JP2019014582A - 警報システム - Google Patents

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【課題】エレベーターの保守員に対して必要な警報を適切なタイミングで行うことができる警報システムを提供する。【解決手段】警報システムは、センサ4、センサ2、センサ3、検出部6、検出部7、判定部8、報知器11、及び警報制御部9を備える。センサ4は、保守員に携帯される。センサ2は、乗場に設置される。センサ3は、移動体に設置される。判定部8は、検出部6が検出した差及び検出部7が検出した差に基づいて、特定の事象が発生したか否かを判定する。警報制御部9は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、報知器11から警報を行う。【選択図】図1

Description

この発明は、エレベーターの保守員に対して警報を行うための警報システムに関する。
特許文献1に、エレベーターの保守員に対して警報を行うためのシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムでは、例えば、かごの下に発信器が設けられる。ピットにいる保守員は、告知器を携帯する。発信器と警告器との距離が基準距離以下になると、告知器から衝突注意の告知が行われる。
特開2005−132543号公報
特許文献1に記載されたシステムでは、発信器と告知器との距離のみに基づいて衝突注意の告知が行われる。例えば、かごが最下階の乗場に停止している時に、ピットにいる保守員がはしごで上方に移動すると、告知器から衝突注意の告知が行われる。このため、無駄な告知が行われるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、エレベーターの保守員に対して必要な警報を適切なタイミングで行うことができる警報システムを提供することである。
この発明に係る警報システムは、エレベーターの保守員に携帯される、位置を検出するための第1センサと、エレベーターの乗場に設置される、位置を検出するための第2センサと、エレベーターの移動体に設置される、位置を検出するための第3センサと、第2センサによって検出された位置と第3センサによって検出された位置との差を検出する第1検出手段と、第2センサによって検出された位置と第1センサによって検出された位置との差を検出する第2検出手段と、第1検出手段によって検出された差及び第2検出手段によって検出された差に基づいて、警報を行うことが必要な特定の事象が発生したか否かを判定する判定手段と、報知器と、特定の事象が発生したと判定手段によって判定された場合に、報知器から警報を行う警報制御手段と、を備える。
この発明に係る警報システムは、エレベーターの保守員に携帯される、位置を検出するための第1センサと、エレベーターの乗場に設置される、位置を検出するための第2センサと、エレベーターのかごに設置される、位置を検出するための第3センサと、第2センサによって検出された位置と第3センサによって検出された位置との差を検出する第1検出手段と、かごの直上の天井位置と第1センサによって検出された位置との差を検出する第2検出手段と、保守員がかごの上にいる場合に、第1検出手段によって検出された差が時間とともに小さくなり、且つ第2検出手段によって検出された差が第3基準値より小さくなると、警報を行うことが必要な特定の事象が発生したと判定する判定手段と、報知器と、特定の事象が発生したと判定手段によって判定された場合に、報知器から警報を行う警報制御手段と、を備える。
この発明に係る警報システムであれば、エレベーターの保守員に対して必要な警報を適切なタイミングで行うことができる。
この発明の実施の形態1における警報システムの例を示す図である。 エレベーターの保守員が昇降路のピットで保守作業を行う例を説明するための図である。 エレベーターの保守員が昇降路のピットで保守作業を行う例を説明するための図である。 エレベーターの保守員が乗場からかごの上に移動する例を説明するための図である。 エレベーターの保守員が乗場からかごの上に移動する例を説明するための図である。 エレベーターの保守員が乗場からかごの上に移動する例を説明するための図である。 エレベーターの保守員がかごの上で保守作業を行う例を説明するための図である。 エレベーターの保守員がかごの上で保守作業を行う例を説明するための図である。 携帯端末が備えるハードウェア要素の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における警報システムの例を示す図である。図1に示す警報システムは、例えば携帯端末1を備える。携帯端末1は、エレベーターの保守員が携帯する端末である。保守員は、エレベーターの保守作業を行う時に携帯端末1を携帯する。
警報システムは、センサ2、及びセンサ3を更に備える。センサ2は、自機の位置を検出する。センサ2は、検出した位置の情報を携帯端末1に送信する。センサ2は、エレベーターの乗場に設置するための可搬型のセンサである。センサ2は、例えばエレベーターの保守作業が行われる時に乗場に設置される。エレベーターの保守作業が終わると、センサ2は、保守員によって回収される。
センサ3は、自機の位置を検出する。センサ3は、検出した位置の情報を携帯端末1に送信する。センサ3は、エレベーターの移動体に設置するための可搬型のセンサである。センサ3は、例えばエレベーターの保守作業が行われる時にかごに設置される。エレベーターの保守作業が終わると、センサ3は、保守員によって回収される。
携帯端末1は、例えばセンサ4、受信部5、検出部6、検出部7、判定部8、警報制御部9、送信部10、及び報知器11を備える。
センサ4は、自機の位置、即ち携帯端末1の位置を検出する。センサ4は、保守員に携帯されるセンサの一例である。
受信部5は、外部の機器から情報を受信する。例えば、センサ2から送信された位置の情報は、受信部5によって受信される。センサ3から送信された位置の情報は、受信部5によって受信される。
検出部6は、センサ3が設置された移動体の、乗場に対する相対位置を検出する。移動体は、エレベーターのかごである。移動体は、エレベーターのつり合いおもりでも良い。例えば、検出部6は、センサ2が検出した位置とセンサ3が検出した位置との差を検出する。
検出部7は、センサ4を携帯する保守員の、乗場に対する相対位置を検出する。例えば、検出部7は、センサ2が検出した位置とセンサ4が検出した位置との差を検出する。他の例として、検出部7は、昇降路の天井の位置とセンサ4が検出した位置との差を検出する。
判定部8は、保守員に対して警報を行うことが必要な特定の事象が発生したか否かを判定する。判定部8は、センサ2が検出した位置、センサ3が検出した位置、及びセンサ4が検出した位置に基づいて、上記判定を行う。具体的に、判定部8は、検出部6が検出した差、及び検出部7が検出した差に基づいて、特定の事象が発生したか否かを判定する。
警報制御部9は、報知器11を制御する。警報制御部9は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、報知器11から警報を行う。報知器11は、例えばブザーである。警報制御部9は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、ブザーを鳴動させる。
送信部10は、外部の機器に情報を送信する。例えば、送信部10は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、特定の事象を解消させるための動作指令を送信する。
次に、図2から図8も参照し、本報知システムの具体的な動作について説明する。
図2及び図3は、エレベーターの保守員が昇降路12のピットで保守作業を行う例を説明するための図である。保守員は、昇降路12のピットで保守作業を行う場合、ピットに入る前に、最下階の乗場13aにセンサ2を設置する。センサ2が検出した位置の情報は、携帯端末1に送信される。なお、乗場13aに設置されたセンサ2の位置は、保守員がピットで作業を行っている間は動かない。センサ2が検出した位置の情報は、携帯端末1において位置の基準を示す情報として利用される。
また、保守員は、昇降路12のピットに入る前に、エレベーターのかご14にセンサ3を設置する。図2及び図3は、かご14の内部にセンサ3が設置される例を示す。センサ3は、かご14の下部に設置されても良い。センサ3が検出した位置の情報は、携帯端末1に送信される。
保守員は、携帯端末1を携帯して昇降路12のピットに入る。携帯端末1は、ピットにおいてセンサ2から位置の情報を受信する。携帯端末1は、ピットにおいてセンサ3から位置の情報を受信する。保守員がピットに入ると、携帯端末1では、検出部6が、センサ2によって検出された位置とセンサ3によって検出された位置との差を検出する。例えば、検出部6は、図2に示す距離z1を検出する。
また、保守員がピットに入ると、検出部7が、センサ2によって検出された位置とセンサ4によって検出された位置との差を検出する。例えば、検出部7は、図2に示す距離z2を検出する。
判定部8は、保守員がピットにいる場合は、例えば下降してくるかご14に保守員が接触する恐れがある事象を特定の事象として判定する。例えば、判定部8は、表1の条件が成立する場合に特定の事象が発生したと判定する。即ち、判定部8は、検出部6が検出した差が時間とともに大きくなり、且つ検出部7が検出した差と検出部6が検出した差との差が第1基準値より小さくなると、特定の事象が発生したと判定する。図3は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定される状態の一例を示す。
Figure 2019014582
表1に示す例では、第1基準値は50cmである。第1基準値は、携帯端末1に予め記憶される。特定の事象が発生したと判定部8が判定するための条件は、表1に示す条件に限定されない。例えば、第1基準値は、50cmより大きな値でも良い。第1基準値は、50cmより小さな値でも良い。第1基準値は、保守員が携帯端末1を携帯する位置に応じて設定されても良い。
警報制御部9は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、報知器11から警報を行う。また、送信部10は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、かご14を制御する制御装置に停止指令を送信する。制御装置では、携帯端末1から停止指令を受信すると、かご14を停止させる。これにより、かご14が保守員に接触することが回避される。
図4から図6は、エレベーターの保守員が乗場13bからかご14の上に移動する例を説明するための図である。保守員は、かご14の上に移動する前に、かご14にセンサ3を設置する。例えば、センサ3は、かご14の内部に設置される。センサ3が検出した位置の情報は、携帯端末1に送信される。
また、保守員は、かご14の上に移動する前に、自分がいる乗場13bにセンサ2を設置する。センサ2が検出した位置の情報は、携帯端末1に送信される。センサ2が検出した位置の情報は、携帯端末1において位置の基準を示す情報として利用される。
保守員は、かご14の上に移動する際に携帯端末1を携帯する。保守員は、例えば乗場13bからかご14の上に乗り込む。携帯端末1は、乗場13bにおいてセンサ2から位置の情報を受信する。携帯端末1は、乗場13bにおいてセンサ3から位置の情報を受信する。保守員が乗場13bにいる時に、携帯端末1では、検出部6が、センサ2によって検出された位置とセンサ3によって検出された位置との差を検出する。例えば、検出部6は、図4に示すz1を検出する。
また、保守員が乗場13bにいる時に、検出部7が、センサ2によって検出された位置とセンサ4によって検出された位置との差を検出する。例えば、検出部7は、図4に示す距離z2を検出する。
判定部8は、保守員が乗場13bにいる場合は、例えば乗場13bとかご14との間に大きな段差が形成される事象を特定の事象として判定する。例えば、判定部8は、表2の条件が成立する場合に特定の事象が発生したと判定する。即ち、判定部8は、検出部6が検出した差が時間とともに大きくなり、且つ検出部6が検出した差と検出部7が検出した差との差が第2基準値より大きくなると、特定の事象が発生したと判定する。図5は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定される状態の一例を示す。
Figure 2019014582
表2に示す例では、第2基準値は100cmである。第2基準値は、携帯端末1に予め記憶される。特定の事象が発生したと判定部8が判定するための条件は、表2に示す条件に限定されない。表2に示す例では、センサ3がかご14の内部に設置されることを想定して、第2基準値が100cmに設定されている。センサ3がかご14の上部に設置される場合は、第2基準値は、例えば10cmに設定される。第2基準値は0cmに設定されても良い。
警報制御部9は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、報知器11から警報を行う。これにより、現在のかご14の位置がかご14の上に乗り込むのに適していないことを保守員に知らせることができる。
図6は、かご14が乗場13bから離れるように上方に移動する例を示す。図6に示す例でも、表2の条件が成立すると、特定の事象が発生したことが判定部8によって判定される。このため、保守員に対する警報が報知器11から行われる。
図7及び図8は、エレベーターの保守員がかご14の上で保守作業を行う例を説明するための図である。保守員は、かご14の上で保守作業を行う場合、かご14の上に乗る前に、最上階の乗場13cにセンサ2を設置する。センサ2が検出した位置の情報は、携帯端末1に送信される。センサ2が検出した位置の情報は、携帯端末1において位置の基準を示す情報として利用される。
また、保守員は、かご14の上に乗る前に、かご14にセンサ3を設置する。センサ3が検出した位置の情報は、携帯端末1に送信される。
保守員は、携帯端末1を携帯してかご14の上に乗る。携帯端末1は、かご14の上においてセンサ2から位置の情報を受信する。携帯端末1は、かご14の上においてセンサ3から位置の情報を受信する。保守員がかご14の上に乗ると、携帯端末1では、検出部6が、センサ2によって検出された位置とセンサ3によって検出された位置との差を検出する。例えば、検出部6は、図7に示す距離z1を検出する。
また、保守員がかご14の上に乗ると、検出部7が、かご14の直上の天井15の位置とセンサ4によって検出された位置との差を検出する。例えば、検出部7は、図7に示す距離z4を検出する。なお、天井15の位置とは、かご14の上にいる保守員が最初に接触し得るものの位置である。例えば、昇降路12の天井面から機器が下方に突出していれば、かご14の直上の天井15の位置とは、その突出した機器の下端の位置である。
