JP4119855B2 - 交通取締り警告装置 - Google Patents

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Description

本発明は、警察車両の停止状態を判定し、そのときに発生する通話無線等の存在から警察車両に関係して行われている道路上、道路脇等において行われる各種交通取締りの可能性を判定する技術に関する。
わが国では、交通の安全を図るため、警察官による速度違反車両の運転者の摘発,シートベルト非着用にかかる車両の運転者の摘発,酒気帯び運転者・飲酒運転者の摘発等が行われる。
速度違反の取締りは、道路上に常時設置された自動速度測定装置により無人で行う場合と、必要なときに適当な箇所に速度測定装置を設置して有人で行う場合とがある。通常、有人で行う速度違反の取締りに際しては、警察官が制限速度を超えたと思われる車両の速度をスピードガン(マイクロ波発生器とドップラーセンサーとを備えた速度計測装置)で計測している。
ところで、運転者は、進行方向において、有人の速度違反の取締まりを行う警察官の姿を認識することがある。このような場合、運転者は、とっさに急減速することも少なくない。この急減速した車両に後続している車両は、追突等の危険な状態にさらされる。したがって、有人の取り締まりが行われている場所では、先行する車両との安全距離を大きく保っておくことが好ましい。予め、有人による速度違反の取締りが行われている可能性を知ることができれば、安全な車間距離をとることで危険を回避することができる。
従来、この取締りを事前に感知するためには、速度測定装置からのマイクロ波を事前に検出して警報する車両搭載用の装置(レーダー探知機)が知られている。しかし、前述したように有人による速度取締り装置からの速度測定のためのマイクロ波の発射は、通常、速度違反の可能性のある車両に対してのみ行われるため、従来この種のレーダー探知機は継続して警報を発することができず、結果として誤動作と判断されることがある。
また、酒気帯び運転や酒酔い運転の摘発、あるいは犯罪の捜査のために行われる検問では、通過しようとする車両は警察官により停止させられる。検問が行われると、渋滞が生じることがあるが、進行方向に検問が行われていることを事前に知ることができれば、迂回することで渋滞に巻き込まれずにすむし、犯罪捜査のための検問の場合には犯罪者に遭遇する危険を回避することもできる。
さらに、シートベルト非着用者の違反の取り締まりは、警察官が通過する走行車両の運転者等を目視により監視し、運転者等がシートベルトを着用していない場合には、当該車両の進路に控えている他の警察官に無線で連絡し、当該他の警察官が前記車両を停止させる。前記した監視や無線での連絡は、警察官が道路上、道路脇等に立って行うことが多く、車両の運転者は警察官の存在を知ることで、注意が散漫になり運転がおろそかになるといった危険がある。したがって、このような場合には、事前に交通違反の取締まりが行われていることを予測できれば、運転者は運転に集中することができ、注意散漫になるといった状態を回避することができる。
従来、上記の交通違反に対する取締り、犯罪捜査にかかる検問を検出するための技術として、マイクロ波を検出して報知するマイクロ波検出器にかかる技術(特許文献1)、取締りの位置情報を予め記憶しGPSによる位置検出で記憶位置の事前で報知する取締り警報装置にかかる技術(特許文献2)、カーロケーション電波を受信して近辺の警察車両等の存在を報知し、または近辺の連絡のための無線を検出して報知する技術(特許文献3)が知られている。
特開2001−116827号公報 特開平9−318371号公報 特開平9−267705号公報
しかし、特許文献1の技術では、有人の速度違反取締りを行う場合に、マイクロ波の受信時間が短く、その受信がトラックの違法無線等を原因とする妨害波なのか、速度測定装置からのものなのかの判定が難しく正確な判定が容易でないことがある。また、特許文献1では信号処理により速度違反取締りの判定を行うことができるレーダー探知機を用いることであるが、このレーダー探知機では複雑な処理が必要となるうえ、誤動作は必ずしも少なくはない。さらに、特許文献1ではマイクロ波を判定材料としているため、検問やシートベルト取締りには使用できない。
特許文献2の技術では、検出対象となるマイクロ波が自動ドアなどに用いられているマイクロ波と同一であるため誤動作を避けることができない。また、特許文献2の技術では、位置情報を記憶することで警報を報知するようにしている。交通違反の各種取締りは実施する箇所が不定であり、また膨大な情報を収集する必要があることから、全ての取締りに対する情報を記憶した装置を車両に搭載することは現実的にはできない。
特許文献3の技術は、カーロケーション電波等を検出して報知する警報装置にかかるものであるが、運転者が、報知された情報から取締りが行われているのか、警察車両が単に近在に存在しているだけなのかを判断することは難しく、運転者に不安を与えるだけとなることが多い。
本発明は、警察車両の停止状態を判定し、そのときに発生する通話無線等の存在から警察車両に関係して行われている道路上、道路脇等において行われる各種交通取締りの可能性を判定することができる交通取締り警告装置を提供することを目的とする。
交通取締りが行われるときは、警察車両が取締り実施位置近辺に停止している。その警察車両からは、カーロケーション電波(単一の周波数)が間欠的に発信される。カーロケーション電波は、警察車両の位置を知らせることが目的であるので、警察車両の走行中と停止中とではその送出間隔を相違させてある。
カーロケーション電波は、一般的には、停止中には60秒間隔で送出し、走行中はその速度に応じて3〜20秒間隔にて送出される。したがって、警察車両が停止中であるか否かは、カーロケーション電波の発信間隔をチェックすることで容易に判定できる。簡易的には最初のカーロケーション電波を受信してから所定時間内に、次のカーロケーション電波を受信しなければ警察車両は走行中であると確定はできず、停止中である可能性が高いと判定することができる。
本発明者は、上記の事実に基づき、警察車両が停止しているか否かを判定するとともに、たとえばスピード違反の際に一の警察官が他の警察官に発信される電波(特定周波数電波)のタイミングを検出し、これから取締りの実施およびその内容の判定を行うことができるとの知見を得て本発明をなすに至った。
本発明の交通取締り警告装置は、停止中と走行中とで異なる時間間隔で所定管理局に所定周波数の警察車両位置情報を発信する無線局を備えた警察車両による、当該警察車両位置情報の発信電波を検出する警察車両位置情報電波検出手段と、前記警察車両位置情報の前記所定周波数とは異なる、少なくとも1つの特定周波数の電波を検出する特定周波数電波検出手段と、前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報の発信電波のタイミングと、前記特定周波数電波検出手段が検出した前記特定周波数の電波のタイミングとに基づき、所定事象が発生する可能性の判定を行い、当該判定の結果に基づき警告信号を生成する警告信号発生手段と、前記警告信号発生手段が生成する警告信号を受け取り、所定の警報を発生する警報発生手段とを備えるようにした。
また、本発明の交通取締り警告装置は、停止中と走行中とで異なる時間間隔で所定管理局に所定周波数の車両位置情報を発信する無線局を備えた警察車両による、当該警察車両位置情報の発信電波を検出する警察車両位置情報電波検出手段と、前記警察車両位置情報の前記所定周波数とは異なる、少なくとも1つの特定周波数の電波を検出する特定周波数電波検出手段と、前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報の発信電波に基づく当該警察車両の停止判定を行った時点を基準とした所定時間内に前記特定周波数電波検出手段によって前記特定周波数の電波が検出された場合に、警告信号を生成する警告信号発生手段と、前記警告信号発生手段が生成する警告信号を受け取り、所定の警報を発生する警報発生手段とを備えるようにしてもよい。
前記特定周波数電波検出手段は、前記警察の使用する連絡無線(すなわち、取締りの現場で使用される無線)またはデジタル無線(本部等との通話のために用いられる無線)を検出するようにできる。
警察車両位置情報電波検出手段が、所定レベル以上の警察車両位置情報を示す電波を受信したときは、近在に警察車両が停止していることがわかり、かつ特定周波数の電波(マイクロ波、音声信号無線)を受信したときには、前記警報発生手段は警告信号発生手段から受け取った警告信号に基づき、警告度が低い警報または警告度の高い警報を発生する。この警報は、運転者の注意を喚起する色の点灯光,点滅光等の光であってもいし、ボイス,ミュージック,メロディ,ブザー音等の音であってもよく、さらに前記光と前記音とを組み合わせたものであってもよい。
本発明の交通取締り警告装置では、スピード違反の取締り、酒気帯び運転等の取締りを検出するための電波を受信したか否かだけでなく、停止している警察車両が近くに存在するか否かをも警告発生の判断基準としている。これにより、信頼度の高い警告を運転者に発することができる。
これにより、取締りの種類はわからなくとも自己車両の近くで、スピード違反の取締り、酒気帯び運転等の取締りが行われていることがわかる。したがって、前方車両との車間を大きく取ることで追突等の危険を回避することができるし、酒気帯び運転取締りのための検問による渋滞箇所を迂回することができる。
本発明の交通取締り警告装置では、前記警告信号発生手段は、前記所定事象の種類に応じて警報の種類を変えることができる。
警報手段が警報を発する場合に、特定周波数電波検出手段がどのような種類の電波を検出したかに応じて(すなわち特定周波数の値に応じて)、警報を変えることができる。この場合、特定周波数の値に応じて、警報の種類を予め定めておくことで、取締りの種類の判定を行うことができる。また、たとえば、特定周波数が、予め設定してある周波数である場合(たとえば、速度測定装置が発生するマイクロ波である場合)には、警報を光と音との組合せにより行う等、他の種類の警報との差別化を行ったり、音量を他の種類の警報より大きくするなどして警告度を増すことで対応することもできる。
本発明の交通取締り警告装置では、前記特定周波数電波検出手段は、所定の連絡無線を検出する手段と所定のマイクロ波を検出する手段と、前記所定のマイクロ波の検出感度を設定する感度設定手段を有し、前記所定の連絡無線の電波を検出した場合には、前記感度設定手段は前記所定のマイクロ波の検出感度を上げるようにすることができる。
前記連絡無線が使用されているか否かは比較的遠距離から検出することができ、当該連絡無線は少なくとも数秒間は継続する。これに対して前記特定周波数電波検出手段が受信する特定周波数の電波がたとえば速度測定装置が発生するマイクロ波である場合があるが、このマイクロ波はその継続時間が短いうえ、速度超過の可能性のある車に対してのみ発射されるため、電波強度は極めて弱い。したがって、前記特定周波数電波検出手段が前記連絡無線を受信したときに、速度取締り装置から発射されるマイクロ波の検出感度をあげることにより、早期に(速度測定装置が存在する位置から十分に離れた位置から)、マイクロ波の検出を行うことができる。すなわち、速度違反の取締りを知ることができる。これにより、たとえば、速度測定装置に接近したときに、前方の車両が速度違反の取締りに気付いて急減速したような場合であっても、事前に係る事態の発生を予測できるので、追突の危険にさらされる可能性が可及的に抑制される。
本発明の交通取締り警告装置では、前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報が、前記警察車両が停止していることを意味する場合において、前記警察車両位置情報の検出前に前記特定周波数電波検出手段が前記特定周波数の電波を受信しているときは、前記警告信号発生手段は前記特定周波数の電波の受信履歴に基づき前記警告信号の種類を決定することができる。
たとえば、前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報の発信電波のタイミングが前記警察車両が停止していることを意味する場合において、前記警察車両位置情報の発信電波の検出前に前記特定周波数電波検出手段が複数の特定周波数の電波を受信しており、当該複数の特定周波数の電波の中にマイクロ波が存在すれば速度取締りと判定することができる。
本発明では、警察車両位置情報を表す信号を検出することにより当該警察車両が停止しているか否かを判定し、近くに停止している警察車両が存在するときは、停止判定時の前後に特定周波数の電波を受信したか否かにより、進路方向において警察官による速度取締りが行われているか否か、進路方向において酒気帯び・飲酒運転等のための検問が行われているか否か、進路方向においてシートベルト非着用にかかる車両の運転者の取締りが行われているか否か等を検出できる。
これら取締り実施の可能性を伝えることは、運転者に対して危険回避等を行うために有用となる。たとえば、前方車両が速度違反の取締りに気付いて急に減速したときでも、予め前方車両との車間を安全な距離に保っておくことができる。また、検問が行われている場合には、渋滞が生じることがあるが、進行方向において検問が行われていることを事前に知ることができれば、渋滞がない経路に迂回することで渋滞に巻き込まれずにすむし、犯罪捜査のための検問の場合には犯罪者に遭遇する危険を回避することもできる。また、警察官が道路上、道路脇等に立っているときであっても、予め交通違反の取締まりが行われていることを知っていれば、運転者は運転に集中することができ、注意散漫になるといった状態を回避することができる。
特に、本発明の交通取締り警告装置では、警察車両が停止しているときに、高い確度で、交通取締りが行われているか否かを知ることができるので、上述した危険回避、渋滞の回避等をほぼ確実に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を説明する。図1は本発明の交通取締り警告装置を示す機能ブロック図である。図1において、交通取締り警告装置1は、警察車両位置電波検出手段11と、特定周波数電波検出手段12と、警告信号発生手段13と、警報発生手段14と、アンテナ15a,15bとから構成されている。
