JP2001214425A - 建造物出入口の流入水遮断用フローゲート及びそのロック装置 - Google Patents

建造物出入口の流入水遮断用フローゲート及びそのロック装置

Info

Publication number
JP2001214425A
JP2001214425A JP2000024578A JP2000024578A JP2001214425A JP 2001214425 A JP2001214425 A JP 2001214425A JP 2000024578 A JP2000024578 A JP 2000024578A JP 2000024578 A JP2000024578 A JP 2000024578A JP 2001214425 A JP2001214425 A JP 2001214425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
gate
float gate
water
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000024578A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3542537B2 (ja
Inventor
Hiroshi Fujiie
弘 藤家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FRP KK
Original Assignee
NIPPON FRP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FRP KK filed Critical NIPPON FRP KK
Priority to JP2000024578A priority Critical patent/JP3542537B2/ja
Publication of JP2001214425A publication Critical patent/JP2001214425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3542537B2 publication Critical patent/JP3542537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物出入口に水位の上昇につれて起立する
フロートゲートを取付け、流入しようとする水の浮力を
利用してフロートゲートを起立させて建造物出入口を自
動的に遮断することにある。 【解決手段】 水位の上昇につれて起立し起立時に建造
物出入口1を遮断して流入水の侵入を防ぐフロートゲー
ト4を、建造物出入口1の床面3に回動起伏自在に取付
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洪水時或いは多
量の雨水、排水の増加などにより、その水が低位置の建
造物内、例えばビル地下室内、地下街、地下駐車場、地
下鉄構内等に流れ込まないように、建造物出入口例えば
地下に通じる階段上部に設置されて、流入しようとする
水の浮力を利用してフロートゲートを起立させて建造物
出入口を自動的に遮断する建造物出入口の流入水遮断用
フローゲート及びそのロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路面と同じ高さ或いは道路よりも高い
位置に設けられる建造物の出入口も水位が高ければ水の
流入が予想される。道路面より低い位置に構築される建
造物は、排水溝及び地下室内ポンプ装置により、雨水に
よる流入水を排出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、雨量が
気象の変化により一時的に多量に増加する傾向にあり、
又、道路等の整備により、雨水が地中に吸収されずに排
水溝に流れ、排水溝を流れる雨水の量が次第に増加し
て、少量の雨でも局地的に洪水をもたらしている。その
多量の雨水が地下に構築されている建造物、例えば地下
駐車場、地下飲食街、地下事務所などに流れ込む。ま
た、道路より高い位置に出入口を有する例えば地下鉄出
入口、一般建築物、住居なども、水位が高ければ出入口
より内部に大量に水が流れ込む。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、建造物出入口に水位の上昇につれて起
立するフロートゲートを取付け、流入しようとする水の
浮力を利用してフロートゲートを起立させて建造物出入
口を自動的に遮断することのできる建造物出入口の流入
水遮断用フローゲートを提供することにある。
【0005】また、他の目的とするところは、建造物出
入口の床面に取付けた起伏型のフロートゲートを建造物
内部に流入水時には起立させる一方で、流入のおそれの
ない少量の水位ではフロートゲートが起伏するのを防い
で、建造物に出入りする者の往来を妨げることのない建
造物出入口の流入水遮断用フローゲートのロック装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る建造物出入口の流入水遮断
用フローゲートは、水位の上昇につれて起立し起立時に
建造物出入口を遮断して流入水の侵入を防ぐフロートゲ
ートを、建造物出入口の床面に回動起伏自在に取付けた
手段よりなる。
【0007】ここで、フロートゲートの両側端には両側
端からの流入水を遮断する止水ゴム板が取付けられ、建
造物出入口の両側壁面にはフロートゲートの両側端の止
水ゴム板が摺動する摺動板が取付けられていてもよい。
また、フロートゲートの材質はFRP材からなるのがよ
い。
【0008】また、請求項4の発明に係る建造物出入口
の流入水遮断用フローゲートのロック装置は、水位の上
昇につれて起立し起立時に建造物出入口を遮断して流入
水の侵入を防ぐ回動起伏型のフロートゲートが床面に取
付けられた建造物出入口の側壁面内部にフロート室を設
け、側壁面の所定水位の高さにフロート室に連通する通
水孔を形成し、通水孔からの流入水の水位の変動に追従
して昇降するフロートをフロート室内に配し、フロート
の昇降に連動し所定水位以下でフロートゲートを係止し
所定水位以上で係止解除するロック装置を設けた手段よ
りなる。
【0009】ここで、建造物出入口の床面には倒伏時の
フロートゲートを収容する凹所が形成され、凹所に収容
された倒伏時のフロートゲートの表面は床面と同一高さ
になっていてもよい。また、フロートゲートの材質はF
RP材からなるのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。
【0011】〔実施の形態−1〕ここで、図1はフロー
トゲート起立時の概略側面図、図2はフロートゲート倒
伏時の概略側面図、図3はフロートゲート倒伏時の概略
平面図、図4はフロートゲート倒伏時の概略正面図、図
5(A)は他例のフロートゲート倒伏時の概略側面図、
図5(B)は他例のフロートゲート起立時の概略側面図
である。
【0012】図1〜図4において、道路面より低い位置
に構築される地下建造物の建造物出入口1、例えばの地
下階段2の最上段となる建造物出入口1の床面3には、
水位の上昇につれて起立し起立時に建造物出入口1を遮
断して流入水の侵入を防ぐフロートゲート4が回動起伏
自在に取付けられている。
【0013】フロートゲート4は例えば一定の厚みを有
する横長の長方形の箱型形状からなる。フロートゲート
4は一定の厚みを有するために、倒伏時には建造物出入
口1の地下階段2の最上段の一部として兼用される。
【0014】フロートゲート4は、比重が水よりも小さ
くて浮力によって水に浮く軽さからなり、建造物出入口
1に流入する流入水による浮力によって起立して建造物
出入口1を自動的に遮断する構造になっている。
【0015】フロートゲート4はその材質に軽量で強度
を有する例えばFRP(繊維強化プラスチック)材が使
用されている。フロートゲート4の材質としてFRP材
を使用する場合には比重が小さいので、鋼製ゲートのよ
うに内部に空洞のフロート室を形成する必要がなく、中
実構造にすることができ、シンプルな構造設計にするこ
とができる。
【0016】フロートゲート4の起立時に最上面となる
頂面の中央には凹型把手4aが形成されている。この凹
型把手4aは、事前に水の流入が予想される場合にこれ
を掴んでフロートゲート4を強制的に起立させて建造物
出入口1を遮断する場合に使用される。
【0017】フロートゲート4はその厚みを有する下面
の縁部が床面3に固定されている支承5に連結されてい
る。フロートゲート4は支承5を介して床面3に対して
回動起伏自在に連結されている。フロートゲート4は建
造物出入口1に向けて起立するように、起伏時に下端と
なる下面前縁部4bが支承5に連結されている。
【0018】フロートゲート4の両側端には起立時に両
側端からの流入水を遮断する止水ゴム板6が取付けられ
ている。また、建造物出入口1の両側壁面にはフロート
ゲート4の両側端の止水ゴム板6が摺動する摺動板7が
取付けられている。
【0019】フロートゲート4の起立時に、両側端の止
水ゴム板6が摺動板7と摺動して密接することによっ
て、フロートゲート4の両側端の止水ゴム板6と摺動板
7との間から流入水が侵入するのを防ぐことができる。
【0020】なお、建造物出入口1の両側壁面が平坦面
を有するコンクリート面から形成されていて、フロート
ゲート4の両側端の止水ゴム板6がコンクリート面と摺
動して流入水の侵入を防ぐことができる場合には、建造
物出入口1の両側壁面に取付けられる摺動板7は省略さ
れる。
【0021】また、図5に示すように、建造物出入口1
の地下階段2の最上段に階段の一部を兼ねる例えばFR
P材からなるステップ8が設けられる場合には、支承5
はステップ8の外側縁部となる前面上端に固設され、又
倒伏時にフロートゲート4の下面の上端となる下面後縁
部4cが支承5に連結される。
【0022】また、図5に示すような場合には、建造物
出入口1の左右両側に袖壁1aが形成されており、袖壁
1aの垂直前面1bはステップ8の前面8aと同一平面
内にあって、起立時にはフロートゲート4の両側端の止
水ゴム板6が建造物出入口1の左右の袖壁1aの垂直前
面1bに当接して、起立したフロートゲート4の両側端
から流入水の侵入を防ぐようになっている。なお、この
場合にも、摺動板7は省略される。
【0023】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。図1〜図4において、雨
水などが増してくると、倒伏しているフロートゲート4
には増加する水によって浮力が作用して、フロートゲー
ト4の下面前縁部4bが連結された支承5を回転中心と
して建造物出入口1に向けて回動上昇して起立し始め
る。この起立し始めたフロートゲート4によって、流入
水が建造物出入口1に侵入するのを防ぐことができる。
【0024】水位が更に上昇すると、上昇する水位によ
る浮力によってフロートゲート4は下面前縁部4bが連
結された支承5を回動中心として更に建造物出入口1に
向けて回動上昇して下面後縁部4cが床面3に当接する
ことにより垂直状態に起立して、流入水が建造物出入口
1に侵入するのを防ぐ。
【0025】この場合において、フロートゲート4の両
側端の止水ゴム板6は建造物出入口1の両側壁面に取付
けられた摺動板7と摺動して密接しているために、フロ
ートゲート4の両側端からの流入水の侵入は防がれる。
【0026】また、フロートゲート4が垂直に起立する
以前に水位が下がると、フロートゲート4は自重によっ
て下面前縁部4bが連結された支承5を回動中心として
床面3側に回動下降して倒伏し始め、雨水などが排水さ
れて水位が殆どなくなると、フロートゲート4に作用す
る浮力も消失して自重によって、フロートゲート4は通
常の倒伏状態に戻る。
【0027】垂直に起立したフロートゲート4に作用す
る水圧は、フロートゲート4の下面が連結された支承5
を介して床面3に伝えられ、また垂直に起立したフロー
トゲート4の下面の全面が当接する部分から床面3に伝
えられる。
【0028】また、図5においては、雨水などが増して
くると、倒伏しているフロートゲート4には増加する水
によって浮力が作用して、フロートゲート4の下面後縁
部4cが連結された支承5を回転中心として建造物出入
口1に向けて回動上昇して起立し始める。この起立し始
めたフロートゲート4によって、流入水が建造物出入口
1に侵入するのを防ぐことができる。
【0029】水位が更に上昇すると、上昇する水位によ
る浮力によってフロートゲート4は更に建造物出入口1
に向けて回動上昇して、フロートゲート4の両側端側が
建造物出入口1の両側の袖壁1aの垂直前面1bに当接
して垂直状態に起立して、流入水が建造物出入口1に侵
入するのを防ぐ。
【0030】この場合において、フロートゲート4の両
側端の止水ゴム板6は建造物出入口1の両側の袖壁1a
の垂直前面1bに当接して密接しているために、フロー
トゲート4の両側端からの流入水の侵入は防がれる。
【0031】また、フロートゲート4が垂直に起立する
以前に水位が下がると、フロートゲート4は自重によっ
て下面後縁部4cが連結された支承5を回動中心として
床面3側に回動下降して倒伏し始め、雨水などが排水さ
れて水位が殆どなくなると、フロートゲート4に作用す
る浮力も消失して自重によって、フロートゲート4は通
常の倒伏状態に戻る。
【0032】垂直に起立したフロートゲート4に作用す
る水圧は、フロートゲート4の下面後縁部4cが連結さ
れた支承5及びステップ8を介して床面3に伝えられ、
また垂直に起立したフロートゲート4の両側端側が当接
した建造物出入口1の両側の袖壁1aの垂直前面1bか
ら建造物側に伝えられる。
【0033】〔実施の形態−2〕ここで、図6はフロー
トゲート起立時の概略側断面図、図7はフロートゲート
倒伏時の概略側断面図、図8はフロートゲート倒伏時の
概略平面図、図9はフロートゲート起立時の概略正面
図、図10はフロート室の周辺の部分拡大平断面図、図
11はフロート室の周辺の部分拡大正断面図、図12
(A)はロック装置の係止解除時の説明図、図12
(B)はロック装置の係止時の説明図、図13は他例の
フロートゲート起立時の概略側断面図である。
【0034】図6〜図13において、道路面より低い位
置に構築される地下建造物の建造物出入口11の床面1
2には凹所13が形成され、この凹所13には倒伏時の
フロートゲート14が収容されると共に、水位の上昇に
つれて起立し起立時に建造物出入口11を遮断して流入
水の侵入を防ぐフロートゲート14が回動起伏自在に取
付けられている。
【0035】凹所13の深さは、凹所13に収容された
倒伏時のフロートゲート14の表面が床面12と同一高
さになる深さである。この凹所13の底面には衝撃緩衝
ゴム板13aが取付けられていて、倒伏時のフロートゲ
ート14の凹所13底面への衝撃が緩衝されている。
【0036】フロートゲート14は例えば一定の厚みを
有する横長の長方形の箱型形状からなる。フロートゲー
ト14は一定の厚みを有していて、倒伏時にはフロート
ゲート14の表面は建造物出入口11の往来用の床面と
して利用される。
【0037】フロートゲート14は、比重が水よりも小
さくて浮力によって水に浮く軽さからなり、建造物出入
口11に流入する流入水による浮力によって起立して建
造物出入口11を自動的に遮断する構造になっている。
【0038】フロートゲート14はその材質に軽量で強
度を有する例えばFRP(繊維強化プラスチック)材が
使用されている。フロートゲート14の材質としてFR
P材を使用する場合には比重が小さいので、鋼製ゲート
のように内部に空洞のフロート室を形成する必要がな
く、中実構造にすることができ、シンプルな構造設計に
することができる。
【0039】フロートゲート14はその厚みを有する下
面が凹所13の建造物出入口11側の凹所底面後縁13
bに固定されている支承15に連結されている。フロー
トゲート14は支承15を介して凹所底面後縁13bに
対して回動起伏自在に連結されている。フロートゲート
14は建造物出入口11に向けて起立するように下面が
支承15に連結されている。
【0040】建造物出入口11の両側壁面にはフロート
ゲート14の両側端が摺動する止水ゴム摺動板16が取
付けられている。フロートゲート14の起立時に、フロ
ートゲート14の両側端が止水ゴム摺動板16と摺動し
て密接することによって、フロートゲート14の両側端
と止水ゴム摺動板16との間から流入水が侵入するのを
防ぐことができる。
【0041】止水ゴム摺動板16が取付けられた建造物
出入口11の左右の側壁面内部には空洞のフロート室1
7が設けられている。また、止水ゴム摺動板16が取付
けられた側壁面の所定水位hの高さにはフロート室17
に連通する通水孔18が形成されている。水位が所定水
位hの高さ以上になると、この通水孔18からフロート
室17内に雨水等の一部が流入するようになっている。
【0042】通水孔18からの流入水の水位の変動に追
従して昇降するフロート19がフロート室17内に配置
されている。フロート19は比重が水よりも小さくで、
通水孔18からの流入水によって浮き上がるようになっ
ている。
【0043】フロート室17内のフロート19の昇降に
連動して、所定水位h以下でフロートゲート14を係止
し所定水位h以上で係止解除するロック装置20が設け
られている。ロック装置20はフロート19に連動連結
されている。
【0044】ロック装置20は、左右のフロート室17
の外側にそれぞれ配置された作動杆21と、起立時にフ
ロートゲート14の上端となる頂面の左右両端側にそれ
ぞれ突出して取付けられた係止ピン22とから構成され
ている。
【0045】また、ロック装置20の作動杆21は、先
端に係止ピン22に引っ掛かるフック21aが形成さ
れ、後端側の連結杆21bはフロート19に貫通して連
結され、又、フック21aが形成された先端側は上下方
向に回動自在に回転軸21cに枢支されている。
【0046】作動杆21は回転軸21cを回転中心とし
て上下方向に回動して、後端側の連結杆21bが貫通し
て連結されているフロート19が回動上昇すると先端の
フック21aは回動下降し、逆に、後端側の連結杆21
bが貫通して連結されているフロート19が回動下降す
ると先端のフック21aは回動上昇する構造になってい
る。
【0047】ロック装置20は、所定水位h以下で作動
杆21の先端のフック21aがフロートゲート14の係
止ピン22に引っ掛かってフロートゲート14を係止
し、又所定水位h以上で作動杆21の先端のフック21
aが下向きに回動してフロートゲート14の係止ピン2
2から外れることによってフロートゲート14の係止を
解除する機構になっている。
【0048】また、図6に図示するように、最大起立位
置のフロートゲート14に作用する水圧に耐えてフロー
トゲート14を支持すると共にフロートゲート14に作
用する水圧を支承15を介して床面12に伝えるための
支持ピン15aが支承15の上部側面に突出して形成さ
れている。
【0049】なお、図13に図示するように、図6に図
示する支持ピン15aに代えて、最大起立位置のフロー
トゲート14に作用する水圧に耐えてフロートゲート1
4を支持すると共にフロートゲート14に作用する水圧
を床面12に伝えるフレキシブルなワイヤーロープ23
を使用してもよい。
【0050】この場合には、ワイヤーロープ23の一端
は起立時にフロートゲート14の上端となる頂面の近く
に連結され、ワイヤーロープ23の他端は凹所底面後縁
13bの反対側の凹所底面前縁13cに連結される。ま
た、ワイヤーロープ23の途中には長さを調節するター
ンバックル23aが取付けられる。
【0051】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く作用について以下説明する。図6〜図13において、
雨水などが増してくると、倒伏しているフロートゲート
14には増加する水によって浮力が作用する。しかし、
フロートゲート14は係止ピン22が作動杆21のフッ
ク21aに引っ掛けられているため、上向きに回動して
起立するのが阻止される。
【0052】水位が更に上昇して所定水位h以上になる
と、フロート室17には通水孔18を通じて流入水が入
りフロート室17内の水位が上昇する。フロート室17
内の水位が上昇するとフロート19には浮力が作用して
フロート19は上昇する。
【0053】上昇するフロート19には作動杆21の後
端側が連結されているために、フロート19の上昇に追
従して、作動杆21は回転軸21cを回転中心として後
端側が上向きに回動し、回転軸21cを挟んで後端側の
反対側になる先端のフック21aは逆に下向きに回動す
る。
【0054】図12(A)に図示するように、フック2
1aが下向きに回動すると、係止ピン22を引っ掛けて
いたフック21aは係止ピン22から外れる。そして、
フック21aが係止ピン22より外れることによって、
ロック装置20はフロートゲート14の係止を解除す
る。
【0055】これにより、上昇する水位による浮力によ
ってフロートゲート14は下面が連結された支承15を
回動中心として建造物出入口11に向けて回動上昇し、
フロートゲート14が最大起立位置に達すると、支持ピ
ン15aに当たってそれ以上の回動は阻止される。そし
て、最大起立位置に達したフロートゲート14によっ
て、流入水が建造物出入口11に侵入するのを防ぐ。
【0056】この場合において、フロートゲート14の
両側端は建造物出入口11の両側壁面に取付けられた止
水ゴム摺動板16と摺動して密接しているために、フロ
ートゲート14の両側端からの流入水の侵入は防がれ
る。
【0057】図6に図示するように、支持ピン15aが
設けられている場合には、最大起立位置に達したフロー
トゲート14に作用する水圧は、フロートゲート14の
下面が連結された支承15に設けられた支持ピン15a
を介して床面12に伝えられることになる。
【0058】また、図13に図示するように、支持ピン
15aに代えてワイヤーロープ23が使用されている場
合には、最大起立位置に達したフロートゲート14に作
用する水圧は、フロートゲート14の上端側に一端が連
結され他端が凹所底面前縁13cに連結されたワイヤー
ロープ23を介して床面12に伝えられることになる。
【0059】また、フロートゲート14に作用する水位
が下がると、フロートゲート14は自重によって下面前
が連結された支承15を回動中心として凹所13の底面
側に回動下降して倒伏し始め、雨水などが排水されて水
位が殆どなくなると、フロートゲート14に作用する浮
力も消失して自重によって、フロートゲート14は凹所
13の底面の衝撃緩衝ゴム板13aに密着して倒伏状態
に戻る。
【0060】回動下降してフロートゲート14が凹所1
3の底面側に近づくと、作動杆21のフック21aの先
端に回動下降するフロートゲート14の係止ピン22が
当たり、これを下向きに押圧する。
【0061】このため、図12(B)に図示するよう
に、作動杆21のフック21a側は回転軸21cを回転
中心として下向きに回動して、回動したフック21a内
に係止ピン22が入る。係止ピン22がフック21a内
に入ると、フック21aは逆に上向きに回動して係止ピ
ン22を引っ掛けて係止する。
【0062】このように、フック21aが係止ピン22
を引っ掛けて係止することによって、ロック装置20は
フロートゲート14を係止して、フロートゲート14が
上向きに回動するのを阻止する。
【0063】これにより、流入のおそれのない少量の雨
水で、フロートゲートが起伏するのを防いで、建造物に
出入りする者の往来を妨げることはない。
【0064】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係る建造物出入口の流入水遮断用フローゲートによ
れば、多量の雨水などによって水位が上昇して建造物内
部に流入のおそれがある場合には、上昇する水位による
浮力によってフロートゲートを自動的に起立させて建造
物出入口を遮断させ、建造物出入口から水が流入するの
を防止することができる。
【0065】また、請求項2のように、フロートゲート
の両側端には両側端からの流入水を遮断する止水ゴム板
が取付けられ、建造物出入口の両側壁面にはフロートゲ
ートの両側端の止水ゴム板が摺動する摺動板が取付けら
れているには、フロートゲートの起立時に、両側端の止
水ゴム板が摺動板と摺動して密接することによって、フ
ロートゲートの両側端の止水ゴム板と摺動板との間から
流入水が侵入するのを防ぐことができる。
【0066】また、請求項3のように、フロートゲート
の材質がFRP材からなる場合には、次のような効果を
奏することができる。 (1) 軽量であるため、現場施工は人力によることが可能
となる。つまり、重機などを必要としないので、据え付
け場所の環境に左右されることなく施工することがで
き、据え付け工費の低減を図ることができる。 (2) 着色化、網目状、タイル状等、外観をバラエティー
に富んだデザインにすることができる。つまり、周囲の
環境にマッチさせることができる。通常表面に出る部分
は、周囲や歩道と同じ様な、例えば、タイル、ブロック
等を扉体に埋め込むことも容易にできる。 (3) 比重が小さいので、鋼製のフロートゲートのよう
に、内部にフロート室を必要とせず、中実構造にでき、
シンプルな構造設計とすることができる。 (4) 耐蝕性に優れるため、再塗装の必要がない。 (5) 型を使用して製作できるため、標準化により、製作
費低減につながる。
【0067】また、請求項4の発明に係る建造物出入口
の流入水遮断用フローゲートのロック装置によれば、多
量の雨水などによって水位が上昇して建造物内部に流入
のおそれがある場合には、フロートゲートを起伏状態に
係止するロック装置を自動解除させて、上昇する水位に
よる浮力によってフロートゲートを自動的に起立させて
建造物出入口を遮断させ、建造物出入口から水が流入す
るのを防止することができる。このように、建造物出入
口から水が流入するおれがある場合にはフロートゲート
を起立させる一方で、流入のおそれのない少量の水位で
はロック装置がフロートゲートを起伏状態に係止させて
フロートゲートが起伏するのを防いで、建造物に出入り
する者の往来を妨げることがない。
【0068】また、請求項5のように、建造物出入口の
床面には倒伏時のフロートゲートを収容する凹所が形成
され、凹所に収容された倒伏時のフロートゲートの表面
は床面と同一高さになっている場合には、倒伏時のフロ
ートゲートの表面を床面として利用でき、しかも、高さ
が同一であるために、段差に起因する転倒などのおそれ
もなく、安全に歩行することができる。
【0069】また、請求項6のように、フロートゲート
の材質がFRP材からなる場合には、次のような効果を
奏することができる。 (1) 軽量であるため、現場施工は人力によることが可能
となる。つまり、重機などを必要としないので、据え付
け場所の環境に左右されることなく施工することがで
き、据え付け工費の低減を図ることができる。 (2) 着色化、網目状、タイル状等、外観をバラエティー
に富んだデザインにすることができる。つまり、周囲の
環境にマッチさせることができる。通常表面に出る部分
は、周囲や歩道と同じ様な、例えば、タイル、ブロック
等を扉体に埋め込むことも容易にできる。 (3) 比重が小さいので、鋼製のフロートゲートのよう
に、内部にフロート室を必要とせず、中実構造にでき、
シンプルな構造設計とすることができる。 (4) 耐蝕性に優れるため、再塗装の必要がない。 (5) 型を使用して製作できるため、標準化により、製作
費低減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態−1を示すものであっ
て、フロートゲート起立時の概略側面図である。
【図2】この発明の実施の形態−1を示すものであっ
て、フロートゲート倒伏時の概略側面図である。
【図3】この発明の実施の形態−1を示すものであっ
て、フロートゲート倒伏時の概略平面図である。
【図4】この発明の実施の形態−1を示すものであっ
て、フロートゲート倒伏時の概略正面図である。
【図5】(A)はこの発明の実施の形態−1を示すもの
であって、他例のフロートゲート倒伏時の概略側面図で
ある。(B)はこの発明の実施の形態−1を示すもので
あって、他例のフロートゲート起立時の概略側面図であ
る。
【図6】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、フロートゲート起立時の概略側断面図である。
【図7】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、フロートゲート倒伏時の概略側断面図である。
【図8】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、フロートゲート倒伏時の概略平面図である。
【図9】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、フロートゲート起立時の概略正面図である。
【図10】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、フロート室の周辺の部分拡大平断面図である。
【図11】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、フロート室の周辺の部分拡大正断面図である。
【図12】(A)はこの発明の実施の形態−2を示すも
のであって、ロック装置の係止解除時の説明図である。
(B)はこの発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、ロック装置の係止時の説明図である。
【図13】この発明の実施の形態−2を示すものであっ
て、他例のフロートゲート起立時の概略側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 建造物出入口 1a 袖壁 1b 垂直前面 2 地下階段 3 床面 4 フロートゲート 4a 凹型把手 4b 下面前縁部 4c 下面後縁部 5 支承 6 止水ゴム板 7 摺動板 8 ステップ 8a 前面 11 建造物出入口 12 床面 13 凹所 13a 衝撃緩衝ゴム板 13b 凹所底面後縁 13c 凹所底面前縁 14 フロートゲート 15 支承 15a 支持ピン 16 止水ゴム摺動板 17 フロート室 18 通水孔 19 フロート 20 ロック装置 21 作動杆 21a フック 21b 連結杆 21c 回転軸 22 係止ピン 23 ワイヤーロープ 23a ターンバックル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水位の上昇につれて起立し起立時に建造
    物出入口を遮断して流入水の侵入を防ぐフロートゲート
    を、建造物出入口の床面に回動起伏自在に取付けたこと
    を特徴とする建造物出入口の流入水遮断用フローゲー
    ト。
  2. 【請求項2】 フロートゲートの両側端には両側端から
    の流入水を遮断する止水ゴム板が取付けられ、建造物出
    入口の両側壁面にはフロートゲートの両側端の止水ゴム
    板が摺動する摺動板が取付けられている請求項1記載の
    建造物出入口の流入水遮断用フローゲート。
  3. 【請求項3】 フロートゲートの材質はFRP材からな
    る請求項1又は請求項2記載の建造物出入口の流入水遮
    断用フローゲート。
  4. 【請求項4】 水位の上昇につれて起立し起立時に建造
    物出入口を遮断して流入水の侵入を防ぐ回動起伏型のフ
    ロートゲートが床面に取付けられた建造物出入口の側壁
    面内部にフロート室を設け、側壁面の所定水位の高さに
    フロート室に連通する通水孔を形成し、通水孔からの流
    入水の水位の変動に追従して昇降するフロートをフロー
    ト室内に配し、フロートの昇降に連動し所定水位以下で
    フロートゲートを係止し所定水位以上で係止解除するロ
    ック装置を設けたことを特徴とする建造物出入口の流入
    水遮断用フローゲートのロック装置。
  5. 【請求項5】 建造物出入口の床面には倒伏時のフロー
    トゲートを収容する凹所が形成され、凹所に収容された
    倒伏時のフロートゲートの表面は床面と同一高さになっ
    ている請求項4記載の建造物出入口の流入水遮断用フロ
    ーゲートのロック装置。
  6. 【請求項6】 フロートゲートの材質はFRP材からな
    る請求項4又は請求項5記載の建造物出入口の流入水遮
