JP2019028016A - 異物検査方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料等の液体を充填している透光性の容器に混入している沈殿異物及び浮遊異物を確実に連続的に検査する異物検査方法及び装置を提供する。【解決手段】透光性の被検査体10を円盤状のメインロータリ110に把持して搬送しながら被検査体の姿勢を正立姿勢から徐々に傾斜させて倒立姿勢に変え、倒立姿勢から徐々に正立姿勢に変えるようになっており、透過光方式若しくは反射光方式により、正立姿勢から倒立姿勢までに被検査体を2回撮像して画像比較することにより沈殿異物を検査し、倒立姿勢を維持しながら搬送される被検査体を所定時間に2回撮像して画像比較することにより浮遊異物を検査し、その後、正立姿勢に変えると共に、沈殿異物及び浮遊異物の検査結果に従って被検査体を後工程に搬送する。【選択図】図15

Description

本発明は異物検査方法及び装置に関し、特に透光性の容器内の液体中に混入して沈殿している沈殿異物や液体中に浮遊している浮遊異物の検出を確実に行う異物検査方法及び装置に関する。
従来透光性容器内の異物検査として、例えば特許第3048049号公報(特許文献1)、特許第3072631号公報(特許文献2)、特許第4101555号公報(特許文献3)に開示されたものがある。
従来の異物検査では、被検査対象である容器を一定の姿勢で搬送しながら実施している。このため、沈殿異物や浮遊異物を連続的に検査することができない。
特許第3048049号公報 特許第3072631号公報 特許第4101555号公報
飲料等の容器搬送システムでの浮遊異物の検査は、実際の製造ラインで検査員の目視検査の工程で行われているが、目視のために確実ではないという問題がある。他の異物検査方法としては、被検査体としての容器を高速回転させ、停止させて強制的に内容液を流動状態にして異物の移動を検査する方法があるが、異物の比重が重い物は回転させても浮き上がることはできない問題がある。回転数と内容液の関係により、容器を回転させることにより気泡が発生し、気泡を浮遊異物として誤検出する可能性が高まる。また、容器を高速回転させる方法では、容器が円筒形状でない場合、内容液の流れが容器形状に大きく左右されてしまい、異物が検査範囲を脱出する可能性もある。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、飲料等の液体を充填している透光性の容器に混入している沈殿異物及び浮遊異物を確実に連続的に検査する検査方法及び装置を提供することにある。
本発明は異物(沈殿異物、浮遊異物)検査方法に関し、本発明の上記目的は、透光性の被検査体を円盤状のメインロータリに把持して搬送しながら前記被検査体の姿勢を正立姿勢から徐々に傾斜させて倒立姿勢に変え、前記倒立姿勢から徐々に前記正立姿勢に変えるようになっており、透過光方式若しくは反射光方式により、前記正立姿勢から前記倒立姿勢までに前記被検査体を2回撮像して画像比較1をすることにより沈殿異物を検査し、前記倒立姿勢を維持しながら搬送される前記被検査体を所定時間に2回撮像して画像比較2をすることにより浮遊異物を検査し、その後、前記正立姿勢に変えると共に、前記沈殿異物及び前記浮遊異物の検査結果に従って前記被検査体を後工程に搬送するようになっていることにより達成される。
また、本発明は異物(沈殿異物、浮遊異物)検査装置に関し、本発明の上記目的は、順次搬送されて来る透光性の被検査体を受容して回転する円盤状の入口スターホイールと、前記入口スターホイールから受け渡された正立姿勢の前記被検査体を把持機構により把持すると共に、回転に応じて、傾斜ガイドレールの屈曲形状に係合して前記被検査体の姿勢を前記正立姿勢から徐々に傾斜させて倒立姿勢に変え、前記倒立姿勢から徐々に前記正立姿勢に変えるようになっている円盤状のメインロータリと、透過光方式若しくは反射光方式により、前記正立姿勢から前記倒立姿勢までに前記被検査体を2回撮像すると共に、前記倒立姿勢を維持しながら搬送される前記被検査体を所定時間に2回撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像画像に基づいて沈殿異物及び浮遊異物を検査する検査判定部と、
前記把持機構で解放され、前記メインロータリから搬送されて来る前記被検査体を受容して回転し、前記検査判定部の結果に従って後工程に搬送する円盤状の出口スターホイールとで構成されていることにより達成される。
本発明では、容器の底部以外で、容器デザインに極端な凹凸がない部分でカメラにより検査しているので、容器形状に左右されない部分での検査が可能である。カメラでの時間差撮像の画像の差分処理により時間経過で移動する影(異物)異物と、時間経過で移動しない影(ゴミ、汚れ)とを識別することができる。また、様々な比重の内容液、異物比重の組み合わせにより、異物の液中での移動速度が違うため、本発明では、異物移動の時間経過を異物比重(移動量)に合わせ、幾つもの時間経過処理過程を得て総合的に判別しており、比重差がある異物をも検査することができる。
容器内の異物の例を示す模式図である。 透過光方式で沈殿異物を検査する様子を示す模式図である。 透過光方式で沈殿異物を検査する様子を示す模式図である。 沈殿異物判定の画像例を示す画像図である。 反射光方式で沈殿異物を検査する様子を示す模式図である。 反射光方式で沈殿異物を検査する様子を示す模式図である。 沈殿異物判定の画像例を示す画像図である。 透過光方式で浮遊異物を検査する様子を示す模式図である。 透過光方式で浮遊異物を検査する様子を示す模式図である。 浮遊異物判定の画像例を示す画像図である。 反射光方式で浮遊異物を検査する様子を示す模式図である。 反射光方式で浮遊異物を検査する様子を示す模式図である。 浮遊異物判定の画像例を示す画像図である。 浮遊異物と気泡の識別を説明するための画像図である。 容器搬送システムの一例を示す平面機構図である。 カムチャック方式の把持機構の一例を示す機構図である。 カムチャック方式の把持機構と傾斜ガイドレールの係合例を示す機構図である。 カムチャック方式の把持機構と傾斜ガイドレールの係合例を示す機構図である。 傾斜ガイドレールと容器の姿勢の関係を示す機構形態図である。 本発明の制御系の一例を示すブロック図である。 本発明の動作例を示すフローチャートの一部である。 本発明の動作例を示すフローチャートの一部である。 実際の画像例を示す図である。 エアーチャック方式の把持機構の一例を示す機構図である。
従来の浮遊異物の検査は検査員の目視検査の工程で行われているが、本発明では、目視検査を受光カメラ、例えばCCDカメラによる画像処理に置き換え、確実かつ高速に行うことを可能にしている。本発明の異物検査では、同一搬送システム内で、比重の重い異物と比重の軽い異物をそれぞれの比重に合わせ、また浮遊異物についても検出する場所、被検査体の姿勢を変えて、最も異物を検出し易い姿勢を現出し、確実にかつ高速に異物を検査するようにしている。
図1で示すように透光性の容器10内の液体11中に混入した異物としては、底部12に沈殿している沈殿異物(液体11より比重が重い異物)もあり、また、液体11中に浮遊している浮遊異物(液体11と比重が殆ど同一の異物)もあり、容器10内の異物検査を行う場合には、いずれの異物も確実に検査できることが望まれる。以下では、沈殿異物と浮遊異物を含めて、単に「異物」とする場合もある。容器10の底部12に沈殿している沈殿異物は、エアーによるブロー成型容器の場合、底部12の変形、偏肉のよりや変形差により、図1に示すように異物が底部12に埋没してしまい、異物の検査が困難になる。また、浮遊異物に対しては、容器10の表面に付着するゴミ、汚れ、傷などとの差別化が困難であり、ゴミ、汚れ、傷等を異物として誤検出する可能性がある。
このような問題を解決する手法として、本発明は、容器10の形状や傷等の外的要因に左右されない部分での検査と、異物比重に対して対応する検査手法を提案する。本発明では、容器形状に左右されない部分での検査、異物とゴミ、汚れ等との差別化及び異物の比重に対応する異物検査を行う。併せて、本発明では、浮遊異物と溶液内に発生する気泡とを確実に識別し、浮遊異物の検査精度を向上している。
容器形状に左右されない部分としては、容器底部以外の部分で容器デザインにおいて極端に凹凸がない部分で、CCDカメラ等の撮像手段で捉えることが望ましい。そのため、本発明では撮像位置に合わせて容器の姿勢を変えるようにしている。また、異物とゴミ、汚れ等との差別化の手法としては、撮像手段での時間差撮像の画像の差分処理により、時間経過で移動しない影(ゴミ、汚れ等)と移動する影(異物)の差別化を行う。様々な比重の容液、異物の比重の組み合わせにより、異物の液体中での移動速度が異なるため、異物移動の時間経過を異物比重(移動量)に合わせて、多くの時間経過処理過程を得て総合的に判別することにより、比重差がある異物にも対応することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図2及び図3は透過光方式により沈殿異物を検査する手法を模式的に示しており、図2(A)は、垂直状態(正立姿勢)の容器10の上部(ボトルネック部)に光源20から光照射し、その透過光を反対側に設置したCCDカメラ21で撮像する様子を示している。この場合の異物30は、比重が液体より大きく底部に沈殿しているので、CCDカメラ21の撮像画像は図2(B)のように、異物30を撮像していない画像となる。その後、容器10を図3(A)に示すように90°よりも大きく傾斜させ、ボトルネック部が底部よりも下方となるような姿勢とし、同様に容器10のボトルネック部に光源20から光照射し、その透過光を反対側に設置したCCDカメラ21で撮像する様子を示している。この場合、異物30は比重によりボトルネック部の下方側に沈殿した状態になっているので、CCDカメラ21の撮像画像は図3(B)のようになり、異物画像30Aが写っている。図3では光源20が容器10の上側に、CCDカメラ21が下側に配置されているが、光源とカメラ位置は逆であっても良い。
その後、図2(B)の撮像画像と図3(B)の撮像画像を画像処理(例えば明度差の演算)することにより、図4に示すように異物に相当する異物画像30Bを取得でき、容器10内に異物が混入していることを検出できる。容器10に傷(容器10の損傷若しくは付着物の存在する形態を纏めて単に「傷」とする)が存在する場合には、図2(B)の撮像画像と図3(B)の撮像画像の両方に傷に対応する画像が現出するので、差をとることにより傷画像が残らず、異物ではないことを確認できる。
また、図5及び図6は反射光方式により沈殿異物を検査する手法を模式的に示しており、図5(A)は、垂直状態(正立姿勢)の容器10の上部(ボトルネック部)に傾斜した光源20から傾斜角をもって光照射し、その反射光を同一側に設置したCCDカメラ21で撮像する様子を示している。傾斜した光源20からの照射光は容器10で散乱し、CCDカメラ21で受光することができる。この場合、異物31は底部に沈殿しているので、CCDカメラ21の撮像画像は図5(B)のようになり、異物画像は写っていない。その後、容器10を図6(A)に示すように90°よりも大きく傾斜させ、ボトルネック部が底部よりも下方となるような姿勢とし、同様に容器10のボトルネック部に光源20から傾斜角をもって光照射し、その反射光をCCDカメラ21で撮像する様子を示している。この場合、異物31は比重により、下方側のボトルネック部の底部に移動して沈殿しているので、CCDカメラ21の撮像画像は図6(B)のようになり、異物画像31Aが写っている。そして、図5(B)の撮像画像と図6(B)の撮像画像を画像処理(例えば明度差の演算)することにより、図7に示すように異物に相当する異物画像31Bを取得でき、容器10内に異物31が混入していることを検出できる。容器10に傷が存在する場合には、図5(B)の撮像画像と図6(B)の撮像画像の両方に傷に対応する画像が現出するので、差をとることによって傷画像は消失してしまい、異物ではないことを確認できる。
次に、浮遊異物の検査について説明する。
図8及び図9は透過光方式により浮遊異物を検査する手法を模式的に示しており、図8(A)は、逆さにした垂直姿勢(倒立姿勢)の容器10の一方の側面側の光源20から光照射し、その透過光を反対側側面に設置したCCDカメラ21で撮像する様子を示している。この場合、容器10には傷32が付いていると共に、液体中に異物33が混入している。従って、CCDカメラ21の画像は図8(B)に示すように、傷32に対応する画像32Aと浮遊異物33に対応する画像33Aが写っている。その後、時間をおいて(例えば10秒後)同一姿勢の容器10を光源20及びCCDカメラ21で撮像すると、時間経過によって浮遊異物33が図9(A)に示すように移動するので、CCDカメラ21の撮像画像は図9(B)のようになる。そして、図8(B)の撮像画像と図9(B)の撮像画像を画像処理(差演算)することにより、図10に示すように異物に相当する異物画像33B1と33B2を取得できるが、傷32は両方の画像に現出するので、画像処理によって、対応部分32Bには画像が現れない。これにより、容器10内に浮遊異物33が混入していることを検出することができる。
図11及び図12は反射光方式により浮遊異物35を検査する手法を模式的に示しており、図11(A)は、逆さにした垂直姿勢(倒立姿勢)の容器10の上部(底部側)の光源20から光照射し、その反射光を容器10の側面側に設置したCCDカメラ21で撮像する様子を示している。この場合、容器10には傷34が付いていると共に、液体中に浮遊異物35が混入している。そして、光源20からの光は容器10内で乱反射され、側面に配置されたCCDカメラ21に入射されるので、その撮像画像は図11(B)に示すように、傷34に対応する画像34Aと浮遊異物35に対応する画像35Aが写っている。その後、時間をおいて(例えば10秒後)同一姿勢の容器10を光源20及びCCDカメラ21で撮像すると、時間経過によって浮遊異物35が図12(A)に示すように移動するので、CCDカメラ21の撮像画像は図12(B)のようになる。図11(B)の撮像画像と図12(B)の撮像画像を画像処理することにより、図13に示すように異物に相当する異物画像35B1と35B2を取得できるが、傷34は両方の画像に現出するので、画像処理によって、対応部分34Bには画像が現れない。これにより、容器10内に浮遊異物35が混入していることを検出することができる。
本発明では上記透過光方式若しくは反射光方式を用いて、同一の容器搬送システム内で沈殿異物、浮遊異物を容器の傷等と差別化して確実かつ高速に検査する。また、容器が搬送される途中において、揺れ等によって液体内に気泡が発生するが、本発明では気泡と浮遊異物を次のように識別している。即ち、図14(A)に示すように気泡40はほぼ真円形状であり、内部が空洞(空気等の気体)であるため、内部b1と周縁部a1とで明度が異なる。これに対して、浮遊異物は通常図14(B)に示すように真円ではない歪な形状(例えば楕円)であり、内部b2と周縁部a2とが同一の明度となっている。従って、このような相違点を判別することによって、気泡40と異物41を識別することができる。
次に、異物検査機構としての容器搬送システム100の詳細を図15に示して説明する。容器搬送システム100は、被検査対象である多数の容器10を順次受け入れ、前述した透過光方式若しくは反射光方式で容器10内の異物の有無を検査し、異物の無い正常な容器10は正常な商品として後工程に搬送し、異物の混入が検出された容器10を排斥する。本例は透過光方式で検査を行い、カムチャック方式で容器10を把持して搬送する例を挙げて説明する。
容器搬送システム100は、回転しながら透光性の容器10の姿勢を徐々に変えながら搬送すると共に、搬送途中で撮像手段で異物の検査を行う円盤状のメインロータリ110と、容器10を螺旋羽根によって連続的に容器搬送システム100に送り込むタイミングスクリュー101と、タイミングスクリュー101からメインロータリ110に容器10を受け渡す円盤状の入口スターホイール130と、検査されたメインロータリ110からの容器10を受け、後工程若しくは排斥工程へ搬送するための円盤状の出口スターホイール140とで構成されている。
入口スターホイール130の周縁には凹形状のポケット131が周設されており、タイミングスクリュー101の出口部がポケット131に係合しており、タイミングスクリュー101で搬送されて来る容器10は、受容位置P1で入口スターホイール130のポケット131に収納される。入口スターホイール130は図示M方向に回転されており、ポケット131に収容された容器10はメインロータリ110に搬送され、受け渡し点P2でメインロータリ110に渡される。入口スターホイール130の周辺部の一部(受容位置P1から受け渡し点P2まで)には、同一曲率で湾曲した搬送壁132が設けられており、ポケット131に収容した容器10が脱出しないように保持されて搬送される。
メインロータリ110は図示N方向に回転され、メインロータリ110には容器10を把持し開放するための把持機構120(後述する)が設けられており、把持機構120が受け渡し点P2で把持した容器10は、傾斜ガイドレール111の屈曲形状に応じて姿勢を徐々に変えながら、第1検査位置A、第1検査位置D、第2検査位置E、第2検査位置Fを経て受け渡し点P3まで搬送され、受け渡し点P3で解放される。本例の把持機構120はカムチャック方式であり、容器10の把持及び解放を行うためのカムレール121が受け渡し点P2及びP3の間(短い円弧部分)のメインロータリ110面上に配設されている。傾斜ガイドレール111は固定されており、メインロータリ110が回転することによって把持機構120も回転し、回転に応じて把持機構120の傾斜保持バー(125)が上下に搖動するので、これにより傾斜保持バー(125)の先端に把持された容器10の姿勢が、正立姿勢から徐々に傾斜して倒立姿勢となり、また、倒立姿勢か徐々に傾斜して再び正立姿勢となる。
第1検査位置Aには、図2で示す正立姿勢で容器10を撮像する光源201及びCCDカメラ202が設置され、第1検査位置Dには、図3で示す傾斜姿勢で容器10を撮像する光源203及びCCDカメラ204が設置されている。また、メインロータリ110の第2検査位置Eには、図8で示す倒立姿勢で容器10を撮像する光源205及びCCDカメラ206が設置され、第2検査位置F部には、図9で示す倒立姿勢で容器10を撮像する光源207及びCCDカメラ208が設置されている。異物検査は第1検査位置A及びDにおける撮像画像で沈殿異物の検査が実施され、第2検査位置E及びFにおける撮像画像で浮遊異物の検査が実施される。
出口スターホイール140の周縁にも凹形状のポケット141が周設されており、受け渡し点P3でメインロータリ110とポケット141とが係合するようになっており、受け渡し点P3で容器10はポケット141に収容されると共に、把持機構120は容器10を開放する。出口スターホイール140は図示Q方向に回転されており、ポケット141に収容された容器10は分岐点P4に搬送される。出口スターホイール140の周辺部の一部(受け渡し点P3から分岐点P4まで)には、同一曲率で湾曲した搬送壁142が設けられており、ポケット141に収容した容器10が脱出しないように保持されて搬送される。分岐点P4には搖動する切換爪143が設けられており、切換爪143の切換により容器10は後段の工程にベルト等で搬送されるか、排斥用スターホイール144によって排斥される。
図16は把持機構120の一部を把持状態及び解放状態について模式的に示しており、メインロータリ110の面上に一端が固定されている支持板122の他端には半円形のグリップ部122Aが設けられている。支持板122の中途部には支点122Bを介して係合片123が設けられており、係合片123の一端には半円形のグリップ部123Aが設けられ、他端にはカムレール121と係合するカムローラ123Bが取り付けられている。また、支点122Bの支持板122にはL字状の取付板124が固定されており、取付板124の底部とカムローラ123Bとの間にスプリング128が懸架されている。カムローラ123Bがカムレール121と当接していない場合には、スプリング128の弾性作用によってカムローラ123Bが図示の下方に押し下げられることによって、グリップ部123Aがグリップ部122Aと係合してチャックを形成し、チャックで容器10のボトルネック部を把持することができる。また、カムローラ123Bがカムレール121に当接すると、カムローラ123Bが図示の上方に押し上げられることによって、グリップ部123Aが開き開放状態となり、容器10が開放される。
カムレール121は、受け渡し点P2及びP3の間(短い円弧部分)のメインロータリ110面上に配設されており、この領域において開放状態となり、受け渡し点P2及びP3の間(長い円弧部分)の他の領域では把持状態を維持することになる。
