JP2019014439A - 船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクカバーとカーゴタンクとの隙間を確保しつつ、カーゴタンクとタンクカバーとの隙間を小さくし、カーゴタンクの容量をなるべく多くする。【解決手段】船舶10Aは、船体11と、船体11の上甲板12から上部20aが突出するように設けられたカーゴタンク20と、カーゴタンク20の上部20aを覆うタンクカバー30と、を備える。タンクカバー30は、カーゴタンク20の側方で、上甲板12から上方に向かって延びる立ち上がり部31と、立ち上がり部31上に設けられて、カーゴタンク20の上部20aを上方から覆う上部カバー部34と、立ち上がり部31においてカーゴタンク20に対向する側とは反対側の外周面31fに沿って水平方向に延びる補強部材35と、を備える。【選択図】図3

Description

この発明は、船舶に関する。
LNG(Liquefied Natural Gas)等の液化ガスを運搬する船舶は、液化ガスを収容するカーゴタンクを備えている。カーゴタンクは、一般に、上部構造よりも船首側の貨物搭載区画(カーゴホールド)に配置されている。カーゴタンクは、その上部を、貨物搭載区画に設けられた上甲板よりも上方に突出させて設けられている。
このような船舶は、カーゴタンクを保護するため、カーゴタンクのうち上甲板よりも上方に突出した部分を覆うタンクカバーを備えている。
例えば特許文献1に開示されたタンクカバーは、上甲板から上方に立ち上がる立ち上がり部と、立ち上がり部上に設けられて、タンクの上部を上方から覆う上部カバー部と、を備えている。このようなタンクカバーは、立ち上がり部の強度を確保するため、立ち上がり部においてカーゴタンク側を向く内面に、水平方向に延びる補強部材を設ける場合がある。
特開2005−96551号公報
ところで、カーゴタンクと、タンクカバーの立ち上がり部との間には、設置工事やメンテナンス作業等を行うため、作業員が立ち入り可能な隙間が設けられている。船体の船幅を変えずに、カーゴタンクの容量をなるべく大きくしようとすると、カーゴタンクとタンクカバーとの隙間が、特に船幅方向において小さくなってしまう。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、カーゴタンクの容量を増大させつつタンクカバーとカーゴタンクとの隙間を確保することができる船舶を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明の第一態様によれば、船舶は、船体と、前記船体の上甲板から上部が突出するように設けられたカーゴタンクと、前記カーゴタンクの前記上部を覆うタンクカバーと、を備える。前記タンクカバーは、前記カーゴタンクの側方で、前記上甲板から上方に向かって延びる立ち上がり部と、前記立ち上がり部上に設けられて、前記カーゴタンクの前記上部を上方から覆う上部カバー部と、前記立ち上がり部において前記カーゴタンク側とは反対側の外面に沿って水平方向に延びる補強部材と、を備える。
このように補強部材を立ち上がり部の外面に設けることで、タンクカバーとカーゴタンクとの間に、補強部材を設けるスペースを確保する必要がなくなる。したがって、タンクカバーとカーゴタンクとの隙間を確保しつつ、カーゴタンクの赤道付近の径寸法を大きくすることができる。
この発明の第二態様によれば、第一態様に係る前記立ち上がり部は、その上部に、前記カーゴタンク側の内面に沿って水平方向に延びる内側補強部材を備えていてもよい。
このように内側補強部材を設けることで、立ち上がり部を補強することができる。また、内側補強部材を立ち上がり部の上部に設けることで、タンクカバーとカーゴタンクとの隙間に立ち入る作業員の邪魔になることを抑制できる。
この発明の第三態様によれば、第二態様に係る前記カーゴタンクは、上下方向に一定の径寸法を有した円筒状部と、前記円筒状部上に設けられ、下方から上方に向かって径寸法が漸次縮小する上部縮径部と、を備え、前記内側補強部材は、前記円筒状部よりも上方に設けられているようにしてもよい。
このように構成することで、内側補強部材は、下方から上方に向かって径方向が漸次縮小する上部縮径部の径方向外側に位置することになる。したがって、上部縮径部は、上方に行くほど円筒状部よりも径寸法が小さくなるので、内側補強部材によって、カーゴタンクの上部縮径部との隙間が狭められてしまうことを抑制できる。
この発明の第四態様によれば、第一から第三態様の何れか一つの態様に係る前記補強部材は、前記立ち上がり部の下端から上方に向かって設定された所定の下部領域に設けられているようにしてもよい。
このように構成することで、上甲板に近い下部領域において、立ち上がり部を有効に補強することができる。
上記船舶によれば、カーゴタンクの容量を増大させつつタンクカバーとカーゴタンクとの隙間を確保することができる。
この発明の第一実施形態における船舶の全体構成を示す側面図である。 上記船舶の全体構成を示す平面図である。 上記船舶に設けられたカーゴタンク及びタンクカバーを船首尾方向から見た半断面図である。 この発明の第二実施形態における船舶のカーゴタンク及びタンクカバーを船首尾方向から見た半断面図である。 上記実施形態の変形例における船舶のカーゴタンク及びタンクカバーを示す側面図である。 上記実施形態の変形例における船舶のカーゴタンク及びタンクカバーを示す平面図である。
以下、この発明の実施形態における船舶を図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
図1は、この発明の実施形態における船舶の全体構成を示す側面図である。図2は、上記船舶の全体構成を示す平面図である。
図1、図2に示すように、この実施形態の船舶10Aは、液化天然ガス(LNG)等の液化ガスを積荷として運搬する。この船舶10Aは、船体11と、上甲板12と、上部構造17と、カーゴタンク20と、タンクカバー30と、を少なくとも備えている。
船体11は、一対の舷側14を有している。船体11は、居住区を有する上部構造17よりも船首11c側の一対の舷側14間に貨物搭載区画(ホールド)15を備えている。
上甲板12は、外部に露出する全通甲板であり、貨物搭載区画15の上方を覆うように設けられている。貨物搭載区画15よりも船尾11d側の上甲板12上に、上述した上部構造17が形成されている。
カーゴタンク20は、例えばアルミニウム合金製で、その内部に、運搬対象である液化ガスを収容する。カーゴタンク20は、貨物搭載区画15内に、船体11の船首11c側と船尾11d側とを結ぶ船首尾方向Daに並んで複数配置されている。各カーゴタンク20は、その上部20aを、船体11の上甲板12よりも上方に突出させて設けられている。
図3は、上記船舶に設けられたカーゴタンク及びタンクカバーを船首尾方向から見た半断面図である。
図3に示すように、各カーゴタンク20は、下部半球状部21と、円筒状部22と、上部非真球形状部(上部縮径部)23と、を備えている。
下部半球状部21は、カーゴタンク20の下部において、一定の曲率半径を有した真球形状とされている。
円筒状部22は、カーゴタンク20の上下方向Dvの中間部に形成され、下部半球状部21の上端から上方に向かって延びている。円筒状部22は、一定の内径を有した円筒状とされている。なおここで、円筒状部22は、下方から上方に向かって内径が漸次増加又は減少する円錐台形状とすることもできる。
上部非真球形状部23は、円筒状部22上、言い換えるとカーゴタンク20の上部20aに形成されている。上部非真球形状部23は、下方から上方に向かって径寸法が漸次縮小している。この実施形態において、上部非真球形状部23は、下方から上方に向かって段階的に曲率半径が大きくなるよう形成されている。すなわち、上部非真球形状部23は、その下方に形成され、曲率半径R1を有した第一湾曲部23aと、第一湾曲部23aの上方に形成され、曲率半径R1よりも大きな曲率半径R2を有した第二湾曲部23bと、を有している。なお、カーゴタンク20は、上記に示した形状に限らない。カーゴタンク20は、上部非真球形状部23を真球状としてもよいし、円筒状部22を有さない球形状とすることも可能である。
ここで、上述したカーゴタンク20の外表面には、外部からの入熱を抑える断熱材(図示無し)が設けられる。
また、カーゴタンク20の頂部20tには、上方に向かって突出するドームトップ25が形成されている。そして、この実施形態で例示するドームトップ25の上部には、径方向外側に拡がる庇部26が一体に設けられている。
タンクカバー30は、カーゴタンク20の上部20aを上方から覆うよう、船体11の上甲板12上に設けられている。タンクカバー30は、立ち上がり部31と、上部カバー部34と、を備えている。
立ち上がり部31は、上甲板12から上方に立ち上がるように形成されている。立ち上がり部31は、上下方向Dvにおいて一定の内径を有した円筒状に形成されている。この立ち上がり部31は、平面視(図2参照)で、カーゴタンク20の径方向外側(側方)に間隔をあけて、カーゴタンク20の全周を取り囲むように形成されている。立ち上がり部31の上端31tは、円筒状部22の上端22tよりも上方に配置されている。
上部カバー部34は、天面部32と、真球形状部33と、を備えている。
天面部32は、カーゴタンク20の頂部20tに対向するように上方に配置されている。天面部32は、水平面内に位置する平面状をなしている。
天面部32の中央部には開口部32hが形成されている。カーゴタンク20の頂部20tに形成されたドームトップ25は、この開口部32hを通して上方に突出している。庇部26は、天面部32に対して上方に間隔をあけて設けられている。この庇部26は、開口部32hの内径よりも大きな外径を有している。
真球形状部33は、立ち上がり部31と天面部32とを接続するよう形成されている。真球形状部33は、一定の曲率半径R4で形成されている。
また、上記タンクカバー30の立ち上がり部31においてカーゴタンク20に対向する側とは反対側の外周面(外面)31fには、上下方向Dvに間隔をあけて複数の補強部材35が設けられている。各補強部材35は、水平方向に延び、タンクカバー30の周方向に連続している。
この実施形態で例示する補強部材35としては、断面L字型をなしたL字状補強部材35Aと、断面T字状をなしたT字状補強部材35Bとがある。ここで、T字状補強部材35Bは、L字状補強部材35Aよりもタンクカバー30の径方向外側に突出し、タンクカバー30を吊り下げる際の吊下具(図示無し)を係止させるために用いることもできる。なお、L字状補強部材35Aと、T字状補強部材35Bの配置は、図3に示す配置に限られない。
したがって、上述した第一実施形態によれば、補強部材35を立ち上がり部31の外周面31fに設けることで、タンクカバー30とカーゴタンク20との間に、補強部材35を設けるスペースを確保する必要がなくなる。その結果、カーゴタンク20の容量を増大させつつタンクカバー30とカーゴタンク20との隙間100Sを確保することができる。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態に対し、内側補強部材36を備えた構成のみが異なるので、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図4は、この発明の第二実施形態における船舶のカーゴタンク及びタンクカバーを船首尾方向から見た半断面図である。
図4に示すように、この実施形態における船舶10Bは、船体11と、カーゴタンク20と、タンクカバー30と、を少なくとも備えている。
タンクカバー30は、カーゴタンク20の上部20aを上方から覆うよう、船体11の上甲板12上に設けられている。タンクカバー30は、立ち上がり部31と、上部カバー部34と、を備えている。
タンクカバー30は、立ち上がり部31において、そのカーゴタンク20に対向する側とは反対側の外周面31fに、複数の補強部材35を備えている。各補強部材35は、上下方向Dvに間隔をあけて配置されるとともに、水平方向に延びてタンクカバー30の周方向に連続している。
また、立ち上がり部31の上部において、カーゴタンク20に対向する側の内周面(内面)31gには、内側補強部材36が設けられている。内側補強部材36は、タンクカバー30内で周方向に連続している。このような内側補強部材36は、円筒状部22よりも上方において、上部非真球形状部23の径方向外側に設けられている。
ここで、内側補強部材36は、作業員が設置作業やメンテナンス作業を行うために行き来する通路や足場として用いることもできる。
前記補強部材35は、内側補強部材36よりも下方に設けられ、立ち上がり部31の下端31bから上方に向かって設定された所定の下部領域Aに設けられている。この下部領域Aは、例えば、高さ方向において、立ち上がり部31の下半分を少なくとも含む領域とすることができる。また、下部領域Aは、船幅方向においてカーゴタンク20と立ち上がり部31とが特に接近している領域とすることもできる。
したがって、上述した第二実施形態の船舶10Bによれば、補強部材35を立ち上がり部31の外周面31fに設けることで、タンクカバー30とカーゴタンク20との間に、補強部材35を設けるスペースを確保する必要がなくなる。そのため、タンクカバー30とカーゴタンク20との隙間100Sを確保しつつ、カーゴタンク20の径寸法を大きくし、カーゴタンク20の容量をなるべく多くすることができる。
また、内側補強部材36を設けることで、立ち上がり部31を補強することができる。さらに、内側補強部材36が立ち上がり部31の上部に設けられることで、タンクカバー30とカーゴタンク20との隙間100Sに立ち入る作業員の邪魔になることを抑制できる。
さらに、内側補強部材36は、円筒状部22よりも上方に設けられている。このようにすることで、内側補強部材36は、下方から上方に向かって径方向が漸次縮小する上部非真球形状部23の径方向外側に位置することになる。そのため、内側補強部材36によって、カーゴタンク20の上部非真球形状部23との隙間100Sが狭まることを抑制できる。また、内側補強部材36を作業員用の通路や足場として用いつつ、立ち上がり部31を補強することができる。そのため、専用の通路や足場を形成する場合と比較して、タンクカバー30の重量増加を抑制できる。
また、補強部材35は、内側補強部材36よりも下方において、立ち上がり部31の下端31bから上方に向かって設定された所定の下部領域Aに設けられている。そのため、上甲板12に近い下部領域Aにおいて、立ち上がり部31を有効に補強することができる。
(実施形態の変形例)
上述した各実施形態では、各カーゴタンク20に、それぞれタンクカバー30を設けるようにしたが、これに限るものではない。
図5は、上記実施形態の変形例における船舶のカーゴタンク及びタンクカバーを示す側面図である。図6は、上記実施形態の変形例における船舶のカーゴタンク及びタンクカバーを示す平面図である。
この図5に示すように、船舶10Cは、船体11と、カーゴタンク20と、タンクカバー30Cと、を少なくとも備えている。
タンクカバー30Cは、カーゴタンク20の上部20aを上方から覆うよう、船体11の上甲板12上に設けられている。タンクカバー30Cは、いわゆる連続タンクカバーであって、船首尾方向Daに沿って連続して延びるように形成され、船首尾方向Daに沿って配置された複数のカーゴタンク20を覆うように配置されている。
タンクカバー30Cは、立ち上がり部31Cと、上部カバー部34Cと、を備えている。
図5、図6に示すように、タンクカバー30Cの立ち上がり部31Cにおいてカーゴタンク20に対向する側とは反対側の外側面(外面)31h(図6参照)には、上下方向Dvに間隔をあけて複数の補強部材35Cが設けられている。各補強部材35Cは、水平方向に延び、船首尾方向Daに連続している。
このような船舶10Cによれば、補強部材35Cを立ち上がり部31Cの外側面31hに設けることで、船首尾方向Daに連続するタンクカバー30Cと各カーゴタンク20との間に、補強部材35Cを設けるスペースを確保する必要がなくなる。したがって、タンクカバー30Cとカーゴタンク20との隙間100Sを確保しつつ、カーゴタンク20の径寸法を大きくし、カーゴタンク20の容量をなるべく多くすることができる。
ところで、上記変形例では、補強部材35Cを立ち上がり部31Cの外側面31hに設けるようにしたが、各カーゴタンク20の船幅方向両側でタンクカバー30Cとカーゴタンク20との隙間100Sが小さい部分においてのみ、補強部材35Cを立ち上がり部31Cの外側面31hに設け、それ以外の部分では、補強部材35Cをタンクカバー30Cの内面に沿って設けるようにしてもよい。
(その他の変形例)
この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述した第一実施形態の立ち上がり部31の外周面31fのうち補強部材35が設けられた部分において、立ち上がり部31の内面にも補強部材を設けることもできる。同様に、第二実施形態の立ち上がり部31Cの外側面31hのうち補強部材35Cが設けられた部分において、立ち上がり部31Cの内面にも補強部材を設けることもできる。これらの場合、立ち上がり部31,31Cの内面に設ける補強部材は、立ち上がり部31の外周面31f、立ち上がり部31Cの外側面31hに設ける補強部材35,35Cよりも、カーゴタンク20側への突出量が小さくなるようにすればよい。これによって、立ち上がり部31,31Cの内面に設けた補強部材による補強効果を得つつ、タンクカバー30,30Cと立ち上がり部31,31Cとの隙間100Sを確保することができる。
10A,10B,10C 船舶
11 船体
11c 船首
11d 船尾
12 上甲板
14 舷側
15 貨物搭載区画
17 上部構造
20 カーゴタンク
20a 上部
20t 頂部
21 下部半球状部
22 円筒状部
22t 上端
23 上部非真球形状部(上部縮径部)
23a 第一湾曲部
23b 第二湾曲部
25 ドームトップ
26 庇部
30,30C タンクカバー
31,31C 立ち上がり部
31b 下端
31f 外周面(外面)
31g 内周面(内面)
31h 外側面(外面)
31t 上端
32 天面部
32h 開口部
33 真球形状部
34,34C 上部カバー部
35,35C 補強部材
35A L字状補強部材
35B T字状補強部材
36 内側補強部材
100S 隙間
A 下部領域
Da 船首尾方向
Dv 上下方向

Claims (4)

  1. 船体と、
    前記船体の上甲板から上部が突出するように設けられたカーゴタンクと、
    前記カーゴタンクの前記上部を覆うタンクカバーと、
    を備え、
    前記タンクカバーは、
    前記カーゴタンクの側方で、前記上甲板から上方に向かって延びる立ち上がり部と、
    前記立ち上がり部上に設けられて、前記カーゴタンクの前記上部を上方から覆う上部カバー部と、
    前記立ち上がり部において前記カーゴタンク側とは反対側の外面に沿って水平方向に延びる補強部材と、
    を備える船舶。
  2. 前記立ち上がり部は、その上部に、前記カーゴタンク側の内面に沿って水平方向に延びる内側補強部材を備える請求項1に記載の船舶。
  3. 前記カーゴタンクは、上下方向に一定の径寸法を有した円筒状部と、前記円筒状部上に設けられ、下方から上方に向かって径寸法が漸次縮小する上部縮径部と、を備え、
    前記内側補強部材は、前記円筒状部よりも上方に設けられている請求項2に記載の船舶。
  4. 前記補強部材は、前記立ち上がり部の下端から上方に向かって設定された所定の下部領域に設けられている請求項1から3の何れか一項に記載の船舶。
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