JP2019025142A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通常遊技状態とボーナス遊技状態とを制御可能な遊技状態制御手段と、ボーナス遊技状態の終了後から次のボーナス遊技状態までの通常遊技状態における遊技回数を計数可能な計数手段と、計数結果に基づいて、前記次のボーナス遊技状態において実行する演出として、特定演出を含む複数の演出の中から何れかを選択する演出選択手段と、選択された演出を前記次のボーナス遊技状態において実行可能な演出実行手段と、を備え、演出選択手段は、低設定台の場合、計数手段の計数結果が第1遊技回数であれば、特定演出を第1確率で選択し、計数手段の計数結果が第1遊技回数よりも多い第2遊技回数であれば、特定演出を第1確率よりも高い第2確率で選択し、高設定台の場合、計数手段の計数結果が第1遊技回数であれば、特定演出を第1確率よりも高い第3確率で選択する遊技機を構成する。
【選択図】図8
Description
このような遊技機において、遊技者は、通常、ボーナス遊技状態に移行することを期待しながら遊技を行っている。
また、この種の遊技機では、遊技の進行に応じた様々な演出が行われており、このような演出によっても遊技の興趣を高めるようにしている。
例えば、特許文献1には、ボーナス中と非ボーナス中とで異なる演出を行う遊技機が開示されている(段落0005等参照)。
これにより、遊技者は、演出態様から容易に遊技状態を認識することもできる。
遊技機には、スロットマシン、パチンコ機など様々な種類があるが、本実施形態では、スロットマシンに適用した場合について説明する。
この設定示唆演出は、前回のボーナス遊技状態と今回のボーナス遊技状態の間における通常遊技状態における遊技回数(ボーナス間遊技回数ともいう)を計数し、この計数値に応じた演出を、今回のボーナス遊技状態中に行う。
例えば、低設定値の遊技機(低設定台)において、ボーナス間遊技回数が多い場合には、高設定値を示唆する演出を多く行う。
これにより、低設定台であっても、ボーナス遊技状態中に高設定値の遊技機(高設定台)であることの期待感を遊技者にもたせることができ、遊技者が、ボーナス遊技状態が終了した後もその遊技機で遊技を継続したくなるようにすることができる。
前扉1aは、リール41a〜41cそれぞれに表された連続する3つの図柄(識別情報)を機外から識別可能に構成されるとともに、遊技者により操作される複数の操作手段(2a,3,5)を備え、筐体1bは、リール41a〜41cを回転駆動させるドラムユニット4、メダルの払い出しを行うメダル払出装置7などの複数の装置、コンピュータとして動作する主制御部10、副制御部20などを備えている。
まず、遊技開始にあたり、メダル(クレジットメダルも含む)を用いて掛け数の設定を行う。
掛け数の設定は、メダル投入口2から直接メダルを投入して設定する方法と、ベットボタン2aを押下操作して設定する方法とがある。
メダル投入口2からメダルを投入して掛け数を設定する方法では、投入されたメダルが前扉1aの裏面に設けられたメダルセレクタ2bによって検知されることにより、投入分のメダル枚数に対応する掛け数(ただし、メダル3枚に対応する掛け数「3」が上限)が設定されることになる。
なお、掛け数の上限は、「1」、「2」、又は「4」以上でもよい。
なお、ベットボタンは、ベットボタン2aのみに限らず、設定される掛け数のそれぞれ異なるベットボタンを複数設けることもできる。また、クレジットメダルは、メダル投入口2からのメダル投入や入賞により加算され、例えば、メダル50枚までクレジット(記憶)することができる。
そして、掛け数が所定数になったときに、1回の遊技を実行可能な権利を保有する遊技開始可能な状態となる。
「内部抽選処理」では、複数の当選役の中から今回遊技の当選役を所定の当選確率に基づいて抽選により決定する。
リール41a〜41cは、スタートレバー3の傾動操作に応じ、停止状態から徐々に回転速度を上げた後、定常回転に達し、このタイミングで停止ボタン5a〜5cが押下操作されると、その操作タイミングと「内部抽選処理」の抽選結果とにより許容される図柄の組合せで停止するように、各リール41a〜41cが停止制御される。なお、図4における※印の箇所は、上記の図柄以外の所定の図柄が表示されている。
図柄の組合せには、有効ラインと無効ラインとを含む複数のラインが規定され、主制御部10は、当該ライン上において識別情報を変動表示させると共に、遊技者による停止操作に応じて、停止表示させることが可能であり、遊技媒体付与手段として、有効ライン上に停止表示された識別情報の組合せに応じて、遊技媒体を付与する。
なお、無効ライン上に停止表示された識別情報の組合せに応じて、遊技媒体は付与されない。
図5に示すように、「上a・上b・上c」、「中a・中b・中c」、「下a・下b・下c」、「上a・中b・下c」、「下a・中b・上c」の5通りのラインがあり、本実施形態のスロットマシン1は、このうち、「下a・中b・上c」の1ライン(クロスアップラインともいう)のみを有効ラインとし、他のラインを無効ラインとしている。
なお、有効ラインの数は、1ラインに限らず、任意なライン数とすることができ、同様に、無効ラインも任意なライン数とすることができる。
また、「ベル役」には、停止ボタン5a〜5cに対する操作順序(押し順という)として6通りある押し順のうちの1通りの押し順によって、「ベル・ベル・ベル」に対応する図柄の組合せが停止する「押し順ベル」を設けることもできる。「押し順ベル」は、6通りある押し順それぞれに対応する「押し順ベル1〜6」を設けるとともに、各「押し順ベル1〜6」に当選したときのそれぞれに対応する押し順の報知は、後記ART中(AT中を含む)に行われる。
また、「リプレイ役」には、停止ボタン5a〜5cに対する操作順序(押し順という)として6通りある押し順のうちの1通りの押し順によって、「リプレイ・リプレイ・リプレイ」に対応する図柄の組合せが停止する「押し順リプレイ」を設けることもできる。「押し順リプレイ」は、6通りある押し順それぞれに対応する「押し順リプレイ1〜6」を設けるとともに、各「押し順リプレイ1〜6」に当選したときのそれぞれに対応する押し順の報知は、後記ART中(AT中を含む)に行われる。
また、「ボーナス役」については、「BIGボーナス」(BB)に対応するボーナス図柄の組合せとして、「7・7・7」があり、「REGボーナス」(RB)に対応するボーナス図柄の組合せとして、「7・7・BAR」などがある。
具体的には、有効ラインにおける「ベル役」に対応する図柄の組合せ(「ベル・ベル・ベル」)の停止により8枚のメダルが払い出され、「チェリー役」に対応する図柄の組合せ(「チェリー・ANY・ANY」)の停止により3枚のメダルが払い出され、「スイカ1役」に対応する図柄の組合せ(「スイカ1・スイカ1・スイカ1」)の停止表示により5枚のメダルが払い出され、「スイカ2役」に対応する図柄の組合せ(「スイカ2・スイカ2・スイカ2」)の停止表示により7枚のメダルが払い出され、「リプレイ・スイカ役」に対応する図柄の組合せ(「リプレイ・スイカ(スイカ1又は2)・リプレイ」)の停止表示により15枚のメダルが払い出される。
また、メダルの払い出しは、クレジットメダルの上限数を超える分のみが払い出されるように構成することもできるが、図示しない所定の設定ボタンを事前に操作することにより、入賞が発生するごとに、入賞に対応するメダルが払い出されるように構成することもできる。
例えば、通常遊技状態における内部抽選処理において「BIGボーナス」及び「REGボーナス」に対応するボーナス役に当選し、これにより、これらのボーナス遊技状態(以下、ボーナス又はボーナス遊技ともいう)への移行を示す抽選結果が示された後に、ボーナス図柄の組合せ(例えば、「7・7・7」、「7・7・BAR」など)が有効ラインに停止表示(入賞)した場合、遊技状態を、通常遊技状態から、所定の小役(リプレイ・スイカ役)に高確率で当選するボーナス遊技状態に移行する。
