JP2019016696A - 光モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持できる光モジュールを提供する。
【解決手段】レーザモジュール1は、光学部品40〜42が搭載される基部12と、基部12から高さ方向に延びる側壁31〜34とを含む筐体10と、筐体10とともに収容空間Sを規定する蓋部材20と、筐体10と蓋部材20とを固定するための樹脂70とを備える。側壁31は突当て側面61Aを有する突当て部61を備え、側壁32は蓋部材20を受ける蓋受け面52を備え、側壁33は突当て側面63Aを有する突当て部63を備え、側壁34は蓋部材20を受ける蓋受け面54を備える。突当て部61の突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21とが樹脂70を介して互いに対向し、突当て部63の突当て側面63Aと蓋部材20の蓋側面23とが樹脂70を介して互いに対向する。蓋部材20の蓋側面22,24は外部に露出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光モジュール及びその製造方法に係り、特に光学部品が搭載された筐体を含む光モジュールに関するものである。
従来から、光学部品が搭載された筐体に蓋部材を取り付けた光モジュールが知られている。このような光モジュールとして、図1に示すようなレーザモジュール901が知られている(例えば、特許文献1参照)。このレーザモジュール901は、開口部が形成された筐体910と、筐体910の開口部を塞ぐ蓋部材920とを含んでいる。筐体910の基部911の縁部からは側壁912が延びている。この側壁912の頂部には凹部913が形成されている。一方、蓋部材920の縁部には、凹部913に対応して、側壁912に向かって突出する凸部921が形成されている。そして、このような凸部921が凹部913に受け入れられることにより、蓋部材920が筐体910の側壁912に載置される。
ここで、凸部921と凹部913との間には樹脂930が設けられている。この樹脂930によって凸部921と凹部913との間の隙間が封止されるともに、蓋部材920が筐体910に固定される。筐体910と蓋部材920との間には光学部品を収容する収容空間Sが形成されている。例えば、レーザ光を出射する半導体レーザ素子941と、光ファイバ943と、レーザ光を光ファイバ943に光結合させるレンズ942,944を有する光結合手段940などが光学部品として収容空間Sに収容される。
このようなレーザモジュール901では、筐体910と蓋部材920との間を樹脂930により封止しているが、この樹脂930が吸湿などにより膨張すると、図1において矢印で示すように、樹脂930の変形により筐体910が強く押され、筐体910が変形してしまうという問題がある。このように筐体910が変形すると、筐体910に固定された光学部品の位置がずれ、レーザ光の光軸がずれてしまい、レーザモジュール901の光学特性が悪化してしまう。
特開2015−130394号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持できる光モジュールを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、蓋部材を正確に位置決めするとともに、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持することができる光モジュールの製造方法を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持できる光モジュールが提供される。この光モジュールは、光学部品と、上記光学部品が搭載される基部と、上記基部を囲むように上記基部から高さ方向に延びる側壁とを含む筐体と、上記筐体とともに上記光学部品を収容する収容空間を規定する蓋部材と、上記筐体と上記蓋部材とを固定するための樹脂とを備える。上記蓋部材は、上記高さ方向において上記筐体の上記基部に対向する対向面と、上記高さ方向に延びる第1の蓋側面と、上記高さ方向に延び、上記第1の蓋側面の反対側に位置する第2の蓋側面とを有する。上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第1の側壁と、上記第1の側壁に対向する第2の側壁とを含む。上記第2の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有する。上記高さ方向に垂直な第1の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面における上記光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面と上記蓋部材の上記第1の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、上記蓋部材の上記第2の蓋側面は外部に露出し、上記第2の側壁の上記蓋受け面と上記蓋部材の上記対向面とが互いに対向する。上記樹脂として紫外線硬化型樹脂を用いることができる。
本明細書において、蓋側面が外部に「露出」するとは、当該蓋側面の外側に樹脂が存在せず、あるいは、当該蓋側面の外側に筐体がある場合には蓋側面と筐体との間に樹脂が存在せず、外部空間に面していることをいう。
本発明に係る光モジュールによれば、第1の方向と高さ方向の双方に平行な光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、第1の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第1の蓋側面とが樹脂を介して互いに対向し、第2の側壁の蓋受け面と蓋部材の対向面とが互いに対向し、蓋部材の第1の蓋側面と反対側の第2の蓋側面は外部に露出している。すなわち、上記第1の方向については、蓋部材の片側(第1の蓋側面側)にのみ樹脂が設けられ、反対側の第2の蓋側面は外部に露出しているため、第1の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第1の蓋側面との間の樹脂は上記第1の方向に拘束を受けずに変形することが可能となる。したがって、第1の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第1の蓋側面との間の樹脂が上記第1の方向に膨張収縮した際に、樹脂の変形が筐体に与える影響を小さくすることができ、筐体の変形を防止することができる。この結果、収容空間に収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。
上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面の全長にわたって該突当て側面と上記蓋部材の上記第1の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、該第1の蓋側面の反対側に位置する上記第2の蓋側面の全長にわたって上記第2の蓋側面が外部に露出していてもよい。この場合には、筐体の変形を防止する効果が第1の側壁の全長にわたって得られる。
上記蓋部材は、上記高さ方向に延びる第3の蓋側面と、上記高さ方向に延び、上記第3の蓋側面の反対側に位置する第4の蓋側面とをさらに有していてもよい。この場合において、上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第3の側壁と、上記第3の側壁に対向する第4の側壁とをさらに含んでいてもよい。上記第4の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有していてもよい。上記高さ方向に垂直な第2の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面における上記光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面と上記蓋部材の上記第3の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、上記蓋部材の上記第4の蓋側面は外部に露出し、上記第4の側壁の上記蓋受け面と上記蓋部材の上記対向面とが互いに対向していてもよい。
このような構成によれば、第2の方向と高さ方向の双方に平行な光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、第3の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第3の蓋側面とが樹脂を介して互いに対向し、第4の側壁の蓋受け面と蓋部材の対向面とが互いに対向し、蓋部材の第3の蓋側面と反対側の第4の蓋側面は外部に露出している。すなわち、上記第2の方向については、蓋部材の片側(第3の蓋側面側)にのみ樹脂が設けられ、反対側の第4の蓋側面は外部に露出しているため、第3の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第3の蓋側面との間の樹脂は上記第2の方向に拘束を受けずに変形することが可能となる。したがって、第3の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第3の蓋側面との間の樹脂が上記第2の方向に膨張収縮した際に、樹脂の変形が筐体に与える影響を低減することができ、筐体の変形を防止することができる。この結果、収容空間に収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。
上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面の全長にわたって該突当て側面と上記蓋部材の上記第3の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、該第3の蓋側面の反対側に位置する上記第4の蓋側面の全長にわたって上記第4の蓋側面が外部に露出していてもよい。この場合には、筐体の変形を防止する効果が第3の側壁の全長にわたって得られる。
上記第1の側壁と上記第3の側壁とが互いに隣接していることが好ましい。この場合において、上記第1の側壁の上記突当て部は、上記第1の側壁と上記第3の側壁との接続部から上記第1の側壁に沿って延びていてもよく、上記第3の側壁の上記突当て部は、上記接続部から上記第3の側壁に沿って延びていてもよい。
上記筐体は、上記蓋部材の少なくとも1つの隅部に対向する隅対向部をさらに含んでいてもよい。このような隅対向部を設けることにより、蓋部材の位置決めをより正確に行うことができる。
また、上記蓋部材の上記第2の蓋側面の上記高さ方向に沿った厚さは、上記第1の蓋側面の上記高さ方向に沿った厚さよりも小さくてもよい。このように、蓋部材の高さ方向の厚さを部分的に薄くすることで、光モジュールの軽量化を図ることができる。
本発明の第2の態様によれば、蓋部材を正確に位置決めするとともに、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持することができる光モジュールの製造方法が提供される。この方法においては、対向面と、上記対向面に垂直な第1の蓋側面と、上記対向面に垂直で上記第1の蓋側面の反対側に位置する第2の蓋側面とを含む蓋部材を用意する。基部と、上記基部を囲むように上記基部から高さ方向に延びる側壁とを含む筐体を用意する。上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第1の側壁と、上記第1の側壁に対向する第2の側壁とを含む。上記第2の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有する。上記筐体の上記基部に光学部品を搭載する。上記高さ方向に垂直な第1の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面による上記筐体の断面のうち少なくとも1つの断面における上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面を含む上記筐体の樹脂塗布部分に樹脂を塗布する。上記光学部品が搭載された上記基部に上記蓋部材の上記対向面を対向させた状態で、上記蓋部材を上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に向かって突き当てて上記蓋部材の上記第1の蓋側面を上記突当て側面に塗布された上記樹脂に接触させるとともに、上記蓋部材を上記第2の側壁の上記蓋受け面に向かって突き当てる。上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に塗布された上記樹脂に上記蓋部材の上記第1の蓋側面を接触させた状態で、上記樹脂を硬化させる。
本発明に係る光モジュールの製造方法によれば、蓋部材を第1の側壁の突当て部の突当て側面に向かって突き当てることにより、蓋部材の第1の方向における位置決めをすることができる。さらに、第1の方向については、蓋部材の片側(第1の蓋側面側)にのみ樹脂が設けられ、反対側の第2の蓋側面は外部に露出しているため、第1の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第1の蓋側面との間の樹脂は上記第1の方向に拘束を受けずに変形することが可能となる。したがって、第1の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第1の蓋側面との間の樹脂が上記第1の方向に膨張収縮した際に、樹脂の変形が筐体に与える影響を小さくすることができ、筐体の変形を防止することができる。この結果、収容空間に収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。
上記蓋部材は、上記高さ方向に延びる第3の蓋側面と、上記高さ方向に延び、上記第3の蓋側面の反対側に位置する第4の蓋側面とをさらに有していてもよい。上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第3の側壁と、上記第3の側壁に対向する第4の側壁をさらに有していてもよい。上記第4の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有していてもよい。この場合において、上記樹脂塗布部分は、上記高さ方向に垂直な第2の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面における上記筐体の断面のうち少なくとも1つの断面における上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面と上記第3の側壁の上記蓋受け面とをさらに含んでいる。そして、上記蓋部材を上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に向かって突き当てるとともに、上記蓋部材を上記第2の側壁の上記蓋受け面に向かって突き当てる際に、上記蓋部材を上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に向かって突き当てて上記蓋部材の上記第3の蓋側面を上記突当て側面に塗布された上記樹脂に接触させるとともに、上記蓋部材を上記第4の側壁の上記蓋受け面に向かって突き当ててもよい。上記樹脂を硬化させる際に、上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に塗布された上記樹脂に上記蓋部材の上記第3の蓋側面を接触させてもよい。
このように、蓋部材を第3の側壁の突当て部の突当て側面に向かって突き当てることにより、蓋部材の第2の方向における位置決めをすることができ、第1の方向と第2の方向との二方向での位置決めが実現される。さらに、第2の方向については、蓋部材の片側(第3の蓋側面側)にのみ樹脂が設けられ、反対側の第4の蓋側面は外部に露出しているため、第3の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第3の蓋側面との間の樹脂は上記第2の方向に拘束を受けずに変形することが可能となる。したがって、第2の側壁の突当て部の突当て側面と蓋部材の第3の蓋側面との間の樹脂が上記第2の方向に膨張収縮した際に、樹脂の変形が筐体に与える影響を小さくすることができ、筐体の変形を防止することができる。この結果、収容空間に収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。
