JP2019021492A - 電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解液中に溶解した金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させて、金属異物に起因した短絡を防止できる電池の製造方法を提供すること。【解決手段】電池1の製造方法は、未注液の電池1x内に電解液17を注液する注液工程S2と、注液工程S2の後に、電池1をコンディショニング充電する本充電工程S7と、注液工程S2の後、本充電工程S7の前に、電池1の電池電圧Veを上下に変動させる電圧変動工程S5とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池などの電池の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池などの電池の製造に当たっては、鉄や銅などの金属異物が電極体の内部に混入することが考えられる。このような金属異物は、組み立てた電池内に電解液を注液した後に電解液中に徐々に溶解するため、金属異物の近傍には金属異物由来の金属イオンが高い濃度で存在する。本充電の際、負極電位が低下して、この濃度の高い金属イオンが負極板上で集中的にデンドライト状に析出すると、セパレータを突き破って負極板から正極板まで達し、短絡を生じるおそれがある。
このような短絡が生じるのを防止するべく、例えば特許文献1では、正極電位が金属異物の溶解電位を上回る電位となるまで電池を充電(予備充電)した上で、この正極電位で電池を所定時間にわたり放置し、その後、この電池に初期コンディショニング充電(本充電)を行うことが記載されている(特許文献1の請求項1等を参照)。放置により、金属異物を電解液中に溶解させると共に、金属異物由来の金属イオンを金属異物が存在していた場所から広範囲に拡散させて、その後の本充電で金属異物由来の金属が負極板上で集中的にデンドライト状に析出するのを防止し、短絡を防止できるためと考えられる。
国際公開第2013/035187号
しかしながら、上述の特許文献1の手法では、予備充電後の電池の放置のみによって金属異物由来の金属イオンの拡散を行っているので、金属異物由来の金属が負極板上に集中的にデンドライト状に析出して短絡が生じるのを防止するには、電池の放置時間を長くとる必要があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、電解液中に溶解した金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させて、金属異物に起因した短絡を防止できる電池の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、未注液の電池内に電解液を注液する注液工程と、上記注液工程の後に、電池をコンディショニング充電する本充電工程と、上記注液工程の後、上記本充電工程の前に、上記電池の電池電圧Veを上下に変動させる電圧変動工程と、を備える電池の製造方法である。
上述の電池の製造方法では、注液工程後、本充電工程前に、電圧変動工程において、電池電圧Veを上下に変動させる。この電圧変動工程では、電池電圧Veが高くなると、正極板と負極板とが引き合って互いの間隔が狭くなる一方、電池電圧Veが低くなると、セパレータの弾性等により正極板と負極板の間隔が広くなる。このようにして、正極板と負極板の間隔が振動変化する。これにより、正極板と負極板の間における電解液の移動が促進され、この電解液に含まれる金属異物由来の金属イオンの拡散が促進される。かくして、製造過程で電極体内に金属異物が混入したとしても、金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させて、金属異物に起因した短絡を防止できる。
なお、「電圧変動工程」における電池電圧Veの上下変動は、その周波数feを0.1〜100Hzとする(電池電圧Veの上下変動を1秒間に0.1〜100回繰り返す)のが好ましく、更には、その周波数feを0.1〜10Hzとする(電池電圧Veの上下変動を1秒間に0.1〜10回繰り返す)のが特に好ましい。このように低周波にすると、正極板と負極板の間隔がゆっくり変化するため、この間隔変化に合わせて電解液が移動し易くなり、金属異物由来の金属イオンの拡散がより促進されるからである。
また、「電圧変動工程」を行う時間は、0.5分以上、更には、1分以上とするのが特に好ましい。このように電圧変動工程を行う時間を長くすることで、正極板と負極板の間隔が変化する回数が多くなるため、電解液の移動がより促進され、金属異物由来の金属イオンの拡散がより促進されるからである。一方で、電圧変動工程の時間は、10分以下、更には、3分以下として、電圧変動工程に係る時間を短くするのが好ましい。
また、「電圧変動工程」は、電池温度Teを25℃以上、更には、30℃以上として行うのが特に好ましい。電池温度Teを高くすると、電解液の粘度が下がるため、正極板と負極板の間における電解液の移動が促進され、金属異物由来の金属イオンの拡散が促進されるからである。一方で、電圧変動工程は、電池温度Teを60℃以下、更には、50℃以下として行うのが特に好ましい。電池温度Teを高くし過ぎると、電池が劣化するなど電池の特性が変化するおそれがあるからである。
「本充電工程」における「コンディショニング充電」とは、電池性能を安定化させるために行う充電である。具体的には、電池をSOC70%に相当する電池電圧以上、更には、SOC90%に相当する電池電圧以上に充電するのが好ましい。このように高い充電状態まで充電を行うことで、この本充電工程の際に金属異物が残っている場合でも、この金属異物を正極板上で溶解させることができる。また、例えばリチウムイオン二次電池では、良好なSEI(Solid Electrolyte Interphase)皮膜が負極板で形成され、電池のサイクル特性が良好になるなど、電池性能が向上し得るからである。
更に、上記の電池の製造方法であって、前記電池は、正極活物質にリチウム遷移金属複合酸化物を含み、負極活物質に炭素材料を含むリチウムイオン二次電池であり、前記注液工程の後、前記電圧変動工程の前に、上記電池を、前記本充電工程で到達させる電池電圧V1よりも低く、かつ、正極電位が鉄の溶解電位よりも高く、負極電位が前記電解液中に溶解した鉄イオンの析出電位よりも高い電池電圧V2まで予備充電する予備充電工程を備える電池の製造方法とするのが好ましい。
正極活物質にリチウム遷移金属複合酸化物を含み、負極活物質に炭素材料を含むリチウムイオン二次電池において、電圧変動工程の前に上述の電池電圧V2まで予備充電する予備充電工程を行うと、正極電位が高くなって、正極板上で金属異物(特に鉄の異物)が電解液中に溶解し易くなる。一方、負極電位は低くなり過ぎず、負極板上で金属異物(特に鉄の異物)由来の金属が析出し難い。そして、前述した電圧変動工程において、この金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させることができるので、金属異物に起因した短絡をより確実に防止できる。
更に、上記の電池の製造方法であって、前記予備充電工程の後、前記電圧変動工程の前に、前記電池を0.5時間以上放置する変動前放置工程を備える電池の製造方法とするのが好ましい。
予備充電工程後、電圧変動工程前に上述の変動前放置工程を行って電池を0.5時間以上放置することで、この放置中にも正極板上に存在する金属異物が電解液中に溶解するので、金属異物をより確実に電解液中に溶解させることができる。そして、前述した電圧変動工程において、この金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させることができるので、金属異物に起因した短絡をより確実に防止できる。なお、この変動前放置工程で電池を放置する時間は、1時間以上とするのが更に好ましい。
更に、上記のいずれかに記載の電池の製造方法であって、前記電圧変動工程の後に、前記本充電工程の前に、前記電池を0.5時間以上放置する変動後放置工程を備える電池の製造方法とするのが好ましい。
電圧変動工程後、本充電工程前に上述の変動後放置工程を行って電池を0.5時間以上放置することで、この放置中にも金属異物由来の金属イオンが拡散するので、金属異物に起因した短絡をより確実に防止できる。なお、この変動後放置工程で電池を放置する時間は、1時間以上とするのが更に好ましい。
実施形態1,2に係る電池の斜視図である。 実施形態1,2に係る電池の断面図である。 実施形態1及び実施例1〜4に係る電池の製造工程を示すフローチャートである。 実施形態1に係る電圧変動工程について、電池に印加した印加電圧の波形と電池電圧Veの上下変動との関係を示すグラフである。 実施形態2及び実施例5〜7に係る電池の製造工程を示すフローチャートである。 実施例1〜7及び比較例1,2に係る電池の平面図である。 実施例1〜7及び比較例1,2に係る電極体等の平面図である。 比較例1に係る電池の製造工程を示すフローチャートである。 比較例2に係る電池の製造工程を示すフローチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2に、本実施形態1に係る電池1の斜視図及び断面図を示す。なお、以下では、電池1の電池縦方向BH、電池横方向CH及び電池厚み方向DHを、図1及び図2に示す方向と定めて説明する。この電池1は、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車等の車両などに搭載される角型で密閉型のリチウムイオン二次電池である。電池1は、電池ケース10と、この内部に収容された電極体20と、電池ケース10に支持された正極端子部材50及び負極端子部材60等から構成される。また、電池ケース10内には、電解液17が収容されており、その一部は電極体20内に含浸されている。
このうち電池ケース10は、直方体箱状で金属(本実施形態1ではアルミニウム)からなる。この電池ケース10は、上側のみが開口した有底角筒状のケース本体部材11と、このケース本体部材11の開口を閉塞する形態で溶接された矩形板状のケース蓋部材13とから構成される。ケース蓋部材13には、アルミニウムからなる正極端子部材50がケース蓋部材13と絶縁された状態で固設されている。この正極端子部材50は、電池ケース10内で電極体20のうち正極板21に接続し導通する一方、ケース蓋部材13を貫通して電池外部まで延びている。また、ケース蓋部材13には、銅からなる負極端子部材60がケース蓋部材13と絶縁された状態で固設されている。この負極端子部材60は、電池ケース10内で電極体20のうち負極板31に接続し導通する一方、ケース蓋部材13を貫通して電池外部まで延びている。
電極体20は、扁平状をなし、横倒しにした状態で電池ケース10内に収容されている。電極体20と電池ケース10との間には、絶縁フィルムからなる袋状の絶縁フィルム包囲体19が配置されている。電極体20は、帯状の正極板21と帯状の負極板31とを、帯状で樹脂製の多孔質膜からなる一対のセパレータ41,41を介して互いに重ね、軸線周りに捲回して扁平状に圧縮したものである。
正極板21は、帯状のアルミニウム箔からなる正極集電箔の両主面の所定位置に、正極活物質層を帯状に設けてなる。この正極活物質層は、正極活物質、導電材及び結着剤からなる。本実施形態1では、正極活物質として、リチウム遷移金属複合酸化物、具体的には、リチウムニッケルコバルトマンガン系複合酸化物を用いている。また、負極板31は、帯状の銅箔からなる負極集電箔の両主面の所定位置に、負極活物質層を帯状に設けてなる。この負極活物質層は、負極活物質、結着剤及び増粘剤からなる。本実施形態1では、負極活物質として、炭素材料、具体的には、黒鉛を用いている。
次いで、上記電池1の製造方法について説明する(図3参照)。まず、「組立工程S1」において、未注液の電池1xを組み立てる。具体的には、正極板21及び負極板31を、一対のセパレータ41,41を介して互いに重ねて捲回し、扁平状に圧縮して電極体20を形成する。次に、ケース蓋部材13を用意し、これに正極端子部材50及び負極端子部材60を固設する(図1及び図2参照)。その後、正極端子部材50及び負極端子部材60を、電極体20の正極板21及び負極板31にそれぞれ溶接する。次に、電極体20に絶縁フィルム包囲体19を被せて、これらをケース本体部材11内に挿入すると共に、ケース本体部材11の開口をケース蓋部材13で塞ぐ。そして、ケース本体部材11とケース蓋部材13とを溶接して電池ケース10を形成する。かくして、未注液の電池1xが形成される。なお、この組立工程S1において、電池1xの電極体20内、具体的には正極板21とセパレータ41との間に、鉄や銅などの金属異物が混入することがある。
