JP5203525B1 - 親子局危険検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】親局において、どの子局が危険領域にあるかを瞬時に判断することができると共に、子局を装着した作業員が自らでは危険領域から脱することができない状況下であっても、周囲の者が注意したりまたは救助したりして危険領域から脱することができるようにする。
【解決手段】親局1は、第1の超音波f1の送信から第2の超音波f2の受信までの時間差から子局2が危険領域に存在するかどうかを検出し、危険領域に存在することが検出された場合に、第3の超音波f1を送信すると共に、子局2は、第3の超音波を受信したときに警報光発生信号を出力して発光装置76を発光させて、子局2を装着した作業員の周囲に対して発光装置76の発光を視認可能な状態とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば建設・土木作業における重機車両と周辺作業員との接触事故を防止する目的等で使用され、親子局間の危険を検出する親子局危険検出装置に関する。
従来、建設・土木作業において使用されている親子局危険検出装置としては、親局が、第1送信センサ、第1受信センサ、制御回路及び第1警報装置を備え、子局が、第2受信センサ、第2送信センサ、応答回路及び第2警報装置を備えており、親局は例えば重機車両に設置され、子局は作業員のヘルメット、ベスト等に設置されて、例えば作業員に装着されるものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
例えば特許文献2に記載の親子局危険検出装置では、親局の第1送信センサが第1の超音波を危険領域をカバーするように送信し、子局の第2受信センサが第1の超音波を受信すると第2送信センサが第2の超音波を送信し、親局の第1受信センサが第2の超音波を受信し、子局が危険領域に存在すると検出した場合に親局は第3の超音波を送信する。子局で受信された第3の超音波は、子局の選別回路で第1の超音波か第3の超音波かが選別される。子局は、第3の超音波を受信したことを選別することで、自分が危険領域に存在することを検出して、警報作動信号を出力するようになっている。
そして、子局において警報作動信号によって警報音が発生されると、子局を装着した作業員自らが危険領域に居ることを認識することができるから、直ちに親局のある重機車両から離れることで、危険を回避することができる。
特開平1−12285号公報 特許3202865号公報
しかしながら、従来の親子局危険検出装置では、以下のような問題がある。
子局が危険領域に存在していることを親局が検出したときには、親局においても警報が出されて、重機車両の操作者に危険が知らされるものの、警報が出されただけでは、どの子局が危険領域にあるかを瞬時に判断することが困難な場合がある。
警報音が発生される前に子局を装着した作業員が気を失って意識を喪失した場合等自力で避難し得ない場合には、警報音が出されていても避難できないから、危険な状態が回避されない。
また、子局はバッテリーで動作するから、バッテリーが消耗した場合には、それを知らしめる必要がある。
本発明は、上記従来の親子局危険検出装置の問題を解決することをその目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明は、第1の波を危険領域をカバーするように送信すると共に第1の周波数と異なる周波数の第2の波を受信する第1送受信センサを備えた親局と、
親局から送信された第1の波を受信すると共に前記第2の波を送信する第2送受信センサと、バッテリーと、発光装置と、を備えた子局と、からなり、
子局は作業員に装着され、
親局は、第1の波の送信から第2の波の受信までの時間差から子局が前記危険領域に存在するかどうかを検出し、危険領域に存在することが検出された場合に、第3の波を送信すると共に、子局は、第3の波を受信したときに警報光発生信号を出力して発光装置を発光させて、子局を装着した作業員の周囲に対して発光装置の発光を視認可能な状態とし、
