JP2019023135A5 - - Google Patents

Description

本発明の一態様に係るシート搬送装置は、シート搬送方向に沿って延び、前記シート搬送方向に直交する幅方向におけるシートの端部に当接可能な当接面を有する当接部材と、シートの移動方向が前記シート搬送方向に対して第１方向に傾斜するように設けられ、前記第１方向と直交する軸線を中心に回転可能であり、前記幅方向において前記当接面に近づくようにシートを斜送する第１斜送ローラ対と、シートの移動方向が前記シート搬送方向に対して第２方向に傾斜するように設けられ、前記第２方向と直交する軸線を中心に回転可能であり、前記幅方向において前記当接面に近づくようにシートを斜送する第２斜送ローラ対と、前記シート搬送方向において前記第１斜送ローラ対及び前記第２斜送ローラ対の上流に設けられ、前記シート搬送方向にシートを搬送する搬送ローラ対と、を備え、前記幅方向において、前記第２斜送ローラ対は前記搬送ローラ対によって搬送されるシートの搬送中心線に対して前記当接部材と同じ側に配置され、かつ、前記第１斜送ローラ対は前記搬送中心線に対して前記当接部材とは反対側に配置され、前記シート搬送方向に対する前記第１方向の角度は、前記シート搬送方向に対する前記第２方向の角度の２倍以上であり、かつ、前記シート搬送方向に対する前記第１方向の角度が２０度以上４０度以下である、ことを特徴とする。

なお、本実施例の斜行補正部３０には、図６及び図７に示す斜送ローラ３２０が斜送ローラ３１１，３２１〜３２３のいずれかに置換えられた状態で、複数組の従動ローラ３３０及び加圧機構３３が配置されている。言い換えると、加圧状態と解除状態を切換可能な切換手段としての加圧機構３３は、前側の斜送ローラ３２１〜３２３に対応するもの（第２切換手段）と、奥側の斜送ローラ３１１に対応するもの（第１切換手段）とがそれぞれ設けられている。また、前側斜送ユニット３２又は奥側斜送ユニット３１の斜送ローラが追加される場合には、追加される斜送ローラの各々に加圧機構３３が配置される。

Claims (9)

1. シート搬送方向に沿って延び、前記シート搬送方向に直交する幅方向におけるシートの端部に当接可能な当接面を有する当接部材と、
   シートの移動方向が前記シート搬送方向に対して第１方向に傾斜するように設けられ、前記第１方向と直交する軸線を中心に回転可能であり、前記幅方向において前記当接面に近づくようにシートを斜送する第１斜送ローラ対と、
   シートの移動方向が前記シート搬送方向に対して第２方向に傾斜するように設けられ、前記第２方向と直交する軸線を中心に回転可能であり、前記幅方向において前記当接面に近づくようにシートを斜送する第２斜送ローラ対と、
   前記シート搬送方向において前記第１斜送ローラ対及び前記第２斜送ローラ対の上流に設けられ、前記シート搬送方向にシートを搬送する搬送ローラ対と、を備え、
   前記幅方向において、前記第２斜送ローラ対は前記搬送ローラ対によって搬送されるシートの搬送中心線に対して前記当接部材と同じ側に配置され、かつ、前記第１斜送ローラ対は前記搬送中心線に対して前記当接部材とは反対側に配置され、
   前記シート搬送方向に対する前記第１方向の角度は、前記シート搬送方向に対する前記第２方向の角度の２倍以上であり、かつ、前記シート搬送方向に対する前記第１方向の角度が２０度以上４０度以下である、
   ことを特徴とするシート搬送装置。
2. 前記シート搬送方向において前記第１斜送ローラ対が配置される範囲と、前記シート搬送方向において前記第２斜送ローラ対が配置される範囲とが、前記幅方向から視て部分的に重なる、
   ことを特徴とする、請求項１に記載のシート搬送装置。
3. 前記第１斜送ローラ対と前記第２斜送ローラ対の両方によってシートを搬送している状態において、前記第１斜送ローラ対の周速は、前記第２斜送ローラ対の周速よりも速い、
   ことを特徴とする、請求項１又は２に記載のシート搬送装置。
4. 前記第１斜送ローラ対を、シートを挟持可能な加圧状態と、加圧状態が解除された解除状態とに切換える第１切換手段と、
   前記第２斜送ローラ対を、シートを挟持可能な加圧状態と、加圧状態が解除された解除状態とに切換える第２切換手段と、
   前記第１切換手段及び前記第２切換手段を制御する制御手段と、を備え、
   前記制御手段は、前記第１斜送ローラ対が加圧状態にあり、前記第２斜送ローラ対が解除状態にある状態で前記第１斜送ローラ対によるシートの搬送を開始させた後、前記第２斜送ローラ対を加圧状態に切換えて前記第２斜送ローラ対にシートを搬送させる第１動作を開始する、
   ことを特徴とする、請求項１乃至３のいずれか１項に記載のシート搬送装置。
5. 前記制御手段は、前記第１動作の実行を開始した後、前記第２斜送ローラ対の駆動速度を増加させる第２動作を実行する、
   ことを特徴とする、請求項４に記載のシート搬送装置。
6. 前記制御手段は、前記第１動作を開始した後も前記第１斜送ローラ対を加圧状態に保持したままで前記第２動作を開始する第１モードと、前記第１動作を開始した後に前記第１斜送ローラ対を解除状態に切換えて前記第２動作を開始する第２モードと、を実行可能であり、第１の坪量を有するシートを搬送する場合に前記第１モードを実行し、前記第１の坪量より小さい第２の坪量を有するシートを搬送する場合に前記第２モードを実行する、
   ことを特徴とする、請求項５に記載のシート搬送装置。
7. 前記搬送ローラ対は、ニップ部を開放可能に構成されており、
   シートの前記シート搬送方向における下流端が前記第１斜送ローラ対に到達した後に、前記搬送ローラ対の前記ニップ部が開放される、
   ことを特徴とする、請求項１乃至６のいずれか１項に記載のシート搬送装置。
8. 前記搬送ローラ対を第１搬送ローラ対として、前記シート搬送方向において前記第１斜送ローラ対及び前記第２斜送ローラ対の下流に配置され、シートを挟持して搬送する第２搬送ローラ対を備え、
   前記第１斜送ローラ対は、シートを挟持して搬送可能な加圧状態と、加圧状態が解除された解除状態とに切換可能であり、加圧状態でシートを前記当接面に向けて搬送する動作を開始した後、少なくとも前記シート搬送方向におけるシートの下流端が前記第２斜送ローラ対に到達する前に、解除状態に切換わる、
   ことを特徴とする、請求項４に記載のシート搬送装置。
9. 前記第１斜送ローラ対及び前記第２斜送ローラ対によって前記当接面に突き当てられ、傾きを補正されたシートに画像を形成する画像形成手段を備える、
   ことを特徴とする、請求項１乃至８のいずれか１項に記載のシート搬送装置。