JP2010160121A - 超音波送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺環境で発生した超音波と超音波発振装置で発振された超音波とを区別できるようにする。
【解決手段】超音波受信装置11を構成する制御回路26は、信号判定回路25から得られる受信情報の入力に応じて、超音波を所定の時間間隔でn回連続して受信したn回連続受信時点t(n)の時間情報をメモリ27に一時的に記憶させる。判定制御手段28は、超音波の受信に基づいて、n回連続受信時点t(n)より一定周期T前、又は補正周期(T±α)前の超音波のn回連続受信の有無を判断し、前記判断が受信有りの場合には、前記受信が超音波発振装置13の超音波発振による受信であるとの判定を行ない、前記判断が受信無しの場合には、前記受信が超音波発振装置13の超音波発振による受信ではないとの判定を行なう。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波発振装置にて発振された超音波を受信する超音波受信装置を備えた超音波送受信装置に関する。
作業車の近辺で作業する作業者の有無を検知する超音波利用の警報装置が特許文献1に開示されている。超音波送信手段(超音波発振装置)は、作業員に装着されており、超音波受波器は、作業車に装着されている。特許文献1に開示の警報装置では、3つ以上の超音波受波器(超音波受信装置)が作業車に装着されており、各超音波受波器への超音波の到達時間の差に基づいて超音波送信手段の位置(作業者の位置)の算定が行われる。算定した位置が特定領域に存在する場合には、警報が発せられるようになっている。
特開昭63−317794号公報
しかし、超音波を利用して作業者の有無を検知する方式では、以下のような不具合がある。超音波は、周辺環境においても自然に発生している場合があり、例えば拍手をしたときの破裂音には全帯域にわたる周波数成分が含まれており、人に聞こえる音以外に超音波も発生している。そのため、超音波受波器が受信する超音波には周辺環境で発生する超音波も含まれる場合がある。このような場合、周辺環境で発生した超音波の受信を超音波送信手段における発振として検知してしまい、誤警報が発せられてしまう。
本発明は、周辺環境で発生した超音波と超音波発振装置で発振された超音波とを区別できるようにすることを目的とする。
本発明は、超音波発振装置と、超音波を受信する超音波受信装置とを備え、前記超音波受信装置は、前記超音波発振装置によって発振された超音波の受信の有無を判定する判定制御手段を有し、前記超音波発振装置と前記超音波受信装置とは、相対移動可能な位置関係にある超音波送受信装置を対象とし、請求項1の発明では、前記超音波発振装置は、一定周期で超音波を発振し、前記超音波受信装置は、超音波を受信し、前記判定制御手段は、超音波の受信に基づいて、該受信の時間基点より前記一定周期の整数倍前、又は前記一定周期を補正した補正周期の整数倍前の超音波の受信の有無を判断し、前記判断が受信有りの場合には、前記受信が前記超音波発振装置の超音波発振による受信であるとの判定を行ない、前記判断が受信無しの場合には、前記受信が前記超音波発振装置の超音波発振による受信ではないとの判定を行なう。
超音波発振装置は、一定周期で超音波を発振するため、超音波発振装置にて発振された超音波の発振時より1周期後には新たな超音波が超音波発振装置にて発振される。この新たな超音波の発振より1周期前には超音波発振装置にて超音波が発振されており、超音波受信装置がこの1周期前に発振された超音波を受信している。従って、超音波受信装置がこの1周期前に発振された超音波を受信していれば、前記の新たな超音波は、超音波発振装置にて発振された超音波とみなすことができ、超音波受信装置がこの1周期前に発振された超音波を受信していなければ、前記の新たな超音波は、超音波発振装置にて発振された超音波ではないとみなすことができる。
超音波の波形は、伝搬中に減衰して全体的に短くなる場合がある。一定周期を補正した補正周期は、このような場合を考慮したものである。
好適な例では、前記補正周期は、上限周期及び下限周期を有して前記一定周期を含むように補正されている。
好適な例では、前記上限周期は、前記一定周期よりも長く、前記下限周期は、前記一定周期よりも短い。
補正周期は、一定周期をTとすると、例えば、(T±α)のように設定される。
好適な例では、前記判定制御手段は、前記受信が前記超音波発振装置の超音波発振による受信であるとの判定を行なった場合には、警報装置に警報させる指令を行なう。
誤警報のおそれがなくなる。
好適な例では、前記超音波受信装置、前記判定制御手段及び前記警報装置は、産業車両に取り付けられており、前記超音波発振装置は、前記産業車両の周囲にいる人に装着されている。
誤警報による産業車両の作業効率の低下が回避される。
本発明は、周辺環境で発生した超音波と超音波発振装置にて発振された超音波とを区別することができるという優れた効果を奏する。
第1の実施形態を示す側面図。 ブロック図。 判定制御プログラムを表すフローチャート。 判定制御を説明するためのタイミングチャート。 判定制御を説明するためのタイミングチャート。 第2の実施形態を示す判定制御プログラムを表すフローチャート。 判定制御を説明するためのタイミングチャート。 第3の実施形態を示す判定制御プログラムを表すフローチャート。 判定制御を説明するためのタイミングチャート。 判定制御を説明するためのタイミングチャート。 第4の実施形態の判定制御を説明するためのタイミングチャート。 判定制御プログラムを表すフローチャート。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、産業車両であるフォークリフト10には超音波受信装置11が装着されており、フォークリフト10の周囲で作業する人(作業者P1)が着用する作業用帽子12には超音波発振装置13が装着されている。超音波受信装置11と超音波発振装置13とは、相対移動可能な位置関係にある。フォークリフト10には警報装置20が装着されている。
図2に示すように、超音波発振装置13は、バッテリ14と、バッテリ14から電力を得る駆動回路15と、駆動回路15によって駆動される複数の超音波振動子16,17,18,19〔本実施形態では4つ〕とを備えている。駆動回路15は、一定周期で発振信号を生成し、超音波振動子16,17,18,19は、この発振信号により駆動されて超音波を一定周期T(例えば250ms)で所定期間β(例えば10ms)にわたって発振する。超音波振動子16,17,18,19の発振周波数は、例えば40kHzである。4つの超音波振動子16,17,18,19は、作業用帽子12を中心にして超音波が全方位に発振されるように配置されている。
フォークリフト10に装着された超音波受信装置11は、超音波を受信する複数の受信素子21,22〔本実施形態では2つ〕と、受信素子21,22によって受信した超音波を増幅させる増幅器23,24と、信号判定回路25と、制御回路26と、メモリ27とを備えている。信号判定回路25は、受信素子21,22から増幅器23,24を介して入力する受信信号のレベルが予め定めた閾値を超えるか否かを判定する。この判定は、超音波を受信したか否かの判定である。
超音波を発振する超音波発振装置13が受信素子21,22から所定距離に接近すると、受信信号のレベルが予め定めた閾値を超える。受信信号のレベルが前記閾値を超える場合には、信号判定回路25は、受信情報を制御回路26へ出力する。ここにおける受信情報は、受信素子21,22によって超音波を受信した受信時点の情報である。
制御回路26は、受信情報の入力に応じて、受信時点という時間情報をメモリ27に一時的に記憶させる。
警報装置20は、制御回路26の警報指令に応じて、警報音を発生する。
図3は、信号判定回路25、制御回路26及びメモリ27から構成される判定制御手段28によって遂行される判定制御プログラムを表すフローチャートである。以下、図3のフローチャートに従って判定制御プログラムを説明する。
判定制御手段28は、受信信号のレベルが前記閾値を超えるか否か(受信有り?)の判定を行なう(ステップS1)。この判定は、制御周期Δt(例えば1ms)毎に行われる。受信無しの場合(ステップS1においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1を繰り返す。
受信有りの場合(ステップS1においてYES)、判定制御手段28は、n回連続して受信されたか否かの判断を行なう(ステップS2)。つまり、判定制御手段28は、受信有りの回数が期間n×Δt〔nは、予め設定された整数、Δtは制御周期〕の間にわたってn回連続したか否かを判断する。
期間n×Δtは、一定周期T(例えば250ms)で所定期間β(例えば15ms)にわたって発振する超音波発振装置13の連続発振期間βよりも短い期間(例えば10ms)である。期間n×Δtは、超音波発振装置13にて発振された超音波の減衰をも考慮して設定されており、超音波発振装置13にて発振された超音波の波形が減衰によって時間的に最短となるとみなされる長さよりも短い期間に設定されている。つまり、ステップS2は、所定期間βにわたって発振する超音波発振装置13にて発振される超音波の発振期間βよりも短い超音波を予め排除する判断である。これは、周辺環境で発生する超音波と、超音波発振装置13にて発振される超音波との混同の回避に寄与する。
受信有りの状態が期間n×Δtの間にわたって連続しない場合(ステップS2においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1へ移行する。受信有りの状態が期間n×Δtの間にわたって連続した場合(ステップS2においてYES)、判定制御手段28は、ステップS3へ移行する。
