JP2019006315A - 脱線復旧装置、及びこれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱線した車両の復旧作業を容易に且つ短時間で実行する。
【解決手段】車体の幅方向を長手方向とし、長手方向の長さが前記車体が有する車輪が転動する一対のレールの間隔よりも長い支持体と、前記支持体の両端部において前記支持体を吊下して、前記支持体を前記一対のレールに押圧可能な一対の昇降シリンダと、前記一対の昇降シリンダのいずれか一方の昇降シリンダのシリンダロッドに連結され、前記車体と前記支持体との前記車体の幅方向における相対位置を変化させることが可能な横行きシリンダと、前記支持体の長手方向における両端部に設けられ、前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドの伸長動作により前記支持体が前記一対のレールに押圧されたときに前記一対のレールの各レールの側方に当接されて前記横行きシリンダの伸縮動作時に前記支持体と前記一対のレールとの相対位置の変化を防止する係止部材と、を備えたことを特徴とする脱線復旧装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の脱線を復旧させる脱線復旧装置、及びこれを備えた車両に関する。
軌道上に設置されたレールを走行しながら、レールや架線などの各種設備の保守作業を行う保守用車両が知られている。保守用車両を用いた保守作業は、一般車両の運行が停止される夜間に実行される。保守作業において、走行する保守用車両に脱線事故が発生した場合には、例えば油圧ジャッキを脱線現場に持ち込み、作業者が手作業で復旧作業を行っていた。油圧ジャッキを用いた復旧作業は手間が掛かる上、危険性が高い。また、一般車両の運行が再開されるまでの間に早急に復旧作業を行う必要があるため、数多くの作業者を動員する必要がある。
復旧作業を早急に実行するために、例えば保守用車両の前部及び後部の両側下部に脱線を復旧する装置を設けることが提案されている(特許文献1及び特許文献2等参照)。特許文献1及び特許文献2に開示される装置は、油圧ジャッキのヘッドの伸長により保守用車両の車輪がレールに干渉しない高さまで上昇させた保守用車両を、水平移動手段により保守用車両の車輪がレールの上方に位置するまで該車両の幅方向に水平移動させた後、伸長した油圧ジャッキのヘッドを縮退させることで保守用車両の車輪をレール上に復帰させるものである。
特開平06−219276号公報 特開2007−55351号公報
上述した特許文献1や特許文献2に開示される装置では、伸長する油圧ジャッキのヘッドを押し付ける当て木やブロックなどの部材(受け部材)をレールの外側に設置する作業を行う必要がある。この作業は、受け部材を設置する軌道の状態や、受け部材の高さが足りずに受け部材を積層する必要がある場合には、先に設置された受け部材と新たに積層する受け部材の積層状態等を確認しながらの作業となる。したがって、復旧作業に大幅な時間を要する。また、復旧作業が終了した後、受け部材を取り除く作業も必要となる。
さらに、ケーブル等を収納する収納用の溝や雨水や雪解け水などを排水する排水用の溝をレールの側方に設けている軌道の場合には、大がかりな復旧作業となるので復旧作業に係る作業時間も要することになる。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、脱線した車両の復旧作業を容易に且つ短時間で実行することができるようにした脱線復旧装置、及びこれを備えた車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の脱線復旧装置は、車体の幅方向を長手方向とし、前記長手方向の長さが前記車体が有する車輪が転動する一対のレールの間隔よりも長い支持体と、前記支持体の両端部において前記支持体を吊下して、前記支持体を前記一対のレールに押圧可能な一対の昇降シリンダと、前記一対の昇降シリンダのいずれか一方の昇降シリンダのシリンダロッドに連結され、前記車体と前記支持体との前記車体の幅方向における相対位置を変化させることが可能な横行きシリンダと、前記支持体の長手方向における両端部に設けられ、前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドの伸長動作により前記支持体が前記一対のレールに押圧されたときに前記一対のレールの各レールの側方に当接されて前記横行きシリンダの伸縮動作時に前記支持体と前記一対のレールとの相対位置の変化を防止する係止部材と、を備えたことを特徴とする。
また、前記係止部材は、前記支持体の長手方向に、少なくとも前記一対のレールの各レールの頭部の幅よりも広い間隔を空けて複数設けられることを特徴とする。
また、前記係止部材は、前記車体が脱線したときに、初期状態にある前記横行きシリンダのシリンダロッドが最大伸長量伸長するまでの間、又は初期状態にある前記横行きシリンダのシリンダロッドが最大縮退量縮退するまでの間に、前記一対のレールの各レールの側方に当接できる位置に配置されることを特徴とする。
また、前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドに各々軸支される一対のローラと、前記支持体の両端部に設けられ、前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドに各々軸支される前記一対のローラが挿入されて、前記支持体の移動方向を規制するガイド部材と、を備えることを特徴とする。
また、前記車体は、前記車体が脱線したときに前記一対のレールのいずれか一方のレールの側方に当接して、脱線した前記車体の移動を規制する規制部材を有することを特徴とする。
ここで、前記規制部材は、前記車体の幅方向における両端部で、前記車輪の外側となる位置に設けられることが好ましい。
なお、前記車輪から前記規制部材までの距離は、初期状態にある前記横行きシリンダのシリンダロッドの最大伸長量又は最大縮退量未満であることが好ましい。
また、本発明の車両は、一対のレールの各レールを転動する車輪を有する車体と、上記に記載の脱線復旧装置を、前記車体の前部及び後部に各々有することを特徴とする。
本発明によれば、脱線した車両の復旧作業を容易に且つ短時間で実行することができる。
本実施形態の脱線復旧装置を備えた保守用車両の正面図である。 脱線復旧装置の正面図である。 脱線復旧装置の斜視図である。 支持体を外した脱線復旧装置の構成を示す斜視図である。 ガイド部材の配置状態を示す一部断面図である。 昇降シリンダ27及び横行きシリンダ29の近傍の構成を分解して示す斜視図である。 昇降シリンダ28の近傍の構成を分解して示す斜視図である。 水平な軌道で脱線した保守用車両の正面図である。 昇降シリンダにより上昇した保守用車両の正面図である。 横行きシリンダにより水平移動した保守用車両の正面図である。 復旧作業後の保守用車両の正面図である。 カントを有する軌道で脱線した保守用車両の正面図である。 昇降シリンダにより車体が上昇した保守用車両の正面図である。 横行きシリンダにより水平移動した保守用車両の正面図である。 復旧作業後の保守用車両の正面図である。
以下、本実施形態の保守用車両について説明する。図1に示すように、保守用車両(以下、車両と称する)10は、軌道15の軌道面15aに設けられたレール17上を車体18の下部に有する車輪19が転動することで走行し、その走行時にレール17や架線の点検、保守を行うものである。
車両10は、該車両10の正面視において車体18の下部に有する車輪19の外側となる位置に、脱線した車体18の移動を規制する移動規制片20,21を有する。移動規制片20,21は、車両10の走行方向における前部及び後部に各々設けられる。
以下、図1に示す車両10の正面視において、左側に位置するレールに対して符号17aを、右側に位置するレールに対して符号17bを付して説明する。同様にして、図1に示す車両10の正面において、左側に位置する車輪に対して符号19aを、右側に位置する車輪に対して符号19bを付して説明する。
移動規制片20は、車輪19aの外側から長さLの位置に設けられる。長さLは、後述する横行きシリンダ29において、初期位置にあるシリンダロッド29bが縮退できる最大の縮退量未満となる長さである。また、移動規制片21は、車輪19bの外側から長さLの位置に設けられる。長さLは、長さLと同一長さに設定される。つまり、長さLは、初期位置にある横行きシリンダ29のシリンダロッド29bが伸長できる最大伸長量未満となる長さである。また、図示は省略するが、移動規制片20,21は、車輪19の最下点から移動規制片20、21の下面までの長さが軌道15の軌道面15aからレール17の最頂点までの長さ(高さ)未満となるように車体18に配置される。
車両10の車体18は、車両10の走行方向の前部及び後部に、脱線復旧装置25を各々有する。図2から図4に示すように、脱線復旧装置25は、支持体26、昇降シリンダ27,28及び横行きシリンダ29を有する。支持体26は、長手方向の長さが、レール17a及びレール17bの間隔よりも長く設定される。支持体26は、長手方向の両端部が開口された筒状の部材である。支持体26は、上面に長手方向に延出されたスリット26aを有する。スリット26aは、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bや昇降シリンダ28のシリンダロッド28bが挿通される。なお、支持体26は、板部材を屈曲させた部材としてもよいし、複数の板部材を溶接などにより組み合わせた部材としてもよい。
支持体26は、支持体26の内部空間における長手方向の両端部に、支持体26の長手方向に伸びるガイド部材30を有する。ガイド部材30は、支持体26の長手方向に直交する断面において、支持体26の内部の4隅に配置される。支持体26の内部の4隅に設けられるガイド部材30は、同一形状である。各ガイド部材30は、長手方向に延出される凹段部32を有する。
図5は、図2中支持体26の左側端部に配置されるガイド部材30の配置状態を示している。なお、図5においては、支持体26及びガイド部材30のみを断面にて示している。以下、図5中右側上隅に配置されるガイド部材に対して符号30a、図5中右側下隅に配置されるガイド部材に対して符号30b、図5中左側上隅に配置されるガイド部材に対して符号30c、図5中左側下隅に配置されるガイド部材に対して符号30dを付して説明する。
ガイド部材30aとガイド部材30bとは、凹段部32が支持体26の中心側に位置した状態で各ガイド部材の凹段部32が対面するように支持体26の内部に配置される。また、ガイド部材30cとガイド部材30dとは、凹段部32が支持体26の中心側に位置した状態で各ガイド部材の凹段部32が対面するように支持体26の内部に配置される。
ガイド部材30aの凹段部32とガイド部材30bの凹段部32との間には、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bに軸支されたローラ42が入り込む。同様にして、ガイド部材30cの凹段部32とガイド部材30dの凹段部32との間には、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bに軸支されたローラ43が入り込む。
ここで、ガイド部材30aの凹段部32とガイド部材30bの凹段部32との間に生じる隙間は、ローラ42の直径よりも大きく形成されている。同様に、ガイド部材30cの凹段部32とガイド部材30dの凹段部32との間に生じる隙間は、ローラ43の直径よりも大きく形成されている。これらローラ42,43の回転軸44は、後述する球面軸受け45により軸支されおり、球面軸受け45に軸支された回転軸44の揺動に合わせてローラ42,43がある程度揺動できるようになっている。
支持体26の図2中右側端部に配置されるガイド部材30の構成も、図2中左側端部に配置されるガイド部材30の構成と同一である。支持体26の図2中右側端部に配置されるガイド部材30については、図4を参照して説明する。以下、図4中左側上隅に配置されるガイド部材に対して符号30e、図4中左側下隅に配置されるガイド部材に対して符号30f、図4中右側上隅に配置されるガイド部材に対して符号30g、図4中右側下隅に配置されるガイド部材に対して符号30hを付して説明する。
ガイド部材30eとガイド部材30fとは、凹段部32が支持体26の中心側に位置した状態で各ガイド部材の凹段部32が対面するように支持体26の内部に配置される。同様にして、ガイド部材30gとガイド部材30hとは、凹段部32が支持体26の中心側に位置した状態で各ガイド部材の凹段部32が対面するように支持体26の内部に配置される。なお、ガイド部材30eの凹段部32とガイド部材30fの凹段部32との間には、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bに軸支されたローラ56が入り込む。同様にして、ガイド部材30gの凹段部32とガイド部材30hの凹段部32との間には、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bに軸支されたローラ57が入り込む。
ここで、ガイド部材30eの凹段部32とガイド部材30fの凹段部32との間に生じる隙間は、ローラ56の直径よりも大きく形成されている。同様に、ガイド部材30gの凹段部32とガイド部材30hの凹段部32との間に生じる隙間は、ローラ57の直径よりも大きく形成されている。これらローラ56,57の回転軸58は、後述する球面軸受け59により軸支されおり、球面軸受け59に軸支された回転軸58の揺動に合わせてローラ56,57がある程度揺動できるようになっている。
支持体26の下面の両端部には、支持体26の長手方向に所定の間隔を空けて、係止片35が複数設けられる。なお、本実施形態では、支持体26の下面の両端部に、4個の係止片35を各々設けた場合について開示しているが、係止片35の数は4個に限定される必要はない。係止片35は、支持体26をレール17上に載置したときにレール17の頭部に側方から当接され、車体18を車体18の幅方向に移動させたときに、支持体26の位置ずれを防止する。なお、係止片35の間隔Wは、例えばレール17の頭部の幅Wを超過する値に設定される。
これら係止片35が配置される範囲は、車両10が有する移動規制片20,21のいずれか一方とレール17とが当接した状態で車両10が停止したときに、横行きシリンダ29によって支持体26を移動させる間に、係止片35のいずれかがレール17の頭部の側方から当接させることができる範囲である。
図6に示すように、昇降シリンダ27は、例えば油圧シリンダであって、シリンダ本体27aと、シリンダ本体27aに対して伸縮するシリンダロッド27bとを有する。昇降シリンダ27は、車体18に設けた保持部22に固定される。また、昇降シリンダ27は、車体18に設けた油圧ユニット(図示省略)と接続される。
シリンダ本体27aは、下端部にフランジ27cを有する。フランジ27cは、例えば矩形状で、四隅に挿通孔36を有する。シリンダ本体27aの保持部22への固定は、保持部22の挿通孔22a、フランジ27cの挿通孔36の順でボルト37を挿通した後、ボルト37の先端にワッシャ38を挿通し、ナット39をボルト37に螺合させて締め付けることで実施される。なお、シリンダ本体27aを保持部22に直接固定するのではなく、シリンダ本体27aをブラケットなどを介して保持部22に固定することも可能である。
シリンダロッド27bは、先端部に収納部41を有する。収納部41は、一対のローラ42,43の回転軸44を軸支する球面軸受け45が収納される。シリンダロッド27bは、その先端部において、一対のローラ42,43の回転軸44により、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bに連結される。
一対のローラ42,43は、例えばベアリング付きのローラが用いられる。
回転軸44は、一端部にローラ42の脱落を防止する脱落防止部44aを有する。回転軸44の軸方向において、脱落防止部44aが設けられる一端部とは反対側となる他端部には、ローラ43の脱落を防止する脱落防止部材46が図示を省略したボルト等により固定される。
カラー47は、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの先端に設けた突片66と球面軸受け45との間、カラー48は、球面軸受け45と横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの先端に設けた突片67との間に各々配置される。
図7に示すように、昇降シリンダ28は、昇降シリンダ27と同様に、例えば油圧シリンダであって、シリンダ本体28aと、シリンダ本体28aに対して伸縮するシリンダロッド28bとを有する。昇降シリンダ28は、車体18に設けた保持部23に固定される。また、昇降シリンダ28は、車体18に設けた油圧ユニット(図示省略)と接続される。
シリンダ本体28aは、下端部にフランジ28cを有する。フランジ28cは、例えば矩形状で、四隅に挿通孔51を有する。シリンダ本体28aの保持部23への固定は、保持部23の挿通孔23a、フランジ28cの挿通孔51の順でボルト52を挿通した後、ボルト52の先端にワッシャ53を挿通し、ナット54をボルト52に螺合させて締め付けることで実施される。なお、シリンダ本体28aを保持部23に直接固定するのではなく、シリンダ本体28aをブラケットなどを介して保持部23に固定することも可能である。
シリンダロッド28bは、先端部に収納部55を有する。収納部55は、一対のローラ56,57の回転軸58を軸支する球面軸受け59が収納される。
一対のローラ56,57は、例えばベアリング付きのローラが用いられる。
回転軸58は、一端部にローラ56の脱落を防止する脱落防止部58aを有する。回転軸58の軸方向において、脱落防止部58aが設けられる一端部とは反対側となる他端部には、ローラ57の脱落を防止する脱落防止部材60が図示を省略したボルト等により固定される。
カラー61は、ローラ56と球面軸受け59との間、カラー62は、球面軸受け59とローラ57との間に各々配置される。
図6に戻って、横行きシリンダ29は、例えば油圧シリンダであって、シリンダ本体29aと、シリンダ本体29aに対して伸縮するシリンダロッド29bとを有する。横行きシリンダ29は、車体18に設けた油圧ユニット(図示省略)と接続される。
横行きシリンダ29のシリンダ本体29aの一端部は、支持体26の内部に設けた軸受け部63に軸支される。シリンダロッド29bは、頭部65を有する。頭部65は、2つの突片66,67を有する。これら突片66,67は、回転軸44が挿通される挿通孔66a,67aを各々有する。上述した昇降シリンダ27のシリンダロッド27bに一対のローラ42,43を軸支する際に、回転軸44が2つの突片66,67の挿通孔66a,67aに各々挿通されることで、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bと、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bとが連結される。
上述した脱線復旧装置25において、未使用時の各部材の位置を初期位置とした場合、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの初期位置は、シリンダロッド29bが伸長できる最大伸長量と、シリンダロッド29bが縮退できる最大縮退量とが同一量となる位置である。
なお、本実施形態では、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bと、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bとを連結しているが、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bと、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bとを連結してもよい。
なお、図示は省略するが、上述した脱線復旧装置25は、車両10の床下に設けたコネクタに、ケーブルのコネクタが接続可能な操作パネルによって駆動制御される。なお、操作パネルが脱線した車両から離れて操作できるように、上述したケーブルは、数〜数十mの長さのものが使用される。
次に、水平な軌道上で車両10が脱線した場合の脱線復旧方法について、図8から図11を用いて説明する。車両10が脱線すると、車体18の前部及び後部に設けた移動規制片20、又は移動規制片21のいずれか一方がレール17の側方に当接し、脱線した車両10の移動が停止される。なお、図8においては、車両10が図8中左側に脱線した場合を示しており、移動規制片21がレール17bの側方に当接された状態で、脱線した車体18が停止している。
図8に示すように、脱線復旧装置25の未使用時には、支持体26の図8中左側端部に設けたブラケット69が固定ピン70により車体18により固定される。また、支持体26の図8中右側端部に設けたブラケット71が固定ピン72により車体18により固定される。したがって、車両10が脱線したときには、支持体26を車体18に固定する固定ピン70,72が各々取り外される。この状態では、支持体26は、昇降シリンダ27に軸支される一対のローラ42,43及び昇降シリンダ28に軸支される一対のローラ56,57により吊下されている。
上述したように、移動規制片21がレール17bの側方に当接された状態で、脱線した車体18が停止している。まず、横行きシリンダ29が駆動し、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bが伸長する。横行きシリンダ29のシリンダロッド29bは、車体18に固定された昇降シリンダ27のシリンダロッド27bに連結され、横行きシリンダ29のシリンダ本体29aは支持体26に軸支されている。横行きシリンダ29が駆動すると、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bには、シリンダロッド29bを押し出す押出力に応じた反力が生じる。したがって、横行きシリンダ29は、シリンダロッド29bではなくシリンダ本体29aが図8中C方向に移動し、見かけ上、シリンダロッド29bがシリンダ本体29aから伸長したように動作する。その結果、シリンダ本体29aを軸支した支持体26が図8中C方向に移動する。
支持体26が図8中C方向に移動すると、支持体26の図8中左側端部に設けたガイド部材30が昇降シリンダ27のシリンダロッド27bに軸支される一対のローラ42,43にガイドされる。同時に、支持体26の図8中右側端部に設けたガイド部材30が昇降シリンダ28のシリンダロッド28bに軸支される一対のローラ56,57にガイドされる。
支持体26の図8中左側端部の下面に有する係止片35のいずれかがレール17aの内側に、支持体26の図8中右側端部の下面に有する係止片35のいずれかがレール17bの外側に各々位置するまで、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの伸長動作が実行される。
横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの伸長動作が停止された後、昇降シリンダ27,28が駆動し、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bが各々伸長する。このとき、車体18が水平状態を保持できるように、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bの伸長量と、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの伸長量とを同一となるように昇降シリンダ27,28を各々駆動させる。
昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bが各々伸長することに伴って、支持体26が図9中D方向に移動する。そして、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bが各々伸長する過程で、支持体26の下面がレール17に当接される。支持体26の下面がレール17に当接された後も、昇降シリンダ27及び昇降シリンダ28が駆動している。ここで、支持体26の下面がレール17に当接されることで、支持体26の図9中D方向への移動は停止される。一方、昇降シリンダ27及び昇降シリンダ28は駆動しているので、昇降シリンダ27及び昇降シリンダ28には、各シリンダロッド27b、28bの押出力の反力が作用する。したがって、各シリンダのシリンダ本体27a,28aが各々上昇し、見かけ上、各シリンダのシリンダロッドが伸長したように動作する。その結果、車体18が図9中E方向に移動する(車体18が上昇する)。
図9は、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの各々を、最大伸長させた状態である。なお、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bを最大伸長させなくとも、車輪19がレール17に干渉しない高さまで、各シリンダのシリンダロッドを伸長させればよい。
次に、横行きシリンダ29が駆動し、シリンダロッド29bを縮退させる。このとき、支持体26の両端部の下面に設けられる係止片35が各々レール17a,17bに各々当接された状態である。したがって、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bを縮退させても、支持体26は定位置に保持される。その結果、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bを縮退させると、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bに連結する昇降シリンダ27のシリンダロッド27bが横行きシリンダ29のシリンダ本体29a側に引き寄せられる。したがって、車体18は、図10中F方向に移動する。なお、車体18が図10中F方向に移動する過程で、昇降シリンダ27に軸支される一対のローラ42,43や、昇降シリンダ28に軸支される一対のローラ56,57は、ガイド部材30に沿って回転しながら移動する。
車体18が図10中F方向に移動する過程で、車輪19aがレール17aの上方、車輪19bがレール17bの上方に各々位置したことを受けて、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの縮退動作が停止する。
これに引き続いて、昇降シリンダ27が駆動し、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bを縮退させる。同時に、昇降シリンダ28が駆動し、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bを縮退させる。なお、車体18が水平状態を保持できるように、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bの縮退量と、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの縮退量とが同一量である。このとき、支持体26は車体18の自重を受けて、レール17に押圧されている。したがって、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bを各々縮退させると、車体18が図11中G方向に移動する(車体18が下降する)。車体18を徐々に下降させると、車輪19aがレール17aに、車輪19bがレール17bに各々載置される。
車輪19aがレール17aに、車輪19bがレール17bに各々載置された後も、昇降シリンダ27及び昇降シリンダ28の駆動が引き続き行われる。その結果、支持体26が上昇する。その後、横行きシリンダ29を駆動して横行きシリンダのシリンダロッド29bを所定量伸長させて、支持体を初期位置に移動させる。初期位置に移動した支持体は、支持体26の両端部に設けたブラケット69、71を固定ピン70,72により車体18に固定される。
なお、昇降シリンダ27,28が駆動し、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bを縮退させて車体18を下降させる過程で、車輪19aとレール17aとの相対位置又は車輪19bとレール17bとの相対位置が一致していない場合には、一端昇降シリンダ27,28を停止させて、横行きシリンダ29を駆動させて、車輪19aとレール17aとの相対位置、車輪19bとレール17bとの相対位置を調整すればよい。
なお、移動規制片21がレール17bの側方に当接された状態で、脱線した車体18が停止した場合を例に取り上げているが、移動規制片20がレール17aの側方に当接された状態で、脱線した車体18が停止した場合でも、同様にして、車両10の脱線に対する復旧作業が実行される。
次に、カントが設けられた軌道上で車両が脱線した場合の脱線復旧方法について図12及び図13を用いて説明する。なお、以下では、図12中右側から左側に下り傾斜するカントが付けられた軌道15’を例に挙げて説明する。図12は、移動規制片21がレール17bの側方に当接された状態で、脱線した車両10が停止した場合である。
この場合も、水平な軌道上で車両が脱線した場合の脱線復旧方法と同様にして、支持体26を車体18に固定する固定ピン70,72が各々取り外される。その後、横行きシリンダ29が駆動し、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bが伸長する。この場合も、シリンダロッド29bがシリンダ本体29aから伸長する際に働く力の反力を受けて、支持体26が図12中H方向に移動する。そして、支持体26の下面の両端部に有する係止片35のいずれかがレール17bの外側に、また係止片35のいずれかがレール17aの内側に各々位置したときに、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの伸長動作が停止される。
次に、昇降シリンダ27,28を駆動する。これにより、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bが各々伸長する。これを受けて、支持体26が下方に移動する。図12に示すように、カントは、図12中右側から左側に下り傾斜するカントであることから、支持体26は、図12中右側端部の下面が先にレール17bに当接される。したがって、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの伸長動作を停止する。その後、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bを伸長させる。その結果、支持体26は、図13中右側端部の下面だけでなく、図13中左側端部の下面もレール17bに当接される。車体18が水平状態となるまで、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bを引き続き伸長させる。そして、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの伸長を再開させて、車輪19がレール17に干渉しない高さとなったときに、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bの伸長及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの伸長を停止させる。
その後、水平な軌道上で車両が脱線した場合の脱線復旧方法と同様にして、車輪19aをレール17aの上方に、車輪19bをレール17bの上方に位置するように、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bが縮退して、車両10を移動させる(図14参照)。その後、車体18が水平状態を保持しながら、昇降シリンダ27のシリンダロッド27b及び昇降シリンダ28のシリンダロッド28bを縮退させる。車輪19bがレール17bに載置された後、昇降シリンダ28のシリンダロッド28bの縮退を停止し、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bの縮退を再度実行する。したがって、図15に示すように、車輪19aがレール17aに載置される。
このように、本実施形態の車両10が脱線復旧装置25を有することで、車両10の脱線時に、支持体26をレール17に跨るように、また、支持体26の下面に設けた係止片35がレール17の側方に当接されるように載置し、昇降シリンダ27,28を駆動したときに、レール17からの反力により車体18を上昇させる。したがって、レール17の外側に、昇降シリンダ27,28の力を受けるための受け部材を配置する必要がなくなる。その結果、受け部材を設置する作業に係る作業を省略でき、復旧作業全体に係る作業時間を短縮することが可能となる。
また、カントが設けられた軌道上で脱線した車両を復旧させる場合には、昇降シリンダ27のシリンダロッド27bの伸縮方向と、横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの伸縮方向とは直交せずに、カントの角度に応じた角度となる。したがって、昇降シリンダ27又は横行きシリンダ29のいずれかのシリンダロッドが伸縮することに合わせて、一対のローラ42,43がガイド部材30に沿って移動する。その結果、昇降シリンダ27又は横行きシリンダ29を円滑に駆動せることができる。
また、車両10に脱線した車体18の移動を規制する移動規制部材を、車輪19の外側からの距離が初期位置にある横行きシリンダ29のシリンダロッド29bの最大縮退量、又は最大伸長量未満となる位置に設けることで、支持体26の両端部の下面に設けた係止片35を適宜使用した復旧作業を行うことが可能となる。
本実施形態では、支持体26の図10中右側端部の下面に設けた4個の係止片のうち、最右側にある係止片と、支持体26の図10中左側端部の下面に設けた4個の係止片のうち、最右側にある係止片と、をレールに当接させた場合を説明しているが、支持体の移動量に合わせた位置にある係止片を用いることができる。
10…車両、17…レール、18…車体、19…車輪、20,21…移動規制片、25…脱線復旧装置、26…支持体、27,28…昇降シリンダ、29…横行きシリンダ、30…ガイド部材、35…係止片、42,43,56,57…ローラ

Claims (8)

  1. 車体の幅方向を長手方向とし、前記長手方向の長さが前記車体が有する車輪が転動する一対のレールの間隔よりも長い支持体と、
    前記支持体の両端部において前記支持体を吊下して、前記支持体を前記一対のレールに押圧可能な一対の昇降シリンダと、
    前記一対の昇降シリンダのいずれか一方の昇降シリンダのシリンダロッドに連結され、前記車体と前記支持体との前記車体の幅方向における相対位置を変化させることが可能な横行きシリンダと、
    前記支持体の長手方向における両端部に設けられ、前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドの伸長動作により前記支持体が前記一対のレールに押圧されたときに前記一対のレールの各レールの側方に当接されて前記横行きシリンダの伸縮動作時に前記支持体と前記一対のレールとの相対位置の変化を防止する係止部材と、
    を備えたことを特徴とする脱線復旧装置。
  2. 請求項1に記載の脱線復旧装置において、
    前記係止部材は、前記支持体の長手方向に、少なくとも前記一対のレールの各レールの頭部の幅よりも広い間隔を空けて複数設けられることを特徴とする脱線復旧装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の脱線復旧装置において、
    前記係止部材は、前記車体が脱線したときに、初期状態にある前記横行きシリンダのシリンダロッドが最大伸長量伸長するまでの間、又は初期状態にある前記横行きシリンダのシリンダロッドが最大縮退量縮退するまでの間に、前記一対のレールの各レールの側方に当接できる位置に配置されることを特徴とする脱線復旧装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の脱線復旧装置において、
    前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドに各々軸支される一対のローラと、
    前記支持体の両端部に設けられ、前記一対の昇降シリンダのシリンダロッドに各々軸支される前記一対のローラが挿入されて、前記支持体の移動方向を規制するガイド部材と、
    を備えることを特徴とする脱線復旧装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の脱線復旧装置において、
    前記車体は、前記車体が脱線したときに前記一対のレールのいずれか一方のレールの側方に当接して、脱線した前記車体の移動を規制する規制部材を有することを特徴とする脱線復旧装置。
  6. 請求項5に記載の脱線復旧装置において、
    前記規制部材は、前記車体の幅方向における両端部で、前記車輪の外側となる位置に設けられることを特徴とする脱線復旧装置。
  7. 請求項6に記載の脱線復旧装置において、
    前記車輪から前記規制部材までの距離は、初期状態にある前記横行きシリンダのシリンダロッドの最大伸長量又は最大縮退量未満であることを特徴とする脱線復旧装置。
  8. 一対のレールの各レールを転動する車輪を有する車体と、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の脱線復旧装置を、前記車体の前部及び後部に各々有することを特徴とする車両。
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