次に、「注液工程S2」において、この未注液の電池1x内に電解液17を注液する。具体的には、電解液17を注液孔13hから電池ケース10内に注液して、その後、封止部材15で注液孔13hを封止する。その後、この電池1を0.5時間放置して、注液した電解液17を更に電極体20内に含浸させる。この注液工程S2は、20℃の温度下で行う。なお、組立工程S1で混入した金属異物は、電解液17の注液後に電解液17中に徐々に溶解する。
次に、「予備充電工程S3」において、電池1を電池電圧V2(本実施形態1では、V2=1.5V)まで予備充電する。この電池電圧V2は、後述する本充電工程S7で到達させる電池電圧V1(本実施形態1では、V1=4.1V)よりも低く、かつ、正極電位が鉄が溶解する溶解電位(3.2V vs. Li/Li+)よりも高く、負極電位が電解液17中に溶解した鉄イオンが析出する析出電位(2.3V vs. Li/Li+)よりも高くなる電池電圧である。具体的には、電池1に充放電装置を接続して、20℃の温度下において、定電流定電圧(CCCV)充電により、0.5Cの定電流で電池電圧Veが約0Vから電池電圧V2=1.5Vになるまで充電した後、この電池電圧V2=1.5Vを2分間維持した。このような予備充電工程S3を行うと、正極電位が高くなり鉄の溶解電位を超えて、正極板21上で金属異物が電解液17中に溶解し易くなる。一方、負極電位は低くなり過ぎないため(鉄イオンの析出電位よりも高い状態のままであるため)、負極板31上で金属異物由来の金属が析出し難い。
次に、「変動前放置工程S4」において、電池1を放置する。本実施形態1では、電池1を3時間放置する。この変動前放置工程S4は20℃の温度下で行う。但し、放置開始から2時間経過後(放置終了の1時間前)から電池1を30℃の恒温槽に移した。このため、変動前放置工程S4の終了時には、電池1の電池温度Teは30℃となっており、後述する電圧変動工程S5を電池温度Te=30℃で行うことができる。このような変動前放置工程S4を行うことで、この放置中にも正極板21上に存在する金属異物が電解液17中に溶解する。このため、金属異物をより確実に電解液17中に溶解させることができる。
次に、「電圧変動工程S5」において、電池1の電池電圧Veを上下に変動させる。本実施形態1では、この電圧変動工程S5を、前述のように電池温度Teを30℃として行う。まず、電池1にインピーダンス測定器(ソーラトロン社製:1255WB)を接続する。その際、電池1の負極端子部材60とインピーダンス測定器の正極端子との間に、10Ωの電流制限抵抗を直列に接続する。
そして、インピーダンス測定器の上限印加電圧を3.2V、下限印加電圧を−3.2V、周波数feをfe=2.0Hzに設定し、図4に示すように、電池1に双方向の矩形状のパルス電圧を印加して、電池電圧Veを上下に変動させる。このパルス電圧の印加(電池電圧Veの上下変動)は2分間行う。図4に示すように、インピーダンス測定器から電池1に高いパルス電圧が印加されると、電池電圧Veが徐々に上昇し、逆に、低いパルス電圧が印加されると、電池電圧Veが徐々に減少して、電池電圧Veが三角波状に上下変動する。但し、この電圧変動工程S5の前後においては、電池電圧Veは変動しない(電池電圧Ve=電池電圧V2=1.5V)。
この電圧変動工程S5において、電池電圧Veが高くなると、正極板21と負極板31とが引き合って互いの間隔が狭くなる一方、電池電圧Veが低くなると、セパレータ41の弾性等により正極板21と負極板31の間隔が広くなる。このようにして、正極板21と負極板31の間隔が振動変化する。これにより、正極板21と負極板31の間における電解液17の移動が促進され、この電解液17に含まれる金属異物由来の金属イオンの拡散が促進される。
次に、「変動後放置工程S6」において、電池1を放置する。本実施形態1では、電池1を20℃の恒温槽に移して、2時間放置する。このような変動後放置工程S6を行うことで、この放置中にも金属異物由来の金属イオンが拡散する。
