JP2018535167A - エレベータシステム用のレールクリップ - Google Patents

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Abstract

ガイドレールセクションを支持ブラケットに搭載するためのレールクリップアセンブリは、ベース及びベースに対してある角度で延在するアームを有するレールクリップを含む。少なくとも1つの接触アセンブリはレールクリップに搭載される。接触アセンブリは、ガイドレールセクションの隣接表面にある点で接触する。

Description

本開示は、一般に、エレベータシステムに関し、より詳細には、エレベータシステムのガイドレールを隣接支持ブラケットに留めるためのレールクリップに関する。
牽引エレベータシステムにおいて、エレベータかごは、昇降路ロープ及びシーブまたはプーリシステムによって釣り合い錘ユニットに接続される。かご及び釣り合い錘ユニットはそれぞれ、通常、一対の垂直に延在するガイドレールの間に搭載され、ローラまたはガイドシューを使用してレールに沿って乗るように配置される。ガイドレールは、複数の全体的にT状のガイドレールセクションからなり、ガイドレールセクションは、通常、16フィート長で直立し、支持ブラケットによってエレベータシステムを収容する建物に取付けられる。
アセンブリにおいて、T状ガイドレールセクションのベースフランジは、クリップによって支持ブラケットに取付けられるため、各レールのブレードまたはウェブセクションは、かごまたは釣り合い錘に向かって内方に向く。ガイドローラまたはシューは、安全装置と共にブレードに沿って乗り、ブレードは、超過速度状態が検知される場合に、かごに対して迅速かつ安全な停止をもたらすのに十分な摩擦保持力をレールに対して加えるように設計される。見られるように、ガイドレールセクションは、アセンブリにおいて精密に整列されなければならない。その理由は、ガイドレールセクションが、昇降路内でのエレベータの位置決め及び動作機器の多くの関連する位置決めを決定するからである。
ガイドレールセクションを支持ブラケットに搭載するために使用されるクリップは、エレベータシステムを収容する建物が沈降する、または、支持ブラケット及び/またはブラケットが取付けられる建物が熱応力によって不均一に変形する場合に、ガイドレールセクションが、縦方向にシフトまたは移動することを可能にしなければならない。したがって、レールクリップについての要件は、必ずしも互いに互換性があるわけではない。クリップは、レール重量だけでなく、かごの安全装置が係合するときに生成される動的荷重もまた支持するのに十分な保持力を提供しなければならない。クリップは、同様に、エレベータシステムを収容する建物が沈降する、または、建物とレールとの間に熱膨張の差が存在する場合に、レールが垂直に摺動することを可能にしなければならない。
本開示の一実施形態によれば、ガイドレールセクションを支持ブラケットに搭載するためのレールクリップアセンブリは、ベース及びベースに対してある角度で延在するアームを有するレールクリップを含む。少なくとも1つの接触アセンブリはレールクリップに搭載される。接触アセンブリは、ガイドレールセクションの隣接表面にある点で接触する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、接触アセンブリは、ガイドレールセクションの隣接表面と接触状態で配置されるコンタクタを含む。コンタクタの少なくとも一部分は全体的に球の形状を有する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、接触アセンブリは、付勢機構を含む。コンタクタは、ガイドレールセクションの隣接表面と接触して付勢されるように付勢機構の端に搭載される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、締結具は、コンタクタを付勢機構に結合する。締結具は、ガイドレールセクションの隣接表面に対してコンタクタによって加えられる力を調整するように構成される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、少なくとも1つの接触アセンブリは、アームから垂直に延在する接触アセンブリを含む。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、少なくとも1つの接触アセンブリは、ベースから水平に延在する接触アセンブリを含む。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、ベースプレートは、ガイドレールセクションと支持ブラケットとの間に搭載されるように構成される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、ベースプレートは、線に沿ってガイドレールセクションに接触するように構成される。
別の実施形態によれば、レールアセンブリが提供され、レールアセンブリはベースフランジ及びベースフランジから垂直に延在するブレードを有するガイドレールセクションを含む。レールアセンブリは、支持ブラケットと、ガイドレールセクションを支持ブラケットに搭載するための少なくとも1つのレールクリップアセンブリとを更に含む。少なくとも1つのレールクリップアセンブリは、ベース及びベースに対してある角度で延在するアームを有するレールクリップ及びレールクリップに搭載される少なくとも1つの接触アセンブリを含む。接触アセンブリは、ガイドレールセクションの隣接表面にある点で接触する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、レールクリップのベースは、ガイドレールセクションのブレードに全体的に平行に延在し、レールクリップのアームは、ベースフランジの一部分の上で外方に延在する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、ギャップは、レールクリップのアームとベースフランジの隣接表面との間に存在する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、レールクリップのアームは、ギャップがアームの長さにわたって実質的に均一になるようにベースフランジの隣接表面に全体的に平行に配置される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、ギャップは、レールクリップのベースとベースフランジの隣接表面との間に存在する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、少なくとも1つの接触アセンブリは、アームから垂直に延在する接触アセンブリを含む。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、少なくとも1つの接触アセンブリは、ベースから水平に延在する接触アセンブリを含む。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、接触アセンブリは、ガイドレールセクションの隣接表面と接触して配置されるコンタクタを含む。コンタクタの少なくとも一部分は全体的に球の形状を有する。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、接触アセンブリは、付勢機構を更に含む。コンタクタは、ガイドレールセクションの隣接表面と接触するよう付勢されるように付勢機構の端に搭載される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、締結具は、コンタクタを付勢機構に結合し、締結具は、ガイドレールセクションの隣接表面に対してコンタクタによって加えられる力を調整するように構成される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、ベースプレートは、ガイドレールセクションと支持ブラケットとの間に搭載されるように構成される。
上述した特徴の1つまたは複数に加えてまたは代替法として、更なる実施形態において、ベースプレートは、線に沿ってガイドレールセクションに接触するように構成される。
開示と見なされる主題は、本明細書の結論部の特許請求の範囲において特に指摘され明確に特許請求される。本開示の前述のまた他の特徴及び利点は、添付図面に関連して行われる以下の詳細な説明から明らかである。
エレベータシステムの一例の正面図である。 本開示の一実施形態によるエレベータガイドレール及びレールクリップアセンブリの断面図である。 本開示の一実施形態によるエレベータガイドレール及びレールクリップアセンブリの上面図である。 本開示の一実施形態によるエレベータガイドレール及びレールクリップアセンブリの斜視図である。 本開示の一実施形態によるエレベータガイドレール及びレールクリップアセンブリの分解斜視図である。 本開示の一実施形態によるエレベータガイドレール及びレールクリップアセンブリの断面図である。
詳細な説明は、図面を参照して例として、利点及び特徴と共に本開示の実施形態を説明する。
ここで図1を参照すると、例示的なエレベータシステム10が示される。昇降路14は、昇降路14の内壁24上に位置決めされるかごガイドレール38a、及び、釣り合い錘ブラケット56に搭載されるかごガイドレール38bを含む。釣り合い錘ブラケット56は、対向する内壁26に搭載されてもよい。代替的に、かごガイドレール38bは、対向する内壁26に直接搭載されてもよい、または、別個のブラケットを使用して対向する内壁26に搭載されてもよい。かごガイドレール38a、38bは、昇降路14内でエレベータかご12の垂直移動を誘導する。エレベータかご12は、同様に、エレベータかご12が、かごガイドレール38a、38bに沿って移動するときにエレベータかご12の適切なアライメントを維持するため、エレベータかご12の上部及び下部に配設されるガイドアセンブリ28、30を含む。
釣り合い錘ブラケット56は、釣り合い錘22の移動のための、昇降路14の全体の高さに延在する空間を効果的に画定する。本明細書で使用されるとき、用語釣り合い錘22は、釣り合い錘アセンブリを含み、釣り合い錘アセンブリは、それ自身、当業者によって理解されることになる種々の構成要素を含んでもよい。釣り合い錘22は、従来のエレベータシステムにおいて知られているように、エレベータかご12に対向して移動する。釣り合い錘22は、昇降路14内に搭載される釣り合い錘ガイドレール(図示せず)によって誘導される。エレベータかご12及び釣り合い錘22は、シーブアセンブリ32、34を含み、シーブアセンブリ32、34は、1つまたは複数の引張部材36及び駆動機械16と協働して、エレベータかご12を上げ下げする。駆動機械16は、本開示の例示的な実施形態において、フラット牽引ベルト36と共に使用するために適し、そのために寸法が決定される。しかし、例えばスチールロープ等の異なるタイプの引張部材を含むエレベータシステムは、同様に、本発明の範囲内にある。示す例において、シーブアセンブリ32は、エレベータかご12のベースに取り付けられる。しかしながら、当業者によって認識されるように、エレベータかご12上の別の場所に、または、システム10内の他の所に搭載されてもよい。例示的なエレベータシステム10の駆動機械16は、釣り合い錘ガイドレールの少なくとも1つのガイドレールの上の搭載場所で位置決めされ支持される。
釣り合い錘ガイドレールの上で機械16を支持することによって、従来のエレベータシステムにおいて必要とされる別個の機械室についての必要性がなくされる。本開示の例示的な実施形態による機械室無しエレベータシステム10は、従来設置式システムと比べて、昇降路14内にずっと少ないオーバヘッド空間を必要とし、別個の機械室についての必要性をなくす。ローピング構成及び昇降路レイアウトを含む示すエレベータシステム10は、単に例として意図され、本明細書で提供される教示は、他のシステム及びシステム構成に適用されてもよい。
エレベータかご及び釣り合い錘ガイドレールは、端から端までのアセンブリ内で垂直に整列されるセクションとして形成される。ここで図2を参照すると、ガイドレールセクション60の例が、より詳細に示される。図示するように、ガイドレールセクション60は、通常、T状断面構成を有し、ベースフランジ62、及び、フランジ62の長さに沿って縦方向に延びる中心配置式ウェブまたはブレード64を含む。先に述べたように、エレベータかご12及び関連する釣り合い錘22はそれぞれ、ローラまたはガイドシューによって、一対の離間したガイドレールに沿って自由に移動するように構成され、ローラまたはガイドシューは、各レールのブレード部分64に沿って移動する。
各ガイドレールセクション60は、1つまたは複数のレールクリップアセンブリ70を使用して複数の支持ブラケット66(図5に最もよく示される)に取付けられる。ここで図2〜6を参照すると、レールクリップアセンブリ70の一例がより詳細に示される。各レールクリップアセンブリ70は、少なくとも1つのレールクリップ72を含む。図の示す非制限的な実施形態において、レールクリップアセンブリ70は、2つのレールクリップ72を含む。
各レールクリップ72は、ガイドレールセクション60のベースフランジ62に隣接して支持ブラケット66の一部分に接触するように適合されるベース74を含む。ベース74は、ガイドレールセクション60のブレード部分64に全体的に平行に延在する。ベース74に搭載されるアーム76は、ガイドレールセクション60のベースフランジ62の上で外方に延在する。図示するように、アーム76及びベース74は一体形成される。しかし、アーム76及びベース74が互いに結合される実施形態は、同様に、本開示内で企図される。ボルト受取り穴78は、ベース74を貫通して延在し、支持ブラケット66内に形成される対応する貫通穴68に中心を持つ。アセンブリにおいて、ボルト80は、穴78及び68を通過して、レールクリップ72を、下にある支持ブラケット66に留める。穴78は、図示するように円であり得る、または、アセンブリ70においてクリップ74のある程度の調整を可能にする別の構成を有してもよい。
アーム76の上側表面82は、全体的にフラットであり、支持ブラケット66に平行に配置される。図示するように、ギャップ84は、レールクリップ72のアーム76の下側表面86とガイドレールセクション60のベースフランジ62との間に存在する。例えば、アーム76は、ベースフランジ62の表面63に全体的に平行に配置されてもよい。一実施形態において、ベースフランジ62に隣接するアーム76の下側表面86は、ベースフランジ62と実質的に同一のまたは相補的な輪郭を有し、それにより、ギャップ84は、アーム76の長さにわたって実質的に均一である。しかし、他の実施形態において、ギャップ84は、例えば、表面86がベースフランジ62に対してある角度で配置される場合、アーム76の長さにわたって変動する場合がある。ギャップ88は、レールクリップ72のベース74とベースフランジ62の側部表面65との間に更に存在する。しかし、ベース74とベースフランジ62との間のギャップ88は、アーム76とベースフランジ72との間のギャップ84と同一である必要はない場合がある。
