JP2019009019A - 電極搬送装置 - Google Patents

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Takuya Murata
卓也 村田
合田 泰之
Yasuyuki Aida
泰之 合田
真也 浅井
Shinya Asai
真也 浅井
寛恭 西原
Hiroyasu Nishihara
寛恭 西原
亮介 小関
Ryosuke Koseki
亮介 小関
隼人 櫻井
Hayato SAKURAI
隼人 櫻井
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Abstract

【課題】電極の位置決めを好適に行うことができる電極搬送装置を提供する。【解決手段】立ち上がり位置決め機構112の位置決めは、スライド位置決め機構113が位置決めを完了した後に行われる。従って、スライド部材35上に載置された正極8に幅方向Wに対する姿勢のずれが生じていた場合であっても、スライド位置決め機構113が位置決めを行うことで、正極8の幅方向Wに対する姿勢のずれを解消することができる。このように、スライド位置決め機構113が位置決めを完了し、正極8の幅方向Wに対する姿勢のずれを解消した後に、立ち上がり位置決め機構112が位置決めを行うため、サン38の立ち上がりに伴って正極8にたわみが生じるなどの不具合を起こすことなく、正極8の位置決めを行うことができる。【選択図】図5

Description

本発明は、電極搬送装置に関する。
特許文献1には、電極シートを搬送する電極搬送装置が記載されている。この電極搬送装置は、搬送方向に沿って搬送される電極を整列させて、下流側の装置へ当該電極を搬送している。電極は、ローラによって幅方向における位置決めが行われた状態で下流側の装置へ搬送される。
特開2014−075340号公報
上記の装置にあっては、搬送方向において各電極の後端の位置は規制部により規制されるものの、位置決めを行っていないため、搬送される電極の前後方向の位置ずれが生じる場合がある。前後方向の位置決めを行うために、幅方向と同時に前後方向の位置決めを行うことが考えられる。しかしながら、例えば、回転方向に位置ずれした電極の位置決めを行う場合など、電極のたわみなどの問題が発生する場合があった。
そこで、本発明は、電極の位置決めを好適に行うことができる電極搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電極搬送装置は、電極を搬送するための電極搬送装置であって、電極を搬送する搬送方向に延びる搬送経路と、電極が載置され、搬送経路に沿って搬送方向へ移動する載置部材と、搬送方向において、載置部材に載置された電極の位置決めを行う搬送方向位置決め部と、搬送方向と直交する幅方向において、載置部材に載置された電極の位置決めを行う幅方向位置決め部と、を備え、搬送方向位置決め部、及び幅方向位置決め部の何れか一方は、載置部材の載置面よりも上方へ突出する第1の位置規制部材が、位置決め方向にスライド移動することによって電極の位置決めを行うスライド位置決め機構を有し、搬送方向位置決め部、及び幅方向位置決め部の何れか他方は、第2の位置規制部材が、載置部材に対して回動して載置面よりも上方へ突出するように立ち上がることによって電極の位置決めを行う立ち上がり位置決め機構を有し、立ち上がり位置決め機構の位置決めは、スライド位置決め機構が位置決めを完了した後に行われる。
この電極搬送装置においては、搬送方向位置決め部、及び幅方向位置決め部の何れか一方は、載置部材の載置面より上方へ突出する第1の位置規制部材が、位置決め方向にスライド移動することによって電極の位置決めを行うスライド位置決め機構を有する。搬送方向位置決め部、及び幅方向位置決め部の何れか他方は、第2の位置規制部材が、載置部材に対して回動して載置面よりも上方へ突出するように立ち上がることによって電極の位置決めを行う立ち上がり位置決め機構を有する。このような構成において、立ち上がり位置決め機構の位置決めは、スライド位置決め機構が位置決めを完了した後に行われる。従って、載置部材上に載置された電極に幅方向に対する姿勢のずれが生じていた場合であっても、スライド位置決め機構が位置決めを行うことで、電極の幅方向に対する姿勢のずれを解消することができる。このように、スライド位置決め機構が位置決めを完了し、電極の幅方向に対する姿勢のずれを解消した後に、立ち上がり位置決め機構が位置決めを行う。従って、第2の位置規制部材の立ち上がりに伴って電極にたわみが生じるなどの不具合を起こすことなく、電極の位置決めを行うことができる。以上により、電極の位置決めを好適に行うことができる。
搬送方向位置決め部が立ち上がり位置決め機構を有し、幅方向位置決め部がスライド位置決め機構を有してよい。立ち上がり位置決め機構は移動量を大きくできない一方、スライド位置決め機構は移動量を大きくできる。従って、スライド位置決め機構で電極の幅方向の位置決めを行うことで、載置面に電極が載置された際の位置ずれの修正を行うことに加え、次工程への受け渡し位置へ移動させるための位置合わせも同時に行うことができる。
搬送経路の下流側には、電極をセパレータで包むセパレータ包み部が設けられてよい。電極をセパレータで包む場合は、電極の姿勢を整える必要があるので、上述のような位置決めを行う事による効果がより顕著となる。
本発明によれば、電極の位置決めを好適に行うことができる電極搬送装置を提供できる。
本実施形態に係る電極搬送装置を適用して製造される蓄電装置の内部を示す断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 本実施形態に係る電極搬送装置を示す概略側面図である。 図3に示された電極搬送装置の概略平面図である。 搬送コンベアの概略平面図である。 搬送コンベアの模式的な側面図である。 図6に示された搬送コンベアの部分的な平面図である。 図6に示された搬送コンベアの一部を示す模式的な側面図である。 サンの角度を変換する様子を示す側面図である。 搬送経路の第2の領域付近の概略平面図である。 図10に示すXI−XI線に沿った断面図である。 セパレータ包み部を示す概略側面図である。 比較例に係る電極搬送装置の搬送コンベアの概略平面図である。 図13に示す搬送コンベアの概略側面図である。 変形例に係る電極搬送装置の部分的な平面図である。 搬送コンベアの一部を示す模式的な側面図である。 位置決めの様子を示す模式的な側面図である。
以下、図面を参照して電極搬送装置の一実施形態について説明する。なお、図面の説明においては、同一の要素同士、或いは、相当する要素同士には、互いに同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係る電極搬送装置を適用して製造される蓄電装置の内部を示す断面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図1及び図2に示される蓄電装置1は、例えばリチウムイオン二次電池といった非水電解質二次電池として構成されている。
