JP2019018494A - 制御装置、画像処理装置 - Google Patents

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Masao Yamada
政雄 山田
渡邊 悟司
Satoshi Watanabe
悟司 渡邊
雄太 山口
Yuta Yamaguchi
雄太 山口
勇作 栗原
Yusaku Kurihara
勇作 栗原
鈴木 孝彦
Takahiko Suzuki
孝彦 鈴木
朋成 平野
Tomonari Hirano
朋成 平野
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Abstract

【課題】画像情報を受け付けてから画像形成処理が開始されるまでの時間を冗長することなく、かつ、画像形成処理の終了時期を予測する。【解決手段】画像形成処理の実行が指示されてから、予測情報取得時期までにインタバルを設けることで、FPOTが冗長されることを回避した。例えば、全てのプリントジョブにおいて、予測情報を得るための処理が、プリントジョブの受付時で実行されると、1〜10頁程度の文字情報等、比較的短期間で処理が終了するプリントジョブであってもFPOTが冗長されるといったことが、画像形成処理の実行が開始されてから予測情報取得時期までインタバルを設けることで、FPOTを維持することが可能となる。その後は、適宜、予測情報を得ることで、ユーザの要求に応じて、画像形成処理の終了時期を報知することが可能となる。【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置、画像処理装置に関する。
受信した文書の処理の進捗状況を処理ページ数、プログレースバーなどにより処理進捗状況を表示する技術の関連技術として、特許文献1には、一度出力データ処理して出力までにかかる時間を算出することが記載されている。
また、特許文献2には、現在実行している処理に影響を与えないような予測手段として、レンダリング処理に余裕ができたタイミングで、レンダリング時間の予測を実行することが記載されている。
特開2004−185048号公報 特開2015−199222号公報
処理の終了時期を予測するために必要な時間が、処理の開始時期を含む画像処理期間を冗長する場合がある。
本発明は、ジョブを受け付けた後にデータ解析処理と並行してジョブの終了時期を予測する場合に比べて、ジョブを受け付けてからジョブの処理が開始されるまでの時間を冗長しにくい制御装置、画像処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、受け付けたジョブを解析して画像形成用情報を生成しながら、生成した画像形成用情報を出力する出力手段と、画像形成用情報の生成開始からの進捗状況を取得する取得手段と、予め定めた予測実行時期となった場合に、取得した最新の進捗状況を用いて、残りの画像形成用情報を生成するための処理時間を予測する予測手段と、前記予測手段で予測した予測情報の報知を指示する指示手段と、を有する制御装置である。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記進捗状況が、画像形成用情報の生成にかかる処理時間、処理し終えた情報量、及び、処理し終えたコマンド数の少なくとも1つを定量化した情報である。
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記定量化した情報の内、複数を選択可能とすると共に、選択した情報の優先度合いを設定可能とする。
請求項4に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記進捗状況が、処理中の頁番号を定量化した情報である。
請求項5に記載の発明は、前記請求項4に記載の発明において、少なくとも1頁終了後に、一定の処理時間が経過したら、その時点で予測処理を実行する。
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項3の何れか1項記載の発明において、前記予測実行時期が、画像形成用情報の生成開始時期を始点とした処理時間、処理頁数、処理情報量、処理コマンド数の少なくとも1つが、予め定めたしきい値に到達した時期である。
請求項7に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記予測手段による予測情報の予測後、前記進捗状況に基づき、前記予測手段による予測を再実行するか否かを判断する判断手段をさらに有する。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1項記載の制御装置と、前記出力手段から出力された画像形成用情報に基づいて、記録用紙へ画像を形成する画像形成部と、前記指示手段からの指示に応じて、前記予測情報を報知する表示装置と、を有する画像処理装置である。
請求項1に記載の発明によれば、ジョブを受け付けた後にデータ解析処理と並行してジョブの終了時期を予測する場合に比べて、ジョブを受け付けてからジョブの処理が開始されるまでの時間を冗長しにくくすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、進捗状況を定量化しないよりも明確に把握することができる。
請求項3に記載の発明によれば、優先度合いに応じて情報を選択することができる。
請求項4に記載の発明によれば、所望の頁数まで最短で画像形成処理を実行することができる。
請求項5に記載の発明によれば、初期出力時期の遅延を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、予測実行時期を、画像形成用情報の生成開始時期に対して遅延させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、予測を再実行しないよりも、予測情報の精度を高めることができる。
請求項8記載の発明によれば、ジョブを受け付けた後にデータ解析処理と並行してジョブの終了時期を予測する場合に比べて、ジョブを受け付けてからジョブの処理が開始されるまでの時間を冗長しにくくすることができる。
本実施の形態に係る画像処理装置を含む通信回線網の概略図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の正面図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本実施の形態のメインコントローラで実行される、プリントジョブのデータ解析、及び画像形成処理を実行するための処理の機能ブロック図である。 本実施の形態に係り、メインコントローラで実行される、プリントジョブのデータ解析処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 実施の形態に係り、メインコントローラで実行される、画像形成処理実行ルーチンを示す制御フローチャートである。 プリントジョブの受け付けから画像形成処理までの流れを示すタイミングチャートの実施例であり、(A)は進捗情報報知有りの場合、(B)は進捗情報報知無しの場合を示す。
図1に示される如く、本実施の形態に係る画像処理装置10は、インターネット等の通信回線網12に接続されている。通信回線網12は、例えば、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)又はインターネット回線であり、複数のLANが、WAN(ワイド・エリア・ネットワーク)によって相互に接続されていてもよい。また、通信回線網12を含む全ての通信系統は、それぞれ有線接続である必要はない。すなわち、一部又は全部が無線によって情報を送受信する無線通信回線網であってもよい。
なお、図1では、2台の画像処理装置10が接続されているが、この数は限定されるものではなく、1台でもよいし、3台以上であってもよい。
また、この通信回線網12には、情報端末機器としての複数のPC(パーソナルコンピュータ)14が接続されている。PC14は、本体16と、UI(ユーザーインターフェイス)18とを有している。UI18は、表示部としてのモニタ18Mと、入力操作部としてのキーボード18K及びマウス18Sを備える。
なお、図1では、3台のPC14が接続されているが、この数は限定されるものではなく、1台〜2台でもよいし、4台以上であってもよい。また、情報端末機器としては、PC14に限定されるものではなく、さらには有線接続である必要もない。すなわち、無線によって情報を送受信する通信端末装置であってもよい。
図1に示される如く、画像処理装置10では、PC14から当該画像処理装置10に対して、遠隔で、例えばデータを転送して画像形成(プリント)指示操作を行なう場合(プリントジョブの送信)、或いは使用者(ユーザ)が画像処理装置10の前に立ち、各種操作によって、例えば、複写(コピー)、スキャン(画像読取)、ファクシミリ送受信等の処理を指示する場合がある。
図2には、本実施の形態に係る画像処理装置10が示されている。画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部20と、原稿画像を読み取る画像読取部22と、ファクシミリ通信制御部24を備えている。
画像読取部22は、原稿を位置決めする原稿台と、原稿台に置かれた原稿の画像を走査して光を照射する走査駆動系と、走査駆動系の走査により反射又は透過する光を受光して電気信号に変換するCCD等の光電変換素子と、が設けられている。