子局は、電圧コンバータをさらに備え、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より大きい場合に、電圧コンバータは第2電圧値V2(>V1)の電圧に変換して発光装置へと供給し、子局は、バッテリー確認信号を出力して発光装置を発光させる一方で、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より小さい場合には、電圧コンバータは出力電圧を0とし、発光装置の作動を不能にすることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記警報光発生信号と前記バッテリー確認信号は、互いに異なる形態で発光装置を発光させる信号であることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、子局は、音響発生装置をさらに備え、該音響発生装置には電圧コンバータを介さずにバッテリーの電圧が供給されており、子局は、第3の波を受信したときに警報音発生信号を出力して音響発生装置を作動させると共に、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より小さい場合に、音響発生装置を作動させることを特徴とする。
本発明によれば、子局が危険領域に存在したときに警報光発生信号を出力して発光装置を発光させて周囲から視認できるようにするために、その子局が危険領域に存在することを周囲の者が認識できるようになる。そのため、親局側にいる者が、どの子局が危険領域にあるかを瞬時に判断することができると共に、子局を装着した作業員が自らでは危険領域から脱することができない状況下であっても、周囲の者が注意したりまたは救助したりして危険領域から脱することができるようになる。
また、バッテリー確認信号を出力して発光装置を発光させることで、バッテリーの電圧が十分であることを確認することができる。
また、電圧コンバータを備えることで、バッテリーの電圧にかかわらず、発光装置の輝度を一定にすることができる一方で、バッテリーの電圧が小さくなる場合には、発光装置が発光できないようにして、中途半端な使用を防ぐことができる。
また、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より小さくなると、音響発生装置を作動させるようにすることで、バッテリーの電圧が小さくなった場合に、バッテリー交換の注意を喚起することができる。
本発明の親子局危険検出装置が適用される現場の一例を表す説明図である。 本発明の実施形態に係る親子局危険検出装置の全体ブロック図である。 親局の制御回路の詳細ブロック図である。 子局の応答回路の詳細ブロック図である。 子局の応答回路の信号選別回路のブロック図である。 電圧コンバータの特性を示すグラフである。 子局の警報音装置のブロック図である。 子局の警報光装置のブロック図である。 親局と子局の送信及び受信のタイミングチャートである。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の親子局危険検出装置が適用される現場の一例を表しており、図において、従来例と同様に、親局1は例えば重機車両のような移動体に設置され、子局2は作業員のヘルメット、ベスト、チョッキ、ベルト等に設置される。
図2に示すように、親局1は、送受信センサ11、送受信センサ11の制御を行う制御回路13及び警報装置14を備え、電源としては、重機車両のバッテリー等を利用することができる。送受信センサ11は、送信センサ用振動子と受信センサ用振動子とから構成してもよいし、または、少なくとも2つの周波数応答領域を持ち、送信と受信の両方を行う1つの振動子で構成してもよい。必要に応じて複数個の送受信センサが設けられ、全センサで形成される音場がその移動体の危険領域をカバーするように配置される。制御回路13は送受信センサ11の制御を行うもので、その詳細ブロック図を図3に示す。
図3の基準パルス発生回路21は、周期T毎の基準パルスを出力して、送信パルス発生回路22に送るものである。送信パルス発生回路22では、周波数f1の基準発信器24から基準パルス毎に周波数f1の送信信号を発生し、この送信信号が増幅回路23で増幅されて送受信センサ11を駆動する。帯域通過フィルタ/AMP25は、送受信センサ11からの受信信号を受けて、周波数f2を中心とする周波数帯域の信号をろ波して、距離判別回路28へと送るものである。また、遅延回路26は、基準パルスを受けて所定時間遅延された信号を出力し、距離測定ゲート回路27へと送る。距離測定ゲート回路27は、遅延回路26からの信号に基づいて、危険度に対応する数種類のゲート信号を作る。距離判別回路28では、帯域通過フィルタ/AMP25からの信号に対してシュレシホールド値との比較、信号幅の所定値との比較等を行ってノイズカットをすると共に、これらの通過信号と距離測定ゲート回路27からのゲート信号とのANDを取り、このAND信号を警報信号出力回路29へと送る。警報信号出力回路29では、出力されたゲートから子局との距離に関する情報を得て、危険度に応じて警報音の周波数や、警報音のインターバルを分別して警報音発生信号を出力する。警報音発生信号の他、警報表示発生信号及び制御用外部出力信号を含む警報作動信号が生成されて、警報装置14及び外部へと出力される。同時に警報信号出力回路29は遅延回路30へも警報作動信号を送る。遅延回路30では、所定時間(t3)遅延された信号を出力し、確認信号生成回路31は遅延回路30からの信号でトリガ信号を送信パルス発生回路22へと送る。
