JP6926267B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両の乗員が着座する車両用シートに関する。
車両の乗員が着座する車両用シートであって、車室内におけるシートの位置や、シート
の姿勢を調整可能なものが普及している。具体的には、車両前後方向や鉛直方向に移動す
ることにより、位置を調整するシートが知られている。また、乗員の臀部を支持する座部
や、乗員の胴部を支持する背もたれを傾けて、その傾斜角を調整するシートも知られてい
る。
特許文献1には、このような複数の調整を、複数のモータを用いて行うシートが記載さ
れている。各モータは、複数の調整のいずれかに対応づけられている。シートに設けられ
ているスイッチを乗員が操作すると、当該操作に基づいて少なくとも1つのモータが回転
駆動し、シートの移動等が行われる。
特許文献1の記載の車両用シートでは、スイッチは複数の操作を受付可能に構成されて
いる。具体的には、当該スイッチは、乗員の操作により、複数の方向に、複数の段階で移
動可能に構成されている。乗員は、当該スイッチを移動させる量を選択することにより、
駆動させるモータを選択する。また、乗員は、当該スイッチを移動させる方向を選択する
ことにより、モータの回転方向を選択する。すなわち、特許文献1の記載の車両用シート
は、複数の操作を受付可能なスイッチにより、複数の調整が可能となるように構成されて
いる。
特開2005−313696号公報
しかしながら、特許文献1記載の車両用シートでは、操作性の観点で改善の余地を残し
ていた。つまり、所望の調整を行うために、乗員がスイッチにおいていずれの操作を行う
べきかを把握することが難しいという課題があった。このため、乗員がスイッチを誤操作
し、所望の調整とは異なる調整に用いられるモータを駆動させてしまうおそれがあった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の操作を受付
可能なスイッチを用いながらも、乗員の誤操作を防止することが可能な車両用シートを提
供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用シートは、乗員の臀部を支持する座部
と、座部の上方に配置され、乗員の胴部を支持する背もたれと、受信する駆動信号に基づ
いて駆動する第1調整モータ及び第2調整モータと、座部の姿勢の調整と、背もたれの姿
勢の調整と、座部の位置の調整と、のうち、一部を行うために第1調整モータに駆動信号
を送信する第1調整モードと、他の一部を行うために第2調整モータに駆動信号を送信す
る第2調整モードと、を調整モードとして有する制御部と、調整モードを選択する調整モ
ード選択操作と、調整モードにおける調整量を入力する調整量入力操作と、を受け付ける
スイッチと、を備え、制御部は、調整モード選択操作によって選択された調整モードに対
応する調整モード対応信号を、駆動信号とは別に送信する。
この構成において、調整モード対応信号は、調整モード選択操作によって選択された調
整モードに対応している。また、調整モード対応信号は、第1調整モータ及び第2調整モ
ータを駆動させる駆動信号とは別に送信される。
したがって、この構成によれば、乗員への情報伝達が可能な機器に調整モード対応信号
を送信し、調整モード選択操作によって選択された調整モードを乗員に伝達させることが
可能になる。乗員への情報伝達が可能な機器の例としては、車両のインストルメントパネ
ルやカーナビゲーションシステム等の表示装置や、スピーカ等が挙げられる。これにより
、複数の操作を受付可能なスイッチを用いながらも、調整モード選択操作によって選択さ
れた調整モードを乗員に把握させ、乗員の誤操作を防止することが可能になる。
また、制御部は、スイッチが調整モード選択操作を受け付けたことに基づいて、調整モ
ード対応信号を送信してもよい。この構成によれば、調整モード選択操作によって選択さ
れた調整モードを、その後の調整量入力操作を受け付ける前に乗員に伝達し、乗員の誤操
作を更に確実に防止することが可能になる。
また、車両用シートは、調整モード対応信号を受信して振動、発光、又は鳴動するよう
に動作する伝達部を備え、伝達部の動作パターンは、調整モード対応信号が対応している
調整モード毎に異なってもよい。この構成によれば、乗員は、その触覚、視覚、又は聴覚
を通じて、選択した調整モードを把握することができる。
また、伝達部は、連続的に動作する時間及び動作する周期の少なくとも一方が、調整モ
ード対応信号が対応している調整モード毎に異なってもよい。この構成によれば、伝達部
の構成や制御を複雑なものにすることなく、調整モード選択操作によって選択された調整
モードを乗員に把握させることが可能になる。
また、車両用シートは、伝達部を複数備え、調整モード対応信号が対応している調整モ
ード毎に、動作する伝達部が異なってもよい。この構成によれば、乗員は、複数の伝達部
の中から特定の伝達部が動作することに基づいて、調整モード選択操作によって選択した
調整モードを把握することができる。
