JP7348634B2 - 複数の視野外障害物を検知するシステム - Google Patents
複数の視野外障害物を検知するシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7348634B2 JP7348634B2 JP2019185481A JP2019185481A JP7348634B2 JP 7348634 B2 JP7348634 B2 JP 7348634B2 JP 2019185481 A JP2019185481 A JP 2019185481A JP 2019185481 A JP2019185481 A JP 2019185481A JP 7348634 B2 JP7348634 B2 JP 7348634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- radio waves
- reflected
- output
- radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
電波源5は,受信部9,反射電波出力部11,及びタイミング制御部13を有する。
受信部9は,車両7からの電波を受信するための要素である。
反射電波出力部11は,受信部9が受信した電波に対応した反射電波を出力するための要素である。
タイミング制御部13は,反射電波出力部11が反射電波を出力する動作を開始するタイミングを制御するための要素である。
第2の電波受信部27は,第2の視野外障害物検知装置22から出力される第2の電波を受信するための要素である。
第2のタイミング制御部29は,第2の電波受信部が第2の電波を受信した場合に,電波発生装置23が出力する電波のタイミングを制御するための要素である。
受信部9は,車両7からの電波を受信するための要素である。受信部9の例は,アンテナである。電波源5は,例えば携帯端末のアプリケーションにより実装できる。つまり,このアプリケーションは,携帯端末の受信部が,電波を受信した場合に,携帯端末の記憶部から情報を読み出して,携帯端末の反射電波出力部に所定の信号を発信するように制御するものであればよい。電波を反射するものの例は,反射板である。具体的な電波源の例は,靴,校章,ワッペン,ランドセル,携帯端末又はベルトに取り付けられた反射シート又は反射板である。
図2は,視野外障害物検知システムの動作例を説明するためのフロー図である。
視野外障害物検知装置21は,コンピュータの指令に基づいて,電波を出力する(電波出力工程:S11)。この明細書において,「車両7からの電波」は,車両に設置された視野外障害物検知装置21や車両に搭載された携帯端末である視野外障害物検知装置21から出力された電波を意味する。「車両7からの電波」には,車両そのものから出力された電波のみならず,車両そのものから電波が出力されないものも含む。例えば,視野外障害物検知装置21が出力する電波の周波数は,時間とともに変化するものであることが好ましい。電波の周波数が時間とともに変化すれば,反射電波を受信した場合に,どのタイミングで出力した電波であるか把握することができる。そのような周波数変化の例は,のこぎり波,三角波,及び正弦波である。そのような電波の例は,周波数掃引信号、及び周波数ホッピング信号である。コンピュータは,その記憶部に,出力信号の周波数と,その周波数を出力した時間を記憶する。
電波源の受信部9が,車両7からの電波を受信する(電波受信工程:S12)。この際,対象物が複数存在すると,それぞれの電波源の受信部が,車両からの電波を受信することとなる。以下,複数の電波源を区別するため,第1の電波源,第2の電波源のようにもよぶ。
第1の電波源のタイミング制御部13は,反射電波出力部11が反射電波を出力する動作を開始するタイミングを制御する(タイミング制御工程:S13)。例えば,電波源に増幅器が含まれる場合,増幅器の電源をONにするタイミングを制御する。また,例えば,電波源に,反射電波を得るための回路が存在する場合,その回路の電源をONにするタイミングを制御する。このタイミングは,時間的なタイミングを意味する。タイミングを制御するとは,タイミングを調整することを意味する。つまり,この例の電波源は,最初の電波を受信した段階では,視野外障害物検知装置21が観測できるような反射電波を出力できない状態にある。そして,第1の電波源のタイミング制御部13が,無線部分を動作可能とすることにより,視野外障害物検知装置21が観測できるような反射電波を出力できるようになる。
第1の電波源の反射電波出力部11は,受信部9が受信した電波に対応した反射電波を出力する(反射電波出力工程:S14)。反射電波出力部11は,例えば,受信部9が受信した電波を電気信号に変換し,増幅回路にて信号強度を増幅した後,アンテナを用いて反射電波として出力してもよい。反射電波出力部11は,例えば,受信部9が受信した電波を電気信号に変換し,逓倍回路にて信号の周波数を逓倍した後,アンテナを用いて反射電波として出力してもよい。逓倍回路は,周波数を整数倍するための回路である。このようにして反射電波が電波源から出力される。第1の電波源から出力された反射電波を第1の反射電波ともよぶ。
視野外障害物検知装置21の電波受信部25が,電波源5からの反射電波を受信する(反射電波受信工程:S15)。電波源が複数の場合,電波受信部25は,例えば,第1の反射電波,第2の反射電波及び第3の反射電波を受信する。
視野外障害物検知装置21の解析部(コンピュータにより実装される)は,受信した電波の受信時刻と,周波数を解析する。解析部は,記憶部に記憶した出力電波の周波数を読み出す。そして,受信した電波と同じ周波数の出力電波がある場合,その出力電波の出力時刻を読み出す。そして,受信した電波の受信時刻と,出力電波の出力時刻とを用いて,車両と対象物との距離を演算する(解析工程:S16)。記憶部には電波の速度が記憶されているので,記憶された速度を読み出して,時刻の差を用いることで,車両と対象物との距離を推測できる。演算により求められた距離は,記憶部に記憶するとともに,適宜出力されればよい。このようにして,対象物との距離を求めることができ,その距離に基づく各種制御を行うことができる。例えば,自動車の速度40km/hとして,10メートル移動に要する時間である0.9秒以内に10個の端末を同時に検出することを可能とするために,ランダムな開始時間の範囲を90ミリ秒以下とすればよい。
第2の電波受信部27は,第2の視野外障害物検知装置22から出力される第2の電波を受信するための要素である。物理的には,電波受信部25が第2の電波受信部27を兼ねてもよい。例えば,一つのアンテナが,電波受信部25及び第2の電波受信部27として機能してもよい。
3 対象物
5 電波源
7 車両
9 受信部
11 反射電波出力部
13 タイミング制御部
21 視野外障害物検知装置
22 第2の視野外障害物検知装置
23 電波発生装置
25 電波受信部
27 第2の電波受信部
29 第2のタイミング制御部
Claims (3)
- 視野外障害物検知システム(1)に用いられ,対象物(3)を知らせるための電波源(5)であって,
前記電波源(5)は,車両(7)からの電波を受信する受信部(9)と,
前記受信部(9)が前記電波を受信し,前記電波に対応した反射電波を出力する反射電波出力部(11)と,
前記反射電波出力部(11)が反射電波を出力する動作を開始するタイミングを制御するタイミング制御部(13)と,を有し,
前記タイミング制御部(13)は,前記受信部(9)が前記電波を受信した後,前記反射電波出力部(11)が反射電波を出力する動作をランダムに開始するように制御する,
電波源。 - 請求項1に記載の電波源(5)と,前記車両(7)に取り付けられる視野外障害物検知装置(21)と,を有する視野外障害物検知システム(1)であって,
前記視野外障害物検知装置(21)は,
前記車両(7)からの電波を出力するための電波発生装置(23)と,
前記電波源(5)からの反射電波を受信する電波受信部(25)と,
を有する,システム。 - 請求項2に記載のシステムであって,
前記視野外障害物検知装置(21)は,
第2の視野外障害物検知装置(22)から出力される第2の電波を受信する第2の電波受信部(27)と,
第2の電波受信部が第2の電波を受信した場合に,前記電波発生装置(23)が出力する電波のタイミングを制御する第2のタイミング制御部(29)と,
をさらに有する,
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019185481A JP7348634B2 (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 複数の視野外障害物を検知するシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019185481A JP7348634B2 (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 複数の視野外障害物を検知するシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021060878A JP2021060878A (ja) | 2021-04-15 |
JP7348634B2 true JP7348634B2 (ja) | 2023-09-21 |
Family
ID=75380275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019185481A Active JP7348634B2 (ja) | 2019-10-08 | 2019-10-08 | 複数の視野外障害物を検知するシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7348634B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001202599A (ja) | 2000-01-20 | 2001-07-27 | Fujitsu Ltd | 接近通報用のレーダ波中継装置および表示装置 |
JP2018036920A (ja) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 学校法人早稲田大学 | 視野外障害物検知システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3119527B2 (ja) * | 1992-04-07 | 2000-12-25 | 東京電波株式会社 | 無線式識別装置 |
JP2739021B2 (ja) * | 1993-02-19 | 1998-04-08 | 三菱重工業株式会社 | 車輌識別装置 |
-
2019
- 2019-10-08 JP JP2019185481A patent/JP7348634B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001202599A (ja) | 2000-01-20 | 2001-07-27 | Fujitsu Ltd | 接近通報用のレーダ波中継装置および表示装置 |
JP2018036920A (ja) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 学校法人早稲田大学 | 視野外障害物検知システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021060878A (ja) | 2021-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6614721B2 (en) | Collision avoidance method and system | |
US10634782B2 (en) | Extravisual obstacle detecting system | |
JP4519435B2 (ja) | 車載システム | |
JP2012048537A (ja) | 車両接近報知システム | |
US9869765B2 (en) | Alarm system and method for vehicle | |
US9262923B2 (en) | Blind spot detection system | |
WO2020070909A1 (ja) | 検知装置、移動体システム、及び検知方法 | |
WO2020129484A1 (ja) | 検知装置、移動体システム、及び検知方法 | |
JP2009175045A (ja) | 周辺監視装置 | |
CN112074883A (zh) | 用于弱势道路用户警报的方法和装置 | |
JP6611994B2 (ja) | 物体検出装置、物体検出方法及び物体検出プログラム | |
JP4119855B2 (ja) | 交通取締り警告装置 | |
JP7348634B2 (ja) | 複数の視野外障害物を検知するシステム | |
JP7028139B2 (ja) | 報知装置及び報知方法 | |
JP2006084428A (ja) | 障害物検知装置 | |
JP4899352B2 (ja) | 車載レーダ装置 | |
JP7162233B2 (ja) | 障害物探知システム | |
JPH04236388A (ja) | 自動車のレーダシステム | |
JP7070307B2 (ja) | 検知装置、移動体システム、及び検知方法 | |
JP2005134231A (ja) | レーダ装置及びレーダ装置の異常判定方法 | |
US12118887B2 (en) | Collision warning unit, mobile communications devices and method for collision warning | |
JP7063208B2 (ja) | 検知装置、移動体システム、及び検知方法 | |
JP2011257814A (ja) | 車両感知器 | |
JP4832374B2 (ja) | 警戒対象検出装置、移動通信端末、安全運転支援システムおよび方法 | |
KR20140082446A (ko) | 교통 수단에 있어 레이더를 활용한 타겟 탐지 및 충돌 방지 방법 및 그 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220804 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7348634 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |