JP2019014523A - シーリングフィルム、シーリングフィルム巻回体、及びシーリングフィルム収納体 - Google Patents
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Abstract
Description
これに対して、粘着剤を使用しないポリオレフィンをベースとしたストレッチフィルムが提案されている(特許文献1)。
[1]
スチレン系エラストマーを含み、
融解熱量(ΔH)が5〜45J/g、少なくとも一方の表面の算術平均粗さ(Ra)が0.7μm以下、厚みが3〜200μmであることを特徴とするシーリングフィルム。
[2]
芯管と、上記芯管に巻き取られた[1]に記載のシーリングフィルムとを備えることを特徴とするシーリングフィルム巻回体。
[3]
[2]に記載のシーリングフィルム巻回体が収納され、
上記シーリングフィルム巻回体から引き出したシーリングフィルムを取り出す取出口を備えることを特徴とするシーリングフィルム収納体。
本実施形態のシーリングフィルムは、培養プレート等に用いられ、特に、ウェルが設けられた培養プレートのウェルの全部または一部を覆うために好適に用いられる。本実施形態のシーリングフィルムは、培養プレート以外にも、細胞培養や検査に用いられる容器(例えば、ディッシュ、フラスコなど)、薬品瓶等に用いることもできる。
本実施形態のシーリングフィルムは、融解熱量(ΔH)が、5〜45J/gであり、好ましくは5〜30J/g、より好ましくは5〜20J/gである。ΔHが5〜45J/gであると、シーリングフィルム中に含まれる樹脂の結晶化度が適度となり、有機溶剤(特に、DMSO、メタノール、エタノール、アセトンの4種の有機溶剤)に対する耐性と容器(特に、ポリスチレン製の容器)に対する密着性とが両立できる。また、低温(−80℃等)での密着性が要求される場合には、ΔHが20J/g以下であることが好ましい。融解熱量は、例えば、シーリングフィルムの樹脂組成、製造時の溶融温度、押出温度、冷却温度等により調整することができる。
なお、融解熱量は、後述の実施例で記載する、JIS K2122に準拠した方法で測定することができる。
本実施形態のシーリングフィルムは、少なくとも一方の表面の算術平均粗さ(Ra)が0.7μm以下であり、0.2μm以下であることが好ましい。算術平均粗さが0.7μm以下であると、容器に対する密着性に優れる。
本実施形態のシーリングフィルムは、一方の表面(特に、容器に接触する側の表面)のRaが上記範囲であることが好ましく、両方の表面のRaが上記範囲であってもよい。本実施形態のシーリングフィルムは、容器への密着性に優れ、且つ、フィルムを巻いて巻回体とする際、フィルム同士のブロッキングが抑制されてロール状に巻く際に皺にならず、更にロール状から当該フィルムを引き出す際にも軽く引き出せるようになる観点から、容器に接触する側の上記一方の表面のRaが0.7μm以下であり、他方の表面のRaが0.7μmより大きい(例えば、0.7μm以上2μm以下)であることが好ましい。
なお、2つの表面の算術平均粗さは、同じであってもよいし異なっていてもよい。また、算術平均粗さ(Ra)は、後述の実施例で記載する、JIS B0601に準拠した方法で測定することができる。
本実施形態のシーリングフィルムは、厚みが3〜200μmであり、好ましくは20〜100μmである。厚みが3〜200μmであると、ハンドリング性が向上し、フィルムが容器の形状に追従しやすくなることで容器への密着性が両立できる。後述する、他の層を積層したフィルムにあっては上記厚みの値はスチレン系エラストマー層の厚みであり、積層フィルム全体の厚みは20〜210μmが好ましい。
本実施形態のシーリングフィルムは、ハンドリング性、容器への密着性の観点から、JIS K6251に準拠して引張速度が500mm/分で測定される破断強度が、8〜25MPaであることが好ましく、より好ましくは10〜20MPaである。
また、JIS K6251に準拠して引張速度が500mm/分で測定される破断伸びは500%〜1500%であることが好ましく、より好ましくは700%〜100%である。
本実施形態のシーリングフィルムは、耐溶剤性の観点から、DMSO、メタノール、エタノール及びアセトンに対する各溶出量の全てが、0.2g/m2未満であることが好ましく、より好ましくは0.1g/m2未満である。
なお、上記の溶出量は、後述の実施例に記載の方法により測定することができる。
上記スチレン系エラストマーとしては、例えば、JIS K6200で定義されるスチレン系熱可塑性エラストマーでスチレンと特定のジエンとからなる、少なくとも3ブロックの共重合体であり、かつ、両端の2個のブロック(ハードブロック)はポリスチレンであり、内部ブロック(一つ又は複数のソフトブロック)は、ポリジエン又は水素化ポリジエンからなるものが挙げられる。
具体的にはスチレンとブタジエンとのブロック共重合体(TPS−SBS)、スチレンとブタジエンとのブロック共重合体であって、かつ、cis−1,4−ブタジエン単位及び1,2−ブタジエン単位が混在したソフトブロックを水素化したものであるポリスチレン−ポリ(エチレン−ブチレン)−ポリスチレン(TPS−SEBS)、スチレンとイソプレンとのブロック共重合体のほとんど(例えば、共重合体の全質量に対して、90質量%以上)が1,4−イソプレン単位からなるソフトブロックを水素化したものであるポリスチレン?ポリ(エチレン−プロピレン)−ポリスチレン(TPS−SEPS)、スチレンとイソプレンとのブロック共重合体(SIS)等が挙げられる。
上記スチレン系エラストマーは、1種単独で用いてもよいし、2種以上をブレンドして用いてもよい。
上記他の樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン系共重合体、プロピレン系共重合体、ポリイソプレン、天然ゴム、ポリオレフィン系エラストマー等が挙げられる。
尚、複数種の樹脂が含まれる場合、上記融解熱量(ΔH)はブレンド物における値をいうものとする。
本実施形態のシーリングフィルムの製造方法としては、例えば、上記スチレン系エラストマーを含む原料を、押出機等を用いて、溶融・混練し、T−ダイ等からシート状等に押し出す方法等で製造することができる。
本実施形態のシーリングフィルムにおいて、表面の算術平均粗さを制御する方法としては、例えば、凹凸を有する離型シートと重ね合わせて、凹凸形状を転写させる方法、凹凸を有するローラーに通して凹凸形状を転写させる方法等が挙げられる。
またフィルムの巻き取りには、クッション付き紙管や段差付き紙管等軟質素材を巻き取る際に巻き始めの段差による横筋や皺発生防止を考慮することが好ましい。また発塵防止の観点からは紙製よりもプラスチック製(通称プラコア)を用いた方が良い。
本実施形態のシーリングフィルムの使用方法としては、例えば、複数のウェルを有する培養プレート、培養ディッシュ、培養フラスコ等の容器に内容物を入れ、容器の開口部を覆う方法等が挙げられる。
上記容器は、ポリスチレン製、ポリエステル製(例えば、PET等)、ポリオレフィン製(例えば、PP製等)、ガラス製であることが好ましく、より好ましくはポリスチレン製である。上記容器としては、例えば、細胞及び細胞組織等の培養、凍結保存、検査等に用いられる容器が挙げられる。中でも、本実施形態のシーリングフィルムは、滅菌しやすく、発塵が少ないことから、再生医療用途の容器に用いることが好ましい。特に、シーリングフィルム巻回体において、芯管にプラスチックコアを利用したり、シーリングフィルム収納体において、プラスチックケースを用いたりすることで、一層発塵を抑えることができる。
本実施形態のシーリングフィルムは、例えば、EOGガス滅菌、紫外線滅菌、電子線滅菌、γ線滅菌等による滅菌処理を施してもよい。また、本実施形態のシーリングフィルムは、例えば、実験室内(特に、クリーンベンチ内、ドラフトチャンバー内、クリーンルーム内、バイオセーフティーレベル1以上の実験室内、動物実験室内等)において用いることができる。
本実施形態のシーリングフィルム巻回体は、芯管と、上記芯管に巻き取られた上記シーリングフィルムを備えることが好ましい。
上記芯管としては、例えば、紙製、プラスチック製、金属製等のものを用いることができるが、軽量で発塵が少ないプラスチック製が好ましい。芯管は内部が中空の円筒状物でも、中空でない円柱状物でも構わない。また、芯管の直径に限定はなく、例えば1〜6インチとすることができる。
本実施形態のシーリングフィルム巻回体は、例えば、上記芯管に上記シーリングフィルムを巻き取ることで製造することができる。
本実施形態のシーリングフィルム収納体は、上記シーリングフィルム巻回体を収納し、上記シーリングフィルム巻回体から引き出したシーリングフィルムを取り出す取出口を備えることが好ましい。シーリングフィルム収納体は、例えば、紙製、木製、金属製、樹脂製等の箱等にシーリングフィルム巻回体を収納した収納体であってもよい。
シーリングフィルム巻回体が、収納体内で自由に回転できる構造とすることで、必要量のシーリングフィルムを引き出すことができる。
さらに本実施形態のシーリングフィルム収納体は、芯管から引き出されたシーリングフィルムを切断する手段を備えることができる。これにより引き出した必要量のシーリングフィルムを容易にカットすることができる。切断する手段としては金属製、紙製、プラスチック製等の鋸刃の他に、スライドカッターを用いてもよい。また、切断する手段を設けずに、引き出したシーリングフィルムをはさみなどで切り取ってもよい。
・エラストマー1:スチレン系エラストマーとオレフィン系エラストマーの混合物
三菱化学株式会社製、ゼラス(登録商標)MC719
MFR(230℃;21.2N)=3g/10min、密度=0.89g/cm3、融点=157℃、ΔH=15J/g
・エラストマー2:オレフィン系エラストマー(エチレン・メチルメタクリレート共重合樹脂)
住友化学株式会社製、アクリフト(登録商標)HW303−F
メチルメタクリレート含量=18%、MFR(190℃;21.2N)=7、融点=87℃、ΔH=18J/g
・エラストマー3:スチレン系エラストマー(SEBS)
旭化成株式会社製、タフテック(登録商標)H1221W
MFR(230℃;21.2N)=4.5g/10min、密度=0.89g/cm3、融点=116℃、ΔH=0.5J/g
・エラストマー4:スチレン系エラストマー(SEBS)
旭化成株式会社製、タフテック(登録商標)L521W
MFR(230℃;21.2N)=15g/10min、密度=0.89g/cm3、融点=103℃、ΔH=0.8J/g
・PP:ポリプロピレン樹脂
日本ポリプロ株式会社製、ウィンテック(登録商標)WFX4M
MFR(230℃;21.2N)=7g/10min、密度=0.9g/cm3、融点=125℃、ΔH=72J/g
厚みが75μmで貼り合わせ面にシリコーン加工が施された東レフィルム加工株式会社製ポリエチレンテレフタレートフィルム;セラピール(登録商標)MFA。下記で示す方法で測定したRaは0.019μm。
ポリスチレン製のアズワン社・スチロールシャーレー NH−52型(径52mm、高さ10mm)に水を満たし、その上から、後述の実施例、比較例で得られた各フィルムで上記シャーレ側面下端まで覆って、ひっくり返しても水が漏れないものを「○」(良好)、漏れたものを「×」(不良)とした。
また、容量50mLガラス製の試薬瓶に水を50cc入れて、当該試薬瓶の口を各サンプルフィルムで覆って、ひっくり返しても水が漏れないものを「○」(良好)、漏れたものを「×」(不良)とした。
後述の実施例及び比較例でのフィルムについて、下記の条件で各溶媒への溶出量(g/m2)を測定した。
内容量250mLの共栓付ガラス製フラスコに、ジメチルスルホキシド(DMSO)、メタノール、エタノール及びアセトンの4種類の溶媒を100cc入れたものを準備した。
次に、各サンプルフィルムを20mm×50mmに切り出して重量を精秤し、上記の溶媒の入ったフラスコに入れて、23℃で30分放置した。
その後、各サンプルフィルムを溶媒から取り出して、80℃雰囲気に10分放置して溶媒を揮散させた後、重量を精秤して、溶媒への浸漬前後の重量差から溶出量を求めた(g/m2)。
求めた溶出量が、0.1g/m2未満を「◎」(優れる)、0.1以上0.2g/m2未満を「○」(良好)、0.2以上0.4g/m2以下を「△」(不良)、0.4をg/m2超えたものを「×」(劣る)とした。
後述の実施例及び比較例のシーリングフィルムについて、JIS K2122に準拠して下記の条件で密着層の融解熱量(ΔH)(J/g)を測定した。
・試験片:サンプルフィルムから約5mgを採取・精秤し、測定に用いた。
・測定装置:ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン社製示差走査熱量計DSCQ−100
・測定条件:−60℃から10℃/minで昇温し、180℃にて2分間保持し、10℃/minで−60℃まで冷却した後、再び10℃/minで180℃まで昇温し、その時の融解熱量(J/g)を求めた。
後述の実施例及び比較例のシーリングフィルムについて、JIS B0601に準拠して下記の条件で密着面及び非密着面の算術平均粗さ(Ra)(μm)を測定した。
・測定機:株式会社東京精密計測社製 ACCRETECH SURFCOM 1400D−3DF
・測定環境:20℃±1℃、60%RH
・触針:先端2μm、θ=60°
シリンダー径(D)が90mmでL/D=35の押出機を用いてエラストマー1を熱溶融し、幅1000mmのT−ダイから樹脂温280℃、厚みが50μmになるように押出し、フィルムを得た。フィルムの片面に、表面温度が15℃のキャスティングロールとゴム製バックアップロールとの間で、離型シートを積層させて積層体として引き取った後、離型シートを剥離して巻き取り、厚み50μmの単層のシーリングフィルムを得た(実施例1)。尚、剥離面(容器に接する面)のRaは0.04μm、非剥離面のRaは0.75μmであった。当該フィルムの融解熱量(ΔH)は15J/g、算術平均粗さ(Ra)は0.04μmであった。
また、実施例1で用いたエラストマー1(スチレン系エラストマー)の代わりにエラストマー2(オレフィン系エラストマー)を用いた外は実施例1と同様な操作を繰り返して従来技術のフィルムを得た(比較例1)。当該フィルムの厚みは50μm、融解熱量(ΔH)は18J/g、算術平均粗さ(Ra)は0.04μmであった。
実施例1のシーリングフィルム、オレフィン系エラストマーフィルムである比較例1の従来技術のフィルムと、参考として従来から理化学実験で良く使用されているパラフィン系フィルムであるBEMIS社製PARAFILM(登録商標)(参考例1)、シーリングフィルムの代用品として利用される旭化成社製サランラップ(登録商標)(塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体フィルム)(参考例2)、及びポリエチレン系樹脂フィルムのダイソー社「DAISO VALUE PACK FOOD WRAP」(参考例3)について、密着性及び耐溶剤性を評価した結果をまとめて表1に示す。
それに対して、従来技術のフィルム(比較例1)は、耐溶剤性は良好であるがポリスチレン製容器との密着性に劣っていた。
また、従来から使用されてきたBEMIS社製PARAFILM(登録商標)(参考例1)は耐溶剤性に劣り、旭化成社製サランラップ(登録商標)(参考例2)及びダイソー社「DAISO VALUE PACK FOOD WRAP」(参考例3)もポリスチレン製容器との密着性に劣っていた。
実施例1のエラストマー1を、50重量%のエラストマー3と50重量%のPPとを混合した樹脂組成物に代えたもの(実施例2)、85重量%のエラストマー4と15重量%のPPとを混合した樹脂組成物に代えたもの(実施例3)、100重量%のエラストマー4に代えたもの(比較例2)、75重量%のエラストマー4と25重量%のPPとを混合した樹脂組成物に代えたもの(比較例3)を、実施例1と同様な操作を行って各シーリングフィルムを得た。但し、フィルムの厚みは、実施例2は20μm、実施例3は120μm、比較例5は250μm、比較例6は75μmとした。また比較例6においては、剥離シートをRaが0.75μmのものに変更した。
以上、実施例2、実施例3、比較例2及び比較例3の密着性及び耐溶剤性を評価した。結果を表2にまとめて示す。
実施例3はΔHが7J/gと比較的低い組成の場合であり、この場合は容器への密着性に優れ、ポリスチレン製容器に水を入れ当該シーリングフィルムで覆い、−80℃で3日放置して取り出した直後でもシーリングフィルムが剥がれることはなかった。
一方、比較例3はΔHが1J/gと本発明の範囲外であり、耐溶剤性に劣っていた。
更に、比較例4はRaが0.75μmと本発明の範囲外であり、容器に対する密着性に劣っていた。
Claims (3)
- スチレン系エラストマーを含み、
融解熱量(ΔH)が5〜45J/g、少なくとも一方の表面の算術平均粗さ(Ra)が0.7μm以下、厚みが3〜200μmであることを特徴とするシーリングフィルム。 - 芯管と、前記芯管に巻き取られた請求項1に記載のシーリングフィルムとを備えることを特徴とするシーリングフィルム巻回体。
- 請求項2に記載のシーリングフィルム巻回体が収納され、
前記シーリングフィルム巻回体から引き出したシーリングフィルムを取り出す取出口を備えることを特徴とするシーリングフィルム収納体。
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