JP2002354573A - 超指向性スピーカー装置 - Google Patents

超指向性スピーカー装置

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JP2002354573A
JP2002354573A JP2001154390A JP2001154390A JP2002354573A JP 2002354573 A JP2002354573 A JP 2002354573A JP 2001154390 A JP2001154390 A JP 2001154390A JP 2001154390 A JP2001154390 A JP 2001154390A JP 2002354573 A JP2002354573 A JP 2002354573A
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speaker
speaker device
directional
sound
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Application number
JP2001154390A
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English (en)
Inventor
Susumu Fujiwara
奨 藤原
Shinichi Sakai
新一 酒井
Masayuki Inui
正幸 乾
Kazuhiro Matsuo
和宏 松尾
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Central Japan Railway Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯域を有する可聴音を指向性放射することは
困難であるために、例えば音声アナウンスシステムにお
いて特定の利用者に対して音声アナウンスを指向性放射
することができず、例えば危険な状況の利用者に早急か
つ的確に注意指示を送る音声アナウンスを提供すること
ができないという課題があった。 【解決手段】 可聴音信号であるアナウンス信号を生成
する音源16と、超音波帯域に属する搬送波を利用し
て、アナウンス信号の音響放射特性を制御する音響放射
制御器18と、音響放射制御器18によって音響放射特
性が制御されたアナウンス信号を音声アナウンスとして
放射するスピーカー9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可聴音を指向性
放射する超指向性スピーカー装置に係るものであり、特
に駅のプラットホームで可聴音の音声アナウンスによっ
て情報提供を行う超指向性スピーカー装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、駅のプラットホーム(以下、ホ
ームと略す)にいる不特定多数の利用者に対して、列車
の発着情報や危険回避の注意指示、迷子の案内など、駅
からの情報を提供する際の手段は、通常のスピーカー装
置から放射される音声情報(以下、音声アナウンスとい
う)によって行われている。
【0003】音声アナウンスは、人間が聞き取ることの
できる可聴帯域(約20Hz〜20kHz)に属する可
聴音であり、一般には単一周波数ではなく、ある程度の
帯域を有している。マイクロフォンを介した駅員の言葉
やテープレコーダーに記録された音声言語、音楽・ブザ
ー・チャイムなどが音声アナウンスの例として挙げられ
る。
【0004】図7,8は駅のホームに設置される従来の
スピーカー装置の構成をそれぞれ示す図であり、図7は
スピーカー装置の側面図、図8は保護ネットの一部を外
した状態のスピーカー装置の前面図である。
【0005】図7,8において、100はスピーカー装
置の筐体、101は筐体100内の任意位置に固定され
た複数個のスピーカーユニット、102はスピーカーユ
ニット101を保護する保護ネット、103はスピーカ
ーユニット101に接続されたスピーカーコード、10
4は不図示の音源と接続される外部端子盤である。
【0006】次に動作について説明する。外部端子盤1
04に接続される音源からのアナウンス信号は、筐体1
00に固定されたスピーカーユニット101に対してス
ピーカーコード103を介して供給される。スピーカー
ユニット101は、アナウンス信号の周波数に対応して
