JP2019005261A - 皮膜形成性外用製剤 - Google Patents
皮膜形成性外用製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019005261A JP2019005261A JP2017124046A JP2017124046A JP2019005261A JP 2019005261 A JP2019005261 A JP 2019005261A JP 2017124046 A JP2017124046 A JP 2017124046A JP 2017124046 A JP2017124046 A JP 2017124046A JP 2019005261 A JP2019005261 A JP 2019005261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- external preparation
- container
- forming external
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
Description
項1. 皮膜形成性外用製剤が容器に収容されている外用製品であって、
前記皮膜形成性外用製剤が、(A)炭素数1〜4の1価アルコール、(B)炭素数2〜4のモノカルボン酸と炭素数1〜5の1価アルコールとのエステル、(C)ニトロセルロース、及び(D)パンテノール類を含み、
前記容器において、内部に収容した前記皮膜形成性外用製剤と接する領域の少なくとも一部が樹脂で形成されている、外用製品。
項2. 前記容器が、
開口部を有する容器本体と、
前記開口部を着脱自在に閉じるキャップと、
前記キャップに連結され、前記を前記開口に取付けられたとき前記容器の内部空間へ延びるように配置されている、前記皮膜形成性外用製剤を皮膚に塗布するための塗布部材と、
を有する、項1に記載の外用製品。
項3. 前記塗布部材の少なくとも一部が、樹脂で形成されている、項2に記載の外用製品。
項4. 前記樹脂が、ポリオレフィンである、項1〜3のいずれかに記載の外用製品。
項5. 前記樹脂が、ポリプロピレン又はポリエチレンである、項1〜4のいずれかに記載の外用製品。
項6. 前記皮膜形成性外用製剤が、更に(E)可塑剤を含む、項1〜5のいずれかに記載の外用製品。
項7. 前記(E)成分として植物油を0.05〜1.5重量%含む、項6に記載の外用製品。
項8. 前記植物油がヒマシ油である、項7に記載の外用製品。
[(A)炭素数1〜4の1価アルコール]
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、溶剤として炭素数1〜4の1価アルコールを含有する。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、溶剤として、更に炭素数2〜4のモノカルボン酸と炭素数1〜5の1価アルコールとのエステルを含有する。「炭素数2〜4のモノカルボン酸と炭素数1〜5の1価アルコールとのエステル」とは、炭素数2〜4のモノカルボン酸1分子と炭素数1〜5の1価アルコール1分子がエステル結合した化合物である。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、ニトロセルロースを含有する。ニトロセルロースは、皮膚上で形成される皮膜の基剤としての役割を果たす。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、パンテノール類を含有する。前記(A)〜(C)成分を含有する皮膜形成性外用製剤は、容器の構成素材として含まれる樹脂の変色を引き起こすが、本発明では、皮膜形成性外用製剤にパンテノール類が含まれることによって当該樹脂の変色を抑制することができる。また、本発明で使用される皮膜形成性外用製剤が、前記(A)〜(C)成分と共に、パンテノール類を含むことにより、使用中の皮膜の皮膚への接着性を良好にしつつ、使用後に皮膜を皮膚から剥離し易くすることも可能になる。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、皮膚上に形成させる皮膜に対して、良好な柔軟性を付与するために、必要に応じて、可塑剤(以下、(E)成分と表記することもある)を含んでいてもよい。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、溶剤として、更にベンジルアルコール(以下、(F)成分と表記することもある)を含んでいてもよい。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、本発明の効果を妨げない範囲で、必要に応じて、水、アセトン、エチルメチルケトン、ジエチルエーテル等の溶剤を更に含んでいてもよい。但し、(A)成分、(B)成分、及び(F)成分以外の溶剤は、皮膜の外観等に悪影響を及ぼすことがあるため、(A)及び(B)成分以外の溶剤を配合する場合には、かかる特性を考慮する必要がある。更に、ジエチルエーテルは、揮発性の高さに起因する発火性から製造上の取り扱いに注意が必要であり、また、保存中の乾燥による固化、特有の匂い等の原因にもなり得るので、ジエチルエーテルを配合する場合には、このような特性に配慮することが求められる。皮膜形成性外用製剤における(A)及び(B)成分以外の溶剤の含有量としては、例えば、4重量%以下程度、特に2重量%以下程度であることが望ましい。
本発明で使用される皮膜形成性外用製剤は、前記(A)〜(D)成分、及び必要に応じて、前記(E)成分、(F)成分、他の溶剤、薬効成分、添加剤等を所望量混合することにより調製される。
本発明の外用製品では、前記皮膜形成性外用製剤を収容する容器として、内部に収容している前記皮膜形成性外用製剤と接する領域の少なくとも一部が樹脂で形成されている容器を使用する。樹脂は、前記(A)〜(C)を含む皮膜形成性外用製剤と接触した状態になると変色(黄変)が、本発明の製品では、皮膜形成性外用製剤が更に前記(D)成分を含むことにより、当該樹脂の変色を抑制することが可能になっている。
本発明で使用される容器の構造については、特に制限されないが、少なくとも、開口部を有する容器本体と、当該開口部を着脱自在に閉じるキャップとを有していればよい。
本発明で使用される容器は、内部に収容した前記皮膜形成性外用製剤と接する領域の少なくとも一部が樹脂で形成されていればよい。具体的には、前記容器本体、前記キャップ、必要に応じて設けられる前記塗布部材、及び必要に応じて設けられる前記中栓の内、少なくとも1つの構成部材において、前記皮膜形成性外用製剤と接する領域の少なくとも一部が樹脂で形成されていればよい。ここで、「皮膜形成性外用製剤と接する領域」とは、容器に前記皮膜形成性外用製剤を収容した状態で、容器に正立させた際に容器内で前記皮膜形成性外用製剤が接触する領域だけでなく、容器を横向き及び逆立にした際に容器内で前記皮膜形成性外用製剤が接触する領域を包含する。即ち、前記皮膜形成性外用製剤と接する領域は、前記容器本体の場合は内部空間を形成する内壁表面、前記キャップの場合は容器本体の開口部と対向する壁面、前記塗布部材の場合はその表面、及び、前記中栓の場合は前記容器本体に取り付けられた際に内部空間で露出している部分の表面が、該当する。
本発明の外用製品に収容されている皮膜形成性外用製剤は、粘性のある液状を呈するが、皮膚に塗布すると、前記(A)成分及び(B)成分が揮散して、(C)成分による皮膜が形成される。本発明の外用製品に収容されている皮膜形成性外用製剤は、外用医薬製剤(即ち、液体絆創膏)として使用することができる。具体的には、本発明の外用製品は、ひび、あかぎれ、さかむけ、小さな切り傷等の皮膚損傷部に塗布することにより、当該皮膚損傷部位に皮膜を形成させて、細菌、汚れ、水等から当該皮膚損傷部位を保護するための医薬製品として使用できる。
表1及び2に示す組成の皮膜形成性外用製剤を調製した。具体的には(A)成分、(D)成分、及び(E)成分を攪拌混合し、これに(C)成分を添加して分散させた後、(B)成分を加えて均一に攪拌溶解して目的の皮膜形成性外用製剤を得た。各皮膜形成性外用製剤10mlを下記容器1及び2に収容し、キャップを取り付けて、50℃、75%RHの雰囲気で20日間保管した。なお、保管は容器を正立させた状態で行ったため、保管中は、キャップ及び中栓は皮膜形成性外用製剤と接触していない状態になっている。
(容器1)
図1に示す構造の容器。
容器本体:内径15mm、容積15mlの金属製の容器本体。
キャップ:ポリプロピレン製のキャップ
塗布部材:ナイロン製の塗布部及びポリプロピレン製の軸部からなる塗布部材。
中栓:ポリプロピレン製の中栓
(容器2)
図1に示す構造の容器。
容器本体:内径15mm、容積15mlの金属製の容器本体。
キャップ:ポリプロピレン製のキャップ
塗布部材:ナイロン製の塗布部及びポリエチレン製の軸部からなる塗布部材。
中栓:ポリプロピレン製の中栓
表3に示す各皮膜形成性外用製剤について、皮膚への皮膜の接着性、及び皮膚から皮膜の剥離性について評価した。なお、表3に示す参考例1〜5、比較参考例1及び2の皮膜形成性外用製剤は、それぞれ、実施例1〜5(実施例6〜10)、比較例1及び2(比較例3及び4)で使用した皮膜形成性外用製剤と同一である。
<皮膜の接着性の判定基準>
5:皮膜が端部までしっかりと接着している。
4:皮膜の端部が少し剥がれている。
3:皮膜の端部が剥がれている。
2:皮膜の半分位の領域が剥がれている。
1:皮膜の殆どの領域が剥がれている。
<皮膜の剥離性の判定基準>
5:剥がし易い。
4:やや剥がし易い。
3:どちらともいえない。
2:やや剥がし難い。
1:剥がし難い。
表4に示す組成の皮膜形成性外用製剤を調製した。具体的には(A)成分、(D)成分、(E)成分、及び(F)成分を攪拌混合し、これに(C)成分を添加して分散させた後、(B)成分を加えて均一に攪拌溶解して目的の皮膜形成性外用製剤を得た。
WS:標準品採取量(g)
RFs: パンテノール標準溶液に使用したパンテノール標準品の純度(%)
n:サンプリング回
WT:試料採取量(g)[初期重量及び初期重量換算値]
P:パンテノール濃度(%)
2 キャップ
3 中栓
4 塗布部材
41 塗布部
42 軸部
Claims (8)
- 皮膜形成性外用製剤が容器に収容されている外用製品であって、
前記皮膜形成性外用製剤が、(A)炭素数1〜4の1価アルコール、(B)炭素数2〜4のモノカルボン酸と炭素数1〜5の1価アルコールとのエステル、(C)ニトロセルロース、及び(D)パンテノール類を含み、
前記容器において、内部に収容した前記皮膜形成性外用製剤と接する領域の少なくとも一部が樹脂で形成されている、外用製品。 - 前記容器が、
開口部を有する容器本体と、
前記開口部を着脱自在に閉じるキャップと、
前記キャップに連結され、前記を前記開口に取付けられたとき前記容器の内部空間へ延びるように配置されている、前記皮膜形成性外用製剤を皮膚に塗布するための塗布部材を有する、請求項1に記載の外用製品。 - 前記塗布部材の少なくとも一部が、樹脂で形成されている、請求項2に記載の外用製品。
- 前記樹脂が、ポリオレフィンである、請求項1〜3のいずれかに記載の外用製品。
- 前記樹脂が、ポリプロピレン又はポリエチレンである、請求項1〜4のいずれかに記載の外用製品。
- 前記皮膜形成性外用製剤が、更に(E)可塑剤を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の外用製品。
- 前記(E)成分として植物油を0.05〜1.5重量%含む、請求項6に記載の外用製品。
- 前記植物油がヒマシ油である、請求項7に記載の外用製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017124046A JP6968589B2 (ja) | 2017-06-26 | 2017-06-26 | 皮膜形成性外用製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017124046A JP6968589B2 (ja) | 2017-06-26 | 2017-06-26 | 皮膜形成性外用製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019005261A true JP2019005261A (ja) | 2019-01-17 |
JP6968589B2 JP6968589B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=65025525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017124046A Active JP6968589B2 (ja) | 2017-06-26 | 2017-06-26 | 皮膜形成性外用製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6968589B2 (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07285830A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | L'oreal Sa | 爪用ケアー組成物 |
JPH11501677A (ja) * | 1995-12-28 | 1999-02-09 | アルメル、リミティド | 爪コーティング組成物 |
JPH11507660A (ja) * | 1995-06-13 | 1999-07-06 | コティ ベー.ファー. | 水性爪用ラッカー |
JPH11246358A (ja) * | 1997-12-29 | 1999-09-14 | L'oreal Sa | 安定化剤を含有するニトロセルロースベースの化粧品バニッシュ組成物 |
JP2007007431A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | L'oreal Sa | アプリケータ及びそのアプリケータを含むパッケージ化及びアプリケータ器具 |
JP2008054882A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧料塗布具 |
JP2013507367A (ja) * | 2009-10-08 | 2013-03-04 | エムエスデー・コンシユーマー・ケア・インコーポレイテツド | 低エーテル組成物およびデリバリー装置 |
JP2013079200A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-02 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 皮膜形成性外用製剤 |
JP2016175883A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 合同インキ株式会社 | ネイルマニキュア、ネイルマニキュアの塗布方法およびネイルマニキュア液キット |
WO2017159852A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 小林製薬株式会社 | 皮膚摩擦軽減用外用製剤 |
JP2019006713A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 小林製薬株式会社 | 皮膜形成性外用製剤 |
-
2017
- 2017-06-26 JP JP2017124046A patent/JP6968589B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07285830A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | L'oreal Sa | 爪用ケアー組成物 |
JPH11507660A (ja) * | 1995-06-13 | 1999-07-06 | コティ ベー.ファー. | 水性爪用ラッカー |
JPH11501677A (ja) * | 1995-12-28 | 1999-02-09 | アルメル、リミティド | 爪コーティング組成物 |
JPH11246358A (ja) * | 1997-12-29 | 1999-09-14 | L'oreal Sa | 安定化剤を含有するニトロセルロースベースの化粧品バニッシュ組成物 |
JP2007007431A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | L'oreal Sa | アプリケータ及びそのアプリケータを含むパッケージ化及びアプリケータ器具 |
JP2008054882A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧料塗布具 |
JP2013507367A (ja) * | 2009-10-08 | 2013-03-04 | エムエスデー・コンシユーマー・ケア・インコーポレイテツド | 低エーテル組成物およびデリバリー装置 |
JP2013079200A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-02 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 皮膜形成性外用製剤 |
JP2016175883A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | 合同インキ株式会社 | ネイルマニキュア、ネイルマニキュアの塗布方法およびネイルマニキュア液キット |
WO2017159852A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | 小林製薬株式会社 | 皮膚摩擦軽減用外用製剤 |
JP2019006713A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | 小林製薬株式会社 | 皮膜形成性外用製剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6968589B2 (ja) | 2021-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101791705B1 (ko) | 저 에테르 조성물 및 전달 장치 | |
JP2006006943A (ja) | 無水フィルムを用いたシェービング方法、シェービング製品調製のための無水フィルムの使用、シェービングキット | |
US5223251A (en) | Skin fragrance compositions | |
TWI311054B (en) | Antifungal and/or antimycotic external preparation for nail | |
JP5950528B2 (ja) | 皮膜形成性外用製剤 | |
CA2414343A1 (en) | Film forming liquid composition | |
JP6078424B2 (ja) | 害虫忌避用組成物 | |
JP2006298866A5 (ja) | ||
CA2583574C (en) | Self-adhesive film for teeth or gums | |
TW580394B (en) | Emulsified cosmetic face pack | |
KR20060058630A (ko) | 피부 화장료 | |
JP7048221B2 (ja) | 皮膜形成性外用製剤 | |
JP6968589B2 (ja) | 皮膜形成性外用製剤 | |
JP2000026238A (ja) | ジェル状クレンジング化粧料 | |
JP7241529B2 (ja) | 皮膜形成性外用製剤 | |
WO2014119039A1 (ja) | 油性液状クレンジング組成物 | |
JP7241528B2 (ja) | 皮膜形成性外用製剤 | |
CN102149372B (zh) | 经皮施用的组合物 | |
TW201841602A (zh) | 身體化妝料 | |
JP6900121B2 (ja) | 制汗剤組成物、及び制汗剤 | |
EP3760198B1 (en) | Diclofenac-containing emulsified gel composition | |
JP2011037723A (ja) | 油中水型乳化ペースト状口唇用医薬品製剤 | |
JP3655473B2 (ja) | 乳化型パック化粧料 | |
TWI415891B (zh) | 感溫凝膠組成物及其應用 | |
JPH0555485B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170706 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210302 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210506 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210928 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6968589 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |