JP6488834B2 - ワーク積層装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク積層装置に関する。
従来、正極と負極とをセパレータを介して積層した電極組立体をケース内に収容して構成される蓄電装置が知られている。電極組立体の製造装置としては、正極・負極・セパレータ等のワークをコンベアで搬送して供給し、吸着手段によってピックアップしたワークを積層位置に搬送して積層する方式のものがある。
例えば特許文献1に記載の薄膜状ワークの積層装置では、吸着パッドで吸着支持したセパレータに重なり合うように第1のワークを吸着支持して積層位置に積層する工程と、吸着パッドで吸着支持したセパレータに重なり合うように第2のワークを吸着支持して積層位置に積層する工程とを繰り返し実行するようになっている。
特開2010−1146号公報
上述したような従来のワーク積層装置では、供給部から吸着支持部へのワークの受け渡しの際、及び吸着支持部から積層位置へのワークの受け渡しの際に吸着支持部の移動・停止が生じる。このため、ワークの連続的な受け渡しを行うことが困難であり、ワークの積層に要する時間の短縮化が課題となっている。
本発明は、上記課題の解決のためになされたものであり、ワークを迅速に積層できるワーク積層装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、一実施形態に係るワーク積層装置は、ワークを搬送して供給する供給搬送部と、供給搬送部から所定の積層位置でワークを受け取り、ワークの積層体を供給搬送部によるワークの搬送速度と等速で搬送する積層体搬送部と、を備え、積層体搬送部による積層位置の搬送経路は、供給搬送部の搬送経路よりも低位置となっており、供給搬送部から積層体搬送部へのワークの受渡位置には、ワークを案内して供給搬送部の搬送経路から積層体搬送部の搬送経路に落下させるガイド部が配置されている。
このワーク積層装置では、供給搬送部によるワークの搬送速度と、積層体搬送部による積層位置の搬送速度とが等速となっている。そして、ワークの受渡位置において、ガイド部がワークを案内して供給搬送部の搬送経路から積層体搬送部の搬送経路に落下させるようになっている。したがって、このワーク積層装置では、ワークの搬送を停止させずにワークの受け渡しを行うことが可能となるため、受け渡しの際にワークの移動・停止を伴う場合に比べてワークの積層に要する時間を短縮できる。
また、供給搬送部の搬送経路の先端部分が積層体搬送部の搬送経路と上下に重なり、供給搬送部自体がガイド部となっていてもよい。この場合、簡単な構成でワークの迅速な受け渡しが可能となる。
このワーク積層装置によれば、ワークを迅速かつ精度良く積層できる。
第1実施形態に係るワーク積層装置の構成を示す概略図である。 図1に示したワーク積層装置におけるワークの受け渡しの様子を示す概略図であり、(a)は供給搬送部から中継搬送部への受け渡しの様子を示し、(b)は中継搬送部から積層体搬送部への受け渡しの様子を示す。 第2実施形態に係るワーク積層装置の構成を示す概略図である。 第3実施形態に係るワーク積層装置の構成を示す概略図である。 変形例に係るワーク積層装置におけるワークの受け渡しの様子を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、ワーク積層装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るワーク積層装置の構成を示す概略図である。同図に示すワーク積層装置1は、リチウムイオン二次電池などの蓄電装置の製造システムに組み込まれる装置である。ワーク積層装置1は、蓄電装置に用いられる電極組立体の製造工程の一部を実施するものであり、電極を所定の順序で積層して積層体を形成する装置として構成されている。