振動し、振動によって音声アナウンスを発生して空気中
に伝播させる。このときのスピーカー装置の指向特性は
図9のようになり、符号105が従来のスピーカー装置
の指向特性を表している。
【0007】図9から分かるように、音声アナウンスは
指向特性105で放射され、スピーカーユニット101
の正面方向(図9の0度方向)以外にも、スピーカーユ
ニット101から様々な方向に広がって放射される。こ
れにより、広範囲かつ不特定多数のホームの利用者に対
して、駅からの案内情報を音声アナウンスとして提供す
る。
【0008】しかしながら、隣接するホーム同士や同一
ホームの各スピーカー装置から異なる音声アナウンスが
図9の指向特性105で同時放射されると、音声アナウ
ンスが相互に混在して聞き取りにくくなってしまう。
【0009】例えば列車の発着にともなって、ホーム上
にいる実際に危険な状況の利用者に対して危険回避の注
意指示を従来のスピーカー装置で行うと、同時提供され
る列車発着の音声アナウンスと混在してしまうことにな
る。また、ホーム全体の利用者へ音声アナウンスを放射
してしまうため、漠然とした注意指示になって聞き流さ
れてしまうこともある。
【0010】以上のような問題は、狙った方向・対象だ
けに音声アナウンスを鋭い指向特性で指向性放射して案
内情報や注意指示を提供することによって解決できる。
しかしながら、音声アナウンスは一般に帯域を有する可
聴音なので、従来のスピーカー装置で音声アナウンスを
指向性放射することは種々のパラメータの設定が非常に
難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のスピーカー装置
は以上のように構成されているので、帯域を有する可聴
音を指向性放射することは困難であるという課題があっ
た。
【0012】また、従来のスピーカー装置は、複数の異
なる音声アナウンスが同時放射されると、音声アナウン
スによる情報内容が聞き取りにくくなってしまうという
課題があった。
【0013】とりわけ、危険な状況の利用者に対して音
声アナウンスによる注意指示を行う場合には、危険な状
況の利用者の存在を確実に把握すると共に、これに応じ
て早急かつ的確に注意指示の音声アナウンスを提供する
ためのスピーカー装置が必要である。
【0014】そして、残念なことに、列車へ飛込自殺を
しようとする直前の特殊状況下の利用者も稀に存在す
る。このような特殊状況下の利用者を確実に発見すると
同時に、パニックや野次馬によって事態を悪化させない
ためにも、この利用者だけに音声アナウンスを指向性放
射できるスピーカー装置があれば、音声アナウンスによ
る説得を行って個人的にも社会的にも大きな損害を回避
できる可能性が高くなる。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、帯域を有する可聴音を指向性放射
する超指向性スピーカー装置を構成することを目的とす
る。
【0016】また、この発明は、複数の異なる音声アナ
ウンスが同時放射されても、音声アナウンスによる情報
内容を確実に聞き取ることができる超指向性スピーカー
装置を構成することを目的とする。
【0017】さらに、この発明は、危険な状況の利用者
や特殊状況下の利用者の存在を確実に把握すると共に、
これに応じて早急かつ的確に注意指示の音声アナウンス
を提供する超指向性スピーカー装置を構成することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る超指向性
スピーカー装置は、可聴音信号を生成する音源と、超音
波帯域に属する搬送波を利用して、可聴音信号の音響放
射特性を制御する音響放射制御器と、音響放射制御器に
よって音響放射特性が制御された可聴音信号が入力され
て可聴音を放射するスピーカーとを備えるようにしたも
のである。
【0019】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、超音波帯域に属する搬送波を生成する搬送波生成部
と、音源が生成した可聴音信号に搬送波を加算する加算
部とを音響放射制御器が備えるようにしたものである。
【0020】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、密に配列された複数の振動子をスピーカーが備え、
音響放射制御器によって音響放射特性が制御された可聴
音信号が振動子へそれぞれ入力されるようにしたもので
ある。
【0021】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、駅のプラットホームに適用されて、プラットホーム
の利用者に可聴音を音声アナウンスとして放射するよう
にしたものである。
【0022】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、スピーカーから放射された搬送波である超音波の受
信レベルに応じてセンサー信号を出力する超音波受波器
ユニットを備え、プラットホームの警告線よりも線路寄
りにいるプラットホーム上の利用者によって超音波が遮
られるように、少なくとも各1台ずつのスピーカーおよ
び超音波受波器ユニットをプラットホーム上にそれぞれ
設けるようにしたものである。
【0023】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、予め設定した規定レベルとセンサー信号のレベルと
を比較して、センサー信号のレベルが規定レベルより低
い場合に、音源を制御してアナウンス信号を出力させる
比較器を備えるようにしたものである。
【0024】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、複数の振動子を配列する台座をスピーカーが備える
とともに、鉛直方向に長い辺を有する矩形形状に台座を
形成するようにしたものである。
【0025】この発明に係る超指向性スピーカー装置
は、視線方向を変化させてプラットホーム上を監視する
監視用モニターカメラを備え、音声アナウンスの放射方
向を視線方向と一致するように監視用モニターカメラに
スピーカーを組み込むようにしたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1,2はこの発明の実施の形態1によ
る超指向性スピーカー装置を駅のプラットホームに適用
した状態をそれぞれ示す図であり、図1は正面図、図2
は上面図である。
【0027】図1,2において、1は駅のプラットホー
ム(以下、ホームと略す)、2は線路、3はホーム1の
天井、4は線路2を走る列車、5はホーム1の線路2寄
りに設けられた点字ブロックおよび黄色線による線路2
用の警告線、6はホーム1の利用者である。利用者6
は、ホーム1上を警告線5よりも線路2寄りに立ってお
り、列車4の発着などによって危険な状態となるので、
危険回避の注意指示や場合によっては説得を必要とする
状態にある。
【0028】7はホーム1の一端に設置された監視方向
可変の監視用モニターカメラ、8は監視用モニターカメ
ラ7のモニターカメラ部、9は超指向性スピーカー装置
のスピーカー、10はスピーカー9から放射される約2
0kHz以上の超音波帯域に属する超音波である。スピ
ーカー9は、監視用モニターカメラ7に組み込まれてお
り、モニターカメラ部8の視線と一致する方向へ超音波
10や音声アナウンス(可聴音)を鋭く指向性放射す
る。
【0029】11はホーム1の他端に設置した超音波受
波器ユニット、12は超音波受波器ユニット11に設置
されている複数個の超音波センサーである。超音波セン
サー12は、スピーカー9からの超音波10を受信し
て、超音波10の受信レベルに応じた電圧レベルのセン
サー信号を出力する。
【0030】監視用モニターカメラ7のスピーカー9は
超音波10を連続放射しており、この超音波10は、警
告線5よりも線路2寄りに立っているホーム1上の利用
者6によって遮られるように、超音波受波器ユニット1
1の超音波センサー12へ伝播する。そして、この実施
の形態1の超指向性スピーカー装置は、超音波10を遮
る利用者6だけに超音波10と共に音声アナウンスを放
射する仕組みになっている。
【0031】続いて、この発明の実施の形態1による超
指向性スピーカー装置の各構成について説明する。ま
ず、超指向性スピーカー装置のスピーカー9について説
明する。図3,4はスピーカー9の構成をそれぞれ示す
図であり、図3は側面図、図4は正面図である。図1,
2と同一符号は同一または相当する構成である。
【0032】図3,4において、13は矩形形状の台
座、14は台座13に合せて配列された複数個の振動
子、15は各振動子14と接続された信号供給線であ
る。スピーカー9の振動子14は、セラミックなどの小
口径の薄膜振動板であり、その構造的な条件から超音波
帯域で振動し、後述する構成・動作によって超音波10
や音声アナウンスをそれぞれ放射する。
【0033】スピーカー9から放射される音波の音圧レ
ベルの向上を狙って、複数個の振動子14を台座13に
配列している。振動子14に関する配列条件は特に限定
されるものではなく、振動子14の個数に応じて、スピ
ーカー9を適当な大きさに成形することができ、トータ
ルの出力音圧レベルを調整することができる。
【0034】なお、図1,2の超指向性スピーカー装置
に適用する際には、この振動子14の配列を次のように
工夫している。つまり、図4に示すように、台座13の
矩形形状は鉛直方向に長い辺を有しており、この台座1
3の矩形形状に合せて振動子14が配列されるので、超
音波10や音声アナウンスは鉛直方向の放射幅Mでスピ
ーカー9から放射される。
【0035】次に超指向性スピーカー装置の全体的な構
成について説明する。図5はこの発明の実施の形態1に
よる超指向性スピーカー装置の構成を示す図である。図
1〜4と同一符号は同一または相当する構成である。
【0036】図5において、16は音源であり、利用者
6の利用状況に対応した音声アナウンス(可聴音)を電
気的に生成したアナウンス信号(可聴音信号)を出力す
る。17は制御段であり、超音波帯域に属する搬送波を
利用して音源16が生成したアナウンス信号の音響放射
特性(指向性)を制御すると共に、超音波センサー12
からのセンサー信号の電圧レベルによって音源16を制
御する。
【0037】制御段17には、音響放射制御器18と比
較器19とが設けられている。音響放射制御器18にお
いて、20は搬送波生成部、21は加算部であり、この
簡単な構成で音声アナウンスの音響放射特性(指向特
性)を制御することができる。搬送波生成部20は超音
波帯域の搬送波を生成するものであり、搬送波はスピー
カー9から放射されて超音波10になる。また、加算部
21は音源16がアナウンス信号を生成すると、このア
ナウンス信号と搬送波とを加算して出力する。
【0038】また、制御段17の比較器19は、超音波
センサー12からのセンサー信号の電圧レベルを規定レ
ベルと比較し、この比較結果に応じて音源16のアナウ
ンス信号を音響放射制御器18の加算部21へ供給する
か否かを制御する。22は増幅器であり、搬送波やアナ
ウンス信号を加算部21から受けてこれらを増幅し、信
号供給線15を介してスピーカー9の各振動子14へ出
力する。
【0039】以上の図1〜5を踏まえて、この発明の実
施の形態1による超指向性スピーカー装置の動作につい
て説明する。まず始めに、超指向性スピーカー装置が音
声アナウンスを指向性放射する際の動作について説明す
る。
【0040】図5において、音源16からのアナウンス
信号は、制御段17の音響放射制御器18へ入力され
る。音響放射制御器18では、搬送波生成部20によっ
て超音波帯域の搬送波が生成されており、加算部21に
よってアナウンス信号に搬送波が加算されて音響放射制
御器18から出力される。
【0041】音響放射制御器18の出力は、増幅器22
によって増幅され、信号供給線15を介してスピーカー
9の各振動子14へそれぞれ入力される。振動子14は
増幅器22の出力に応じて振動し、超音波10と共に音
声アナウンスを放射する。
【0042】搬送波生成部20が生成する搬送波は、振
動子14から放射される際に超音波10となって鋭い指
向特性を示すので、搬送波に加算されたアナウンス信号
も超音波10と共に鋭い指向特性の音声アナウンスとな
って振動子14から放射されるようになる。
【0043】図6はこの発明の実施の形態1による超指
向性スピーカー装置の指向特性を示す図である。図6に
おいて、23はスピーカー9から放射された音声アナウ
ンスの非常に直線性に優れた指向特性である。音声アナ
ウンスはスピーカー9の向う方向(図4の台座13の法
線方向が0°方向に相当)にのみ指向特性23で鋭く指
向性放射される。
【0044】このように、音響放射制御器18がアナウ
ンス信号に搬送波を加算して、振動子14から超音波と
共に音声アナウンスも指向性放射するようにしているの
で、超音波の指向特性を利用して鋭い指向特性23の音
声アナウンスを利用者6に提供することができる。超音
波10は人間には聞き取ることのできない非可聴音であ
るため、可聴音の音声アナウンスと加算されていても利
用者6の聞き取りの邪魔になることはない。
【0045】そして、音源16、音響放射制御器18、
増幅器22、スピーカー9によって構成される超指向性
スピーカー装置をホーム1の情報提供手段として用いる
ことで、ホーム1の狙った方向へ音声アナウンスを指向
性放射できるようになり、異なる超指向性スピーカー装
置から提供される音声アナウンスが相互に混在しなくな
り、提供された情報内容の聞き取りを容易にすることが
できる。
【0046】次に、ホーム1に適用された超指向性スピ
ーカー装置の動作を説明する。図1,2に示した超指向
性スピーカー装置は、特に、危険な状況の利用者6に対
する注意指示や、あるいは前述した特殊状況下の利用者
6に対する説得を行うためのものである。
【0047】前述したように、超音波受波器ユニット1
1へ向う超音波10は、利用者6が存在すると遮られる
ようになっている。超音波センサー12は、超音波10
の受信レベルに応じた電圧レベルのセンサー信号を制御
段17の比較器19へ出力し、比較器19は、センサー
信号の電圧レベルを予め設定した規定レベルと比較す
る。この規定レベルは、超音波10がホーム1上で遮ら
れない状態でのセンサー信号の電圧レベルよりも低いレ
ベルとなるように定められている。
【0048】したがって、利用者6が存在する場合に
は、超音波センサー12への超音波10が遮られてセン
サー信号の電圧レベルが低下し、比較器19における規
定レベルとの比較によってセンサー信号の電圧レベルの
低下が検出される。これに対して、利用者6が存在しな
い場合には、超音波10は遮られることなく超音波セン
サー12で受信されてセンサー信号の電圧レベルが高い
値を示し、このときのセンサー信号の電圧レベルは比較
器19において規定レベルを上回る値になる。
【0049】つまり、ホーム1で安全管理上の問題がな
い通常状態であれば、規定レベルより大きな電圧レベル
のセンサー信号が比較器19で検出され、利用者6が存
在する危険状態であれば、規定レベルより小さな電圧レ
ベルのセンサー信号が比較器19によってそれぞれ検出
されるようになっている。
【0050】このように、この実施の形態1では、スピ
ーカー9、超音波センサー12、比較器19によって、
いわば「超音波の監視ライン」を超音波10で生成し、
利用者6の存在の有無を検出判定している。利用者6の
存在が検出されない通常状態であれば、この状態を安全
と判断して通常の音声アナウンスをホーム1に対して提
供する。
【0051】比較器19は、利用者6の存在を検出する
と音源16を制御して、列車4の到着タイミングに合せ
て注意指示のアナウンス信号を音源16から出力する。
このときのアナウンス信号は、例えば「まもなく、△番
線に電車が入ってまいります。危ないですから、黄色い
線の内側までお下がり下さい」等の音声アナウンスにな
る内容である。音源16からのアナウンス信号は、音響
放射制御器18へ入力され、図5で説明したように、音
響放射制御部の加算器で搬送波と加算された後に増幅器
22で増幅され、スピーカー9から超音波10と共に利
用者6だけに音声アナウンスとして指向性放射される。
【0052】つまり、図1,2の超指向性スピーカー装
置は、超音波10を遮る利用者6だけに注意指示の音声
アナウンスを指向性放射するようになっているので、従
来と比較して聞き取りが容易であり、また注意指示に対
する利用者6の自覚を促すことができる。
【0053】ここで、音声アナウンスを利用者6へ提供
する場合に、利用者6の身長には一般に個人差があるの
で、身長の低い利用者6や身長の高い利用者6のいずれ
の耳にも音声アナウンスが聞こえるよう考慮しなければ
ならない。そこでこの実施の形態1では、図3,4に示
すように、スピーカー9の台座13の矩形形状に合せて
複数の振動子14を配列して、利用者6の身長方向(鉛
直方向、上下方向)に長い放射幅Mで超音波10を放射
するようにしている。
【0054】このようにすることで、身長の低い利用者
6は放射幅Mの低い部分の音声アナウンスを聞き取り、
身長の高い利用者6は放射幅Mの高い部分の音声アナウ
ンスを聞き取るようになり、利用者6の身長が異なって
いても、音声アナウンスを提供することができる。
【0055】なお、放射幅Mは、例えば身長の個人差の
統計結果にマージンを持たせて定めるようにすれば良
く、この放射幅Mを実現できるように台座13の矩形形
状の鉛直方向長さを設計する。
【0056】さらに、この実施の形態1では、ホーム1
の安全管理などを行う監視用モニターカメラ7にスピー
カー9を組み込んでおり、「超音波の監視ライン」によ
る監視方法に限定されず、モニターカメラ部8によって
ホーム1の状態を把握し、これに応じて的確な音声アナ
ウンスを任意に提供できるようにしている。
【0057】監視用モニターカメラ7のモニターカメラ
部8は、ホーム1の状態を画像データとして監視できる
ようになっている。スピーカー9の放射方向をモニター
カメラ部8の視線方向と一致させているので、モニター
カメラ部8を用いたホーム1の監視状態では、モニター
カメラ部8の視線方向の変化に合せて超音波10の放射
方向を変化させることが可能となっている。
【0058】これによって、監視対象だけに音声アナウ
ンスを提供することができ、例えば特殊状況下の利用者
6を発見した場合、モニターされるその行動に応じて的
確な音声アナウンスを提供することができる。この際に
は、マイクロフォンを介した駅員などの説得の言葉を音
源16から出力する。
【0059】なお、以上の説明では、スピーカー9を監
視用モニターカメラ7に組み込んだ例について説明した
が、もちろん、監視用モニターカメラ7に組み込まず、
スピーカー9を独立させて超音波受波器ユニット11、
比較器19と共に「超音波の監視ライン」を作り出すよ
うにしても良い。
【0060】さらに、スピーカー9を組み込んだ監視用
モニターカメラ7の設置位置は、ホーム1上の端に限定
されるわけではなく、例えばホーム1の天井3や天井3
を支えるホーム1の柱などに複数設けるようにしても良
い。
【0061】さらに、超音波受波器ユニット11、比較
器19を備えた超指向性スピーカー装置の数は特に限定
されるものではない。例えば線路2が若干カーブした場
所にホーム1が作られているような場合では、これに応
じてホーム1や警告線5もカーブしているため、ホーム
1や警告線5をほぼ直線とみなせる複数の領域に適当に
分割して、複数の超指向性スピーカー装置を各々の領域
毎にそれぞれ備えても良い。この際に、音源16は各超
指向性スピーカー装置で共有しても良いし、個別に設け
るようにしても良い。
【0062】さらに、この実施の形態1による超指向性
スピーカー装置をホーム1に適用する手法は、図1,2
の構成のみに限定されるわけではない。例えば複数の超
指向性スピーカー装置のスピーカー9をホーム1の天井
3に全て設けて、音声アナウンスを鉛直下方へ放射する
ようにしても良い。
【0063】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、アナウンス信号を生成する音源16と、超音波帯域
に属する搬送波を利用してアナウンス信号の音響放射特
性を制御する音響放射制御器18と、音響放射制御器1
8によって音響放射特性が制御されたアナウンス信号を
音声アナウンスとして放射するスピーカー9とを備える
ようにしたので、帯域を有する可聴音としての音声アナ
ウンスを指向性放射できるという効果が得られる。
【0064】また、この実施の形態1によれば、音響放
射制御器18は、超音波帯域に属する搬送波を生成する
搬送波生成部20と、音源16が生成したアナウンス信
号に搬送波を加算する加算部21とを備えるようにした
ので、音声アナウンスの音響放射特性の制御を簡単な構
成で実現できるという効果が得られる。
【0065】さらに、この実施の形態1によれば、密に
配列された複数の振動子14をスピーカー9が備え、音
響放射制御器18によって音響放射特性が制御された可
聴音信号が振動子14へそれぞれ入力するようにしたの
で、トータルの出力音圧レベルを調整できるという効果
が得られる。
【0066】さらに、この実施の形態1によれば、駅の
ホーム1の情報案内手段として超指向性スピーカー装置
を適用するようにしたので、複数の異なる音声アナウン
スが別々のスピーカー9から同時放射されても、音声ア
ナウンスによる情報内容を確実に聞き取ることができる
という効果が得られる。
【0067】さらに、この実施の形態1によれば、超音
波10の受信レベルに応じた電圧レベルのセンサー信号
を出力する超音波受波器ユニット11を備え、警告線5
よりも線路2寄りのホーム1上の利用者6によって超音
波10が遮られるように、少なくともそれぞれ1台ずつ
のスピーカー9および超音波受波器ユニット11をホー
ム1上に設けるようにしたので、センサー信号の電圧レ
ベルの変動によって利用者6の存在を確実に把握するこ
とができるという効果が得られる。
【0068】さらに、この実施の形態1によれば、セン
サー信号の電圧レベルを規定レベルと比較して、電圧レ
ベルが規定レベルより低い場合には、音声アナウンスを
出力するよう音源16を制御する比較器19を備えるよ
うにしたので、利用者6の存在に応じて早急かつ的確に
注意指示の音声アナウンスを提供できるという効果が得
られる。
【0069】さらに、この実施の形態1によれば、振動
子14を配列する台座13の矩形形状の長い辺を鉛直方
向になるようにしたので、放射幅Mを持たせて超音波1
0や音声アナウンスを放射するようになり、利用者6の
身長の個人差に左右されることなく、音声アナウンスを
提供できるという効果が得られる。
【0070】さらに、この実施の形態1によれば、視線
方向を変化させてホーム1を監視する監視用モニターカ
メラ7を備え、その放射方向を視線方向と一致させてス
ピーカー9を監視用モニターカメラ7に組み込むように
したので、監視用モニターカメラ7による監視状態に応
じて的確な音声アナウンスを監視対象へ提供できるとい
う効果が得られる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、可聴
音信号を生成する音源と、超音波帯域に属する搬送波を
利用して、可聴音信号の音響放射特性を制御する音響放
射制御器と、音響放射制御器によって音響放射特性が制
御された可聴音信号が入力されて可聴音を放射するスピ
ーカーとを備えるようにしたので、可聴音の聞き取りを
妨げることのない超音波を利用して可聴音を指向性放射
することができるようになり、帯域を有する可聴音を指
向性放射できるという効果が得られる。
【0072】この発明によれば、超音波帯域に属する搬
送波を生成する搬送波生成部と、音源が生成した可聴音
信号に搬送波を加算する加算部とを音響放射制御器が備
えるようにしたので、可聴音の音響放射特性の制御を簡
単な構成で実現できるという効果が得られる。
【0073】この発明によれば、密に配列された複数の
振動子をスピーカーが備え、音響放射制御器によって音
響放射特性が制御された可聴音信号が振動子へそれぞれ
入力されるようにしたので、スピーカーを適切な大きさ
にすることができ、トータルの出力音圧レベルを調整で
きるという効果が得られる。
【0074】この発明によれば、駅のプラットホームに
適用されて、プラットホームの利用者に可聴音を音声ア
ナウンスとして放射するようにしたので、複数の異なる
音声アナウンスが別々のスピーカーから同時放射されて
も、音声アナウンスによる情報内容を確実に聞き取るこ
とができるという効果が得られる。
【0075】この発明によれば、スピーカーから放射さ
れた搬送波である超音波の受信レベルに応じてセンサー
信号を出力する超音波受波器ユニットを備え、プラット
ホームの警告線よりも線路寄りにいるプラットホーム上
の利用者によって超音波が遮られるように、少なくとも
各1台ずつのスピーカーおよび超音波受波器ユニットを
プラットホーム上にそれぞれ設けるようにしたので、セ
ンサー信号の電圧レベルの変動によって危険な状態の利
用者の存在を確実に把握することができるという効果が
得られる。
【0076】この発明によれば、予め設定した規定レベ
ルとセンサー信号のレベルとを比較して、センサー信号
のレベルが規定レベルより低い場合に、音源を制御して
アナウンス信号を出力させる比較器を備えるようにした
ので、危険な状態の利用者の存在に応じて早急かつ的確
に注意指示の音声アナウンスを提供できるという効果が
得られる。
【0077】この発明によれば、複数の振動子を配列す
る台座をスピーカーが備えるとともに、鉛直方向に長い
辺を有する矩形形状に台座を形成するようにしたので、
放射幅を持たせて超音波や音声アナウンスを放射するよ
うになり、利用者の身長にかかわらず音声アナウンスを
提供することができるという効果が得られる。
【0078】この発明によれば、視線方向を変化させて
プラットホーム上を監視する監視用モニターカメラを備
え、音声アナウンスの放射方向を視線方向と一致するよ
うに監視用モニターカメラにスピーカーを組み込むよう
にしたので、監視用モニターカメラによる監視状態に応
じて的確な音声アナウンスを監視対象へ提供できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による超指向性スピ
ーカー装置を駅のプラットホームに適用した状態を示す
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による超指向性スピ
ーカー装置を駅のプラットホームに適用した状態を示す
図である。
【図3】 スピーカー9の構成を示す図である。
【図4】 スピーカー9の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による超指向性スピ
ーカー装置の構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による超指向性スピ
ーカー装置の指向特性を示す図である。
【図7】 駅のホームに設置される従来のスピーカー装
置の構成を示す図である。
【図8】 駅のホームに設置される従来のスピーカー装
置の構成を示す図である。
【図9】 従来のスピーカー装置の指向特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 プラットホーム(ホーム)、2 線路、3 天井、
4 列車、5 警告線、6 利用者、7 監視用モニタ
ーカメラ、8 モニターカメラ部、9 スピーカー、1
0 超音波、11 超音波受波器ユニット、12 超音
波センサー、13 台座、14 振動子、15 信号供
給線、16 音源、17 制御段、18音響放射制御
器、19 比較器、20 搬送波生成部、21 加算
部、22増幅器、23 指向特性。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 新一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 乾 正幸 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 松尾 和宏 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 Fターム(参考) 5D018 AF16 5D019 AA02 5D020 AC11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可聴音信号を生成する音源と、 超音波帯域に属する搬送波を利用して、上記可聴音信号
    の音響放射特性を制御する音響放射制御器と、 上記音響放射制御器によって上記音響放射特性が制御さ
    れた可聴音信号が入力されて可聴音を放射するスピーカ
    ーとを備えることを特徴とする超指向性スピーカー装
    置。
  2. 【請求項2】 音響放射制御器は、超音波帯域に属する
    搬送波を生成する搬送波生成部と、 音源が生成した可聴音信号に上記搬送波を加算する加算
    部とを備えることを特徴とする請求項1記載の超指向性
    スピーカー装置。
  3. 【請求項3】 スピーカーは、密に配列された複数の振
    動子を備え、音響放射制御器によって音響放射特性が制
    御された可聴音信号が上記振動子へそれぞれ入力される
    ことを特徴とする請求項1記載の超指向性スピーカー装
    置。
  4. 【請求項4】 駅のプラットホームに適用されて、上記
    プラットホームの利用者に可聴音を音声アナウンスとし
    て放射することを特徴とする請求項1から請求項3のう
    ちいずれか1項記載の超指向性スピーカー装置。
  5. 【請求項5】 スピーカーから放射された搬送波である
    超音波の受信レベルに応じてセンサー信号を出力する超
    音波受波器ユニットを備え、 プラットホームの警告線よりも線路寄りにいる上記プラ
    ットホーム上の利用者によって上記超音波が遮られるよ
    うに、少なくとも各1台ずつの上記スピーカーおよび上
    記超音波受波器ユニットを上記プラットホーム上にそれ
    ぞれ設けることを特徴とする請求項4記載の超指向性ス
    ピーカー装置。
  6. 【請求項6】 予め設定した規定レベルとセンサー信号
    のレベルとを比較して、上記センサー信号のレベルが上
    記規定レベルより低い場合に、音源を制御してアナウン
    ス信号を出力させる比較器を備えることを特徴とする請
    求項5記載の超指向性スピーカー装置。
  7. 【請求項7】 スピーカーは、複数の振動子を配列する
    台座を備えるとともに、上記台座は、鉛直方向に長い辺
    を有する矩形形状に形成することを特徴とする請求項5
    記載の超指向性スピーカー装置。
  8. 【請求項8】 視線方向を変化させてプラットホーム上
    を監視する監視用モニターカメラを備え、音声アナウン
    スの放射方向を上記視線方向と一致するように上記監視
    用モニターカメラにスピーカーを組み込むことを特徴と
    する請求項4から請求項7記載の超指向性スピーカー装
    置。
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