JP2019001456A - 霜取りダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】 霜取りダクトを提供する。【解決手段】 本発明は、合成樹脂材料から形成された少なくとも1個の空気案内体(111、112)によって画成された、自動車の計器板上側部分(100)のほとんど全幅にわたって延在している、自動車の計器板上側部分(100)上に配置するための霜取りダクト(105)に関する。霜取りダクトの構造的、製作技術的および/または機能的な実現を改善するために、空気案内体(111、112)が熱成形プロセスによって変形させられた音響マットから形成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂材料から形成された少なくとも1個の空気案内体によって画成された、自動車の計器板上側部分のほとんど全幅にわたって延在している、自動車の計器板上側部分上に配置するための霜取りダクトに関する。本発明はさらに、このような霜取りダクトを製造するための方法に関する。
特許文献1から、スイッチボード、特にコックピットモジュールに対して予め配向して、スイッチボード、特に霜取りダクトを自動車の車体内に組み込むための方法が知られている。特許文献2から、計器板上側部分および支持骨組み状本体を備えた車両用計器板が知られている。この本体は車両ホワイトボテーの組立て支持体に取付け可能である。組立て支持体は機能要素を装備するための本体受けを備え、車両換気システムの少なくとも1つの空気通路、特に風防ガラスに沿って車両横方向に延在する霜取りダクトを画成している。この場合、計器板上側部分は発泡支持体である。この発泡支持体はその上に配置された発泡層および層側の装飾表皮と共に多層構造体を形成している。特許文献3から、本体を備えた自動車用計器板が知られている。この本体は表示計器、流出ノズルまたはそのような機能要素をフレキシブルに装備可能であり、計器板の上側および/または下側を少なくとも部分的に覆うカバーと、機能要素の少なくとも一部のための空所を有し、機能要素の大部分を取付けた後で組み立てられる。この場合、カバー内に空気通路が組み込まれ、この空気通路は風防ガラスの近くでカバーの下方に配置されている。カバーは射出成形部品であり、少なくとも一部範囲の上に、表面構造を有する発泡フィルムが接着されている。
独国特許出願公開第19740098A1号明細書 独国特許出願公開第102013213791A1号明細書 独国特許出願公開第10062151A1号明細書
本発明の課題は、自動車の計器板上側部分に配置するための、合成樹脂材材料から形成された少なくとも1個の空気案内体によって画成される霜取りダクトの構造的、製作技術的および/または機能的な実現を音響学的に改善することであり、この場合霜取りダクトは計器板上側部分のほとんど全幅にわたって延在している。
課題は、合成樹脂材料から形成された少なくとも1個の空気案内体によって画成された、自動車の計器板上側部分のほとんど全幅にわたって延在している、自動車の計器板上側部分上に配置するための霜取りダクトにおいて、空気案内体が熱成形プロセスによって変形させられた音響マットから形成されていることによって解決される。霜取りダクトは全体または一部が空気案内体によって画成される。霜取りダクトの画成のために、空気案内体は例えば半割り部材として形成されている。霜取りダクトが上側から計器板上側部分によって画成または閉鎖されていると有利である。音響マットがポリプロピレンまたはポリエチレンをベースとした合成樹脂材料から形成されていると有利である。音響マットを形成する合成樹脂材料は空気案内体の音響学的特性を改善するために、比較的に長い繊維、特にガラス繊維を含んでいる。音響マットは好ましくは、熱成形プロセスで所望な形に成形される半製品である。霜取りダクトは計器板上側部分に好ましくは材料結合式に連結されている。
霜取りダクトの有利な実施形は、音響マットが溶接可能な材料から形成され、かつ繊維を含み、この繊維は、空気案内体が音響学的に効果的な範囲を有するように、適切な熱処理によって材料内で配向および/または配置されていることを特徴とする。溶接可能な材料により、空気案内体と計器板上側部分の間の材料結合式連結部の製作が簡単に可能になる。材料結合式連結部は例えば超音波溶接によって製作される。繊維を適切に配置および/または配向することにより、空気案内体は所定の範囲においてきわめて良好な音響学的特性を得る。それによって、霜取りダクトの運転中の不所望な騒音を効果的に減衰するかまたは完全に抑制することができる。
霜取りダクトの他の有利な実施形は、音響マットが音響学的に効果的な範囲の外側に、溶接範囲を備え、この溶接範囲内において音響マットが音響学的に効果的な範囲よりもはるかに薄い厚さを有することを特徴とする。音響マット内に繊維を配置および/または配向したことにより、音響マットは音響学的に効果的な範囲が肉厚化される。この工程はロフテン(Loften)とも呼ばれる。従って、音響学的に効果的な範囲はロフテンされた範囲と呼ぶことができる。ロフテンによって、音響学的特性はこの範囲において大幅に改善される。溶接範囲内において、音響マットが音響学的に効果的な範囲よりも薄いその元の厚さを有すると有利である。それによって、音響マットは溶接範囲において十分な安定性を保ち、しかも音響マットが溶接範囲において計器板上側部分に溶接されるときにも有利である。
霜取りダクトの他の有利な実施形は、音響マットがU字形断面形状を有することを特徴とする。音響マットは霜取りダクトを画成するために、少なくとも一部がU字形断面形状を有する。U字形断面形状は横断面で見て、底部と、この底部から曲がった2本の脚部を有するU字の形をしている。U字形横断面は霜取りダクトを三方の側で画成するので有利である。第4の側、好ましくは上側で、霜取りダクトが計器板上側部分によって画成されると有利である。それによって、霜取りダクトのための閉じた横断面形状を簡単に作ることができる。
霜取りダクトの他の有利な実施形は、音響マットが封止フィルムと組み合わせられていることを特徴とする。封止フィルムによって、十分な封止性が簡単に保証される。それによって、霜取りダクトからの空気の不所望な流出を確実に防止することができる。封止フィルムは例えばポリプロピレンによって形成されている。音響マットの音響学的特性の不所望な制限をしないようにするために、封止フィルムが外側に、すなわち霜取りダクトとは反対の空気案内体の側に配置されていると有利である。封止フィルムが音響マットと共に金型に入れられると有利である。
霜取りダクトの他の有利な実施形は、音響マットがリブ構造体および/または蜂の巣構造体、特に補強リブおよび/または連結リブと組み合わせられていることを特徴とする。音響マットと封止フィルムおよび補強リブおよび/または連結リブとの組み合わせによって、いわば3つの機能部品が1つの共通の部品にまとめられる。補強リブは好ましくは音響マットの下側で、空気案内体の強度または安定性を高める働きをする。連結リブは例えば、音響マットを計器板上側部分に固定連結する働きをする。補強リブが音響マットに一体射出成形されると有利である。その際、補強リブが計器板上側部分とは反対の音響マットの側に設けられていると有利である。
霜取りダクトの他の有利な実施形は、補強リブが繊維強化された合成樹脂材料から形成されていることを特徴とする。補強リブは好ましくは、繊維、特に炭素繊維によって強化されたポリプロピレンから形成されている。ポリプロピレン内の繊維の割合は例えば20%である。それによって、きわめて安定した補強リブ構造体を空気案内体上に簡単に作ることができる。金型内での音響マットの一体射出成形または後続射出成形によって、補強リブはいわば音響マットと一体に連結される。音響マットがさらに、熱の作用によって金型内で変形する際に、同様に封止フィルムと一体に連結されると有利である。
霜取りダクトの他の有利な実施形は、空気案内体が計器板上側部分とは反対の音響マットの側で、付加的な補強構造体によって取り囲まれていることを特徴とする。この付加的な補強構造体は例えば炭素繊維によって強化された繊維複合材料から形成される。補強構造体は凹部および/または切欠きを有していてもよい。それによって、補強構造体の重量を効果的に低減することができる。補強構造体が蜂の巣構造体として形成されていると有利である。