次に、「本充電工程S7」において、電池1に本充電(コンディショニング充電)を行う。具体的には、電池1に充放電装置を接続して、20℃の温度下において、定電流定電圧(CCCV)充電により、1Cの定電流で電池電圧Veが電池電圧V1=4.1Vになるまで充電した後、この電池電圧V1=4.1Vを2分間維持した。この本充電工程S7を行うと、負極電位が下がり、鉄イオンの析出電位よりも低くなるため、負極板31上で鉄等の金属異物由来の金属が析出し易くなる。しかし、本実施形態では、本充電工程S7の開始時には、既に金属異物由来の金属イオンが、金属異物が存在した場所から広範囲に拡散しており、金属イオンの濃度の高い所が存在しない。このため、金属異物由来の金属が負極板31上で集中的にデンドライト状に析出することがなく、金属異物に起因した短絡が生じない。
次に、「エージング工程S8」において、電池1を放置してエージングする。具体的には、本充電後の電池1を、60℃の温度下において、端子開放した状態で20時間にわたり放置してエージングする。
次に、「短絡検知工程S9」において、電池1を端子開放した状態で放置して放電させて(自己放電させて)、放置中の電池電圧Veの電圧低下量ΔVeを測定し、当該電池1の内部短絡の有無を検知する。具体的には、電池1を20℃の温度下で端子開放した状態で放置して、エージング工程S8の終了時(短絡検知工程S9の開始時)から2日経過後に測定した電池電圧Vaと、エージング工程S8の終了時(短絡検知工程S9の開始時)から7日経過後に測定した電池電圧Vbとから、電圧低下量ΔVe=Va−Vbを算出する。そして、取得した当該電池1の電圧低下量ΔVeを、予め定めた基準低下量ΔVrと比較し、電圧低下量ΔVeが基準低下量ΔVrよりも大きい場合(ΔVe>ΔVr)に、当該電池1に内部短絡が生じている不良品と判定し、その電池1を除去する。一方、当該電池1の電圧低下量ΔVeが基準低下量ΔVrよりも小さい場合(ΔVe≦ΔVr)には、当該電池1を内部短絡の無い良品と判定する。
短絡検知工程S9の後は、良品と判定された電池1について、他の各種検査を行う。かくして、電池1が完成する。
(実施形態2)
次いで、第2の実施形態について説明する。実施形態1では、注液工程S2の後、予備充電工程S3及び変動前放置工程S4を行ってから、電圧変動工程S5を行った(図3参照)。これに対し、本実施形態2では、予備充電工程S3及び変動前放置工程S4は行わずに、注液工程S2に続いて電圧変動工程S5を行う点が異なる(図5参照)。なお、本実施形態2では、電圧変動工程S5を開始する1時間前に、電池1を30℃の恒温槽に移して、電池温度Teを30℃とした。また、変動後放置工程S6における放置時間は、実施形態1では2時間としたが、本実施形態2では6時間とした。
前述したように、電解液17を電池1x内に注液した後は、電解液17中に金属異物が徐々に溶解する。このため、本実施形態2の電圧変動工程S5の開始時には、金属異物の全部または一部が溶解して電解液17中に金属イオンが生じている。従って、電池電圧Veの上下変動により正極板21と負極板31の間における電解液17の移動が促進されると、この電解液17に含まれる金属異物由来の金属イオンの拡散が促進されるので、金属異物に起因した短絡を防止できる。
(実施例及び比較例)
次いで、本発明の効果を検証するために行った試験の結果について説明する。実施例1〜7及び比較例1,2として、図6及び図7に示すラミネート型のリチウムイオン二次電池(以下、単に「電池」ともいう)100をそれぞれ製造した。
これらの電池100は、ラミネートフィルムを袋状にした外装体110の内部に、電極体120、電解液117等が収容されている。このうち電極体120は、1枚の矩形状の正極板121と、1枚の矩形状の負極板131とを、1枚の矩形状のセパレータ141を介して互いに重ねたものである。
正極板121は、矩形状のアルミニウム箔からなる正極集電箔の一方の主面(負極板131と対向する側の主面)の所定位置に、正極活物質層を23mm×23mmの大きさに矩形状に設けてなる。また、この正極板121には、帯状のアルミニウム板からなる正極タブ150が接合され、外装体110の内部から外部に延出している。一方、負極板131は、矩形状の銅箔からなる負極集電箔の一方の主面(正極板121と対向する側の主面)の所定位置に、負極活物質層を25mm×25mmの大きさに矩形状に設けてなる。また、この負極板131には、帯状の銅板からなる負極タブ160が接合され、外装体110の内部から外部に延出している。
