JP2019007170A - 建設機械の配策物取付ハンガ - Google Patents

建設機械の配策物取付ハンガ Download PDF

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【課題】取付時に工具を必要とせず、部品点数が少なく、更に作業性を向上させた建設機械の配策物取付ハンガの提供。【解決手段】配策物取付ハンガ1は、建設機械のアタッチメン卜の左右に形成されたピン連結孔に挿通されるように構成される。配策物取付ハンガ1は、ロッド2と、ロッド2の両端に設けられ、配策物(例えばホース)を保持するように構成されたフック3とを備える。フック3は、ピン連結孔に挿通させることができる大きさである。配策物を保持する保持状態において、フック3はピン連結孔より外側に位置する。【選択図】図2

Description

本発明は、建設機械の作業アタッチメントを分解した際に用いる配策物取付ハンガに関する。
従来より、建設機械の作業アタッチメントを分解して輸送する際、作業アタッチメントに設けられたホースやシリンダ等を何らかの手段で保持しておくことが行われている。例えば、建設機械のブーム下面の左右に孔を有するブラケットを設け、この孔にロッドを挿通し、ロッド両端の突出部分でアームシリンダを固定する構造が知られている(特許文献1参照。)。
特開2009−263995号公報
しかし、上記構造では、製缶側にロッドを通すためのブラケットを新たに追加する必要がある。また、保持部品(Uボルト)をロッドに取り付ける必要があるため、部品点数の増加を招き、取付用の工具も必要となる。
そこで本発明は、取付時に工具を必要とせず、部品点数が少なく、更に作業性を向上させた建設機械の配策物取付ハンガを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、建設機械のアタッチメン卜の左右に形成されたピン連結孔に挿通されるように構成された配策物取付ハンガであって、ロッドと、ロッドの両端に設けられ、配策物を保持するように構成されたフックと、を備え、フックは、ピン連結孔に挿通させることができる大きさであり、配策物を保持する保持状態において、フックはピン連結孔より外側に位置する建設機械の配策物取付ハンガを提供している。
ここで、ロッドには、保持状態において配策物取付ハンガが長尺方向に移動することを制限するストッパが設けられており、ストッパは、配策物取付ハンガをピン連結孔に挿通させて保持状態とすることができる大きさ及び取付位置となるように設けられているのが好ましい。
更に、ストッパは、保持状態においてピン連結孔の内側に位置するように設けられているのが好ましい。
また、フックは、複数の配策物をまとめるマルチカプラのベースを挟むようにフック部材を2個並べて構成されているのが好ましい。
また、ロッドは、断面が丸い形状の棒で構成されているのが好ましい。
また、配策物取付ハンガをピン連結孔に挿通させて置いた際に、フックの配策物受け面が上向きとなるように、重心が設定されているのが好ましい。
請求項1記載の建設機械の配策物取付ハンガによれば、ハンガ全体をピン連結孔に挿通させることができるサイズとしたため、取付時に工具が不要で、部品点数が少なく、作業性が良好である。また、配策物を保持する保持状態において、配策物の自重によってロッドがピン連結孔の端に押し付けられるため、配策物が安定的に保持される。また、一体的に構成されたハンガであるため、紛失するおそれも少ない。
請求項2記載の建設機械の配策物取付ハンガによれば、ストッパを設けたため、フックがアタッチメントから離れた位置にあっても、ハンガが長尺方向に移動することを制限するため、配策物を安定して保持することができる。また、ストッパを設けても、ハンガ全体をピン連結孔に挿通させることができる。
請求項3記載の建設機械の配策物取付ハンガによれば、ストッパは、配策物保持状態においてピン連結孔の内側に位置するように設けられているため、ロッドの全長を短くでき、質量が軽減される。
請求項4記載の建設機械の配策物取付ハンガによれば、フック部材を2個並べて構成し、マルチカプラのベースを挟んで保持することにより、複数本の配策物でも安定して保持することができる。
請求項5記載の建設機械の配策物取付ハンガによれば、断面が丸い形状の棒でロッドが構成されているため、ハンガをピン連結孔に置いた際に、ピン連結孔を傷つけにくい。
請求項6記載の建設機械の配策物取付ハンガによれば、ハンガをピン連結孔に挿通させて置いた際に、フックの配策物受け面が上向きとなるように重心が設定されている。このため、ハンガに配策物を置くときに、ハンガの向きを直す作業が不要となり、作業性が向上する。
実施形態による配策物取付ハンガ(以下、単に「ハンガ」とも呼ぶ)が適用される建設機械の一例を示す概略図。 実施形態によるハンガを示す斜視図。 図2のハンガを軸方向から見た図であってフックとピン連結孔との大きさの関係を示す図。 ストッパとピン連結孔との大きさの関係を示す図。 ハンガをアタッチメントに取り付ける一連の手順のうち、ピン連結孔にフックを差し込む工程を示す斜視図及び要部図。 図4(a)に示す状態において、ピン連結孔で切った断面図。 フックを通した後、ハンガをずらし、ピン連結孔にストッパを通す工程を示す斜視図及び要部図。 図5(a)に示す状態において、ピン連結孔で切った断面図。 2つ目のピン連結孔にフックを通す前に、ハンガをずらし、フックが通る位置に移動する工程を示す斜視図及び要部図。 図6(a)に示す状態において、ピン連結孔で切った断面図。 2つ目のピン連結孔にフックを通した後、再びハンガをずらし、1つ目のピン連結孔にストッパを通す工程を示す斜視図及び要部図。 図7(a)に示す状態において、ピン連結孔で切った断面図。 ストッパを通した後、ロッドをピン連結孔の端に当てて置く工程を示す斜視図及び要部図。 図8(a)に示す状態において、ピン連結孔で切った断面図。 ハンガをピン連結孔の端に置いた状態を示す図。 ホースを取り付けたマルチカプラ(雄側)を示す斜視図。 アタッチメントのピン連結孔にハンガを取り付け、更にハンガにホース(マルチカプラ)を取り付けた状態を示す斜視図。 図11のXII部分を示す拡大斜視図。 図11を正面から見た図。 ハンガにマルチカプラが取り付けられた状態を示す側面図。 ホースが取り付けられたハンガに作用する力を示す図。 変形例によるハンガを示す概略図。
本発明の実施形態による建設機械の配策物取付ハンガについて図1から図15に基づき説明する。
図1は、本実施形態によるハンガを適用する建設機械の例を示す。図1に示す建設機械の作業アタッチメント100は、いわゆるロングアタッチメントであり、基端側ブーム110と、インターブーム120と、先端側ブーム130と、アーム140とを備える。基端側ブーム110は、分割可能な複数のブーム体111〜114で構成されている。また、先端側ブーム130も分割可能に構成されている。これら作業アタッチメント100の各部材は、ピン連結孔に挿通されたピンで連結されている。
建設機械の輸送時には、これら作業アタッチメント100の各部材が分割されて輸送される(以下、作業アタッチメント100を分割した各部材を単に「アタッチメント」と呼ぶ)。その際、各アタッチメントに設けられ、端部が拘束されていないホース(配策物の一例)を保持する手段が必要となる。本実施形態のハンガは、このようなホースを保持するのに用いられ、ピン連結孔を有する任意のアタッチメントに対して適用可能である。
図2に示すように、ハンガ1は、ロッド2と、フック3(3A,3B)と、ストッパ4(4A,4B)とを備える。本実施形態では、ロッド2は、断面が円形の丸棒であり、中空のパイプ状となっている。
ホースを保持するフック3A,3Bは、ロッド2の両端に固定されている。以下、図2に示すように、左右のフックを「フック3A」、「フック3B」と呼ぶが、フック3A,3Bは左右対称の形状を有しており、両者を区別しない場合は単に「フック3」と呼ぶ。ストッパ4(4A,4B)及びアタッチメント5(図11参照)のピン連結孔51(51A,51B)についても同様である。
各フック3には、2個のフック部材31が並列して設けられており、これらフック部材31は、取付板33を介してロッド2に取り付けられている。各フック部材31は、凹字状の板部材であり、ホース6(より具体的には後述のマルチカプラ7)を受ける凹状のホース受け面32を有する。
また、ロッド2におけるフック3A,3Bの間には、円板状のストッパ4A,4Bが設けられている。ストッパ4A,4Bは、アタッチメント5に取り付けられたハンガ1が長尺方向(ロッド2の軸方向)に移動しようとする際に、アタッチメント5に当接してハンガ1の移動を制限する。
図3(a)に示すように、側面視で(ロッド2の軸方向から見て)、2個のフック部材31と取付板33とから構成されるフック3は、ピン連結孔51内に収まるようなサイズに構成されている。即ち、フック3は、ピン連結孔51に挿通させることができる大きさである。
また、図3(b)に示すように、ストッパ4は、ピン連結孔51よりも若干小さなサイズの円板として構成されている。即ち、ストッパ4も、ピン連結孔51に挿通させることができる大きさである。
図3(a),図3(b)に示すように、ストッパ4の中心は、ロッド2の中心軸Cと一致している。一方、フック3に関しては、ロッド2が取付板33の中央ではなく端の方に取り付けられている。
このように、フック3がロッド2の中心軸Cに対してずれて配置されていることもあり、側面視でフック3とストッパ4とを合わせた大きさは、ピン連結孔51からはみ出すような大きさとなっている。このため、以下で説明するように、ハンガ1をアタッチメント5に取り付ける際には、軸方向と直交する方向にハンガ1をずらしながらピン連結孔51に挿通していく。
図4(a),4(b)から図8(a),8(b)を参照して、アタッチメント5のピン連結孔51A,51Bにハンガ1を取り付ける手順について説明する。
まず、図4(a),4(b)に示すように、ピン連結孔51Bにフック3Aを差し込む(挿入方向S1)。
次に、図5(a),5(b)に示すように、ストッパ4Aが通る位置にハンガ1をずらし(移動方向S2)、ピン連結孔51Bにストッパ4Aを通す。
続いて、図6(a),6(b)に示すように、2つ目のピン連結孔51Aにフック3Aを通す前にハンガ1をずらし(移動方向S3)、ピン連結孔51Aにフック3Aが通る位置に移動する。
更に、図7(a),7(b)に示すように、1つ目のピン連結孔51Bにストッパ4Bを通る位置にハンガ1をずらし(移動方向S4)、ピン連結孔51Bにストッパ4Bを通す。
そして、ピン連結孔51Bにストッパ4Bを通した後、図8(a),(b)に示すように、ロッド2をピン連結孔51A,51Bの端に当てて置く(移動方向S5)。
図9は、ハンガ1をピン連結孔51の端に置いた状態を示す。ここで、ハンガ1の重心Gの位置とその作用効果について説明する。
図3(a)に示すように、フック3のホース受け面32(図2参照)が上を向いた状態で、ハンガ1の重心Gはロッド2の中心軸Cと略同じ高さにある。仮にフック3のホース受け面32が上を向いた状態で、重心Gが中心軸Cよりも高い位置にあると、ハンガ1をピン連結孔51の端に置いた際に回転して上下がひっくり返ってしまう可能性がある。従って、フック3のホース受け面32が上を向いた状態で、ハンガ1の重心Gはロッド2の中心軸Cと同じ高さか又は中心軸Cよりも低い高さにあるのが好ましい。
また、上述したフック3とロッド2との位置関係により、ハンガ1の重心Gはロッド2の中心軸Cに対して水平方向にずれた位置にある。より具体的には、重心Gは、中心軸Cに対して、ホース受け面32が向く方向(図3(a)の上方)とロッド2の軸方向との両方に対して直交する方向(図3(a)の右方)にずれた位置にある。これにより、図9に示すように、ハンガ1をピン連結孔51の端に置いた際に、ハンガ1は、中心軸Cに対して重心Gがある方に傾く。本実施形態では、図11、図15に示すようにホース6が斜め下がりに延びるため、ハンガ1が上記のように傾いていると、ホース6を取り付けた状態でホース6に余計な力がかからず都合がよい。このように、本実施形態では、ハンガ1をピン連結孔51の端に置いた際に、フック3のホース受け面32が上方(斜め上方を含む)を向くように、ハンガ1の重心Gが設定されている。
本実施形態では、図10に示すように、ホース6は、複数のホースをまとめて扱うことができるマルチカプラ7に取り付けられている。図10に示すマルチカプラ7は雄側の部材である。マルチカプラ7は、ベース71と、ベース71に設けられた複数のホース取付部72とを有する。図示しない雌側の部材にも、複数のホースが取り付けられる。雄側の部材(マルチカプラ7)と雌側の部材(図示せず)とを脱着することにより、複数のホースをまとめて脱着することができる。なお、図11から図15では、便宜上、ホース6は1本のみ図示している。
図11から図13は、ピン連結孔51にハンガ1を取り付けた後、ハンガ1にホース6(より具体的には、ホース6を取り付けたマルチカプラ7)を取り付けた状態を示す。図13に示すように、ホース6を保持する保持状態において、フック3A,3Bはピン連結孔51A,51Bよりも外側に位置する。一方、ストッパ4A,4Bは、ピン連結孔51A,51Bの内側に位置する。なお、図示は省略するが、結束バンドや紐等を用いて、マルチカプラ7をフック3A,3Bに固縛する。
また、図14に示すように、マルチカプラ7がハンガ1に取り付けられた状態では、2個のフック部材31でマルチカプラ7のベース71を挟むように取り付けられている。
図15は、ホース6が取り付けられたハンガ1に作用する力を示す。ハンガ1には、主に、ホース6及びマルチカプラ7の自重による重力F1と、ホース6の反発力F2とが作用する。これらの力により、ハンガ1はピン連結孔51の端に受け止められ、且つ、押し付けられて安定する。
以上説明した実施形態によるハンガ1によれば、ハンガ1全体をピン連結孔51に挿通させることができるサイズとしたため、取付時に工具が不要で、部品点数が少なく、作業性が良好である。また、ホース6を保持する保持状態において、ホース6の自重及び反発力によってロッド2がピン連結孔51の端に押し付けられるため、ホース6が安定的に保持される。また、ハンガ1全体が一体的に構成されているため、紛失するおそれも少ない。
また、上述した実施形態によるハンガ1によれば、ストッパ4を設けたため、フック3がアタッチメント5から離れた位置にあっても、ハンガ1が軸方向に移動することを制限することができ、従ってホース6を安定して保持することができる。
また、上述した実施形態によるハンガ1によれば、ホース6の保持状態においてピン連結孔51の内側に位置するようにストッパ4を設けたため、ロッド2の全長を短くでき、質量が軽減される。即ち、上述のようにハンガ1をピン連結孔51Bに取り付ける際にハンガ1をずらしながら挿入していくため、フック3とストッパ4との距離D1(図5(b)参照)をアタッチメント5の厚みD2よりも大きくしておかないと、ハンガ1をずらすことができない。仮に、ピン連結孔51の外側に位置するようにストッパを設けるとすると、ストッパの外側に更に上記距離D2を確保した位置にフックを設ける必要があるため、ハンガの全長が長くなってしまう。
なお、図13に示すように、アタッチメント5のピン連結孔51付近には、側板55の内側面に内側ブラケット56が設けられ、側板55の外側面に外側ブラケット57,58が設けられている。上記の厚みD2は、これら側板55、内側ブラケット56及び外側ブラケット57,58を合わせた厚みである。
また、ストッパ4は、ハンガ1をピン連結孔51に挿通させて保持状態(ホースを保持する状態)とすることができる大きさ及び取付位置となるように設けられている。即ち、本実施形態では、軸方向から見て(図3(a)参照)フック3とストッパ4とを合わせた大きさは、ピン連結孔51からはみ出すような大きさであるが、上述のようにフック3とストッパ4との軸方向の距離D1を確保しているため、ハンガ1をピン連結孔51に挿通させて保持状態とすることができる。なお、本実施形態とは異なり、軸方向から見てフックとストッパとを合わせた大きさがピン連結孔内に収まるような大きさであれば、フックとストッパとを軸方向に近づけても、ハンガをピン連結孔に挿通させて保持状態とすることができる。
また、上述した実施形態によるハンガ1によれば、フック部材31を2個並べて構成し、2個のフック部材31によりマルチカプラ7のベース71を挟んで保持するため(図14参照)、複数本のホース6でも安定して保持することができる。
また、上述した実施形態によるハンガ1によれば、ハンガ1をピン連結孔51に挿通させてピン連結孔51の端に置いた際に、フック3のホース受け面32が上向きとなるように構成されている。このため、ハンガ1にホース6を取り付ける際に、ハンガ1の向きを変える作業が不要となり、作業性が向上する。
また、上述した実施形態によるハンガ1によれば、ロッド2は丸棒であるため、ピン連結孔51を傷つけにくい。また、ロッド2は丸棒であり回転し易いため、上述のようにハンガ1の重心を設定することにより、ハンガ1をピン連結孔51の端に置いた際に所望の向きを向くようにすることができる。
本発明による建設機械の配策物取付ハンガは上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
上述した実施形態では、ロッド2は真っ直ぐな棒であったが、ピン連結孔51にハンガ1を挿通させることができる限り、ロッドは曲がっていてもよい。例えば、図16に示すように、ピン連結孔51に挿通させることができる範囲でロッド202を曲げて構成してもよい。また、ロッドは曲線的に曲がっていてもよい。
また、上述した実施形態では、ロッド2は断面が丸い丸棒であったが、ロッド2の断面は、楕円、四角形、六角形など他の形状であってもよい。
また、上述した実施形態では、ハンガ1にストッパ4を設けていたが、ストッパを設けなくてもよい。この場合、フックにストッパの機能を持たせてもよい。
また、ストッパをより小さく構成してもよい。例えば、フックとストッパとを軸方向から見てピン連結孔の大きさに収まるように構成すれば、ハンガをピン連結孔に取り付ける際にずらしながら挿入する必要がない。ただし、ストッパの機能を発揮させるためには、ストッパはある程度大きい方が好ましい。
また、上述した実施形態では、複数のホースをまとめるマルチカプラ7を用いたが、マルチカプラ7を用いず、1本又は複数本のホースを直接ハンガに取り付けてもよい。
また、上述した実施形態では、ホース6を保持するハンガ1について説明したが、ホース以外の配策物(例えばシリンダ)を保持するハンガとして構成してもよい。
1 ハンガ、 2 ロッド、 3(3A,3B) フック、
4(4A,4B) ストッパ、 5 アタッチメント、
6 ホース、 7 マルチカプラ、
31 フック部材、 32 ホース受け面、 33 ロッド取付部、
51(51A,51B) ピン連結孔、 55 側板、
56 内側ブラケット、 57,58 外側ブラケット
71 ベース、 72 ホース取付部、
100 作業アタッチメント、 110 基端側ブーム、
111〜114 ブーム体、 120 インターブーム、
130 先端側ブーム、 140 アーム、 202 ロッド。

Claims (6)

  1. 建設機械のアタッチメン卜の左右に形成されたピン連結孔に挿通されるように構成された配策物取付ハンガであって、
    ロッドと、
    前記ロッドの両端に設けられ、配策物を保持するように構成されたフックと、
    を備え、
    前記フックは、前記ピン連結孔に挿通させることができる大きさであり、
    前記配策物を保持する保持状態において、前記フックは前記ピン連結孔より外側に位置することを特徴とする建設機械の配策物取付ハンガ。
  2. 前記ロッドには、前記保持状態において前記配策物取付ハンガが長尺方向に移動することを制限するストッパが設けられており、
    前記ストッパは、前記配策物取付ハンガを前記ピン連結孔に挿通させて前記保持状態とすることができる大きさ及び取付位置となるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の建設機械の配策物取付ハンガ。
  3. 前記ストッパは、前記保持状態において前記ピン連結孔の内側に位置するように設けられていることを特徴とする請求項2記載の建設機械の配策物取付ハンガ。
  4. 前記フックは、複数の配策物をまとめるマルチカプラのベースを挟むようにフック部材を2個並べて構成されていることを特徴とする請求項1から3のうち何れか一記載の建設機械の配策物取付ハンガ。
  5. 前記ロッドは、断面が丸い形状の棒で構成されていることを特徴とする請求項1から4のうち何れか一記載の建設機械の配策物取付ハンガ。
  6. 前記配策物取付ハンガを前記ピン連結孔に挿通させて置いた際に、前記フックの配策物受け面が上向きとなるように、重心が設定されていることを特徴とする請求項1から5のうち何れか一記載の建設機械の配策物取付ハンガ。
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