ステップS3は、n回連続受信時点t(n)をメモリ27に記憶するステップである。記憶情報であるn回連続受信時点t(n)は、例えば一定周期Tの2倍の時間の経過後には消去される。
ステップS3の処理後、判定制御手段28は、n回連続受信時点t(n)より補正周期前にn回連続受信が有ったか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4における(受信2)は、ステップS1における(受信1)とは異なって、連続した受信である。補正周期は、(T±α)として設定されている。つまり、判定制御手段28は、n回連続受信時点t(n)より補正周期(T±α)前の期間内に、n回連続受信があったか否かをメモリ27における記憶情報に基づいて、判定する。
(T−α)は、一定周期Tより短い下限周期であり、(T+α)は、一定周期Tより長い上限周期である。
n回連続受信時点t(n)より補正周期(T±α)前の期間内にn回連続受信時点の時間情報がメモリ27に記憶されていない場合(ステップS4においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1へ移行する。つまり、ステップS4におけるNOの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13にて発振される超音波を受信したものではないと判定したことになる。
n回連続受信時点t(n)より補正周期(T±α)前の期間内にn回連続受信時点の時間情報がメモリ27に記憶されている場合(ステップS4においてYES)、判定制御手段28は、警報装置20に警報を指令(ステップS5)し、警報装置20が警報音を発する。つまり、ステップS4におけるYESの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13にて発振された超音波を受信したものと判定したことになる。フォークリフト10の運転者P2は、警報装置20の警報音に基づいて、作業者P1のフォークリフト10への接近を認識し、作業者P1のフォークリフト10への接近を考慮したフォークリフト10の操作に注意を払うことになる。
図4のタイミングチャートにおける波形H1,H2,H3は、超音波発振装置13にて一定周期Tで発振された超音波の波形の一例を表し、波形J1,J2,J3は、超音波発振装置13で発振した超音波を超音波受信装置11にて受信した場合の前記閾値以上のレベルの受信波の波形の一例を表す。波形Mは、周辺環境で自然に発生した超音波(環境ノイズ)の波形の一例を表す。波形Jmは、周辺環境で自然に発生した超音波を超音波受信装置11にて受信した場合の前記閾値以上のレベルの受信波の波形mと、波形J1,J2,J3との合成波形を表す。
図4に例示した時間t1は、超音波発振装置13にて発振された超音波の受信波形J2の受信開始時点であり、時間t2は、受信波形J2の受信終了時点である。時間tj(n)は、受信開始時点t1からn回連続して受信したn回連続受信時点を表す。図示の例では、判定制御手段28は、期間〔tj(n),t2〕における受信全てをn回連続受信した時点t(n)と判断する。
図4に例示した時間t3は、環境ノイズである超音波の受信波形mの受信開始時点であり、時間t4は、受信波形mの受信終了時点である。時間tm(n)は、受信開始時点t3からn回連続して受信したn回連続受信時点を表す。図示の例では、判定制御手段28は、期間〔tm(n),t4〕における受信全てをn回連続受信した時点t(n)と判断する。
図4に例示のように、超音波発振装置13にて発振された超音波の波形J2のn回連続受信時点tj(n)(時間基点)より補正周期(T±α)前には、超音波発振装置13にて超音波の波形J1の一部が存在する(つまり、n回連続受信時点が存在する)。しかし、超音波発振装置13にて超音波の波形J1,J2,J3とは重ならない自然発生した超音波の波形mのn回連続受信時点tm(n)(時間基点)より補正周期(T±α)前には、超音波の波形は存在しない(つまり、n回連続受信時点が存在しない)。図3のフローチャートにおけるステップS4は、超音波の波形のn回連続受信時点tm(n)(時間基点)より補正周期(T±α)前における超音波の受信の有無を判定して、超音波の受信が超音波発振装置13にて超音波によるものか否かを区別するステップである。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)超音波発振装置13は、一定周期Tで超音波を発振するため、超音波発信装置13から発振された超音波の発振時より一定周期T後には新たな超音波が超音波発振装置13にて発振される。この新たな超音波の発振より一定周期T前には超音波発振装置13にて超音波が発振されており、超音波受信装置11が一定周期T前に発振された超音波を受信している。超音波受信装置11が時間基点〔n回連続受信時点t(n)〕より一定周期T前に発振された超音波を受信していれば、判定制御手段28は、前記の新たな超音波を超音波発振装置13にて発振された超音波と判定する。超音波受信装置11が時間基点〔n回連続受信時点t(n)〕より一定周期T前に発振された超音波を受信していなければ、判定制御手段28は、前記の新たな超音波を超音波発振装置13にて発振された超音波ではないと判定する。このような判定は、周辺環境で自然に発振された超音波と、超音波発振装置13にて発振された超音波とを的確に区別する。フォークリフト10の運転者P2が作業者P1のフォークリフト10への接近を考慮したフォークリフト10の操作に注意を払うことは、フォークリフト10の作業効率の低下をもたらすが、警報装置20の誤警報によるフォークリフト10の作業効率の低下は回避される。
(2)超音波の波形は、伝搬中に減衰して全体的に短くなる場合がある。図4に示す波形J1,J2,J3,mは、波形H1,H2,H3,Mで示す超音波の伝搬中の減衰による波形長の短縮を示している。一定周期Tを補正した補正周期(T±α)は、このような場合を考慮したものであり、このような補正周期(T±α)の採用は、超音波の伝搬中の波形の変化に起因する誤検知を回避するのに有効である。
(3)超音波発振装置からの超音波の波形として、周辺環境で自然に発生した超音波には無いON−OFFの繰り返し波形〔以下、ON−OFF波形と言う〕を用いて、超音波発振装置からの超音波と、周辺環境で発生した超音波とを区別することも考えられる。この場合のON−OFF波形は、例えば、超音波発振装置13にて発振された超音波の波形H1,H2,H3の時間幅程度の時間幅内で少なくとも2回のONがあるような波形のことである。
しかし、このようなON−OFF波形の採用では、ON−OFF波形が周辺環境で発生した超音波と重なってしまい、ON−OFF波形を認識することができなくなる場合がある。又、複数の超音波発振装置にて発振されたON−OFF波形同士が重なり合い、ON−OFF波形を認識することができなくなる場合がある。
図5のタイミングチャートにおける波形H4,H5は、作業者P1とは別の作業者が着用する作業用帽子に取り付けられた超音波発振装置にて発振された超音波の波形を表す。
波形J1,J4は、別々の超音波発振装置から部分的に重複して発振された超音波波形H1,H4をそれぞれ独立して受信したと仮定した場合の波形を表している。波形J2,J5は、別々の超音波発振装置から部分的に重複して発振された超音波波形H2,H5をそれぞれ独立して受信したと仮定した場合の波形を表している。波形M1は、周辺環境で自然に発生した超音波(環境ノイズ)の波形を表す。波形m1は、周辺環境で自然に発生した超音波M1を超音波波形H2,H5とは独立して受信したと仮定した場合の前記閾値以上のレベルの受信波の波形を表す。
図5に例示した時間t5は、環境ノイズである超音波の受信波形m1の受信開始時点txであり、時間t6は、超音波発振装置13にて発振された超音波の受信波形J5の受信終了時点である。時間t(n)は、受信開始時点t5からn回連続して受信したn回連続受信時点を表し、時間t(N)は、受信開始時点t5からN回(n以上の整数)連続して受信したN回連続受信時点t(N)〔判定制御手段28は、n回連続受信時点t(n)と判断する〕を表す。
〈1〉の矢印で示す関係は、n回連続受信時点t(n)よりも補正周期(T±α)前の期間と、受信波形J1,J4との時間的位置関係を表している。図5に例示したtj1(n)は、受信波形J1の受信開始時点からn回連続して受信したn回連続受信時点を表すが、n回連続受信時点t(n)よりも補正周期(T±α)前の期間と、n回連続受信時点tj1(n)以後の受信波形とが部分的にでも重なっていれば、判定制御手段28は、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波を検出したと判定する。しかし、n回連続受信時点t(n)よりも補正周期(T±α)前の期間と、n回連続受信時点tj1(n)以後の受信波形とが部分的にでも重なっていない場合には、判定制御手段28は、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波を検出してはいないと判定する。
図5の例では、受信開始時点t5からn回連続受信開始時点t(n)に至る期間(波形J2,J5とは重ならない波形m1の部分を含む)の補正周期(T±α)前の期間には、n回連続受信の開始時点から終了時点に至る期間が部分的にでも存在しない。つまり、判定制御手段28は、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波を検出してはいないと判定する。従って、周辺環境で発生した超音波が超音波発振装置13の発振による超音波として誤判定されることはない。