警察車両位置情報電波検出手段11は、警察車両に備えられた無線局が発信する周波数の車両位置情報(図1では警察車両位置電波S1)を検出することができる。この警察車両位置電波S1は、停止中にはたとえば60秒間隔で発信され、走行中はその速度に応じて3〜20秒間隔で発信される。
特定周波数電波検出手段12は、特定周波数、たとえば連絡無線の周波数、速度検出装置(スピードガン)が発生するマイクロ波の周波数を検出することができる(これらの周波数の電波を図1では特定周波数電波S2で示す)。特定周波数電波検出手段12は、マイクロ波受信感度調整手段12aを備えており、連絡無線を受信するとマイクロ波の受信感度を高くすることができる。
警告信号発生手段13は、警察車両位置情報電波検出手段11が検出した警察車両位置電波S1の発信電波のタイミングと、特定周波数電波検出手段12が検出した特定周波数電波S2のタイミングとに基づき、所定事象が発生する可能性の判定を行い、当該判定の結果に基づき警告信号Wを生成する。
警報発生手段14は、警告信号発生手段13が生成する警告信号Wを受け取り、所定の警報を発生する。この警報は、ディスプレイに表示出力することもできるし、音声(音)により出力することもできる。
アンテナ15aは警察車両位置電波S1を受信し、アンテナ15bは特定周波数電波S2を受信するものである。
図2は、図1に示した交通取締り警告装置1をより具体的に示すハードウェアブロック図である。図2において、交通取締り警告装置は符号2で示してある。交通取締り警告装置2は、カーロケーション(以下「カーロケ」と言う)無線受信部21と、連絡無線受信部22aと、デジタル無線受信部22bと、マイクロ波信号受信部22cと、制御部23と、感度設定部24と、表示出力部25aと、音声出力部25bと、アンテナ26a,26bとから構成されている。
図2において、カーロケ無線受信部21は、図1の警察車両位置情報電波検出手段11に対応し、カーロケ無線(警察車両の無線局から送出される電波)をアンテナ26aを介して受信することができる。交通違反の取締りを行う場合には、通常警察車両は、取締り実施位置近辺に停止させて行う。警察車両からは警察車両の位置を本部(本発明の管理局)において把握するためカーロケシステムが導入されており、警察車両の位置を無線で所定時間や所定動作で送信している。したがって、これの電波に基づき、後述するCPU23aは、停止判定(警察車両が停止しているか否かの判定)を行うことができる。本実施の形態では、カーロケ無線受信部21は、所定の範囲内(たとえば、500m内)において、警察車両からの電波を所定レベル以上の強度で検出したとき(この場合、受信感度を予め設定しておくことができる)にCPU23aに検出した旨の信号を送るようにしている。
連絡無線受信部22aは、連絡無線をアンテナ26aを介して受信することができ、また、デジタル無線受信部22bは、取締りの現場で使用され、デジタル無線をアンテナ26aを介して受信することができる。すなわち、交通違反の取締り時には無線機を用いて取締り現場内での通話や、取締まり現場と本部との間の通話を行うことが通常である。このため、警察車両が停止しているか否かをカーロケ無線の受信状況により判定し、かつ使用される無線機の種類を判定できれば、後述するCPU23aにより取締りの種類を判定することができる。
マイクロ波信号受信部22cは、マイクロ波(速度測定装置が送出するマイクロ波)をアンテナ26bを介して受信することができる。
連絡無線受信部22aとデジタル無線受信部22bとマイクロ波信号受信部22cとが特定無線受信部22を構成し、この特定無線受信部22が、図1における特定周波数電波検出手段12に対応する。すなわち、特定無線受信部22はカーロケ無線と同様に所定の感度(検出距離)において連絡無線、デジタル無線、マイクロ波信号を受信することができる。なお、特定無線受信部22は連絡無線受信部22a、デジタル無線受信部22b、マイクロ波信号受信部22cの全てを持っても、一部のみを持ってもかまわない。
制御部23は、CPU23aと、ROM23bと、RAM23cとから構成されている。CPU23aは、交通取締り警告装置2全体の制御を行い、ROM23bには、システムプログラム,通信用ドライバ,各種設定,その他プログラムが書き込まれている。ROM23bには、前述した停止判定を行うプログラムが含まれるほか、警告信号発生プログラムと警報発生プログラムとが含まれている。警告信号発生プログラムは、図1の警告信号発生手段13に対応するもので、停止判定されたカーロケ無線のタイミングと、特定周波数電波(無線やマイクロ波)のタイミングに基づき、所定事象が発生する可能性の判定を行うことができ、当該判定の結果に基づき警告信号を生成することができる。また、警報発生プログラムは、警告信号発生プログラムにおいて生成した警告信号を受け取り、所定の警報を、表示出力部25aや、音声出力部25bに出力することができる。RAM23cはCPU23aの作業領域等として使用される。なお、表示出力部25aや、音声出力部25bとは、図1の警報発生手段14に対応する。
CPU23aは、速度取締りに際しては、(1)カーロケ無線による停止判定を行った時点の前後の所定時間内に連絡無線を受信した場合、(2)カーロケ無線により停止判定を行った時点の前後の所定時間内にマイクロ波を受信した場合に表示出力部25aや、音声出力部25bから警報を出力することができる。また、(3)(2)において連絡無線の受信でマイクロ波受信のための感度を上げることができる。
また、CPU23aは、検問に際しては、カーロケ無線による停止判定を行った時点の前後の所定時間内にデジタル無線または連絡無線を受信した場合に表示出力部25aや、音声出力部25bから警報を出力することができる。
さらに、CPU23aは、カーロケ無線による停止判定を行った時点の前後の所定時間内に連絡無線を受信した場合に表示出力部25aや、音声出力部25bから警報を出力することができる。
図3は、警報(トラップシグナル)を発生させる条件を記載したタイミングチャートである。本実施の形態では、警察車両の停止判定に基づき、他の無線信号の受信条件において判定を行う。
停止中の警察車両は60秒毎にカーロケ無線を出力しているが、2つのカーロケ無線の受信間隔により判定していては、その間に車両が進行(時速60k/hで1km)してしまい、対象地点を通過してしまう可能性が高まる。警察車両が走行しているときには遅くとも25秒間隔でカーロケ無線を出力している。このため、最後に受信したカーロケ無線から少なくとも25秒間(余裕を持たせて実際には35秒間:t1)次のカーロケ無線を受信しなければ警察車両が停止している可能性があるものと判断できる。
図3において、a点がカーロケ無線を受信してから35秒間経過した時間を示し、この時点で警察車両が停止しているものと判定している。このa点からc点までの35秒間(t3)と、a点から遡ってb点までの70秒間(t2)の間に電波を受信したならばトラップシグナルを発生させるようにした(トラップシグナル範囲)。トラップシグナル発生のタイミングはa点以前(例えばe点やf点)においてはa点で発生させ、a点以降(例えばg点)ではその電波を受信した時点(g点)で発生させるようにすればよい。
なお、ここで定めた時間はa点以降での電波の受信においてはd点においてカーロケ無線の受信をしてからの時間を示している(d点とa点との時間間隔をt1で示す)。a点以前では最初に電波を受信してから停止判定が行われるまでの時間を示している。図3では、a点とb点との時間間隔(t2)を70秒と設定したので車両がその間に移動する距離(時速60km/hで約1200m走ることになり、あまりこの時間を長く取ると取締り地点を過ぎてしまう可能性があるためである。この数値は適宜設定することが可能である。
トラップシグナルは、より警告度の高い警報(音声合成による「危険です」等)であるが、さらにその内容を具体的に報知することもできる。トラップシグナルの報知時点で受信した無線の種別を判定してその内容を音声合成などで以下のように報知するようにしてもよい。
図4に、受信した、無線の種類と、そのとき表示されるトラップシグナルの例を示す。なお、連絡無線を受信した場合は速度取締りとシートベルト取締りのいずれかである場合である。これに対処するためfの時点で連絡無線を受信し、gの時点でマイクロ波を受信した場合は、aの時点で図4に示す(1)の報知を行い、gの時点で(3)の報知を行うようにすればよい。
トラップシグナル範囲内においては、同一無線を複数回受信したとしても一度だけトラップシグナルを報知すれば警告音による使用者のストレスを軽減することができる。但し、例えばトラップシグナル範囲内において存在する発信源が異なる無線(連絡無線とデジタル無線等)を受信している場合には判別不能であるため「危険です」等のトラップシグナルを出すようにすればよい。
図2に示した制御部23の動作を、図5のフローチャートにより説明する。処理が開始されると、まず、連絡無線またはデジタル無線の受信からの経過時間を示すタイマ変数Mと、カーロケ無線受信からの経過時間を示すタイマ変数Nとを初期化する(M=0,N=0:S11)。