また、車両用シートは、座部に配置される伝達部である第1伝達部を備え、調整モード
対応信号が対応する調整モードが、座部の姿勢の調整と、座部の位置の調整と、の少なく
とも一方を行うものである場合に、第1伝達部が動作してもよい。この構成によれば、乗
員は、座部の姿勢の調整と、座部の位置の調整と、の少なくとも一方を行う調整モードを
選択したことを、座部に配置された第1伝達部の動作によって把握することができる。す
なわち、乗員は、調整が行われる部位に配置された第1伝達部により、選択した調整モー
ドを直感的に把握することができる。
また、車両用シートは、背もたれに配置される伝達部である第2伝達部を備え、調整モ
ード対応信号が対応する調整モードが、背もたれの姿勢の調整を行うものである場合に、
第2伝達部が動作してもよい。この構成によれば、乗員は、背もたれの姿勢の調整を行う
調整モードを選択したことを、背もたれに配置された第2伝達部の動作によって把握する
ことができる。すなわち、乗員は、調整が行われる部位に配置された第2伝達部により、
選択した調整モードを直感的に把握することができる。
本発明によれば、複数の操作を受付可能なスイッチを用いながらも、乗員の誤操作を防
止することが可能な車両用シートを提供することができる。
第1実施形態に係る車両用シートを示す斜視図である。 図1のスイッチを示す拡大図である。 図1のシートECUの構成を示すブロック図である。 調整モードを示す説明図である。 図1の振動モータの動作パターンを示す説明図である。 第1変形例に係る車両用シートを示す説明図である。 第2変形例に係る車両用シートを示す説明図である。 第2実施形態に係る車両用シートを示す斜視図である。 図8の発光体の動作パターンを示す説明図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易
にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、
重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の第1実施形態に係る車両用シート1(以
下、単に「シート1」と称する)の概要について説明する。シート1は、不図示の車両に
搭載され、乗員の着座に用いられる装置である。図1は、シート1を示す斜視図であり、
シート1を左上から見た状態を示している。図2は、スイッチ20を示す拡大図である。
尚、本明細書では、シート1が車両に取り付けられた状態を基準として方向を説明する
。当該車両が前進する方向を「前」と称し、後退する方向を「後」と称する。また、車両
が前進する方向を向いた場合の左方向を「左」と称し、右方向を「右」と称する。さらに
、鉛直上方向を「上」と称し、鉛直下方向を「下」と称する。
シート1は、座部11と、背もたれ12と、ヘッドレスト13と、を備えている。座部
11は、着座している乗員の臀部を下方から支持する部位である。背もたれ12は、着座
している乗員の胴部を後方から支持する部位である。ヘッドレスト13は、着座している
乗員の頭部を後方から支持する部位である。
座部11、背もたれ12、及びヘッドレスト13の外形は、いずれも、不図示のクッシ
ョンによって形成されている。クッションは、ウレタンフォーム等の弾力性を有する材料
によって形成されている。クッションの表面は、化学繊維の編物である表面材によって被
覆されている。
背もたれ12は、座部11の後端部寄り、且つ、上方に配置されている。背もたれ12
の下部は、不図示の軸を介して、座部11に対して回動可能に取り付けられている。背も
たれ12の内部には、シートECU50が配置されている。シートECU50は、電子制
御装置(Electronic Control Unit:ECU)であり、不図示の複数の電子素子を有して
いる。
ヘッドレスト13は、背もたれ12の上方に配置されている。ヘッドレスト13は、鉛
直方向に移動可能に構成されている。
座部11の側面部111には、スイッチ20が設けられている。スイッチ20は、乗員
が手で操作を行う入力装置である。乗員がスイッチ20を操作すると、スイッチ20はそ
の操作内容に対応する操作信号を生成し、シートECU50に送信する。
図2に示されるように、スイッチ20は、基部21と、レバー22と、を有している。
基部21は、座部11の側面部111に固定されている。レバー22は、乗員による複数
の操作を受付可能となるように、基部21によって保持されている。
詳細には、レバー22は、矢印Pで示されるように、乗員が手で押して側面部111側
に移動させる操作(以下、この操作を「プッシュ操作」と称する)が可能となるように、
基部21によって保持されている。基部21の内部には、不図示のバネが配置されている
。レバー22が側面部111側に移動すると当該バネが圧縮される。乗員がレバー22か
ら手を放すと、当該バネの復元力により、レバー22が元の位置まで移動する。
さらに、レバー22は、矢印R1〜R4で示されるように、乗員が手で押して回転させ
る操作(以下、この操作を「回転操作」と称する)が可能となるように、基部21によっ
て保持されている。レバー22が回転すると、前述したバネが変形する。乗員がレバー2
2から手を放すと、当該バネの復元力により、レバー22が元の位置まで移動する。
図1に示されるように、座部11の下方には、スライドレール14,14が配置されて
いる。スライドレール14,14は、互いに平行で前後方向に延びるように配置され、車
室の床面に固定されている。スライドレール14,14は、座部11を前後方向にスライ
ド移動可能に保持している。
座部11の内部には、複数の調整モータと、振動モータ41が配置されている。複数の
調整モータは、リクライニング用モータ31と、スライド用モータ32と、チルト用モー
タ33と、リフト用モータ34と、からなる。
各調整モータは、いずれも、受信する駆動信号に基づいて回転駆動する電動機である。
各調整モータは、シートECU50から受信する駆動信号に基づいて、正回転及び逆回転
することができる。
振動モータ41は、受信する駆動信号に基づいて回転駆動する電動機である。振動モー
タ41は、不図示の回転軸に錘が固定されている。振動モータ41がシートECU50か
ら駆動信号を受信すると、当該錘が回転して振動を発生させる。
次に、図3を参照しながら、シートECU50について説明する。図3は、シートEC
U50の構成を示すブロック図である。
シートECU50は、その一部又は全部が、アナログ回路で構成されるか、デジタルプ
ロセッサとして構成される。いずれにしても、受信した信号に基づいて駆動信号を送信す
る機能を果たすため、シートECU50には機能的な制御ブロックが構成される。
図3は、シートECU50を機能的な制御ブロック図として示している。尚、シートE
CU50を構成するアナログ回路又はデジタルプロセッサに組み込まれるソフトウェアの
モジュールは、必ずしも図3に示される制御ブロックのように分割されている必要はない
。すなわち、実際のアナログ回路やモジュールは、図3に示される複数の制御ブロックの
働きをするものとして構成されていても構わず、更に細分化されていても構わない。後述
する処理を実行できるように構成されていれば、シートECU50の内部の実際の構成は
当業者が適宜変更できるものである。
シートECU50は、操作信号を受信できるようにスイッチ20と接続されている。ま
た、シートECU50は、リクライニング用モータ31、スライド用モータ32、チルト
用モータ33、リフト用モータ34、及び振動モータ41に駆動信号を送信できるように
、それらと接続されている。また、シートECU50は、メモリ51と、調整モード選択
部52と、調整モータ制御部53と、振動モータ制御部54と、を有している。
メモリ51は、種々の情報を記憶する部分である。メモリ51は、例えば不揮発性メモ
リによって構成される。メモリ51は、マップ等の情報を予め記憶している。当該情報は
、調整モード選択部52等によって読み出され、演算に用いられる。また、メモリ51は
、調整モード選択部52等の演算結果を記憶することができる。
調整モード選択部52は、複数の調整モードの中から1つの選択モードを選択する部分
である。調整モードは、車室内におけるシート1の位置や姿勢を調整するためのモードで
ある。調整モードとして、「リクライニングモード」と、「スライドモード」と、「チル
トモード」と、「リフトモード」と、が予め設定されている。調整モード選択部52は、
乗員のプッシュ操作に基づいて、これらの調整モードの中から1つの調整モードを選択す
る。
調整モータ制御部53は、調整モータであるリクライニング用モータ31と、スライド
用モータ32と、チルト用モータ33と、リフト用モータ34と、を制御する部分である
。調整モータ制御部53は、各調整モータに駆動信号を送信し、各調整モータの出力軸を
所定角度だけ正回転又は逆回転させることができる。
振動モータ制御部54は、振動モータ41を制御する部分である。振動モータ制御部5
4は、振動モータ41に駆動信号を送信し、所定タイミングで所定時間だけ振動を生じさ
せることができる。
次に、図4を参照しながら、調整モードについて説明する。図4は、調整モードを示す
説明図である。
リクライニングモードは、座部11に対する背もたれ12の角度(以下、この角度を「
リクライニング角」と称する)を調整するモードである。リクライニングモードでは、矢
印A1で示されるように、背もたれ12が前後方向に移動することによってリクライニン
グ角が調整される。
調整モード選択部52(図3参照)においてリクライニングモードが選択されている状
態で、乗員がスイッチ20(図2参照)のレバー22を矢印R1で示される方向に回転さ
せると、リクライニング用モータ31(図3参照)が正回転する。これにより、背もたれ
12は前方に移動する。一方、乗員がレバー22を矢印R2で示される方向に回転させる
と、リクライニング用モータ31が逆回転する。これにより、背もたれ12は後方に移動
する。
乗員がレバー22から手を放すと、リクライニング用モータ31が停止し、背もたれ1
2が静止する。すなわち、乗員は、レバー22を矢印R1,R2に回転させることにより
、リクライニング角の調整量を入力することができる。調整モード選択部52においてリ
クライニングモードが選択されている状態で、乗員がレバー22を矢印R3,R4の方向
に回転させても、いずれの調整モータも回転駆動しない。
調整モード選択部52においてリクライニングモードが選択されている状態で、乗員が
スイッチ20でプッシュ操作を1回行うと、調整モード選択部52はリクライニングモー
ドに代えてスライドモードを選択する。
スライドモードは、前後方向における座部11の位置を調整するモードである。スライ
ドモードでは、矢印A2で示されるように、座部11がスライドレール14に沿って前後
方向に移動する。当該調整に伴い、背もたれ12及びヘッドレスト13も前後方向に移動
する。
調整モード選択部52においてスライドモードが選択されている状態で、乗員がスイッ
チ20(図2参照)のレバー22を矢印R1で示される方向に回転させると、スライド用
モータ32(図3参照)が正回転する。これにより、座部11は前方にスライド移動する
。一方、乗員がレバー22を矢印R2で示される方向に回転させると、スライド用モータ
32が逆回転する。これにより、座部11は後方にスライド移動する。
乗員がレバー22から手を放すと、スライド用モータ32が停止し、座部11が静止す
る。すなわち、乗員は、レバー22を矢印R1,R2の方向に回転させることにより、座
部11の位置の調整量を入力することができる。調整モード選択部52においてスライド
モードが選択されている状態で、乗員がレバー22を矢印R3,R4の方向に回転させて
も、いずれの調整モータも回転駆動しない。
調整モード選択部52においてスライドモードが選択されている状態で、乗員がスイッ
チ20でプッシュ操作を1回行うと、調整モード選択部52はスライドモードに代えてチ
ルトモードを選択する。
チルトモードは、座部11の座面の傾斜角を調整するモードである。チルトモードでは
、矢印A3で示されるように、座部11の前端が鉛直方向に移動することによって、座面
の傾斜角が調整される。
調整モード選択部52においてチルトモードが選択されている状態で、乗員がスイッチ
20のレバー22を矢印R3で示される方向に回転させると、チルト用モータ33(図3
参照)が正回転する。これにより、座部11の前端が上方に移動する。一方、乗員がレバ
ー22を矢印R4で示される方向に回転させると、チルト用モータ33が逆回転する。こ
れにより、座部11の前端は下方に移動する。
乗員がレバー22から手を放すと、チルト用モータ33が停止し、座部11が静止する
。すなわち、乗員は、レバー22を矢印R3,R4の方向に回転させることにより、座部
11の位置の調整量を入力することができる。調整モード選択部52においてチルトモー
ドが選択されている状態で、乗員がレバー22を矢印R1,R2の方向に回転させても、
いずれの調整モータも回転駆動しない。
調整モード選択部52においてチルトモードが選択されている状態で、乗員がスイッチ
20でプッシュ操作を1回行うと、調整モード選択部52はチルトモードに代えてリフト
モードを選択する。
リフトモードは、鉛直方向における座部11の位置を調整するモードである。リフトモ
ードでは、矢印A4で示されるように、座部11が鉛直方向に移動する。当該調整に伴い
、背もたれ12及びヘッドレスト13も鉛直方向に移動する。
調整モード選択部52においてリフトモードが選択されている状態で、乗員がスイッチ
20のレバー22を矢印R3で示される方向に回転させると、リフト用モータ34(図3
参照)が正回転する。これにより、座部11が上方に移動する。一方、乗員がレバー22
を矢印R4で示される方向に回転させると、リフト用モータ34が逆回転する。これによ
り、座部11が下方に移動する。
乗員がレバー22から手を放すと、リフト用モータ34が停止し、座部11が静止する
。すなわち、乗員は、レバー22を矢印R3,R4の方向に回転させることにより、座部
11の位置の調整量を入力することができる。調整モード選択部52においてリフトモー
ドが選択されている状態、乗員がレバー22を矢印R1,R2の方向に回転させても、い
ずれの調整モータも回転駆動しない。
調整モード選択部52においてリフトモードが選択されている状態で、乗員がスイッチ
20でプッシュ操作を1回行うと、調整モード選択部52はリフトモードに代えて前述し
たリクライニングモードを選択する。
乗員は、スイッチ20のプッシュ操作を行うことにより、調整モード選択部52におい
て選択されている調整モードを切り替えることができる。また、乗員は、スイッチ20の
回転操作を行うことにより、調整量を入力することができる。このように、シート1は、
車室内における位置や姿勢を、乗員に適したものとなるように調整し、座り心地や安全性
等を向上させることができるように構成されている。
ところで、乗員が、調整モード選択部52において選択されている調整モードを把握で
きない場合、調整量の入力の際に誤操作が生じるおそれがある。例えば、スライドモード
が選択されている場合に、そのことを把握していない乗員が、リクライニング角の調整を
意図してレバー22を矢印R1,R2で示される方向に回転させると、座部11を前後方
向にスライド移動させてしまうという誤操作が生じうる。
そこで、シート1は、振動モータ41を動作させることにより、調整モード選択部52
において選択されている調整モードを乗員に把握させる。振動モータ41の動作により生
じた振動は、座部11のクッションや表面材を介して、着座している乗員に伝達される。
次に、図5を参照しながら、振動モータ41の動作パターンについて説明する。図5は
、振動モータ41の動作パターンを示す説明図である。
シートECU50は、スイッチ20からプッシュ操作に関する操作信号を受け付けたこ
とに基づいて、振動モータ41に駆動信号を送信する。当該駆動信号は、調整モータを駆
動させる駆動信号とは別に送信されるものであり、プッシュ操作によって選択された調整
モードに対応している。すなわち、本第1実施形態では、シートECU50が振動モータ
41に送信する駆動信号が、本発明における調整モード対応信号に相当する。
振動モータ41は、受信した駆動信号の内容に基づいて動作し、予め定められた時間に
亘って振動を生じさせる。当該時間は、例えば1秒から2秒とすることができる。
図5に示されるように、振動モータ41の動作パターンは、調整モード選択部52(図
3参照)において新たに選択される調整モード毎に異なる。例えば、乗員がスイッチ20
のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部52においてリクライニングモ
ードが選択されると、振動モータ41は周期Cで動作する。振動モータは、1つの周期C
において、時間Aだけ連続的に動作する。
振動モータ41は、他の調整モードにおいても、それぞれに予め定められた周期と連続
時間で動作する。これにより、シート1に着座する乗員には、調整モード選択部52にお
いて新たに選択された調整モード毎に異なる振動が伝達される。
以上の説明のように、シート1の構成によれば、調整モード対応信号に相当する駆動信
号を振動モータ41に送信し、プッシュ操作によって選択された調整モードを乗員に伝達
させることが可能になる。これにより、複数の操作を受付可能なスイッチ20を用いなが
らも、選択された調整モードを乗員に把握させ、乗員の誤操作を防止することが可能にな
る。
また、シートECU50は、スイッチ20がプッシュ操作を受け付けたことに基づいて
、調整モード対応信号に相当する駆動信号を振動モータ41に送信する。この構成によれ
ば、プッシュ操作によって選択された調整モードを、その後の調整量の入力操作を受け付
ける前に乗員に伝達し、乗員の誤操作を更に確実に防止することが可能になる。
また、シート1は、駆動信号を受信して振動するように動作する振動モータ41を備え
る。振動モータ41の動作パターンは、駆動信号が対応している調整モード毎に異なって
いる。この構成によれば、乗員は、その触覚を通じて、プッシュ操作によって選択された
調整モードを把握することができる。
また、振動モータ41は、連続的に動作する時間及び動作する周期の少なくとも一方が
、駆動信号が対応している調整モード毎に異なっている。この構成によれば、振動モータ
41の構成や制御を複雑なものにすることなく、プッシュ操作によって選択された調整モ
ードを乗員に把握させることが可能になる。
[第1実施形態の第1変形例]
次に、第1実施形態の第1変形例について、図6を参照しながら説明する。この第1変
形例に係る車両用シート1Aは、第1実施形態と同様に、不図示の車両に搭載され、乗員
の着座に用いられる装置である。車両用シート1Aは、背もたれ12の内部に振動モータ
42が配置されており、振動モータ41,42の動作パターンが第1実施形態のものと異
なる。車両用シート1Aのうち、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付し
て、説明を適宜省略する。
まず、図6を参照しながら、車両用シート1A(以下、単に「シート1A」と称する)
の概要について説明する。図6は、第1変形例に係るシート1Aを示す説明図である。
振動モータ42は、振動モータ41と同様に、受信する駆動信号に基づいて回転駆動す
る電動機である。振動モータ42は、不図示の回転軸に錘が固定されている。振動モータ
42がシートECU50(図3参照)から駆動信号を受信すると、当該錘が回転して振動
を発生させる。
振動モータ41,42の動作パターンは、調整モード選択部52(図3参照)において
新たに選択される調整モード毎に異なる。例えば、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を
1回行うことにより、調整モード選択部52においてリクライニングモードが選択される
と、背もたれ12に配置された振動モータ42のみが動作する。振動モータ42の動作に
伴って生じた振動は、背もたれ12のクッションや表面材を介して乗員の胴部に伝達され
る。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてスライドモードが選択されると、座部11に配置された振動モータ41のみが
動作する。振動モータ41の動作に伴って生じた振動は、座部11のクッションや表面材
を介して乗員の臀部に伝達される。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてチルトモードが選択されると、振動モータ41,42のいずれも動作しない。
つまり、乗員には振動が伝達されない。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてリフトモードが選択されると、振動モータ41,42の双方が動作する。これ
により、乗員の胴部と臀部に振動が伝達される。
以上の説明のように、シート1Aは、伝達部である振動モータを複数備え、駆動信号が
対応している調整モード毎に、動作する振動モータが異なる。この構成によれば、乗員は
、複数の振動モータの中から特定の振動モータが動作することに基づいて、プッシュ操作
によって選択された調整モードを把握することができる。
また、シート1Aは、座部11に配置される伝達部である振動モータ41を備える。駆
動信号が対応する調整モードが、座部11の姿勢の調整と、座部11の位置の調整と、の
少なくとも一方を行うものである場合に、振動モータ41が動作する。この構成によれば
、乗員は、座部11の姿勢の調整と、座部11の位置の調整と、の少なくとも一方を行う
調整モードが選択されたことを、座部11に配置された伝達部の動作によって把握するこ
とができる。すなわち、乗員は、調整が行われる部位に配置された振動モータ41により
、選択された調整モードを直感的に把握することができる。
また、シート1Aは、背もたれ12に配置される伝達部である振動モータ42を備える
。駆動信号が対応する調整モードが、背もたれ12の姿勢の調整を行うものである場合に
、振動モータ42が動作する。この構成によれば、乗員は、背もたれ12の姿勢の調整を
行う調整モードが選択されたことを、背もたれ12に配置された振動モータ42の動作に
よって把握することができる。すなわち、乗員は、調整が行われる部位に配置された振動
モータ42により、選択された調整モードを直感的に把握することができる。
[第1実施形態の第2変形例]
次に、第1実施形態の第2変形例について、図7を参照しながら説明する。この第2変
形例に係る車両用シート1Bは、第1実施形態と同様に、不図示の車両に搭載され、乗員
の着座に用いられる装置である。車両用シート1Bは、座部11の内部に振動モータ41
1,412が配置されており、振動モータ411,412,42の動作パターンが第1実
施形態のものと異なる。車両用シート1Bのうち、第1実施形態の第1変形例と同一の構
成については同一の符号を付して、説明を適宜省略する。
まず、図7を参照しながら、車両用シート1B(以下、単に「シート1B」と称する)
の概要について説明する。図7は、第2変形例に係るシート1Bを示す説明図である。
振動モータ411,412は、振動モータ41と同様に、受信する駆動信号に基づいて
回転駆動する電動機である。振動モータ411,412は、不図示の回転軸に錘が取り付
けられている。振動モータ411,412がシートECU50(図3参照)から駆動信号
を受信すると、当該錘が回転して振動を発生させる。
振動モータ411,412は、前後方向に互いに間隔を空けて配置されている。振動モ
ータ411は、座部11の前端寄りの部位に配置されている。
振動モータ411,412,42の動作パターンは、調整モード選択部52(図3参照
)において新たに選択される調整モード毎に異なる。例えば、乗員がスイッチ20のプッ
シュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部52においてリクライニングモードが
選択されると、背もたれ12に配置された振動モータ42のみが動作する。振動モータ4
2の動作に伴って生じた振動は、背もたれ12のクッションや表面材を介して乗員の胴部
に伝達される。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてスライドモードが選択されると、座部11に配置された振動モータ411,4
12のみが動作する。振動モータ411,412の動作に伴って生じた振動は、座部11
のクッションや表面材を介して乗員の臀部の全体に伝達される。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてチルトモードが選択されると、振動モータ411のみが動作する。振動モータ
411の動作に伴って生じた振動は、乗員の臀部のうち、座部11の前端寄りの一部に伝
達される。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてリフトモードが選択されると、振動モータ411,412,42が動作する。
これにより、乗員の胴部と臀部の全体とに振動が伝達される。
以上の説明のように、シート1Bは、その座部11に複数の振動モータを備えている。
この構成によれば、乗員は、複数の振動モータの中から特定の振動モータが動作すること
に基づいて、座部11の姿勢の調整を行う調整モードと、座部11の移動を行う調整モー
ドと、を区別して把握することができる。
ここで、座部11に配置する振動モータは2つに限られない。すなわち、座部11に、
3つ以上の振動モータを配置してもよい。この場合、3つ以上の振動モータを前後方向に
互いに間隔を空けて配置するとともに、スライドモードにおいて、座部11がスライド移
動する方向に沿って、振動モータを順次振動させてもよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る車両用シート1Cについて、図8及び図9を参照し
ながら説明する。この第2実施形態に係る車両用シート1Cは、第1実施形態と同様に、
不図示の車両に搭載され、乗員の着座に用いられる装置である。車両用シート1Cは、振
動モータ41に代えて複数の発光体を備えている点で、第1実施形態のものと異なる。車
両用シート1Cのうち、第1実施形態と同一の構成については同一の符号を付して、説明
を適宜省略する。
まず、図8を参照しながら、車両用シート1C(以下、単に「シート1C」と称する)
の概要について説明する。図8は、第2実施形態に係るシート1Cを示す斜視図である。
車両用シート1Cの座部11の表面には、発光体44F,44R,44Lが配置されて
いる。発光体44F,44R,44Lは、いずれも電気信号を受信することで動作し、外
部に光を発する。例えば、発光体44F,44R,44Lとして、発光ダイオードを用い
ることができる。発光体44Fは、座部11の前端の稜線に沿って配置されている。発光
体44Rは座部11の右端の稜線に沿って配置され、発光体44Lは座部11の左端の稜
線に沿って配置されている。
車両用シート1Cの背もたれ12の表面には、発光体45R,45Lが配置されている
。発光体45L,45Rも、発光体44F等と同様に、電気信号を受信することで動作し
、外部に光を発する。発光体44Rは背もたれ12の右端の稜線に沿って配置され、発光
体44Lは背もたれ12の左端の稜線に沿って配置されている。
発光体44F,44R,44L,45R,45Lは、いずれも、シートECU50から
受信する電気信号に基づいて動作する。当該電気信号は、調整モータを駆動させる駆動信
号とは別に送信されるものであり、プッシュ操作によって選択された調整モードに対応し
ている。すなわち、本第2実施形態では、シートECU50が発光体44F等に送信する
電気信号が、本発明における調整モード対応信号に相当する。
発光体44F等は、受信した電気信号の内容に基づいて動作し、予め定められた時間に
亘って発光する。当該時間は、例えば1秒から2秒とすることができる。
次に、図9を参照しながら、発光体44F等の動作パターンについて説明する。図9は
、発光体44F等の動作パターンを示す説明図である。
発光体44F等の動作パターンは、調整モード選択部52において新たに選択される調
整モード毎に異なる。例えば、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより
、調整モード選択部52においてリクライニングモードが選択されると、背もたれ12に
配置された発光体44R,44Lのみが動作し、光を発する。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてスライドモードが選択されると、座部11に配置された発光体44F,44R
,44Lのみが動作し、光を発する。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてチルトモードが選択されると、座部11に配置された発光体44Fのみが動作
し、光を発する。
また、乗員がスイッチ20のプッシュ操作を1回行うことにより、調整モード選択部5
2においてリフトモードが選択されると、発光体44F,44R,44L,45R,45
Lのすべてが動作し、光を発する。
以上の説明のように、シート1Cは、複数の発光体を備えている。この構成によれば、
乗員は、発光体の発光に基づいて、プッシュ操作によって選択された調整モードを把握す
ることができる。
ここで、発光体44R,44L,45R,45Lは、スライドモードやリフトモードに
おいて、座部11が移動する方向に沿って、順次発光させてもよい。例えば、スライドモ
ードにおいて、座部11が前方にスライド移動している場合に、後端部寄りの発光体44
Rから前端部寄りの発光体44Rまで順次発光させてもよい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこ
れらの具体例に限定されない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加え
たものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体
例が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定
されず、適宜変更することができる。
前述した第1実施形態は、調整モード対応信号を振動モータ41等に送信する例を示し
ている。しかしながら、本発明の範囲はこの形態に限定されるものではない。例えば、振
動モータ41等に代えて、乗員への情報伝達が可能な他の機器に調整モード対応信号を送
信し、調整モード選択操作によって選択された調整モードを乗員に伝達してもよい。乗員
への情報伝達が可能な機器の例としては、車両のインストルメントパネルやカーナビゲー
ションシステム等の表示装置や、スピーカ等が挙げられる。スピーカが発する音としては
、調整モード選択操作によって選択された調整モードを呼称する音声や、メロディ等にす
ることができる。
また、前述した第2実施形態は、複数の発光体を座部11や背もたれ12の表面に配置
した例を示している。しかしながら、本発明の範囲はこの形態に限定されるものではない
。例えば、複数の発光体を座部11や背もたれ12の内部に配置してもよい。この場合、
発光体が発した光は、座部11や背もたれ12の表面材を透過して外部に出射する。
1,1A,1B,1C:車両用シート
11:座部
12:背もたれ
20:スイッチ
31:リクライニング用モータ(第1調整モータ、第2調整モータ)
32:スライド用モータ(第1調整モータ、第2調整モータ)
33:チルト用モータ(第1調整モータ、第2調整モータ)
34:リフト用モータ(第1調整モータ、第2調整モータ)
41,42,411,412:振動モータ(伝達部)
44F,44R,44L,45R,45L:発光体(伝達部)
50:シートECU(制御部)

Claims (9)

  1. 車両の乗員が着座する車両用シートであって、
    乗員の臀部を支持する座部と、
    前記座部の上方に配置され、乗員の胴部を支持する背もたれと、
    受信する駆動信号に基づいて駆動する第1調整モータ及び第2調整モータと、
    前記座部の姿勢の調整と、前記背もたれの姿勢の調整と、前記座部の位置の調整と、のうち、一部を行うために前記第1調整モータに駆動信号を送信する第1調整モードと、他の一部を行うために前記第2調整モータに駆動信号を送信する第2調整モードと、を切り替え可能な調整モードとして有する制御部と、
    前記調整モードを切り替えて選択する調整モード選択操作と、前記調整モードにおける調整量を入力する調整量入力操作と、を受け付けるスイッチと、
    前記座部の稜線、または前記背もたれの稜線沿って設けられ、前記調整モード対応信号を受信して発光する複数の発光体からなる伝達部と、を備え、
    前記制御部は、前記調整モード選択操作によって選択された前記調整モードに対応する調整モード対応信号を、前記駆動信号とは別に送信するものであって、かつ、前記制御部は、前記スイッチが前記調整モード選択操作を受け付けたことに基づいて、前記調整モード対応信号を送信するものであり、
    前記伝達部の動作パターンは、前記調整モード対応信号が対応している前記調整モード毎に異なるものであって、かつ、複数の前記発光体が順次発光するものであることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記複数の発光体が、前記座部の前端の稜線、右端の稜線または左端の稜線に沿って配置されている、請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記複数の発光体が、前記背もたれの右端の稜線または左端の稜線に沿って配置されている、請求項1に記載の車両用シート。
  4. 前記複数の発光体が前記座部の稜線または前記背もたれの稜線に沿うようにして、当該座部または背もたれの内部に配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用シート。
  5. 前記複数の発光体は、当該発光体が発した光が前記座部または前記背もたれの表面材を透過して外部に出射する位置に配置されている、請求項4に記載の車両用シート。
  6. 前記伝達部は、連続的に動作する時間及び動作する周期の少なくとも一方が、前記調整モード対応信号が対応している前記調整モード毎に異なるように発光することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用シート。
  7. 前記伝達部を複数備え、
    前記調整モード対応信号が対応している前記調整モード毎に、動作する前記伝達部が異なることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用シート。
  8. 前記座部に配置される前記伝達部である第1伝達部を備え、
    前記調整モード対応信号が対応する前記調整モードが、前記座部の姿勢の調整と、前記座部の位置の調整と、の少なくとも一方を行うものである場合に、前記第1伝達部が動作することを特徴とする請求項に記載の車両用シート。
  9. 前記背もたれに配置される前記伝達部である第2伝達部を備え、
    前記調整モード対応信号が対応する前記調整モードが、前記背もたれの姿勢の調整を行うものである場合に、前記第2伝達部が動作することを特徴とする請求項に記載の車両用シート。
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