蓄電装置1は、例えば略直方体形状のケース2と、このケース2内に収容された電極組立体3と、を備えている。ケース2は、例えばアルミニウム等の金属により形成されている。ケース2の内部には、図示はしないが、例えば非水系(有機溶媒系)の電解液が注液されている。ケース2上には、正極端子4及び負極端子5が互いに離間して配置されている。正極端子4は、絶縁リング6を介してケース2に固定され、負極端子5は、絶縁リング7を介してケース2に固定されている。
また、電極組立体3とケース2の内側の側面及び底面との間には絶縁フィルムFが配置されており、当該絶縁フィルムFによってケース2と電極組立体3との間が絶縁されている。電極組立体3の下端は、絶縁フィルムFを介してケース2の内側の底面に接触している。電極組立体3とケース2との間にスペーサSを配置することにより、電極組立体3とケース2との間に隙間が埋められている。スペーサSは、一枚または複数枚のシートを備えており、当該シートの枚数は電極組立体3の厚さによって変化し得る。
電極組立体3は、複数の正極8と複数の負極9とが袋状のセパレータ10を介して交互に積層された構造を有している。正極8は、袋状のセパレータ10に包まれている。袋状のセパレータ10に包まれた状態の正極8は、セパレータ付き正極11として構成されている。従って、電極組立体3は、複数のセパレータ付き正極11と複数の負極9とが交互に積層された構造を有している。なお、電極組立体3の両端に位置する電極は、負極9である。
正極8は、例えばアルミニウム箔からなる正極集電体である金属箔14と、この金属箔14の両面に形成された正極活物質層15とを有している。金属箔14は、平面視矩形状の箔本体部14aと、この箔本体部14aと一体化されたタブ14bとを有している。タブ14bは、箔本体部14aの一端部近傍の縁から突出して、セパレータ10を突き抜けている。タブ14bは、導電部材12を介して正極端子4に接続されている。なお、図2では、便宜上タブ14bを省略している。
正極活物質層15は、箔本体部14aの両面に形成されている。正極活物質層15は、正極活物質とバインダとを含んで形成された多孔質の層である。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウムまたは硫黄等が挙げられる。複合酸化物には、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとが含まれる。
負極9は、例えば銅箔からなる負極集電体である金属箔16と、この金属箔16の両面に形成された負極活物質層17とを有している。金属箔16は、平面視矩形状の箔本体部16aと、この箔本体部16aと一体化されたタブ16bとを有している。タブ16bは、箔本体部16aの一端部近傍の縁から突出している。タブ16bは、導電部材13を介して負極端子5に接続されている。なお、図2では、便宜上タブ16bを省略している。
負極活物質層17は、箔本体部16aの両面に形成されている。負極活物質層17は、負極活物質とバインダとを含んで形成された多孔質の層である。負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物またはホウ素添加炭素等が挙げられる。
セパレータ10は、平面視矩形状を呈している。セパレータ10の材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、或いはポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布または不織布等が例示される。
以上のように構成された蓄電装置1を製造する場合は、まず正極8を袋状のセパレータ10で包んでなるセパレータ付き正極11と負極9とを製作した後、セパレータ付き正極11と負極9とを交互に積層し、セパレータ付き正極11及び負極9をテープ等で固定することで電極組立体3を得る。そして、セパレータ付き正極11のタブ14bを導電部材12を介して正極端子4に接続すると共に、負極9のタブ16bを導電部材13を介して負極端子5に接続した後、電極組立体3をケース2内に収容する。
図3は、本実施形態に係る電極搬送装置を示す概略側面図である。図4は、図3に示された電極搬送装置の概略平面図である。図3及び図4に示される電極搬送装置20は、一例として、打ち抜き工程において帯状の電極材料から切断された個別電極である正極8を、正極8に対してセパレータ10を設けるための工程を実施する設備まで搬送する装置である。セパレータ10は、上述した例では袋状であり、正極8を包むように設けられる。
なお、電極搬送装置20の搬送対象は、負極9であってもよい。すなわち、電極搬送装置20は、活物質層を含むシート状の電極を搬送する。以下では、電極の一例として正極8を示す。したがって、以下においては、正極8は電極と一般化され得る。
電極搬送装置20は、搬送コンベア21と、搬送コンベア22と、搬送コンベア(コンベア)23と、を備えている。搬送コンベア23は、搬送コンベア21よりも搬送方向Pの下流側に配置されている。搬送コンベア22は、搬送コンベア21,23の上方に配置されている。搬送コンベア21は、例えばベルトコンベアである。搬送コンベア21は、前工程の打ち抜き工程において帯状の電極材料から切断された正極8を搬送する。
搬送コンベア22は、吸着コンベアである。搬送コンベア22は、搬送コンベア21から受け渡された正極8を吸着状態で搬送する。搬送コンベア22は、多数の小孔(図示せず)を有するベルト24と、このベルト24の内側に配置された吸引ダクト25と、を有している。ベルト24の下部の外周面は、正極8の搬送面24aを構成する。
吸引ダクト25は、下側に開口している。吸引ダクト25は、吸引口26を介して外部の負圧源(図示せず)に接続されている。ベルト24の搬送面24aのうち吸引ダクト25の開口に対応する領域は、小孔(図示せず)を通して正極8に負圧が作用することで正極8を吸着保持する吸着領域27となっている。正極8が吸着領域27を外れると、正極8がベルト24から分離して落下する。
吸着領域27の始端部は、搬送コンベア21の終端部とラップしている。このため、搬送コンベア21の終端付近まで搬送された正極8は、搬送コンベア22に吸着された状態で搬送される。また、吸着領域27は、搬送コンベア23とラップしている。このため、搬送コンベア22における吸着領域27を外れる位置まで搬送された正極8は、搬送コンベア22から分離して搬送コンベア23上に落下する。
次に、図5を参照して、搬送コンベア23の概略構成について説明する。図5は、搬送コンベア23の概略平面図である。図5に示すように、搬送コンベア23は、搬送経路100と、スライド部材(載置部材)35と、搬送方向位置決め部110と、幅方向位置決め部111と、を備えている。
搬送経路100は、正極8を搬送する搬送方向Pに延びる経路である。搬送経路100は後述の環状部30によって構成されている。搬送経路100は、搬送方向Pに第1の領域E1と、第2の領域E2と、第3の領域E3と、を備えている。第1の領域E1は、搬送コンベア22から正極8を受け取り、幅方向W及び搬送方向Pの位置決めが行われる前段階の領域である。第1の領域E1では、正極8は、平面視において、回転方向にずれた状態で配置される場合もある。第2の領域E2は、幅方向位置決め部111による幅方向Wの位置合わせが実行途中となる領域である。第3の領域E3は、幅方向位置決め部111による幅方向Wの位置合わせが完了した後の領域であり、搬送方向位置決め部110により、搬送方向Pの位置合わせを行う領域である。
スライド部材35は、正極8が載置され、搬送経路100に沿って搬送方向Pへ移動する部材である。本実施形態では、スライド部材35は、搬送方向Pに複数個、並ぶように設けられている。スライド部材35は、幅方向Wに長尺な部材であり、幅方向位置決め部111の位置決め動作に従って、幅方向Wへスライド可能である。搬送方向Pに隣り合う複数個(ここでは3個)のスライド部材35によって、一つの正極8が載置される。なお、スライド部材35の詳細な構成については後述する。
搬送方向位置決め部110は、搬送方向Pにおいて、スライド部材35に載置された正極8の位置決めを行う部分である。本実施形態では、搬送方向位置決め部110は、立ち上がり位置決め機構112を有している。立ち上がり位置決め機構112は、スライド部材35に回動可能に取り付けられたサン(第2の位置規制部材)38が、スライド部材35に対して回動して載置面35sよりも上方へ突出するように立ち上がることによって正極8の位置決めを行う機構である。立ち上がり位置決め機構112は、立ち上がり可能なサン38と、サン38を立ち上がらせるための変換機構40と、位置決め時にサン38と対をなすサン39と、を有する。サン39は、載置面35sよりも上方へ突出し、正極8のサン38とは反対側の端部の位置を規制する。サン39は、固定式のサンである。立ち上がり位置決め機構112の位置決めは、後述のスライド位置決め機構113が位置決めを完了した後に行われる。立ち上がり位置決め機構112は、第1の領域E1及び第2の領域E2では、サン38を立ち上がらせることなく、搬送方向Pにおける正極8の位置決めを行わない。すなわち、第1の領域E1及び第2の領域E2には、変換機構40は配置されていない。一方、立ち上がり位置決め機構112は、第3の領域E3では、サン38を立ち上げることにより、搬送方向Pにおける正極8の位置決めを行う。すなわち、第3の領域E3には、変換機構40が配置されている。立ち上がり位置決め機構112の詳細な構成については後述する。
幅方向位置決め部111は、搬送方向Pと直交する幅方向Wにおいて、スライド部材35に載置された正極8の位置決めを行う部分である。本実施形態では、幅方向位置決め部111は、スライド位置決め機構113を有している。スライド位置決め機構113は、スライド部材35の載置面35sよりも上方へ突出する位置規制部材(第1の位置規制部材)41が、位置決め方向(ここでは幅方向W)にスライド移動することによって正極8の位置決めを行う機構である。スライド位置決め機構113は、スライド可能な位置規制部材41と、位置規制部材41を移動させるための移動機構80(図10,11参照)と、位置決め時に位置規制部材41と対をなす位置規制部材42と、を有する。なお、本実施形態では、位置規制部材41はスライド部材35に設けられており、スライド部材35と共に幅方向W及び搬送方向Pへ移動するので、スライド部材35もスライド位置決め機構113に含まれると見なしてよい。位置規制部材42は、正極8の位置規制部材41とは反対側の端部の位置を規制する。位置規制部材42は、搬送方向Pへは移動するが、幅方向Wへはスライドせず、一定の位置で搬送方向Pへ直線状に移動する。スライド位置決め機構113の位置決めは、立ち上がり位置決め機構112が位置決めを開始する前段階で、完了する。スライド位置決め機構113は、第1の領域E1では、位置規制部材41及びスライド部材35を幅方向Wへ移動させず、搬送方向Pのみへ移動させる。スライド位置決め機構113は、第2の領域E2では、位置規制部材41及びスライド部材35を搬送方向Pへ移動させる従って、徐々に幅方向Wへ移動させる。このとき、位置規制部材41は、幅方向Wにおける内側、すなわち位置規制部材42と近づく方向へ移動する。スライド位置決め機構113は、第3の領域E3では、幅方向Wの位置決めが完了した後であるため、位置規制部材41及びスライド部材35の幅方向Wにおける位置を一定としたままで、搬送方向Pへ移動させる。スライド位置決め機構113の詳細な構成については後述する。
次に、図6〜8を参照して、搬送経路100を構成する環状部30、及び搬送方向位置決め部110を構成する立ち上がり位置決め機構112の詳細な構成について説明する。 図6は、搬送コンベア(搬送コンベア23)の模式的な側面図である。図7は、図6に示された搬送コンベアの部分的な平面図である。図8は、図6に示された搬送コンベアの一部を示す模式的な側面図である。図6〜8に示される搬送コンベア23は、上述したように、搬送コンベア22の吸着領域27を通過することで搬送コンベア22から落下した正極8を搬送するためのものである。なお、構成を明確にするため、図6及び図8では、位置規制部材42は省略されている。
搬送コンベア23は、環状に循環駆動する環状部30を有している。環状部30は、一対のタイミングベルト(ベルト)31と、駆動ギヤ32と、複数のパイプ34と、を有している。また、搬送コンベア23は、複数のスライド部材(載置部材)35を有する。タイミングベルト31は、互いに平行となるように所定間隔でもって離間して配置され、フレーム33に収容されている。タイミングベルト31は、フレーム33により環状に形成されている。
また、タイミングベルト31は、環状の一部に配置された駆動ギヤ32に噛合うことにより、駆動ギヤ32の回転に伴って環状に循環駆動する。タイミングベルト31の循環経路は、フレーム33により定められている。タイミングベルト31は、フレーム33に沿う領域において、その上面部分が搬送方向Pに沿って移動する。なお、以下では、一方のタイミングベルト31から他方のタイミングベルト31に向かう方向を、搬送コンベア23の幅方向W(或いは単に幅方向)と称する場合がある。
スライド部材35は、環状部30に沿って配列されて環状部30に取り付けられている。より具体的には、スライド部材35は、タイミングベルト31に設けられている。ここでは、スライド部材35は、タイミングベルト31の循環方向(以下、単に循環方向と称する場合がある)に沿って配列されてタイミングベルト31及びフレーム33に支持されている。より具体的には、複数のパイプ34が、タイミングベルト31に沿って配列されると共に、幅方向に沿って延びて一対のタイミングベルト31に支持されている。ここでは、パイプ34は、台座部36を介してタイミングベルト31の外面に固定されている。スライド部材35は、ここでは、断面H型であり、循環方向に沿って互いに隣り合う一対のパイプ34に、スライド可能な状態で係合されて取り付けられている。なお、位置規制部材42(図10,11参照)も、スライド部材35と同様な取付態様にて、パイプ34に取付られている。
スライド部材35は、正極8が載置される載置面35sを含む。より具体的には、スライド部材35の上面には板状部材37が設けられており、その板状部材37の上面が載置面35sとされている。板状部材37は、スライド部材35の上面から循環方向の上流側に向けて突出している。本実施形態においては、搬送コンベア23は、スライド部材35がスライドシューであり、また、スラットであるスラットコンベアとして構成されている。一方で、搬送コンベア23は、可倒式のサン38を有している。また、搬送コンベア23は、固定式のサン39を有している。つまり、搬送コンベア23は、サン付コンベアでもある。また、スライド部材35の幅方向Wにおける一方の端部には、位置規制部材41が設けられている。
サン38は、複数のスライド部材35のうちの一部のスライド部材35Aに設けられている。ここでは、互いに隣り合うスライド部材35Aの間には、複数(ここでは2つ)のスライド部材35(サン38が設けられていないスライド部材35)が介在している。ここでは、正極8は、1つのスライド部材35Aと、そのスライド部材35Aから下流側の2つのスライド部材35に跨がるように載置される。固定式のサン39は、スライド部材35Aから下流側の2つ目のスライド部材35の下流側の端部に、載置面35sから突出するように形成されている。位置規制部材41は、いずれのスライド部材35にも形成されている。
サン38は、ヒンジ38hを介して板状部材37に取り付けられている。ヒンジ38hは、板状部材37における載置面35sから突出した部分の裏面とサン38とに接続されている。これにより、サン38がヒンジ38hを介して可倒式とされ、サン38の載置面35sに対する角度が変換可能とされている。サン38は、正極8に接触する接触面38sを有している。サン38の載置面35sに対する角度は、この接触面38sと載置面35sとの間の角度である。サン38が載置面35sに対して立った状態において、サン38の角度が最大となり、その最大値は例えば90°である。一方、サン38が載置面35sに対して倒された状態において、サン38の角度が最小となり、その最小値は0°未満となる場合がある。すなわち、サン38の接触面38sが載置面35sよりも下方側に傾斜する場合がある。
ここで、電極搬送装置20は、サン38の載置面35sに対する角度を変換するための変換機構40を備えている。以下、変換機構40について具体的に説明する。変換機構40は、第1変換部50と、第2変換部60と、を有している。ここでは、第1変換部50が、まず、サン38が倒された状態からある程度起こし、第2変換部60がさらにサン38を起こして立った状態とする。つまり、ここでは、2つの変換部がサン38の角度の変換を分担している。
第1変換部50は、正極8の搬送経路(搬送方向P)に沿って延びる第1ガイド部材51と、サン38が設けられたスライド部材35Aに対して回動可能に支持され、第1ガイド部材51に摺動しながら回動する第1摺動部材52と、を含む。第1ガイド部材51は、載置面35sに沿った方向からみて(側面視において)、タイミングベルト31の下側(タイミングベルト31の循環領域の内側)に配置されている(図8参照)。また、第1ガイド部材51は、載置面35sに交差する方向からみて(平面視において)、タイミングベルト31よりもスライド部材35側に配置されている(図7参照)。
第1ガイド部材51は、一例として長尺板状を呈しており、始端(第1始端)51aと、搬送経路に沿って始端51aよりも下流側に位置する終端(第1終端)51bと、を含む。また、第1ガイド部材51は、側面視において、始端51aから終端51bに向かって自身の上下方向の寸法(厚さ)が大きくなるように(ここでは載置面35sに近づくように)傾斜した傾斜面(第1傾斜面)51sを含む。傾斜面51sは、スライド部材35側(上側)に臨む面である。
さらに、第1ガイド部材51は、載置面35sに沿った平坦面51rを含む。平坦面51rは、スライド部材35側に臨む面である。傾斜面51sは、始端51aから延びて平坦面51rに接続されている。平坦面51rは、傾斜面51sとの接続部から終端51bに至るように延びている。終端51bは、垂直面となっている。
第1摺動部材52は、搬送コンベア23の幅方向を厚さ方向とする板状を呈している。第1摺動部材52は、略矩形板状である。第1摺動部材52は、パイプ34が挿通されることにより、パイプ34の中心軸34cを回転軸として回動可能に支持されている。第1摺動部材52は、スライド部材35Aを支持する一対のパイプ34のうち、循環方向の上流側に位置するパイプ34に取り付けられている。第1摺動部材52は、搬送方向Pに沿って第1ガイド部材51に部分的に重複している。
第1摺動部材52は、平坦面51rに平行な状態で平坦面51rに摺動する第1辺部分52aと、第1辺部分52aと反対側であって、後述する第2摺動部材62に接触する第2辺部分52bと、を含む。第2辺部分52bは、第1辺部分52aが平坦面51rに摺動しているときに第2摺動部材62に接触する部分が他の部分よりも相対的に高くなるように傾斜している。また、第1摺動部材52の第1ガイド部材51に接触する角部52cを含む4つの角部は、面取りされている。さらに、一例として、第1摺動部材52は樹脂からなり、第1ガイド部材51は金属(例えばSUS)からなる。
第2変換部60は、正極8の搬送経路(搬送方向P)に沿って延びる第2ガイド部材61と、サン38に設けられ、第1摺動部材52及び第2ガイド部材61に摺動する第2摺動部材62と、を含む。第2ガイド部材61は、載置面35sに沿った方向からみて(側面視において)、タイミングベルト31の上側(タイミングベルト31の循環領域の外側)に配置されている(図8参照)。また、第2ガイド部材61は、載置面35sに交差する方向からみて(平面視において)、タイミングベルト31よりもスライド部材35側に配置されている(図7参照)。第1ガイド部材51と第2ガイド部材61とは、平面視において互いに重複していない。ここでは、第2ガイド部材61が第1ガイド部材51よりも外側に配置されている。
第2ガイド部材61は、長尺板状を呈しており、始端(第2始端)61aと、搬送経路に沿って始端61aよりも下流側に位置する終端(第2終端:不図示)と、を含む。始端61aは、搬送経路に沿って第1ガイド部材51の始端51aと終端51bとの間に位置している。また、第2ガイド部材61は、側面視において、始端61aから終端に向かって自身の上下方向の寸法(厚さ)が大きくなるように(ここでは載置面35sに近づくように)傾斜した傾斜面(第2傾斜面)61sを含む。傾斜面61sは、スライド部材35側(上側)に臨む面である。
さらに、第2ガイド部材61は、載置面35sに沿った平坦面61rを含む。平坦面61rは、スライド部材35側に臨む面である。傾斜面61sは、始端61aから延びて平坦面61rに接続されている。平坦面61rは、傾斜面61sとの接続部から終端に至るように延びている。終端は、例えば垂直面となっている。