    断用フローゲートのロック装置。
JP2000024578A 2000-02-02 2000-02-02 建造物出入口の流入水遮断用フローゲートのロック装置 Expired - Fee Related JP3542537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024578A JP3542537B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 建造物出入口の流入水遮断用フローゲートのロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024578A JP3542537B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 建造物出入口の流入水遮断用フローゲートのロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001214425A true JP2001214425A (ja) 2001-08-07
JP3542537B2 JP3542537B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=18550538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000024578A Expired - Fee Related JP3542537B2 (ja) 2000-02-02 2000-02-02 建造物出入口の流入水遮断用フローゲートのロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3542537B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283453A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Bunka Shutter Co Ltd 止水装置
JP2013002250A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Hitachi Zosen Corp 浮体式フラップゲート
JP2013534282A (ja) * 2010-08-05 2013-09-02 フロッドブレイク,エルエルシー 自動作動洪水ガード
JP2013238091A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kaisei Kogyo Kk 浮体式陸閘ゲート
KR20130136576A (ko) 2011-05-20 2013-12-12 히다치 조센 가부시키가이샤 부체식 플랩 게이트
JP2014040757A (ja) * 2012-08-24 2014-03-06 Marsima Aqua System Corp 揺動式高潮用ゲート
WO2014097712A1 (ja) * 2012-12-18 2014-06-26 日立造船株式会社 浮体式フラップゲート
JP2015071961A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 昭和機器工業株式会社 機器の水没防止構造
US9011042B2 (en) 2010-01-27 2015-04-21 Hitachi Zosen Corporation Floating body connection-type flap gate
US9091033B2 (en) 2012-01-16 2015-07-28 Hitachi Zosen Corporation Floating flap gate
JP2015137513A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 昭和機器工業株式会社 ポンプエアシェルター
CN105672212A (zh) * 2014-10-15 2016-06-15 曾立宇 免电力掀起式防洪闸门
US9458588B2 (en) 2013-03-15 2016-10-04 Floodbreak, Llc Flood guard barrier lifting system
WO2017077396A1 (en) * 2015-11-04 2017-05-11 Waters Louis A Jr Self-actuating flood guard

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283453A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Bunka Shutter Co Ltd 止水装置
US9011042B2 (en) 2010-01-27 2015-04-21 Hitachi Zosen Corporation Floating body connection-type flap gate
JP2013534282A (ja) * 2010-08-05 2013-09-02 フロッドブレイク,エルエルシー 自動作動洪水ガード
US9279224B2 (en) 2010-08-05 2016-03-08 Floodbreak, L.L.C. Self-actuating shoreline flood guard
US9528239B2 (en) 2011-05-20 2016-12-27 Hitachi Zosen Corporation Floating flap gate
KR20130136576A (ko) 2011-05-20 2013-12-12 히다치 조센 가부시키가이샤 부체식 플랩 게이트
JP2013002250A (ja) * 2011-06-21 2013-01-07 Hitachi Zosen Corp 浮体式フラップゲート
US9091033B2 (en) 2012-01-16 2015-07-28 Hitachi Zosen Corporation Floating flap gate
JP2013238091A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kaisei Kogyo Kk 浮体式陸閘ゲート
JP2014040757A (ja) * 2012-08-24 2014-03-06 Marsima Aqua System Corp 揺動式高潮用ゲート
JP2014118774A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Hitachi Zosen Corp 浮体式フラップゲート
WO2014097712A1 (ja) * 2012-12-18 2014-06-26 日立造船株式会社 浮体式フラップゲート
US9458588B2 (en) 2013-03-15 2016-10-04 Floodbreak, Llc Flood guard barrier lifting system
JP2015071961A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 昭和機器工業株式会社 機器の水没防止構造
JP2015137513A (ja) * 2014-01-24 2015-07-30 昭和機器工業株式会社 ポンプエアシェルター
CN105672212A (zh) * 2014-10-15 2016-06-15 曾立宇 免电力掀起式防洪闸门
WO2017077396A1 (en) * 2015-11-04 2017-05-11 Waters Louis A Jr Self-actuating flood guard
JP2018538467A (ja) * 2015-11-04 2018-12-27 ウォーターズ,ルイス,エー.,ジュニア 自己作動型の水防設備
US10202772B2 (en) 2015-11-04 2019-02-12 Floodbreak L.L.C. Self-actuating flood guard
EP3371377A4 (en) * 2015-11-04 2019-06-19 Louis A. Waters, Jr. SELF-TURNING OVERWASH PROTECTION

Also Published As

Publication number Publication date
JP3542537B2 (ja) 2004-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6623209B1 (en) Automatic flood gate
JP2001214425A (ja) 建造物出入口の流入水遮断用フローゲート及びそのロック装置
US5460462A (en) Liquid and flood water barrier wall forming-apparatus
JP5767712B2 (ja) 水門
US6260312B1 (en) Prefabricated emergency shelter
CN108547368B (zh) 城市地下空间出入口具有阻挡涝水功能的雨水篦子
CN108411848B (zh) 可升降自动支撑的简易防洪挡板
KR100712604B1 (ko) 힌지식 수문 및 그 구동방법
EP2875187A1 (en) A device for protecting buildings against floods and high water
JP2003027855A (ja) フロート形防水装置
JP2000319857A (ja) 防潮装置
KR101060610B1 (ko) 무빙 월
KR101332599B1 (ko) 차수장치
KR100676369B1 (ko) 건축단지용 맨홀의 역류방지시설
JP3605739B2 (ja) 防水扉の起立装置
KR102170492B1 (ko) 침수 차단장치
KR100529737B1 (ko) 건축물의 수해방지 설비구조
JP4577569B2 (ja) 引き戸
GB2371584A (en) Sectioned flood defence barrier
GB2371324A (en) Pivotable flood barrier
DE4440959A1 (de) Kugelhaus
CN112523463A (zh) 一种卫生间用过门石的排水安装结构及施工方法
CN111197297A (zh) 一种景观挡水防汛墙
JP2001152432A (ja) ゴム蝶番を用いた転倒型防水扉
GB2299607A (en) Drainage unit for door sill

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees