JP2019027445A5 - - Google Patents
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Description
ここで、歯車13は扇型歯車であり、扇型の最外周部分(円弧部分)に歯32が形成されている。また、歯32の下側(+X方向側)の一部の領域には、小径円弧部52に当接する当接歯が設けられている。具体的には、歯32のうちの一部の歯(歯車13の回転移動方向における両端部側の1又は複数ずつの歯)は、他の歯に比べて+X方向において短く構成されている。そして、+X方向に短く構成されている歯の下部(+X方向側)に外周方向の長さが短い当接歯が構成されている。歯車13はこのような構成となっていることで、歯31が歯32と噛合う位置にあるときは歯31と歯32とが接触し、歯31が歯32と噛合う位置にないときは小径円弧部52における歯31が形成されていない部分と該当接歯とが接触する。すなわち、歯車13は、歯31が歯32と噛合う位置にあるときは歯31により拘束されて位置決めされ、歯31が歯32と噛合う位置にないときは小径円弧部52における歯31が形成されていない部分により拘束されて位置決めされる。このような構成により、歯車13は、歯車12に対して常に接触することとなり、開閉板のがたつきを抑制し、意図しない動作を防ぐことができる。
また、図9で表されるように、本実施例の第1規制部15a及び第2規制部15bは共に角部47を有しているが、これらの角部47は面取りされている。別の言い方をすると、規制部15は、二つの面が交わる部分の少なくとも一つは面取りされている。本実施例では全ての角部47が面取りされている。このように、規制部15に角部47がある場合、角部47は面取りされていることが好ましい。
規制部15に角部47がある場合、該角部47から規制部15は損傷しやすいが、本実施例のダンパ装置1のように規制部15に角部47がある場合でも角部47が面取りされていれば、規制部15の損傷を効果的に抑制することができるためである。
なお、「角部47は面取りされている」とは、角部47が平面状に面取りされている場合のほか、角部47が曲面状(例えば、本実施例の角部47のようにラウンド状)に面取りされている場合も含む意味である。
規制部15に角部47がある場合、該角部47から規制部15は損傷しやすいが、本実施例のダンパ装置1のように規制部15に角部47がある場合でも角部47が面取りされていれば、規制部15の損傷を効果的に抑制することができるためである。
なお、「角部47は面取りされている」とは、角部47が平面状に面取りされている場合のほか、角部47が曲面状(例えば、本実施例の角部47のようにラウンド状)に面取りされている場合も含む意味である。
また、図6〜図9で表されるように、本実施例の歯車12は、該歯車12の回転軸37を基準とする同心円の一部に歯31が設けられた噛合い部46を有する。そして、噛合い部46を歯車13の歯32と噛合わせることでステッピングモータ48の駆動力を歯車13に伝達する構成になっている。本実施例のダンパ装置1は、このような構成の歯車12を有することで、歯車12の噛合い部46を歯車13の歯32と噛合わせない状態を容易に作ることができる。したがって、歯車13を所定位置で停止させておく(すなわち、開閉板6を開位置又は閉位置に保つ)ことを容易にしている。
なお、上記のように、平板部53の小径円弧部52は、歯31の形成領域を除き、上側(−X方向側)は平面部61、角部54及び大径円弧部51とともに外周部38を構成するが、下側(+X方向側)は全体的に円弧状(円柱状)となっている。また、該小径円弧部52は、円周方向の一部の領域にのみ歯31を有している。そして、上記のように、歯車13は扇型歯車であり、扇型の最外周部分(円弧部分)に歯32が形成されている。また、歯32の下側(+X方向側)の一部の領域には、小径円弧部52に当接する当接歯が設けられている。歯車13はこのような構成となっていることで、歯31が歯32と噛合う位置にあるときは歯31により拘束されて位置決めされ、歯31が歯32と噛合う位置にないときは小径円弧部52における歯31が形成されていない部分により拘束されて位置決めされる。このような構成により、歯車13は、歯車12に対して常に接触することとなり、開閉板のがたつきを抑制し、意図しない動作を防ぐことができる。
なお、上記のように、平板部53の小径円弧部52は、歯31の形成領域を除き、上側(−X方向側)は平面部61、角部54及び大径円弧部51とともに外周部38を構成するが、下側(+X方向側)は全体的に円弧状(円柱状)となっている。また、該小径円弧部52は、円周方向の一部の領域にのみ歯31を有している。そして、上記のように、歯車13は扇型歯車であり、扇型の最外周部分(円弧部分)に歯32が形成されている。また、歯32の下側(+X方向側)の一部の領域には、小径円弧部52に当接する当接歯が設けられている。歯車13はこのような構成となっていることで、歯31が歯32と噛合う位置にあるときは歯31により拘束されて位置決めされ、歯31が歯32と噛合う位置にないときは小径円弧部52における歯31が形成されていない部分により拘束されて位置決めされる。このような構成により、歯車13は、歯車12に対して常に接触することとなり、開閉板のがたつきを抑制し、意図しない動作を防ぐことができる。
なお、上記のように、歯車12は、歯車10が該歯車10の回転範囲のうち接触部34が被接触部35を押す範囲を移動しているときにのみ回転することを前提とした構成となっている。しかしながら、接触部34が被接触部35を押す範囲以外の範囲において、歯車10の回転力が該歯車10と歯車12との間に介在するグリス(潤滑剤)などを介して歯車12に伝達して、歯車12が伴回りする虞がある。歯車10と歯車12との間に介在するグリスの粘性抵抗や摺動抵抗により、歯車10を回転させることにより歯車12が追随して回転するためである。
そこで、上記のように、本実施例のダンパ装置1は、接触部34と被接触部35とが当接しない状態において、押圧部36に角部54を接触させることで歯車12に負荷をかけ、歯車10の回転に伴って歯車12が伴回りしないようにしている。
そこで、上記のように、本実施例のダンパ装置1は、接触部34と被接触部35とが当接しない状態において、押圧部36に角部54を接触させることで歯車12に負荷をかけ、歯車10の回転に伴って歯車12が伴回りしないようにしている。
なお、図15と図24とを比較するとわかるように、図24で表される参考例のダンパ装置の各歯車の動作は、本実施例のダンパ装置1の対応する各歯車の動作と同様である。具体的には、閉−閉原点位置、閉−閉停止位置、開−閉停止位置、開−開原点位置、開−開停止位置及び閉−開停止位置の各々における、歯車10と歯車210の位置、歯車11と歯車211の位置、歯車12と歯車212の位置、歯車13と歯車213の位置、は同様である。
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