レールクリップ72は、レールクリップ72から突出し、ベースフランジ62の表面に接触するように構成される少なくとも1つの接触アセンブリ90を更に含む。図2に示す一実施形態において、少なくとも1つの接触アセンブリ90は、アーム76から垂直に下方に突出する。代替的にまたは付加的に、少なくとも1つの接触アセンブリ90は、ベース74の一部分から全体的に水平に延在し、ベースフランジ62の側部表面65に接触してもよい。接触アセンブリ90は、ベースフランジ62の隣接表面にある点で接触するように配置されるコンタクタ92(図6参照)を含む。一実施形態において、ベースフランジ62に隣接するコンタクタ92の部分は、球のまたは丸みのある形状を有する。例えば、コンタクタ92は転動ボールであってもよい。しかし、コンタクタ92とベースフランジ62との間の点接触を達成する他の構成は、同様に本開示の範囲内にある。更に、コンタクタ92は、例えばブロンズ等の高い摺動特性を有する材料から形成されてもよい。
一実施形態において、接触アセンブリ90は、付勢機構94を更に含み、コンタクタ92は、付勢機構94の端の近くに搭載されてもよい。示す非制限的な実施形態において、付勢機構94は、コイルばねであり、コイルばねの中空部分を通って延在する締結具96(図2参照)は、コンタクタ92に取付けられる;しかし、ねじりばねまたはベルヴィルワッシャ等の他のタイプの付勢機構94は、同様に本開示の範囲内にある。付勢機構94の付勢力は、ベースフランジ62の隣接表面と接触するようコンタクタ92を付勢し、隣接表面に力を加えるように構成される。締結具96は、付勢機構94内に予荷重を生成するために使用されてもよく、それにより、所望の力が、コンタクタ92によってベースフランジ62の表面に加えられる。
ここで図4〜6を参照すると、幾つかの実施形態において、レールクリップアセンブリ70は、ガイドレールセクション60とレールクリップ72の両方と、支持ブラケット66との間に配設されるベースプレート100を更に含む。図示するように、ベースプレート100は、例えば、ガイドレールセクション60の後表面67等のガイドレールセクション60の一部分に接触するように構成される平坦表面102を含む。しかし、ガイドレールセクション60の後表面67が非平坦構成を有する実施形態において、ベースプレート100の輪郭は、ガイドレールセクション60の対応する部分に全体的に相補的であってもよい。一実施形態において、ベースプレート100の輪郭は、ガイドレールセクション60と異なり、それにより、表面102は、ガイドレールセクション60の後表面67に線に沿って接触するように構成される。
ベースプレート100全体またはガイドレールセクション60に接触するように構成されるベースプレート100の部分は、摩擦を低減し、ベースプレート100に対するガイドレールセクション60の摺動特性を改善する材料から形成されてもよい、または、そうすることを意図される仕上げを含んでもよい。一実施形態において、ガイドレールセクション60と接触して配置されるベースプレート100の部分は、ブロンズ材料を含む。
更に、ベースプレート100は、ベースプレート100の一部分が、少なくとも1つのレールクリップ72と接触するため、ガイドレールセクション60の少なくとも一方の側を超えて延在するように位置決めされる。示す非制限的な実施形態において、ベースプレート100は、全体的に長方形であり、ガイドレールセクション60より大きな幅を有し、それにより、ベースプレート100の第1の端104は、ガイドレールセクション60の第1の側65を超えて延在し、ベースプレート100の第2の端106は、ガイドレールセクション60の対向する第2の側65を超えて延在する。ガイドレールセクション60を超えて延在するベースプレート100の部分は、レールクリップ72を支持ブラケット66に搭載するように構成されるボルト80を受取るための貫通穴108を含む。
ガイドレールセクション60を点接触によって接触させることによって、レールクリップアセンブリ70は、ブラケット66及びレールクリップアセンブリ70を通してレールに加えられる垂直荷重を低減し、また幾つかの事例では打消す。垂直荷重のこの打消しは、用途で必要とされるレール寸法を制限し、それにより、昇降路空間、複雑さ、及びコストを低減する。更に、コンタクタアセンブリ90が付勢機構94を含むレールクリップアセンブリ70の実施形態は、現場において付勢機構94内の予荷重の調整を容易にする。
本開示は、制限された数の実施形態のみに関連して詳細に述べられたが、本開示が、開示されたこうした実施形態に限定されないことが容易に理解されるべきである。むしろ、本開示は、これまで述べられていないが、本開示の精神及び範囲に対応する、任意の数の変形、代替、置換、または等価な配置構成を組込むように修正され得る。更に、本開示の種々の実施形態が述べられたが、本開示の態様が、述べた実施形態の一部のみを含んでもよいことが理解される。したがって、本開示は、前述の説明によって制限されるものと見なされるのではなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (20)

  1. ガイドレールセクションを支持ブラケットに取り付けるためのレールクリップアセンブリであって、
    ベース及び前記ベースに対してある角度で延在するアームを含むレールクリップと、
    前記レールクリップに取り付けられた少なくとも1つの接触アセンブリとを備え、前記接触アセンブリは、前記ガイドレールセクションの隣接表面にある点で接触する、前記レールクリップアセンブリ。
  2. 前記接触アセンブリは、前記ガイドレールセクションの前記隣接表面と接触して配置されるコンタクタを含み、前記コンタクタの少なくとも一部分は全体的に球の形状を有する、請求項1に記載のレールクリップアセンブリ。
  3. 前記接触アセンブリは、付勢機構を更に含み、前記コンタクタは、前記ガイドレールセクションの前記隣接表面と接触するよう付勢されるように前記付勢機構の端に取り付けられる、請求項2に記載のレールクリップアセンブリ。
  4. 締結具が、前記コンタクタを前記付勢機構に結合し、前記締結具は、前記ガイドレールセクションの前記隣接表面に対して前記コンタクタによって加えられる力を調整するように構成される、請求項3に記載のレールクリップアセンブリ。
  5. 前記少なくとも1つの接触アセンブリは、前記アームから垂直に延在する接触アセンブリを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレールクリップアセンブリ。
  6. 前記少なくとも1つの接触アセンブリは、前記ベースから水平に延在する接触アセンブリを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載のレールクリップアセンブリ。
  7. 前記ガイドレールセクションと前記支持ブラケットとの間に取り付けられるように構成されるベースプレートを更に備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレールクリップアセンブリ。
  8. 前記ベースプレートは、線に沿って前記ガイドレールセクションに接触するように構成される、請求項7に記載のレールクリップアセンブリ。
  9. レールアセンブリであって、
    ベースフランジ及び前記ベースフランジから垂直に延在するブレードを含むガイドレールセクションと、
    支持ブラケットと、
    前記ガイドレールセクションを前記支持ブラケットに取り付けるための少なくとも1つのレールクリップアセンブリとを備え、前記少なくとも1つのレールクリップアセンブリは、
    ベース及び前記ベースに対してある角度で延在するアームを含むレールクリップ、及び、
    前記レールクリップに取り付けられた少なくとも1つの接触アセンブリを含み、前記接触アセンブリは、前記ガイドレールセクションの隣接表面にある点で接触する、前記レールアセンブリ。
  10. 前記レールクリップの前記ベースは、前記ガイドレールセクションの前記ブレードに全体的に平行に延在し、前記レールクリップの前記アームは、前記ベースフランジの一部分の上で外方に延在する、請求項9に記載のレールアセンブリ。
  11. 前記レールクリップの前記アームと前記ベースフランジの隣接表面との間にギャップが存在する、請求項9または請求項10に記載のレールアセンブリ。
  12. 前記レールクリップの前記アームは、前記ギャップが前記アームの長さにわたって実質的に均一になるように前記ベースフランジの前記隣接表面に全体的に平行に配置される、請求項11に記載のレールアセンブリ。
  13. 前記レールクリップの前記ベースと前記ベースフランジの隣接表面との間にギャップが存在する、請求項9〜12のいずれか1項に記載のレールアセンブリ。
  14. 前記少なくとも1つの接触アセンブリは、前記アームから垂直に延在する接触アセンブリを含む、請求項9〜13のいずれか1項に記載のレールアセンブリ。
  15. 前記少なくとも1つの接触アセンブリは、前記ベースから水平に延在する接触アセンブリを含む、請求項9〜14のいずれか1項に記載のレールアセンブリ。
  16. 前記接触アセンブリは、前記ガイドレールセクションの前記隣接表面と接触して配置されるコンタクタを含み、前記コンタクタの少なくとも一部分は全体的に球の形状を有する、請求項9〜15のいずれか1項に記載のレールアセンブリ。
  17. 前記接触アセンブリは、付勢機構を更に含み、前記コンタクタは、前記ガイドレールセクションの前記隣接表面と接触するよう付勢されるように前記付勢機構の端に取り付けられる、請求項16に記載のレールアセンブリ。
  18. 締結具が、前記コンタクタを前記付勢機構に結合し、前記締結具は、前記ガイドレールセクションの前記隣接表面に対して前記コンタクタによって加えられる力を調整するように構成される、請求項17に記載のレールアセンブリ。
  19. 前記ガイドレールセクションと前記支持ブラケットとの間に取り付けられるように構成されるベースプレートを更に備える、請求項9〜18のいずれか1項に記載のレールアセンブリ。
  20. 前記ベースプレートは、線に沿って前記ガイドレールセクションに接触するように構成される、請求項19に記載のレールアセンブリ。
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