図2に戻り、警報装置14は、前記警報音発生信号を受けて警報音を発生し、警報表示発生信号を受けて警報表示を行い、重機車両運転者に危険を喚起する。また、制御用外部出力信号は、重機車両の駆動回路に入力されて、重機車両の作動を停止させるものである。
一方の子局2は、送受信センサ41、送信回路42、応答回路43、警報音装置44、警報光装置46、電圧コンバータ48及びバッテリー50を備える。
送受信センサ41は、送信センサ用振動子と受信センサ用振動子とから構成してもよいし、または、少なくとも2つの周波数応答領域を持ち、送信と受信の両方を行う1つの振動子で構成してもよい。子局2の送受信センサ41は、必要に応じて複数個のセンサからなり、作業員がどのような姿勢にあっても親局1からの超音波を受信することができるようにヘルメット、ベスト、チョッキ、ベルト等において分散配置される。
送信回路42及び応答回路43は送受信センサ41を駆動し、親局1からの超音波を受信したときに第2の超音波を送信させるもので、その詳細ブロック図を図4に示す。
図4において、帯域通過フィルタ/AMP52は、送受信センサ41からの受信信号を受けて、周波数f1を中心とする周波数帯域の信号を通過して、信号判別回路53へと送るものである。信号判別回路53は、シュレシホールド値との比較、信号幅の所定値との比較等を行ってノイズカットを行い、通過した信号を信号選別回路54へと送る。信号選別回路54では、後述のように親局1からの超音波が第1の超音波か第3の超音波かの選別を行い、第1の超音波であるときには返信パルス発生回路57に信号を送り、第3の超音波であるときには警報信号出力回路55へ信号を送るものである。
信号選別回路54は、図5に示したように、信号判別回路53からの第1の超音波の受信信号に基づいて、所定時間(t2+t3)遅延された確認ゲート信号を生成する確認ゲート信号生成回路60と、信号判別回路53からの第1の超音波の受信信号に基づいて所定時間(t2)遅延されたトリガ信号を生成して、返信パルス発生回路57へと送る返信信号生成回路61と、確認ゲート信号と信号判別回路53からの信号のANDをとるANDゲート62と、を備える。
返信パルス発生回路57では、周波数f2の基準発信器56から、信号選別回路54からのトリガパルスを受けて周波数f2の返信信号を発生し、この返信信号が送信回路42で増幅されて送受信センサ41を駆動するようになっている。
警報信号出力回路55は、信号選別回路54からの信号を受けると、警報音装置44用の警報音発生信号と、警報光装置46用の警報光発生信号とを生成するようになっている。警報音発生信号は、500Hz〜2500Hzの脈動音を発生させる信号となっており、警報光発生信号は、第1繰り返し時間T1の間歇信号となっている。
図2に戻り、送信回路42及び警報音装置44は、直接バッテリー50に接続され、また、応答回路43及び警報光装置46は電圧コンバータ48を介してバッテリー50に接続される。
電圧コンバータ48は、バッテリー50の電圧をD/D変換するものであり、図6に示したように、バッテリー50の電圧が第1電圧値V1より大きい場合に、第2電圧値V2(>V1)の電圧に昇圧して定電圧を応答回路43及び警報光装置46に供給する一方で、バッテリー50の電圧が第1電圧値より小さい場合には、0Vとし、応答回路42及び警報光装置46の作動を不能にする。
警報音装置44は、図7に示したように、警報音ドライバー回路65と、音響発生装置66と、バッテリー検出回路67と、ORゲート68とを備える。音響発生装置66は、ブザー等から構成することができ、ヘルメット、ベスト、チョッキ、ベルト等において作業員の耳の位置に比較的近い位置に設置される。バッテリー検出回路67は、バッテリー50の電圧が第1電圧値より小さくなったことを検出して信号を発生し、ORゲート68を介して警報音ドライバー回路65を駆動して、音響発生装置66を作動させるものである。また、ORゲート68には、前記警報信号出力回路55からの警報音発生信号が入力され、警報音ドライバー回路65を駆動して、音響発生装置66を作動させるようになっている。
音響発生装置66の音量は大きくすれば子局2を装着している作業員に十分に危険を喚起できるものの、あまり大きいと近隣住民への騒音となり近隣住民からのクレームとなる。そのため、装着している作業員が十分に聞き取ることができる音量に設定されるとよい。音響発生装置66は、第1電圧値以下でも動作可能である。
警報光装置46は、図8に示すように、警報光ドライバー回路75と、複数の発光装置76と、バッテリー検出回路77と、ORゲート78とを備える。複数の発光装置76は、LED等から構成することができ、送受信センサ41と同様にヘルメット、ベスト、チョッキ、ベルト等において分散配置される。バッテリー検出回路77は、電圧コンバータ48の出力電圧が0Vでないときに、第2繰り返し時間T2の間歇信号であるバッテリー確認信号を発生し、ORゲート78を介して警報光ドライバー回路75を駆動して、発光装置76を第2繰り返し時間T2で点滅させる。また、ORゲート78には、前記警報信号出力回路55からの警報光発生信号が入力され、警報ドライバー回路75を駆動して、発光装置76を第1繰り返し時間T1で点滅させるようになっている。ここで、第1繰り返し時間T1は、第2繰り返し時間T2よりも短い。発光装置76は、第2電圧値V2以上でその輝度が劣化することなく動作する。
以上の構成により、子局2においては、バッテリー50の電圧が第1電圧値V1よりも大きい状態であれば、電圧コンバータ48から第2電圧値V2の電圧が出力されているので、バッテリー検出回路77は、バッテリー確認信号を発生しており、発光装置76は第2繰り返し時間T2で点滅している。従って、作業員は、この点滅によって、バッテリーの電圧が十分であることを知ることができ、子局2が確実に動作可能な状態であることを知ることができる。
次に、親局1と子局2との間の動作を図9に基づいて説明する。
まず、親局1の送受信センサ11からは、周波数f1で第1の超音波が送信される。この親局1の第1の超音波のための送信信号をMT1で表す(図9(a))。第1の超音波は、親局1と子局2の距離に比例した伝搬時間t1だけ遅れて子局2により受信される。この受信信号をRR1で表す(図9(b))。RR1の受信から子局2は、信号の残響や干渉を避けるために信号選別回路54で設定される遅延時間t2を経た後に周波数f2で第2の超音波を親局1に対して返信する。この第2の超音波のための返信信号をRT1で表す(図9(c))。第2の超音波は伝搬時間t1だけ遅れて親局1により受信される。この受信信号をMR1で表す(図9(d))。
この受信信号MR1は、距離測定ゲート回路27で設定された危険ゲート信号(尚、ここでは危険度に応じた複数のゲート信号を代表して危険ゲート信号として表す)(図9(e))とのANDがとられる。AND信号が出力された場合には(図9(f))、警報信号出力回路29から警報作動信号が出力される。同時に、さらに、残響や干渉を避けるために遅延回路30で設定される遅延時間t3の後、再び周波数f1で第3の超音波を送信する。この親局1の第3の超音波のための送信信号をMT2で表す(図9(g))。第3の超音波は、伝搬時間t1の後に子局2によって受信される。この受信信号をRR2で表す(図9(h))。この受信信号RR2を受けたということは、子局2が親局1に捕捉されていることを、言い換えれば、子局2が親局1の危険距離内にあることを意味しており、伝搬時間の遅れはあるものの(距離10mのとき約0.03秒)、遅延時間を含め0.1秒以内には親局1の危険情報を子局2で認識することができる。子局2の信号選別回路54にて、確認ゲート信号(図9(i))と受信信号RR2とのANDがとられ、AND信号が出力された場合には(図9(j)、警報信号出力回路55から警報音発生信号と警報光発生信号が出力される。
警報音発生信号は、子局2の警報音装置44へと入力されて、音響発生装置66が鳴るので、作業員は危険を察知することができる。同時に、警報光発生信号は、子局2の警報光装置46へと入力されて、発光装置76が点滅する。この点滅は、第2繰り返し時間T2よりも短い第1繰り返し時間T1の点滅と第2繰り返し時間T2による点滅とが重畳した形となり、緊急性を表した点滅となる。
親局1の設置された重機車両を操作している作業員は、親局1の警報装置14が警報作動信号によって作動するために、危険領域に作業員が存在していることを知ることができ、その際に周囲を見渡した時に、子局2の発光装置76が点滅している作業員を見つければ、瞬時に、どの作業員が危険な状態にあるかを認識することができる。
また、仮に、危険領域に存在している作業員が警報に気づかない場合または意識の喪失、身動きが取れない等自力で避難し得ない場合であっても、作業員の周囲にいる作業員等、または重機車両を操作している作業員が、他の作業員の子局の点滅を発見することで、その危険を察知して、作業員に注意したりまたは作業員を救助したりすることが可能になる。
電圧コンバータ48によってバッテリー50の電圧が第1電圧値V1に低下するまでは第2電圧値に保たれるために、発光装置76の輝度を一定に保つことができる。
バッテリー50が消耗してバッテリー50の電圧が第1電圧値V1よりも低下すると、電圧コンバータ48からの出力は0となり、よって、警報光装置46のバッテリー検出回路77からの間歇信号は停止するので、発光装置76はもはや発光せず、また応答回路43も作動しない。一方で、警報音装置44のバッテリー検出回路67が信号を発生して、音響発生装置66が連続作動される。音響発生装置66が鳴ったときに、その要因が危険領域にいるためか、バッテリー50の電圧の低下かのいずれかであるか、即座には識別できない場合もあるが、発光装置76が発光していないこと、重機車両から離れて安全な領域に移動しても音響発生装置66が鳴り続けていることから、バッテリー低下であることを識別することができる。このため、バッテリー50の交換を余儀なくされることとなり、バッテリー不足状態における中途半端な使用を防止することができる。こうして、装置の安全性を担保することができる。
尚、以上の実施形態では、親局と子局との間で超音波を送受信していたが、これに限るものではなく、電波、光等の空気中を伝搬する任意の波を用いることが可能である。
また、以上の実施形態では、発光装置76が点滅し、その繰り返し時間即ち周期が警報光発生信号とバッテリー確認信号とで異なるようにしていたが、これに限るものではなく、任意の形態を異なるようにすることができる。例えば、バッテリー確認信号による場合は緑色を発光し、警報光発生信号による場合は赤色を発光するようにして、発光する色を変えるようにすることもでき、複数の色に対応して異なる種類の発光装置76を備えるようにしてもよい。
1 親局
2 子局
11 送受信センサ(第1送受信センサ)
13 制御回路
41 送受信センサ(第2送受信センサ)
43 応答回路
48 電圧コンバータ回路
50 バッテリー
66 音響発生装置
76 発光装置

Claims (3)

  1. 第1の波を危険領域をカバーするように送信すると共に第1の周波数と異なる周波数の第2の波を受信する第1送受信センサを備えた親局と、
    親局から送信された第1の波を受信すると共に前記第2の波を送信する第2送受信センサと、バッテリーと、発光装置と、を備えた子局と、からなり、
    子局は作業員に装着され、
    親局は、第1の波の送信から第2の波の受信までの時間差から子局が前記危険領域に存在するかどうかを検出し、危険領域に存在することが検出された場合に、第3の波を送信すると共に、子局は、第3の波を受信したときに警報光発生信号を出力して発光装置を発光させて、子局を装着した作業員の周囲に対して発光装置の発光を視認可能な状態とし、
    子局は、電圧コンバータをさらに備え、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より大きい場合に、電圧コンバータは第2電圧値V2(>V1)の電圧に変換して発光装置へと供給し、子局は、バッテリー確認信号を出力して発光装置を発光させる一方で、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より小さい場合には、電圧コンバータは出力電圧を0とし、発光装置の作動を不能にすることを特徴とする親子局危険検出装置。
  2. 前記警報光発生信号と前記バッテリー確認信号は、互いに異なる形態で発光装置を発光させる信号であることを特徴とする請求項記載の親子局危険検出装置。
  3. 子局は、音響発生装置をさらに備え、該音響発生装置には電圧コンバータを介さずにバッテリーの電圧が供給されており、子局は、第3の波を受信したときに警報音発生信号を出力して音響発生装置を作動させると共に、バッテリーの電圧が第1電圧値V1より小さい場合に、音響発生装置を作動させることを特徴とする請求項1または2記載の親子局危険検出装置。
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