JP2013006623A - 積上噛合段ボール箱 - Google Patents

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【課題】物流過程で段ボール箱を積み上げる際、厳密に位置決めせずに積み上げても、確実に荷崩れ防止効果が得られるようにする。
【解決手段】周壁11、底壁12及び天壁13を有し、底壁12及び天壁13の一方に凹部8、他方に凸部9をそれぞれ押圧により設け、積上時に凹部8と凸部9が噛合して荷崩れを防止する段ボール箱において、前記凹部8及び凸部9を、段ボールの面状段潰しにより形成し、凹部8及び凸部9の外周に、その段差に臨んで相反する方向に膨出した切目線10を入れ、切目線10から露出する段ボールの切断縁同士が積上時に噛み合うようにする。切目線10の切断縁同士が引っ掛かるように噛み合って、積み上げた状態で段ボール箱相互の滑りが防止される。
【選択図】図4

Description

この発明は、積上時に荷崩れを防止する対策を施した段ボール箱に関するものである。
一般に、物流に使用される段ボール箱は、荷台への積載等に際し、向きを揃えて積み上げる棒積みされる場合が多い。この棒積み状態における荷崩れを防止するため、下記特許文献1には、図9に示すように、周壁51から延びる底壁及び天壁の外フラップ52に、両側縁から先端縁にかけて斜め方向に延びる波状部53を押圧により設け、波状部53の噛合により、上下の段ボール箱の滑りを抑制しようとするものが記載されている。
実開昭61−19527号公報
しかしながら、上記のような段ボール箱では、積み上げる際、下段側となる段ボール箱に対して上段側となる段ボール箱の位置を正確に合わせなければ、波状部53が噛み合わず、また、内容物の荷重により底面が太鼓状に膨らむと、やはり波状部53が噛み合いにくくなり、荷崩れ防止効果が得られないという問題がある。
そこで、この発明は、厳密に位置決めせずに積み上げても、確実に荷崩れ防止効果が得られるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、周壁、底壁及び天壁を有し、底壁及び天壁の一方に凹部、他方に凸部をそれぞれ押圧により設け、積上時に凹部と凸部が噛合して荷崩れを防止する段ボール箱において、前記凹部及び凸部を、段ボールの面状段潰しにより形成し、凹部及び凸部の外周に、その段差に臨んで相反する方向に膨出した切目線を入れ、切目線から露出する段ボールの切断縁同士が積上時に噛み合うようにしたのである。
この発明に係る段ボール箱では、積上に際し、下段側の段ボール箱に対して、上段側の段ボール箱が水平面のいずれの方向にずれていても、また、内容物の荷重で底面が膨らんでいても、切目線の切断縁同士が引っ掛かるように噛み合って、段ボール箱相互の滑りが防止されるので、荷崩れが確実に防止される。
この発明に係る積上噛合段ボール箱のブランクを示す図 同上の組立状態を天壁側から示す斜視図 同上の組立状態を底壁側から示す斜視図 同上の段ボール箱の積上状態を示す斜視図 同上の図4におけるV−V線に沿った部分の拡大断面図 同上の噛合部分の拡大断面図 同上の抜型による切目線部分の加工過程を示す断面図 同上の加工後の段ボールの状態を示す拡大斜視図 従来の段ボール箱の積上状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この段ボール箱のブランクでは、各一対の側壁1及び端壁2が交互に連設され、一方の側壁1の外側に継代片3が連設されると共に、端壁2の上下端に内フラップ4が、側壁1の上下端に外フラップ5がそれぞれ連設されている。端壁2の上部には、長円形の把手穴6が設けられている。
下方の外フラップ5の表面には、先端縁に臨む中間部分を長方形状に押し潰すことにより(図示斜線部)、その押潰部7から成る凹部8が設けられている。
上方の外フラップ5の表面には、先端縁に臨む中間部分及び側壁1との境界付近の部分を除き広範囲に亘って押し潰すことにより(図示斜線部)、その押潰部7の内側に、凹部8よりも一回り小さい長方形状の凸部9が設けられている。凸部9は、押潰部7に対して相対的に突出したものであり、押潰部7以外の部分と同様の厚さとなっている。
凹部8及び凸部9の外周には、その段差に臨んで円弧状の切目線10が複数箇所に入れられている。凹部8の切目線10は、凹部8の内側へ向かって膨出した形状とされ、凸部9の切目線10は、凸部9から外側へ向かって膨出した形状とされている。
上記ブランクは、図7に示すように、材料の段ボールSを抜型Dで打ち抜いて製造される。段ボールSは、表裏のライナー21の間に波状の中芯22を挟着したものであり、抜型Dは、切刃23及びコルク製の押圧体24を備えている。
そして、押潰部7は、押圧体24で段ボールSの中芯22を押し潰す段潰し加工により形成され、切目線10は、切刃23を段ボールSの表裏に貫通させることにより入れられる。押潰部7及び切目線10は、ダイカッタによるブランク全体の打抜時のほか、フレキソグルアによる印刷及び糊貼り工程においても、部分型により加工可能である。
このように押潰部7を形成して切目線10を入れると、図8に示すように、押潰部7とそれ以外の部分の段差において、切目線10から段ボールSの切断縁が露出する。
上記ブランクを組み立てて物品を包装する際には、図2及び図3に示すように、各一対の側壁1及び端壁2を四角筒状に折り曲げ、継代片3を反対側の端壁2の内面に貼り付けて周壁11を形成し、下方の内フラップ4及び外フラップ5を貼り合わせて底壁12を形成した状態で、箱内に物品を収納した後、上方の内フラップ4及び外フラップ5を貼り合わせて天壁13を形成する。
そして、このような段ボール箱を物流過程で積み上げる際には、図4及び図5に示すように、下段側となる段ボール箱の天壁13の凸部9を、上段側となる段ボール箱の底壁12の凹部8に嵌め込む。
このように段ボール箱を積み上げると、切目線10から露出する段ボールの切断縁同士が噛み合って、下段側の段ボール箱の天壁13と上段側の段ボール箱の底壁12の相互の滑りが阻止される。
より詳細には、図6に示すように、重なり合う段ボールの切目線10に臨むライナー21同士が引っ掛かるように噛み合うので、押潰部7が反発により多少復元しても、段ボール同士の滑りは強固に阻止される。
また、切目線10が円弧状に膨出した形状となっているので、積み上げた状態で上下の段ボール箱が水平面のいずれの方向にずれていても、また、内容物の荷重で底壁12が膨らんでいても、段ボール箱相互の滑りが防止されて、荷崩れが確実に防止される。
なお、上記実施形態では、切目線10が円弧状に膨出したものを例示したが、切目線10は、コ字状やV字状に膨出する形状としても、同様の防止効果を得ることができる。
また、底壁12に凹部8を、天壁13に凸部9をそれぞれ設けたが、底壁12に凸部9を、天壁13に凹部8をそれぞれ設けるようにしてもよく、これらの配置や形状は適宜変更してもよい。
また、底面と天面で内フラップ4と外フラップ5を重ね合わせる溝切型の段ボール箱を例示したが、内容物を上下に巻くように包み込むラップラウンド形式の段ボール箱においても、同様の構成を採用することができる。
そのほか、周壁11が四角筒状となる段ボール箱を例示したが、周壁11が六角筒状や八角筒状等となる段ボール箱においても、同様の構成を採用することができる。
1 側壁
2 端壁
3 継代片
4 内フラップ
5 外フラップ
6 把手穴
7 押潰部
8 凹部
9 凸部
10 切目線
11 周壁
12 底壁
13 天壁
S 段ボール
21 ライナー
22 中芯
D 抜型
23 切刃
24 押圧体

Claims (1)

  1. 周壁(11)、底壁(12)及び天壁(13)を有し、底壁(12)及び天壁(13)の一方に凹部(8)、他方に凸部(9)をそれぞれ押圧により設け、積上時に凹部(8)と凸部(9)が噛合して荷崩れを防止する段ボール箱において、前記凹部(8)及び凸部(9)を、段ボールの面状段潰しにより形成し、凹部(8)及び凸部(9)の外周に、その段差に臨んで相反する方向に膨出した切目線(10)を入れ、切目線(10)から露出する段ボールの切断縁同士が積上時に噛み合うようにしたことを特徴とする積上噛合段ボール箱。
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