JP2007216343A - シート状物の切断装置及び切断方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート状物から小さな個片シートをスムーズに且つ安定してくり抜くことができるシート状物の切断装置及び切断方法を提供すること。
【解決手段】シート状物4をその幅方向の第1の切断線イに切断する第1の切断部11と、シート状物4をその送行方向の第2の切断線ロに切断する第2の切断部21とを備える。第1の切断部11は、その周面の軸方向に刃部14を形成した第1の切断ローラ12と第1の切断ローラ12に当接する第1の受けローラ13から成る。第2の切断部21は、その周面の円周方向に左右2条の刃部24を形成した第2の切断ローラ22と第2の切断ローラ22に当接する第2の受けローラ23から成る。第2の切断部21の下流に、第2の切断部21によりくり抜かれた個片シート4aを受取る受取りローラ5a,5bを配設する。
【選択図】図1
【解決手段】シート状物4をその幅方向の第1の切断線イに切断する第1の切断部11と、シート状物4をその送行方向の第2の切断線ロに切断する第2の切断部21とを備える。第1の切断部11は、その周面の軸方向に刃部14を形成した第1の切断ローラ12と第1の切断ローラ12に当接する第1の受けローラ13から成る。第2の切断部21は、その周面の円周方向に左右2条の刃部24を形成した第2の切断ローラ22と第2の切断ローラ22に当接する第2の受けローラ23から成る。第2の切断部21の下流に、第2の切断部21によりくり抜かれた個片シート4aを受取る受取りローラ5a,5bを配設する。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばばんそう膏などの皮ふ吸収剤が塗布されたシートなどのシート状物から個片シートをくり抜くシート状物の切断装置及び切断方法に関するものである。
例えばばんそう膏などの皮ふ吸収剤が塗布されたシートなどのシート状物は、切断装置により一般に4角形の個片シートにくり抜かれ,この個片シートを包装シート(包装体)に収納してシールされる。
図5は、従来のシート状物の切断装置の斜視図、図6は同側面図である。図5において、シート状物の切断装置は、切断ローラ1と、切断ローラ1の下面に当接する受けローラ2を備えている。切断ローラ1の周面には、平面視して4角形の刃部3が切断ローラ1の円周方向及び軸方向に多数形成されている。
被切断物であるシート状物4は、送行手段によりその長手方向Nへ送行されて軸心N.Aを中心に矢印方向A,Bへ回転する両ローラ1、2の間へ送られ、刃部3により4角形の個片シート4aがくり抜かれる。くり抜かれた4角形の個片シート(成型製品)4aは、図6に示すように両ローラ1、2の下流に設けられた上下一対の小径の受取りローラ5a,5bの間に受け取られる。4bは個片シート4aがくり抜かれた後の残がい(スクラップテープ)である。なお、図5では受取りローラ5a,5bは省略している。
図6において、受取りローラ5a,5bにはそれぞれテープ状の上包材6aと下包材6bが調帯されており、両材6a,6bは矢印a,b方向へ送行される。シート状物4からくり抜かれた個片シート4aは上包材6aと下包材6bの間に上下から挟まれ、後工程(上包材6aと下包材6bをヒートシールする工程、及びヒートシールされた個片シート4aの間を切断する工程)へ送られ、図7に示す完成品(製品)7が完成する。図7(a)は完成品7の斜視図、図7(b)は同断面図である。上包材6aと下包材6bの接合面Sは、ヒートシールにより接合されている。患者は、接合された両材6a,6bを破るなどしてその中の個片シート4aを取り出し、肩部などの患部に貼付する。
図6は、両ローラ1、2と受取りローラ5a,5bの位置関係を示している。両ローラ1、2と受取りローラ5a,5bの軸心間距離Wは、個片シート4aの長さLよりも小さくなければならない。何故ならば、W>Lならば、両ローラ1、2でくり抜いた個片シート4aを受取りローラ5a,5bへ受け渡すことができないからである。したがって、個片シート4aの長さLが小さくなればなる程、上記距離Wも小さくしなければならない(すなわち、両ローラ5a,5bを両ローラ1、2に接近させねばならない)。
このように上記軸心間距離を小さくするためには(すなわち、両ローラ5a,5bを両ローラ1、2に接近させるためには)、図6に示す両ローラ1、2の直径D1よりも、図8に示すように両ローラ1’、2’の直径D2をより小さくしなければならない。このようにローラ1’、2’を小径にすれば、両ローラ5a,5bを両ローラ1’、2’により近づけて軸心間距離W’を小さくできるので、長さL’の小さい個片シート4aであっても、両ローラ5a,5bは両ローラ1’、2’から個片シート4aを受取ることができる。なお、図8では上包材6aと下包材6bは省略している。
しかしながら、図8に示すように両ローラ1’、2’の直径D2を小さくすると、切断抵抗によりローラ1’には軸方向撓みを生じやすく、その結果、ローラ1’とローラ2’の間に隙間を生じてシート状物4から個片シート4aをスムーズに且つ安定してきれいにくり抜くことは困難となる。したがって従来の切断装置は、大形の個片シートのくり抜きはスムーズに行えるが、小形の個片シートはくり抜きにくいという問題点があった。
次に、切断ローラに上記軸方向撓みを生じる理由について詳述する。図9(a),(b),(c)は切断ローラに軸方向撓みを生じる理由の説明図であって、図9(a)は切断装置の正面図、図9(b)は刃部の軸方向のエッジによる軸方向切断時の切断加圧力と被切断抵抗力の力点関係の説明図、図9(c)は刃部の円周方向のエッジによる円周方向切断時の切断加圧力と被切断抵抗力の力点関係の説明図である。
図9(b)において、軸方向(シート状物の幅方向)の切断は、刃部3の軸方向のエッジE1によりなされるので、切断ローラ1に切断加圧力Pが加えられると、エッジE1に対応する部分に分布幅Bの被切断抵抗力R1が生じる。本例では、刃部3は軸方向に左右2個並設されているので、この左右2個の刃部3の部分に被切断抵抗力R1が分布幅Bで集中する。したがって、切断ローラ1の直径が小さくて剛性が小さいと、切断ローラ1はこの被切断抵抗力R1のために軸方向の撓みを生じる。NAは、撓んだ軸心線を示している。したがって、従来方法では、このような撓みの発生を防止するためには、切断ローラ1の直径を大きくしてその剛性を大きくし、これにより被切断抵抗力R1に対抗しなければならなかったものである。しかして、上述したように、切断ローラの直径を大きくすれば、受取りローラを切断ローラに近づけること(上記軸心間距離を小さくすること)はできず、小形の個片シートはくり抜きにくくなるという問題点を生じていたものである。
図9(c)に示す円周方向(シート状物の送行方向)の切断時には、切断ローラ1により切断加圧力Pが加えられると、刃部3の円周方向のエッジ(図9(c)では両側のエッジ)E2の接触点eに被切断抵抗力R2が生じる。この切断は、エッジE2(本例では、左右2個の刃部3のそれぞれの両側部の合計4箇所)の点接触(4箇所の接触点e)によりなされる。このようなエッジE2の点接触による切断では、切断ローラ1に大きな切断加圧力Pが加えられても、これによって生じる接触点eの被切断抵抗力R2は軽微である。したがって切断ローラ1の直径を小さくしても、切断ローラ1には軸方向の撓みは実質的に生じず、まっすぐな軸心線NAを保持して円周方向(シート状物の送行方向)の切断をスムーズに行うことができる。
以上のように、従来の切断装置では、直径の小さい切断ローラでは、図9(b)に示すように軸方向撓みを生じるので、図8に示すような直径D2の小さな切断ローラ1’を用いることはできず、図6に示すような直径D1の大きな切断ローラ1を用いなければならなかったものである。したがってこのため上記軸心間距離Wは大きくなり、小形の個片シートのくり抜きには適用し難かったものである。
そこで本発明は、図9を参照して説明した切断方向による被切断抵抗力の大小、すなわち図9(b)を参照して説明したように軸方向の被切断抵抗力R1は大きいが、図9(c)を参照して説明したように円周方向の被切断抵抗力R2は小さいことに着眼し、シート状物から小さな個片シートをスムーズに且つ安定してくり抜くことができるシート状物の切断装置及び切断方法を提供することを目的とする。
このために請求項1記載の発明は、送行手段によりシート状物を送行しながら個片シートをくり抜くシート状物の切断装置であって、シート状物をその幅方向の第1切断線(すなわち、大きな被切断抵抗力が生じる軸方向の切断線)に切断する第1の切断部と、シート状物をその送行方向の第2の切断線(すなわち、第1の切断線の切断時に生じる被切断抵抗力よりも小さな被切断抵抗力しか生じない切断線)に切断する第2の切断部とを備え、第1の切断線と第2の切断線の合成線により個片シートをくり抜くものであり、前記第1の切断部は、その周面の軸方向に前記第1の切断線を切断する刃部を形成した第1の切断ローラと、この第1の切断ローラに当接する第1の受けローラから成り、前記第2の切断部は、その周面の円周方向に前記第2の切断線を切断する刃部を形成した第2の切断ローラと、この第2の切断ローラに当接する第2の受けローラから成り、前記第2の切断部の下流に、前記第2の下流側の切断部によりくり抜かれた個片シートを受取る受取りローラを配設した。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート状物の切断装置において、前記第1の切断線と前記第2の切断線の少なくとも一方の端部は内側に屈曲しており、端部と端部は交差する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のシート状物の切断装置によるシート状物の切断方法であって、前記第1の切断部によりシート状物をその幅方向の第1の切断線に切断する工程と、前記第2の切断部によりシート状物をその送行方向の第2の切断線に切断することにより個片シートをくり抜く工程と、くり抜かれた個片シートを前記受取りローラにより受取る工程とを含む。
本発明は、切断部を軸方向の切断を行う第1の切断部と、円周方向の切断を行う第2の切断部に分割している。そして第1の切断部により大きな被切断抵抗力が生じるシート状物の幅方向(切断ローラの軸方向)の第1の切断線を切断し、また第2の切断部により第1の切断線よりも小さな被切断抵抗力しか生じないシート状物の送行方向(切断ローラの円周方向)の第2の切断線を切断し、この第1の切断線と第2の切断線の合成線によりシート状物から個片シートをくり抜く。このように切断部を、大きな被切断抵抗力が生じる第1の切断部と、第1の切断線よりも小さな被切断抵抗力しか生じない第2の切断部に分割すれば、図9(c)を参照して説明したように第2の切断部の第2の切断ローラが受ける被切断抵抗力は小さいので、その直径を小さくしても第2の切断ローラに被切断抵抗力による軸方向の撓みは生じない。したがって第2の切断ローラと第2の受けローラの直径を小さくして、受取りローラを第2の切断ローラ及び第2の受けローラに近づけて、長さの短い小さな個片シートでもスムーズに且つ安定してくり抜いて受取りローラに受け渡すことができる。
また第1の切断線と第2の切断線の少なくとも一方の端部を内側に屈曲させることにより、第1の切断線と第2の切断線を交差させて、個片シートを確実にくり抜くことができる。
図1は、本発明のシート状物の切断装置の斜視図、図2(a)は同側面図、図2(b)は同部分拡大側面図、図3(a),(b),(c),(d)は個片シートのくり抜き工程図、図4はくり抜き中のシート状物の平面図である。
図1および図2において、シート状物の切断装置10は、第1の切断部11と、第1の切断部11の下流に設けられた第2の切断部21から成っている。切断装置10の下流には、上下一対の送りローラ(送行手段)30が設けられており、シート状物4はその長手方向Nに送行される。
第1の切断部11は、第1の切断ローラ12と、第1の切断ローラ12の下面に当接する第1の受けローラ13から成っている。第1の切断ローラ12の周面には、その円周方向にピッチT1をおいて、軸方向に長尺の直線状の刃部14が突設して形成されている。図1に示すように、本例では、刃部14は円周方向に2列形成されている。第1の切断ローラ12と第1の受けローラ13の間を送行されるシート状物4には、この刃部14により図3(a)に示すように、シート状物4の幅方向(両ローラ12、13の軸方向)の第1の切断線イが切断される。Nは、シート状物4の送行方向である。図1に示すように、刃部14の両端部14aは2股状に分岐しており、したがって第1の切断線イの両端部イ’は、図示するように2股状に分岐している。
図1および図2において、第2の切断部21は、第2の切断ローラ22と、第2の切断ローラ22の下面に当接する第2の受けローラ23から成っている。第2の切断ローラ22の周面には、円周方向に線状の刃部24が突設して形成されている。図2において、円周方向の刃部24と刃部24の間には、小ピッチ(間隔)tが確保されている。すなわち、刃部24は小ピッチtをおいて、第2の切断ローラ22の円周方向に複数個(本例では、図2に示すように3個)形成されている。また図1において、本例では左右2条を一組とする刃部24が切断ローラ22の円周方向に2組形式されている。なお、前記ローラ12、13やローラ22、23をシート状物4の送行手段としてもよい。
第2の切断ローラ22と第2の受けローラ23の間を矢印N方向へ送行されるシート状物4には、この刃部24により図3(b)に示すように、送行方向(両ローラ22、23の円周方向)Nの第2の切断線ロが切断される。この第2の切断線ロの両端部ロ’は内側にやや屈曲している。したがって図にはあらわれていないが、屈曲した両端部ロ’を切断できるように、刃部24の両端部も内側にやや屈曲している。なお本発明で内側とは、図3(c)に示す4角形の個片シート4aの内側のことである。また、各ローラ12,13,22,23,30の回転方向は、図1および図2に矢印で示すとおりである。
以上のように、シート状物4は、図3(a)に示すように、第1の切断部11により第1の切断線イが切断され、続いてその下流の第2の切断部21により図3(b)に示す第2の切断線ロが切断され、結局、図3(c)に示す4角形の合成線イ+ロで切断してくり抜かれる。図3(c)において、第1の切断線イと第2の切断線ロの両端部イ’、ロ’を内側に屈曲させたことにより、両端部イ’、ロ’は確実に交差し、4角形の個片シート4aを確実にくり抜くことができる。なお、端部イ’と端部ロ’のうち、少なくとも一方の端部イ’又はロ’を屈曲させれば、端部イ’と端部ロ’を確実に交差させることができる。図3(d)は、シート状物4から合成線イ+ロでくり抜かれた個片シート4aを示している。また図4は、シート状物4が第1の切断線イと第2の切断線ロで順に切断される様子を示している。
図2(a)、(b)において、第1の切断ローラ12及び第1の受けローラ13は、被切断抵抗力の大きい軸方向の第1の切断線イを切断するので、被切断抵抗力により軸方向の撓みを生じないように大きな直径φ1を要する(この点については、図9(b)を参照して説明した)。これに対し、第2の切断ローラ22及び第2の受けローラ23の直径φ2は、第1の切断ローラ12及び第1の受けローラ13の直径φ1よりもはるかに小さい。何故ならば、両ローラ22、23は被切断抵抗力の小さい円周方向の第2の切断線ロを切断するものであるから、直径φ2を小さくしても、切断時に軸方向の撓みを生じないからである(この点については、図9(c)を参照して説明した)。そして、この直径φ2の小さい両ローラ22、23の下流側に近接して、上下一対の受け取りローラ5a,5bが設けられている。
すなわち本発明は、切断部を、切断線の方向によって、軸方向の第1の切断線イで切断する第1の切断ローラ12と、第2の切断線ロで切断する第2のローラ22に分割している。そして第2の切断ローラ22に円周方向の線状の刃部24を形成して円周方向の切断(すなわち第2の切断線ロによる切断)を行うことにより、両ローラ22、23の直径φ2を図8の場合と同様に小さくして、受取りローラ5a,5bを両ローラ22、23に接近させることができる。これにより、図2(b)に示すように両ローラ22、23と両ローラ5a,5bの軸心間距離W’を小さくし、長さL’の短い個片シート4aでも、両ローラ22、23から両ローラ5a,5bへ受け渡すことができる。なお、図2(b)では、上包材6aと下包材6bは省略している。
図1および図2(a)において、上側の受取りローラ5aには上包材6aが調帯され、また下流の受取りローラ5bには下包材6bが調帯され、それぞれ矢印a,b方向へ送られる。切断装置10においてシート状物4からくり抜かれた個片シート4aは受取りローラ5a,5bの間に送られ、この受取りローラ5a,5b間を送られる間に上包材6aと下抱材6bに上下から挟まれて包装される。そして送りローラ30により更に下流へ送行され、ヒートシール装置(図外)により上包材6aと下包材6bはヒートシールされ、次いで個片シート4aの間は切断装置(図外)により切断されて、図7に示す完成品7が完成する。また図2において、スクラップテープ4bは第2の受けローラ23の下方へ送行されて廃棄される。
なお、本実施の形態では、個片シート(切断対象物)としてばんそう膏を例にとって説明したが、個片シートはばんそう膏に限定されるものではなく、シート状物であれば他の物品でもよい。
本発明は、切断部を軸方向の切断を行う第1の切断部と、円周方向の切断を行う第2の切断部に分割している。そして第1の切断部により大きな被切断抵抗力が生じるシート状物の幅方向(切断ローラの軸方向)の第1の切断線を切断し、また第2の切断部により第1の切断線よりも小さな被切断抵抗力しか生じないシート状物の送行方向(切断ローラの円周方向)の第2の切断線を切断し、この第1の切断線と第2の切断線の合成線によりシート状物から個片シートをくり抜く。このように切断部を、大きな被切断抵抗力が生じる第1の切断部と、第1の切断線よりも小さな被切断抵抗力しか生じない第2の切断部に分割すれば、第2の切断部の第2の切断ローラが受ける被切断抵抗力は小さいので、その直径を小さくしても第2の切断ローラに被切断抵抗力による軸方向の撓みは生じない。したがって第2の切断ローラと第2の受けローラの直径を小さくして、受取りローラを第2の切断ローラ及び第2の受けローラに近づけて、長さの短い小さな個片シートでもスムーズに且つ安定してくり抜いて受取りローラに受け渡すことができる。
4 シート状物
4a 個片シート
5a,5b 受取りローラ
10 シート状物の切断装置
11 第1の切断部
12 第1の切断ローラ
13 第1の受けローラ
14 刃部
14a 刃部の端部
21 第2の切断部
22 第2の切断ローラ
23 第2の受けローラ
24 刃部
イ 第1の切断線
ロ 第2の切断線
イ’ 第1の切断線の端部
ロ’ 第2の切断線の端部
イ+ロ 切断線の合成線
L’ 個片シートの長さ
W’ 軸心間距離
4a 個片シート
5a,5b 受取りローラ
10 シート状物の切断装置
11 第1の切断部
12 第1の切断ローラ
13 第1の受けローラ
14 刃部
14a 刃部の端部
21 第2の切断部
22 第2の切断ローラ
23 第2の受けローラ
24 刃部
イ 第1の切断線
ロ 第2の切断線
イ’ 第1の切断線の端部
ロ’ 第2の切断線の端部
イ+ロ 切断線の合成線
L’ 個片シートの長さ
W’ 軸心間距離
Claims (3)
- 送行手段によりシート状物を送行しながら個片シートをくり抜くシート状物の切断装置であって、
シート状物をその幅方向の第1の切断線に切断する第1の切断部と、シート状物をその送行方向の第2の切断線に切断する第2の切断部とを備え、第1の切断線と第2の切断線の合成線により個片シートをくり抜くものであり、
前記第1の切断部は、その周面の軸方向に前記第1の切断線を切断する刃部を形成した第1の切断ローラと、この第1の切断ローラに当接する第1の受けローラから成り、
前記第2の切断部は、その周面の円周方向に前記第2の切断線を切断する刃部を形成した第2の切断ローラと、この第2の切断ローラに当接する第2の受けローラから成り、
前記第2の切断部の下流に、前記第2の切断部によりくり抜かれた個片シートを受取る受取りローラを配設したことを特徴とするシート状物の切断装置。 - 前記第1の切断線と前記第2の切断線の少なくとも一方の端部は内側に屈曲しており、端部と端部は交差することを特徴とする請求項1記載のシート状物の切断装置。
- 請求項1又は2記載のシート状物の切断装置によるシート状物の切断方法であって、
前記第1の切断部によりシート状物をその幅方向の第1の切断線に切断する工程と、前記第2の切断部によりシート状物をその送行方向の第2の切断線に切断することにより個片シートをくり抜く工程と、くり抜かれた個片シートを前記受取りローラにより受取る工程とを含むことを特徴とするシート状物の切断方法。
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