JP6355384B2 - ダンパ装置 - Google Patents
ダンパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6355384B2 JP6355384B2 JP2014070230A JP2014070230A JP6355384B2 JP 6355384 B2 JP6355384 B2 JP 6355384B2 JP 2014070230 A JP2014070230 A JP 2014070230A JP 2014070230 A JP2014070230 A JP 2014070230A JP 6355384 B2 JP6355384 B2 JP 6355384B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- baffle
- drive gear
- opening
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
時点を起点にステップ数を設定しているため、ステッピングモータでは脱調が発生しにくい。それ故、脱調が原因で輪列の歯車同士が瞬間的に反転するという事態が発生しにくいので、歯同士の衝突に起因する異音の発生を抑制することができる。
仮想線は、前記ケースにおいて前記駆動機構を囲む4つの側板部のいずれに対しても斜めに延在していることが好ましい。かかる構成によれば、扇形歯車の形状に対応して駆動歯車を配置することができるので、駆動機構を設けるのに必要なスペースが狭く済む。それ故、ケースの小型化を図ることができる。
体圧によってバッフルが開方向に回転しようとする力が作用しても、扇形歯車の回転は第1ロック機構によって阻止される。このため、バッフルが閉姿勢にある状態から変位しにくい。また、バッフルが閉方向に回転しようとしても、扇形歯車の回転は第1ストッパ機構によって阻止されているため、第1ロック機構は、扇形歯車の一方側の回転を阻止すればよい。従って、扇形歯車において周方向の最も端に位置する歯の軸線方向の寸法を狭くすればよいので、扇形歯車において第1ロック機構を構成するための部分が狭く済む。それ故、扇形歯車の小型化を図ることができる。また、第2ロック機構では、前記扇形歯車において前記駆動歯車に噛合する複数の歯のうち、周方向で隣り合う一部の歯の軸線方向の寸法を狭くした部分に、前記駆動歯車において前記扇形歯車に噛合する欠歯歯車に対して周方向で隣り合う位置に当該欠歯歯車の歯先円と同径かつ同心に形成した第2円弧状外周部が入り込んで前記扇形歯車が拘束される。従って、開姿勢にあるバッフルが流体圧を受けてばたつくことを抑制することができる。
図1は、本発明を適用したダンパ装置1の説明図であり、図1(a)、(b)は、開口部210に対してバッフル4が配置されている側とは反対側からみた斜視図、および分解斜視図である。図2は、本発明を適用したダンパ装置1に用いたバッフル4等の分解斜視図である。なお、図1および図2では、バッフル4が開口部210を閉状態とした状態を示してある。
等により連結されている。
バッフル4は、開口部210よりサイズが大きな平板部41を備えた開閉板40と、開閉板40の開口部210側の面に貼り付けられた発泡ポリウレタン等からなるシート状の弾性部材49とを有しており、弾性部材49が開口部210の周り(シール板部26)に当接して開口部210を塞ぐ。開閉板40において、平板部41の開口部210とは反対側の面には、バッフル4の外縁に沿って延在するリブ42、43、44、45が形成されている。
図3は、本発明を適用したダンパ装置1の駆動機構6の説明図である。なお、図3では、バッフル4が開口部210を閉状態とした状態を示してある。
ための輪列65とを有している。ケース3は、底板部31と、底板部31からフレーム2の側に突出した角筒状の胴部32とを有しており、胴部32は、Z方向で対向する側板部321、322と、Y方向で対向する側板部323、324とを有している。底板部31および胴部32は、X方向からみたとき、Y方向に長辺が延在し、Z方向に短辺が延在する四角形である。ステッピングモータ60は、フレーム2とケース3との間でケース3に保持されている。
図4は、本発明を適用したダンパ装置1の駆動機構6に用いた駆動歯車68および扇形歯車69等の構成を示す説明図であり、図4(a)、(b)、(c)は、駆動歯車68と扇形歯車69とがケース3に支持された状態をX方向の他方側X2(フレーム2が配置されている側)からみた斜視図、駆動歯車68と扇形歯車69とをケース3から外した状態をX方向の他方側X2(フレーム2が配置されている側)からみた分解斜視図、および駆動歯車68と扇形歯車69とをX方向の一方側X1(フレーム2とは反対側)からみた斜視図である。図5は、本発明を適用したダンパ装置1の駆動機構6に構成した第1ストッパ機構71の説明図であり、駆動歯車68等をストッパ用凸部39が形成されている位置で切断したときのXY断面図である。
69の形状に対応して駆動歯車を好適な位置に設けてある。それ故、駆動機構6を設けるのに必要なスペースが狭く済むので、ケース3の小型化を図ることができる。
図3および図4(a)、(b)、(c)に示すように、扇形歯車69は、ケース3に形成された筒部37に嵌る軸部690と、軸部690に対してX方向の一方側に形成された
出力軸691とを有している。出力軸691は、相対向する位置に平坦部が形成されている一方、図1および図2を参照して説明したバッフル4の軸部46において、ケース3が位置する側には、出力軸691の断面形状に対応する開口部を有する凹部(図示せず)が形成されている。従って、出力軸691をバッフル4の軸部46に形成された凹部に嵌めれば、出力軸691の回転がバッフル4に伝達される。
本形態のダンパ装置1において、駆動歯車68が矢印B1で示す第1方向に回転すると、扇形歯車69が矢印B2で示す方向に回転し、バッフル4を閉方向に回転する。これに対して、駆動歯車68が矢印A1で示す第2方向に回転すると、扇形歯車69が矢印A2で示す方向に回転し、バッフル4を開方向に回転する。
本形態では、駆動歯車68とケース3との間には、バッフル4を開方向に回転させる際
の駆動歯車68の第2回転方向(矢印A1で示す方向)への可動範囲を規定する第2ストッパ機構72が構成されている。また、駆動歯車68と扇形歯車69との間には、第2ストッパ機構72が作動する手前位置において、バッフル4を停止状態に拘束する第2ロック機構82が構成されている。
以上説明したように、本形態のダンパ装置1において、駆動歯車68とケース3との間には、バッフル4を閉方向に回転させる際の駆動歯車68の第1回転方向(矢印B1で示す方向)への可動範囲を規定する第1ストッパ機構71が構成されている。このため、本形態では、第1ストッパ機構71が作動した位置を起点とし、開方向および閉方向のいずれの方向にバッフルを駆動するときでも、ステッピングモータ60に同一ステップ数分の駆動信号を供給する。このため、フレーム2の開口部210をバッフル4によって閉状態にする際、バッフル4がフレーム2に当接した状態からさらにバッフル4を閉方向に駆動しても、第1ストッパ機構71が作動する時点を起点にステップ数を設定しているため、ステッピングモータ60では脱調が発生しにくい。それ故、脱調が原因で輪列65の歯車同士が瞬間的に反転するという事態が発生しにくいので、歯同士の衝突に起因する異音の発生を抑制することができる。
形歯車69において周方向の最も端に位置する歯694aの軸線方向の寸法を狭くすればよいので、扇形歯車において第1ロック機構81を構成するための部分が狭く済む。それ故、扇形歯車69の小型化を図ることができる。
なお、上記形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能である。例えば、上述した実施の形態におけるダンパ装置1は、冷蔵庫用であるが、必ずしも、冷蔵庫に用いられるダンパ装置に限定されるものではない。
2 フレーム
210 開口部
3 ケース
32 胴部
321〜324 側板部
39 ストッパ用凸部
4 バッフル
49 弾性部材
6 駆動機構
60 ステッピングモータ
601 モータピニオン
605 ステッピングモータの本体部
65 輪列
66 1番車
660 1番車の回転軸
67 2番車
68 駆動歯車
682 欠歯歯車
686 第1円弧状外周部
687 第2円弧状外周部
688、689 凸部
69 扇形歯車
691 出力軸
694、694a、694b 歯
71 第1ストッパ機構
72 第2ストッパ機構
81 第1ロック機構
82 第2ロック機構
A、A1、A2 開方向の回転
B、B1、B2 閉方向の回転
Claims (5)
- 開口部が形成されたフレームと、
前記開口部を開閉するためのバッフルと、
前記バッフルを駆動する駆動機構と、
該駆動機構を収容したケースと、
を有するダンパ装置において、
前記駆動機構は、ステッピングモータと、該ステッピングモータの回転を伝達する輪列と、を備え、
前記輪列は、駆動歯車と、該駆動歯車に噛合して当該駆動歯車に従動する扇形歯車と、を含み、
前記駆動歯車と前記ケースとの間には、前記バッフルを閉方向に回転させる際の前記駆動歯車の第1回転方向への可動範囲を規定する第1ストッパ機構と、前記バッフルを開方向に回転させる際の前記駆動歯車の第2回転方向への可動範囲を規定する第2ストッパ機構と、が構成され、
前記バッフルの可動範囲は、前記第1ストッパ機構が作動する位置から前記第2ストッパ機構が作動する手前位置までに設定され、
前記駆動歯車と前記扇形歯車との間には、前記第1ストッパ機構が作動した状態において、前記バッフルが開方向に回転しようとする方向の前記扇形歯車の回転を阻止する第1ロック機構、および、前記手前位置において前記扇形歯車を停止状態に保持する第2ロック機構が構成されており、
前記第1ロック機構では、前記扇形歯車において前記駆動歯車に噛合する複数の歯のうち、周方向の最も端に位置する歯の軸線方向の寸法を狭くした部分に、前記駆動歯車において前記扇形歯車に噛合する欠歯歯車に対して周方向で隣り合う位置に当該欠歯歯車の歯先円と同径かつ同心に形成した第1円弧状外周部が入り込んで前記扇形歯車が拘束され、
前記第2ロック機構では、前記扇形歯車において前記駆動歯車に噛合する複数の歯のうち、周方向で隣り合う一部の歯の軸線方向の寸法を狭くした部分に、前記駆動歯車において前記扇形歯車に噛合する欠歯歯車に対して周方向で隣り合う位置に当該欠歯歯車の歯先円と同径かつ同心に形成した第2円弧状外周部が入り込んで前記扇形歯車が拘束されることを特徴とするダンパ装置。 -
前記バッフルが前記開口部を閉状態にした際に当該バッフルにおいて前記フレームと接
する部分は弾性部材からなり、
前記弾性部材は、前記バッフルが前記開口部を閉状態とした状態において、前記フレームと接することにより弾性変形していることを特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。 - 前記扇形歯車は、前記バッフルに連結された出力歯車であることを特徴とする請求項1または2に記載のダンパ装置。
- 前記駆動歯車の回転中心位置と前記扇形歯車の回転中心位置とを結ぶ仮想線は、前記ケースにおいて前記駆動機構を囲む4つの側板部のいずれに対しても斜めに延在していることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のダンパ装置。
- 前記ステッピングモータのモータピニオンに噛合する第1歯車の外径は、前記ステッピングモータの外径より大であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のダンパ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070230A JP6355384B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ダンパ装置 |
CN201520172233.XU CN204574672U (zh) | 2014-03-28 | 2015-03-25 | 风门装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070230A JP6355384B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ダンパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015190604A JP2015190604A (ja) | 2015-11-02 |
JP6355384B2 true JP6355384B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=53867295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014070230A Active JP6355384B2 (ja) | 2014-03-28 | 2014-03-28 | ダンパ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6355384B2 (ja) |
CN (1) | CN204574672U (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6636780B2 (ja) * | 2015-11-16 | 2020-01-29 | 日本電産サンキョー株式会社 | 開閉部材駆動装置および開閉部材駆動装置ユニット |
CN107701679B (zh) * | 2016-08-09 | 2020-03-27 | 日本电产三协株式会社 | 齿轮单元和冷气风门 |
JP6914137B2 (ja) * | 2017-07-25 | 2021-08-04 | 日本電産サンキョー株式会社 | ダンパ装置 |
JP6914136B2 (ja) * | 2017-07-25 | 2021-08-04 | 日本電産サンキョー株式会社 | ダンパ装置 |
CN107314603B (zh) * | 2017-08-11 | 2023-09-22 | 佛山通宝华通控制器有限公司 | 一种具有防随动结构的双门电动风门装置 |
CN107642294A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-01-30 | 裕克施乐塑料制品(太仓)有限公司 | 一种可手动操作的电动开闭门/盖执行器及其工作方法 |
CN109751822B (zh) * | 2017-11-02 | 2021-02-26 | 合肥华凌股份有限公司 | 用于冰箱的风门和具有其的冰箱 |
CN108722548B (zh) * | 2018-06-13 | 2023-06-27 | 贵州杉海沿环保科技有限责任公司 | 一种垃圾填埋场用粉碎机 |
CN110529647A (zh) * | 2019-09-27 | 2019-12-03 | 余国华 | 一种电动阀门驱动器 |
US20230143230A1 (en) * | 2020-02-28 | 2023-05-11 | Jiangsu Leili Motor Co., Ltd. | Ventilation door device for refrigerator |
CN112060869B (zh) * | 2020-09-02 | 2022-03-01 | 浙江吉利汽车研究院有限公司 | 一种车载空调的风门控制装置及车辆 |
CN113623926A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-11-09 | 江苏凯德电控科技有限公司 | 一种电动风门及冰箱 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3445723B2 (ja) * | 1997-05-02 | 2003-09-08 | 株式会社三協精機製作所 | ダブルダンパー装置 |
JP5807150B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2015-11-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ダンパー装置およびそれを具備した物品貯蔵装置 |
-
2014
- 2014-03-28 JP JP2014070230A patent/JP6355384B2/ja active Active
-
2015
- 2015-03-25 CN CN201520172233.XU patent/CN204574672U/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015190604A (ja) | 2015-11-02 |
CN204574672U (zh) | 2015-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6355384B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP6223273B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP6571395B2 (ja) | ダンパ装置 | |
WO2016129692A1 (ja) | ダンパ装置 | |
JP2007303802A (ja) | モータアクチュエータ | |
JP6583347B2 (ja) | 歯車伝動装置 | |
JP5480845B2 (ja) | 遊星歯車機構 | |
JP6717134B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP6551147B2 (ja) | 減速装置及び減速装置の製造方法 | |
JP2011179593A (ja) | 動力伝達装置 | |
JP2019194489A5 (ja) | ワンウェイクラッチ及びシート搬送装置 | |
JP2017137937A (ja) | 逆入力遮断装置 | |
JP6369274B2 (ja) | 内接噛合遊星歯車機構 | |
JP5774760B2 (ja) | レンズのフォーカス機構 | |
JP7508201B2 (ja) | 歯車減速機 | |
JP6400917B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP6858078B2 (ja) | 回転伝達機構およびダンパ装置 | |
JP4648806B2 (ja) | 遊星歯車装置 | |
JP2019078343A (ja) | 内接式遊星歯車機構を組み合わせた回転伝達装置 | |
JP6402804B2 (ja) | 減速機及びモータ | |
JP2024087222A (ja) | 電動開閉装置 | |
JP2002266954A (ja) | モータアクチュエータ | |
JP2016164450A (ja) | 回転軸の嵌合構造 | |
JP2009166219A (ja) | ロボットアームの関節機構 | |
JP2010196820A (ja) | アクチュエータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171012 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171017 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180612 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6355384 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |