JP2018538467A - 自己作動型の水防設備 - Google Patents

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Abstract

上階層が下階層から(又はその逆に)踏み段の連結によって到達するようになっている構造物であって、複数階層を有する構造物の上階層を、構造物の階層の一つに存在する水による浸水から防御する。階層間に架け渡して延びる階段が浮上式であり、階層の一つに隣接して階段の一端において、旋回可能に構造物に連結されている。階層の一つで水位の上昇が発生したときに、階段は旋回部の軸で上向きに回転し、上階層に水が進入することを遮る。

Description

本発明は、構造物に浸水する水から構造物を防御するバリアに関する。
本出願は、2015年11月4日に提出したアメリカ合衆国仮特許出願62/250,923の利益を主張する。
洪水は、財産に対する損害の大きな原因となる。2012年10月29,30日には、熱帯暴風雨のサンディーはニューヨーク市と、その郊外と、ロングアイランドを襲った。満潮がこれに重なり、平均干潮より約14フィート上の高潮が発生し、マンハッタンと他の海岸沿いの町村とを守る防潮堤及び防壁を高く乗り越え、構造物、地下鉄、車両トンネルを浸水させ、電気機器を損傷させ、少なくとも48人の命を奪い、ニューヨーク市を結果として遮断状態にした。ニューヨークの損害と経済的損失は、少なくとも330億ドル、隣のニュージャージーでは368億ドルと推定されている。
ドアと他の階層の縦方向の開口とは、米国特許6623209号に記載された発明を用いて自己作動するゲートによって水の進入から防御することができる。一つの問題は、一つの階層から他の階層に通じる階段から、上下に離れた階層にアクセスするようになった多階層の構造物を防御することである。例えば、もし、道路又は地面の高さの入口から、下階層のフロアに通じる踏み段がある場合(例えば、地下室、駐車場の下階層、又は、ビルの中二階より下側の倉庫エリア)、またビルの階段と構造物とに起因して、米国特許6623209号から与えられた解決策によっても高い方の道路又は地面から下階層に階段経由のアクセスを閉鎖することができない場合に、道路又は地面の高さで水位が高くなる水の溢水を生じたときには、下階層は浸水を生じることとなる。ビル内での下階層(例えば地下室などの下のフロア)へ下降する階段(例えばビルの玄関(foyer))の場合には、米国特許6623209号での解決策によって階段へのドア入口が保護されたとしても、地下室などの下階層に進入する水は、地下室からの階段のアクセスを介して上昇する可能性がある。ビルの階段と構造物とに起因して、米国特許6623209号での解決策によって階段からのアクセスが上階層から遮断できない場合は、水が、一階と上階層とを浸水する可能性がある。別の問題では、ビルへの持ち上がった入口は、踏み段を有する階段によってアクセス可能である。入口の近くでは、そのような構造物は、入口を防御するための米国特許6623209号での解決策の設置をせずに済ますことができる。
本発明は、下階層又はフロアが、上階層又はフロアに階段で接続されている階段付きの多階層の構造物内で、浸水の防止を可能にする自己作動型のゲートを提供する。
要約書に述べたことを含め、本明細書に説明した特定の詳細は、いずれの場合においても、本発明の概念が実施され得る具体的な方法の非限定的な説明及び例示である。本明細書に示されている例又は例示は、それらが利用されている一つ以上の用語の制限、限定、又は明示的な定義とはみなされないものとする。代わりに、これらの例又は例示は、一つの特定の実施形態に関して説明され、単に例示的なものであるとみなされるものとする。これらの例又は例示を用いた任意の一つ以上の用語は、その用語を用いて、又は他の明細書の箇所において記載されても、無関係に記載されてもよい他の実施形態を包含することとする。全ての実施形態は、その一つ以上の用語の範囲内に包含されることを意図したものである。このことを当業者であれば理解するであろう。これらの例は、当業者に、本発明を、事実上、それらの概念に対して一貫性があるような、仮想的に言って任意の適切に詳細なシステム、構造、又は方法で使用することを教示する役割を果たす。そのような非限定的な例、及び例示を表す言語表現は、「例えば」、「例としては」、「e.g.」、「一つの実施形態において」などを含むが、これらに限定されない。本明細書を通して「例示的実施形態」への言及は、実施形態に関連する説明した特定の特徴、構造、又は特性が本発明の少なくとも一つの例示的実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書全体にわたって様々な場所での「例示的な実施形態における」又は同様の表現という表現は、必ずしも、全て同じ実施形態を指しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性は、一つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。特定の記載された実施形態及びそれらの実施形態の詳細に対する様々な変更及び代替が、本発明の範囲内でなされ得る。図面に示された一つ以上の要素は、特定の用途に応じて有用であるように、より一層の分散型又は一体型の手法で実施できるし、特定の場合には除去したり動作不能に設定したりすることもできる。本明細書に記載された本発明の概念及び本明細書の例示的な実施形態の範囲内で、多くの変更及び異なる実施形態が作成されてよい、従って、詳細は例示的なものとして解釈されるものとし、本明細書に図示及び説明される発明に限定されないとして解釈されるものとする。
例示的な実施形態の詳細な記載において使用する「上方」、「下方」、「後方」、「前方」、「横断方向」、「直角」、「垂直」、「水平」、「長さ」、「高さ」、「幅」、「横方向」、「近位」、「遠位」等のような様々な方向は、図面と共に、より容易な説明のためにのみ適用する。ここでの構成要素は、本発明の着想を具現するここに詳細に記載する例示的な実施形態と同じ機能を行い、また同じ結果を達成する一方で、異なる姿勢で配置されていてもよい。また、これらの用語はそれらの実施形態が例示する着想を制限するものとして理解されることはない。
ここで使用するとき、「comprises」、「comprising」、「includes」、「including」、「has」、「having」又はこれらの他の変形は、排他的でない包含を意味するものとして意図されている。例えば、構成要素のまとまりを含んでいる装置は、それらの構成要素のみに必ずしも限定されるものではなく、明示的に列挙していない他の構成要素、またその装置に内在的な構成要素を備えていてもよい。ここで使用するとき、請求項及び/又は明細書中の「含む」(又は類義語の「有する」又は「包含する」)と共に使用されるときの単数形(“a”又は“an”)の使用は、「一つ」を意味し得るが、それは「一つ又はそれよりも多くの」、「少なくとも一つの」、及び「一つ又は一つよりも多くの」の意味とも一致する。さらに、打ち消す内容を明示的に述べていない限りは、「又は」は包括的な「又は」を意味し、排他的な「又は」を意味してはいない。いいかえれば、打ち消す内容を明示的に述べていない限りは、「又は」の用語は普通は「及び/又は」のことを意図している。例えば、条件A又はBは、次のいずれか一つである場合に満足される。即ちAが真であり(又は存在し)、Bが偽である(又は存在しない)こと、Aが偽であり(又は存在せず)、Bが真である(又は存在する)こと、また、A,Bの両者が真である(又は存在する)ことである。これに加え、本件で使用するときに、「への接続」又は「に接続され」の語句は、直接に、又は介在物を介して、接続されることを意味する。
本発明の実施形態によれば、構造物、例えばビルの一つの階層が、階段の連結によって各階に達するようになった構造物内で、他の階層から来た溢水する水から防御される。階層間に架け渡して延びる踏み段を有する階段は、浮上式であり、階段の他端が一つの階層に隣接して構造物に旋回可能に接続されている。階段の浮上を引き起こすような一つの階層での水の出現に伴い、階段は、旋回軸の周りに上向きに回転し、上昇した階段を越えて他の階層の少なくとも一部への浸水から水を遮る。
例えば、実施形態では、構造物の下階層、即ち地下室などは、階段を連結することで下階層に上階層から到達するようになっている、地面又は道路(「上」)の階層での水位の上昇によって、浸水が生じることから防御される。階層間に架け渡して延びる階段は、浮上式であり、階段の下端は下階層に隣接して構造物に旋回可能に接続され、地面又は道路の上階層で水位の上昇が起きたときに、階段は浮き上がって旋回軸機構で上向きに回転し、下階層で浸水が生じることを遮る。
他の実施形態で、階段を連結することで下階層に上階層から(又はその逆に)到達するようになっている構造物の上階層から、水の進入によって、多階層の構造物の下階層に浸水を生じることから防御する。階層間に架け渡して延びる階段は、浮上式であり、階段の下端は下階層に隣接して構造物に旋回可能に接続され、下階層で階段の浮上を引き起こすように水の進入が起きたときに、旋回軸で上向きに回転し、回転した階段を通り越して下階層で浸水が生じることを遮り、これとともに、回転した階段を通り越して上階層にそれ以上の溢水が起きることを防止する。
他の例として、実施形態では、階段を連結することで上階層に下階層から(又はその逆に)到達するようになっている構造物の下階層から、水位の上昇によって、多階層の構造物の上階層に浸水を生じることから防御する。階層間に架け渡して延びる階段は、浮上式であり、階段の上端は上階層に隣接して構造物に旋回可能に接続され、下階層で水位の上昇が起きたときに、階段は浮き上がって旋回軸機構で上向きに回転し、上階層で浸水が生じることを遮る。
より詳しくは、これらの例示的な実施形態において、自己作動型の水防設備は、踏み段を有する浮上式の階段を備えている。階段は下端と上端とを備え、構造物の下階層及び上階層の間の上下方向スペースの少なくとも上部分に架け渡して延びている。踏み段を有する階段は、階段の横に沿った縦壁が側方配置となっている。階段の横に沿った壁は、階段の横の周辺で流体の流動を防止する。踏み段は、階段を通り越すような、即ち、階段の片側から他方の側への流体の流動を遮る。周知のように、踏み段は二つの部分からなる。即ち、水平部分である段板(踏み面)と、縦部分である蹴込み板とからなる。縦部分は蹴込み板であって、「蹴込み透し(open)」ではない。なぜならば階段は、階段の片側から反対側に流体の流動を遮るからである。
水防設備は旋回軸機構を有し、旋回軸機構は、階層のうち一つに隣接して構造物に接続されている固定部材と、固定部材に可動に取り付けられている可動部材とを備えている。可動部材は、踏み段を有する階段の両端の一方に接続され、側方配置の縦壁に交差する方向に向いた水平軸の周りに旋回可能であり、これにより、階段の浮上を引き起こすような階層の一つにおける水の発生に伴って、軸から遠位にある階段の一端は、下階層から上方に向けて回転する。少なくとも一つの規制部が階段に作用するように構成され、構造物の下階層から上方に向けて、軸から遠位にある階段の端が回転したときに、所定量を越えて軸の周りに階段が回転することを防止する。
本発明の実施形態では、水防設備の規制部が、階段の下端よりも上方に距離をおいて構造物に接続されている。一つの実施形態では、規制部は少なくとも、上階層と同じ高さに位置する。
本発明の実施形態では、可撓性のリップ封止ガスケットが、側方配置の壁に密接して摺動するのに十分な幅の階段の側縁に沿っていて、階段の側縁と側方配置の壁との間で水の有意な通過を防止する。
本発明の実施形態では、水防設備の旋回軸機構は、構造物の下階層に隣接して階段の一端に位置する。
本発明の実施形態では、水防設備の旋回軸機構は、下階層に隣接して階段の一端に位置し、水防設備は、階段の手前の上階層に流入口を有し、上階層にはいった水を階段の下の下階層へ導く。
本発明の実施形態では、水防設備の旋回軸機構は、下階層に隣接して階段の一端に位置し、規制部は、水平軸の上方に距離をおいて構造物に接続され、ほぼ垂直姿勢まで階段が回転することを許容する。
本発明の実施形態では、水防設備の旋回軸機構は、上階層に隣接して階段の一端に位置する。
本発明の実施形態では、旋回軸機構は、上階層に隣接して階段の一端に位置し、規制部が、下階層よりも上方に距離をおいて構造物に接続され、少なくともほぼ水平姿勢まで階段が回転することを可能にする。
本発明の実施形態では、旋回軸機構が、上階層に隣接して階段の一端に位置し、規制部が、下階層よりも上方に距離をおいて構造物に接続され、少なくともほぼ水平姿勢まで階段が回転することを可能にする。構造物は吹き抜けを備え、吹き抜けは、踏み段を有する階段が配置され、側方配置の壁に交差する方向に延びる壁を有する。交差する方向に延びる壁は、階段の全長(run)と最終踏み段の段板(踏み面)の寸法とを加算したものに十分に等しい距離だけ、軸から間隔をおいて設けられている。よって、階段がほぼ水平姿勢まで回転した場合に、階段の下の水は、上階層にはいることが遮られる。周知のように、踏み段を有する階段の「全長」とは、第1蹴込み板から最終蹴込み板までの水平方向の長さである。(これは、段鼻と呼ばれる、段板(踏み面)の一部分が下方の蹴込み板を越えて突出する場合の、各段板の長さの和ではない。もし段鼻の突出が存在するならば、段板同士が重なり合う。)
本発明の実施形態では、水防設備の旋回軸機構は、上階層に隣接して階段の一端に位置し、規制部が、上階層よりも上方に距離をおいて構造物に接続され、少なくともほぼ垂直姿勢まで階段が回転することを可能にする。これにより、回転した階段を通り越して上階層に水がはいることを防止する。
水防設備の旋回軸機構が、上階層に隣接して浮上式の階段の一端に位置する本発明の実施形態において、浮上式の階段の下端が固定階段に位置する。上向きに旋回可能な階段と固定階段とが上階層及び下階層の間にわたっている。
水防設備の旋回軸機構が、上階層に隣接して階段の一端に位置し、階段の下端が固定階段に位置するとともに、階段と固定階段とが上階層及び下階層の間にわたっている本発明の実施形態において、規制部が、下階層よりも上方に距離をおいて構造物に接続され、少なくともほぼ垂直姿勢まで階段が回転することを可能にする。これにより、回転した階段を通り越して上階層に水がはいることを防止する。
例示的な実施形態の以下の詳細な記載では、添付の図面を参照する。図面は詳細な記載の一部を形成し、図面は本発明を実施し得る例示的な実施形態の例を例示によって示している。図面及び記載中、同等又は対応した部分を、明細書及び図面を通じて同じ参照符号で記す。必ずしも原寸通りに描画はしていない。本発明の特定の機能は、誇張した尺度で、あるいはやや概略的な形態で示すことがある。図面について述べると、
上階層からはいった水での浸水が、構造物の下階層に生じることから保護するための、自己作動型の水防設備の例示的な実施形態を示す側面概略図である。 階段付きの多階層の構造物の、下階層の少なくとも一部分と上階層の少なくとも一部分とを浸水から保護するための、自己作動型の水防設備の例示的な実施形態を示す側面概略図である。 階段付きの多階層の構造物の上階層の部分を浸水から保護するための、自己作動型の水防設備の例示的な実施形態を示す側面概略図である。 階段付きの多階層の構造物の上階層の部分を浸水から保護するための、自己作動型の水防設備の、もう一つの例示的な実施形態を示す側面概略図である。
図2を参照して説明すると、実施形態では、上階層(又はフロア)の部分と下階層(又はフロア)の部分(例えば地下室)とで水が溢水することから防御する。実施形態で一例では、末端部から遠位にある上階層の部分で構造物にはいった浸水の水からその末端部を防御するものである。仮に水防設備がないとしたら、遠くの発生源からの水は上階層の全体を浸水し、上階層から下階層に通じる階段を伝って落ち、下階層の全体を浸水することとなるであろう。実施形態で他の例では、下階層の末端部から遠位にある下階層の部分において、構造物にはいった浸水の水からこの末端部を防御するものである。仮にこの実施形態がないとしたら、水は下階層の末端部に浸水し、下階層から上階層へ通じる階段を「登って」いき、上階層の末端部を浸水してしまうであろう。
図1の実施形態で、参照符号10で全体を示した自己作動型の洪水ガードである、水防設備(flood guard)は、踏み段を有する浮上式の階段12を備えている。これは下端14,上端16を備え、構造物22の下階層18と上階層20との間の上下方向スペースに架け渡して延びている。踏み段を有する階段12は、上階層20より下で階段12の横に沿っている縦壁24,24’と、上階層20より上にある縦壁25,25’とが側方配置になっている(flanked)。(図2は、壁24,24’の間,壁25,25’の間の横断面である。従って壁24,25のみが見えている。)階段12の手前で構造物22の上階層20にある流入口34は、上階層20にはいった水を階段12の下で下階層18内に導く。階段12の踏み段は、階段を通り越すように、即ち、階段の片側「A」から反対側「B」へ流体が流動することを遮る。構造物22の下階層18に隣接して階段12の下端14に位置する旋回軸機構26は、構造物22に接続された固定部材と、固定部材に可動に取り付けられた可動部材とを備えている。可動部材は階段12の下端14に接続され、側方配置の縦壁24,24’に交差する方向に向いた水平軸30の周りに旋回可能である。これにより、流入口34を通って下階層18にはいっていく上階層20における水の出現の後、即ち、階段12の浮上を上向きに引き起こす階段12の下での(矢線「C」で示す)水の出現とともに、階段12の上端16は下階層18から上方に向けて回転し、構造物22の上階層20よりも高く上昇する。上向きの回転の初期の部分は、下階層18から離れるような階段を持ち上げる浮力によって行われる。その回転の後の方の部分は、むしろ階段12の下面に対して与えられる水の静水圧の力によって行われる。規制部(restraint)32は構造物22に固着され、階段12に対して作動するように位置し、階段12の上端16が構造物22の下階層18から上方に向けて回転したときに、所定量を越えて水平軸30の周りに階段12が回転することを防止する。図で、規制部32は、階段12の下端14から距離をおいて構造物22に接続され、ほぼ垂直姿勢まで階段が回転することを可能にする。図で、規制部32は、水平軸30を含む垂直平面のほぼ中で、上階層20よりも上方に位置する。しかしこれは、上階層20よりも下方にあってもよいし、そのような垂直平面の中になくてもよい。階段12の上端16が上階層20の上方へ回転し、縦壁24,24’,25,25’内で階段12の全体が上向きに回転したときに、上階層20に進入した道路や地面からの水は、上階層20に浸水する水の発生源の末端部となる下階層18の部分に浸水することが防止される。階段12の下の下階層18へ流入口34を通って導かれる(この末端部は、図1で直立した階段12で紙面上で見て右側となる)。この図式的な横断面では見えていないが、階段12の側縁に沿った可撓性のリップ封止ガスケットは、側方配置の縦壁24,24’に密接して摺動する(wipe)のに十分な幅を有し、階段12の側縁と側方配置の縦壁24,24’との間で水の有意な通過を防止する。
図2の実施形態で、図1に示す対応する構造には同一の参照符号を用いる。参照符号10’で全体を示した自己作動型の水防設備は、踏み段を有する浮上式の階段12を備えている。これは下端14,上端16を備え、多階層の構造物22の下階層18と上階層20との間の上下方向スペースに架け渡して延びている。踏み段を有する階段12は、階段12の横に沿っている縦壁24,24’が側方配置となっている。(図2は、壁24,24’の間の横断面である。従って壁24のみが見えている。)縦壁24,24’は、多階層の構造物22で下階層18,上階層20の上方に延びている。階段12の手前の構造物22の上階層20に開いた流入口34は、上階層20にはいった水を階段12の下の下階層18に導く。階段12の踏み段は、階段を通り越すような(across)、即ち階段の片側「A」から階段の反対側「B」への流体の流動を遮る。構造物22の下階層18に隣接して階段12の下端14に位置する旋回軸機構26は、構造物22に接続された固定部材と、固定部材に可動に取り付けられた可動部材とを備えている。可動部材は階段12の下端14に接続され、側方配置の縦壁24,24’に交差する方向に向いた水平軸30の周りを旋回可能である。これにより、階段12の浮上を上向きに引き起こすように階段12の下に(矢線「C」で示す)水が出現したときに、階段12の上端16は下階層18から上方に向けて回転し、構造物の上階層20より上に上がる。上向きの回転の初めの部分は、上階層20から階段を上昇させる浮力によって行われる。この回転の後の部分は、むしろ階段12の下面に対して与えられる水の静水圧の力で行われる。規制部32は構造物22に固着され、階段12に作用するように位置し、構造物22の下階層18から上方に向けて階段12の上端16が回転したときに、階段12が所定量を越えて水平軸30の周りを回転することを防止する。