天井15の位置は、変化しない。天井15の位置は、携帯端末1に予め登録されても良い。また、最上階の乗場13cから天井15までの距離z5は、変化しない。距離z5を予め携帯端末1に登録しておき、センサ2によって検出された位置を用いて距離z4を検出しても良い。
判定部8は、保守員がかご14の上にいる場合は、例えばかご14が上昇することによって保守員が天井15に接触する恐れがある事象を特定の事象として判定する。例えば、判定部8は、表3の条件が成立する場合に特定の事象が発生したと判定する。即ち、判定部8は、検出部6が検出した差が時間とともに小さくなり、且つ検出部7が検出した差が第3基準値より小さくなると、特定の事象が発生したと判定する。図8は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定される状態の一例を示す。
Figure 2019014582
表3に示す例では、第3基準値は50cmである。第3基準値は、携帯端末1に予め記憶される。特定の事象が発生したと判定部8が判定するための条件は、表3に示す条件に限定されない。例えば、第3基準値は、50cmより大きな値でも良い。第3基準値は、50cmより小さな値でも良い。第3基準値は、保守員が携帯端末1を携帯する位置に応じて設定されても良い。
警報制御部9は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、報知器11から警報を行う。また、送信部10は、特定の事象が発生したと判定部8によって判定されると、かご14を制御する制御装置に停止指令を送信する。制御装置では、携帯端末1から停止指令を受信すると、かご14を停止させる。これにより、保守員が天井15に接触することが回避される。
本実施の形態に示す例では、センサ2が検出した位置、センサ3が検出した位置、及びセンサ4が検出した位置に基づいて、警報を行うことが必要な特定の事象が発生したか否かが判定される。そして、特定の事象が発生したと判定されると、報知器11から警報が行われる。本実施の形態に示す例であれば、エレベーターの保守員に対して必要な警報を適切なタイミングで行うことができる。
携帯端末1は、保守員が情報を入力するための入力装置を更に備えても良い。例えば、保守員は、入力装置から自分がいる場所を入力する。保守員がピットにいる旨の情報が入力装置から入力されると、検出部7は、センサ2が検出した位置とセンサ4が検出した位置との差を検出する。判定部8は、下降してくるかご14に保守員が接触する恐れがある事象を特定の事象として判定する。また、保守員がかご14の上にいる旨の情報が入力装置から入力されると、検出部7は、天井15の位置とセンサ4が検出した位置との差を検出する。判定部8は、かご14が上昇することによって保守員が天井15に接触する恐れがある事象を特定の事象として判定する。また、保守員が特定の乗場にいる旨の情報が入力装置から入力されると、検出部7は、センサ2が検出した位置とセンサ4が検出した位置との差を検出する。判定部8は、その乗場とかご14との間に大きな段差が形成される事象を特定の事象として判定する。
保守員がいる場所の特定は、例えばセンサ4が検出した位置に基づいて行われても良い。
本実施の形態では、携帯端末1がセンサ4を備える例について説明した。センサ4は、携帯端末1とは別の装置として保守員が携帯しても良い。かかる場合、センサ4は、自機の位置を検出すると、検出した位置の情報を携帯端末1に送信する。
本実施の形態では、携帯端末1が報知器11を備える例について説明した。報知器11は、携帯端末1とは別の装置であっても良い。例えば、保守員は、センサ4と報知器11とが一体化された装置を、携帯端末1とは別の装置として携帯しても良い。
本実施の形態では、位置の情報として高さのみを考慮する例について説明した。このため、例えば、検出部6は、センサ2が検出した位置とセンサ3が検出した位置との差を検出する。しかし、これは一例である。位置の情報として、高さに加え、水平面上の座標を考慮しても良い。かかる場合、センサ2が検出した位置とセンサ3が検出した位置とセンサ4が検出した位置とを頂点とする、3次元空間上に形成される三角形に基づいて、各検出及び各判定が行われる。例えば、検出部6は、センサ2が検出した位置とセンサ3が検出した位置との距離を検出しても良い。
符号5〜10に示す各部は、携帯端末1が有する機能を示す。図9は、携帯端末1が備えるハードウェア要素の例を示す図である。携帯端末1は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ16とメモリ17とを含む処理回路18を備える。携帯端末1は、メモリ17に記憶されたプログラムをプロセッサ16によって実行することにより、符号5〜10に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ16は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ或いはDSPともいわれる。メモリ17として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM及びEEPROM等が含まれる。
携帯端末1が有する各機能の一部又は全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。携帯端末1が有する機能を実現する専用ハードウェアとして、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを処理回路18に備えても良い。
1 携帯端末
2〜4 センサ
5 受信部
6、7 検出部
8 判定部
9 警報制御部
10 送信部
11 報知器
12 昇降路
13a〜13c 乗場
14 かご
15 天井
16 プロセッサ
17 メモリ
18 処理回路

Claims (6)

  1. エレベーターの保守員に携帯される、位置を検出するための第1センサと、
    エレベーターの乗場に設置される、位置を検出するための第2センサと、
    エレベーターの移動体に設置される、位置を検出するための第3センサと、
    前記第2センサによって検出された位置と前記第3センサによって検出された位置との差を検出する第1検出手段と、
    前記第2センサによって検出された位置と前記第1センサによって検出された位置との差を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段によって検出された差及び前記第2検出手段によって検出された差に基づいて、警報を行うことが必要な特定の事象が発生したか否かを判定する判定手段と、
    報知器と、
    特定の事象が発生したと前記判定手段によって判定された場合に、前記報知器から警報を行う警報制御手段と、
    を備えた警報システム。
  2. 前記判定手段は、前記保守員が昇降路のピットにいる場合に、前記第1検出手段によって検出された差が時間とともに大きくなり、且つ前記第2検出手段によって検出された差と前記第1検出手段によって検出された差との差が第1基準値より小さくなると、特定の事象が発生したと判定する請求項1に記載の警報システム。
  3. 前記移動体は、エレベーターのかごであり、
    前記判定手段は、前記保守員が前記乗場にいる場合に、前記第1検出手段によって検出された差が時間とともに大きくなり、且つ前記第1検出手段によって検出された差と前記第2検出手段によって検出された差との差が第2基準値より大きくなると、特定の事象が発生したと判定する請求項1に記載の警報システム。
  4. エレベーターの保守員に携帯される、位置を検出するための第1センサと、
    エレベーターの乗場に設置される、位置を検出するための第2センサと、
    エレベーターのかごに設置される、位置を検出するための第3センサと、
    前記第2センサによって検出された位置と前記第3センサによって検出された位置との差を検出する第1検出手段と、
    前記かごの直上の天井位置と前記第1センサによって検出された位置との差を検出する第2検出手段と、
    前記保守員が前記かごの上にいる場合に、前記第1検出手段によって検出された差が時間とともに小さくなり、且つ前記第2検出手段によって検出された差が第3基準値より小さくなると、警報を行うことが必要な特定の事象が発生したと判定する判定手段と、
    報知器と、
    特定の事象が発生したと前記判定手段によって判定された場合に、前記報知器から警報を行う警報制御手段と、
    を備えた警報システム。
  5. 前記保守員が携帯する携帯端末に、前記第1センサ、前記第1検出手段、前記第2検出手段、前記判定手段、前記報知器、及び前記警報制御手段が備えられ、
    前記第2センサは、検出した位置の情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第3センサは、検出した位置の情報を前記携帯端末に送信する請求項1から請求項4の何れか一項に記載の警報システム。
  6. 前記保守員が携帯する携帯端末に、前記第1検出手段、前記第2検出手段、前記判定手段、前記報知器、及び前記警報制御手段が備えられ、
    前記第1センサは、検出した位置の情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第2センサは、検出した位置の情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第3センサは、検出した位置の情報を前記携帯端末に送信する請求項1から請求項4の何れか一項に記載の警報システム。
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