計器板上側部分のための霜取りダクトを製作するための方法の場合、上記の課題は、次の方法ステップによって解決される。音響マットは好ましくは封止フィルムと共に金型内で変形される。その際、音響マットは好ましくは封止フィルムと共に予め加熱可能である。その代わりにまたはそれに加えて、音響マットは好ましくは封止フィルムと共に金型内でも加熱される。空気案内体を安定させるために、好ましくは同じ金型内で、熱の作用によって変形された音響マットに、補強リブが後続射出成形される。その際、上記の方法ステップは同じ金型内で好ましくはいわゆるワンショット法で行われる。その後、空気案内体または霜取りダクトは、好ましくは超音波溶接によって計器板上側部分に材料結合式に連結される。
方法の有利な実施形は、音響学的に効果的な範囲を形成するために、変形された霜取りダクトが局部的に熱を適切に加えられることを特徴とする。変形の際、音響マットの材料は場合によってはプレスされる。適切に熱を加えることにより、個々の範囲を「ロフテン」することができる。その際、霜取りダクトは歪まない。熱は発熱体または加熱装置によって、場合によっては火炎技術で、局部的に加えられる。
本発明はさらに、少なくとも1個の上記霜取りダクトを備えた計器板上側部分に関する。計器板上側部分は他の変形では、1つよりも多い空気通路または霜取りダクト、特に2つの空気通路または霜取りダクトを備えている。
本発明の他の効果、特徴および詳細は、図を参照していろいろな実施の形態を詳細に説明する次の記載から明らかである。
一体射出成形されたリブ構造体を有する霜取りダクトを備えた計器板上側部分を示す斜視図である。 図1と類似の霜取りダクトを切断して示す斜視図である。 図2の霜取りダクトの空気案内通路の横断面図である。 図2の霜取りダクトの他の個所の、図3と同様な断面図である。 付加的な補強構造体と2つの部分からなる閉じた空気通路を有する他の実施の形態の、図2と同様な断面図である。 溶接前の、図5の計器板上側部分の横断面図である。 溶接後の、図6と同じ横断面図である。 付加的な補強構造体を取付けた後の、図7と同じ横断面図である。 一体射出成形された蜂の巣構造体を備えた霜取りダクトの、図1と同様な図である。 2つの部分からなる霜取りダクトの、図1および図9と同様な図である。 TPE支持構造体の斜視図である。
図1には、計器板上側部分100が斜視図で示してある。計器板上側部分100は、計器板上側部分100の下面が見えるように逆さまに配置されている。計器板上側部分100は側方に2つの穴101、102を有する。計器板上側部分100は中央に2つの穴103、104を有する。
図1において計器板上側部分100の上方に霜取りダクト105が配置されている。この霜取りダクト105は図1において上側から計器板上側部分100に取付けられる。計器板上側部分は車両内で下側から取付けられる。
組立ての際、霜取りダクト105の2つの端部106、107が計器板上側部分100の側方の穴101、102に付設される。霜取りダクト105の隆起した2つの範囲108、109は計器板上側部分100の中央の穴103、104に付設される。
霜取りダクト105は一体射出成形されたリブ構造体110を有する音響材料によって形成されている。霜取りダクト105は2つの空気案内体111、112を有する。空気案内体111は霜取りダクト105の端部106と隆起した範囲108の間に延設されている。空気案内体112は霜取りダクト105の端部107と隆起した範囲109の間に延設されている。
図9では、一体射出成形された蜂の巣構造体120を有する霜取りダクト115が計器板上側部分100の上方に配置されている。この霜取りダクト115は、蜂の巣構造体120を除けば、図1の霜取りダクト105に一致している。従って、図9において同じ部分または類似の部分を示すために、図1と同じ参照符号が使用される。
図9に示した霜取りダクト115の場合、蜂の巣構造体120は、図1に示した霜取りダクト105の場合のリブ構造体110と同様に、空気を案内する範囲内ではなく、空気を案内する範囲とは反対の霜取りダクト105;115の側、すなわち図1と図9において見える上側に配置されている。
図10では、2つの空気案内体121、122を有する2つの部分からなる霜取りダクト125が計器板上側部分100の上方に配置されている。計器板上側部分100は図1と図9の計器板上側部分100に一致している。
霜取りダクト125はダクト下側部分126とダクト上側部分127を有する。霜取りダクト125を形成するために、ダクト下側部分126はダクト上側部分127に例えば材料結合式に連結されている。
計器板上側部分100に対する2つの部分からなる霜取りダクト125の連結は、例えばTPE支持部によって行われる。この場合、大文字TPEはThermoPlastische Elastomere(熱可塑性エラストマー)の頭文字である。その際、室温で慣用のエラストマーと同様な状態を示す合成樹脂材料である。熱を供給すると、熱可塑性エラストマーは塑性変形し、それによって熱可塑性状態を示す。従って、熱可塑性エラストマーの加工が簡単になる。
図11では、TPE支持部が多数の点130によって示してある。このTPE支持部によって、図10の霜取りダクト125を計器板上側部分100に取付けることができる。TPE支持部130によって、霜取りダクト125は図10の計器板上側部分100に材料結合式に連結される。
図2には、自動車の計器板の上側部分(図1の100)のための霜取りダクト5が斜視図で示してある。霜取りダクト5は2つの空気案内体1、2を有する。空気案内体1は空気通路3を画成している。空気案内体2は空気通路4を画成している。霜取りダクト5の空気通路3、4は自動車の空調装置に接続されている。
空気案内体1、2は図2において上側に配置されたその下面6が補強リブ構造体7と組み合わせられている。この補強リブ構造体7は、霜取りダクト5の空気案内体1、2を補強するかまたは安定させる働きをする。
図2に示した横断面から判るように、空気案内体1はU字形断面形状11を有する。空気案内体2はU字形断面形状12を有する。
U字形断面形状11、12はそれぞれ底部13;16を有する。この底部から、2つの脚部14、15;17、18が曲げられている。U字形断面形状11、12の底部13;16は下に配置されている。補強リブ構造体7は多数の補強リブ21、22を備えている。この補強リブによって空気案内体1、2が互いに連結されている。
図3と図4には、図2の霜取りダクト5の異なる個所の横断面が示してある。空気案内体1、2は共に霜取りダクトとして形成された空気案内装置30を形成している。この空気案内装置は音響マット28と封止フィルム29によって形成される。
音響マット28はポリプロピレン材料からなるマトリックスを含み、このポリプロピレン材料内には比較的に長いガラス繊維が埋め込まれている。この「比較的に長い」は、ポリプロピレンマトリックス内のガラス繊維が射出成形法で一般的であるガラス繊維よりも長いことを意味する。封止フィルム29は空気案内通路3、4とは反対の音響マット28の側に配置されている。封止フィルム29は同様にポリプロピレンによって形成されている。
空気案内装置30の製造時に、音響マット28は封止フィルム29と共に金型に入れられる。音響マット28は封止フィルム29と共に加熱され、金型内で変形される。適切に熱を加えることにより、音響マット28内に、音響学的に効果的な範囲31、32を形成することができる。
音響学的に効果的な範囲31、32内で、ポリプロピレン材料に埋め込まれたガラス繊維が配向および配列される。その際、音響マット28の厚さを増大すると有利である。音響マット28の厚さは音響学的に効果的な範囲31、32において、例えば2倍または3倍に増大させられる。場合によっては、適当な熱成形プロセスによって音響マット28の厚さを4倍にすることもできる。
それに伴う容積増大により、音響マット28の音響学的特性、特に減衰特性が大幅に改善される。音響学的に効果的な範囲31、32の外側において、音響マット28は溶接範囲33、34、36を備えている。音響マット28は溶接範囲33、34、36において変化しない厚さを有する。それによって、音響マット28は溶接範囲33、34、36において、図示とは異なり、音響学的に効果的な範囲31、32よりも薄い。空気通路4の範囲内において、音響マット28は補強リブ35を有する。
図4に示した横断面の場合、音響マット28は音響学的に効果的な他の範囲41、42、43と他の補強リブ45、46を備えている。図4ではさらに、他の溶接範囲44、47が音響マット28に設けられている。補強リブ45、46は空気案内装置30を補強する働きをする。
図3と図4に示した溶接範囲33、34、36;44、47は空気案内装置30と支持体37の間の材料結合式連結を行う働きをする。支持体37は空気通路3、4とは反対の上側に、所望な層構造体を備えることができる。
図5〜図8には、霜取りダクトとして形成された、空気案内体51、52を有する空気案内装置50がいろいろな断面図で示してある。空気案内体51、52は空気通路53、54を画成している。空気案内装置50は図5〜図8において上側に配置したその下面56に、付加的な補強構造体58を備えている。
この付加的な補強構造体58は連結リブ構造体59と組み合わせられている。この連結リブ構造体59は安定化のために役立つ連結リブ61〜63を備えている。
図6には、連結リブ構造体59が連結リブ61〜63の自由端で空気案内装置50に接触している状態が示してある。この接触は例えば(図示していない)クリップ連結部またはボルト連結部によって行われる。
図7には、連結リブ61〜63が溶接範囲65〜67において空気案内装置50に材料結合式に連結されている状態が示してある。この材料結合式連結は例えば超音波溶接によって行われる。
空気案内装置50の空気案内体51、52は音響学的に効果的な範囲71、72を備えている。この範囲は音響マット78の熱成形によって形成される。
1,2,51,52 空気案内体
5,50,105,115,125 霜取りダクト
28,78 音響マット
100 計器板上側部分

Claims (10)

  1. 合成樹脂材料から形成された少なくとも1個の空気案内体(1、2;51、52)によって画成された、自動車の計器板上側部分(100)のほとんど全幅にわたって延在している、前記計器板上側部分(100)に配置するための霜取りダクト(5;50;105;115;125)において、前記空気案内体(1、2;51、52)が熱成形プロセスによって変形させられた音響マット(28;78)から形成されていることを特徴とする霜取りダクト。
  2. 前記音響マット(28;78)が溶接可能な材料から形成され、かつ繊維を含み、この繊維は、前記空気案内体(1、2;51、52)が音響学的に効果的な範囲(31、32;41、42、43;71、72)を有するように、適切な熱処理によって材料内で配向および/または配置されていることを特徴とする請求項1に記載の霜取りダクト。
  3. 前記音響マット(28;78)が音響学的に効果的な前記範囲(31、32;41、42、43;71、72)の外側に、溶接範囲(33、34、36;65〜67)を備え、この溶接範囲内において前記音響マット(28;78)が音響学的に効果的な前記範囲(31、32;41、42、43;71、72)よりもはるかに薄い厚さを有することを特徴とする請求項2に記載の霜取りダクト。
  4. 前記音響マット(28)がU字形断面形状(11、12)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の霜取りダクト。
  5. 前記音響マット(28)が封止フィルム(29)と組み合わせられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の霜取りダクト。
  6. 前記音響マット(28;78)がリブ構造体(110)および/または蜂の巣構造体(120)、特に補強リブ(21、22)および/または連結リブ(61〜63)と組み合わせられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の霜取りダクト。
  7. 前記補強リブ(21、22)が繊維強化された合成樹脂材料から形成されていることを特徴とする請求項6に記載の霜取りダクト。
  8. 前記空気案内体(51、52)が前記音響マット(78)の一方の側で、付加的な補強構造体(58)によって取り囲まれていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の霜取りダクト。
  9. 音響マット(28;78)が好ましくは封止フィルム(29)と共に金型内で変形され、
    空気案内体(1、2;51、52)を安定させるために、変形された前記音響マット(28;78)に、好ましくは同じ金型内で補強リブ(21、22)が後続射出成形される、 計器板上側部分(100)のための霜取りダクト(5;50)を製作するための方法。
  10. 音響学的に効果的な範囲(31、32;41、42、43;71、72)を形成するために、変形された前記霜取りダクト(5;50;105;115;125)が局部的に熱を適切に加えられることを特徴とする請求項9に記載の方法。
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