JP2010007691A - ケーブル受金物の固定方法及び固定器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストかつ高順応性を維持しつつ、取り付け及び/又は取り外し作業が容易で確実に受金物を筋金物に固定させることのできるケーブル受金物の固定方法及び固定器具を提供する。
【解決手段】挿入孔13及びこれに連通した嵌合孔14を有し所定の壁面に固定される筋金物10に対し、挿入孔13に遊挿された後に嵌合孔14内へ移動させられ嵌合孔14に嵌合する突出部22を有するケーブル受金物20が、その嵌合された突出部22により筋金物10に固定されるようにしたケーブル受金物の固定方法。ケーブル受金物20が筋金物10に固定された状態で、固定器具50の先端部51を挿入孔13に遊挿させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、広く線状体用の受金物の固定方法及び固定器具に関し、特に、ケーブルを載置するための棚の少なくとも一部を形成する受金物を筋金物に固定するための方法及び器具に関する。
地下に敷設される通信ケーブルは、マンホールと呼ばれる地下構造物の中で接続される。この通信ケーブルの接続部は、マンホールの中でクロージャと呼ばれる非金属性の筐体(以下、「接続部筐体」と呼ぶ)で密封されている。マンホール内部では作業員が作業できるように、通信ケーブル又は接続部筐体がマンホール内壁面に対し整理され固定(保持)されている。
従来より、このような壁面固定用の設備として、マンホール内壁面に固定した平板状の筋金物に受金物を取り付けて、通信ケーブルの支持構造体である「棚」を形成している。筋金物への受金物の取り付けには、ボルトとナットによる固定方法もあるが、多数の棚を必要とする大型のマンホールでは、取付時間を短くする等の作業効率の面から、以下のような固定方法が用いられている。
すなわち、例えば、特許文献1に開示されているように、上部挿入孔及びこれに連通した下部嵌合孔を有する、マンホール内壁面に固定される筋金物に対し、当該挿入孔に遊挿された後に当該嵌合孔内へ移動させられ、当該嵌合孔に嵌合する突出部を有するケーブル受金物が、その嵌合された突出部により当該筋金物に固定されるようにするものである。これにより、受金物を筋金物に挿入し嵌めるという簡単な作業で受金物を筋金物に取り付けることができ、その後は受金物に通信ケーブルを固定したり受金物を基礎にした台の上に接続部筐体を載置する棚を形成することができる。
しかしながら、マンホールには雨水などが溜まることがあり、接続部筐体まで溜水に浸かることもある。
このような場合には、浮力によって受金物に対し上昇方向に力が働く。ここで、受金物は、基本的に水平方向の力を加えても筋金物から外れないが、接続部筐体に作用する浮力などの上向きの力を加えた場合には抜け落ち易い。したがって、接続部筐体に浮力が作用した状態で、接続部筐体に水平方向の力を少しでも加わえると、受金物が筋金物から外れる可能性がある。接続部筐体を支持した受金物が筋金物から外れると、接続部筐体に作用する浮力により溜水の上面に接続部筐体が移動しようとするので、通信ケーブル及び接続部筐体に悪影響を及ぼす恐れがある。例えば、管路の導出部付近の通信ケーブルに許容曲率以上の曲げを加えられることにより通信ケーブルが変形したり、通信ケーブルが光ケーブルの場合には当該許容曲率以上の曲げにより伝送損失が増加して伝送劣化につながる恐れもある。また、通信ケーブルは、エントリープレートと呼ばれるゴムブッシュを通して円筒形筐体内部に引き込まれているので、通信ケーブルに曲応力が作用すると、ゴムブッシュと通信ケーブルとの間に隙間が生じ、クロージャ内部に浸水する恐れもある。また、溜水の水位も変動するため、当該曲応力は繰り返し加えられることも想定され、設備故障の加速する恐れもある。
特許文献1には、このような不具合を解消するケーブル受金物の固定治具が開示されている。この治具は、瓢箪形の嵌合孔を有する平板状の筋金物の当該嵌合孔に係合する突起部を備え、当該瓢箪形の嵌合孔に当該突起部が嵌合した状態でケーブルを載置する棚を形成する受金物を当該筋金物に固定するための治具である。当該治具の底面部には当該受金物に嵌合して摺動可能な係合片を有し、当該治具の裏面であって当該筋金物に接する側の面に、当該筋金物の瓢箪形の嵌合孔に当該受金物の突起部が嵌合した状態で形成される隙間を塞ぐ突起片を備えている。これにより、ケーブルを支持している受金物が筋金物から外れるのを防止し、且つ受金物が筋金物から外れることによるケーブル等への悪影響を防止することを可能にしている。
しかしながら、当該治具の設置のために、治具と受金物とを嵌め合わせ、その後さらに治具を筋金物に向かって摺動させる作業が必要である。治具と受金物との嵌め合わせを作業員が手作業で直接行う場合、比較的に繊細な作業が作業員に求められる。また、治具が予め受金物と嵌め合わされた状態から治具を筋金物に設置する場合でも、治具を受金物の長手方向に沿って摺動させた上で筋金物における隙間に挿入せねばならず、作業空間や作業姿勢に相当な制約のある状況でのこのような挿入作業は一概に容易であるとは言い難い。
また、従来技術における治具の突起片と筋金物の嵌合孔との挿入には幾つかの問題も潜在する。すなわち、突起片が嵌合孔の形状と適切に整合していなければ、突起片が嵌合孔に巧く嵌らなかったり、或いは過度に突起片を嵌合孔に入りやすくした場合には受金物の筋金物に対する締め付けが貧弱なものとなる。すなわち、特許文献1等に開示の従来技術は、いわば受金物を筋金物に取り付けた直後にできる嵌合孔の空間に当該突起片を単に塞ぐというものなので、かかる締め付けは、従来技術においては根本的に欠如していると言い得る。
さらに、特許文献1に開示の従来技術においては、ケーブルの設置又は整理し直しなどに受金物を筋金物から外すのに手間がかかる。すなわち、作業員は、嵌められた治具を相当な機械力をもって正しく受金物の長手方向に沿って摺動させて外さなければならない。或いは当該治具をポリエチレン製としていることから、当該ケーブル再設置のために治具自体を破壊すれば済むが、これでは材料が無駄であり、破壊後のマンホール内部における当該治具材料片の散乱など、新たな問題も生じうる。
また付言すれば、かかるポリエチレン製の治具により、一体的な成形技術により受金物の被摺動部及び/又は筋金物の嵌合孔との形状合わせを容易にしている側面もあるが、このような形状合わせ自体、コスト面で不利であり、しかも汎用性も低い。すなわち、当該治具は、受金物及び筋金物との形状に適合した形状に成形されるので、受金物及び筋金物のセット毎にしかも受金物及び筋金物の両者に適合して製造されなければならずその設計から製造までのコストが高くつく。また、形成した治具の適用可能な受金物及び筋金物は決まっているので、他のサイズや形状の受金物及び筋金物に対しては殆ど順応性がない。
特開平9−42235号公報
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低コストかつ高順応性を維持しつつ、取り付け及び/又は取り外し作業が容易で確実に受金物を筋金物に固定させることのできるケーブル受金物の固定方法及び固定器具を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の特定の態様は、挿入孔及びこれに連通した嵌合孔を有し所定の壁面に固定される筋金物に対し、前記挿入孔に遊挿された後に前記嵌合孔内へ移動させられ前記嵌合孔に嵌合する突出部を有するケーブル受金物が、その嵌合された突出部により前記筋金物に固定されるようにしたケーブル受金物の固定方法であって、前記ケーブル受金物が前記筋金物に固定された状態で、固定器具の先端部を前記挿入孔に遊挿し貫通させ、その後に前記先端部と前記挿入孔の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう前記固定器具に機械力を漸増させて印加し、前記固定器具を前記筋金物に締結させることにより前記ケーブル受金物が前記筋金物から脱落することを防止する。
かかる態様によれば、低コストかつ高順応性を維持しつつ、取り付け作業が容易で確実に受金物を筋金物に固定させることができる。
本発明による一実施の形態は、挿入孔及びこれに連通した嵌合孔を有し所定の壁面に固定される筋金物に対し、前記挿入孔に遊挿された後に前記嵌合孔内へ移動させられ前記嵌合孔に嵌合する突出部を有するケーブル受金物が、その嵌合された突出部により前記筋金物に固定されるようにしたケーブル受金物の固定方法であって、前記ケーブル受金物が前記筋金物に固定された状態で、固定器具の先端部を前記挿入孔に遊挿し貫通させ、その後に前記先端部と前記挿入孔の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう前記固定器具に機械力を漸増させて印加し、前記固定器具を前記筋金物に締結させることにより前記ケーブル受金物が前記筋金物から脱落することを防止する、方法である(請求項1)。
この方法によれば、基本的に固定器具が受金物とは無関係に直に筋金物の挿入孔に挿入され、挿入後において適切な密着力をもって当該挿入孔壁部に締結されるので、取り付け作業が容易で確実に受金物を筋金物に固定することができる。また、固定器具は、基本的に受金物の形状との整合を必要とせずに形成することができ、当該挿入孔の様々な形状及び寸法に適合することができるので、低コストかつ高順応性を維持することができる。
この実施形態において、前記固定器具に印加された機械力を漸減させて当該密着を解放し、前記固定器具の先端部を前記挿入孔から抜き出すことにより、前記固定器具を前記筋金物から取り外すことができる(請求項2)。これにより、ケーブルの設置又は整理し直しが生じて受金物の再設置が生じた場合でも、固定器具を容易に取り付け直すことができて好都合である。
また、前記固定器具は、前記当接位置のための当接溝を有し、前記当接溝により前記挿入孔の壁部に対する位置決めをなすようにしてもく(請求項3)、そしてこれに付加的又は代替的に、前記固定器具は、前記先端部の前記挿入孔への進入限界を規定するための進入制限溝を有し、前記進入制限溝により前記挿入孔に対する当該進入方向における位置決めをなすようにしてもよい(請求項4)。これにより、さらに固定器具の取付作業が容易となる。
本発明による他の実施の形態は、挿入孔及びこれに連通した嵌合孔を有し所定の壁面に固定される筋金物に対し、前記挿入孔に遊挿された後に前記嵌合孔内へ移動させられ前記嵌合孔に嵌合する突出部を有するケーブル受金物が、その嵌合された突出部により前記筋金物に固定されるようにしたケーブル受金物の固定方法に用いられる固定器具であって、前記ケーブル受金物が前記筋金物に固定された状態で、前記挿入孔に遊挿し貫通させられる先端部と、当該貫通後、前記先端部と前記挿入孔の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう当該固定器具に機械力を漸増させて印加するための機械力印加機構を備えた他端部と、を有し、前記機構の機械力印加に基づき当該固定器具を前記筋金物に締結させることにより、前記ケーブル受金物が前記筋金物から脱落することを防止するようにした固定器具である(請求項5)。
この固定器具によれば、基本的に固定器具が直に筋金物の挿入孔に挿入され、挿入後に調整可能な密着力で当該挿入孔壁部に締結されるので、取り付け作業が容易で確実に受金物を筋金物に固定することができる。また、固定器具は、基本的に受金物の形状に拘わらずに形成可能であり、当該挿入孔の様々な形状及び寸法に適合可能なので、低コストかつ高順応性のものとなる。
この実施形態において、前記機械力印加機構は、当該固定器具に印加された機械力を漸減させて当該密着を解放することを可能とし、当該固定器具の先端部を前記挿入孔から抜き出すことにより、前記筋金物から取り外されるようにすることができる(請求項6)。これにより、受金物の再設置が生じた場合でも、固定器具を容易に取り付け直すことができる。
また、好ましくは前記当接位置のための当接溝を有し、前記当接溝により前記挿入孔の壁部に対する位置決めをなすのが良く(請求項7)、より好ましくは、前記先端部の前記挿入孔への進入限界を規定するための進入制限溝を有し、前記進入制限溝により前記挿入孔に対する当該進入方向における位置決めをなすのが良い(請求項8)。これにより、さらなる固定器具の取付作業の容易化が図られる。
当該実施形態において、一端において互いに連結され他端においてそれらの主面が互いに対向した一対の開放端を呈する対向片を有し全体としてコ字状又は横形U字状の断面を呈する本体部を有し、前記本体部の一端及び他端の一方を前記先端部とし、前記機械力印加機構は、当該一端及び他端の他方において前記対向片の相対距離を拡大縮小させることの可能な可動構成を有するようにしてもよい(請求項9)。これにより、比較的簡単に当該本体部及びこれに連係作用する機械力印加機構の機能を実現することができる。
非常に簡単に製造可能な例として、前記機械力印加機構は、ネジ構造に基づいて構成されるようにしてもよい(請求項10)。
好適な例として、上記対向片を伴う場合、前記機械力印加機構は、前記対向片の一方に形成されたナット構造部と、このナット構造部に螺合しネジ運動の進展によりその頭部が前記対向片の他方の主面に突き当たり当該他方を押圧するボルト部材とを有するようにしてもよい(請求項11)。ここで、前記ボルト部材を蝶ボルトその他の柄付きボルトとすることにより(請求項12)、ドライバなど別途用意した工具を必要とすることなくねじ回し作業をすることが可能となる。
上記本体部を伴う場合、前記本体部は、一体成形又は接合技術にてステンレス鋼その他の金属材料により形成されるようにしてもよい(請求項13)。これにより、比較的に安価な材料でかつ容易に固定器具を製造することができる。
当該実施形態において、前記先端部は、先細形状を呈するようにするのが好ましい(請求項14)。これにより、当該先端部を当該挿入孔に挿入し易く好都合となる。
以下、本発明の上記態様及び実施の形態を、実施例に基づき添付図面を参照して詳しく説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の1つの実施例による受金物と筋金物との組立形態及びこれを使用したケーブル実装形態の概略的外観を示している。
長手状筋金物10は、その長手方向において所定の間隔で取付孔11を有し、取付孔11を利用してボルト(図示せず)などによりマンホール内の所定の壁部に当該長手方向を垂直となるようにして固定される。また、筋金物10は、取付孔11の間にケーブル受金物20を取り付けるための受金物設置孔12を有し、同じ高さ位置にある設置孔12を使用して筋金物を水平に設置する。
設置孔12は、全体的に大略瓢箪形とされ、本例では、その上部に比較的大きな円形挿入孔13を設け、その下部においてこれに連通する比較的小さな矩形嵌合孔14とを設ける。
設置孔12には、ケーブル受金物20が取り付けられる。この取り付け態様の詳細は、図1には示されておらず、後述する。ケーブル受金物20は、筋金物10に接する一端部を有し、全体が筋金物10の表面に対して直角に取り付けられる。ケーブル受金物20は、筋金物10に取り付けられた状態で略水平な平面を呈するケーブル載置面21を有する。ケーブル載置面21には、本例では光ファイバケーブルなどの通信ケーブル30,31が載置され、例えば樹脂製のいわゆるケーブルタイ(図示せず)によりケーブル30,31がケーブル受金物20に縛り付けられて固定される。
ケーブル30とは異なり、ケーブル31のようにケーブル間に先述した接続部筐体32を介在する場合があり、この場合、ケーブル受金物20の隣接する一方と他方との間に接続部筐体32が配される形態を採る。このとき接続部筐体32は、その両端側でケーブル31を介してケーブル受金物20によって支持されることになる。
接続部筐体32は、その内部にケーブル同士の接続部などを含み、その外郭はプラスチックなどの合成樹脂で形成され、基本的には当該接続部を密封するものであるが、先述したようにマンホール内の溜水による浸水の問題を抱える。本例では、ケーブル30,31を受金物20に固定した様子を示しているが、受金物20を基礎として別途用意した部材にて台を構成し、この台にケーブルや接続筐体を載置し固定するようにしてもよい。ケーブル30,31は、接続部筐体32の両端面に取り付けられたゴム製のエントリープレート33の図示しない引き込み穴を介して接続部筐体32の内部に引き込まれている。
図2は、筋金物10の設置孔12及び受金物20の詳細を示している。
受金物20は、筋金物10に対向する側に、筋金物10の主面に垂直に突き出る突出部22を有する。突出部22は、受金物20からの端面から少なくも筋金物10の厚さと同等の長さ(好ましくは筋金物10の厚さより若干大なる長さ)をもって延びる軸体23と、軸体23の先端に形成され当該軸体よりも幅の大なる頭部24とを有する。
頭部24は、筋金物10の挿入孔24に相似の略円柱形とされ、筋金物10の挿入孔13に遊挿可能なように挿入孔13の円形空間よりも小さく、筋金物10の嵌合孔14から受金物20が外れないように嵌合孔14の幅よりも大きい半径の円形を呈する垂直断面を有する。軸体23は、本例では略円柱状とされ、筋金物10の挿入孔13に遊挿可能でかつ筋金物10の嵌合孔14の空間を移動可能なように嵌合孔14の幅よりも若干小さい半径の円形を呈する垂直断面を有する。
このような突出部22を備える受金物20は、筋金物10に突き合わされる形で正対させられ、突出部22の頭部24が先ず筋金物10の挿入孔13に、受金物20の本体が筋金物10に突き当たるまで挿入される。図3(a)及び(b)は、それぞれ矢印A及びB(図2参照)の方向から筋金物10を見たこのときの状態を示している。
次に、この状態から下方へ受金物20が移動させられ、軸体23が嵌合孔14に落とし込まれる。図4(a)及び(b)は、それぞれ矢印A及びB(図2参照)の方向から筋金物10を見たこのときの状態を示している。
突出部22は、筋金物10の嵌合孔14に嵌合されるとともに、頭部24が嵌合孔14の壁部と重なることにより受金物20の水平方向における動きが制限され、筋金物10に受金物20が固定される。なお、図3及び図4は、視覚的に明瞭とするために、挿入孔13及び嵌合孔14の形状、軸体23及び頭部24の形状並びに筋金物10と受金物20との関係を模式的に示しており、実際の縮尺で描かれたものではないことに留意されたい。
かかる筋金物10と受金物20との一応の固定状況の下、本実施例では、さらに受金物20の垂直方向における動きを制限するために固定器具が使われる。
図5は、本実施例による固定器具50の外観を示している。
固定器具50は、受金物20が筋金物10に上述のように固定された状態で、挿入孔13に遊挿し貫通させられる先端部51と、これと反対側の他端部52とを有する。他端部52は、先端部51の挿入孔13への貫通後、先端部51と挿入孔13の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう固定器具50に機械力を漸増させて印加するための機械力印加機構53を備えている。そして、機械力印加機構53による機械力印加に基づき、固定器具50を筋金物10に締結させることにより、受金物20の筋金物10に対する垂直方向の動きを制限し、もって受金物20が筋金物10から脱落することを防止するようにしている。
固定器具50は、本体部54を有しており、この本体部54は、一端において互いに連結され他端においてそれらの主面が互いに対向した一対の開放端を呈する対向片55,56を有し全体としてコ字状又は横形U字状の断面を呈する。本体部54の一端及び他端の一方(本例では連結部分510)を、筋金物10の開口に挿入すべき先端部51としている。
ここで、機械力印加機構53は、当該一端及び他端の他方(本例では開放端側部分)において対向片55,56の相対距離を拡大縮小させることの可能な可動構成を有するようにしている。このため、機械力印加機構53を、ネジ構造に基づいて構成しており、対向片55,56の一方(本例では対向片55)に形成されたナット構造部55nと、このナット構造部55nに螺合しネジ運動の進展によりその頭部5hが他方の対向片56の主面に突き当たり対向片56を外側へ広げるよう押し込むボルト部材5Bとを有するようにしている。ボルト部材5Bには、柄付きボルト、具体的には蝶ボルトを採用している。この蝶ボルトにより、ドライバやスパナなど別途用意した工具を必要とすることなく、作業員は作業空間及び/又は姿勢に不利な状況でも片手でねじ回し作業をすることができる。本例のような本体部54及び機械力印加機構53の構成により、比較的簡単に両者の連係作用(機能)の実現が容易である。
コ字状断面本体部54は、一体成形にてステンレス鋼その他の金属材料により、可能であれば防錆処理とともに形成されるのが好ましいが、個別の2つの対向片を連結部分510の個別部材により接合して形成してもよい。いずれも、比較的に安価な材料でかつ容易に固定器具を製造することができる。また、金属材料にて本体部54を形成することにより、合成樹脂などの材料とは異なり、衝撃力がかかっても脆く破壊されることがなく、マンホール内に当該破壊片を散らせない、という利点もある。
図6は、このような固定器具50を、受金物20の取り付けられた筋金物10に取り付けるときの様子を示しており、(a),(b),(c)はそれぞれ図2の矢印A,B,Cの方向からこれら部材を見た図を示している。但し、簡明とするために、適宜、部材や部材の一部を省略し、また、実際のものとは異なる縮尺で描かれていることに留意されたい。なお、図は、固定器具50の先端部51を筋金物10の挿入孔13に途中まで挿入した状態を示している。
固定器具50の挿入対象先端部は、挿入孔13に挿入可能なように挿入孔13の空間内に収まる当該空間より若干小さい外形を有しており、受金物20の筋金物10への取り付け後、作業員は、固定器具50をその先端部51から差し込む。この差し込みは、固定器具50の本体部54に設けられた溝5gを目安にして溝5gが挿入孔13に位置するように固定器具50の差込方向の位置調整とともに行われる。
溝5gは、先端部55と挿入孔13の壁部との当接位置を規定するために、本例では、図5から明らかなように、本体部54の上下対向部55,56のそれぞれに2箇所ずつ当該先端部の根元近辺に設けられている。この溝5gにより、固定器具50の筋金物10への差し込みに際し、挿入孔13の壁部に対する位置決めがなされ、後の作業を容易にすることができる。
図7は、こうして固定器具50の筋金物10への差し込みが行われた後、今度は機械力印加機構53(5B,55n)を用いて固定器具50の筋金物10への締結が行われるが、この様子を示す。ここでも(a),(b)はそれぞれ図2の矢印A,Bの方向から各部材を見た図を示している。
蝶ボルト53は作業員によりネジ運動させられ、蝶ボルト53の頭部5hが対向片56に突き当たり、さらにネジ運動を進展することにより、機械力が漸増して対向片55,56に付与され、対向片55と対向片56との相対距離が広がる。このとき、溝5gは、挿入孔13の壁部と嵌合した状態で当接しており、概ね上下の溝5gを結ぶ仮想直線に沿って、当該溝に案内される形で対向片55,56が上下に引き離されることになる。これにより、対向片55,56は、挿入孔13の壁部と密着させられ、固定器具50の筋金物10への強固な締結が達成される。
一方、図7の状態から固定器具50を外す場合には、蝶ボルト53を逆の方向にネジ運動させる。これにより、固定器具50に印加された機械力を漸減させて当該密着を解放することができる。そして、固定器具50の先端部51を挿入孔13から抜き出すことにより、筋金物10から固定器具50を取り外すことができる。したがって、受金物20の再設置などの必要性が生じた場合でも、固定器具50を容易に取り付け直すことができる。また、かかる機械力印加機構53によって当該密着の度合いを適宜調整可能な点は、様々な用途への順応性を高める効果がある。
(実施例2)
図8は、本発明の他の実施例による固定器具50’の外観を示しており、同一の要素には図5と同一の参照符号が、対応する又は等価な構成要素には図5と同じ参照符号を含む参照符号が用いられている。
固定器具50’は、受金物20を筋金物10に固定された状態で、挿入孔13に遊挿し貫通させられる先端部51’と、これと反対側の他端部52’とを有する。他端部51’は、先端部51’の挿入孔13への貫通後、先端部51’と挿入孔13の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう固定器具50’に機械力を漸増させて印加するための機械力印加機構53を備えている。そして、機械力印加機構53による機械力印加に基づき、固定器具50’を筋金物10に締結させることにより、受金物20の筋金物10に対する垂直方向の動きを制限し、もって受金物20が筋金物10から脱落することを防止するようにしている。
固定器具50’は、本体部54’を有しており、この本体部54’は、ここでも、一端において互いに連結され他端においてそれらの主面が互いに対向した一対の開放端を呈する対向片55’,56’を有し全体としてコ字状又は横形U字状の断面を呈している。本体部54’の一端及び他端の一方(本例では開放端側部分511,512)を、筋金物10の開口に挿入すべき先端部51としている。
ここで、機械力印加機構53は、当該一端及び他端の他方(本例では連結部分520)側において対向片55’,56’の相対距離を拡大縮小させることの可能な可動構成を有するようにしている。機械力印加機構53自体の構成や本体部54’の形成手法などは、前述の実施例と同様である。
連結部分520は、図8に示されるように、対向片55’及び56’の幅よりも小さい幅を有しており、これにより機械力印加機構53を使って機械力を対向片に付与するときの労力が軽減されて好ましい。
対向片55’の先端部は、前述の実施例とは異なり、全体として概ね先細形状を呈するように形成される。これにより、当該先端部を挿入孔13に挿入し易く好都合となる。また、上記溝5gの代替えとして、対向片56’に第1の溝5g1を、対向片55’に第2の溝5g2を設けている。第1の溝5g1は、当該先端部の挿入孔13への進入限界を規定するための進入制限溝を担う。この進入制限溝により挿入孔13に対する当該進入方向における位置決めが確実になされ、固定器具50’の取付作業の容易化が図られる。第2の溝5g2は、かかる進入制限溝の機能と、上記溝5gのような当該先端部と挿入孔13の壁部との当接位置の位置決め及び当接方向の案内の機能との双方を担う。
図9は、このような固定器具50’を、受金物20の取り付けられた筋金物10に取り付けるときの様子を示しており、(a),(b),(c)はそれぞれ図2の矢印A,B,Cの方向からこれら部材を見た図を示している。ここでも、簡明とするために、適宜、部材や部材の一部を省略し、また、実際のものとは異なる縮尺で描かれている。
固定器具50’の先端部51’を筋金物10の挿入孔13に途中まで挿入した状況を示している。固定器具50’の先端部は、挿入孔13に挿入可能なように挿入孔13の空間内に収まる当該空間より若干小さい外形を有しており、受金物20の筋金物10への取り付け後、作業員は、固定器具50’をその先端部51’から差し込む。この差し込みによる固定器具50’の移動は、固定器具50’の本体部54’に設けられた溝5g1又は溝5g2の壁面に挿入孔13の壁部が突き当たるまで可能であり、換言すれば、当該移動は、挿入孔13の壁部の溝5g1又は溝5g2の壁面への突き当たりで停止させられる。したがって、作業員は、この突き当たりの触感で、固定器具50’の丁度良い差し込みが達成されたことを確認し、それ以上の固定器具の移動動作をする必要がないことが分かる。
その後、機械力印加機構53(5B,55n)を用いて固定器具50’の筋金物10への締結が行われる。蝶ボルト53は作業員によりネジ運動させられ、蝶ボルト53の頭部5hが対向片56’に突き当たり、さらにネジ運動を進展することにより、機械力が漸増して対向片55’,56’に付与され、対向片55’と対向片56’との相対距離が広がる。このとき、作業員は固定器具50’の挿入孔13への差し込みを緩めない状態で、溝5g1が挿入孔13の壁部と当接し5g2が挿入孔13の壁部と嵌合しており、溝5g1及び5g2による位置決めの下で溝5g2に案内される形で対向片55’,56’が上下に引き離されることになる。これにより、対向片55’,56’は挿入孔13の壁部と密着させられ、固定器具50’の筋金物10への強固な締結が達成される。
かかる締結された状態から固定器具50’を外す場合は、前述の実施例と同様、蝶ボルト53を逆の方向にネジ運動させて行われる。
本実施例による固定器具50’は、挿入すべき先端部を開放端側としており、挿入孔13に差し込む際に対向片55’,56’を手で挟み込むことによりそれらの相対距離を狭めることが可能なので、当該先端部の外形を挿入孔13の空間に対し一時的に相当に小さくすることができ、挿入孔13に挿入する作業が容易である、という利点を奏する。
上記各実施例においては、蝶ボルト53に基づいて機械力印加機構を構成しており、それ故、対向片55,55’に蝶ボルト53と螺合するナット部55nを形成しているが、図6(b)及び図9(b)などから推察できるように、このナット部55nを「ばり」にねじ切りするバーリング加工にて形成することにより、部品点数を増加を抑えることができる。
上述した図5及び図8の固定器具50,50’によれば、基本的に当該固定器具が直に筋金物10の挿入孔13に挿入され、挿入後に調整可能な密着力で当該挿入孔壁部に締結される。したがって、取り付け作業が容易で確実に受金物20を筋金物10に固定することができる。また、固定器具50,50’は、基本的に受金物20の形状に拘わらずに形成可能であり、挿入孔13の様々な形状及び寸法にも適合可能なので、低コストかつ高順応性のものとなる。
なお、上記実施例においては、固定器具50,50’に設けられる溝の数を4つにしているが、必ずしもこれに限定されず、少なくとも2つとしてもよいし5つ以上の溝を有するようにしてもよい。また溝の形状も、用途に応じて適宜、改変可能であることも勿論である。また、固定器具の全体及び細部の形状や機械力印加機構の具体的実現形態なども、当業者には適宜改変可能であることも言うまでもない。
以上、本発明による代表的実施例及びこれに基づく変形例を説明したが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではなく、当業者であれば、添付した請求項の範囲を逸脱することなく種々の代替実施例及び改変例を見出すことができる。
本発明の実施例による受金物と筋金物との組立形態及びこれを使用したケーブル実装形態の概略的外観を示す斜視図である。 本発明の実施例において用いられる筋金物及び受金物を示す斜視図である。 本発明の実施例において用いられる筋金物及び受金物の設置態様の第1のステップを示す図である。 本発明の実施例において用いられる筋金物及び受金物の設置態様の第2のステップを示す図である。 本発明の実施例による固定器具を示す概略斜視図である。 本発明の実施例による固定器具の筋金物への取付態様の第1のステップを示す図である。 本発明の実施例による固定器具の筋金物への取付態様の第2のステップを示す図である。 本発明の他の実施例による固定器具を示す概略斜視図である。 図8に示される固定器具の筋金物への取付態様を示す図である。
符号の説明
10 筋金物
11 取付孔
12 設置孔
13 挿入孔
14 嵌合孔
20 受金物
21 載置面
22 突出部
23 軸体
24 頭部
30,31 ケーブル
32 接続部筐体
50 固定器具
51 先端部
52 他端部
53 機械力印加機構
5B 蝶ボルト
55n ナット構造部
54 本体部
55,56 対向片
5g 溝
510 連結部
50’ 固定器具
51’ 先端部
52’ 他端部
54’ 本体部
55’,56’ 対向片
5g1,5g2 溝
511,512 開放端側部分
520 連結部

Claims (14)

  1. 挿入孔及びこれに連通した嵌合孔を有し所定の壁面に固定される筋金物に対し、前記挿入孔に遊挿された後に前記嵌合孔内へ移動させられ前記嵌合孔に嵌合する突出部を有するケーブル受金物が、その嵌合された突出部により前記筋金物に固定されるようにしたケーブル受金物の固定方法であって、
    前記ケーブル受金物が前記筋金物に固定された状態で、固定器具の先端部を前記挿入孔に遊挿し貫通させ、
    その後に前記先端部と前記挿入孔の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう前記固定器具に機械力を漸増させて印加し、
    前記固定器具を前記筋金物に締結させることにより前記ケーブル受金物が前記筋金物から脱落することを防止することを特徴とする方法。
  2. 前記固定器具に印加された機械力を漸減させて当該密着を解放し、前記固定器具の先端部を前記挿入孔から抜き出すことにより、前記固定器具を前記筋金物から取り外すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記固定器具は、前記当接位置のための当接溝を有し、前記当接溝により前記挿入孔の壁部に対する位置決めをなすことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記固定器具は、前記先端部の前記挿入孔への進入限界を規定するための進入制限溝を有し、前記進入制限溝により前記挿入孔に対する当該進入方向における位置決めをなすことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 挿入孔及びこれに連通した嵌合孔を有し所定の壁面に固定される筋金物に対し、前記挿入孔に遊挿された後に前記嵌合孔内へ移動させられ前記嵌合孔に嵌合する突出部を有するケーブル受金物が、その嵌合された突出部により前記筋金物に固定されるようにしたケーブル受金物の固定方法に用いられる固定器具であって、
    前記ケーブル受金物が前記筋金物に固定された状態で、前記挿入孔に遊挿し貫通させられる先端部と、
    当該貫通後、前記先端部と前記挿入孔の壁部との少なくとも2つの当接位置において両者が密着するよう当該固定器具に機械力を漸増させて印加するための機械力印加機構を備えた他端部と、を有し、
    前記機構の機械力印加に基づき当該固定器具を前記筋金物に締結させることにより、前記ケーブル受金物が前記筋金物から脱落することを防止するようにしたことを特徴とする固定器具。
  6. 前記機械力印加機構は、当該固定器具に印加された機械力を漸減させて当該密着を解放することを可能とし、当該固定器具の先端部を前記挿入孔から抜き出すことにより、前記筋金物から取り外されることを特徴とする請求項5記載の固定器具。
  7. 前記当接位置のための当接溝を有し、前記当接溝により前記挿入孔の壁部に対する位置決めをなすことを特徴とする請求項5記載の固定器具。
  8. 前記先端部の前記挿入孔への進入限界を規定するための進入制限溝を有し、前記進入制限溝により前記挿入孔に対する当該進入方向における位置決めをなすことを特徴とする請求項5記載の固定器具。
  9. 一端において互いに連結され他端においてそれらの主面が互いに対向した一対の開放端を呈する対向片を有し全体としてコ字状又は横形U字状の断面を呈する本体部を有し、前記本体部の一端及び他端の一方を前記先端部とし、前記機械力印加機構は、当該一端及び他端の他方において前記対向片の相対距離を拡大縮小させることの可能な可動構成を有することを特徴とする請求項5記載の固定器具。
  10. 前記機械力印加機構は、ネジ構造に基づいて構成されることを特徴とする請求項5記載の固定器具。
  11. 前記機械力印加機構は、前記対向片の一方に形成されたナット構造部と、このナット構造部に螺合しネジ運動の進展によりその頭部が前記対向片の他方の主面に突き当たり当該他方を押圧するボルト部材とを有することを特徴とする請求項9記載の固定器具。
  12. 前記ボルト部材は、蝶ボルトその他の柄付きボルトであることを特徴とする請求項11記載の固定器具。
  13. 前記本体部は、一体成形又は接合技術にてステンレス鋼その他の金属材料により形成されることを特徴とする請求項9記載の固定器具。
  14. 前記先端部は、先細形状を呈することを特徴とする請求項5記載の固定器具。
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