JPH07260934A - 安全ヘルメット装置 - Google Patents

安全ヘルメット装置

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Publication number
JPH07260934A
JPH07260934A JP6052187A JP5218794A JPH07260934A JP H07260934 A JPH07260934 A JP H07260934A JP 6052187 A JP6052187 A JP 6052187A JP 5218794 A JP5218794 A JP 5218794A JP H07260934 A JPH07260934 A JP H07260934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety helmet
pendulum
generator
ultrasonic
worker
Prior art date
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Pending
Application number
JP6052187A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Takiguchi
功 滝口
Hiromitsu Watanabe
広光 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokimec Inc filed Critical Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業車両との接触事故を防止するため、作業
員の装着するヘルメットに取り付けられる安全ヘルメッ
ト装置において、電源スイッチの入/切の必要のないも
のとする。 【構成】 超音波送信器2を取り付けた作業用車両から
の超音波を受信する超音波受信器5、超音波受信器5か
らの受信信号を処理する処理回路10及び処理回路10
からの警報作動信号に基づいて作動するブザー11を備
える。さらに、作業員の運動によって往復回動する振子
12と、振子12からの往復回動運動を増速伝達する増
速機13と、増速機13の出力軸に連結される発電機1
4と、発電機14によって発生した電力を蓄える充電式
バッテリー16とを備え、充電式バッテリー16を超音
波受信器5、処理回路10及びブザー11の電源とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、建設・土木作
業における作業用車両と周辺作業員との接触事故を防止
する目的で作業員が装着するヘルメットに取り付けられ
る安全ヘルメット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の安全ヘルメット装置を取り付けた
ヘルメットの斜視図を図6に示す。図において、1はヘ
ルメットであり、ヘルメットの左右にはそれぞれセンサ
ユニット3、3が金具等で取り付けられる。センサユニ
ット3、3には、超音波受信器5が前後上下に4つずつ
組み込まれており、全方向からの超音波を受信すること
ができるように配置されている。片方(図の実施例では
右側)のセンサユニット3には電源スイッチ7が設けら
れ、他方のセンサユニット3にはバッテリー8が組み込
まれ、左右のセンサユニット3、3は、ヘルメット1の
内側に沿って配された接続ケーブル9によって連結され
る。
【0003】各センサユニット3、3内部には、さらに
図6に図示せずも超音波受信器5からの信号を増幅し、
フィルタリングする処理回路10と、警報装置であるブ
ザー11が収納されている。以上のように構成された安
全ヘルメット装置を使用する際には、まず電源スイッチ
7を入れて、バッテリー8からの電力を処理回路10及
びブザー11に通電した状態でヘルメット1を装着した
作業員が作業する。
【0004】一方、作業用車両の方には超音波送信器2
が取り付けられており、一定の時間間隔で超音波が作業
用車両の回りの危険領域を音場とするように超音波が送
信される。作業員が作業用車両に近づき危険領域に入っ
た場合、超音波受信器5が作業用車両からの超音波を受
信し、処理回路10で受信信号を増幅後、ろ波し、作業
用車両からの超音波であることを判別した後、警報作動
信号がブザー11に供給されてブザー11が作動する。
【0005】こうして作業員は自分が危険領域に居るこ
とが分かり、従って作業用車両との接触事故を防止する
ことができる。また、別の例としては、特開平1−14
308号又は特開平1−12285号に記載されたよう
に安全ヘルメット装置の超音波受信器5を超音波送受信
器として使用し、作業用車両の超音波送信器2も超音波
送受信器として使用して、安全ヘルメット装置が作業用
車両の超音波送受信器からの超音波を受信したときに、
周波数の異なる超音波を安全ヘルメット装置の超音波送
受信器から作業用車両へ返送する、いわゆるトランスポ