次に、変数Nが35(秒)であるか否か、即ちカーロケ無線の受信から35秒(図3のt1に相当)経過したかどうかで警察車両の停止判定を行う(S20)。変数Nが35(秒)であれば警察車両は停止していたものと判定し(S20の「YES」)、変数Mが1≦M≦70(秒)であるかを確認する(S21)。無線受信からの経過時間を示す変数Mが1≦M≦70(秒)(図3のt2に相当:S21の「YES」)であれば、判定以前のトラップシグナル範囲に無線を受信していたことになり図4のトラップシグナル(2)を発生させる(S22)とともに、変数Mを初期化(M=0)し、Mについてのタイマの再起動を行う(S43)。
S21において変数Mが0のときまたは70(秒)より大きいとき(S21の「NO」)は車両判定以前のトラップシグナル範囲において無線を受信していないことになるためS20の判定に処理を戻す。
S20において変数Nが35(秒)でない場合にはカーロケ無線を受信しているか否かの判定を行う(S30:実際には1回のカーロケ無線はごく短い時間だけ送出されるため適宜フラグ処理などの従来からの方法によりカーロケ無線の受信の判定を行う)。カーロケ無線を受信していれば(S30のYES)、S31において変数Nが0か否かにより以前のカーロケ無線の受信をしたか否かを判定し、0であれば(S31の「YES」)、最初(図3のd参照)のカーロケ無線の受信であると判定し警察車両が自車のそばにいることを示す接近警報を発する(S32)とともにNを初期化(N=0)し、Nについてのタイマを起動する(S33)。
S31において、変数Nが0でないときは(S31の「NO」)、変数Nが35(秒)以下かどうかを判定する(S34)。変数Nが35(秒)より大きい場合には、図3におけるaの停止判定後のカーロケ無線の受信であるため、別の警察車両とみなされ再度接近警報を発して(S32)、Nを初期化(N=0)し、Nについてのタイマを起動する(S33)。
S32において変数Nが35(秒)以下の場合は走行中の車両であるとして接近警報は発生しない。ただし、別の警察車両である可能性があるため最初のカーロケ無線の受信であるとみなして変数Nを初期化(N=0)し、変数Nについてのタイマを起動する(S33)。
S30においてカーロケ無線を受信していないときは(S30の「NO」)、無線信号を受信したか否かを判定する(S40)。無線信号を受信した場合は(S40の「NO」)、S41にて変数Nの値が35(秒)以上70(秒)未満の範囲(t3)、すなわち停止判定後に受信した無線信号であるかどうかを判定する。t3の間に受信したと判定されたときにはトラップシグナルを発生し(S22)、変数Mを初期化(M=0)し、Mについてのタイマの再起動を行う(S43)。
S41でNOと判定された場合はt2の範囲内にいることになり変数Mについてのタイマを再起動(S42)すると共に、無線警報を発生(S43)し、S20の判定に処理を戻す。
S40でNOと判定された場合は変数Nの値を確認し(S44)、70(秒)より大きければトラップシグナル範囲を過ぎたことになるためタイマを初期化して停止し(S45)、処理をS20に戻す。
トラップシグナルの内容報知を行う場合には、無線受信(S40)の時に受信した無線種別を記憶するようにし、S24のトラップシグナル発生のときにその無線種別を判定してそれぞれの警報を発生させるようにすればよい。
また、S43においては、無線警報を発生するとともに受信した無線が連絡無線である場合に、マイクロ波信号受信部の感度をあげるように制御することとしている。このようにすればより早く速度取締り装置から発せられるマイクロ波を検出できるため連絡無線を受信した後のトラップシグナル範囲における速度取締りのトラップシグナルを発生できる可能性が高くなる。
また、特にフローチャートには示していないが、停止判定したときにそれ以前のトラップシグナル範囲中に受信した信号を全て履歴として残し、その内容を加味して停止判定時(a点)のトラップシグナルの報知内容を判断するようにしている。
トラップシグナル発生時点で前に受信した無線信号の内容から報知内容を決定すると、t2(図3参照)の期間の最初にマイクロ波信号を受信し、その後に連絡無線を受信した場合は、「取締りの可能性があります。ご注意ください」(図4の(1))とトラップシグナルを報知することになるが、最初の受信でマイクロ波を受信しているため実際には速度取締りである可能が高く、「速度取締りの可能性があります。ご注意ください。」(図4の(3))とトラップシグナルを報知させることが好ましい。
このように停止判定前のトラップシグナル範囲において複数受信した無線信号にマイクロ波を含む場合には、速度取締りであると判定してトラップシグナルを報知することでより正確な報知を行うことができる。
なお、本実施の形態では、停止判定時移行のトラップシグナル範囲においては無線信号を受信した時点で随時トラップシグナルを報知するような制御を行っている。
この報知時に、無線の受信内容によって報知内容を変えてもよい。この場合、一度トラップシグナルを発した後はトラップシグナル範囲が終了するまでトラップシグナルの報知を停止させたり、マイクロ波検出したときにだけは例外として報知停止後でも報知させたり任意の態様を取ることができる。
本発明に係る交通取締り警告装置の好適な一実施の形態を示す機能ブロック図である。 図1に示した交通取締り警告装置をより具体的に示すハードウェアブロック図である。 警報を発生させる条件を記載したタイミングチャートである。 特定無線受信部が受信した無線の種類と、そのとき表示されるトラップシグナルの例を示す図である。 カーロケ無線受信部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 交通取締り警告装置
2 交通取締り警告装置
11 警察車両位置電波検出手段
12 特定周波数電波検出手段
13 警告信号発生手段
14 警報発生手段
21 カーロケ無線受信部
24 感度設定部
23 制御部
15a,15b アンテナ
12a マイクロ波受信感度調整手段
22a 連絡無線受信部
22b デジタル無線受信部
22c マイクロ波信号受信部
23a CPU
23b ROM
23c RAM
25a 表示出力部
25b 音声出力部
26a,26b アンテナ

Claims (5)

  1. 停止中と走行中とで異なる時間間隔で所定管理局に所定周波数の車両位置情報を発信する無線局を備えた警察車両による、当該警察車両位置情報の発信電波を検出する警察車両位置情報電波検出手段と、
    前記警察車両位置情報の前記所定周波数とは異なる、少なくとも1つの特定周波数の電波を検出する特定周波数電波検出手段と、
    前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報の発信電波のタイミングと、前記特定周波数電波検出手段が検出した前記特定周波数の電波のタイミングとに基づき、所定事象が発生する可能性の判定を行い、当該判定の結果に基づき警告信号を生成する警告信号発生手段と、
    前記警告信号発生手段が生成する警告信号を受け取り、所定の警報を発生する警報発生手段とを備えたことを特徴とする交通取締り警告装置。
  2. 停止中と走行中とで異なる時間間隔で所定管理局に所定周波数の車両位置情報を発信する無線局を備えた警察車両による、当該警察車両位置情報の発信電波を検出する警察車両位置情報電波検出手段と、
    前記警察車両位置情報の前記所定周波数とは異なる、少なくとも1つの特定周波数の電波を検出する特定周波数電波検出手段と、
    前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報の発信電波に基づく当該警察車両の停止判定を行った時点を基準とした所定時間内に前記特定周波数電波検出手段によって前記特定周波数の電波が検出された場合に、警告信号を生成する警告信号発生手段と、
    前記警告信号発生手段が生成する警告信号を受け取り、所定の警報を発生する警報発生手段とを備えたことを特徴とする交通取締り警告装置。
  3. 前記特定周波数電波検出手段は、前記警察の使用する連絡無線またはデジタル無線を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の交通取締り警告装置。
  4. 前記特定周波数電波検出手段は、所定の連絡無線を検出する手段と所定のマイクロ波を検出する手段と、前記所定のマイクロ波の検出感度を設定する感度設定手段を有し、前記所定の連絡無線の電波を検出した場合には、前記感度設定手段は前記所定のマイクロ波の検出感度を上げることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の交通取締り警告装置。
  5. 前記警察車両位置情報電波検出手段が検出した前記警察車両位置情報の発信電波のタイミングが、前記警察車両が停止していることを意味する場合において、前記警察車両位置情報の発信電波の検出前に前記特定周波数電波検出手段が前記特定周波数の電波を受信しているときは、前記警告信号発生手段は前記特定周波数の電波の受信履歴に基づき前記警告信号の種類を決定することを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の交通取締り警告装置。
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