JP2019003756A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部への水の浸入をより確実に防ぐことのできる電源装置を提供する。【解決手段】電源装置は、複数の外装板金を備える電源装置であって、各前記外装板金のすき間により形成される経路が、上方向への経路である上経路を含み、前記電源装置は、さらに、前記上経路より先の位置に第1シール部材を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、電源装置に関する。
一般に、電源装置は、内部に電池などの電気部品を収容するため、内部への水の浸入を防ぐ必要がある。たとえば、特許文献1(特開2016−031915号公報)には、防水機構を備える蓄電モジュールが開示されている。すなわち、蓄電モジュールは、外部と接続される端子と当該端子に電気的に接続された蓄電要素とを有する蓄電本体と、前記端子が挿通される端子挿通孔が形成され、前記蓄電本体を収容するケースとを備え、前記ケースは、当該ケースと前記端子との間の隙間を塞いで外部からの水の浸入を抑制する第1防水部を備えている。
特開2016−031915号公報
たとえば電源装置に高い水圧が掛かる場合、当該電源装置が防水機構を備えていても、内部への水の浸入を十分に防ぐことができない可能性がある。このため、内部への水の浸入をより確実に防ぐことのできる電源装置が望まれている。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、内部への水の浸入をより確実に防ぐことのできる電源装置を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる電源装置は、複数の外装板金を備える電源装置であって、各前記外装板金のすき間により形成される経路が、上方向への経路である上経路を含み、前記電源装置は、さらに、前記上経路より先の位置に第1シール部材を備える。
本発明によれば、内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置の構成を示す斜視図である。 図2は、比較例に係る電源装置を、図1に示す矢印Pの方向から見た平面図である。 図3は、図2に示すIII−III線に沿った断面を示す断面図である。 図4は、図2に示すIV−IV線に沿った断面を示す断面図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る電源装置を、図1に示す矢印Pの方向から見た平面図である。 図6は、図5に示すVI−VI線に沿った断面を示す断面図である。 図7は、図5に示すVII−VII線に沿った断面を示す断面図である。 図8は、図6に示す2つの第1シール部材、および図7に示す2つの第1シール部材の関係を示す図である。
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る電源装置は、複数の外装板金を備える電源装置であって、各前記外装板金のすき間により形成される経路が、上方向への経路である上経路を含み、前記電源装置は、さらに、前記上経路より先の位置に第1シール部材を備える。
このように、外装板金同士のすき間により形成される経路が上経路を含む構成により、当該すき間から電源装置の内部への水の浸入を効果的に防ぐことができる。そして、当該上経路より先の位置に第1シール部材が設けられる構成により、電源装置の内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。
(2)好ましくは、前記電源装置は、さらに、前記上経路より手前の位置に第2シール部材を備える。
このような構成により、電源装置の外部から上経路への水の浸入を防ぐことができるため、電源装置の内部への水の浸入をさらに防ぐことができる。
(3)より好ましくは、前記外装板金同士の間の経路に前記第2シール部材が設けられる。
このような構成により、電源装置におけるより外部側の位置で、水の浸入を防ぐことができる。
(4)好ましくは、前記電源装置は、さらに、内装板金を備え、前記内装板金と前記外装板金との間に、前記第1シール部材の一部が設けられる。
このような構成により、内装板金と天板の外装板金とのすき間から内装板金の内側への水の浸入を、より確実に防ぐことができる。
(5)好ましくは、前記複数の外装板金は、天板の外装板金と、側板の外装板金とを含み、前記天板の外装板金と前記側板の外装板金との間に前記第1シール部材が設けられ、前記第1シール部材は、前記天板の外装板金の外形に沿って周回した形状を有している。
このような構成により、防水構造をより簡単にすることができる。
(6)より好ましくは、前記電源装置は、さらに、内装板金を備え、前記天板の外装板金は、自己の主表面の端においてR部を有しており、前記内装板金は、前記R部の形状に沿うように階段状に形成された階段部を含み、前記階段部の先と前記天板の外装板金との間に、前記第1シール部材の一部が設けられる。
このような構成により、天板の外装板金がR部を有している場合でも、電源装置の内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置の構成を示す斜視図である。
図1を参照して、電源装置201は、内部に電池などを収容する筐体10を備え、住宅の庭などの屋外に設置される。具体的には、筐体10は、天板の外装板金(以下、単に「天板」と称する。)11と、2つの側板の外装板金(以下、単に「側板」と称する。)12,13と、前板の外装板金(以下、単に「前板」と称する。)14と、後板の外装板金(以下、単に「後板」と称する。)15と、床板の外装板金(以下、単に「床板」と称する。)16とを含む。
また、電源装置201は、さらに、これら6つの外装板金により形成される筐体10の内部において、各種部品が配置される内装板金17を備える。
また、電源装置201には、内部への水の浸入を防ぐための防水機構が設けられている。たとえば、電源装置201には、側板12、側板13、前板14および後板15の各外装板金と天板11との間に、それぞれ防水機構が設けられている。以下、防水機構の構成について説明する。
<防水機構の比較例>
ここで、電源装置201における防水機構の比較例について説明する。図2は、比較例に係る電源装置を、図1に示す矢印Pの方向から見た平面図である。
図2を参照して、比較例に係る電源装置201Aは、図1に示す筐体10および内装板金17にそれぞれ相当する、筐体10Aおよび図示しない内装板金17Aを備える。
筐体10Aは、図1に示す天板11、側板12,13、前板14、後板15、および床板16にそれぞれ相当する、天板11A、側板12A,13A、前板14A、後板15A、および図示しない床板16Aを含む。
[天板と側板との間における防水機構の比較例]
図3は、図2に示すIII−III線に沿った断面を示す断面図である。
図3を参照して、天板11Aは、側板12A側の端部において、下方向に延びる天板側部111aと、天板側部111aの下端から内装板金17A側へ天板11Aの主表面に沿って延びる天板下端部112aとを含む。
また、天板11Aは、側板13A側の端部において、下方向に延びる天板側部111bと、天板側部111bの下端から内装板金17A側へ天板11Aの主表面に沿って延びる天板下端部112bとを含む。
側板12Aは、天板11Aにおける天板下端部112aと対向する側板上端部121を含む。側板13Aは、天板11Aにおける天板下端部112bと対向する側板上端部131を含む。
電源装置201Aは、天板11Aと側板12Aとのすき間、より詳細には、天板11Aにおける天板下端部112aと側板12Aにおける側板上端部121との間に設けられるシール部材151を備える。また、電源装置201Aは、天板11Aと側板13Aとのすき間、より詳細には、天板11Aにおける天板下端部112bと側板13Aにおける側板上端部131との間に設けられるシール部材152を備える。
[天板と前板との間および天板と後板との間における防水機構の比較例]
図4は、図2に示すIV−IV線に沿った断面を示す断面図である。
図4を参照して、天板11Aは、さらに、自己の主表面の前板14A側の端部において、外側の角部に形成されたR部113aと、段形状を有し、R部113aの下端から前板14Aと内装板金17Aとのすき間に沿って延びる天板段部114aとを含む。
また、天板11Aは、自己の主表面の後板15A側の端部において、外側の角部に形成されたR部113bと、段形状を有し、R部113bの下端から後板15Aと内装板金17Aとのすき間に沿って延びる天板段部114bとを含む。
電源装置201Aは、さらに、天板11Aと前板14Aとのすき間、より詳細には、天板11Aにおける天板段部114aと前板14Aとの間に設けられるシール部材153を備える。また、電源装置201Aは、さらに、天板11Aと後板15Aとのすき間、より詳細には、天板11Aにおける天板段部114bと後板15Aとの間に設けられるシール部材154を備える。
以上のような電源装置201Aの防水機構では、たとえば高い水圧が掛かる場合、図3に示すシール部材151,152、および図4に示すシール部材153,154を越えて電源装置201Aの内部へ水が浸入する可能性があり、より確実に防水することのできる防水機構が望まれている。以下、本発明の実施の形態に係る電源装置201の防水機構の構成について説明する。
<本発明の実施の形態に係る防水機構>
[天板と側板との間における防水機構]
図5は、本発明の実施の形態に係る電源装置を、図1に示す矢印Pの方向から見た平面図である。図6は、図5に示すVI−VI線に沿った断面を示す断面図である。
図5および図6を参照して、本発明の実施の形態に係る電源装置201における天板11は、図3に示す天板11Aと同様に、側板12側の端部および側板13側の端部において、それぞれ下方向へ延びる天板側部21a,21bを含む。また、天板11は、図3に示す天板11Aと同様に、天板側部21a,21bの下端から内装板金17側へ天板11の主表面に沿って延びる天板下端部22a,22bを含む。
側板12は、図3に示す側板12Aと同様に、天板11における天板下端部22aと対向する側板上端部31を含む。また、側板12は、段形状を有し、側板上端部31から天板11の内側において上方向へ延びる側板段部32を含む。
このような構成により、天板11と側板12とのすき間には、上方向への経路である上経路L11と、上経路L11より先に位置する横経路L12と、上経路L11より手前に位置する横経路L13とが形成される。より詳細には、横経路L12は、上経路L11の上端から筐体10の内側へ向かって延びている。また、横経路L13は、上経路L11の下端から筐体10の外側へ向かって延びている。
側板13は、図3に示す側板13Aと同様に、天板11における天板下端部22bと対向する側板上端部41を含む。また、側板13は、段形状を有し、側板上端部41から天板11の内側において上方向へ延びる側板段部42を含む。
このような構成により、天板11と側板13とのすき間には、上方向への経路である上経路L21と、上経路L21より先に位置する横経路L22と、上経路L21より手前に位置する横経路L23とが形成される。より詳細には、横経路L22は、上経路L21の上端から筐体10の内側へ向かって延びている。また、横経路L23は、上経路L21の下端から筐体10の外側へ向かって延びている。
電源装置201は、横経路L12、すなわち天板11と側板12における側板段部32との間に設けられる第1シール部材51と、横経路L22、すなわち天板11と側板13における側板段部42との間に設けられる第1シール部材52とを備える。
また、電源装置201は、横経路L13、すなわち天板11における天板下端部22aと側板12における側板上端部31との間に設けられる第2シール部材53を備える。また、電源装置201は、横経路L23、すなわち天板11における天板下端部22bと側板13における側板上端部41との間に設けられる第2シール部材54を備える。
なお、電源装置201は、第2シール部材53,54を備えない構成であってもよい。しかしながら、電源装置201では、天板11と側板12とのすき間に形成される経路を、第1シール部材51および第2シール部材53の2つのシール部材により塞ぎ、天板11と側板13とのすき間に形成される経路を、第1シール部材52および第2シール部材54の2つのシール部材により塞ぐ構成により、内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。すなわち、電源装置201は、第2シール部材53,54を備える構成が好ましい。
また、図6に示す防水機構は、側板12,13と天板11との間に設けられる構成に限られない。すなわち、前板14と天板11との間、および後板15と天板11との間の少なくともいずれか1箇所に、図6に示す防水機構と同様の防水機構が設けられてもよい。
[天板と前板との間および天板と後板との間における防水機構]
図7は、図5に示すVII−VII線に沿った断面を示す断面図である。
図7を参照して、本発明の実施の形態に係る電源装置201における天板11は、図4に示す天板11Aと同様に、自己の主表面の前板14側の端部および後板15側の端部において、それぞれ、外側の角部に形成されたR部61a,61bを含む。また、天板11は、図4に示す天板11Aと同様に、段形状を有し、R部61aの下端から前板14と内装板金17とのすき間に沿って延びる天板段部62aと、段形状を有し、R部61bの下端から後板15と内装板金17とのすき間に沿って延びる天板段部62bとを含む。
内装板金17は、前板14側の端部において、R部61aに沿って昇段するように形成された階段部75aと、後板15側の端部において、R部61bに沿って昇段するように形成された階段部75bとを含む。
階段部75a,75bは、それぞれ、天板11の主表面に沿って後板15側へ延びる第1部分71a,71bと、第1部分71a,71bの端部から上方向へ延びる第2部分72a,72bと、第2部分72a,72bの端部から天板11の主表面に沿って前板14側へ延びる第3部分73a,73bとを含む。
そして、電源装置201は、さらに、内装板金17と天板11との間、すなわち、内装板金17における第3部分73a,73bと天板11との間にそれぞれ設けられる、第1シール部材55,56を備える。
また、電源装置201は、さらに、天板11と前板14とのすき間、すなわち天板11における天板段部62aと前板14との間に設けられる第3シール部材57と、天板11と後板15とのすき間、すなわち天板11における天板段部62bと後板15との間に設けられる第3シール部材58とを備える。
なお、電源装置201は、第3シール部材57,58を備えない構成であってもよい。しかしながら、電源装置201では、天板11と前板14とのすき間、および天板11と後板15とのすき間を、それぞれ第3シール部材57,58により塞ぐ構成により、内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。すなわち、電源装置201は、第3シール部材57,58を備える構成が好ましい。
また、前板14および後板15は、図6に示す側板12,13のように、天板11の内側において上方向へ延びる段部を含む構成であってもよい。この場合、天板11と前板14における段部との間にシール部材を設けたり、天板11と後板15における段部との間にシール部材を設けたりしてもよい。
また、図6に示す側板12,13が側板段部32,42を含む代わりに、内装板金17が、側板12,13側の端部において、図7に示す階段部75a,75bのような階段部を含む構成であってもよい。この場合、天板11と内装板金17における当該階段部との間にシール部材を設けてもよい。
また、天板11は、図7に示す前板14側の端部および後板15側の端部に限らず、さらに、図6に示す側板12側の端部および側板13側の端部においても、自己の主表面の端部に形成されたR部を含む構成であってもよい。
また、天板11は、側板12側の端部、側板13側の端部、前板14側の端部、および後板15側の端部のいずれにおいても、R部を含まない構成であってもよい。
また、図7に示す防水機構は、前板14と天板11との間および後板15と天板11との間に設けられる構成に限られない。すなわち、側板12と天板11との間、および側板13と天板11との間の少なくともいずれか1箇所に、図7に示す防水機構と同様の防水機構が設けられてもよい。
[第1シール部材の形状]
図8は、図6に示す2つの第1シール部材、および図7に示す2つの第1シール部材の関係を示す図である。
図6〜図8を参照して、図6に示す第1シール部材51および第1シール部材52は互いに平行である。また、図7に示す第1シール部材55および第1シール部材56は互いに平行である。
そして、図8に示すように、第1シール部材51の両端が、第1シール部材55の第1端および第1シール部材56の第1端にそれぞれ連結され、第1シール部材52の両端が、第1シール部材55の第2端および第1シール部材56の第2端にそれぞれ連結されている。すなわち、4つの第1シール部材51,52,55,56は、連結されることにより、たとえば四角形である天板11の外形に沿って周回する形状を有している。
なお、第1シール部材51,52,55,56の連結された形状は、天板11の外形と異なる形状であってもよい。また、第1シール部材51,52,55,56は、連結されなくてもよい。
また、第1シール部材51,52,55,56は、連続した1つの部材であってもよい。
ところで、たとえば電源装置に高い水圧が掛かる場合、当該電源装置が防水機構を備えていても、内部への水の浸入を十分に防ぐことができない可能性がある。このため、内部への水の浸入をより確実に防ぐことのできる電源装置が望まれている。
これに対して、本発明の実施の形態に係る電源装置201では、天板11と側板12,13とのすき間により形成される経路が、上方向への経路である上経路L11,L21を含む。そして、電源装置201は、上経路L11,L21より先に位置する横経路L12,L22、に設けられる第1シール部材51,52を備える。
このように、天板11と側板12,13とのすき間により形成される経路が上経路L11,L21を含む構成により、当該すき間から電源装置201の内部への水の浸入を効果的に防ぐことができる。そして、横経路L12,L22に第1シール部材51,52が設けられる構成により、電源装置201の内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る電源装置201は、さらに、上経路L11,L21より手前の位置に第2シール部材53,54を備える。
このような構成により、電源装置201の外部から上経路L11,L21への水の浸入を防ぐことができるため、電源装置201の内部への水の浸入をさらに防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る電源装置201では、天板11と側板12,13との間の横経路L13,L23に第2シール部材53,54が設けられる。
このような構成により、電源装置201におけるより外部側の位置で、水の浸入を防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る電源装置201では、内装板金17と天板11との間に、第1シール部材55,56が設けられる。
このような構成により、内装板金17と天板11とのすき間から内装板金17の内側への水の浸入を、より確実に防ぐことができる。
また、本発明の実施の形態に係る電源装置201では、第1シール部材51,52,55,56は、天板11の外装板金の外形に沿って周回した形状を有している。
このような構成により、防水構造をより簡単にすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る電源装置201では、天板11は、自己の主表面の端においてR部61a,61bを有する。また、内装板金17は、R部61a,61bの形状に沿うように階段状に形成された階段部75a,75bを含む。そして、第1シール部材55,56は、階段部75a,75bの先と天板11との間に設けられる。
このような構成により、天板11がR部61a,61bを有している場合でも、電源装置201の内部への水の浸入をより確実に防ぐことができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
複数の外装板金を備える電源装置であって、
各前記外装板金のすき間により形成される経路が、上方向への経路である上経路を含み、
前記電源装置は、さらに、
前記上経路より先の位置に第1シール部材を備え、
前記複数の外装板金は、
天板の外装板金と、
側板の外装板金とを含み、
前記第1シール部材は、前記複数の外装板金により形成される筐体の内部における前記上経路より先の位置であって、前記天板の外装板金と前記側板の外装板金とのすき間に設けられる、電源装置。
10,10A 筐体
11,11A 天板(天板の外装板金)
12,12A,13,13A 側板(側板の外装板金)
14,14A 前板(前板の外装板金)
15,15A 後板(後板の外装板金)
16,16A 床板(床板の外装板金)
17,17A 内装板金
21a,21b,111a,111b 天板側部
22a,22b,112a,112b 天板下端部
31,41,121,131 側板上端部
32,42 側板段部
51,52,55,56 第1シール部材
53,54 第2シール部材
57,58 第3シール部材
61a,61b,113a,113b R部
62a,62b,114a,114b 天板段部
71a,71b 第1部分
72a,72b 第2部分
73a,73b 第3部分
75a,75b 階段部
151,152,153,154 シール部材
201,201A 電源装置

Claims (6)

  1. 複数の外装板金を備える電源装置であって、
    各前記外装板金のすき間により形成される経路が、上方向への経路である上経路を含み、
    前記電源装置は、さらに、
    前記上経路より先の位置に第1シール部材を備える、電源装置。
  2. 前記電源装置は、さらに、
    前記上経路より手前の位置に第2シール部材を備える、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記外装板金同士の間の経路に前記第2シール部材が設けられる、請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記電源装置は、さらに、
    内装板金を備え、
    前記内装板金と前記外装板金との間に、前記第1シール部材の一部が設けられる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 前記複数の外装板金は、
    天板の外装板金と、
    側板の外装板金とを含み、
    前記天板の外装板金と前記側板の外装板金との間に前記第1シール部材が設けられ、
    前記第1シール部材は、前記天板の外装板金の外形に沿って周回した形状を有している、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 前記電源装置は、さらに、
    内装板金を備え、
    前記天板の外装板金は、自己の主表面の端においてR部を有しており、
    前記内装板金は、前記R部の形状に沿うように階段状に形成された階段部を含み、
    前記階段部の先と前記天板の外装板金との間に、前記第1シール部材の一部が設けられる、請求項5に記載の電源装置。
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