ワーク積層装置1で扱われるワークWは、蓄電装置の正極2及び負極3である。正極2は、例えばアルミニウム箔からなる矩形の金属箔の両面に正極活物質層が形成されてなる。正極活物質層は、正極活物質とバインダとを含んで形成されている。正極活物質としては、例えば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等が挙げられる。複合酸化物には、例えばマンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つと、リチウムとが含まれる。正極2の一縁部には、正極端子との接続に用いられるタブ2aが形成されている。
図示しないが、正極2は、タブ2aを除いた部分が袋状のセパレータ内に収容された状態となっている。セパレータの形成材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布又は不織布等が例示される。なお、セパレータは、袋状に限られず、シート状のものを用いてもよい。
一方、負極3は、例えば銅箔からなる金属箔の両面に負極活物質層が形成されてなる。負極活物質層は、負極活物質とバインダとを含んで形成されている。負極活物質としては、例えば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等が挙げられる。
バインダは、例えばポリアミドイミド、ポリイミド等の熱可塑性樹脂であってもよく、主鎖にイミド結合を有するポリマー樹脂であってもよい。なお、本実施形態における正極活物質層及び負極活物質層は、塗工により形成される。前述の活物質の粒子及びバインダの粒子を溶媒中で混練し、電極合剤を形成する。この電極合剤を、例えばダイヘッドを備えた塗工装置により金属箔上に塗工し、その後、乾燥及び加圧を経て、活物質層が形成される。溶剤は、例えばNMP(N−メチルピロリドン)、メタノール、メチルイソブチルケトン等の有機溶剤であってもよく、水であってもよい。負極3の一縁部には、負極端子の位置に対応してタブ3aが形成されている。タブ2a及びタブ3aは、正極2と負極3とを重ねた場合に互いに重ならない位置に形成されている。
ワーク積層装置1は、図1に示すように、ワークWを搬送して供給する供給搬送部11と、供給搬送部11から供給されるワークWを積層体搬送部13に向けてガイドするガイド部12と、ガイド部12から所定の積層位置Sでワークを受け取り、ワークWの積層体15を搬送する積層体搬送部13とを備えている。
供給搬送部11は、例えばベルトコンベアである。本実施形態では、供給搬送部11として、セパレータ内に収容された正極2(以下、単に「正極2」と記す)を供給する第1の供給搬送部11Aと、負極3を供給する第2の供給搬送部11Bとが設けられている。第1の供給搬送部11Aと第2の供給搬送部11Bとは、それぞれ直線状の搬送経路16を有している。第1の供給搬送部11Aの搬送経路16は、図1における左側から右側に延びている。第2の供給搬送部11Bの搬送経路16は、第1の供給搬送部11Aの搬送経路16の先端よりも右側の位置で、図1における下側から上側に延びている。第1の供給搬送部11Aからは、例えば1秒当たり5枚の供給速度で正極2が供給される。第2の供給搬送部11Bからは、積層体搬送部13に正極2と負極3とが交互に供給されるように、例えば1秒当たり5枚の供給速度で負極3が供給される。
ガイド部12は、本実施形態では、供給搬送部11と積層体搬送部13との間に介在する中継搬送部14と、ワークWを案内するガイド板19とによって構成されている。中継搬送部14は、例えばベルトコンベアである。中継搬送部14の搬送経路17は、供給搬送部11の搬送経路16よりも低位置に配置されている。この搬送経路17は、円形の周回軌道となっており、供給搬送部11によるワークWの搬送速度と等速で反時計回りにコンベアが周回する。
搬送経路17の一側(図1における下側)には、第1の供給搬送部11Aの搬送経路16の先端部分が隣接しており、第1の供給搬送部11Aから中継搬送部14への正極2の受渡位置P1が設定されている。また、搬送経路17の他側(図1における右側)には、第1の供給搬送部11Aの搬送経路16の先端部分が隣接しており、第2の供給搬送部11Bから中継搬送部14への負極3の受渡位置P1が設定されている。また、搬送経路17の別の他側(図1における左側)には、積層体搬送部13の搬送経路18の一辺(図1における右辺)が隣接しており、中継搬送部14から積層体搬送部13へのワークWの受渡位置P2が設定されている。
上述したように、第1の供給搬送部11Aから1秒当たり5枚の供給速度で正極2が供給され、第2の供給搬送部11Bから1秒当たり5枚の供給速度で負極3が供給される場合、受渡位置P2では、例えば1秒当たり10枚の供給速度で、正極2及び負極3が交互に積層体搬送部13の積層位置Sに載置される。
ガイド板19は、例えば樹脂などによって形成された板状部材であり、緩やかな湾曲形状をなしている。一方のガイド板19は、第1の供給搬送部11Aから中継搬送部14への正極2の受渡位置P1、及び第2の供給搬送部11Bから中継搬送部14への負極3の受渡位置P1に対応してそれぞれ配置されている。また、他方のガイド板19は、中継搬送部14から積層体搬送部13へのワークWの受渡位置P2に対応して配置されている。
積層体搬送部13は、例えばベルトコンベアである。積層体搬送部13の搬送経路18は、中継搬送部14の搬送経路17よりも更に低位置に配置されている。この搬送経路18は、角部がR状をなす略長方形の周回軌道となっており、時計回りにワークW(積層体15)の積層位置Sが周回する。積層体搬送部13による積層位置Sの搬送速度は、供給搬送部11A,11BによるワークWの搬送速度、及び中継搬送部14によるワークWの搬送速度とそれぞれ等速となっている。
積層位置Sは、搬送経路18上に等間隔で複数設定されている。本実施形態では、積層位置Sの数は奇数となっている。なお、積層位置Sには、ワークWの面内方向の位置決めをする位置決め部が設けられていてもよい。このような位置決め部は、コンベア上に配置した枠体であってもよく、コンベアの表面に形成した凹部或いは溝などであってもよい。
このようなワーク積層装置1では、供給搬送部11によってワークWが受渡位置P1に搬送されると、ガイド板19に案内されることによって、ワークWが供給搬送部11の搬送経路16から中継搬送部14の搬送経路17に向かって押し出される。受渡位置P1では、供給搬送部11の搬送経路16と中継搬送部14の搬送経路17とが隣接し、かつ中継搬送部14の搬送経路17が供給搬送部11の搬送経路16よりも低位置に配置されている。このため、図2(a)に示すように、ガイド板19で案内されたワークWは、供給搬送部11の搬送経路16から押し出されて落下し、中継搬送部14の搬送経路16上に受け渡される。
中継搬送部14の搬送経路16上に受け渡されたワークWは、搬送経路16に沿って搬送され、受渡位置P2に搬送される。受渡位置P2では、ガイド板19に案内されることによって、ワークWが中継搬送部14の搬送経路17から積層体搬送部13の搬送経路18に向かって押し出される。受渡位置P2では、中継搬送部14の搬送経路17と積層体搬送部13の搬送経路18とが隣接し、かつ積層体搬送部13の搬送経路18が中継搬送部14の搬送経路17よりも低位置に配置されている。このため、図2(b)に示すように、ガイド板19で案内されたワークWは、中継搬送部14の搬送経路17から押し出されて落下し、積層体搬送部13の搬送経路18上に受け渡される。以下、上述の工程が繰り返されることにより、複数の積層位置SにワークWが順次積層され、ワークWの積層体15が形成される。ワークWが所定枚数となった積層体15は、積層体搬送部13上によって次の工程(装置)に送られ、移行の工程において一体に固定されると共に、同極のタブ同士が接続されることで電極組立体となる。
以上説明したように、ワーク積層装置1では、供給搬送部11によるワークWの搬送速度と、積層体搬送部13による積層位置Sの搬送速度とが等速となっている。このワーク積層装置1では、受渡位置P1において、ガイド部12を構成するガイド板19及び中継搬送部14がワークWを案内し、ワークWを供給搬送部11の搬送経路16から中継搬送部14の搬送経路17に落下させて受け渡しを行う。また、受渡位置P2において、ガイド部12を構成するガイド板19及び中継搬送部14がワークWを案内し、ワークWを中継搬送部14の搬送経路17から積層体搬送部13の搬送経路18に落下させて受け渡しを行う。したがって、ワーク積層装置1では、ワークWの搬送を停止させずにワークWの連続的な受け渡しを行うことが可能となるため、受け渡しの際にワークWの移動・停止を伴う場合に比べてワークWの積層に要する時間を短縮できる。
また、ワーク積層装置1では、供給搬送部11によるワークWの搬送速度、中継搬送部14によるワークWの搬送速度、及び積層体搬送部13による積層位置Sの搬送速度が互いに等速となっている。これにより、受渡位置P1では、供給搬送部11によって搬送されるワークWと中継搬送部14のコンベアとの相対速度がゼロとなり、受渡位置P2では、中継搬送部14によって搬送されるワークWと積層体搬送部13の積層位置Sとの相対速度がゼロとなる。したがって、供給搬送部11の搬送経路16から中継搬送部14の搬送経路17にワークWを落下させたとき、及び中継搬送部14の搬送経路17から積層体搬送部13の搬送経路18にワークWを落下させたときの位置ずれが抑制され、位置精度が向上する。また、供給搬送部11の搬送経路16から中継搬送部14の搬送経路17にワークWを落下させたときのワークWへのダメージ、及び中継搬送部14の搬送経路17から積層体搬送部13の搬送経路18にワークWを落下させたときのワークWへのダメージをいずれも好適に抑制できる。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態に係るワーク積層装置の構成を示す概略図である。同図に示すように、第2実施形態に係るワーク積層装置21は、供給搬送部11、ガイド部12、及び積層体搬送部13のレイアウトが第1実施形態と相違している。より具体的には、ワーク積層装置21では、単一の供給搬送部11からワークWである正極2及び負極3が交互に供給されるようになっている。また、ワーク積層装置21では、中継搬送部14が設けられておらず、ガイド部12は、ガイド板19のみによって構成されている。さらに、積層体搬送部13の搬送経路18は、角部がR状をなす略長方形の周回軌道となっており、ワークWの供給のタイミングと同期して反時計回りに積層位置Sが周回する。
供給搬送部11における搬送経路16の先端部分と、積層体搬送部13の搬送経路18の一方の長辺(図3における下辺)とは、所定の長さにわたって隣接している。この隣接区間R1では、供給搬送部11によって搬送されるワークWと、積層体搬送部13によって搬送される積層位置Sとが相対速度ゼロで並走する。供給搬送部11から積層体搬送部13へのワークWの受渡位置P1は、隣接区間R1の先端付近に設定され、この受渡位置P1において、ガイド板19によって案内されたワークWが供給搬送部11の搬送経路16から押し出されて落下し、積層体搬送部13の搬送経路18上に受け渡される。
このようなワーク積層装置21においても、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。すなわち、ワークWの搬送を停止させずにワークWの受け渡しを行うことが可能となるため、受け渡しの際にワークWの移動・停止を伴う場合に比べてワークWの積層に要する時間を短縮できる。また、中継搬送部14を設けず、ガイド板19のみによってガイド部12を構成しているので、装置の簡単化が図られる。さらに、供給搬送部11の搬送経路16と積層体搬送部13の搬送経路18とが所定の長さにわたって隣接しているので、供給搬送部11から積層体搬送部13へのワークWの受け渡しをより確実に実施できる。
[第3実施形態]
図4は、第3実施形態に係るワーク積層装置の構成を示す概略図である。同図に示すように、第3実施形態に係るワーク積層装置31は、供給搬送部11のレイアウトが第2実施形態と更に相違している。より具体的には、ワーク積層装置31では、供給搬送部11の搬送経路16の先端部分が積層体搬送部13の搬送経路18の一方の長辺(図4における下辺)と上下に重なるように配置されている。また、ガイド板19は配置されておらず、供給搬送部11自体がガイド部12となっている。
供給搬送部11の搬送経路16の先端部分と、積層体搬送部13の搬送経路18とが上下で重なる重複区間R2では、供給搬送部11によって搬送されるワークWと、積層体搬送部13によって搬送される積層位置Sとが相対速度ゼロで並走する。供給搬送部11から積層体搬送部13へのワークWの受渡位置P1は、重複区間R2の先方となり、この受渡位置P1において、コンベアによって案内されたワークWが供給搬送部11の搬送経路16から押し出されて落下し、積層体搬送部13の搬送経路18上に受け渡される。
このようなワーク積層装置31においても、上記実施形態と同様の作用効果が奏される。すなわち、ワークWの搬送を停止させずにワークWの受け渡しを連続的に行うことが可能となるため、受け渡しの際にワークWの移動・停止を伴う場合に比べてワークWの積層に要する時間を短縮できる。また、中継搬送部14やガイド板19を設けず、供給搬送部11自体をガイド部12としているので、装置の一層の簡単化が図られる。
本発明は、上記実施形態に限られるものではない。例えば上記実施形態では、ワークWとして正極2及び負極3を例示したが、本発明はシート体のワークであれば他のものであっても適用できる。また、ワークWの供給速度や供給順序、搬送経路の形状などは、適宜設定変更が可能である。さらに、積層体搬送部13において、受渡位置を除く位置に積層体15を積層方向に押圧する押圧部を更に配置してもよい。この場合、積層体搬送部13で搬送される積層体15での積層ずれの発生を好適に抑制できる。さらに、上記実施形態では、緩やかな湾曲形状をなすガイド板19をガイド部12に適用しているが、搬送経路上のワークWを隣接する搬送経路に押し出すプッシャーをガイド部12に適用してもよい。
また、例えば図5に示すように、受渡位置P1において、供給搬送部11の搬送経路16から積層体搬送部13の搬送経路18に向けてワークWを滑走させる滑走板20を配置してもよい。この場合、滑走板20によってワークWを滑らかに落下させることが可能となり、ワークWの受け渡しの際のワークWへのダメージを一層確実に抑制できる。図1に示したワーク積層装置1に滑走板20を適用する場合には、受渡位置P1,P2のそれぞれに滑走板20を配置することが好ましい。
なお、上記各実施形態において、「等速」とは、搬送速度の速度差が無視できる程度に小さいことを意味している。一例として、この速度差は、速度差に起因する積層位置Sでの位置ずれが積層体15の組立時の必要精度以下に収まる速度差であることが望ましい。
また、上記実施形態では、正極2を収納した袋状のセパレータを例示し、正極2と共にセパレータを供給搬送部11より供給する構成としたが、特にこれに限定されるものではない。例えば正極2と負極3とがそれぞれ袋状のセパレータに収納されていてもよく、また、負極3のみが袋状のセパレータに収納されていてもよい。セパレータは、袋状のものに限られず、シート状のものであってもよく、正極2や負極3とは別に供給してもよい。シート状のセパレータを第1実施形態に適用する場合、例えばセパレータ用の供給搬送部を別に設けてもよい。
1,21,31…ワーク積層装置、11,11A,11B…供給搬送部、12…ガイド部、13…積層体搬送部、15…積層体、16…供給搬送部の搬送経路、18…積層体搬送部の搬送経路、P1,P2…受渡位置、S…積層位置、W…ワーク。

Claims (2)

  1. ワークを搬送して供給する供給搬送部と、
    前記供給搬送部から所定の積層位置でワークを受け取り、前記ワークの積層体を前記供給搬送部による前記ワークの搬送速度と等速で搬送する積層体搬送部と、を備え、
    前記積層体搬送部による前記積層位置の搬送経路は、前記供給搬送部の搬送経路よりも低位置となっており、
    前記供給搬送部から前記積層体搬送部への前記ワークの受渡位置には、前記ワークを案内して前記供給搬送部の前記搬送経路から前記積層体搬送部の前記搬送経路に落下させるガイド部が配置されており、
    前記積層体搬送部の前記搬送経路は、周回軌道となっており、
    前記積層位置は、前記積層体搬送部の前記搬送経路上に等間隔で複数設定されているワーク積層装置。
  2. 前記供給搬送部の前記搬送経路の先端部分が前記積層体搬送部の搬送経路と上下に重なり、前記供給搬送部自体が前記ガイド部となっている請求項1記載のワーク積層装置。
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