図17は把持機構120の全体構造を示しており、メインロータリ110側から延設された固定部材126の一端に、支点125Aを支点として搖動する傾斜保持バー125が下方に垂設されており、傾斜保持バー125の先端部に容器10のチャックが取り付けられている。そして、傾斜保持バー125の両側は2本の傾斜ガイドレール111により挟持され、傾斜保持バー125は傾斜ガイドレール111の位置に応じて支点125Aを支点として搖動するようになっている。図17(A)は傾斜保持バー125が丁度下方に下がった状態であり、容器10も垂直な正立姿勢となっている。これに対し、図17(B)は傾斜ガイドレール111の位置により傾斜保持バー125が傾動し、それに伴って容器10も傾斜姿勢となっている。このようにして、傾斜ガイドレール111の位置(高さ)を変えることによって、容器10の姿勢を種々変更できる。図18(A)及び(B)は傾斜ガイドレール111の正面図であり、図18(A)は容器傾斜の初期を示し、図18(B)は傾斜ガイドレール111が高くなって容器10が倒立姿勢となった様子を示している。図18(C)は倒立姿勢における側面図である。支点125Aを基点に傾斜保持バー125が傾斜ガイドレール111に挟まれ、傾斜ガイドレール111の位置、捻りの軌道により、傾斜保持バー125の傾斜角度が任意の角度に設定され、容器10の姿勢傾斜角度を理想の状態のまま変えることができる。
図19は、図15における位置A〜Iについて、傾斜ガイドレール111と容器10の姿勢の関係を模式的に示しており、図19(A)は側面図であり、図19(B)は平面図である。なお、光源とCCDの位置は、容器10との関係で分かり易くしている。図19に示されるように、第1検査位置Aでは容器10は垂直(正立姿勢)であり、ここから徐々に傾斜して行き位置B及びCを経て、第2検査位置Dでは容器10は図3に示される傾斜姿勢となる。その後、更に傾斜角度が大きくなり、第2検査位置Eでは図8に示すような逆さまの倒立姿勢となる。この倒立姿勢を第2検査位置Fまで継続し、その後徐々に傾斜を緩やかにして行き、位置Iに達したときに元に戻って垂直姿勢(正立姿勢)となる。
また、本発明の制御演算系は図20に示すような構成であり、全体の制御、演算、処理等を行うためのCPU(MPU等を含む)220が設けられており、CPU220には、入口スターホイール130、メインロータリ110、出口スターホイール140等を駆動したり、停止したりする駆動部221、搬送されている容器10の位置を検出する位置検出部222、光源の点灯及び消灯とCCDカメラの撮像を制御する撮像制御部223、CCDカメラが撮像した画像等を格納するEEPROM等のメモリ224が接続されている。また、CPU220には、画像データの前処理及び後処理を行う前処理/後処理部225、差演算や補間等の画像処理を行う画像処理部230、異物を判定する異物判定部240、検査結果に従って切換爪143を切換える切換部226が接続されている。
このような構成において、図21及び図22のフローチャート並びに図19の姿勢動作図を参照して、本発明の動作例を説明する。以下では1本の容器10について説明するが、多数の容器10が順々に搬送されて連続的に検査される。
先ず被検査体としての容器10をタイミングスクリュー101及び入口スターホイール130を介して容器搬送システム100のメインロータリ110に搬入し(ステップS10)、メインロータリ110に容器10を搬入するタイミングで、カムローラ123Bがカムレール121から離間することによって容器10の上部(ボトルネック部)を把持機構120で把持し、把持した容器10を第1検査位置Aまで駆動部201の駆動(回転)で搬送する(ステップS11)。第1検査位置Aには光源201及びCCDカメラ202が設置されているので、位置検出部222の位置情報に基づいて、撮像制御部223は容器10が第1検査位置Aに達したとき、CCDカメラ202により容器10を撮像し、画像データ#1(図2(B)に対応)をメモリ224に格納し(ステップS12)、以後もメインロータリ110が回転されるので、把持機構120の把持部は傾斜ガイドレール111によって容器10を徐々に傾斜させながら位置B、位置Cを経て搬送し、第1検査位置Dまで搬送する(ステップS13)。第1検査位置Dには光源203及びCCDカメラ204が設置されており、第1検査位置Dに達すると容器10は図3(A)に示すような傾斜状態であり、この状態で撮像制御部223によりCCDカメラ143は容器10を撮像し、画像データ#2(図3(B)に対応)をメモリ224に格納する(ステップS14)。このようにして第1検査位置A及びDでの撮像が終了し、画像データ#1及び#2がメモリ224に格納されると、前処理/後処理部225は画像データ#1の前処理を行い(ステップS20)、画像データ#2について前処理を行うと共に(ステップS21)、位置の補正乃至補間を行う(ステップS22)。前処理では気泡等の不要な画像を消去したり、明度等の調整などを行う。
その後、画像処理部230は、前処理等を施された画像データ#1と画像データ#2に対して比較画像演算を行い(ステップS23)、画像処理部230の演算後に前処理/後処理部225は画像データ#1及び#2に対して画像の後処理を行う(ステップS24)。後処理は画像の傷等のデータ消去である。図23は実際の画像データの一例であり、図23(A)が第1検査位置Aの画像であり、図23(B)が第1検査位置Dの画像であり、図23(C)は差演算を行った画像を示している。そして、異物判定部240は、このような差演算をした画像に基づいて、容器10に沈殿異物が混入しているか否か(OK/NG)を判定する(ステップS25)。
この後、容器10を第2検査位置Eまで搬送するが、その際に傾斜ガイドレール111の傾斜に基づいて、容器10を更に傾斜させて行き、第2検査位置Eに達したときに図8(A)に示すように容器10は逆さになった倒立姿勢である(ステップS30)。第2検査位置Eには光源205及びCCDカメラ206が設置されており、この状態で、撮像制御部223はCCDカメラ206により容器10を撮像し、画像データ#3(図8(B)に対応)をメモリ224に格納し(ステップS31)、以後そのままの姿勢を保持して、所定時間をかけて容器10を第2検査位置Fまで搬送する(ステップS32)。第2検査位置Fには光源207及びCCDカメラ208が設置されており、第2検査位置Fに達しても容器10は図9(A)の姿勢であり、この倒立姿勢でCCDカメラ208は容器10を撮像し、画像データ#4(図9(B)に対応)をメモリ224に格納する(ステップS33)。このようにして第2検査位置E及びFでの撮像が終了し、画像データ#3及び#4がメモリ224に格納されると、前処理/後処理部225は画像データ#3の前処理を行い(ステップS40)、画像データ#4について前処理を行うと共に(ステップS41)、位置の補正乃至補間を行う(ステップS42)。その後、画像処理部230は前処理等を施された画像データ#3と画像データ#4に対し、比較画像演算を行い(ステップS43)、画像処理部230の演算後に前処理/後処理部225は画像データ#3及び#4に対して画像の後処理を行う(ステップS44)。そして、異物判定部240は容器10に浮遊異物が混入しているか否か(OK/NG)を判定すると共に(ステップS45)、沈殿異物の判定結果を踏まえて総合判定を行い(ステップS46)、OKの判定が出た容器については切換爪143をそのままとし(ステップS47)、正常な容器を下流工程に流して終了となる(ステップS48)。また、総合判定でNGと判定された容器は異物を含有しているので、切換部226は切換爪143を切換え(ステップS47)、排斥処理を行う(ステップS49)。
検査が終了した容器10はメインロータリ110から出口スターホイール140に受け渡す際、容器10のボトルネック部を把持していたチャックを開いて容器10を開放し、容器10を出口スターホイール140のポケット141に収納して搬送する。第1検査及び第2検査の判定結果により、異物混入無しで良品(OK)判定された容器は、切換爪143によって後工程にベルト等によって流され、異物混有りでNG判定された容器は切換部226によって出口スターホイール140で更に搬送され、排斥ホイール144との係合部で排斥側へ渡されて搬送され、ライン系外(排斥部)へと送られる。
上述では容器の把持及び解放をカムローラ123Bとカムレール121によるカムチャック方式で行っているが、エアーチャック方式でも良い。エアーチャック方式では、図24に示すように、グリップ127の開閉をエアーチャック自身の開閉(エアーチャックへのエアー供給及び停止(遮断))により行う。エアーチャックのグリップ開閉は90度の開閉であるため、入口スターホイール130からメインロータリ110への受け渡し点P2では、図24(B)に示すエアーチャック開状態によりグリップ閉にして容器10を把持し、出口スターホイール140とメインロータリ110の受け渡し点P3では、図24(A)に示すエアーチャック閉状態によりグリップ開にして容器10を開放放する。
上述した光源はレーザや可視光、LED等であっても良く、受光カメラはC−MOS等のカメラであっても良い。また、第2検査では2つの光源及び2つのカメラで撮像している、1つの光源及びカメラを移動して2回撮像するようにしても良い。
10 容器
11 液体
20、201、203、205、207 光源
21、202、204、206、208 CCDカメラ
30,31、33、35、41 異物
32、34 傷
40 気泡
100 容器搬送システム
101 タイミングスクリュー
110 メインロータリ
111 傾斜ガイドレール
120 把持機構
130 入口スターホイール
132、142 搬送壁
140 出口スターホイール
144 排斥用スターホイール
220 CPU
221 駆動部
222 位置検出部
223 撮像制御部
224 メモリ
225 前処理/後処理部
226 切換部
230 画像処理部
240 異物判定部

Claims (8)

  1. 透光性の被検査体を円盤状のメインロータリに把持して搬送しながら前記被検査体の姿勢を正立姿勢から徐々に傾斜させて倒立姿勢に変え、前記倒立姿勢から徐々に前記正立姿勢に変えるようになっており、
    透過光方式若しくは反射光方式により、前記正立姿勢から前記倒立姿勢までに前記被検査体を2回撮像して画像比較1をすることにより沈殿異物を検査し、
    前記倒立姿勢を維持しながら搬送される前記被検査体を所定時間に2回撮像して画像比較2をすることにより浮遊異物を検査し、
    その後、前記正立姿勢に変えると共に、前記沈殿異物及び前記浮遊異物の検査結果に従って前記被検査体を後工程に搬送するようになっていることを特徴とする異物検査方法。
  2. 前記画像比較1及び前記画像比較2が差演算で実施される請求項1に記載の異物検査方法。
  3. 前記被検査体の姿勢が、前記メインロータリの回転に伴う傾斜ガイドレールの屈曲に応じて変化するようになっている請求項1又は2に記載の異物検査方法。
  4. 順次搬送されて来る透光性の被検査体を受容して回転する円盤状の入口スターホイールと、
    前記入口スターホイールから受け渡された正立姿勢の前記被検査体を把持機構により把持すると共に、回転に応じて、傾斜ガイドレールの屈曲形状に係合して前記被検査体の姿勢を前記正立姿勢から徐々に傾斜させて倒立姿勢に変え、前記倒立姿勢から徐々に前記正立姿勢に変えるようになっている円盤状のメインロータリと、
    透過光方式若しくは反射光方式により、前記正立姿勢から前記倒立姿勢までに前記被検査体を2回撮像すると共に、前記倒立姿勢を維持しながら搬送される前記被検査体を所定時間に2回撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像画像に基づいて沈殿異物及び浮遊異物を検査する検査判定部と、
    前記把持機構で解放され、前記メインロータリから搬送されて来る前記被検査体を受容して回転し、前記検査判定部の結果に従って後工程に搬送する円盤状の出口スターホイールと、
    で構成されていることを特徴とする異物検査装置。
  5. 前記把持機構による前記被検査体の把持及び解放を、カムローラとカムレールの係合によって行う請求項4に記載の異物検査装置。
  6. 前記把持機構による前記被検査体の把持及び解放を、エアー供給のエアーチャックで行う請求項4に記載の異物検査装置。
  7. 前記出口スターホイールに切換爪が配設されており、前記検査判定部の結果がOKの場合に前記切換爪を経て前記被検査体を後工程に搬送し、前記検査判定部の結果がNGの場合に前記切換爪を切換えて前記被検査体を排斥する請求項4乃至6のいずれかに記載の異物検査装置。
  8. 前記撮像手段が、レーザーを含む光源及びCCDカメラを含む受光カメラで構成されている請求項4乃至7のいずれかに記載の異物検査装置。
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