なお、これらの電池100においては、未注液の電池100xを組み立てる際に、正極板121の正極活物質層の中央部とセパレータ141との間に、金属異物として、直径200μm、厚み10μmの大きさの円板状をなす鉄の塊をそれぞれ配置した。
実施例1〜4では、実施形態1と同様に(図3参照)、未注液の電池100xに注液工程S2を行った後、予備充電工程S3、変動前放置工程S4、電圧変動工程S5及び変動後放置工程S6を行った。その後は、本充電工程S7以降の各工程S7〜S9は行わずに、電池100を解体して、正極板121のうち金属異物と接触していた部分、及び、セパレータ141のうち金属異物と接触していた部分を、走査型電子顕微鏡でそれぞれ観察し、金属異物の溶解状態(溶け残り具合)をそれぞれ調査した。
なお、実施例1〜4の相違点は、表1に示す通りである。即ち、電圧変動工程S5について、実施例1では、電池電圧Veを上下変動させる周波数feを1.0Hz、電池温度Teを30℃とした。また、実施例2では、電池電圧Veの上下変動の周波数feを1.0Hz、電池温度Teを25℃とした。また、実施例3では、電池電圧Veの上下変動の周波数feを2.0Hz、電池温度Teを30℃とした。また、実施例4では、電池電圧Veの上下変動の周波数feを2.0Hz、電池温度Teを25℃とした。
Figure 2019021492
また、実施例5〜7は、実施形態2と同様に(図5参照)、予備充電工程S3及び変動前放置工程S4は行わずに、注液工程S2に続いて電圧変動工程S5及び変動後放置工程S6を行った。その後は、実施例1〜4と同様に、本充電工程S7以降の各工程S7〜S9は行わずに電池100を解体して、金属異物の溶解状態をそれぞれ調査した。
なお、実施例5〜7の相違点は、表1に示す通りである。即ち、電圧変動工程S5について、電池電圧Veの上下変動の周波数feを、実施例5では2.0Hz、実施例6では5.0Hz、実施例7では100Hzとした。なお、電圧変動工程S5における電池温度Teは、実施例5〜7のいずれも25℃とした。
一方、比較例1では、図8に示すように、注液工程S2の後、予備充電工程S3及び放置工程S4Aを行った(電圧変動工程S5は行わなかった)。放置工程S4Aは、20℃の温度下で24時間行った。その後は、実施例1〜7と同様に、本充電工程S7以降の各工程S7〜S9は行わずに電池100を解体して、金属異物の溶解状態を調査した。
更に、比較例2では、図9に示すように、予備充電工程S3は行わずに、注液工程S2の後、放置工程S4Bを行った(電圧変動工程S5は行わなかった)。なお、放置工程S4Bは、20℃の温度下で6時間行った。その後は、実施例1〜7及び比較例1と同様に、本充電工程S7以降の各工程S7〜S9は行わずに電池100を解体して、金属異物の溶解状態を調査した。
そして、金属異物の溶解状態に基づいて、実施例1〜7及び比較例1,2の各電池100を評価した。その結果、比較例1,2では、金属異物が多く残っており、不良であった(表1において×印)。
これらに対し、実施例1,3では、金属異物が完全に溶解して全く残っておらず、特に良好であった(表1において◎印)。また、実施例2,4では、金属異物が殆ど溶解しており、特に良好であった(表1において○印)。また、実施例5,6では、金属異物の大部分が溶解して金属異物の一部しか残っておらず、良好であった(表1において●印)。また、実施例7では、実施例5,6よりは金属異物が残っていたが、その量は少なく良好であった(表1において△印)。このような結果となった理由は、以下であると考えられる。
即ち、比較例1,2では、電圧変動工程S5を行っていないため、正極板121と負極板131の間における電解液117が移動し難く、この電解液117に含まれる金属(鉄)異物由来の金属(鉄)イオンが拡散し難い。このため、金属異物の近傍には金属異物由来の金属イオンが高い濃度で存在し続けるので、金属異物の溶解が進み難かったと考えられる。なお、比較例1,2のように、本充電工程S7前に金属異物が多く残っている場合には、本充電工程S7の際に負極板131上で金属が集中的にデンドライト状に析出して短絡が生じ易いことが判っている。
これらに対し、実施例1〜7では、電圧変動工程S5を行っているため、正極板121と負極板131の間における電解液117の移動が促進され、この電解液117に含まれる金属異物由来の金属イオンの拡散が促進される。このため、金属異物の近傍で金属異物由来の金属イオンの濃度が高くならずに、金属異物の溶解が促進されたと考えられる。なお、実施例1〜7のように、本充電工程S7前に残っている金属異物が少ない場合には、金属異物が少ないほど、本充電工程S7の際に負極板131上で金属が集中的にデンドライト状に析出し難く、短絡が生じ難いことが判っている。
実施例1〜7同士で比較すると、実施例2,4では、金属異物が僅かに残存していたのに対し、実施例1,3では、金属異物が完全に溶解したのは、電圧変動工程S5を行う際の電池温度Teを、実施例2,4(Te=25℃)よりも実施例1,3(Te=30℃)で高くしたからである。電池温度Teを高くすると、電解液117の粘度が下がるため、正極板121と負極板131の間における電解液117の移動が促進され、金属異物由来の金属イオンの拡散が促進されたと考えられる。
また、実施例5〜7に比べて実施例1〜4で残った金属異物が少なかったのは、実施例1〜4では予備充電工程S3及び変動前放置工程S4を行ったためである。予備充電工程S3を行うと、正極電位が鉄の溶解電位よりも高くなり、正極板121上で金属(鉄)異物が電解液117中に溶解し易くなる。更に、変動前放置工程S4においても、正極板21上に存在する金属異物が電解液117中に溶解する。更に、電圧変動工程S5において、金属異物由来の金属イオンの拡散が促進されるので、金属異物の溶解が促進されたと考えられる。
また、実施例7に比べて実施例5,6で残った金属異物が少なかったのは、実施例5,6では電圧変動工程S5における電池電圧Veの上下変動の周波数feを10Hz以下としているからである。このように周波数feを低くしたことで、正極板121と負極板131の間隔がゆっくり変化するため、この間隔変化に合わせて電解液117が移動し易くなり、金属異物由来の金属イオンの拡散がより促進されたと考えられる。
次に、実施例5〜7について、金属(鉄)異物を電極体120内に配置しないで、電池100をそれぞれ製造し、初期充放電効率Ce(%)をそれぞれ求めた。具体的には、図5に示したように、組立工程S1〜変動後放置工程S6を行った後、本充電工程S7において、電池100を電池電圧Ve=3.0Vから4.1Vに充電するまでの間に電池100に充電した充電電気量Qaを求める。続いて、電池100を電池電圧Ve=4.1Vから3.0Vまで放電させて、この放電の間に電池100から放電された放電電気量Qbを求める。そして、Ce=(Qb/Qa)×100(%)により、初期充放電効率Ceをそれぞれ算出した。その結果を表1に示す。
実施例7(初期充放電効率Ce=80%)よりも実施例6(初期充放電効率Ce=83%)で初期充放電効率Ceが高く、更に実施例6(初期充放電効率Ce=83%)よりも実施例5(初期充放電効率Ce=84%)で、初期充放電効率Ceが高くなったのは、実施例7に比べて実施例6で、更に実施例6に比べて実施例5で、電圧変動工程S5における電池電圧Veの上下変動の周波数feを低くしているからである。このように周波数feを低くしたことで、前述のように、正極板121と負極板131の間隔がゆっくり変化するため、この間隔変化に合わせて電解液117が移動し易くなる。このため、この電圧変動工程S5において、電解液117の電極体120内部への浸透が促進された。その結果、初期充放電効率Ceが高くなったと考えられる。
以上で説明したように、実施形態1,2の電池1の製造方法では、注液工程S2の後、本充電工程S7の前に、電圧変動工程S5において、電池電圧Veを上下に変動させている。この電圧変動工程S5では、電池電圧Veが高くなると、正極板21と負極板31とが引き合って互いの間隔が狭くなる一方、電池電圧Veが低くなると、セパレータ41の弾性等により正極板21と負極板31の間隔が広くなる。このようにして、正極板21と負極板31の間隔が振動変化する。これにより、正極板21と負極板31の間における電解液17の移動が促進され、この電解液17に含まれる金属異物由来の金属イオンの拡散が促進される。かくして、製造過程で電池1の電極体20内に鉄や銅等の金属異物が混入したとしても、金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させて、金属異物に起因した短絡を防止できる。