規制部32は、階段12の下端14の上方に距離をおいて構造物22に接続され、ほぼ垂直姿勢になるように回転することを階段に許容する。図2の実施形態に示したように、水平軸30が含まれる垂直平面のほぼ中で、規制部32は上階層20の上方に位置する。しかし規制部32は上階層20よりも下方に位置してもよく、この垂直平面の中に位置しなくてもよい。階段12の上端16が上階層20の上方へ回転したときに、上階層20にはいった水の発生源の末端部となる上階層20の部分(図2で見て直立した階段12の右側)によって、上階層20からの上昇中も階段12が最上部まで上がったときも、階段12の上端16のレベルまで上昇しない発生源から余分な水を受け取ることを防止する。この図式的な横断面では見えていないが、階段12の側縁に沿った可撓性のリップ封止ガスケットは、側方配置の壁24,24’に密接して摺動するのに十分な幅を有し、階段12の側縁と側方配置の壁24,24’との間で水の有意な通過を防止する。
図3を参照して説明すると、下階層の中で構造物に溢水した水の進入から、本実施形態は、構造物22の上階層(又はフロア)の全部又は少なくとも一部を防御する。仮に水防設備がなかったら、下階層から上階層へ通じる階段を上昇し、上階層に浸水してしまうであろう。図3では、図1,2に示した対応構造と同一の参照符号を用いているが、参照符号100で全体を示した自己作動型の水防設備は、踏み段を有する浮上式の階段12を備えている。階段12は下端14と上端16とを有し、構造物22の下階層18及び上階層20の間の上下方向スペースに架け渡して延びている。階段12は、階段12の横に沿った縦壁24,24’が側方配置となっている。図1,2と同様に、図3は縦壁24,24’の間の横断面を示し、これらのうち一方の縦壁24のみが見えている。踏み段を有する階段12は、階段を通り越す、即ち、階段の片側「A」から反対側「B」への、流体の流動を遮る。構造物22の上階層20に隣接して階段12の上端16に位置する旋回軸機構26は、構造物22に接続された固定部材と、固定部材に可動に取り付けられた可動部材とを備えている。可動部材が階段12の上端16に接続され、側方配置の(flanking)縦壁24,24’に交差する方向に向いた水平軸30の周りに旋回可能である。これにより、階段12の浮上を引き起こすように下階層18に(例示の矢線「C」で示す)浸水があったとき、階段12の下端14は、構造物22の下階層18から上方に向けて浮上して回転する。規制部32は構造物22に固着され、階段12に対して作動するように位置し、階段12の下端14が構造物22の下階層18から上方に向けて浮上して回転したときに、所定量を越えて水平軸30の周りに階段12が回転することを防止する。図3で規制部32は、階段12の下端14から距離をおいて構造物22に接続され、ほぼ水平姿勢(28)まで階段が回転することを可能にする。
一つの実施形態では、図3に示した構造物22は吹き抜け(stairwell)を備えている。吹き抜けは、踏み段を有する階段12が配置され、側方配置の壁24,24’に交差する方向に延びる壁27(破線で示す)を有する。壁24,24’は上階層20の上方に延びている。壁27は、階段12の全長(run)と十分に等しい距離だけ、水平軸30と間隔をあけている。従って、階段12がほぼ水平姿勢まで回転すると、下階層18中の水は上階層20にはいることが遮られる。もう一つの実施形態では、規制部32は下階層18の上方で距離をおいて構造物22に接続され、図2に示すように、ほぼ垂直姿勢まで階段12が回転することを可能にする。これにより、縦位置まで回転した階段12を越えて上階層20の上部、例えば半分の位置に、水がはいることを遮る。この図式的な横断面では見えていないが、階段12の側縁に沿った可撓性のリップ封止ガスケットは、壁24,24’に密接して摺動するのに十分な幅を有し、階段12の側縁と側方配置の壁24,24’との間で水が有意に通過することを防止する。
図4を参照して説明する。これはもう一つの実施形態200を示している。下階層(例えば、限定されるものではないが、地面の高さ)から上階層(例えば、ビルの一階であってよい)へ踏み段が通じている構造物で、下階層から上階層への浸水の水位の上昇から、構造物の上階層(又はフロア)を防御する。仮に水防設備がなかったら、上昇した水で上階層は浸水することとなるであろう。図4では、図1〜3で用いた同じ参照符号を対応した部分を示すのに用いる。上階層20より上側の構造物22は、ビルの入り口であってよい。旋回軸機構26は、構造物22の上階層20に隣接して階段12の上端16に位置する。階段12の下端14は、固定階段40にある。階段12と固定階段40とは、(それぞれ)下階層18,上階層20の間にわたっていて(span)、下階層18から上階層20を通って階段の前側のビル構造物22の入口にはいるアクセスを可能にする。下階層18は地面の高さであってよい。階段12を浮き上がらせる階段の前の水の上昇に伴い、水平軸30から遠位にある階段12の下端14は、下階層18上で固定階段40から上方に向けて回転する。規制部32は、下階層18の上方に距離をおいて構造物22に接続され、また階段12に接続され、階段12がほぼ垂直姿勢まで回転することを許容し、回転中に壁25,25’内を摺動し、これにより、回転してきた階段12を通り越して水が上階層20にはいることを遮る(引き伸ばした規制部32を破線で示す)。図1〜3と同様に、図4は、壁25,25’の間の横断面である。従ってその一方、壁25のみが見えている。図1〜3と同様に、(この図式的な横断面では見えていないが、)階段12の側縁に沿った可撓性のリップ封止ガスケットは、側方配置の縦壁25,25’に密接して摺動するのに十分な幅を有し、階段12の側縁と側方配置の縦壁25,25’との間で水の有意な通過を防止する。
従って作用としては、構造物22、例えば多層階のビルは、階層を介してアクセスされる構造物22の異なる階層(18又は20)での浸水から、下記の方法によって防御される。
この方法は、下端14及び上端16を有し、構造物22の下階層18と上階層20との間の上下方向スペースの少なくとも上部分に架け渡して延びている、踏み段を有する浮上式の階段を提供することを備え、
階段12は、階段12の横に沿った縦壁24,24’を側方配置とし、階段12の踏み段は階段を通り越すような流体の流動を遮り、
これに加え、階層(18又は20)の一方に隣接して構造物22に接続された固定部材と、固定部材に可動に取り付けられた可動部材とを有する旋回軸機構26を提供することを備え、可動部材は、階段12の一端(14又は16)に接続され、縦壁24,24’に交差する方向に向いた水平軸30の周りに旋回可能であり、階段12の浮上を引き起こすように下階層18又は上階層20の一方に水が出現したときに、水平軸30から遠位にある階段12の一端(14又は16)が構造物22の下階層18から上方に向けて回転し、さらに、
水平軸30から遠位にある階段12の一端(14又は16)が構造物22の下階層18から上方に向けて回転したときに、所定量を越えて階段12が水平軸30の周りに回転することを防止する構造の少なくとも一つの規制部32を提供することを備えている。
図に描かれた一つ以上の要素は、特定の用途に応じて有用であるように、より一層の分散型、又は一体型とした形態で構成されてよいことが理解される。これはある場合には、除去したり、動作不能な状態にしたりしてもよい。有用性、他の利点、及び問題に対する解決策は、特定の実施形態に関して説明してきた。しかし、有用性、利点、又は問題の解決策、また、これらを発生させたり、顕著なものとしうる構成要素は、本質的な、必須の、あるいは重要な機能又は構成要素として解釈されるものではない。

Claims (15)

  1. 下端及び上端を有し、構造物の下階層と上階層との間の上下方向スペースの少なくとも上部分に架け渡して延びる、踏み段を有する浮上式の階段を備え、前記階段の横に沿って縦壁がそれに側方配置され、前記階段中の踏み段は、前記階段を通り越して流体が流動するのを遮り、
    前記階層の一つに隣接して前記構造物に接続された固定部材と、前記固定部材に可動に取り付けられた可動部材とを有する旋回軸機構を備え、前記可動部材は、前記階段の前記下端及び前記上端のうち一端に接続され、前記縦壁に交差する方向に向いた水平軸の周りに旋回可能であり、前記階段の浮上を引き起こすように前記階層の一つに水が出現したときに、前記軸から遠位にある前記階段の端が、前記構造物の前記下階層から上方に向けて回転し、
    前記軸から遠位にある前記階段の前記端が、前記構造物の前記下階層から上方に向けて回転したときに、所定量を越えて前記軸の周りに前記階段が回転することを防止するように構成されている少なくとも一つの規制部を備えている自己作動型の水防設備。
  2. 前記規制部は、前記階段の前記下端よりも上方に距離をおいて前記構造物に接続されている請求項1記載の水防設備。
  3. さらに、前記側方配置の壁に密接して摺動するのに十分な幅の前記階段の側縁に沿って設けられ、前記階段の前記側縁と前記側方配置の壁との間で水の有意な通過を防止する可撓性のリップ封止ガスケットを備えている請求項1記載の水防設備。
  4. 前記旋回軸機構は、前記構造物の前記下階層に隣接して前記階段の前記下端に位置する請求項1記載の水防設備。
  5. 前記上階層に設けられ、前記上階層にはいった水を前記下階層へ導く流入口を備えている請求項4記載の水防設備。
  6. 前記規制部は、前記水平軸よりも上方に距離をおいて前記構造物に接続され、ほぼ垂直姿勢まで前記階段が回転することを可能にする請求項4記載の水防設備。
  7. 前記旋回軸機構は、前記上階層に隣接して前記階段の前記上端に位置する請求項1記載の水防設備。
  8. 前記規制部は、前記下階層よりも上方に距離をおいて前記構造物に接続され、少なくともほぼ水平姿勢まで前記階段が回転することを可能にする請求項7記載の水防設備。
  9. 前記構造物は吹き抜けを備え、前記吹き抜けは、踏み段を有する前記階段が配置され、前記側方配置の壁に交差する方向に延びる壁を有し、
    前記交差する方向に延びる前記壁は、前記階段の全長と最終踏み段の踏み面の寸法とを加算したものに十分に等しい距離だけ、前記軸から間隔をおいて設けられ、前記階段がほぼ水平姿勢まで回転した場合に、前記階段の下の水は、前記上階層にはいることが遮られる請求項8記載の水防設備。
  10. 前記規制部は、前記上階層よりも上方に距離をおいて前記構造物に接続され、少なくともほぼ垂直姿勢まで前記階段が回転することを可能にし、水は、回転した前記階段を通り越して前記上階層にはいることが遮られる請求項7記載の水防設備。
  11. 前記階段の前記下端は固定階段に位置し、前記階段と前記固定階段とは前記上階層及び前記下階層の間にわたっている請求項7記載の水防設備。
  12. 前記規制部が、前記下階層よりも上方に距離をおいて前記構造物に接続され、前記階段に接続され、少なくともほぼ垂直姿勢まで前記階段が回転することを可能にし、水は、回転した前記階段を通り越して前記上階層にはいることが遮られる請求項11記載の水防設備。
  13. 階段を連結することで階層が相互に通じている多階層の構造物の一つの階層で生じた水の浸水から、前記構造物のもう一つの階層を防御する方法であって、
    下端及び上端を有し、前記構造物の下階層と上階層との間の上下方向スペースの少なくとも上部分に架け渡して延びる、踏み段を有する浮上式の階段を提供するステップを備え、前記階段の横に沿って縦壁がそれに側方配置され、前記階段中の前記踏み段は、前記階段を通り越して流体が流動するのを遮り、
    前記階層の一つに隣接して前記構造物に接続された固定部材と、前記固定部材に可動に取り付けられた可動部材とを有する旋回軸機構を提供するステップを備え、前記可動部材は、前記階段の前記下端及び前記上端のうち一端に接続され、前記縦壁に交差する方向に向いた水平軸の周りに旋回可能であり、前記階段の浮上を引き起こすように前記階層の一つに水が出現したときに、前記軸から遠位にある前記階段の端が、前記構造物の前記下階層から上方に向けて回転し、
    前記軸から遠位にある前記階段の前記端が、前記構造物の前記下階層から上方に向けて回転したときに、所定量を越えて前記軸の周りに前記階段が回転することを防止するように構成されている少なくとも一つの規制部を提供するステップを備えている方法。
  14. 前記旋回軸機構は、前記構造物の前記下階層に隣接して前記階段の前記下端に位置する請求項13記載の方法。
  15. 前記旋回軸機構は、前記構造物の前記上階層に隣接して前記階段の前記上端に位置する請求項13記載の方法。
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