第2摺動部材62は、上述したようにサン38に設けられている。より具体的には、第2摺動部材62は、サン38における接触面38sと反対側の裏面38rに設けられている。第2摺動部材62は、ブラケット63とローラ64とを含む。ブラケット63は、ローラ64を回転可能に支持している。ローラ64は、搬送経路に交差する軸(幅方向に延びる軸)の周りに回転可能に支持されている。
ブラケット63は、裏面38r上に配置されてサン38に締結されている。特に、ブラケット63は、長孔(不図示)と長孔に挿通されるボルト等の締結部材とを用いてサン38に締結されている。このため、ブラケット63及びローラ64は、長孔の延びる方向について位置調節が可能とされている。第2摺動部材62は、ローラ64を介して第1摺動部材52及び第2ガイド部材61に摺動する(ローラ64自体は実質的に摺動せずに回転する)。なお、一例として、ローラ64は樹脂からなり、第2ガイド部材61は金属(例えばSUS)からなる。
図9は、サンの角度を変換する様子を示す側面図である。図9の(a)に示されるように、第2摺動部材62が第1摺動部材52及び第2ガイド部材61に接触せずにフリーとなっている状態においては、サン38は自重により倒された状態となっている。このときのサン38(接触面38s)の載置面35sに対する角度(第1角度)は、最小値である。ここでは、サン38が載置面35sよりも下側になるように倒されている。したがって第1角度は負の値(例えば−30°)となる。
このような状態において、図9の(b)に示されるように、スライド部材35Aが搬送方向Pに沿って移動することにより、第1摺動部材52が第1ガイド部材51の始端51aを越えると、第1摺動部材52の下端部(角部52c)が第1ガイド部材51に接触する。ここでは、第1摺動部材52は、まず、傾斜面51sに接触する。これにより、第1摺動部材52の回動が開始される。また、第2摺動部材62が、回動した第1摺動部材52に接触してわずかに押し上げられる。その結果、サン38の角度が第1角度からわずかに大きな角度となる。
その後、図9の(c)に示されるように、スライド部材35Aの移動が進行すると、傾斜面51sの傾斜に応じて第1摺動部材52の回動が進み、第1摺動部材52の第1辺部分52aが第1ガイド部材51の平坦面51rに平行な状態で平坦面51rに摺動する状態となる。このとき、第1摺動部材52は、第1ガイド部材51に接触していない初期状態に対して90°程度回動することになる。これにより、第2摺動部材62は、第1摺動部材52によってさらに押し上げられる。その結果、サン38の角度が第1角度よりも大きな第2角度(例えば75°程度)に変換される。これ以降は、スライド部材35Aの移動がさらに進行しても、第1辺部分52aと平坦面51rとが平行な状態が維持されるため、第1摺動部材52がさらに回動することがない。
その後、図9の(d)に示されるように、スライド部材35Aの移動がさらに進行することにより、第2摺動部材62が第2ガイド部材61の始端61aを越えると、第2摺動部材62が第2ガイド部材61に接触する。ここでは、ローラ64が第2ガイド部材61に接触する。ローラ64は、第2ガイド部材61の傾斜面61sに接触した後に、平坦面61rに接触する。これにより、第2摺動部材62は、全体として、傾斜面61sから平坦面61rにわたって摺動しながら、傾斜面61sの傾斜に応じて押し上げられる。その結果、サン38の角度が第2角度よりも大きな第3角度(例えば90°)となる。
図9の(e)に示されるように、これ以降は、スライド部材35Aの移動がさらに進行しても、ローラ64が平坦面61r上を移動する状態が維持されるため、サン38の角度も第3角度のままで維持される。一方、第1摺動部材52は、第1ガイド部材51の終端51bを越えると、自重により回動して初期状態の姿勢に戻る。また、第2摺動部材62は、第2ガイド部材61の終端を越えると、自重により初期状態の姿勢に戻る。これにより、サン38が再び倒された状態となり、サン38の角度が第1角度に戻される。
このように、変換機構40においては、まず、第1変換部50が、第1摺動部材52を第1ガイド部材51に摺動させて回動させることにより第2摺動部材62を押し上げることによって、サン38の角度を第1角度から第1角度よりも大きな第2角度まで変換する。その後、変換機構40においては、第2変換部60が、サン38の角度が第2角度に変換された後に、第2摺動部材62を第2ガイド部材61に摺動させて押し上げることにより、サン38の角度を第2角度から第2角度よりも大きな第3角度まで変換する。
次に、図10及び図11を参照して、幅方向位置決め部111を構成するスライド位置決め機構113の構成について説明する。図10は、搬送経路100の第2の領域E2付近の概略平面図である。図11は、図10に示すXI−XI線に沿った断面図である。
スライド位置決め機構113は、スライド部材35、位置規制部材41、及び位置規制部材42を移動させるための移動機構80を備えている。移動機構80は、ガイド溝81,82を有するガイド部材84と、ガイド溝81,82でガイドされるピン44,46と、を備えている。ピン44は、スライド部材35の下面から下方へ向かって延び、ガイド溝81に挿入される。ピン44は、スライド部材35の幅方向W及び搬送方向Pの略中央位置に設けられている。ただし、ピン44のスライド部材35への取付位置は特に限定されず、幅方向Wのいずれかの端部側に設けてもよい。ピン46は、位置規制部材42の下面から下方へ向かって延び、ガイド溝82に挿入される。ピン46は、位置規制部材42の幅方向W及び搬送方向Pの略中央位置に設けられている。ただし、ピン46の位置規制部材42への取付位置は特に限定されない。
図10に示すように、ガイド溝82は、搬送コンベア23の幅方向Wにおける一方の端部側で、搬送方向Pに向かって直線状に延びている。ガイド溝82は、タイミングベルト31から幅方向Wの内側へ離間した位置にて、当該タイミングベルト31と隣り合う位置で搬送方向Pに延びる。これにより、位置規制部材42は、ピン46を介してガイド溝82でガイドされることで、各領域E1,E2,E3のいずれの領域においても、幅方向Wの位置を一定としたままで、搬送方向Pへ真っ直ぐに移動する。
ガイド溝81は、各領域E1,E2,E3でそれぞれ幅方向Wの位置を変えながら、搬送方向Pに向かって延びている。第1の領域E1では、ガイド溝81は、搬送コンベア23の幅方向Wにおける中央位置付近にて、搬送方向Pに延びる。第1の領域E1では、ガイド溝81は、幅方向Wにおける位置を一定として、搬送方向Pへ真っ直ぐに延びる。第3の領域E3では、ガイド溝81は、搬送コンベア23の幅方向Wにおいて、第1の領域E1のガイド溝81よりも位置規制部材42寄りの位置にて、搬送方向Pに延びる。第3の領域E3では、ガイド溝81は、幅方向Wにおける位置を一定として、搬送方向Pへ真っ直ぐに延びる。第2の領域E2では、ガイド溝81は、搬送方向Pへ進むに従って、第1の領域E1でのガイド溝81の位置から、第3の領域E3でのガイド溝81の位置へと徐々に近づくように、延びている。従って、第2の領域E2でのガイド溝81は、搬送方向Pへ進むに従って、位置規制部材42側へ近づくように傾斜して延びている。
以上のような構成により、位置規制部材41及びスライド部材35は、ピン44を介してガイド溝81でガイドされることで、各領域E1,E2,E3でのガイド溝81の位置に従って、幅方向Wの位置を変えながら、搬送方向Pへ移動する。具体的に、第1の領域E1では、位置規制部材41と位置規制部材42との間の幅方向Wにおける寸法は、正極8の幅方向Wの寸法に比して、大きな値に設定される。従って、位置規制部材41は、位置規制部材42との間で、当該寸法を維持した状態で、搬送方向Pへ移動する。これにより、搬送コンベア23へ落下した正極8は、多少位置ずれがあったとしても、位置規制部材41,42との干渉を回避した状態で、載置面35s上に載置される。第2の領域E2では、位置規制部材41は、搬送方向Pへ移動するに従って、徐々に位置規制部材42に近づくようにスライドする。これにより、正極8は、搬送方向Pへ移動するに従って、幅方向Wへスライドする位置規制部材41に押されることで、徐々に位置規制部材42側へ近づく。このとき、正極8が平面視において、幅方向Wにおける姿勢がずれていた場合(例えば図5参照の第1の領域E1に示す状態)、スライドする位置規制部材41によって、幅方向Wに対する姿勢が真っ直ぐになってゆく。すなわち、正極8の幅方向Wの両端部が、搬送方向Pに対して傾斜するようにずれていても、位置規制部材41で幅方向Wに押さえられることで、搬送方向Pに対して平行となるように、姿勢が正される。第3の領域E3では、位置規制部材41と位置規制部材42との間の幅方向Wにおける寸法は、正極8の幅方向Wの寸法と略等しくなる。従って、位置規制部材41は、位置規制部材42との間で、当該寸法を維持した状態で、正極8を所望の位置に配置した状態で搬送方向Pへ移動する。これにより、第2の領域E2で幅方向Wにおける姿勢を正された正極8は、幅方向Wへの位置決めがなされた状態で、搬送方向Pへ搬送される。第3の領域E3では、幅方向Wへの位置決めがなされた状態で、さらに搬送方向Pに移動するに従って、サン38が立ち上がり、搬送方向Pへの位置決めがなされる。
なお、第3の領域E3を通過した後の正極8は、図12に示すように、搬送経路100の下流側に設けられた、正極8をセパレータで包むセパレータ包み部70へ供給される。セパレータ包み部70は、搬送コンベア23から搬送された正極8を受け取る一対のローラ73A,73Bと、セパレータ18bをガイドするローラ74と、セパレータ18a,18bで正極8を挟んで溶着するローラ75A,75Bと、を備えている。ローラ73A,73Bは、正極8が通過可能な隙間をあけて、上下方向に互いに対向している。搬送コンベア23から搬送された正極8は、ローラ73A,73B間に形成された隙間へ挿入され、ローラ73A,73Bの回転によって、ローラ75A,75B側へ搬送される。また、一方のローラ73Bは、セパレータ18aをガイドする機能も有している。ローラ73Bは、供給されたセパレータ18aを介して正極8を受け取り、正極8と共にセパレータ18aを搬送方向Pへ送り出す。これにより、正極8は下面側がセパレータ18aに覆われた状態となる。ローラ74は、ローラ73Aとローラ75Aとの間に設けられ、供給されてきたセパレータ18bをローラ75A側へガイドする。
ローラ75A,75Bは、正極8が通過可能な隙間をあけて、上下方向に互いに対向している。ローラ73A,73Bから搬送された正極8は、ローラ75A,75B間に形成された隙間へ挿入され、ローラ75A,75Bの回転によって、下流側へ搬送される。また、ローラ75Aはセパレータ18bを介して正極8を受け取り、ローラ75Bはセパレータ18aを介して正極8を受け取る。これにより、正極8は、上面側をセパレータ18bで覆われ、下面側をセパレータ18aで覆われた状態で、ローラ75A,75Bに挟まれる。また、ローラ75A,75Bは、セパレータ18a,18bを加熱して溶着する機能を有する。ローラ75Bは、搬送方向Pにおける正極8と正極8との間の領域において、ローラ75Bに形成された凸部71でセパレータ18a,18bをローラ75A側へ押圧することによって溶着を行う。
次に、本実施形態に係る電極搬送装置20の作用・効果について説明する。
まず、図13及び図14を参照して、比較例に係る電極搬送装置220について説明する。比較例に係る電極搬送装置220において、立ち上がり位置決め機構112の位置決めは、スライド位置決め機構113が位置決めを完了する前に行われる。例えば、図13に示す様に、第1の領域E1では、正極8の幅方向Wに対する姿勢がずれた状態で、正極8がスライド部材35に配置されることがある。正極8の幅方向Wに対する姿勢がずれた状態とは、平面視において、正極8の幅方向Wの両端部が搬送方向Pに対して平行とならず、ずれて傾斜したような状態である。また、第2の領域E2でも、スライド位置決め機構113が正極8の位置決めを完了していないので、正極8の幅方向Wに対する姿勢はずれたままである。このような状態の正極8に対して、立ち上がり位置決め機構112が搬送方向Pへの位置決めを行うと、図14に示すように、サン38が立ち上がるに伴って、傾いた姿勢の正極8が、サン38とサン39とでクランプされた状態となり、たわみが発生してしまう場合がある。これは、サン38及びサン39に対して、正極8の搬送方向Pにおける両端部が真っ直ぐに接触するのではなく、正極8の対角の位置関係にある角部8a,8b(図13参照)がサン38,39と接触してしまうことにより生じる。すなわち、姿勢がずれた状態における角部8aと角部8bとの間の寸法は、姿勢が整えられた状態の正極8の搬送方向Pにおける端部同士の寸法よりも大きい。従って、姿勢が整えられた状態の正極8を位置合わせするために設計されたサン38,39に角部8a,8bが挟まれると、余剰の寸法分がたわみとして発生する。
これに対して、本実施形態に係る電極搬送装置20においては、幅方向位置決め部111は、スライド部材35の載置面35sよりも上方へ突出する位置規制部材41が、位置決め方向(幅方向W)へスライド移動することによって正極8の位置決めを行うスライド位置決め機構113を有する。搬送方向位置決め部110は、サン38が、スライド部材35に対して回動して載置面35sより上方へ突出するように立ち上がることによって正極8の位置決めを行う立ち上がり位置決め機構112を有する。このような構成において、立ち上がり位置決め機構112の位置決めは、スライド位置決め機構113が位置決めを完了した後に行われる。従って、スライド部材35上に載置された正極8に幅方向Wに対する姿勢のずれが生じていた場合であっても、スライド位置決め機構113が位置決めを行うことで、正極8の幅方向Wに対する姿勢のずれを解消することができる。このように、スライド位置決め機構113が位置決めを完了し、正極8の幅方向Wに対する姿勢のずれを解消した後に、立ち上がり位置決め機構112が位置決めを行うため、サン38の立ち上がりに伴って正極8にたわみが生じるなどの不具合を起こすことなく、正極8の位置決めを行うことができる。以上により、正極8の位置決めを好適に行うことができる。
搬送方向位置決め部110が立ち上がり位置決め機構112を有し、幅方向位置決め部111がスライド位置決め機構113を有してよい。従って、スライド位置決め機構113で正極8の幅方向の位置決めを行うことで、載置面に正極8が載置された際の位置ずれの修正を行うことに加え、次工程への受け渡し位置へ移動させるための位置合わせも同時に行うことができる。また、例えば、搬送方向位置決め部110がスライド位置決め機構113を有する場合、アクチュエータを用いなくては位置決めを行うことが困難となる。それに対し、幅方向位置決め部111がスライド位置決め機構113を有することで、アクチュエータを用いることなく、機械的な機構によってスライド位置決め機構を構成することができる。従って、装置の複雑化・大型化を抑制できる。
搬送経路100の下流側には、正極8をセパレータで包むセパレータ包み部70が設けられてよい。正極8をセパレータで包む場合は、正極8の姿勢を整える必要があるので、上述のような位置決めを行う事による効果がより顕著となる。
以上の実施形態は、本発明に係る電極搬送装置の一例について説明したものである。したがって、本発明に係る電極搬送装置は、上述した電極搬送装置20に限定されず、各請求項の要旨を変更しない範囲において任意に電極搬送装置20を変形したものとすることができる。
上記実施形態において、スライド位置決め機構113は、位置規制部材42が幅方向Wに一定であった。これに代えて、位置規制部材42が幅方向Wに移動することで、電極を位置決めしてよい。このとき、位置規制部材41は幅方向Wに移動しなくともよく、位置規制部材42と共に幅方向Wへ移動してもよい。なお、位置規制部材42,41の軌道は、上述の実施形態に示したものに限らず、本は発明の趣旨の範囲内で、あらゆる形状を採用することができる。また、立ち上がり位置決め機構112は、サン38が立ち上がっていたが、サン39がサン38に代えて、又はサン38と共に立ち上がってもよい。
また、上述の実施形態では、全てのスライド部材35に、位置規制部材41が設けられていた。これに代えて、一定間隔毎に、位置規制部材41の無いスライド部材35を配置してもよい。タブ14bの形状より、位置規制部材41との干渉が生じる場合には、一定間隔毎に位置規制部材41の無いスライド部材35を配置することで、前述の干渉を回避することが出来る。同様に、位置規制部材42についても、一定間隔毎に、省略してもよい。
また、上述の実施形態では、搬送方向位置決め部が立ち上がり位置決め機構を有し、幅方向位置決め部がスライド位置決め機構を有していた。これに代えて、搬送方向位置決め部がスライド位置決め機構を有し、幅方向位置決め部が立ち上がり位置決め機構を有してよい。この場合も、スライド位置決め機構が搬送方向の位置決めが完了し、電極の姿勢を整えた後で、立ち上がり位置決め機構による幅方向の位置決めが行われる。
例えば、上記実施形態においては、幅方向に1つの正極8が搬送される例を挙げた。しかしながら、電極搬送装置20においては、幅方向に2つ以上の複数の正極8を搬送するようにしてもよい。例えば、電極搬送装置20は、打ち抜き工程において帯状の電極材料から多条取り(例えば2条取り)で切断された個別電極である正極8を搬送する装置とすることができる。
さらに、上記実施形態においては、サン38の角度を変換するに際して、2つの変換部によって分担するようにしたが、3つ以上の複数の変換部によって分担するようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、変換機構40を幅方向の一方側に設ける態様について説明したが、変換機構40を幅方向の両側に設けてもよい。
例えば、立ち上がり位置決め機構のサンの立ち上げのための構成は、上述の実施形態に限定されない。例えば、図15〜17に示すような構成を採用してもよい。
図15は、変形例に係る電極搬送装置の部分的な平面図である。図16は、搬送コンベアの一部を示す模式的な側面図である。
立ち上がり位置決め機構140は、複数の当接部材(第2の位置規制部材)141と、一対のガイド部材142と、複数の規制部材143と、を有している。なお、前述の電極搬送装置20と共通の構成については説明を省略する。
当接部材141は、搬送コンベア23の幅方向Wを長手方向とする長方形板状である。当接部材141は、スライド部材35(スライド部材35A)における循環方向の上流側の端部に取り付けられている。特に、当接部材141は、例えばヒンジ等を介してスライド部材35に取り付けられることによって、可倒式とされている。すなわち、当接部材141は、スライド部材35に対して、倒された姿勢と立った姿勢との間で少なくとも90°程度に姿勢を変換可能とされている。
当接部材141は、後述するように、正極8に当接して正極8を位置決めするための当接面141sを含む。当接面141sは、幅方向に延在している。当接面141sは、当接部材141が倒された姿勢において、載置面35sに沿うと共にタイミングベルト31の環状領域の外側に望む面である。一方で、当接面141sは、当接部材141が立った姿勢において、載置面35sに交差(例えば直交)する。すなわち、当接部材141は、当接面141sが載置面35sに沿った第1姿勢と、当接面141sが載置面35sに交差する第2姿勢と、の間でその姿勢が変換可能とされている。一例として、当接部材141が第1姿勢にあるとき、当接面141sは、載置面35sと略面一となる。
当接部材141は、ガイド部材142に係合する一対の係合部141pを含む。ここでは、係合部141pは、幅方向における当接部材141の両端面に設けられた円柱状の突起と、突起の先端に設けられた円板状のローラ141rと、を含む。係合部141pは、幅方向に沿って延在し、タイミングベルト31の外側に突出している。
ガイド部材142は、当接部材141の姿勢を、載置面35sにおける正極8の搭載位置よりも正極8の搬送方向Pの下流側において、第1姿勢から第2姿勢に変換する。ここでは、一対のガイド部材142が、幅方向に互いに離間した状態において、互いに平行となるように配置されている。ガイド部材142は、載置面35sに交差する方向からみて、幅方向いついてタイミングベルト31の外側であり、且つ、係合部141pの端部よりも内側に配置されている。ここでは、載置面35sに交差する方向からみて、ガイド部材142は、幅方向についてローラ141rに重複する位置に設けられている。一方、ガイド部材142は、搬送方向Pの下流に向かうにつれて上方(鉛直上方)に傾斜している(すなわち、ここではガイド部材142の全体が傾斜部である)。
これにより、ガイド部材142の始端(搬送方向Pの上流側の端部)が、第1姿勢におけるローラ141rよりも下方に位置し、且つ、ガイド部材142の終端(搬送方向Pの下流側の端部)が、第1姿勢におけるローラ141rより上方に位置している。したがって、当接部材141がスライド部材35と共に搬送方向Pに沿って移動してローラ141rがガイド部材142の始端に至ると、ローラ141r(係合部141p)がガイド部材142を乗り越えてガイド部材142に係合する。
そして、当接部材141の移動が進行するにつれて、係合部141pとガイド部材142との係合位置が、ガイド部材142の傾斜に応じて徐々に上昇していく。これにより、当接部材141が、載置面35sに対して徐々に立ち上がっていく。すなわち、当接部材141の姿勢が、第1姿勢から第2姿勢に徐々に変換されてく。この結果、ガイド部材142は、当接部材141の姿勢を、当接面141sが載置面35sに沿った第1姿勢から、当接面41sが載置面35sに交差する第2姿勢に変換する。このように、ガイド部材142は、タイミングベルト31及びスライド部材35の駆動に応じて当接部材141の姿勢を第1姿勢から第2姿勢に変換する。
このため、当接部材141の姿勢の変換の速度は、タイミングベルト31の移動速度及びガイド部材142の載置面35sに対する傾斜角度によって規定される。換言すれば、ここでは、当接部材141の姿勢の変換の速度を、タイミングベルト31の移動速度及びガイド部材142の載置面35sに対する傾斜角度を調整することによって所望の値に制御可能である。
規制部材143は、スライド部材35(スライド部材35B)における循環方向の下流側の端部に取り付けられている。規制部材143は、載置面35sに突設されている。規制部材143は、幅方向を長手方向とする長方形板状である。規制部材143は、載置面35sに交差(直交)すると共に当接面141s側(循環方向の上流側)に望む交差面143sを含む。交差面143sは、幅方向に延びている。交差面143sは、当接部材141の姿勢が第2姿勢であるときに、当接面141sに対向する(一例として平行となる)。ここでは、規制部材143は、可倒式とされておらず、スライド部材35に対して姿勢が固定されている。
引き続いて、搬送コンベア23における正極8の位置決めについて説明する。図17は、位置決めの様子を示す模式的な側面図である。図17においては、理解の容易化のため、ガイド部材142の傾斜を他の図に比べて大きく示している。図17の(a)に示されるように、まず、スライド部材35の載置面35s上に正極8が載置される(搭載位置に搭載される)。ここでは、上述したように、搬送コンベア22からの落下により正極8が載置面33sに載置される。
このとき、当接部材141は、その当接面141sが載置面35sに沿った第1姿勢とされている。そして、ここでは、正極8が、載置面35sから当接面141sにわたって配置されるように(正極8の一部が当接面141sにかかるように)、載置される。正極8の搭載位置の制御は、例えば、搬送コンベア22の吸着領域27の終端と搬送コンベア23との相対的な位置関係を調整することにより実現できる。
その後、正極8が載置されたスライド部材35が、タイミングベルト31の循環駆動に伴って搬送方向Pに沿って移動していくと、図17の(b)に示されるように、当接部材141の係合部141p(ここではローラ141r)が上方側からガイド部材142に接触し、係合部141pとガイド部材142とが係合する。
その後、係合部141pとガイド部材142とが係合した状態においてスライド部材35の移動が進行すると、図17の(c)に示されるように、係合部141pがガイド部材142に沿って摺動して上昇していく。これにより、当接部材141の姿勢が、第1姿勢から徐々に立ち上がっていく。すなわち、載置面35sに対する当接面141sの角度が徐々に拡大するように当接面141sが立ち上がっていく。これにより、一部が当接面141sに載置されていた正極8が、当接面141sにより搬送方向Pに向けて押圧されていく。
そして、図17の(d)に示されるように、スライド部材35の移動がさらに進行することにより、係合部141pがガイド部材142に沿って摺動してさらに上昇し、当接部材141の姿勢が第2姿勢とされる。すなわち、当接面141sが載置面35sに対して十分に立ち上げられる。一例として、載置面35sに対する当接面141sの角度が90°程度とされる。これにより、当接面141sによる正極8の押圧が完了し、搬送方向Pにおける正極8の位置が当接面141sの基端(載置面33s側の端)の位置に規定される。
なお、スライド部材35の移動がさらに進行して係合部141pとガイド部材142との係合が解除された後にも、当接部材141の姿勢が第2姿勢に維持される。すなわち、正極8を搬送している間は、当接面141sによって正極8の位置ずれが抑制され続ける。なお、載置面35sに対する当接面141sの角度が90°よりも大きくなくると、載置面35sと当接面141sとの間で正極8が挟まれるおそれがある。このため、載置面35sに対する当接面141sの角度の上限は、一例として90°とすることができる。
8…正極(電極)、9…負極(電極)、20…電極搬送装置、23…搬送コンベア、30…環状部(搬送経路)、35…スライド部材(載置部材)、35A…スライド部材、35s…載置面、38…サン(第2の位置規制部材)、41…位置規制部材(第1の位置規制部材)、70…セパレータ包み部、110…搬送方向位置決め部、111…幅方向位置決め部、112…立ち上がり位置決め機構、113…スライド位置決め機構。

Claims (3)

  1. 電極を搬送するための電極搬送装置であって、
    前記電極を搬送する搬送方向に延びる搬送経路と、
    前記電極が載置され、前記搬送経路に沿って前記搬送方向へ移動する載置部材と、
    前記搬送方向において、前記載置部材に載置された前記電極の位置決めを行う搬送方向位置決め部と、
    前記搬送方向と直交する幅方向において、前記載置部材に載置された前記電極の位置決めを行う幅方向位置決め部と、を備え、
    前記搬送方向位置決め部、及び前記幅方向位置決め部の何れか一方は、前記載置部材の載置面よりも上方へ突出する第1の位置規制部材が、位置決め方向にスライド移動することによって前記電極の位置決めを行うスライド位置決め機構を有し、
    前記搬送方向位置決め部、及び前記幅方向位置決め部の何れか他方は、第2の位置規制部材が、前記載置部材に対して回動して前記載置面よりも上方へ突出するように立ち上がることによって前記電極の位置決めを行う立ち上がり位置決め機構を有し、
    前記立ち上がり位置決め機構の位置決めは、前記スライド位置決め機構が位置決めを完了した後に行われる、電極搬送装置。
  2. 前記搬送方向位置決め部が前記立ち上がり位置決め機構を有し、前記幅方向位置決め部が前記スライド位置決め機構を有する、請求項1に記載の電極搬送装置。
  3. 前記搬送経路の下流側には、前記電極をセパレータで包むセパレータ包み部が設けられる、請求項1又は2に記載の電極搬送装置。
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