ンダ方式を採用するものもある。作業用車両側で送信か
ら受信までの所要時間を算出することで、作業員との距
離を検出することができる。
【0006】このトランスポンダ方式の場合、作業員自
身が危険領域に居ることが分かるだけでなく、作業用車
両側でも作業員の位置及び方位情報が得られ、双方で作
業員と作業用車両との接触事故を防止することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
安全ヘルメット装置においては、作業員が電源スイッチ
7を入れ忘れたり、逆に作業終了後、電源スイッチ7を
切り忘れたりするという問題がある。電源スイッチ7を
入れ忘れたときには、安全ヘルメット装置が作動しない
ために危険であり、また電源スイッチ7を切り忘れたと
きには、バッテリー8が早期に消耗するために、バッテ
リー8の交換が頻繁になり煩わしいという問題がある。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みなされたも
ので、電源スイッチの入/切の必要のない安全ヘルメッ
ト装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の安全ヘルメット装置は、作業員の装着する
ヘルメットに取り付けられ、超音波送信器を取り付けた
作業用車両からの超音波を受信する超音波受信器、超音
波受信器からの受信信号を処理する処理回路及び処理回
路からの警報作動信号に基づいて作動する警報装置を備
え、さらに、作業員の運動によって往復回動する振子
と、振子からの往復回動運動を増速伝達する伝達機構
と、伝達機構の出力軸に連結される発電機と、発電機に
よって発生した電力を蓄える充電式バッテリーとを備
え、該充電式バッテリーを前記安全ヘルメット装置の超
音波受信器、処理回路及び警報装置の電源とする。
【0010】
【作用】作業員の移動、作業等の運動によって振子が往
復回動する。この往復回動が伝達機構によって増速伝達
されて、発電機を回転して発電させる。発電機によって
発生した電力は充電式バッテリーに蓄えられ、充電式バ
ッテリーが安全ヘルメット装置の超音波受送信器、処理
回路及び警報装置の電源となる。
【0011】従って、電源スイッチがなくても良いた
め、電源スイッチの入れ忘れ、切り忘れ、バッテリーの
交換を一掃することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の実施例に係わる安全ヘルメット装
置を取り付けたヘルメットの一部破断斜視図である。従
来と同一の部分は、同一の符号を付しその説明を省略す
る。本実施例では、従来、一方のセンサユニット3に設
けられていた電源スイッチ7を廃止し、片方のセンサユ
ニット3に充電式バッテリー16を組み込んでいる。
【0013】さらに、ヘルメット1の頂部内側には、振
子12、振子12の回転軸中心の回動を増速伝達する伝
達手段である増速機13、増速機13の出力軸に連結さ
れる発電機14及び整流回路15が配置される。これら
発電機14等の拡大斜視図及び拡大分解図を図2に示
す。17は、振子12、増速機13、発電機14をヘル
メット1に固定するための取付金具である。振子12
は、振子回転軸19を中心として、振子運動である往復
回動を行うことができるように振子回転軸19に固定さ
れる。振子回転軸19は、増速機13の歯車26に一体
に連結される。増速機13は、歯車26、27、28、
29を備え公知の増速機構を構成する。振子回転軸19
からの往復回動運動は、歯車26、歯車27、歯車28
及び歯車29を介して増速され、出力軸30から発電機
14へと伝達される。
【0014】発電機14は、公知の電機子と固定子を備
え、出力軸30からの回転によって発電電圧を発生し、
整流回路15で整流が行われる。図3は、本実施例のブ
ロック図を表す。作業員の移動、作業等の運動によって
振子12が往復回動し、この往復回動が増速機13によ
って増速伝達されて、発電機14を回転して発電させ
る。発電機14の発電電圧が整流回路15で整流され
て、充電式バッテリー16に供給され蓄えられ、処理回
路10へと給電される。処理回路10を介して超音波受
信器5及びブザー11へ必要な電力が供給される。
【0015】図4に、発電機14の発電電圧と、整流回
路15での整流電圧を示す。発電電圧の絶対値は、振子
12の速度に比例する。超音波の受信、受信信号の増
幅、ブザーの作動に要する電力は、極めて微弱であり、
例えば、現状の消費電圧、電流は、ブザー非作動時には
3V−1mA、ブザー作動時には3V−13mA程度で
ある。従って、ヘルメット装着時には、充電式バッテリ
ー16が充電されていない場合でも、作業員が歩行して
いる内か、または作業開示後短時間の内に動作に必要な
電力が充電され、安全ヘルメット装置の警報機能が働く
ようになる。
【0016】このように、電源スイッチがなくても良い
ため、電源スイッチの入れ忘れ、切り忘れ、バッテリー
の交換を一掃することができる。図5は、振子、増速
機、発電機の他の実施例を示す拡大斜視図であり、振子
12を省き、増速機13及び発電機14のケーシング自
身を振子としたものである。これら増速機13及び発電
機14は、取付金具21によって安全ヘルメット1に取
り付けられて取付金具21から伸びた入力軸23を中心
として増速機13及び発電機14が揺動する。この入力
軸23と増速機13及び発電機14との相対往復回動に
よって第1実施例と同様に発電させるものである。尚、
発電機14が揺動するため、整流回路15との間の接続
は、フレキシブル電線22を使用している。
【0017】本実施例では、振子を特別に設ける必要が
ないので、全体の軽量化を図ることができる。尚、以上
の実施例は、作業用車両から作業者への一方方向の送信
方式及びトランスポンダ方式のいずれの方式にも適用す
ることが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安全ヘルメット装置に、作業員の運動によって往復回動
する振子と、振子からの往復回動運動を増速伝達する伝
達機構と、伝達機構の出力軸に連結される発電機と、発
電機によって発生した電力を蓄える充電式バッテリーと
を備え、該充電式バッテリーを前記安全ヘルメット装置
の超音波受信器、処理回路及び警報装置の電源とするこ
ととしたので、電源スイッチがなくても良く、電源スイ
ッチの入れ忘れ、切り忘れ、バッテリーの交換を一掃す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表す安全ヘルメット装置の一
部破断斜視図である。
【図2】(A)は図1の実施例の発電機等を表す拡大斜
視図であり、(B)は増速機の分解図である。
【図3】図1の実施例のブロック図である。
【図4】(A)は発電機の発電電圧のタイムチャートで
あり、(B)は整流回路による整流電圧のタイムチャー
トである。
【図5】他の実施例を表す発電機等の拡大斜視図であ
る。
【図6】従来の安全ヘルメット装置の斜視図である。
【符号の説明】
5 超音波受信器 10 処理回路 11 ブザー(警報装置) 12 振子 13 増速機 14 発電機 16 充電式バッテリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業員の装着するヘルメットに取り付け
    られる安全ヘルメット装置であって、超音波送信器を取
    り付けた作業用車両からの超音波を受信する超音波受信
    器、超音波受信器からの受信信号を処理する処理回路及
    び処理回路からの警報作動信号に基づいて作動する警報
    装置を備える安全ヘルメット装置において、 作業員の運動によって往復回動する振子と、振子からの
    往復回動運動を増速伝達する伝達機構と、伝達機構の出
    力軸に連結される発電機と、発電機によって発生した電
    力を蓄える充電式バッテリーとを備え、該充電式バッテ
    リーを前記安全ヘルメット装置の超音波受信器、処理回
    路及び警報装置の電源とすることを特徴とする安全ヘル
    メット装置。
JP6052187A 1994-03-23 1994-03-23 安全ヘルメット装置 Pending JPH07260934A (ja)

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JP6052187A JPH07260934A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 安全ヘルメット装置

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ID=12907809

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JP6052187A Pending JPH07260934A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 安全ヘルメット装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100816555B1 (ko) * 2007-05-29 2008-03-25 에스큐엔지니어링(주) 충돌인지센서가 구비된 점검용 안전모
JP2010160121A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Toyota Industries Corp 超音波送受信装置
JP2016200927A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 株式会社システック 電源切不能手段を備えた安全装置
CN114515042A (zh) * 2022-01-27 2022-05-20 中国长江三峡集团有限公司 一种安全帽

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