なお、ボーナス図柄を含め、当選役に対応した図柄の組合せは、遊技者が、いわゆるスベリコマ数(例えば4図柄)の範囲内で停止ボタン5a〜5cを停止操作することにより(いわゆる目押し)、いわゆる引き込み制御によって停止表示されるようになっている。
ボーナス遊技状態中は、1回の遊技が掛け数「2」で、リプレイ・スイカ役に対応する図柄の組合せ「リプレイ・スイカ・リプレイ」が高確率に有効ライン上に停止表示され、これにより1回の遊技につき15枚のメダルが払い出される遊技を、所定の終了条件が成立するまで続けて行うことができる。
例えば、「BIGボーナス」は、255枚(純増枚数234枚)のメダルの払出しで終了し、「REGボーナス」は、105枚(純増枚数104枚)のメダルの払出しで終了し、終了後は、「ボーナス役」当選時の遊技状態に復帰する。
ここで、「BIGボーナス」と「REGボーナス」の当選確率は、遊技機ごとに設定することができる。
このため、主制御部10は、設定値選択手段として、第1設定値と、当該第1設定値よりも第2遊技状態(REGボーナス)に制御される確率が高くなる第2設定値とを含む複数の設定値の中から何れかを選択することができる。
例えば、操作手段による操作によって1〜6の設定値の中から何れかが選択され、これにより、選択された設定値に対応した当選確率を設定することができる。
図6は、「BIGボーナス」と「REGボーナス」における設定値1〜6と、対応する当選確率を示す図表である。
同図に示すように、REGボーナスについては、例えば、設定値1を選択することによって、当選確率を1/630.1に設定することができ、設定値6を選択することで、当選確率を1/364.1に設定することができる。
一方、「BIGボーナス」については、設定値1〜6に対して一律に当選確率「1/364.1」が設定される(図6参照)。
なお、「ボーナス役」は、当該ボーナス役に当選した遊技において、対応する図柄の組合せが停止しない場合は、当選した権利を持ち越すことができる。
ARTは、リプレイタイム(RT)とアシストタイム(AT)とを複合的に組み合わせた遊技状態である。
RTは、所定の遊技回数の間、メダルを投入することなく次回遊技可能となるリプレイ(再遊技役)の当選確率が高まる遊技状態であって、この間はリプレイが連続発生することから、メダルを費やす割合が抑制されることになるため、遊技者にとって有利に作用する遊技状態となっている。
ATは、所定の遊技回数の間、内部的に小役に当選したときにこれらに入賞させるためにリール停止時に停止ボタンに対して行う操作内容(押し順)を外部に報知し、その操作内容に従った操作によりこれらの入賞率が高められる遊技状態であって、小役入賞による直接的なメダルの払い出しが得られることから、遊技者にとって有利に作用する遊技状態となっている。
そして、ARTは、RTとATのそれぞれの遊技の特徴が相乗して、メダルを費やす割合が抑制されながら直接的なメダルの払い出しも得られ、RT又はATの単独遊技よりも、メダルの増加が期待できる遊技者に有利な遊技状態となっている。
例えば、副制御部20は、主制御部10から所定の遊技タイミングごとに送信される制御コマンドを受信するとともに、受信した制御コマンドを解読し、制御コマンドに応じた演出を行うように表示器L1などの報知手段を制御する。
副制御部20が主制御部10から受信する制御コマンドには、例えば、ボーナス役の当選、ボーナス遊技状態の移行(入賞)や終了を示す制御コマンド、ARTの移行や終了を示す制御コマンド、「押し順ベル1〜6」や「押し順リプレイ1〜6」に当選したことを示す制御コマンド、ボーナス遊技状態中の遊技回数や獲得メダル数を示す制御コマンド、通常遊技状態中の遊技回数を示す制御コマンドなどがある。
例えば、副制御部20は、ボーナス役への当選や移行を示す制御コマンドを受信すると、表示器L1、ランプ11、スピーカ8などの報知手段に特定の画像、光、音を出力させるボーナス演出を行う。
例えば、「押し順ベル1〜6」のうち「押し順ベル1」に当選したときに、停止ボタン5が「5a→5b→5c」の順に操作されると、「押し順ベル1」に対応する図柄の組合せ(「ベル・ベル・ベル」)が停止する場合、表示器L1において「左→中→右」などの表示を行い、スピーカ8から「左」、「中」、「右」の順でそれぞれの音声を出力する。
その結果、このナビゲート(報知)に従って遊技者が停止ボタン5を操作することにより、「押し順ベル1」に対応する図柄の組合せが停止され、規定のメダル8枚が払い出されることになる。
これにより、遊技者に「設定示唆」という特典を与える演出を実行するため、ボーナス中の演出の興趣を高めることができる。
具体的には、「ノーマル」、「偶数示唆」、「奇数示唆」、「高設定示唆」に対応する画像A〜Dのうちのいずれか1つを、REGボーナス遊技中の複数回の遊技に亘って(例えば、REGボーナス遊技中に行われる8回の遊技すべてにおいて)表示器L1に表示する。
「ノーマル」の画像Aは、設定値を示唆しない演出であり、図7(a)に示すように、「白」の背景上にキャラクタAが登場する動画像又は静止画像である。
「偶数示唆」の画像Bは、偶数の設定値(2,4,6)が選択されている可能性が高いことを示唆する演出であり、図7(b)に示すように、「青」の背景上にキャラクタBが登場する動画像又は静止画像である。
「奇数示唆」の画像Cは、奇数の設定値(1,3,5)が選択されている可能性が高いことを示唆する演出であり、図7(c)に示すように、「緑」の背景上にキャラクタCが登場する動画像又は静止画像である。
「高設定示唆」の画像Dは、高設定の設定値(4〜6)が選択されている可能性が高いことを示唆する演出であり(本発明の特定演出)、図7(d)に示すように、「金」の背景上にキャラクタDが登場する動画像又は静止画像である。
なお、各設定示唆演出においては、ボーナス遊技中に獲得したメダルの枚数を表示することもできる(図7(a)〜(d)参照)。
具体的には、主制御部10は、計数手段として、ボーナス遊技状態(第2遊技状態)の終了後から、「次のボーナス遊技状態」に「当選」するまでの通常遊技状態(第1遊技状態)における遊技回数(ボーナス間遊技回数)を計数し、演出選択手段として、計数手段による計数結果に基づいて、前記「次のボーナス遊技状態」において実行する演出として、「ノーマル」、「偶数示唆」、「奇数示唆」、「高設定示唆」の中から何れかを選択し、演出実行手段として、演出選択手段によって選択された演出を、前記「次のボーナス遊技状態」中に実行する。
「ボーナス間遊技回数」は、前回のボーナスの終了から今回のボーナスの当選又は入賞までの通常遊技の遊技回数を計数して求める。
具体的には、REGボーナスの終了を示す制御コマンドの受信後から次のREGボーナスの当選を示す制御コマンドを受信するまでの間に受信した、遊技回数を示す制御コマンドに基づいて計数することができる。
また、ボーナス遊技状態(第2遊技状態)の終了後から次のボーナス遊技状態に「移行」するまで、すなわち、REGボーナスの終了から次のREGボーナスに入賞するまでの間における、通常遊技状態(第1遊技状態)における遊技回数を、「ボーナス間遊技回数」として計数することもできる。
また、「REGボーナス」に限らず、「BIGボーナス」を適用することができる。
このため、BIGボーナスもしくはREGボーナスの終了から次のBIGボーナスもしくはREGボーナスの当選又は入賞までの間における通常遊技状態における遊技回数を「ボーナス間遊技回数」として計数し、前記次のBIGボーナス中もしくはREGボーナス中に、計数された「ボーナス間遊技回数」に基づいて「ノーマル」、「偶数示唆」、「奇数示唆」、「高設定示唆」の中から選択された演出を実行することができる。
このような特別設定示唆演出を実行するにあたり、副制御部20は、演出選択手段として、設定値選択手段により「第1設定値」が選択されている場合、計数手段による計数結果が「第1遊技回数」であれば、高設定示唆演出である「特定演出」を「第1確率」で選択し、設定値選択手段により「第1設定値」が選択されている場合、計数手段による計数結果が第1遊技回数よりも多い「第2遊技回数」であれば、「特定演出」を第1確率よりも高い「第2確率」で選択可能であり、設定値選択手段により「第2設定値」が選択されている場合、計数手段による計数結果が「第1遊技回数」であれば、「特定演出」を第1確率よりも高い「第3確率」で選択し、選択された確率に基づいて特定演出を実行するようにしている。
なお、図8は、高設定示唆を含む各種設定示唆の選択確率を定めたテーブルデータであり、(a)はボーナス間遊技回数1〜250に対応した設定示唆演出の選択割合を示すテーブルa、(b)はボーナス間遊技回数251〜500に対応した設定示唆演出の選択割合を示すテーブルb、(c)はボーナス間遊技回数501〜750に対応した設定示唆演出の選択割合を示すテーブルc、(d)はボーナス間遊技回数751〜に対応した設定示唆演出の選択割合を示すテーブルdであり、それぞれ、分母255における「ノーマル」、「偶数設定」、「奇数設定」、「高設定示唆」の選択数が定められている。
また、図8(A)〜(D)は、図8(a)〜(d)における選択割合が百分率(%)で表された選択確率を示すテーブルデータ(テーブルA〜D)である。
この場合、つまり、設定値「1」・ボーナス間遊技回数「751〜」の場合、対応するテーブルDに基づき、「高設定示唆」演出は「13%」の確率(第2確率)で選択・実行される(図8(D)参照)。
次に、比較対象として、高設定台(設定値「6」)において、ボーナス間遊技回数が多い場合(「751〜」(第2遊技回数))の高設定示唆演出の実行確率について説明する。
この場合、対応するテーブルDに基づき、「高設定示唆」演出は「19%」の確率で選択・実行される(図8D参照)。
他の比較対象として、低設定台において、ボーナス間遊技回数が少ない場合(「1〜250」(第1遊技回数))の高設定示唆演出の実行確率について説明する。
この場合、対応するテーブルAに基づき、「高設定示唆」演出は「3%」の確率(第1確率)で選択・実行される(図8(A)参照)。
さらに、比較対象として、高設定台において、ボーナス間遊技回数が少ない場合(「1〜250」(第1遊技回数))の高設定示唆演出の実行確率について説明する。
この場合、対応するテーブルAに基づき、「高設定示唆」演出は「19%」の確率(第3確率)で選択・実行される(図8(A)参照)。
このように、高設定台は、高設定示唆演出の実行確率が高いことは当然ではあるが、低設定台においても、ボーナス間遊技回数が多い場合は、相対的に、高設定示唆演出の実行確率が高くなるようにしている。
このため、低設定台の遊技者は、通常遊技の期間が長期に亘る場合は、ボーナス遊技になかなか移行しないことで低設定台であることを疑いながら遊技を行っていたが、ようやくボーナスに移行したときの当該ボーナス中の設定示唆演出において、比較的高い確率で高設定示唆演出を見ることになるため、遊技機が高設定台であるかのように誤認する可能性が高まる。
これにより、遊技者に遊技をやめづらくすることができ、遊技場にとっては、長期間に亘り遊技を継続させることで遊技機の稼働低下を防ぐことができる。
例えば、低設定台(設定値「1」)において、ボーナス間遊技回数が少ない「1〜250」の場合、対応するテーブルAに基づき、「ノーマル」演出は「50%」の確率で選択・実行され、「偶数示唆」・「奇数示唆」・「高設定示唆」といった設定示唆演出は「50%(=21%+26%+3%)」の確率で選択・実行される(図8(A)参照)。
一方、低設定台において、ボーナス間遊技回数が多い「751〜」の場合、対応するテーブルDに基づき、「ノーマル」演出は「40%」の確率で選択・実行され、「偶数示唆」・「奇数示唆」・「高設定示唆」といった設定示唆演出は「60%(=21%+26%+13%)」の確率で選択・実行される(図8(D)参照)。
以上のように、本実施形態のスロットマシン1によれば、低設定台は、ボーナス間遊技回数が少ない場合に比べ、ボーナス間遊技回数が多い場合の方が、設定示唆演出が実行され易いようにしている。
すなわち、第1設定値と第2設定値の関係において、第2設定値が、第1設定値よりも第2遊技状態に制御される確率(すなわちボーナス当選確率)が高くなる設定値であればよく、つまりは、第1設定値よりも第2設定値の方が大きい数値であればそのような数値であってもよい。
また、ボーナス間遊技回数が少ない場合として「1〜250」を例示し、ボーナス間遊技回数が多い場合として「751〜」を例示したが、これに限るものではない。
すなわち、相対的にボーナス間遊技回数の多少の関係が成立すればよく、例えば、ボーナス間遊技回数が少ない場合として「251〜500」を適用し、この場合、ボーナス間遊技回数が多い場合として「501〜750」を適用することができる。
この場合、特別設定示唆演出におけるテーブルA〜Dの選択の基準となる「ボーナス間遊技回数」は、「擬似ボーナス〜REGボーナス」、「擬似ボーナス〜擬似ボーナス」、「REGボーナス〜擬似ボーナス」における通常遊技状態中の遊技回数とすることができる。
また、「REGボーナス」に限らず、「BIGボーナス」を適用することができる。
このため、特別設定示唆演出におけるテーブルA〜Dの選択の基準となる「ボーナス間遊技回数」は、「擬似ボーナス〜BIGボーナス」、「擬似ボーナス〜擬似ボーナス」、「BIGボーナス〜擬似ボーナス」における通常遊技状態中の遊技回数とすることができる。
この場合、ボーナス持越し中の遊技回数が所定回数(例えば5回)以上続いた場合にのみ、特別設定示唆演出を行うようにすることもできる。
例えば、REGボーナス中に8回のボーナス遊技が行われる場合には、ボーナス遊技中に8回の設定示唆演出を実行させることができる。
ただし、一般に、RTC機能に基づく演出は、予め工場出荷時に設定した日付・時刻になったことを契機に演出を行うが、本実施形態のスロットマシン1は、遊技機を遊技場に導入してから所定期間を経過したことを契機に演出(特別設定示唆演出)を行う。
このため、副制御部20は、遊技期間特定手段として、遊技機の遊技期間を特定する動作を行い、また、演出選択手段として、遊技期間特定手段により「所定の遊技期間」が経過したと特定された場合、特定演出などの演出態様を選択・実行可能な特別設定示唆演出制御を行う。
例えば、「スロットマシン1を遊技場に導入してから2週間」を「所定の遊技期間」とした場合、この「導入から2週間」を経過した後は、ボーナス間遊技回数に応じてテーブルA〜Dから1つのテーブルを選択し、当該選択されたテーブルに基づいて「ノーマル」、「偶数示唆」、「奇数示唆」、「高設定示唆」のうちのいずれか1つを選択して演出を実行する。
ここで、「導入」の開始タイミングは、例えば、初めて100回の遊技が行われた日(累計遊技回数が100回に到達した日)とすることができる。
このように、遊技回数の経過を契機に演出を行うようにすることで、仮に不測の事態により、工場出荷が遅れた場合でも容易かつ適切に対応することができる。
この点、従来、スロットマシン1の工場出荷が遅れた場合、RTC機能に係る日付・時刻を改めて設定し直す必要がある場合があったが、本実施形態のスロットマシン1のように、特別設定示唆演出の実行を、遊技回数に基づいて行わせるようにしているため、スロットマシン1の開発・製造・出荷の段階でRTC機能に係る日付・時刻を設定する工程や出荷が遅れた場合に再設定を行う工程を省くことができる。
このため、副制御部20は、判定手段として、「無効ライン」上に停止表示された識別情報の組合せが、「特定の組合せ」であるか否かを判定し、演出選択手段として、第2遊技状態において、判定手段により、「無効ライン」上に停止表示された識別情報の組合せが、「特定の組合せ」であると判定された場合、特定演出などの演出態様を選択可能な上記特別設定示唆演出制御を行う。
具体的には、ボーナス遊技状態中は、1回の遊技ごとに、リール41を左リール41a・中リール41b・右リール41cの順に停止操作することで、図9(a)に示すように、リプレイ・スイカ役に対応する図柄の組合せ「リプレイ・スイカ・リプレイ」が高確率で有効ラインであるクロスアップライン上に停止表示されるところ、この停止表示とともに、無効ラインであるクロスダウンラインに「スイカ1・スイカ1・スイカ1」(前記「特定の組合せ」に相当)が停止表示された場合には、その後のスロットマシン1の遊技において、特別設定示唆演出制御を行うようにすることができる。
ところで、ボーナス遊技中は、有効ラインであるクロスアップラインに「リプレイ・スイカ1・リプレイ」を高確率で停止表示させることができるが、右リール41cは、「リプレイ」の2つ下に「スイカ1」か「スイカ2」を配置していることから(図4参照)、無効ラインであるクロスダウンラインにおいては、「上c」の位置に「リプレイ」を停止表示したときは、「下c」の位置に「スイカ1」か「スイカ2」が停止表示されることになる(図9(b)参照)。なお、図9における空白部分は、上記の図柄以外の図柄が表示されている。
このため、前記特別設定示唆演出制御を行うために、遊技者は、右リール41cの停止操作において、目押しにより「スイカ1」を停止表示させなければならない。
このようにすることで、遊技者の技量により特別設定示唆演出が実行されるか否かが分かれるため、遊技の興趣を高めることができる。
このため、低設定台であっても、高設定示唆といった特典を多く付与されることになるため、ボーナス遊技中の演出によって遊技者に遊技の興趣を高めることができる。
また、ボーナス間遊技回数が多くなるとボーナス遊技中に高設定示唆演出が実行され易くなることから、ボーナス間遊技回数が多いためにボーナス遊技終了後に遊技をやめようと思っている遊技者を引き留めることが可能となり、これにより、遊技機の稼働を維持することが可能になる。
本実施形態のスロットマシン1によれば、従来の遊技機が改善すべきこのような課題の全部又は一部などを解決することができる。
例えば、本発明をスロットマシンに適用したがパチンコ(例えば、玉スロ)などその他の遊技機に適用することもできる。
また、メダル、遊技球等の現物の遊技媒体を用いることなく、データ形式の擬似遊技媒体を用いて遊技を実行可能な、いわゆる封入式遊技機にも、本発明を適用することができる。
また、ボーナス遊技中の演出態様として、高設定示唆演出、偶数示唆演出、奇数示唆演出及びノーマル演出を例示して説明したが、これに限るものではない。
例えば、ボーナス遊技中に、高設定示唆演出とノーマル演出のいずれかを所定の割合で選択・実行できるようにすることもでき、上記以外の演出態様を加えることもできる。
10 主制御部
20 副制御部
L1 表示器
Claims (5)
- 第1遊技状態と、当該第1遊技状態よりも遊技者に有利な第2遊技状態とを含む複数の遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、
第1設定値と、当該第1設定値よりも前記第2遊技状態に制御される確率が高くなる第2設定値とを含む複数の設定値の中から何れかを選択可能な設定値選択手段と、
前記第2遊技状態の終了後から次の第2遊技状態に制御するまでの前記第1遊技状態における遊技回数を計数可能な計数手段と、
前記計数手段による計数結果に基づいて、前記次の第2遊技状態において実行する演出として、特定演出を含む複数の演出の中から何れかを選択可能な演出選択手段と、
前記演出選択手段によって選択された演出を前記次の第2遊技状態において実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出選択手段は、
前記設定値選択手段により前記第1設定値が選択されている場合、前記計数手段による計数結果が第1遊技回数であれば、前記特定演出を第1確率で選択することが可能であり、
前記設定値選択手段により前記第1設定値が選択されている場合、前記計数手段による計数結果が前記第1遊技回数よりも多い第2遊技回数であれば、前記特定演出を前記第1確率よりも高い第2確率で選択可能であり、
前記設定値選択手段により前記第2設定値が選択されている場合、前記計数手段による計数結果が前記第1遊技回数であれば、前記特定演出を前記第1確率よりも高い第3確率で選択することが可能である
ことを特徴とする遊技機。 - 第1遊技状態において、当該第1遊技状態よりも遊技者に有利な第2遊技状態への移行抽選を実行可能な移行抽選手段と、
前記移行抽選手段により、前記第2遊技状態への移行を示す抽選結果が示された後に、表示手段において当該第2遊技状態への移行を示す態様で識別情報が停止表示された場合、前記第1遊技状態から前記第2遊技状態へ移行させることが可能な遊技状態制御手段と、
第1設定値と、当該第1設定値よりも前記第2遊技状態に制御される確率が高くなる第2設定値とを含む複数の設定値の中から何れかを選択可能な設定値選択手段と、
前記第2遊技状態の終了後から前記移行抽選手段による抽選結果が次の第2遊技状態への移行を示すまでの前記第1遊技状態における遊技回数を計数可能な計数手段と、
前記計数手段による計数結果に基づいて、前記次の第2遊技状態において実行する演出として、特定演出を含む複数の演出の中から何れかを選択可能な演出選択手段と、
前記演出選択手段によって選択された演出を前記次の第2遊技状態において実行可能な演出実行手段と、
を備え、
前記演出選択手段は、
前記設定値選択手段により前記第1設定値が選択されている場合、前記計数手段による計数結果が第1遊技回数であれば、前記特定演出を第1確率で選択することが可能であり、
前記設定値選択手段により前記第1設定値が選択されている場合、前記計数手段による計数結果が前記第1遊技回数よりも多い第2遊技回数であれば、前記特定演出を前記第1確率よりも高い第2確率で選択可能であり、
前記設定値選択手段により前記第2設定値が選択されている場合、前記計数手段による計数結果が前記第1遊技回数であれば、前記特定演出を前記第1確率よりも高い第3確率で選択することが可能である
ことを特徴とする遊技機。 - 前記特定演出は、
前記設定値選択手段により前記第2設定値が選択されている可能性を示唆する演出である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記遊技機の遊技期間を特定可能な遊技期間特定手段を備え、
前記演出選択手段は、
前記遊技期間特定手段により所定の遊技期間が経過したと特定された場合、前記特定演出を選択することが可能になる
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。 - 有効ラインと無効ラインとを含む複数のラインが規定され、当該ライン上において識別情報を変動表示させると共に、遊技者による停止操作に応じて、停止表示させることが可能な表示手段と、
前記有効ライン上に停止表示された識別情報の組合せに応じて、遊技媒体を付与可能であると共に、前記無効ライン上に停止表示された識別情報の組合せに応じて、遊技媒体を付与不可能である遊技媒体付与手段と、
前記無効ライン上に停止表示された識別情報の組合せが、特定の組合せであるか否かを判定可能な判定手段と、
を備え、
前記演出選択手段は、
前記第2遊技状態において、前記判定手段により、前記無効ライン上に停止表示された識別情報の組合せが、前記特定の組合せであると判定された場合、前記特定演出を選択することが可能になる
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
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