上記樹脂として紫外線硬化型樹脂を用いることができ、上記樹脂に紫外線を照射することにより上記樹脂を硬化させることができる。本発明によれば、側壁と蓋部材との間の封止部材を、外部に露出している部分から筐体の内部に向かって一平面に沿って延びるように配置することができるので、外部から紫外線を当該一平面に沿って照射することによって、樹脂の内部にまで紫外線を照射することが可能である。したがって、樹脂として、短時間で硬化させることができる紫外線硬化型樹脂を用いることができ、光モジュールを製造する際のスループットが向上する。
本発明によれば、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持できる光モジュールが提供される。また、蓋部材を正確に位置決めするとともに、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持することができる光モジュールの製造方法が提供される。
図1は、従来の光モジュールの一例を示す模式的断面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における光モジュールとしてのレーザモジュールを示す斜視図である。 図3は、図2に示すレーザモジュールの模式的断面図である。 図4は、図2に示すレーザモジュールの一部の分解斜視図である。 図5Aは、図2に示すレーザモジュールを組み立てる工程を説明する斜視図である。 図5Bは、図2に示すレーザモジュールを組み立てる工程を説明する斜視図である。 図5Cは、図2に示すレーザモジュールを組み立てる工程を説明する斜視図である。 図6は、本発明の他の実施形態におけるレーザモジュールの一部の分解斜視図である。 図7は、本発明のさらに他の実施形態におけるレーザモジュールの一部の分解斜視図である。 図8は、本発明のさらに他の実施形態におけるレーザモジュールの一部の分解斜視図である。 図9は、本発明の第2の実施形態におけるレーザモジュールを示す斜視図である。 図10は、図9に示すレーザモジュールの一部の分解斜視図である。 図11は、本発明の第3の実施形態におけるレーザモジュールを示す斜視図である。 図12は、図11に示すレーザモジュールの一部の分解斜視図である。 図13は、本発明の第4の実施形態におけるレーザモジュールの分解斜視図である。 図14は、図4に示すレーザモジュールの変形例を示す分解斜視図である。
以下、本発明に係る光モジュールの実施形態について図2から図14を参照して詳細に説明する。以下では、本発明に係る光モジュールとして半導体レーザ素子を用いたレーザモジュールを例として説明するが、本発明は、半導体レーザ素子以外の光学部品を用いた光モジュールにも適用できるものである。なお、図2から図14において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図2から図14においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図2は、本発明の第1の実施形態における光モジュールとしてのレーザモジュール1を示す斜視図、図3は、レーザモジュール1の模式的断面図である。図2及び図3に示すように、レーザモジュール1は、+Z方向に開口した略直方体状の筐体10と、略平板状の蓋部材20とを含んでいる。筐体10は、平板状の基部12と、基部12を囲むように基部12からZ方向(高さ方向)に延びる側壁31〜34とを含んでいる。略直方体状の筐体10の開口部を蓋部材20で覆うことにより筐体10の内部に収容空間Sが形成されている。なお、基部12は、図示しないヒートシンクなどに載置するか、あるいは水冷パイプなどを内蔵することができる。
筐体10の基部12の表面12Aには光学部品が固定されている。図3に示す例では、光学部品として、半導体レーザ素子40と、レンズ41,42を含む光結合手段43とが基部12の表面12Aに固定されている。また、基部12の表面12Aにはフェルール固定部44も固定されており、このフェルール固定部44にはフェルール45が載置されている。フェルール45には光学部品としての光ファイバ46が保持されている。これらの部品は筐体10内部の収容空間S内に収容される。これらの部品は、例えば接着材を介して筐体10の基部12やフェルール固定部44に固定されている。
図4は、レーザモジュール1の筐体10と蓋部材20を分解したときの斜視図であり、簡略化するため、上述した部品40〜46の図示は省略している。図4に示すように、側壁31(第1の側壁)は、蓋部材20を受ける蓋受け面51と、蓋受け面51の外側(−X方向側)から+Z方向に延びる突当て部61とを備えている。この突当て部61は、蓋受け面51から+Z方向に延びYZ平面に平行な突当て側面61Aを有している。側壁32(第2の側壁)は、蓋部材20を受ける蓋受け面52をその先端に備えている。また、側壁33(第3の側壁)は、蓋部材20を受ける蓋受け面53と、蓋受け面53の外側(−Y方向側)から+Z方向に延びる突当て部63とを備えている。この突当て部63は、蓋受け面53から+Z方向に延びXZ平面に平行な突当て側面63Aを有している。また、側壁34(第4の側壁)は、蓋部材20を受ける蓋受け面54をその先端に備えている。
側壁31と側壁32とはX方向において互いに対向しており、側壁33と側壁34とはY方向において互いに対向している。側壁31と側壁33とは互いに隣接しており、側壁31の突当て部61と側壁33の突当て部63とが側壁31と側壁33の接続部で交差している。すなわち、側壁31の突当て部61は、側壁31と側壁33の接続部から側壁31の全長にわたって+Y方向に延び、側壁33の突当て部63は、側壁31と側壁33の接続部から側壁33の全長にわたって+X方向に延びている。
図3及び図4に示すように、蓋部材20は、Z方向に延びる4つの蓋側面21〜24と、Z方向において筐体10の基部12に対向する対向面25と、Z方向において対向面25の反対側に位置する表面26とを有している。蓋側面21(第1の蓋側面)と蓋側面22(第2の蓋側面)とは、YZ平面に平行であり、X方向において互いに反対側に位置している。また、蓋側面23(第3の蓋側面)と蓋側面24(第4の蓋側面)とは、XZ平面に平行であり、Y方向において互いに反対側に位置している。
図2に示すように、筐体10の側壁31〜34と蓋部材20との間にはその全周にわたって樹脂70が配置されている。より具体的には、側壁31の突当て部61の突当て側面61A(図4参照)と蓋部材20の蓋側面21(図4参照)との間、側壁33の突当て部63の突当て側面63A(図4参照)と蓋部材20の蓋側面23(図4参照)との間、側壁32の蓋受け面52(図4参照)と蓋部材20の対向面25(図3参照)との間、側壁34の蓋受け面54(図4参照)と蓋部材20の対向面25(図3参照)との間に樹脂70が連続的に設けられている。
このようなレーザモジュール1においては、光学部品が収容される収容空間Sに湿気が浸入すると、光学部品を筐体10に固定している接着材が加水分解によって劣化し、接着強度が低下してしまったり、収容空間S内で結露が生じることで光学部品の光学特性が悪化してしまったりすることが考えられる。このため、レーザモジュール1の内部の収容空間Sを十分に封止することが重要となるが、本実施形態では、上述したように、筐体10の側壁31〜34と蓋部材20との間の全周にわたって樹脂70が配置されているので、樹脂70によってレーザモジュール1内の収容空間Sを封止して防湿することができる。なお、樹脂70としては、後述するような紫外線硬化型樹脂のほか、熱硬化型樹脂、湿気硬化型樹脂、嫌気硬化型樹脂などを用いることができる。
本実施形態では、例えば図3に示すXZ断面について見ると、側壁31の突当て部61の突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21とが樹脂70を介して互いに対向しており、側壁32の蓋受け面52と蓋部材20の対向面25とが樹脂70を介して互いに対向している。そして、蓋部材20の蓋側面21と反対側の蓋側面22は外部に露出している。すなわち、X方向については、蓋部材20の片側(蓋側面21側)にのみ樹脂70が設けられ、反対側の蓋側面22は外部に露出しているため、側壁31の突当て部61の突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21との間の樹脂70はX方向に拘束を受けずに変形することができる。したがって、側壁31の突当て部61の突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21との間の樹脂70がX方向に膨張収縮した際に、樹脂70の変形が筐体10に与える影響を小さくすることができ、筐体10の変形を防止することができる。この結果、筐体10の内部の収容空間Sに収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。
また、このような効果はYZ断面についても同様に得られる。すなわち、側壁33の突当て部63の突当て側面63Aと蓋部材20の蓋側面23とが樹脂70を介して互いに対向しており、側壁34の蓋受け面54と蓋部材20の対向面25とが樹脂70を介して互いに対向している。そして、蓋部材20の蓋側面23と反対側の蓋側面24は外部に露出している。すなわち、Y方向については、蓋部材20の片側(蓋側面23側)にのみ樹脂70が設けられ、反対側の蓋側面24は外部に露出しているため、側壁33の突当て部63の突当て側面63Aと蓋部材20の蓋側面23との間の樹脂70はY方向に拘束を受けずに変形することができる。したがって、側壁33の突当て部63の突当て側面63Aと蓋部材20の蓋側面23との間の樹脂70がY方向に膨張収縮した際に、樹脂70の変形が筐体10に与える影響を小さくすることができ、筐体10の変形を防止することができる。したがって、筐体10の内部の収容空間Sに収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。
特に本実施形態では、側壁31の突当て部61の突当て側面61AのY方向の全長にわたって突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21が樹脂70を介して対向し、この蓋側面21の反対側の蓋側面22がY方向の全長にわたって外部に露出しているので、筐体10の変形を防止する効果が側壁31のY方向の全長にわたって得られる。同様に、側壁33の突当て部63の突当て側面63AのX方向の全長にわたって突当て側面63Aと蓋部材20の蓋側面23とが樹脂70を介して対向し、この蓋側面23の反対側の蓋側面24がX方向の全長にわたって外部に露出しているので、筐体10の変形を防止する効果が側壁33のX方向の全長にわたって得られる。
また、このように樹脂70の変形が筐体10に与える影響を小さくすることができるため、樹脂70として硬い樹脂を用いることができる。透湿性の低い樹脂は一般的に硬い傾向があるが、本実施形態では、このような透湿性の低い樹脂を樹脂70として採用することも可能である。したがって、そのような透湿性の低い樹脂を樹脂70として用いることにより、レーザモジュール1内の収容空間Sの防湿性を高めることができる。
次に、このような構成のレーザモジュール1を製造する方法について説明する。まず、上述した筐体10を用意し、この筐体10の基部12に上述した光学部品40〜46を搭載する。そして、図5Aに示すように、側壁31の突当て部61の突当て側面61A、側壁33の突当て部63の突当て側面63A、側壁32の蓋受け面52、及び側壁34の蓋受け面54を含む樹脂塗布部分(図5Aにおいて網掛けで示す部分)に樹脂70を塗布する。この例では、樹脂70として紫外線硬化型樹脂を用いる。なお、図5A〜図5Cにおいては、理解を容易にするため、筐体10及び蓋部材20以外の部品の図示を省略している。
次に、上述した蓋部材20を用意し、蓋部材20の対向面25(図3参照)を筐体10の基部12に対向させる(図4に示す状態)。この状態で、図5Bに示すように、蓋部材20を側壁31の突当て部61の突当て側面61Aに向かって突き当てる(P1)とともに、蓋部材20を側壁33の突当て部63の突当て側面63Aに向かって突き当てる(P2)。これにより、蓋部材20の蓋側面21を突当て側面61Aに塗布された樹脂70に接触させるとともに、蓋部材20の蓋側面23を突当て側面63Aに塗布された樹脂70に接触させる。また、蓋部材20を側壁32の蓋受け面52に向かって押し当てる(P3)とともに、蓋部材20を側壁34の蓋受け面54に向かって押し当てる(P4)。これにより、蓋部材20の対向面25を側壁32,34の蓋受け面52,54に塗布された樹脂70に接触させる。
このとき、蓋部材20を側壁31の突当て部61の突当て側面61Aに向かって突き当てることにより、蓋部材20のX方向の位置決めをすることができ、蓋部材20を側壁33の突当て部63の突当て側面63Aに向かって突き当てることによりY方向の位置決めをすることができる。このように、本実施形態では、蓋部材20をXY平面内で正確に位置決めすることが可能である。
この状態で、図5Cに示すように、紫外線照射装置(UV炉)などを用いて樹脂70に対して紫外線をあらゆる方向から照射する。このとき、側壁31と蓋部材20との間の樹脂70は、+Z方向側で外部に露出するとともにYZ平面に沿って延びているため、YZ平面に沿って照射される紫外線(V1)により硬化させることができる。また、側壁32と蓋部材20との間の樹脂70は、+X方向側で外部に露出するとともにXY平面に沿って延びているため、XY平面に沿って照射される紫外線(V2)により硬化させることができる。さらに、側壁33と蓋部材20との間の樹脂70は、+Z方向側で外部に露出するとともにXZ平面に沿って延びているため、XZ平面に沿って照射される紫外線(V3)により硬化させることができる。また、側壁34と蓋部材20との間の樹脂70は、+Y方向側で外部に露出するとともにXY平面に沿って延びているため、XY平面に沿って照射される紫外線(V4)により硬化させることができる。
このように、本実施形態では、側壁31〜34と蓋部材20との間の樹脂70が、外部に露出している部分から筐体10の内部に向かって一平面に沿って延びるように配置されているので、外部から紫外線を当該一平面に沿って照射することによって、樹脂70の内部にまで紫外線を照射することが可能である。したがって、樹脂70として、短時間で硬化させることができる紫外線硬化型樹脂を用いることが可能である。これにより、レーザモジュール1を製造する際のスループットを向上することができる。なお、図1に示す従来の例では、外部から収容空間Sに近い側の樹脂930に紫外線を照射できない構造となっているため、樹脂930として紫外線硬化型樹脂を採用することができない。
本実施形態では、側壁31が突当て部61と蓋受け面51とを有し、側壁33が突当て部63と蓋受け面53とを有しているが、例えば、図6に示すように、側壁31の蓋受け面51を省略し、側壁31を突当て部61のみによって構成し、同様に、側壁33の蓋受け面53を省略し、側壁33を突当て部63のみによって構成してもよい。
上述した実施形態では、筐体10及び蓋部材20のいずれのXZ断面においても、また筐体10及び蓋部材20のいずれのYZ平面においても、上述した筐体10の変形防止効果が得られるように構成されているが、例えば、図7に示すように、側壁34にも突当て部64を形成し、筐体10及び蓋部材20のXZ断面においてのみ上述した筐体10の変形防止効果が得られるように構成してもよい。この場合には、蓋部材20のX方向の片側(蓋側面21側)にのみ樹脂70が設けられ、反対側の蓋側面22は外部に露出することとなるため、側壁31の突当て部61の突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21との間の樹脂70はX方向に拘束を受けずに変形することができ、上述した筐体10の変形防止効果が得られる。
さらに言えば、例えば、図8に示すように、側壁32の一部にも突当て部62を形成し、筐体10及び蓋部材20のXZ断面のうち一部の断面においてのみ上述した筐体10の変形防止効果が得られるように構成してもよい。図8に示す例では、突当て部62が形成されていない部分に対応して蓋部材20に突出部27を形成しており、この突出部27の蓋側面27Aが外部に露出するようになっている。したがって、この突出部27を通る筐体10及び蓋部材20のXZ断面に関しては、蓋部材20のX方向の片側(蓋側面21側)にのみ樹脂70が設けられ、反対側の蓋側面27Aは外部に露出することとなるため、側壁31の突当て部61の突当て側面61Aと蓋部材20の蓋側面21との間の樹脂70はX方向に拘束を受けずに変形することができ、上述した筐体10の変形防止効果が得られる。このように、Z方向に平行な断面のうち少なくとも1つの断面において上述した筐体10の変形防止効果が得られるように筐体10と蓋部材20とを構成することができる。
図9は、本発明の第2の実施形態におけるレーザモジュール301を示す斜視図、図10は、このレーザモジュール301を分解したときの斜視図である。なお、図10では、理解を容易にするため、レーザモジュール301の筐体310と蓋部材20以外の部品の図示は省略している。
このレーザモジュール301の筐体310には、突当て部61の+Y方向の端部から+X方向に延びる隅対向部331と、突当て部63の+X方向の端部から+Y方向に延びる隅対向部332と、側壁32と側壁34の接続部から−Y方向に延びる隅対向部333と、側壁32と側壁34の接続部から−X方向に延びる隅対向部334とが設けられている。隅対向部331及び隅対向部334は、蓋受け面54から+Z方向に突出しており、隅対向部332及び隅対向部333は、蓋受け面52から+Z方向に突出している。
隅対向部331は、蓋部材20の隅部C1の蓋側面24に対向するように構成されており、隅対向部332は、蓋部材20の隅部C2の蓋側面22に対向するように構成されている。また、隅対向部333は、蓋部材20の隅部C3の蓋側面22に対向するように構成されており、隅対向部334は、蓋部材20の隅部C3の蓋側面24に対向するように構成されている。すなわち、本実施形態では、蓋部材20のすべての隅部C1〜C4に対向するように隅対向部331〜334が設けられている。
このような隅対向部331〜334を設けることで、蓋部材20が蓋受け面51〜54上に置かれたときに、蓋部材20の隅部C1が隅対向部331によって位置決めされ、隅部C2が隅対向部332により位置決めされ、隅部C3が隅対向部333,334により位置決めされる。このように、隅対向部331〜334を設けることにより蓋部材20のXY平面内での位置決めをより正確に行うことができる。特に、本実施形態では、蓋部材20のすべての隅部C1〜C4に対向するように隅対向部331〜334が設けられているので、蓋部材20の位置が安定的に保持される。なお、この例では、図10において網掛けで示す部分に樹脂70が塗布されて蓋部材20が筐体310に固定される。
ここで、上述した実施形態において、側壁31の突当て部61は、側壁31のY方向の全長にわたって形成されている必要はなく、側壁33の突当て部63も、側壁33のX方向の全長にわたって形成されている必要はない。このような例について、以下の第3の実施形態及び第4の実施形態で説明する。
図11は、本発明の第3の実施形態におけるレーザモジュール101を示す斜視図、図12は、このレーザモジュール101を分解したときの斜視図である。なお、図12では、理解を容易にするため、レーザモジュール101の筐体110と蓋部材120以外の部品の図示は省略している。
レーザモジュール101は、+Z方向に開口した略直方体状の筐体110と、略平板状の蓋部材120とを含んでいる。筐体110は、基部12を囲むように基部12からZ方向(高さ方向)に延びる側壁131〜134を含んでいる。側壁131(第1の側壁)は、蓋部材120を受ける蓋受け面151と、蓋受け面151の−Y方向側で+Z方向に延びる突当て部161とを備えている。この突当て部161は、+Z方向に延びYZ平面に平行な突当て側面161Aと、蓋受け面151から+Z方向に延びXZ平面に平行な突当て側面161Bとを有している。側壁132(第2の側壁)は、蓋部材120を受ける蓋受け面152をその先端に備えている。また、側壁133(第3の側壁)は、蓋部材120を受ける蓋受け面153と、蓋受け面153の−X方向側で+Z方向に延びる突当て部163とを備えている。この突当て部163は、+Z方向に延びXZ平面に平行な突当て側面163Aと、蓋受け面153から+Z方向に延びYZ平面に平行な突当て側面163Bとを有している。また、側壁134(第4の側壁)は、蓋部材120を受ける蓋受け面154をその先端に備えている。
側壁131の突当て部161と側壁133の突当て部163とは側壁131と側壁133の接続部で交差している。側壁131の突当て部161は、側壁131と側壁133の接続部から所定の距離だけ+Y方向に延び、側壁133の突当て部163は、側壁131と側壁133の接続部から所定の距離だけ+X方向に延びている。
図12に示すように、蓋部材120は、Z方向に延びる8つの蓋側面121〜128と、Z方向において筐体110の基部12に対向する対向面129と、Z方向において対向面129の反対側に位置する表面130とを有している。蓋側面121(第1の蓋側面)と蓋側面122(第2の蓋側面)は、YZ平面に平行であり、X方向において互いに反対側に位置している。また、蓋側面123(第3の蓋側面)と蓋側面124(第4の蓋側面)とは、XZ平面に平行であり、Y方向において互いに反対側に位置している。また、蓋側面125,126は、YZ平面に平行であり、X方向において蓋側面122の反対側に位置している。さらに、蓋側面127,128は、XZ平面に平行であり、Y方向において蓋側面124の反対側に位置している。このように、本実施形態における蓋部材120は、矩形板状の部材から筐体110の突当て部161,163に対応するL字状の部分を切り欠いた形状を有している。
図11に示すように、筐体110の側壁131〜134と蓋部材120との間にはその全周にわたって樹脂70が配置されている。より具体的には、側壁131の突当て部161の突当て側面161Aと蓋部材120の蓋側面121との間、側壁133の突当て部163の突当て側面163Aと蓋部材120の蓋側面123との間、側壁133の突当て部163の突当て側面163Bと蓋部材120の蓋側面125との間、側壁133の蓋受け面153と蓋部材120の対向面129との間、側壁132の蓋受け面152と蓋部材120の対向面129との間、側壁134の蓋受け面154と蓋部材120の対向面129との間、側壁131の蓋受け面151と蓋部材120の対向面129との間、側壁131の突当て部161の突当て側面161Bと蓋部材120の蓋側面127との間に樹脂70が連続的に設けられている。このように、筐体110の側壁131〜134と蓋部材120との間の全周にわたって樹脂70が配置されているので、樹脂70によってレーザモジュール101内の収容空間を封止して防湿することができる。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、側壁131の突当て部161を通るXZ断面について考えると、側壁131の突当て部161の突当て側面161Aと蓋部材120の蓋側面121とが樹脂70を介して互いに対向しており、側壁132の蓋受け面152と蓋部材120の対向面129とが樹脂70を介して互いに対向している。そして、蓋部材120の蓋側面121と反対側の蓋側面122は外部に露出している。すなわち、X方向については、蓋部材120の片側(蓋側面121側)にのみ樹脂70が設けられ、反対側の蓋側面122は外部に露出しているため、側壁131の突当て部161の突当て側面161Aと蓋部材120の蓋側面121との間の樹脂70はX方向に拘束を受けずに変形することができる。したがって、側壁131の突当て部161の突当て側面161Aと蓋部材120の蓋側面121との間の樹脂70がX方向に膨張収縮した際に、樹脂70の変形が筐体110に与える影響を小さくすることができ、筐体110の変形を防止することができる。この結果、筐体110の内部の収容空間Sに収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。このような効果は、側壁133の突当て部163を通るYZ断面についても同様に得られる。
このような構成のレーザモジュール101を製造する際には、図12において網掛けで示す樹脂塗布部分(側壁131の蓋受け面151、側壁131の突当て部161の突当て側面161A,161B、側壁133の突当て部163の突当て側面163A,163B、側壁133の蓋受け面153、側壁132の蓋受け面152、側壁134の蓋受け面154)に樹脂70を塗布する。樹脂70としては、第1の実施形態と同様に紫外線硬化型樹脂を用いることができる。
そして、蓋部材120の対向面129を筐体110の基部12に対向させた状態で、蓋部材120を側壁131の突当て部161の突当て側面161A及び側壁133の突当て部163の突当て側面163Bに向かって突き当てるとともに、蓋部材120を側壁133の突当て部163の突当て側面163A及び側壁131の突当て部161の突当て側面161Bに向かって突き当てる。これにより、蓋部材120の蓋側面121,125,123,127をそれぞれ突当て側面161A,163B,163A,161Bに塗布された樹脂70に接触させる。また、蓋部材120を側壁131〜134の蓋受け面151〜154に向かって押し当てることにより、蓋部材120の対向面129を側壁131〜134の蓋受け面151〜154に塗布された樹脂70に接触させる。
このとき、蓋部材120を側壁131の突当て部161の突当て側面161A及び側壁133の突当て部163の突当て側面163Bに向かって突き当てることにより、蓋部材120のX方向の位置決めをすることができる。また、蓋部材120を側壁133の突当て部163の突当て側面163A及び側壁131の突当て部161の突当て側面161Bに向かって突き当てることによりY方向の位置決めをすることができる。このように、本実施形態では、蓋部材120をXY平面内で正確に位置決めすることが可能である。
この状態で、紫外線照射装置(UV炉)などを用いて樹脂70に対して紫外線をあらゆる方向から照射する。このとき、側壁131〜134と蓋部材120との間の樹脂70は、外部に露出している部分からYZ平面、XZ平面、又はXY平面のいずれかに沿って延びているため、YZ平面、XZ平面、又はXY平面のいずれかに沿って照射される紫外線により硬化させることができる。したがって、側壁131〜134と蓋部材120との間に存在するすべての樹脂70に対して外部から紫外線を照射して樹脂70を硬化させることが可能である。
図13は、本発明の第4の実施形態におけるレーザモジュールを分解したときの斜視図であり、理解を容易にするため、レーザモジュールの筐体210と蓋部材220以外の部品の図示は省略している。この実施形態は、第3の実施形態における側壁131の突当て部161のY方向の長さと側壁133の突当て部163のX方向の長さを短くしたものに相当する。
レーザモジュールは、+Z方向に開口した略直方体状の筐体210と、略平板状の蓋部材220とを含んでいる。筐体210は、基部12を囲むように基部12からZ方向(高さ方向)に延びる側壁231〜234を含んでいる。側壁231〜234は、それぞれ蓋部材220を受ける蓋受け面251〜254を備えている。本実施形態では、互いに隣接した側壁231と側壁233との接続部に、+Z方向に延びる突当て部260が設けられており、この突当て部260が側壁231と側壁233との間で共有されている。この突当て部260は、蓋受け面253から+Z方向に延びYZ平面に平行な突当て側面260Aと、蓋受け面251から+Z方向に延びXZ平面に平行な突当て側面260Bとを有している。
蓋部材220は、Z方向に延びる6つの蓋側面221〜226と、Z方向において筐体210の基部12に対向する対向面227と、Z方向において対向面227の反対側に位置する表面228とを有している。蓋側面221と蓋側面222は、YZ平面に平行であり、X方向において互いに反対側に位置している。また、蓋側面223と蓋側面224とは、XZ平面に平行であり、Y方向において互いに反対側に位置している。また、蓋側面225は、YZ平面に平行であり、X方向において蓋側面222の反対側に位置している。さらに、蓋側面226は、XZ平面に平行であり、Y方向において蓋側面224の反対側に位置している。このように、本実施形態における蓋部材220は、矩形板状の部材から筐体210の突当て部260に対応する矩形状の部分を切り欠いた形状を有している。
本実施形態においても、筐体210の側壁231〜234と蓋部材220との間の全周にわたって樹脂70が配置されている。より具体的には、突当て部260の突当て側面260Aと蓋部材220の蓋側面221との間、側壁233の蓋受け面253と蓋部材220の対向面227との間、側壁232の蓋受け面252と蓋部材220の対向面227との間、側壁234の蓋受け面254と蓋部材220の対向面227との間、側壁231の蓋受け面251と蓋部材220の対向面227との間、突当て部260の突当て側面260Bと蓋部材220の蓋側面223との間に樹脂70が連続的に設けられている。このように、筐体210の側壁231〜234と蓋部材220との間の全周にわたって樹脂70が配置されているので、樹脂70によってレーザモジュール内の収容空間を封止して防湿することができる。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、突当て部260を通るXZ断面について考えると、突当て部260の突当て側面260Aと蓋部材220の蓋側面221とが樹脂70を介して互いに対向しており、側壁233,232の蓋受け面253,252と蓋部材220の対向面227とが樹脂70を介して互いに対向している。そして、蓋部材220の蓋側面221と反対側の蓋側面222は外部に露出している。すなわち、X方向については、蓋部材220の片側(蓋側面221側)にのみ樹脂70が設けられ、反対側の蓋側面222は外部に露出しているため、突当て部260の突当て側面260Aと蓋部材220の蓋側面221との間の樹脂70はX方向に拘束を受けずに変形することができる。したがって、突当て部260の突当て側面260Aと蓋部材220の蓋側面221との間の樹脂70がX方向に膨張収縮した際に、樹脂70の変形が筐体210に与える影響を小さくすることができ、筐体210の変形を防止することができる。この結果、筐体210の内部の収容空間Sに収容された光学部品の光学特性が悪化してしまうことを防止することができる。このような効果は、突当て部260を通るYZ断面についても同様に得られる。
このような構成のレーザモジュールを製造する際には、図13において網掛けで示す樹脂塗布部分(側壁231の蓋受け面251、突当て部260の突当て側面260B,260A、側壁233の蓋受け面253、側壁232の蓋受け面252、側壁234の蓋受け面254)に樹脂70を塗布する。樹脂70としては、第1及び第3の実施形態と同様に紫外線硬化型樹脂を用いることができる。
そして、蓋部材220の対向面227を筐体210の基部12に対向させた状態で、蓋部材220を突当て部260の突当て側面260Aに向かって突き当てるとともに、蓋部材220を突当て部260の突当て側面260Bに向かって突き当てる。これにより、蓋部材220の蓋側面221,223をそれぞれ突当て側面260A,260Bに塗布された樹脂70に接触させる。また、蓋部材220を側壁231〜234の蓋受け面251〜254に向かって押し当てることにより、蓋部材220の対向面227を側壁231〜234の蓋受け面251〜254に塗布された樹脂70に接触させる。
このとき、蓋部材220を突当て部260の突当て側面260Aに向かって突き当てることにより、蓋部材220のX方向の位置決めをすることができる。また、蓋部材220を突当て部260の突当て側面260Bに向かって突き当てることによりY方向の位置決めをすることができる。このように、本実施形態では、蓋部材220をXY平面内で正確に位置決めすることが可能である。
この状態で、紫外線照射装置(UV炉)などを用いて樹脂70に対して紫外線をあらゆる方向から照射する。このとき、側壁231〜234と蓋部材220との間の樹脂70は、外部に露出している部分からYZ平面、XZ平面、又はXY平面のいずれかに沿って延びているため、YZ平面、XZ平面、又はXY平面のいずれかに沿って照射される紫外線により硬化させることができる。したがって、側壁231〜234と蓋部材220との間に存在するすべての樹脂70に対して外部から紫外線を照射して樹脂70を硬化させることが可能である。
上述の第1の実施形態では、蓋部材20のZ方向の厚さが均一であったが、レーザモジュール1を軽量化するために、蓋部材20のZ方向の厚さを部分的に薄くすることもできる。例えば、図14に示すように、蓋部材20の蓋側面22の厚さを反対側の蓋側面21の厚さより小さくし、同様に、蓋側面24の厚さを反対側の蓋側面23の厚さよりも小さくしてもよい。図6〜図14に示す実施形態においても、樹脂70が塗布されない蓋側面の厚さをその反対側の蓋側面の厚さよりも小さくして、レーザモジュールの軽量化を図ることができる。
また、上述した実施形態では、筐体の基部と側壁とが一体となっている例を図示しているが、基部と側壁とを別個の部材により構成して筐体を形成してもよい。
上述した実施形態では、樹脂70が筐体の側壁と蓋部材との間の全周にわたって形成されている例を説明したが、筐体の側壁と蓋部材との間の全周を樹脂70によって封止する必要は必ずしもない。また、他の固定手段と樹脂70とを併用することで側壁と蓋部材とを固定することも可能である。
上述した実施形態では、2つ以上の突当て側面を形成した例を説明したが、突当て側面を1つだけ形成してもよい。ただし、平面内での正確な位置決めを実現するためには、突当て側面の数を2つ以上とし、2以上の方向で蓋部材の位置決めを行うことが好ましい。
上述の実施形態では、光学部品として半導体レーザ素子を用いたレーザモジュールを例として説明したが、これに限られるものではない。例えば、光学部品としてフォトダイオードを用い、外部からの光を受光してこれを電気に変換する光受信器モジュールにも本発明を適用することができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 レーザモジュール(光モジュール)
10 筐体
12 基部
20 蓋部材
21 蓋側面(第1の蓋側面)
22 蓋側面(第2の蓋側面)
23 蓋側面(第3の蓋側面)
24 蓋側面(第4の蓋側面)
25 対向面
31 側壁(第1の側壁)
32 側壁(第2の側壁)
33 側壁(第3の側壁)
34 側壁(第4の側壁)
40 半導体レーザ素子
41,42 レンズ
44 フェルール固定部
45 フェルール
46 光ファイバ
51〜54 蓋受け面
61〜64 突当て部
61A,63A 突当て側面
70 樹脂
101 レーザモジュール
110 筐体
120 蓋部材
121〜128 蓋側面
129 対向面
131〜134 側壁
151〜154 蓋受け面
161,163 突当て部
161A,161B,163A,163B 突当て側面
210 筐体
220 蓋部材
221〜226 蓋側面
227 対向面
231〜234 側壁
251〜254 蓋受け面
260 突当て部
260A,260B 突当て側面
310 筐体
331〜334 隅対向部
C1〜C4 隅部
S 収容空間
本発明によれば、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持できる光モジュールが提供される。この光モジュールは、光学部品と、上記光学部品が搭載される基部と、上記基部を囲むように上記基部から高さ方向に延びる側壁とを含む筐体と、上記筐体とともに上記光学部品を収容する収容空間を規定する蓋部材と、上記筐体と上記蓋部材とを固定するための樹脂とを備える。上記蓋部材は、上記高さ方向において上記筐体の上記基部に対向する対向面と、上記高さ方向に延びる第1の蓋側面と、上記高さ方向に延び、上記第1の蓋側面の反対側に位置する第2の蓋側面とを有する。上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第1の側壁と、上記第1の側壁に対向する第2の側壁とを含む。上記第2の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有する。上記高さ方向に垂直な第1の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面における上記光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面と上記蓋部材の上記第1の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、上記蓋部材の上記第2の蓋側面は外部に露出し、上記第2の側壁の上記蓋受け面と上記蓋部材の上記対向面とが互いに対向する
本発明の第1の態様によれば、上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面の全長にわたって該突当て側面と上記蓋部材の上記第1の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、該第1の蓋側面の反対側に位置する上記第2の蓋側面の全長にわたって上記第2の蓋側面が外部に露出する。この場合には、筐体の変形を防止する効果が第1の側壁の全長にわたって得られる。
本発明の第2の態様によれば、上記蓋部材は、上記高さ方向に延びる第3の蓋側面と、上記高さ方向に延び、上記第3の蓋側面の反対側に位置する第4の蓋側面とをさらに有する。この場合において、上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第3の側壁と、上記第3の側壁に対向する第4の側壁とをさらに含。上記第4の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有する。上記高さ方向に垂直な第2の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面における上記光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面と上記蓋部材の上記第3の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、上記蓋部材の上記第4の蓋側面は外部に露出し、上記第4の側壁の上記蓋受け面と上記蓋部材の上記対向面とが互いに対向する
上記第3の側壁の上記突当て部の上記突当て側面の全長にわたって該突当て側面と上記蓋部材の上記第3の蓋側面とが上記樹脂を介して互いに対向し、該第3の蓋側面の反対側に位置する上記第4の蓋側面の全長にわたって上記第4の蓋側面が外部に露出する。この場合には、筐体の変形を防止する効果が第3の側壁の全長にわたって得られる。
また、本発明の第3の態様によれば、上記蓋部材の上記第2の蓋側面の上記高さ方向に沿った厚さは、上記第1の蓋側面の上記高さ方向に沿った厚さよりも小さい。このように、蓋部材の高さ方向の厚さを部分的に薄くすることで、光モジュールの軽量化を図ることができる。
本発明の第4の態様によれば、上記樹脂が紫外線硬化型樹脂である。
本発明の第の態様によれば、蓋部材を正確に位置決めするとともに、収容空間に収容された光学部品の光学特性を維持することができる光モジュールの製造方法が提供される。この方法においては、対向面と、上記対向面に垂直な第1の蓋側面と、上記対向面に垂直で上記第1の蓋側面の反対側に位置する第2の蓋側面とを含む蓋部材を用意する。基部と、上記基部を囲むように上記基部から高さ方向に延びる側壁とを含む筐体を用意する。上記側壁は、上記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第1の側壁と、上記第1の側壁に対向する第2の側壁とを含む。上記第2の側壁は、上記蓋部材を受ける蓋受け面を有する。上記筐体の上記基部に光学部品を搭載する。上記高さ方向に垂直な第1の方向及び上記高さ方向の双方に平行な平面による上記筐体の断面のうち少なくとも1つの断面における上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面を含む上記筐体の樹脂塗布部分に樹脂を塗布する。上記光学部品が搭載された上記基部に上記蓋部材の上記対向面を対向させた状態で、上記蓋部材を上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に向かって突き当てて上記蓋部材の上記第1の蓋側面を上記突当て側面に塗布された上記樹脂に接触させるとともに、上記蓋部材を上記第2の側壁の上記蓋受け面に向かって突き当てる。上記第1の側壁の上記突当て部の上記突当て側面に塗布された上記樹脂に上記蓋部材の上記第1の蓋側面を接触させた状態で、上記樹脂を硬化させる。上記樹脂として紫外線硬化型樹脂を用い、上記樹脂を硬化させる際に、上記樹脂に紫外線を照射することにより上記樹脂を硬化させる。

Claims (12)

  1. 光学部品と、前記光学部品が搭載される基部と、前記基部を囲むように前記基部から高さ方向に延びる側壁とを含む筐体と、前記筐体とともに前記光学部品を収容する収容空間を規定する蓋部材と、前記筐体と前記蓋部材とを固定するための樹脂とを備える光モジュールであって、
    前記蓋部材は、
    前記高さ方向において前記筐体の前記基部に対向する対向面と、
    前記高さ方向に延びる第1の蓋側面と、
    前記高さ方向に延び、前記第1の蓋側面の反対側に位置する第2の蓋側面と
    を有し、
    前記側壁は、
    前記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第1の側壁と、
    前記第1の側壁に対向する第2の側壁であって、前記蓋部材を受ける蓋受け面を有する第2の側壁と
    を含み、
    前記高さ方向に垂直な第1の方向及び前記高さ方向の双方に平行な平面における前記光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、前記第1の側壁の前記突当て部の前記突当て側面と前記蓋部材の前記第1の蓋側面とが前記樹脂を介して互いに対向し、前記蓋部材の前記第2の蓋側面は外部に露出し、前記第2の側壁の前記蓋受け面と前記蓋部材の前記対向面とが互いに対向する、
    光モジュール。
  2. 前記第1の側壁の前記突当て部の前記突当て側面の全長にわたって該突当て側面と前記蓋部材の前記第1の蓋側面とが前記樹脂を介して互いに対向し、該第1の蓋側面の反対側に位置する前記第2の蓋側面の全長にわたって前記第2の蓋側面が外部に露出する、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記蓋部材は、
    前記高さ方向に延びる第3の蓋側面と、
    前記高さ方向に延び、前記第3の蓋側面の反対側に位置する第4の蓋側面と
    をさらに有し、
    前記側壁は、
    前記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第3の側壁と、
    前記第3の側壁に対向する第4の側壁であって、前記蓋部材を受ける蓋受け面を有する第4の側壁と
    をさらに含み、
    前記高さ方向に垂直な第2の方向及び前記高さ方向の双方に平行な平面における前記光モジュールの断面のうち少なくとも1つの断面において、前記第3の側壁の前記突当て部の前記突当て側面と前記蓋部材の前記第3の蓋側面とが前記樹脂を介して互いに対向し、前記蓋部材の前記第4の蓋側面は外部に露出し、前記第4の側壁の前記蓋受け面と前記蓋部材の前記対向面とが介して互いに対向する、
    請求項1又は2に記載の光モジュール。
  4. 前記第3の側壁の前記突当て部の前記突当て側面の全長にわたって該突当て側面と前記蓋部材の前記第3の蓋側面と前記樹脂を介して互いに対向し、該第3の蓋側面の反対側に位置する前記第4の蓋側面の全長にわたって前記第4の蓋側面が外部に露出する、請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記第1の側壁と前記第3の側壁とは互いに隣接する、請求項3又は4に記載の光モジュール。
  6. 前記第1の側壁の前記突当て部は、前記第1の側壁と前記第3の側壁との接続部から前記第1の側壁に沿って延び、
    前記第3の側壁の前記突当て部は、前記接続部から前記第3の側壁に沿って延びる、
    請求項5に記載の光モジュール。
  7. 前記筐体は、前記蓋部材の少なくとも1つの隅部に対向する隅対向部をさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の光モジュール。
  8. 前記蓋部材の前記第2の蓋側面の前記高さ方向に沿った厚さは、前記第1の蓋側面の前記高さ方向に沿った厚さよりも小さい、請求項1から7のいずれか一項に記載の光モジュール。
  9. 前記樹脂は紫外線硬化型樹脂である、請求項1から8のいずれか一項に記載の光モジュール。
  10. 対向面と、前記対向面に垂直な第1の蓋側面と、前記対向面に垂直で前記第1の蓋側面の反対側に位置する第2の蓋側面とを含む蓋部材を用意し、
    基部と、前記基部を囲むように前記基部から高さ方向に延びる側壁とを含む筐体を用意し、
    前記側壁は、前記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第1の側壁と、前記第1の側壁に対向する第2の側壁であって、前記蓋部材を受ける蓋受け面を有する第2の側壁とを含み、
    前記筐体の前記基部に光学部品を搭載し、
    前記高さ方向に垂直な第1の方向及び前記高さ方向の双方に平行な平面における前記筐体の断面のうち少なくとも1つの断面における前記第1の側壁の前記突当て部の前記突当て側面を含む前記筐体の樹脂塗布部分に樹脂を塗布し、
    前記光学部品が搭載された前記基部に前記蓋部材の前記対向面を対向させた状態で、前記蓋部材を前記第1の側壁の前記突当て部の前記突当て側面に向かって突き当てて前記蓋部材の前記第1の蓋側面を前記突当て側面に塗布された前記樹脂に接触させるとともに、前記蓋部材を前記第2の側壁の前記蓋受け面に向かって突き当て、
    前記第1の側壁の前記突当て部の前記突当て側面に塗布された前記樹脂に前記蓋部材の前記第1の蓋側面を接触させた状態で、前記樹脂を硬化させる、
    光モジュールの製造方法。
  11. 前記蓋部材は、
    前記高さ方向に延びる第3の蓋側面と、
    前記高さ方向に延び、前記第3の蓋側面の反対側に位置する第4の蓋側面と
    をさらに有し、
    前記側壁は、
    前記高さ方向に延びる突当て側面を有する突当て部を備える第3の側壁と、
    前記第3の側壁に対向する第4の側壁であって、前記蓋部材を受ける蓋受け面を有する第4の側壁と
    をさらに含み、
    前記樹脂塗布部分は、前記高さ方向に垂直な第2の方向及び前記高さ方向の双方に平行な平面における前記筐体の断面のうち少なくとも1つの断面における前記第3の側壁の前記突当て部の前記突当て側面をさらに含み、
    前記蓋部材を前記第1の側壁の前記突当て部の前記突当て側面に向かって突き当てるとともに、前記蓋部材を前記第2の側壁の前記蓋受け面に向かって突き当てる際に、前記蓋部材を前記第3の側壁の前記突当て部の前記突当て側面に向かって突き当てて前記蓋部材の前記第3の蓋側面を前記突当て側面に塗布された前記樹脂に接触させるとともに、前記蓋部材を前記第4の側壁の前記蓋受け面に向かって突き当て、
    前記樹脂を硬化させる際に、前記第3の側壁の前記突当て部の前記突当て側面に塗布された前記樹脂に前記蓋部材の前記第3の蓋側面を接触させる、
    請求項10に記載の光モジュールの製造方法。
  12. 前記樹脂として紫外線硬化型樹脂を用い、
    前記樹脂を硬化させる際に、前記樹脂に紫外線を照射することにより前記樹脂を硬化させる、
    請求項10又は11に記載の光モジュールの製造方法。
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