〈2〉の矢印で示す関係は、N回連続受信時点t(N)〔判定制御手段28は、n回連続受信時点t(n)と判断する〕よりも補正周期(T±α)前と、受信波形J1,J4との時間的位置関係を表している。図示の例では、受信波形m1と受信波形J2,J5とがN回連続受信時点t(N)では重なっているが、N回連続受信時点t(N)よりも補正周期(T±α)前の期間と、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波のn回連続受信の開始時点から終了時点に至る期間とが部分的に重なり合っている。そのため、判定制御手段28は、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波を検出したと判定する。
〈3〉の矢印で示す関係は、受信終了時点t6よりも補正周期(T±α)前と、受信波形J1,J4との時間的位置関係を表している。図示の例では、受信終了時点6よりも補正周期(T±α)前の期間と、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波のn回連続受信の開始時点から終了時点に至る期間とは、部分的に重なり合っている。そのため、判定制御手段28は、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波を検出したと判定する。
つまり、作業者P1の超音波発振装置13にて発振された超音波の受信波形J1,J2と、別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波の受信波形J4,J5とが時間的に一部重なり合っている場合にも、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波の検知は、判定制御手段28の判定制御によって的確に行われる。
このように、周辺環境で発生した超音波や、複数の超音波発振装置13にて発振された超音波が時間的に重なっても、超音波発振装置13の発振による超音波の検出が可能である。又、検知精度を損なうことなく、周辺環境で発生した超音波を超音波発振装置13の発振による超音波として誤判定しないようにすることが可能である。
次に、図6及び図7の第2の実施形態を説明する。装置構成は、第1の実施形態の図2と同じであるので、同じ構成部には同じ符合を用いる。又、図7のフローチャートにおけるステップS1,S2は、第1の実施形態のフローチャートにおけるステップS1,S2と同じであるので、その詳細説明は省略する。
受信有りの状態が期間n×Δtの間にわたって連続しない場合(ステップS2においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1へ移行する。受信有りの状態が期間n×Δtの間にわたって連続した場合(ステップS2においてYES)、判定制御手段28は、ステップS31へ移行する。
ステップS31は、連続受信期間〔tx,t(N)〕をメモリ27に記憶するステップである。txは、受信開始時点を表し、t(N)は、受信開始時点txからN(n以上の整数)回連続して受信したN回連続受信時点(n回連続受信時点でもある)を表す。記憶情報である連続受信期間〔tx,t(N)〕は、例えば一定周期Tの2倍の時間の経過後には消去される。
ステップS31の処理後、判定制御手段28は、N回連続受信時点t(N)より補正周期(T±α)前にn回連続受信が有ったか否かを判定する(ステップS41)。つまり、判定制御手段28は、N回連続受信時点t(N)より補正周期前の期間内に、n回連続受信の開始時点から終了時点に至る期間の少なくとも一部が存在するか否かをメモリ27における記憶情報に基づいて、判定する。
N回連続受信時点t(N)より補正周期前の期間内にn回連続受信信号の少なくとも一部が存在するような時間情報がメモリ27に記憶されていない場合(ステップS41においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1へ移行する。つまり、ステップS41におけるNOの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13にて発振される超音波を受信したものではないと判定したことになる。
N回連続受信時点t(N)より補正周期前の期間内にn回連続受信信号の少なくとも一部が存在するような時間情報がメモリ27に記憶されている場合(ステップS41においてYES)、判定制御手段28は、警報装置20に警報を指令(ステップS5)し、警報装置20が警報音を発する。つまり、ステップS41におけるYESの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13にて発振された超音波を受信したものと判定したことになる。
図7に例示した時間t1は、超音波発振装置13にて発振された超音波の受信波形J2の受信開始時点txであり、時間t2は、受信波形J2の受信終了時点である。時間tj(n)は、受信開始時点t1からn回連続して受信したn回連続受信時点を表し、時間tj(N)は、受信開始時点t1からN回連続して受信したN回連続受信時点t(N)を表す。
図7に例示した時間t3は、環境ノイズである超音波の受信波形mの受信開始時点txであり、時間t4は、受信波形mの受信終了時点である。時間tm(n)は、受信開始時点t3からn回連続して受信したn回連続受信時点を表し、時間tm(N)は、受信開始時点t3からN回連続して受信したN回連続受信時点t(N)を表す。
図7に例示のように、超音波発振装置13にて発振された超音波の波形J2のN回連続受信時点tj(N)(時間基点)より補正周期(T±α)前には、超音波発振装置13にて超音波の波形J1の一部が存在する(つまり、n回連続受信した受信波形が存在する)。しかし、超音波発振装置13にて超音波の波形J1,J2,J3とは重ならない自然発生した超音波の波形mのN回連続受信時点tm(N)(時間基点)より補正周期(T±α)前には、超音波の波形は存在しない(つまり、n回連続受信した受信波形が存在しない)。図6のフローチャートにおけるステップS41は、超音波の波形のN回連続受信時点tm(N)(時間基点)より補正周期(T±α)前における超音波の受信の有無を判定して、超音波の受信が超音波発振装置13にて超音波によるものか否かを区別するステップである。
第2の実施形態では以下の効果が得られる。
(4)超音波発振装置13は、一定周期Tで超音波を発振するため、超音波発信装置13から発振された超音波の発振時より一定周期T後には新たな超音波が超音波発振装置13にて発振される。この新たな超音波の発振より一定周期T前には超音波発振装置13にて超音波が発振されており、超音波受信装置11が一定周期T前に発振された超音波を受信している。超音波受信装置11が時間基点〔N回連続受信時点tj(N),tm(N)〕より一定周期T前に発振された超音波を受信していれば、判定制御手段28は、前記の新たな超音波を超音波発振装置13にて発振された超音波と判定する。超音波受信装置11が時間基点〔N回連続受信時点tj(N),tm(N)〕より一定周期T前に発振された超音波を受信していなければ、判定制御手段28は、前記の新たな超音波を超音波発振装置13にて発振された超音波ではないと判定する。このような判定は、周辺環境で自然に発振された超音波と、超音波発振装置13にて発振された超音波とを的確に区別する。
又、第2の実施形態では、第1の実施形態における(2),(3)項と同様の効果が得られる。
次に、図8〜図10の第3の実施形態を説明する。装置構成は、第1の実施形態の図2と同じであるので、同じ構成部には同じ符合を用いる。
受信信号のレベルが前記閾値を超える場合には、信号判定回路25は、受信情報を制御回路26へ出力する。ここにおける受信情報は、受信素子21,22によって超音波を受信した受信開始時点t1と受信終了時点t2とを含む情報である。制御回路26は、受信情報の入力に応じて、受信開始時点t1から受信終了時点t2に至る期間〔t1,t2〕という時間情報をメモリ27に一時的に記憶させる。
図8のフローチャートではステップS6,S7のみが第1の実施形態における図6のフローチャートのステップS2,S31,S41とは異なる。そこで、図8のフローチャートではステップS6,S7のみについて説明し、その他のステップの詳細説明は省略する。
ステップS1のYESの判定後、判定制御手段28は、受信開始時点t1から受信終了時点t2に至る期間〔t1,t2〕という時間情報をメモリ27に記憶する(ステップS6)。この記憶情報は、例えば一定周期Tの2倍の時間の経過後には消去される。
期間〔t1,t2〕より補正周期前の期間内に受信信号の少なくとも一部が存在するような時間情報がメモリ27に記憶されていない場合(ステップS7においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1へ移行する。つまり、ステップS7におけるNOの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13にて発振される超音波を受信したものではないと判定したことになる。
期間〔t1,t2〕より補正周期前の期間内に受信信号の少なくとも一部が存在するような時間情報がメモリ27に記憶されている場合(ステップS7においてYES)、判定制御手段28は、警報装置20に警報を指令(ステップS5)し、警報装置20が警報音を発する。つまり、ステップS7におけるYESの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13にて発振された超音波を受信したものと判定したことになる。
図9に図示のように、超音波発振装置13にて発振された超音波H2の受信波形J2の受信期間〔t1,t2〕(時間基点)より補正周期(T±α)前には、超音波発振装置13にて超音波の波形J1の一部が存在する。しかし、超音波発振装置13にて超音波の波形J1,J2,J3とは重ならない自然発生した超音波の波形mの受信期間(時間基点)より補正周期(T±α)前には、超音波の波形は存在しない。図8のフローチャートにおけるステップS7は、超音波の波形の受信期間(時間基点)より補正周期(T±α)前における超音波の受信の有無を判定して、超音波の受信が超音波発振装置13にて超音波によるものか否かを区別するステップである。
第2の実施形態では以下の効果が得られる。
(5)超音波受信装置11は、超音波発信装置13から発振された超音波の発振時より一定周期T後の新たな超音波の発振より一定周期T前に発振された超音波を受信している。超音波受信装置11が時間基点〔受信期間〕より一定周期T前に発振された超音波を受信していれば、判定制御手段28は、前記の新たな超音波を超音波発振装置13にて発振された超音波と判定する。超音波受信装置11が時間基点〔受信期間〕より一定周期T前に発振された超音波を受信していなければ、判定制御手段28は、前記の新たな超音波を超音波発振装置13にて発振された超音波ではないと判定する。このような判定は、周辺環境で自然に発振された超音波と、超音波発振装置13にて発振された超音波とを的確に区別する。
(6)図10に示す波形J1,J4は、別々の超音波発振装置から部分的に重複して発振された超音波波形H1,H4をそれぞれ独立して受信したと仮定した場合の波形を表している。波形J2,J5は、別々の超音波発振装置から部分的に重複して発振された超音波波形H2,H5をそれぞれ独立して受信したと仮定した場合の波形を表している。波形m1は、周辺環境で自然に発生した超音波M1を超音波波形H2,H5とは独立して受信したと仮定した場合の受信波形を表す。
図10の例における波形m1,J2,J5の合成波形全体の受信期間は、〔t5,t6〕であり、受信期間〔t5,t6〕より補正周期(T±α)前の期間は、〔t5−(T+α),t6−(T−α)〕である。この期間〔t5−(T+α),t6−(T−α)〕内には波形J1,J4の合成波形全体の受信期間が存在する。従って、判定制御手段28は、作業者P1又は別の作業者の超音波発振装置にて発振された超音波を検出したと判定する。
このように、時間基点として受信期間を採用した場合にも、周辺環境で発生した超音波や、複数の超音波発振装置13にて発振された超音波が時間的に重なっても、超音波発振装置13の発振による超音波の検出が可能である。
次に、図11及び図12の第4の実施形態を説明する。装置構成は、第3の実施形態と同じであるが、図12のフローチャートではステップS71のみが第3の実施形態における図8のフローチャートのステップS7とは異なる。そこで、図12のフローチャートではステップS71のみについて説明し、その他のステップの詳細説明は省略する。
ステップS6の処理後、判定制御手段28は、受信期間〔t1,t2〕より一定周期T前に受信が有ったか否かを判定する(ステップS71)。つまり、判定制御手段28は、受信期間〔t1,t2〕より一定周期T前に受信信号が存在するか否かをメモリ27における記憶情報に基づいて、判定する。受信期間〔t1,t2〕より一定周期T前に受信信号が存在するような時間情報がメモリ27に記憶されていない場合(ステップS71においてNO)、判定制御手段28は、ステップS1へ移行する。つまり、ステップS71におけるNOの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13によって発振された超音波を受信したものではないと判定したことになる。
受信期間〔t1,t2〕より一定周期T前に受信信号が存在するような時間情報がメモリ27に記憶されている場合(ステップS71においてYES)、判定制御手段28は、警報装置20に警報を指令(ステップS5)し、警報装置20が警報音を発する。つまり、ステップS71におけるYESの判定は、ステップS1における受信有りの判定における超音波受信を超音波発信装置13によって発振された超音波を受信したものと判定したことになる。
図11に示すように、超音波発振装置13〔図2参照〕からの超音波の波形J2より一定周期T前には、超音波発振装置13にて超音波の波形J1の一部が存在する。しかし、超音波発振装置13にて発振した超音波の受信波形J1,J2,J3とは重ならない自然発生した超音波の受信波形mの受信期間より一定周期T前には、超音波の波形は存在しない。図12のフローチャートにおけるステップS71は、超音波の波形の受信期間より一定周期T前における超音波の受信の有無を判定して、超音波の受信が超音波発振装置13にて超音波によるものか否かを区別する。
第4の実施形態では、第3の実施形態における(5),(6)項と同様の効果が得られる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○超音波の受信に基づいて、この受信の一定周期の2以上の整数倍前、又は補正周期の2以上の整数倍前の超音波の受信の有無を判断し、前記判断が受信有りの場合には、前記受信が超音波発振装置13の超音波発振による受信であるとの判定を行ない、前記判断が受信無しの場合には、前記受信が超音波発振装置13の超音波発振による受信ではないとの判定を行なうようにしてもよい。
○第1〜第4の実施形態において、超音波受信装置11によって受信された超音波の受信期間の長さが超音波発振装置13によって発信された超音波の発信期間以下であった場合には、受信の時間基点として、受信開始時点t1と受信終了時点t2との中間時点〔t1+(t2−t1)/2〕を採用してもよい。
超音波受信装置11によって受信された超音波の受信期間の長さが超音波発振装置13によって発信された超音波の発信期間以下であった場合には、一定周期Tで発振される超音波が時間基点〔t1+(t2−t1)/2〕より一定周期T前に存在する割合は、超音波の波形が伝搬中に減衰して変化しても、極めて高い。従って、超音波受信装置11によって受信された超音波の受信期間の長さが超音波発振装置13によって発信された超音波の発信期間以下であった場合には、超音波発振装置13にて発振された超音波か否かを判定するために受信開始時点t1と受信終了時点t2との中間時点を時間基点として採用する制御は、超音波発振装置13にて発振された超音波の検知精度を高める上で、好ましい。
○第1〜第4の実施形態において、超音波受信装置11によって受信された超音波の受信期間の長さが超音波発振装置13によって発信された超音波の発信期間以下であった場合には、受信の時間基点として、受信開始時点t1、受信終了時点t2、あるいは受信開始時点t1と受信終了時点t2との両方を採用する制御を行なうようにしてもよい。
○フォークリフト10等の産業車両の周囲を走行する車両に超音波発振装置13を装着してもよい。
○フォークリフト10等の産業車両の周囲の障害物に超音波発振装置13を装着してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
〔1〕前記時間基点は、n回連続受信時点である請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の超音波送受信装置。
〔2〕前記時間基点は、受信開始時点から受信終了時点に至る期間である請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の超音波送受信装置。
10…産業車両であるフォークリフト。11…超音波受信装置。13…超音波発振装置。20…警報装置。P1…産業車両の周囲にいる人である作業者。28…判定制御手段。T…一定周期。(T±α)…補正周期。t(n)…n回連続受信時点。t(N)…N回連続受信時点。〔t1,t2〕…時間基点である期間。

Claims (5)

  1. 超音波発振装置と、超音波を受信する超音波受信装置とを備え、前記超音波受信装置は、前記超音波発振装置によって発振された超音波の受信の有無を判定する判定制御手段を有し、前記超音波発振装置と前記超音波受信装置とは、相対移動可能な位置関係にある超音波送受信装置において、
    前記超音波発振装置は、一定周期で超音波を発振し、
    前記超音波受信装置は、超音波を受信し、
    前記判定制御手段は、超音波の受信に基づいて、該受信の時間基点より前記一定周期の整数倍前、又は前記一定周期を補正した補正周期の整数倍前の超音波の受信の有無を判断し、前記判断が受信有りの場合には、前記受信が前記超音波発振装置の超音波発振による受信であるとの判定を行ない、前記判断が受信無しの場合には、前記受信が前記超音波発振装置の超音波発振による受信ではないとの判定を行なう超音波送受信装置。
  2. 前記補正周期は、上限周期及び下限周期を有して前記一定周期を含むように補正されている請求項1に記載の超音波送受信装置。
  3. 前記上限周期は、前記一定周期よりも長く、前記下限周期は、前記一定周期よりも短い請求項2に記載の超音波送受信装置。
  4. 前記判定制御手段は、前記受信が前記超音波発振装置の超音波発振による受信であるとの判定を行なった場合には、警報装置に警報させる指令を行なう請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の超音波送受信装置。
  5. 前記超音波受信装置、前記判定制御手段及び前記警報装置は、産業車両に取り付けられており、前記超音波発振装置は、前記産業車両の周囲にいる人に装着されている請求項4に記載の超音波送受信装置。
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