JP2019011725A - エアクリーナ - Google Patents

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浩司 夏目
Koji Natsume
浩司 夏目
文雄 小倉
Fumio Ogura
文雄 小倉
崇彰 稲森
Takaaki Inamori
崇彰 稲森
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【課題】エアの流量分布のばらつきを抑制すること。【解決手段】エアクリーナ100は、開口部16と、開口部16よりも面積の小さい開口部17とを備え、排出口4に挿通されて流路11とアウトレットパイプ5とに跨って配置されるレデューサ部15を有する。レデューサ部15は、開口部16が排出口4の上流側に位置し、開口部17が排出口4の下流側、かつ、MAFセンサ6の上流側に位置し、レデューサ部15の外周面より外側に外側通路9が形成され、オーバーラップ部10の外周面がアウトレットパイプ5の内周面と略平行となるように、配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の内燃機関に供給されるエアを清浄するエアクリーナに関する。
従来、車両の内燃機関の吸気系統に備えられる装置として、車外から取り込まれたエアに含まれる微細な異物(例えば、ごみや埃等)を、フィルタエレメント(例えば、濾紙)によって除去するエアクリーナが知られている。
このようなエアクリーナには、複数のひだ部が設けられた、筒状のフィルタエレメントを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−207540号公報
ところで、車外から取り込まれたエアの流量は、例えばMAF(Mass Air Flow)センサ等で計測される。
このMAFセンサをフィルタエレメントの下流側近傍に設けた場合、エアの流量分布のばらつきの影響により、MAFセンサの計測結果のばらつくおそれがある。特に、エアの流路の断面の一部分におけるエアフローを測定する熱線式(ホットワイヤー)等のエアフローセンサでは、エアの流路の断面における流量分布の変化により計測結果のばらつきが大きくなる。
本発明の目的は、エアの流量分布のばらつきを抑制することができるエアクリーナを提供することである。
本発明のエアクリーナは、筒状のフィルタエレメントが筐体内に収容し、吸入口から前記筐体内へ流入したエアを、前記フィルタエレメントの内側の流路を通過させ、排出口からアウトレットパイプへ排出するエアクリーナであって、一端に第1開口部が形成され、前記第1開口部より面積の小さい第2開口部が他端に形成され、前記排出口に挿通されて前記流路と前記アウトレットパイプとに跨って配置されるレデューサ部を有し、前記レデューサ部は、前記第1開口部が前記排出口の上流側に位置し、前記第2開口部が前記排出口の下流側、かつ、前記アウトレットパイプ内に設けられたエアの流量を計測するセンサの上流側に位置し、前記レデューサ部の外周面より外側に、前記流路からのエアが前記アウトレットパイプへ流入可能な外側通路が形成され、前記レデューサ部の前記アウトレットパイプ内に位置するオーバーラップ部の外周面が前記アウトレットパイプの内周面と略平行となるように、配置される。
本発明によれば、エアの流量分布のばらつきを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るエアクリーナの全体構成を示す模式図 本発明の実施の形態に係るエアクリーナのレデューサ部の外観を示す斜視図 本発明の実施の形態に係るエアクリーナの排出口近傍の断面を示す模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るエアクリーナ100の構成について、図1を用いて説明する。
図1は、エアクリーナ100の全体構成を示す模式図である。
エアクリーナ100は、車両の内燃機関の吸気系統に備えられる。図1に示すように、エアクリーナ100は、円筒形の筐体1を有する。
筐体1の外周面には、エアを筐体1の内部へ吸入するための吸入口2が設けられている。吸入口2には、車両の外部から取り込まれたエアが流れる吸気管(図示略)が接続されている。
筐体1の内部には、筒状のフィルタエレメント7が収容される。フィルタエレメント7は、例えば、平板状の濾材(例えば、濾紙)を蛇腹状に曲折することで複数のひだ部(折山部ともいう)を形成し、その後、濾材を筒状に丸めて作成されたものである。フィルタエレメント7の内側は、フィルタエレメント7を通過したエアが流れる流路11(図3参照。図1では図示略)となる。
また、筐体1の両端面のうちの一方の端面には、図1に示すように、筐体1の内部からエアを排出するための排出口4が設けられている。排出口4には、円筒形のアウトレットパイプ5が接続されている。
アウトレットパイプ5の内部には、排出口4からのエアの流量を計測するMAFセンサ6が設けられている。なお、MAFセンサ6の設置位置は、図1に示す位置に限定されない。MAFセンサ6は、例えば、熱線式(ホットワイヤー)エアフローセンサである。
図示は省略するが、アウトレットパイプ5の一端(排出口4と接続された端部とは反対の端部)には、車両の内燃機関へ通じるダクトが接続される。
また、図1では図示を省略しているが、排出口4には、例えば、図2に示すレデューサ部15が設けられている。
ここで、レデューサ部15について説明する。図2は、レデューサ部15の外観を示す斜視図である。
図2に示すように、レデューサ部15は、その両端に開口部16(第1開口部の一例)と開口部17(第2開口部の一例)とを備え、開口部16と開口部17とが連通している部材である。開口部16は、開口部17よりも面積(内径)が大きい。また、開口部17は、排出口4よりも面積(内径)が小さい。
なお、レデューサ部15の形状については、図2に示す形状に限定されない。また、レデューサ部15の素材としては、例えば金属が挙げられるが、これに限定されない。
レデューサ部15が設けられる位置について、図3を用いて説明する。図3は、図1に示したエアクリーナ100の排出口4近傍の断面を部分的に示す模式図である。図3に示す各矢印(一方向を示す矢印)は、エアの流れの一部を示している。
図3に示すように、レデューサ部15は、排出口4に挿通され筐体1とアウトレットパイプ5に跨って設けられる。このときの配置条件について、以下、具体的に説明する。
レデューサ部15は、開口部16が排出口4の上流側(例えば、流路11の下流側付近)に位置するように配置される。また、レデューサ部15は、開口部17が排出口4の下流側かつMAFセンサ6の上流側に位置するように配置される。また、レデューサ部15は、その外周面と、フィルタエレメント7の内壁、発泡ウレタン8、およびアウトレットパイプ5の内壁との間に、エアが流れる外側通路9が形成されるように、配置される。また、レデューサ部15は、アウトレットパイプ5内に位置する部分(以下、オーバーラップ部という)10の外周面がアウトレットパイプ5の内周面と略平行となるように、配置される。
なお、図示は省略するが、レデューサ部15は、上述した配置条件が満たされるように、支持部材によって筐体1またはアウトレットパイプ5のいずれかに固定されている。または、レデューサ部15は、上述した配置条件が満たされるように、筐体1またはアウトレットパイプ5のいずれかと一体的に形成されてもよい。
以上、本発明の実施の形態に係るエアクリーナ100の構成について、説明した。
次に、図1、図3を用いて、エアクリーナ100におけるエアの流れについて説明する。
図示しない吸気管を流れるエア(車外から取り込まれた未清浄のエア)は、図1に示した吸入口2から筐体1内へ流入する。
吸入口2から筐体1へ流入したエアは、フィルタエレメント7を通過し、図3に示した流路11へ流入する。流路11へ流入するエアは、フィルタエレメント7の通過によってエア中の異物が除去されたエアである。
流路11へ流入したエアは、排出口4へ向かって流れる。その後、図3に示したように、エアの一部は、外側通路9を通過し、アウトレットパイプ5内に流入し、残りのエアは、レデューサ部15内を通過し、アウトレットパイプ5内へ流入する。
アウトレットパイプ5へ流入したエアの流量は、MAFセンサ6によって計測される。MAFセンサ6は、随時、計測結果をECU(図示略)へ送信する。
そして、アウトレットパイプ5から出たエアは、図示しないダクトを介して、内燃機関へ供給される。
以上、エアクリーナ100におけるエアの流れについて説明した。
次に、本実施の形態のエアクリーナ100の作用効果について、説明する。
仮に図3においてレデューサ部15が設けられていない場合、エアが排出口4からアウトレットパイプ5へ流入すると、排出口10の内径は流路11の内径よりも小さいため、排出口4の下流側(例えば、図4に示す領域A)でエアの剥離(剥離流)が生じる。このような剥離流が生じると、エアの流量分布のばらつきが大きくなる。その結果、MAFセンサ6による感知が不安定となり、MAFセンサ6の計測結果にばらつきが出てしまう。
そこで、本実施の形態では、上述した配置条件が満たされるようにレデューサ部15を排出口4に挿通して設ける構成とした。レデューサ部15のオーバーラップ部10の長さや、外側通路10の径は、MAFセンサ6の計測結果のばらつきが抑制されるように、予め調整されている。
このように、エアクリーナ100では、流路11のエアのうち、一部のエアが外側通路10を介してアウトレットパイプ5に流入し、残りのエアがレデューサ部15を介してアウトレットパイプ5に流入するため、排出口4の近傍(例えば図3に示した領域A)でのエアの剥離が抑制され、アウトレットパイプ5におけるエアの流れが安定する。したがって、エアの流量分布のばらつきを低減でき、エアの流量をMAFセンサ6で計測した場合、エアクリーナ個体間の測定結果のばらつきを小さくできる。
以上、本実施の形態のエアクリーナ100の作用効果について、説明した。
本発明の実施の形態について詳述してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
<本開示のまとめ>
本発明のエアクリーナは、筒状のフィルタエレメントが筐体内に収容し、吸入口から前記筐体内へ流入したエアを、前記フィルタエレメントの内側の流路を通過させ、排出口からアウトレットパイプへ排出するエアクリーナであって、一端に第1開口部が形成され、前記第1開口部より面積の小さい第2開口部が他端に形成され、前記排出口に挿通されて前記流路と前記アウトレットパイプとに跨って配置されるレデューサ部を有し、前記レデューサ部は、前記第1開口部が前記排出口の上流側に位置し、前記第2開口部が前記排出口の下流側、かつ、前記アウトレットパイプ内に設けられたエアの流量を計測するセンサの上流側に位置し、前記レデューサ部の外周面より外側に、前記流路からのエアが前記アウトレットパイプへ流入可能な外側通路が形成され、前記レデューサ部の前記アウトレットパイプ内に位置するオーバーラップ部の外周面が前記アウトレットパイプの内周面と略平行となるように、配置される。
なお、上記エアクリーナにおいて、前記レデューサ部は、前記筐体または前記アウトレットパイプいずれかと一体的に形成されてもよい。
本発明は、エアを清浄するエアクリーナに適用できる。
1 筐体
2 吸入口
4 排出口
5 アウトレットパイプ
6 MAFセンサ
7 フィルタエレメント
8 発泡ウレタン
9 外側通路
10 オーバーラップ部
11 流路
15 レデューサ部
16、17 開口部
100 エアクリーナ

Claims (2)

  1. 筒状のフィルタエレメントが筐体内に収容し、吸入口から前記筐体内へ流入したエアを、前記フィルタエレメントの内側の流路を通過させ、排出口からアウトレットパイプへ排出するエアクリーナであって、
    一端に第1開口部が形成され、前記第1開口部より面積の小さい第2開口部が他端に形成され、前記排出口に挿通されて前記流路と前記アウトレットパイプとに跨って配置されるレデューサ部を有し、
    前記レデューサ部は、
    前記第1開口部が前記排出口の上流側に位置し、
    前記第2開口部が前記排出口の下流側、かつ、前記アウトレットパイプ内に設けられたエアの流量を計測するセンサの上流側に位置し、
    前記レデューサ部の外周面より外側に、前記流路からのエアが前記アウトレットパイプへ流入可能な外側通路が形成され、
    前記レデューサ部の前記アウトレットパイプ内に位置するオーバーラップ部の外周面が前記アウトレットパイプの内周面と略平行となるように、配置される、
    エアクリーナ。
  2. 前記レデューサ部は、
    前記筐体または前記アウトレットパイプのいずれかと一体的に形成されている、
    請求項1に記載のエアクリーナ。
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