画像形成部20は、感光体を備え、感光体の周囲には、感光体を一様に帯電する帯電装置と、画像データに基づいて光ビームを走査する走査露光部と、前記走査露光部によって走査露光されることで形成された静電潜像を現像する画像現像部と、現像化された感光体上の画像を記録用紙へ転写する転写部と、転写後の感光体の表面をクリーニングするクリーニング部と、が設けられている。また、記録用紙の搬送経路上には、転写後の記録用紙上の画像を定着する定着部を備えている。
画像処理装置10は、メインコントローラ26を備えており、画像形成部20、画像読取部22、ファクシミリ通信制御部24を制御して、例えば、画像読取部22で読み取った原稿画像の画像データを一時的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部20又はファクシミリ通信制御部24、或いはPC14(図1参照)へ送出したりする。
メインコントローラ26には前記通信回線網12が接続され、ファクシミリ通信制御部24には電話回線27が接続されている。メインコントローラ26は、例えば、通信回線網12を介してPC14(サーバー、ホストコンピュータを含む)と接続され、プリントジョブ(画像情報を含む)を受信したり、ファクシミリ通信制御部24を介して電話回線27を用いてファクシミリ受信及びファクシミリ送信を実行する役目を有している。
図3は、画像処理装置10のメインコントローラ26を中心とした制御系ブロック図である。
図3に示される如く、画像処理装置10のメインコントローラ26は、CPU26A、RAM26B、ROM26C、入出力部26D(以下I/O26Dという)、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス26Eを備えている。
I/O26Dには、通信回線網12との接続を可能とするネットワークI/F28、UI30(例えば、図1に示す、筐体前面側に設置されたタッチパネル30A及びハードキー30B)が接続されている。
また、I/O26Dには、画像読取部22、画像形成部20、及びファクシミリ通信制御部24が接続されている。
さらに、I/O26Dには、大規模記録媒体としてのハードディスク32が接続されている。ハードディスク32は、PC14等から受け付けたプリントジョブ(画像情報を含む)、画像読取部22で読み取った画像情報、及び、ファクシミリ通信制御部24で受信した画像情報等を一時的に格納する。
(プリントジョブの受付)
本実施の形態の画像処理装置10のメインコントローラ26では、プリントジョブを受け付けると、当該プリントジョブに含まれる画像情報を画像形成部20で画像形成するときの言語として、プリント言語(ページ記述言語「PDL」)を判定する。
なお、ハードディスク32には、複数のプリント言語(画像形成処理言語)が格納されており、複数のプリント言語で生成された画像情報をサポートしている。
すなわち、画像処理装置10のメインコントローラ26では、プリントジョブを受け付けると、プリント言語の判定を含む画像情報を解析することで、画像形成部20で画像形成可能な情報(画像形成用データ)に変換する。以下、受け付けたプリントジョブから画像形成用データに変換する処理を、「データ解析処理」という。
データ解析処理にかかる時間は、受け付けたプリント情報の情報量(バイト量)によって異なる。例えば、写真画像の情報量は、文字情報よりも情報量が多く、高解像度になればなるほど単純に情報量が増加し、比例的にデータ解析処理の時間が冗長となる。
ここで、本実施の形態では、画像形成部20で画像形成するためのデータ解析処理と並行に、画像形成処理の進捗状況を報知する機能(報知機能)を備えている。例えば、報知機能は、仮想的にデータ解析処理を実行し、画像形成部20での画像処理時間を予測し、当該予測情報をUI30のタッチパネル30A(表示画面)に表示する機能である。なお、UI30のタッチパネル30Aに表示することに限定せず、プリントジョブの送信元のPC14や、関連ユーザが所持する携帯端末装置に、予測情報を通知するようにしてもよい。報知は、視覚を通じた報知(表示)に限らず、聴覚を通じた報知(スピーカ出力)であってもよい。
ところで、報知機能を実行するためには、前述のように、仮想的にデータ解析処理を実行することになる。仮想的なデータ解析処理の処理時間は、実際に画像形成用データに変換して、画像形成部20で画像形成処理する処理時間よりも短いが、メインコントローラ26(主としてCPU26A)に負荷をかけることには変わりがない。この負荷は、実際の画像形成処理にかかる時間を冗長させる要因となる。
特に、プリントジョブを受け付けたとき、データ解析処理と並行して、報知機能のための仮想的なデータ解析処理が実行されると、当該仮想的なデータ解析処理にかかる負荷に相当する時間が、最初の頁(1頁目)が出力されるまでの時間(FPOT「First Print Output Time」という場合がある)が冗長される。
そこで、本実施の形態では、プリントジョブを受け付けた時点では、報知機能のための仮想的なデータ解析処理を実行せずFPOTを冗長させないことを優先し、画像形成処理が予め定めたしきい値を超えた時点で、残りの画像形成処理に対して報知機能のための仮想的なデータ解析処理を実行するようにした。
予め定めたしきい値のファクタとしては、画像形成用データ処理頁数(一例として、1から10頁)、画像形成処理バイト数(例えば、1Gバイト〜10Gバイト)、画像形成処理時間(一例として、1分〜3分)を含め、様々なファクタで設定可能であり、2以上のファクタの併用も可能である。
例えば、画像形成用データ処理頁数の場合、送信元のユーザが、仮想的なデータ解析処理のための負荷をかけずに迅速に処理したい頁数を指定することで、最短で画像形成処理が可能である。
図4は、本実施の形態のメインコントローラ26で実行される、プリントジョブのデータ解析、及び画像形成処理を実行するための処理の機能ブロック図である。なお、各ブロックは機能別に分類したものであり、メインコントローラ26のハード構成を限定するものではない。例えば、一部又は全てが処理プログラムとして記憶され、CPU26Aにおいて実行されるソフトウェアで構築してもよい。
プリントジョブは、受付部50で受け付けられる。受付部50は、プリント言語選択部52に接続されており、受け付けたプリントジョブをプリント言語選択部52へ送出する。
プリント言語選択部52は、ハードディスク32に接続されている。ハードディスク32の記憶領域には、プリント言語群記憶領域32Aが設定されており、プリント言語選択部52がプリントジョブを取得すると、当該プリント言語群記憶領域32Aに記憶されたプリント言語を選択する。プリント言語選択部52は、画像形成用データ生成部54に接続されており、プリントジョブ、及び選択したプリント言語を画像形成用データ生成部54へ送出する。
なお、上記プリント言語選択部52及び画像形成用データ生成部54が、出力手段の一例としてのデータ解析処理部56として機能する。
画像形成用データ生成部54では、プリントジョブに付加された制御データ等を解析処理し、画像形成用データを生成し、実行指示部58へ送出する。
実行指示部58は、画像形成部20に接続されており、画像形成用データ生成部54から受け取った画像形成用データを画像形成部20へ送出し、画像形成処理の実行を指示する。
また、実行指示部58は、取得手段の一例としての進捗状況取得部60に接続されている。進捗状況取得部60は、実行指示部58における画像形成用データの画像形成部20へ送出される情報量に基づいて、画像形成処理の進捗状況を把握する。
進捗状況取得部60には、しきい値メモリ62が接続されている。しきい値メモリ62には、予め定めたファクタのしきい値が記憶されている。本実施の形態では、ファクタとして画像形成処理時間を適用し、そのしきい値として、画像形成処理開始からの時間が記憶されている(例えば、2分)。
進捗状況取得部60では、実行指示部58から受けた画像形成処理時間と、しきい値メモリ62に記憶されているしきい値(時間)とを比較し、実際の画像形成処理時間がしきい値を超えた時点で、予測手段の一例としての仮想的データ解析処理部64に対して、起動を通知する。
仮想的データ解析処理部64は、ハードディスク32に接続されており、前記データ解析処理部56での処理に相当する仮想的なデータ解析処理を実行する。
ここで、仮想的データ解析処理は、実際のデータ解析処理よりも短期間で処理が可能であるが、データ解析処理部56での処理と並行処理される期間は、実際のデータ解析処理に対して負荷をかけることになる。
仮想的データ解析処理部64は、指示手段の一例としての予測情報生成部66に接続されており、仮想的に実行されたデータ解析処理に基づき、画像形成処理に関する予測情報を生成し、UI30のタッチパネル30Aの表示画面に表示する。
予測情報は、例えば、現時点(既に、画像形成処理が開始されている時点)からの残りの処理時間を、文字又は図示しないプログレースバー等によって表示する。
なお、進捗状況取得部60において、予測情報の報知を行った後、画像形成処理時間がさらに継続される場合は、最終の予測情報の報知からしきい値を超える時期毎に、予測情報を更新するようにしてもよい。
以下に本実施の形態の作用を、図5及び図6のフローチャートに従い説明する。
図5は、本実施の形態に係り、メインコントローラ26で実行される、プリントジョブのデータ解析処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ100では、プリントジョブを受け付けたか否かを判断し、否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ100で肯定判定された場合は、ステップ102へ移行して、プリント言語を選択し、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、先頭頁から、順次画像形成用データを生成し、ステップ106へ移行する。
ステップ106では、予め定めた1単位分の画像形成用データの生成が終了したか否かを判断する。1単位分の画像形成用データとは、画像形成部20のプロセススピードやCPU26Aのコア数、処理クロック数を含む処理能力を考慮して設定すればよい。
ステップ106で否定判定された場合は、ステップ104へ戻り、画像形成用データの生成を継続する。
また、ステップ106で肯定判定された場合は、ステップ108へ移行して、例えば、キャッシュメモリ等に画像形成用データを一時的に格納し、ステップ110へ移行する。
ステップ110では、全てのプリントジョブの処理が終了したか否かを判断し、否定判定された場合は、ステップ104へ戻り、画像形成用データの生成を継続する。
また、ステップ110で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
図6は、本実施の形態に係り、メインコントローラ26で実行される、画像形成処理実行ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ120では、処理データが有るか否かを判断する。すなわち、図5のフローチャートの制御により生成された1単位分の画像形成用データが、一時格納されているか否かを判断する。
ステップ120で否定判定された場合は、このルーチンは終了し、肯定判定された場合は、ステップ122へ移行して、画像形成処理の実行を指示し、ステップ124へ移行する。
ステップ124では、予測情報取得時期か判断する。このステップ124で肯定判定されると、ステップ126へ移行して画像形成処理の進捗状況に基づき、残りのプリントジョブを用いて、仮想的にデータ解析処理を実行する。
次のステップ128では、解析結果である予測情報を報知し、ステップ130へ移行する。また、ステップ124で否定判定された場合は、ステップ130へ移行する。
ステップ130では、画像形成処理が終了したか否かを判断し、否定判定された場合は、ステップ124へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ステップ130で肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
図6のステップ126における仮想的なデータ解析処理は、実際のデータ解析処理よりも遙かに短時間で実行可能であるが、当該仮想的なデータ解析処理期間中は、少なからず、実際のデータ解析処理に負荷をかけることになる。この負荷は、実際のデータ解析処理時間の遅延を招き、画像形成処理時間の冗長につながる。
しかしながら、ユーザからは、現在実行されている画像形成処理が、いつ頃終了するかの情報が要求される場合がある。
そこで本実施の形態では、画像形成処理の実行が指示されてから(図6のステップ122)、予測情報取得時期(図6のステップ124の肯定判定)までにインタバルを設けることで、FPOTが冗長されることを回避した。
比較例として、全てのプリントジョブにおいて、予測情報を得るための処理が、プリントジョブの受付時で実行されると、1〜10頁程度の文字情報等、比較的短期間で処理が終了するプリントジョブであってもFPOTが冗長されることがあった。しかしながら、本実施の形態では、画像形成処理の実行が開始されてから予測情報取得時期までインタバルを設けることで、FPOTを維持することが可能となる。
その後は、適宜、予測情報を得ることで、ユーザの要求に応じて、画像形成処理の終了時期を報知することが可能となる。
なお、本実施の形態では、予測開始時期を処理時間をファクタとし、予め定めたしきい値と比較したが、ファクタとしては、画像形成用データ処理頁数(一例として、1から10頁)、画像形成処理バイト数(例えば、1Gバイト〜10Gバイト)といった、様々なファクタで設定可能であり、2以上のファクタの併用も可能である。
特に、画像形成用データ処理頁数の場合、送信元のユーザが画像形成処理を指示するとき、特定の頁を指定する。この特定の頁までは、仮想的なデータ解析処理のための負荷をかけずに迅速に処理されるため、当該特定の頁は、最短で画像形成処理が可能となる。
図7は、プリントジョブの受け付けから画像形成処理までの流れを示すタイミングチャートの実施例であり、(A)は進捗情報報知有りの場合、(B)は進捗情報報知無しの場合を示す。なお、以下の図7の説明において、データ量に関する「多い」及び「少ない」の記載は、図7(A)と図7(B)との対比を示す。
図7(A)に示される如く、プリントジョブを受け付けると(図7(A)のa点参照)、一定のタイムラグをもってデータ解析処理が実行される(図7(A)のb点参照)。データ解析処理は、予め定めた単位毎に実行され、少なくとも1単位分の画像形成用データが生成されると(図7(A)のc点参照)、画像形成処理の実行が開始されると同時に、画像形成処理時間の計測が開始される(図7(A)のd点参照)。
画像形成処理が継続されるにつれて、データ量が相対的に多い場合は、画像形成処理時間がしきい値に到達する(図7(A)のe点参照)。画像形成処理時間がしきい値に到達すると、仮想的データ解析処理が開始される(図7(A)のf点参照)。画像形成処理時間の計測が開始されると、処理能力に負荷をかけることになり、結果として、データ解析処理時間が冗長する。しかし、画像形成処理時間がしきい値に到達するまでは、仮想的データ解析処理は実行されないため、FPOTが冗長することがない。
仮想的データ解析処理が終了すると、予測情報報知を指示することで(図7(A)のg点参照)、UI30のタッチパネル30Aの画面に、画像形成処理が終了する時期(「あと○○分」等)が表示される。なお、この予測情報報知を継続的に実行することで、ユーザは画像形成処理の終了時期を精度良く把握することが可能となる。
図7(B)に示される如く、プリントジョブを受け付けると(図7(A)のa点参照)、一定のタイムラグをもってデータ解析処理が実行される(図7(A)のb点参照)。データ解析処理は、予め定めた単位毎に実行され、少なくとも1単位分の画像形成用データが生成されると(図7(A)のc点参照)、画像形成処理の実行が開始されると同時に、画像形成処理時間の計測が開始される(図7(A)のd点参照)。
画像形成処理が継続されるにつれて、画像形成処理時間がしきい値に到達する前に画像形成処理が終了する(図7(A)のh点参照)。すなわち、データ量が相対的に少ない場合は、画像形成処理が終了する時期を報知するまでもなく、終了に至るため、仮想的データ解析処理を実行する必要がない。このため、FPOTが冗長することがない。
10 画像処理装置
12 通信回線網
14 PC
16 本体
18 UI(ユーザーインターフェイス)
18M モニタ
18K キーボード
18S マウス
20 画像形成部
22 画像読取部
24 ファクシミリ通信制御部
26 メインコントローラ
26A CPU
26B RAM
26C ROM
26D 入出力部
26E バス
27 電話回線
28 ネットワークI/F
30 UI
30A タッチパネル
30B ハードキー
32 ハードディスク
50 受付部
52 プリント言語選択部
32A プリント言語群記憶領域
54 画像形成用データ生成部
56 データ解析処理部
58 実行指示部
60 進捗状況取得部
62 しきい値メモリ
64 仮想的データ解析処理部
66 予測情報生成部

Claims (8)

  1. 受け付けたジョブを解析して画像形成用情報を生成しながら、生成した画像形成用情報を出力する出力手段と、
    画像形成用情報の生成開始からの進捗状況を取得する取得手段と、
    予め定めた予測実行時期となった場合に、取得した最新の進捗状況を用いて、残りの画像形成用情報を生成するための処理時間を予測する予測手段と、
    前記予測手段で予測した予測情報の報知を指示する指示手段と、
    を有する制御装置。
  2. 前記進捗状況が、画像形成用情報の生成にかかる処理時間、処理し終えた情報量、及び、処理し終えたコマンド数の少なくとも1つを定量化した情報である請求項1記載の制御装置。
  3. 前記定量化した情報の内、複数を選択可能とすると共に、選択した情報の優先度合いを設定可能とする請求項2記載の制御装置。
  4. 前記進捗状況が、処理中の頁番号を定量化した情報である請求項1記載の制御装置。
  5. 少なくとも1頁終了後に、一定の処理時間が経過したら、その時点で予測処理を実行する請求項4記載の制御装置。
  6. 前記予測実行時期が、画像形成用情報の生成開始時期を始点とした処理時間、処理頁数、処理情報量、処理コマンド数の少なくとも1つが、予め定めたしきい値に到達した時期である請求項1〜請求項3の何れか1項記載の制御装置。
  7. 前記予測手段による予測情報の予測後、前記進捗状況に基づき、前記予測手段による予測を再実行するか否かを判断する判断手段をさらに有する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の制御装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項記載の制御装置と、
    前記出力手段から出力された画像形成用情報に基づいて、記録用紙へ画像を形成する画像形成部と、
    前記指示手段からの指示に応じて、前記予測情報を報知する表示装置と、
    を有する画像処理装置。
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