変化させる音波を生成したが、これに限定されるものではない。音場生成装置1Aは、例えば、音の周波数を変化させることによるパターン音や、複数の周波数の音の合成によるパターン音を生成してもよい。また、音場生成装置1Aは、音圧の強弱、音の周波数の変化、複数の周波数の音の合成、等を組み合わせたパターン音を生成してもよい。
(3b)上記実施形態では、音場生成装置1Aが超音波変調によって可聴音のパターン音を生成したが、超音波音域(例えば、20kHz以上)のパターン音を生成してもよい。
このような構成によれば、超音波音域が環境音に含まれにくい音域であるため、パターン音の誤検知を抑制することができる。
(3c)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(3d)上述した通知システム1の他、当該通知システム1の構成要素となる各装置、当該通知システム1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、通知方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
[4.実施形態の構成と本開示の構成との対応関係]
上記実施形態において音場生成装置1Aは本開示でいう発音装置に相当し、所持装置1Bは本開示でいう通知装置に相当する。また、上記実施形態においてパターン生成部16、信号生成部17は本開示でいう音波生成部に相当し、超音波出力部20は本開示でいう音波出力部および音波送信部に相当する。
また、上記実施形態において通知部42は本開示でいう振動部に相当する。また、上記実施形態において制御部30が実行するS110〜S140の処理は、本開示でいう通知方法に相当し、特に、S110,S120の処理は本開示でいう検知工程および検知部に相当し、S130,S140の処理は本開示でいう通知工程および通知部に相当する。
1,2…通知システム、1A…音場生成装置、1B…所持装置、0…処理部、11…CPU、12…メモリ、16…パターン生成部、17…信号生成部、20…超音波出力部、21…超音波アンプ、22…超音波スピーカ、30…制御部、31…CPU、36…フィルタ部、37…パターン認識部、38…通知判定部、41…超音波検知部、42…通知部、51,52…通知領域、71…天井、72…プラットホーム、73…黄線、74…端部、78…走行領域、80…鉄道車両、81,87…対象者、86…車両。

Claims (6)

  1. 対象者が所持して行動する所持装置(1B)が実行し、前記所持装置が予め設定された対象領域(51,52)に位置することを通知する通知方法(S110〜S140)であって、
    前記対象領域に対して特定のパターンの音を表すパターン音を送信する音波送信部(20)にて送信された前記パターン音を検知する検知工程(S110,S120)と、
    前記パターン音を検知すると前記対象者に対する通知を行う通知工程(S130,S140)と、
    を実行する通知方法。
  2. 請求項1に記載の通知方法であって、
    前記検知工程では、超音波によって前記パターン音を生成して前記対象領域に送信する音波送信部にて送信された前記パターン音を検知する
    通知方法。
  3. 請求項2に記載の通知方法であって、
    前記検知工程では、超音波をより低い周波数に変調することによって前記パターン音を生成して前記対象領域に送信する音波送信部にて送信された前記パターン音を検知する
    通知方法。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の通知方法であって、
    前記通知工程では、振動部(42)を振動させることによって前記対象者に対する通知を行う
    通知方法。
  5. 対象者にて所持され、前記対象者が予め設定された対象領域(51,52)に位置することを通知するように構成された通知装置(1B)であって、
    前記対象領域に対して特定のパターンの音を表すパターン音を送信する音波送信部(20)にて送信された前記パターン音を検知するように構成された検知部(S110,S120)と、
    前記パターン音を検知すると前記対象者に対する通知を行うように構成された通知部(S130,S140)と、
    を備える通知装置。
  6. 予め設定された対象領域に対して音波を発するように構成された発音装置(1A)であって、
    特定のパターンの音を表すパターン音を含む音波信号を生成するように構成された音波生成部(16、17)と、
    前記対象領域に対して前記音波信号に基づく音波を出力するように構成された音波出力部(20)と、
    を備える発音装置。
JP2017143671A 2017-07-25 2017-07-25 通知方法、通知装置、および発音装置 Pending JP2019028498A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017143671A JP2019028498A (ja) 2017-07-25 2017-07-25 通知方法、通知装置、および発音装置
CN201880049022.3A CN110998680A (zh) 2017-07-25 2018-07-13 通知方法、通知装置以及发声装置
DE112018003814.9T DE112018003814T5 (de) 2017-07-25 2018-07-13 Benachrichtigungsverfahren, Benachrichtigungsvorrichtung und Geräuscherzeugnungsvorrichtung
PCT/JP2018/026555 WO2019021869A1 (ja) 2017-07-25 2018-07-13 通知方法、通知装置、および発音装置
US16/749,364 US20200160673A1 (en) 2017-07-25 2020-01-22 Notification method, notification device, and sound generation device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017143671A JP2019028498A (ja) 2017-07-25 2017-07-25 通知方法、通知装置、および発音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019028498A true JP2019028498A (ja) 2019-02-21
JP2019028498A5 JP2019028498A5 (ja) 2019-10-17

Family

ID=65039620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017143671A Pending JP2019028498A (ja) 2017-07-25 2017-07-25 通知方法、通知装置、および発音装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20200160673A1 (ja)
JP (1) JP2019028498A (ja)
CN (1) CN110998680A (ja)
DE (1) DE112018003814T5 (ja)
WO (1) WO2019021869A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11223939B1 (en) * 2019-07-31 2022-01-11 United Services Automobile Association (Usaa) Environmental conditions monitoring system

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02254388A (ja) * 1989-03-29 1990-10-15 Efupure Kk 建設現場用危険警報器
JPH08297798A (ja) * 1995-04-25 1996-11-12 Azuma Shokai:Kk 警報音発生方法及び装置
JPH10237906A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Sakai Heavy Ind Ltd 建設機械の作業者検知装置
JP2001134894A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Kenwood Corp 緊急車両検出システム、緊急車両検出装置、緊急車両検出方法及び記録媒体
JP2002329297A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Nippon Signal Co Ltd:The 危険検出システム
JP2002354573A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 超指向性スピーカー装置
JP2006127038A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Heim:Kk 事故防止システム
JP2010160121A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Toyota Industries Corp 超音波送受信装置
JP2011050184A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Tabuchi Electric Co Ltd 電動車両および車両接近報知装置
JP2012510117A (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 サンドヴィック マイニング アンド コンストラクション アールエスエー プロプライアタリー リミテッド 警告システム
JP2012243177A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 歩行者転落監視システム
JP5203525B1 (ja) * 2012-06-29 2013-06-05 有限会社アムカ 親子局危険検出装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5173881A (en) * 1991-03-19 1992-12-22 Sindle Thomas J Vehicular proximity sensing system
CN1149160C (zh) * 1999-06-19 2004-05-12 哈密铁路分局哈密电务段 无线寻呼式机车车辆接近人身安全防护报警系统
JP4113913B2 (ja) * 2006-09-04 2008-07-09 松下電器産業株式会社 危険判定装置、危険判定方法、危険通知装置、及び、危険判定プログラム
US7772996B2 (en) * 2007-05-25 2010-08-10 Spot Devices, Inc. Alert and warning system and method
US20090013939A1 (en) * 2007-07-13 2009-01-15 Whitlock International, L.L.C. Apparatus and method for restricting movement of an animal into or out of a defined area
CN201240379Y (zh) * 2008-04-15 2009-05-20 广州市地下铁道总公司 应用于城市轨道交通站台的激光探测装置
CN201425761Y (zh) * 2009-06-18 2010-03-17 重庆交通大学 开放式公共场所定域语音警示装置
JP2011096130A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Toshiba Corp 介助犬を伴う視覚障がい者用の移動体接近警告システム、同システムに用いられる移動体搭載用の超音波発生装置及び同システムに用いられる超音波受信装置
CN201796461U (zh) * 2010-07-21 2011-04-13 文理书院 火车月台候车安全提示器
CN202213531U (zh) * 2011-07-08 2012-05-09 山东科技大学 公交车防挤撞报警装置
CN202534106U (zh) * 2012-05-14 2012-11-14 北京仁佳科技有限公司 超声波报警器
CN203325152U (zh) * 2013-07-13 2013-12-04 边伟 一种施工安全防护报警装置
CN203931091U (zh) * 2014-05-06 2014-11-05 宁波职业技术学院 一种儿童手镯
CN104316804A (zh) * 2014-11-10 2015-01-28 国家电网公司 用于变电站的超声波定位检测报警器
CN105894722A (zh) * 2014-12-01 2016-08-24 徐绍英 孩童室内安全监控装置
CN205098042U (zh) * 2015-08-27 2016-03-23 苏州经贸职业技术学院 用于汽车的测距系统以及载有该系统的汽车
CN106004931B (zh) * 2016-06-07 2018-02-09 深圳航天科技创新研究院 一种基于无线测距技术的列车接近告警系统及方法
CN205670374U (zh) * 2016-06-15 2016-11-02 张铭笑 袖珍式个人防撞报警器
CN106383351A (zh) * 2016-10-21 2017-02-08 苏州工业职业技术学院 一种超声波智能测距报警系统及追尾防撞方法和超车侧向防撞方法
CN206187051U (zh) * 2016-11-11 2017-05-24 兰州铁路局兰州工务机械段 一种使用次声波效应的铁道维修施工安全报警装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02254388A (ja) * 1989-03-29 1990-10-15 Efupure Kk 建設現場用危険警報器
JPH08297798A (ja) * 1995-04-25 1996-11-12 Azuma Shokai:Kk 警報音発生方法及び装置
JPH10237906A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Sakai Heavy Ind Ltd 建設機械の作業者検知装置
JP2001134894A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Kenwood Corp 緊急車両検出システム、緊急車両検出装置、緊急車両検出方法及び記録媒体
JP2002329297A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Nippon Signal Co Ltd:The 危険検出システム
JP2002354573A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 超指向性スピーカー装置
JP2006127038A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Heim:Kk 事故防止システム
JP2012510117A (ja) * 2008-11-25 2012-04-26 サンドヴィック マイニング アンド コンストラクション アールエスエー プロプライアタリー リミテッド 警告システム
JP2010160121A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Toyota Industries Corp 超音波送受信装置
JP2011050184A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Tabuchi Electric Co Ltd 電動車両および車両接近報知装置
JP2012243177A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 歩行者転落監視システム
JP5203525B1 (ja) * 2012-06-29 2013-06-05 有限会社アムカ 親子局危険検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019021869A1 (ja) 2019-01-31
US20200160673A1 (en) 2020-05-21
CN110998680A (zh) 2020-04-10
DE112018003814T5 (de) 2020-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9560440B2 (en) Apparatus and method for detecting location of moving body, lighting apparatus, air conditioning apparatus, security apparatus, and parking lot management apparatus
RU2017120482A (ru) Система предупреждения пешеходов
JP2016502311A (ja) レーザマイクロフォンを使用することでスピーチに関連した音声信号を検出するためのシステム及び方法
US8693285B2 (en) Sound generation system, ultrasonic wave emitting device, and ultrasonic wave emitting method
JP6274497B2 (ja) パラメトリックスピーカ
JP5634649B2 (ja) 車両接近報知音発生装置
US20110032087A1 (en) Vehicle presence notification apparatus
US20160161595A1 (en) Narrowcast messaging system
US20190124446A1 (en) Methods, systems, and computer readable media for a phase array directed speaker
US9855893B2 (en) Generating an audio signal with a configurable distance cue
US10625670B2 (en) Notification device and notification method
US20200160673A1 (en) Notification method, notification device, and sound generation device
WO2020072116A2 (en) System and method for acoustic detection of emergency sirens
US11046246B2 (en) Alarm apparatus and alarming method
US20070146123A1 (en) Multi-tone back-up alarm
US7463165B1 (en) Directional back-up alarm
JP2009187355A (ja) 移動体検知・警報装置
JP4683136B2 (ja) 車両存在報知装置
JP2019028498A5 (ja)
WO2019049827A1 (ja) 超音波出力装置、および発音制御方法
JP2016001774A (ja) 音声報知装置
JP5943046B2 (ja) スピーカ装置及び電子機器
JP2019059400A5 (ja)
JP2007241964A (ja) 緊急通報装置
JP2017226346A (ja) 車両接近通知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200707

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200908