JP2019026007A - シート装置 - Google Patents

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慶隆 石原
Yoshitaka Ishihara
慶隆 石原
隆太 稲垣
Ryuta Inagaki
隆太 稲垣
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【課題】乗員の上半身を支持可能であって後方側へのスペースを確保可能な構成を提供する。【解決手段】シートクッション20に対してそれぞれ傾倒可能に組み付けられる第1シートバック30及び第2シートバック40と、第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒を可能にする第1リクライニング機構50と、第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒を可能にする第2リクライニング機構60とが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用のシート装置に関するものである。
従来、車両用のシート装置として、例えば、下記特許文献1に開示される車両用シートが知られている。この車両用シートは、シートクッション及びシートバックからなるシート本体と電動式のリクライニング装置とを備えており、スイッチ部の操作に応じてリクライニング装置が駆動することで、シートクッションに対するシートバックの傾倒角度が調整されるように構成されている。
特開2011−126410号公報
ところで、運転席側のシート又は助手席側のシートに着座している乗員が後部座席の荷物を取りたい場合がある。このような場合、上記車両用シートのようにシートクッションに対してシートバックを単に傾倒させると、後方側へのスペースを確保できても、乗員の上半身を支持できないという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、乗員の上半身を支持可能であって後方側へのスペースを確保可能な構成を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1のシート装置(10)は、
車体に取り付けられるシートクッション(20)と、
前記シートクッションに対してそれぞれ傾倒可能に組み付けられる第1シートバック(30)及び第2シートバック(40)と、
前記第1シートバックの前記シートクッションに対する傾倒を可能にする第1リクライニング機構(50)と、
前記第2シートバックの前記シートクッションに対する傾倒を可能にする第2リクライニング機構(60)と、
を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、シートクッションに対してそれぞれ傾倒可能に組み付けられる第1シートバック及び第2シートバックと、第1シートバックのシートクッションに対する傾倒を可能にする第1リクライニング機構と、第2シートバックのシートクッションに対する傾倒を可能にする第2リクライニング機構とが設けられている。
これにより、例えば、第1シートバックのみを傾倒させることで、第1シートバック及び第2シートバックの双方を傾倒させる前と比較して、後方側へのスペースを広くすることができる。その一方で、第2シートバックが傾倒しないことで、乗員の上半身を支持することができる。したがって、乗員の上半身を支持可能であって後方側へのスペースを確保可能なシート装置を実現することができる。
請求項2の発明では、第1リクライニング機構は、第1モータの駆動力を利用して第1シートバックのシートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成され、第2リクライニング機構は、第2モータの駆動力を利用して第2シートバックのシートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成され、操作部の操作に応じて第1モータ及び第2モータが制御部により駆動制御される。
これにより、第1シートバックの傾倒角度や第2シートバックの傾倒角度を容易に制御できるだけでなく、第1シートバック及び第2シートバックを双方の傾倒角度が同じになる様に傾倒させることで、通常のシートバックの傾倒をも実現することができる。
請求項3の発明では、第1リクライニング機構は、手動で操作する第1操作部の操作に応じて第1シートバックのシートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成され、第2リクライニング機構は、手動で操作する第2操作部の操作に応じて第2シートバックのシートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成される。
これにより、第1シートバックの傾倒角度や第2シートバックの傾倒角度をそれぞれ手動で調整することができる。
本発明の第1実施形態に係るシート装置を概略的に示す正面図である。 シートバックフレーム等を示す正面図である。 図2の側面図である。 シート装置の主な電気的構成を概略的に示すブロック図である。 図5(A)は、第2シートバックを傾倒させずに第1シートバックを傾倒させた状態を説明する概略正面図であり、図5(B)は、第1シートバックを傾倒させずに第2シートバックを傾倒させた状態を説明する概略正面図である。 図6(A)は、図5(A)の側面図であり、図6(B)は、図5(B)の側面図である。
以下、本発明に係る車両用のシート装置10の一実施形態について図を参照して説明する。
本実施形態に係るシート装置10は、図1〜図3に示すように、図略のシートスライド装置を介して車体に取り付けられるシートクッション20と、シートクッション20に対してそれぞれ独立して傾倒可能な第1シートバック30及び第2シートバック40と、第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒を可能にする第1リクライニング機構50と、第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒を可能にする第2リクライニング機構60とを備えている。
第1シートバック30及び第2シートバック40は、その外観が通常のシートバックを2分割したように構成されており、その幅(図1の左右方向の長さ)がほぼ等しくなるように形成されている。
第1シートバック30は、シートクッション20のシートクッションフレームに対して第1リクライニング機構50を利用して傾倒可能に組み付けられるパイプ状の第1シートバックフレーム31を備えている。この第1シートバックフレーム31は、第1リクライニング機構50側の第1支柱32の上部と第2シートバック40側の第2支柱33の上部とが連結部34により連結され、第1支柱32の下部が第1リクライニング機構50に組み付けられ、第2支柱33の下部が図略の支持部材等に軸支されるように構成されている。
第1リクライニング機構50は、後述する制御部71にて駆動制御される第1モータ51を備え、この第1モータ51の駆動力を利用して第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成されている。
第2シートバック40は、シートクッション20のシートクッションフレームに対して第2リクライニング機構60を利用して傾倒可能に組み付けられるパイプ状の第2シートバックフレーム41を備えている。この第2シートバックフレーム41は、第2リクライニング機構60側の第1支柱42の上部と第1シートバック30側の第2支柱43の上部とが連結部44により連結され、第1支柱42の下部が第2リクライニング機構60に組み付けられ、第2支柱43の下部が図略の支持部材等に軸支されるように構成されている。
第2リクライニング機構60は、制御部71にて駆動制御される第2モータ61を備え、この第2モータ61の駆動力を利用して第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成されている。
また、シート装置10は、図4に示すように、第1モータ51及び第2モータ61を駆動制御する制御部71と、複数の操作キーを有する操作部72とを備えている。操作部72は、主に、第1シートバック30を後方に傾倒する際に操作される第1操作キー72aと、第2シートバック40を後方に傾倒する際に操作される第2操作キー72bと、第1シートバック30及び第2シートバック40を同じ傾倒角度となるように後方に傾倒する際に操作される第3操作キー72cと、を備えており、その操作に応じた信号を制御部71に対して出力するように構成されている。制御部71は、CPU等により構成され、操作部72からの信号に応じて第1モータ51及び第2モータ61を駆動制御するように機能する。なお、便宜上、第1シートバック30や第2シートバック40を前方に傾倒させるための操作キーについては図示を省略している。
このように構成されるシート装置10では、乗員等により第1操作キー72aが操作されると、この第1操作キー72aの操作に応じた信号を操作部72から受けた制御部71により第1モータ51が駆動されて、第1シートバック30が傾倒を始める。これにより、例えば、図5(A)及び図6(A)に例示する状態まで第1シートバック30が傾倒すると、傾倒していない第2シートバック40にて乗員の上半身を支持可能としつつ、後方側へのスペースが確保される状態となる。
また、乗員等により第2操作キー72bが操作されると、この第2操作キー72bの操作に応じた信号を操作部72から受けた制御部71により第2モータ61が駆動されて、第2シートバック40が傾倒を始める。これにより、例えば、図5(B)及び図6(B)に例示する状態まで第2シートバック40が傾倒すると、傾倒していない第1シートバック30にて乗員の上半身を支持可能としつつ、後方側へのスペースが確保される状態となる。
また、乗員等により第3操作キー72cが操作されると、この第3操作キー72cの操作に応じた信号を操作部72から受けた制御部71により第1モータ51及び第2モータ61が駆動されて、第1シートバック30及び第2シートバック40の双方が同じ傾倒角度となるようにして傾倒を始める。
以上説明したように、本実施形態に係るシート装置10では、シートクッション20に対してそれぞれ傾倒可能に組み付けられる第1シートバック30及び第2シートバック40と、第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒を可能にする第1リクライニング機構50と、第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒を可能にする第2リクライニング機構60とが設けられている。
これにより、例えば、図5(A)及び図6(A)に例示するように第1シートバック30のみを傾倒させることで、第1シートバック30及び第2シートバック40の双方を傾倒させる前と比較して、後方側へのスペースを広くすることができる。その一方で、第2シートバック40が傾倒しないことで、乗員の上半身を支持することができる。したがって、乗員の上半身を支持可能であって後方側へのスペースを確保可能なシート装置を実現することができる。
特に、第1リクライニング機構50は、第1モータ51の駆動力を利用して第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成され、第2リクライニング機構60は、第2モータ61の駆動力を利用して第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成され、操作部72の操作に応じて第1モータ51及び第2モータ61が制御部71により駆動制御される。
これにより、第1シートバック30の傾倒角度や第2シートバック40の傾倒角度を容易に制御できるだけでなく、第1シートバック30及び第2シートバック40を双方の傾倒角度が同じになる様に傾倒させることで、通常のシートバックの傾倒をも実現することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)第1リクライニング機構50は、第1モータ51の駆動力を利用して第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成されることに限らず、手動で操作する第1操作部を用意しこの第1操作部の操作に応じて第1リクライニング機構50を制御することで第1シートバック30のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成されてもよい。同様に、第2リクライニング機構60は、第2モータ61の駆動力を利用して第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成されることに限らず、手動で操作する第2操作部を用意しこの第2操作部の操作に応じて第2リクライニング機構60を制御することで第2シートバック40のシートクッション20に対する傾倒角度を調整可能に構成されてもよい。
(2)第1シートバック30及び第2シートバック40は、その幅がほぼ等しくなるように構成されることに限らず、どちらか一方の幅が他方よりも長くなるように構成されてもよい。この場合、幅が長い方のシートバックにヘッドレストを設けてもよい。
10…シート装置
20…シートクッション
30…第1シートバック
40…第2シートバック
50…第1リクライニング機構
51…第1モータ
60…第2リクライニング機構
61…第2モータ
71…制御部
72…操作部

Claims (3)

  1. 車体に取り付けられるシートクッションと、
    前記シートクッションに対してそれぞれ傾倒可能に組み付けられる第1シートバック及び第2シートバックと、
    前記第1シートバックの前記シートクッションに対する傾倒を可能にする第1リクライニング機構と、
    前記第2シートバックの前記シートクッションに対する傾倒を可能にする第2リクライニング機構と、
    を備えることを特徴とするシート装置。
  2. 前記第1リクライニング機構は、第1モータの駆動力を利用して前記第1シートバックの前記シートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成され、
    前記第2リクライニング機構は、第2モータの駆動力を利用して前記第2シートバックの前記シートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成され、
    前記第1シートバック及び前記第2シートバックの少なくとも一方を前記シートクッションに対して傾倒する際に操作される操作部と、
    前記操作部の操作に応じて前記第1モータ及び前記第2モータを駆動制御する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
  3. 前記第1リクライニング機構は、手動で操作する第1操作部の操作に応じて前記第1シートバックの前記シートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成され、
    前記第2リクライニング機構は、手動で操作する第2操作部の操作に応じて前記第2シートバックの前記シートクッションに対する傾倒角度を調整可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
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