また、実施形態1,2では、電圧変動工程S5における電池電圧Veの上下変動の周波数feを0.1〜100Hz、更には、0.1〜10Hzとしているため、正極板21と負極板31の間隔がゆっくり変化する。このため、この間隔変化に合わせて電解液17が移動し易くなり、金属異物由来の金属イオンの拡散がより促進される。
また、電圧変動工程S5を行う時間を、0.5分以上、更には、1分以上と長くすることで、正極板21と負極板31の間隔が変化する回数が多くなるため、電解液17の移動がより促進され、金属異物由来の金属イオンの拡散がより促進される。一方で、電圧変動工程S5の時間を、10分以下、更には、3分以下としているので、電圧変動工程S5に係る時間を短くできる。
また、電圧変動工程S5は、電池温度Teを25℃以上、更には、30℃以上として行っている。電池温度Teを高くすると、電解液17の粘度が下がるため、正極板21と負極板31の間における電解液17の移動が促進され、金属異物由来の金属イオンの拡散が促進される。一方で、電池温度Teを60℃以下、更には、50℃以下として行っているので、電池温度Teが高すぎて電池が劣化するなど、電池の特性が変化するのを防止できる。
更に、実施形態1では、電圧変動工程S5の前に予備充電工程S3を行っているので、正極電位が高くなり、正極板21上で金属異物が電解液17中に溶解し易くなる。一方、負極電位は低くなり過ぎず、負極板31上で金属異物由来の金属が析出し難い。負極板上で金属異物(特に鉄の異物)由来の金属が析出し難い。そして、電圧変動工程S5において、この金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させることができるので、金属異物に起因した短絡をより確実に防止できる。
また、実施形態1では、予備充電工程S3の後、電圧変動工程S5の前に変動前放置工程S4を行って電池1を放置することで、この放置中にも正極板21上に存在する金属異物が電解液17中に溶解するので、金属異物をより確実に電解液17中に溶解させることができる。そして、電圧変動工程S5において、この金属異物由来の金属イオンの拡散を促進させることができるので、金属異物に起因した短絡をより確実に防止できる。
また、実施形態1,2では、電圧変動工程S5の後、本充電工程S7の前に変動後放置工程S6を行って電池1を放置することで、この放置中にも金属異物由来の金属イオンが拡散する。これにより、金属異物に起因した短絡をより確実に防止できる。
以上において、本発明を実施形態1,2に即して説明したが、本発明は上述の実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態1,2では、電圧変動工程S5において、双方向の矩形状のパルス電圧を電池1に印加して電池電圧Veを上下に変動させたが、印加するパルス電圧の波形はこれに限られない。例えば、正弦波のパルス電圧や双方向の三角状のパルス電圧を電池1に印加して電池電圧Veを上下に変動させてもよい。
1,100 電池
1x,100x (未注液の)電池
17,117 電解液
20,120 電極体
21,121 正極板
31,131 負極板
41,141 セパレータ
S1 組立工程
S2 注液工程
S3 予備充電工程
S4 変動前放置工程
S5 電圧変動工程
S6 変動後放置工程
S7 本充電工程
S8 エージング工程
S9 短絡検知工程
S4A,S4B 放置工程

Claims (1)

  1. 未注液の電池内に電解液を注液する注液工程と、
    上記注液工程の後に、電池をコンディショニング充電する本充電工程と、
    上記注液工程の後、上記本充電工程の前に、上記電池の電池電圧Veを上下に変動させる電圧変動工程と、を備える
    電池の製造方法。
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