JP2019006482A - ブリスタ包装機におけるカール矯正機構 - Google Patents

ブリスタ包装機におけるカール矯正機構 Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できるようにしたブリスタ包装機におけるカール矯正機構を提供すること。【解決手段】打ち抜き金型3によって打ち抜く前のシート部材SのブリスタB間の位置を、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカールの方向に沿って線状に押圧するカール矯正用プレート1と、シート部材Sを介してカール矯正用プレート1の先端部を受け入れるカール矯正用溝2とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ブリスタ包装機におけるカール矯正機構に関するものである。
従来、錠剤等をブリスタ包装するためにブリスタ包装機が汎用されている。
そして、この種のブリスタ包装機は、帯状の熱可塑性樹脂シートにブリスタを成形するブリスタ成形部と、錠剤等を自動的に供給してブリスタ内に充填する自動供給充填部と、錠剤等が充填されたブリスタの開口を覆うように金属箔等の帯状の蓋部材を熱可塑性樹脂シートに接着する蓋部材接着部と、ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品を製造する打ち抜き部とを備えるようにしている。
ところで、ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて製造された矩形状のブリスタ包装品は、ブリスタ包装機や用いる熱可塑性樹脂シート等の特性によって、カールが発生する。
このカールには、ブリスタ包装された帯状のシート部材を基準として、帯状のシート部材の長さ方向の軸を含む面内のカール(本明細書において、「X方向カール」という。)及び幅方向の軸を含む面内のカール(本明細書において、「Y方向カール」という。)やツイスト(捻れ)等がある。
特に、Y方向カールが発生すると、後工程の矩形状のブリスタ包装品同士を重ね合わせ、複数のブリスタ包装品を束ねる集積工程に影響を及ぼし、トラブルの発生を誘引するという問題があった。
この問題点に対処するため、ブリスタ包装機にカール矯正機構を組み込みことが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平6−62153号公報
ところで、特許文献1のカール矯正機構は、ドラム本体の周囲にブリスタが嵌入する凹部を形成した弾性体製の筒体を配設したドラムと、大径支持ロールによって撓みを制限するようにした小径ロールとの間に、打ち抜き金型によって打ち抜く前のシート部材を供給し、シート部材を小径ロールにより凸状となるように強制的に彎曲させて、カールを矯正するようにしている。
しかしながら、このカール矯正機構は、部品点数が多く、構造が複雑で、機構が大型化するという問題があった。
本発明は、上記カール矯正機構の有する問題点に鑑み、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できるようにしたブリスタ包装機におけるカール矯正機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構は、ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品を製造するブリスタ包装機におけるカール矯正機構において、前記打ち抜き金型によって打ち抜く前のシート部材のブリスタ間の位置を、矩形状のブリスタ包装品に発生するカールの方向に沿って線状に押圧するカール矯正用プレートと、シート部材を介してカール矯正用プレートの先端部を受け入れるカール矯正用溝とを備えるようにしたことを特徴とする。
この場合において、前記カール矯正用プレート及びカール矯正用溝を、打ち抜き金型と一体に設けるようにすることができる。
本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構によれば、打ち抜き金型によって打ち抜く前のシート部材のブリスタ間の位置を、矩形状のブリスタ包装品に発生するカールの方向に沿って線状に押圧するカール矯正用プレートと、シート部材を介してカール矯正用プレートの先端部を受け入れるカール矯正用溝とを備えることにより、矩形状のブリスタ包装品に発生するカールの方向と直交する方向に矯正的なカールを発生させることで、矩形状のブリスタ包装品に発生するカールを打ち消すことができる。
そして、カール矯正機構は、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できる。
また、カール矯正用プレート及びカール矯正用溝を、打ち抜き金型と一体に設けることにより、カール矯正機構の駆動機構を、ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品を製造する打ち抜き部の駆動機構と共有することができ、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できる。
本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構の一実施例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 同ブリスタ包装機におけるカール矯正機構を示し、(a)は矩形状のブリスタ包装品の説明図、(b)はカール矯正機構の要部の説明図である。 同ブリスタ包装機におけるカール矯正機構を示し、(a1)はカール矯正用プレートの正面図、(a2)は同側面図、(b1)は打ち抜き金型の雄型の正面図、(b2)は同平面図、(b3)は同側面図、(b4)は同断面図である。
以下、本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構の一実施例を示す。
このブリスタ包装機は、従来のブリスタ包装機と同様に、帯状の熱可塑性樹脂シートにブリスタを成形するブリスタ成形部と、錠剤等を自動的に供給してブリスタ内に充填する自動供給充填部と、錠剤等が充填されたブリスタの開口を覆うように金属箔等の帯状の蓋部材を熱可塑性樹脂シートに接着する蓋部材接着部と、ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品を製造する打ち抜き部とを備えるようにしている。
そして、このブリスタ包装機は、カール矯正機構として、打ち抜き金型3によって打ち抜く前のシート部材SのブリスタB間の位置を、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカールの方向に沿って線状に押圧するカール矯正用プレート1と、シート部材Sを介してカール矯正用プレート1の先端部を受け入れるカール矯正用溝2とを備えるようにしている。
そして、カール矯正用プレート1は、打ち抜き金型3の雄型31に、カール矯正用溝2を打ち抜き金型3の雌型32に、それぞれ一体に設けるようにしている。
これにより、カール矯正機構としてのカール矯正用プレート1の駆動機構を、ブリスタ包装された帯状のシート部材Sを打ち抜き金型3によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品Wを製造する打ち抜き部を構成する打ち抜き金型3(本実施例においては、雄型31。)の駆動機構33と共有することができ、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できる。
ところで、シート部材Sから矩形状のブリスタ包装品Wを打ち抜いた残部の打ち抜きカスは、巻き取り機構を設けて巻き取るようにすることもできるが、実施例においては、打ち抜き金型3の雄型31のカール矯正用プレート1に一体に設けるようにした打ち抜きカスのカット刃4と、打ち抜き金型3の雌型32に一体に設けるようにした刃面5とによって、切断するようにしている。
これにより、カット刃4の駆動機構を、ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品を製造する打ち抜き部を構成する打ち抜き金型3(本実施例においては、雄型31。)の駆動機構33と共有することができ、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できる。
また、打ち抜き金型3(本実施例においては、雄型31。)の両側(本実施例においては、上下。)にカール矯正用プレート1とカット刃4とを配置することによって、負荷のバランスが取れ、駆動機構33を構成するベアリング等の支持機構に無理がかからない構造とすることができる。
このブリスタ包装機は、ブリスタ包装された帯状のシート部材Sを、2個(列)分のブリスタBの長さ(1ピッチ)ずつ間欠的に移動させながら、打ち抜き部において、打ち抜き金型3によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品Wを製造する際に、打ち抜きと同時に、打ち抜き金型3によって打ち抜く前(1ピッチ前)のシート部材SのブリスタB間の位置(矩形状のブリスタ包装品Wの中間位置)を、カール矯正機構(カール矯正用プレート1及びカール矯正用溝2)により線状に押圧するとともに、打ち抜き金型3によって打ち抜いた後(1ピッチ後)の打ち抜きカスを、打ち抜きカスの切断機構(カット刃4及び刃面5)により切断する。
このブリスタ包装機におけるカール矯正機構は、送りロール6を介して供給される、打ち抜き金型3によって打ち抜く前のシート部材SのブリスタB間の位置を、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカールの方向(本実施例においては、シート部材Sの幅方向の軸(Y軸)を含む面内のカール(上に凸形状のY方向カール)。)に沿って線状に押圧(本実施例においては、シート部材Sの表面側から押圧。)するカール矯正用プレート1と、シート部材Sを介してカール矯正用プレート1の先端部を受け入れるカール矯正用溝2とを備えることにより、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカールの方向と直交する方向に矯正的なカール(本実施例においては、シート部材Sの長さ方向の軸(X軸)を含む面内のカール(下に凸形状のX方向カール)。)を発生させることで、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカール(本実施例においては、上に凸形状のY方向カール。)を打ち消すことができる。
これにより、後工程の矩形状のブリスタ包装品W同士を重ね合わせ、複数のブリスタ包装品を束ねる集積工程に影響を及ぼすY方向カールの発生を防止し、集積工程におけるトラブルの発生を未然に防止することができる。
そして、このカール矯正機構は、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できる。
なお、本実施例のブリスタ包装機におけるカール矯正機構は、上に凸形状のY方向カールの発生を防止する例について説明したが、下に凸形状のY方向カールの場合も同様に、下に凸形状のX方向カールを発生させるようにしたり、カール矯正用プレート1と、カール矯正用溝2との位置関係を逆にすることで、上に凸形状のX方向カールを発生させることで、下に凸形状のY方向カールを打ち消すことができる。
また、同様に、打ち抜き金型3によって打ち抜く前のシート部材SのブリスタB間の位置(1箇所又は複数箇所)を、矩形状のブリスタ包装品Wに発生する、シート部材Sの長さ方向の軸(X軸)を含む面内のカール(X方向カール)に沿って線状に押圧するカール矯正用プレート(図示省略。1個又は複数個設けることができる。)と、シート部材Sを介してカール矯正用プレートの先端部を受け入れるカール矯正用溝2(図示省略1個又は複数個設けることができる。)とを備えることにより、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカールの方向と直交する方向に矯正的な、シート部材Sの幅方向の軸(Y軸)を含む面内のカール(Y方向カール)を発生させることで、矩形状のブリスタ包装品Wに発生するカール(X方向カール)を打ち消すようにすることもできる。
以上、本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明のブリスタ包装機におけるカール矯正機構は、部品点数が少なく、構造が簡単で、機構を小型化できるという特性を有していることから、ブリスタ包装機におけるカール矯正機構の用途に好適に用いることができる。
1 カール矯正用プレート
2 カール矯正用溝
3 打ち抜き金型
31 雄型
32 雌型
33 駆動機構
4 カット刃
5 刃面
6 送りロール
B ブリスタ
S シート部材
W ブリスタ包装品

Claims (2)

  1. ブリスタ包装された帯状のシート部材を打ち抜き金型によって打ち抜いて矩形状のブリスタ包装品を製造するブリスタ包装機におけるカール矯正機構において、前記打ち抜き金型によって打ち抜く前のシート部材のブリスタ間の位置を、矩形状のブリスタ包装品に発生するカールの方向に沿って線状に押圧するカール矯正用プレートと、シート部材を介してカール矯正用プレートの先端部を受け入れるカール矯正用溝とを備えるようにしたことを特徴とするブリスタ包装機におけるカール矯正機構。
  2. 前記カール矯正用プレート及びカール矯正用溝を、打ち抜き金型と一体に設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブリスタ包装機におけるカール矯正機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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