JP7004220B2 - エレベータ用ガイドレール保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータ用ガイドレール保持装置に関する。
エレベータのガイドレールは、主ロープによって釣合いおもりとつるべ式に連結されたかご又は釣合錘を、昇降路内において、上下方向に案内する。
当該ガイドレールは、昇降路壁内に上下方向に間隔をあけて列設状態で固定された複数のブラケット各々に、当該ブラケットごとに設けられたレールクリップにより取り付けられている。
一方、近年の高層建築物においては、建築物自体の自重、建築物内の家具、人等の重量による荷重が大きいため、当該建築物全体が上下方向に徐々に圧縮される(ビルディングコンプレッション)。
ビルディングコンプレッションに伴い、エレベータの昇降路壁内に固定されたブラケットが昇降路壁と共に上下方向に移動する。また、建築物は、建築物の下端に近いほど大きく圧縮される。
したがって、ブラケット間の上下方向における間隔が徐々に縮小される。そして、ガイドレールとブラケットとがレールクリップにより強固に固定されている場合、当該ガイドレールは、ブラケット間、及び、ブラケットと昇降路底部との間で圧縮荷重を受ける。その結果、ガイドレールが湾曲又は座屈するおそれがある。
このような問題に対し、高層建築物に設置されるエレベータにおいて、ガイドレールは、スライディングクリップで滑るように保持されている。
つまり、ブラケット間が縮小した場合、レールクリップは、当該縮小に応じてガイドレールに対して滑り、ガイドレールが湾曲又は座屈しないように構成されている。
特許文献1では、昇降路壁に第1のレールブラケットが取り付けられ、当該第1のレールブラケットに第2のレールブラケットが取り付けられ、当該第2のレールブラケットにガイドレールがクリップで取り付けられている。
特開2014-5124号公報
しかしながら、建築物が高層の場合、ガイドレールは、スライディングクリップによって滑ることが可能なように保持されているが、スライディングクリップの保持力以上に建築物の圧縮力が大きくならないと、ガイドレールはスライディングクリップに対して滑ることができないため、保持力分は軸力として蓄積してガイドレールに作用する。
そのため、ガイドレールがスライディングクリップで滑る場合であっても、ガイドレールの保持力分の軸力が蓄積されることにより、座屈や変形等を起こす場合がある。
この場合、エレベータの仕様にもよるが、スライディングクリップは、300mの建築物でも適用できない場合があり、スライディングクリップを適用できるビルの高さに限界があった。
そして、この問題を解決するために、従来は、可能な限り低保持力のスライディングクリップが使用されていた。
しかし、ガイドレールは製作上厚みにばらつきが発生してしまう一方で、スライディングクリップはガイドレールを保持するための保持力が必要である。
そのため、従来は、スライディングクリップのガイドレールを保持する必要な保持力を確保するために、必要以上にスライディングクリップの保持力が大きくなるように構成されていた。
また、一方で、板バネの変形量がガイドレールの厚みに依存するため、スライディングクリップの保持力のばらつきが非常に大きいという問題があった。
本発明の主な目的は、エレベータのガイドレールを適切な保持力で保持することができるレールクリップを提供することである。
本発明の第1の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置は、昇降路内に上下方向に延設されるガイドレールを保持するエレベータ用ガイドレール保持装置であって、
昇降路内に固定される複数の建物側ブラケットと、
前記建物側ブラケットに固定されるレールブラケットと、
前記レールブラケットに取り付けられるレールクリップと、
前記レールクリップに取り付けられ、前記ガイドレールを保持する保持部材と、を含むエレベータ用ガイドレール保持装置である。
保持部材の例としては、ネジが挙げられる。ネジはどのようなネジであってもよいが、止めネジが好ましい。
保持部材の位置が調節されることにより、ガイドレールの厚みにバラつきがあっても、適切な保持力でガイドレールを保持することができる。
なお、保持部材は、レールブラケット側への方向に移動可能に取り付けられるものが好ましい。これにより、保持部材の位置が微調整できるため、保持部材がガイドレールを保持する保持力の微調整をすることができる。
本発明の第2の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置は、第1の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置であって、前記保持部材を前記レールクリップに固定する固定部材を含むエレベータ用ガイドレール保持装置である。
保持部材が固定部材で固定されることにより、保持部材がレールクリップに対して固定され移動し難くなる。したがって、位置調整された保持部材がその位置で固定される。
本発明の第3の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置は、第1の局面又は第2の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置であって、前記保持部材がネジであるエレベータ用ガイドレール保持装置である。
ネジはどのようなネジであってもよいが、止めネジが好ましい。保持部材がネジの場合、ネジを自転させることにより、容易にネジの先端の位置決めをすることができ、ガイドレールを押さえる位置の調節が容易である。また、ネジの締め付けトルクが調節されることにより、ガイドレールを保持する適切な保持力が確保される。なお、ネジはボルトを含む概念である。
本発明の第4の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置は、第3の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置であって、前記固定部材が前記ネジに嵌めるナットであるエレベータ用ガイドレール保持装置である。
保持部材がボルトで、固定部材がナットの場合、位置決めされた保持部材であるボルトがその位置で固定されるため、保持部材のボルトが動き難くなり、ガイドレールに対して一定の保持力を保つことができる。
本発明の第5の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置は、第1の局面乃至第4の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置を備えるエレベータである。
本実施形態に係るエレベータの斜視図。 本実施形態に係るエレベータの側面視概略図。 本実施形態に係るガイドレール及びレール保持装置の部分斜視図。 第1実施形態に係るガイドレール及びレール保持装置の部分斜視図。 同実施形態に係るガイドレール及びレール保持装置の平面図。 同実施形態に係るガイドレール及びレール保持装置の側面図。 第2実施形態に係るガイドレール及びレール保持装置の平面図。
以下、本発明に係るエレベータ用ガイドレール保持装置及びこれを備えるエレベータの実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
(エレベータ100)
図1及び図2に示すように、エレベータ100において、昇降路下部には巻上機200が設置されている。
巻上機200の駆動シーブ210に巻き掛けられた主ロープ220の一端部は、かご230に取り付けられている第1かごシーブ232及び第2かごシーブ233を経由して昇降路内に固定されている。
また、主ロープ220の他端部には釣合い錘240に取り付けられている釣合い錘シーブ241を経由して昇降路内に固定されている。
巻上機200のモータ(図示しない)によって駆動シーブ210が回転駆動されると、これに伴って主ロープ220が走行する。そして、これに伴って第1かごシーブ232及び第2かごシーブ233が取り付けられているかご230が、かごガイドレール300aに案内されて昇降路内を昇降する。
同様に、主ロープ220の走行に伴って、釣合い錘シーブ241が取り付けられている釣合い錘240が、釣合い錘ガイドレール300bに案内されて昇降路内を昇降する。
主ロープ220の走行の向きは、第1シーブ211及び第2シーブ212によって変化する。
エレベータ100には、かご230の昇降速度が所定速度を超過したことを機械的に検知する調速機400が設けられている。調速機400のガバナシーブ410とガバナシーブ410の下方に位置するテンションシーブ500との間には、無端状のガバナロープ600が巻き掛けられている。
ガバナロープ600は、テンションシーブ500により主ロープ220と平行に緊張した状態で張架されている。このガバナロープ600の一部は、かご230側に備えた非常止め装置231を作動させる非常止めレバー250に固定されている。
このため、ガバナロープ600は、かご230の昇降に同期してかご230と同速度で走行する。このとき、ガバナロープ600の走行速度と同速度で回転させられるガバナシーブ410の回転速度を調速機400が検出することで、昇降中のかご230の速度超過が検知される。
かご230の昇降速度が定格速度(所定速度)の大きさを超える第1の速度になると、主ロープ220の巻上機200を構成するモータ(図示しない)にブレーキがかけられる。
モータ(図示しない)にブレーキがかかってもかご230が停止しない場合、第1の速度を超える所定の第2の速度になると、ガバナシーブ410のトリップレバー(図示しない)による可動掴み(図示しない)の支持が解除され、可動掴みによってガバナロープ600の走行が停止する。
そして、ガバナロープ600に固定されている非常止めレバー250がガバナロープ600に引っ張られる格好で、相対的に引き上げられる。その結果、非常止め装置231が作動する。
非常止め装置231が作動することによっても、かご230が停止しない場合、かご230は、下方に配置されているオイルバッファ700である第1オイルバッファ700aに衝突する。第1オイルバッファ700aは、かご230の衝撃を吸収して、かご230を停止させる。
釣合い錘240の下方にもオイルバッファ700である第2オイルバッファ700bが配置されている。第2オイルバッファ700bは、釣合い錘240が落下した場合、釣合い錘240の落下による衝撃を吸収して、釣合い錘240を停止させる。
(ガイドレール300)
本実施形態では、かごガイドレール300aと釣合い錘ガイドレール300bとは構成が同じであるため、以後「ガイドレール300」として説明する。
図3に示すように、ガイドレール300は、複数のガイドレール部材310を連結して構成される。ガイドレール部材310aとガイドレール部材310bとは、連結部材(図示しない)によって連結される。他のガイドレール部材310も同様である。
ガイドレール部材310の上端部は、凸部が形成されており、ガイドレール部材310の下端部は、凹部が形成されている。そして、ガイドレール部材310aの凹部に、ガイドレール部材310bの凸部が嵌め込まれる。その状態で、連結部材(図示しない)により、ガイドレール部材310aとガイドレール部材310bとが連結される。
連結部材(図示しない)とガイドレール部材310とは、ボルト(図示しない)により固定される。他のガイドレール部材310と連結部材(図示しない)とも同様にボルト(図示しない)により固定される。
ガイドレール部材310は、平面視略T字形状であり、レール部311と、後述するレール保持装置320に保持される被保持部312と、を含む。レール部311には、かご230に取り付けられているガイドローラユニット(図示しない)が嵌められる。
ガイドレール300は、複数のレールブラケット330及びレールクリップ340によって昇降路内に取付けられる。具体的には、ガイドレール部材310の被保持部312がガイドレール保持装置320に保持されることにより、ガイドレール300は昇降路内に取り付けられる。
(ガイドレール保持装置320)
<第1実施形態>
ガイドレール保持装置320は、昇降路内に固定される建物側ブラケット350と、
建物側ブラケット350に固定されるレールブラケット330と、
レールブラケット330に取り付けられるレールクリップ340と、
レールクリップ340に取り付けられる保持部材と、を含む。
図3乃至図6に示すように、レールブラケット330は建物側ブラケット350に固定される。具体的にはレールブラケット330は、建物側ブラケット350に対して第1ボルト333及び第2ボルト334によって固定されている。
レールブラケット330は、本実施形態ではyz平面視略L字状の部材であり、z軸方向に延伸するレールクリップ取付部331と、
y軸方向に延伸し、建物側ブラケット350に取り付けられるレールブラケット取付部332と、を含む。
レールクリップ取付部331には、貫通孔である第1レールクリップ貫通孔331aと、第1レールクリップ貫通孔331aよりx軸負方向側に配置されている貫通孔である第2レールクリップ貫通孔331bと、が設けられている。
レールブラケット取付部332には、レールブラケット貫通孔である第1レールブラケット貫通孔(図示しない)と、第1レールブラケット貫通孔(図示しない)よりx軸負方向側に配置されているレールブラケット貫通孔である第2レールブラケット貫通孔(図示しない)と、が設けられている。
レールクリップ340は、第1レールクリップ341と、第1レールクリップ341よりx軸負方向側に配置される第2レールクリップ342と、が含まれる。
なお、第2レールクリップ342は、第1レールクリップ341と同様の構成であるため省略又は簡略して説明する場合がある。
第1レールクリップ341は、ボルトである第1ボルト343を通すための貫通孔である第1貫通孔341aと、
保持部材である第3ネジ347を通すための貫通孔である第2貫通孔341bと、が設けられている。
第1貫通孔341aは、第2貫通孔341bよりx軸正方向側に配置されている。
第2貫通孔341bは、ガイドレール300(ガイドレール部材310)の被保持部312のy軸負方向側に配置されている。
第1ボルト343は、第1レールクリップ341の第1貫通孔341aと、レールクリップ取付部331の第1レールクリップ貫通孔331aとに通され、第1ナット345によって螺合され固定される。
第2レールクリップ342も第1レールクリップ341と同様に、ボルトである第2ボルト344を通すための貫通孔である第3貫通孔342aと、
保持部材である第4ネジ348を通すための貫通孔である第4貫通孔342bと、が設けられている。
第3貫通孔342aは、第4貫通孔342bよりx軸負方向側に配置されている。
第4貫通孔342bは、ガイドレール300(ガイドレール部材310)の被保持部312のy軸負方向側に配置されている。
第2ボルト344は、第2レールクリップ342の第3貫通孔342aと、レールクリップ取付部331の第2レールクリップ貫通孔331bとに通され、第2ナット346によって螺合され固定される。
第1ナット345は、第1ボルト343に螺合され、第1レールクリップ341をレールクリップ取付部331に固定するものであるが、レールクリップ取付部331と一体になっているものであってもよい。
同様に、第2ナット346は、第2ボルト344に螺合され、第2レールクリップ342をレールクリップ取付部331に固定するものであるが、レールクリップ取付部331と一体になっているものであってもよい。
第3ネジ347は、第1レールクリップ341に取り付けられ、ガイドレール300をレールブラケット330に押し付けて、ガイドレール300を保持する。
つまり、保持部材である第3ネジ347はy軸方向に移動可能であり、保持部材を移動させることによりガイドレール300を保持する。
具体的には、第2貫通孔341bはタップ穴加工されており、第3ネジ347を自転させることにより、第3ネジ347のy軸正方向側の端部の位置を調節することができる。
第3ネジ347の位置が決まれば、第3ナット347aをy軸負方向側に螺合することにより、第3ネジ347の位置を固定することができる。なお、本実施形態では、第3ネジ347は、止めネジが用いられている。
第4ネジ348は、第3ネジ347と同様に、第2レールクリップ342に取り付けられ、ガイドレール300をレールブラケット330に押し付けて、ガイドレール300を保持する。
つまり、保持部材である第4ネジ348はy軸方向に移動可能であり、保持部材を移動させることによりガイドレール300を保持する。
具体的には、第4貫通孔342bはタップ穴加工されており、第4ネジ348を自転させることにより、第4ネジ348のy軸正方向側の端部の位置を調節することができる。
第4ネジ348の位置が決まれば、第4ナット348aをy軸負方向側に螺合することにより、第4ネジ348の位置を固定することができる。なお、本実施形態では、第4ネジ348は、止めネジが用いられている。
第3ネジ347及び第4ネジ348に止めネジが用いられることにより、y軸負方向側への突出部分がネジ頭の分少なくなり、ガイドローラ等の他の機器と干渉する可能性を低くすることができる。なお、第3ネジ347及び第4ネジ348は、六角穴付き止めネジであってもよい。
第3ネジ347及び第4ネジ348は、据付時、トルクレンチを用いて、事前に設定した値で締め付けることによって、第1レールクリップ341及び第2レールクリップ342が保持する保持力を狙った範囲に調整することができる。
第3ネジ347及び第4ネジ348によってガイドレール部材330を保持することにより、ガイドレール部材330の被保持部332の厚み(y軸方向の幅)が、製造上バラつきが生じた場合であっても、第3ネジ347及び第4ネジ348のy軸正方向側の端部の位置を調節することにより、最適な力でガイドレール部材310(被保持部312)を押さえることができる。
建物側ブラケット350は、本実施形態ではyz平面視略L字状の部材であり、y軸方向に延伸し、レールブラケット330が取り付けられる
建物側ブラケット350は、レールブラケット330が取り付けられるブラケット側取付部351と、
昇降路内の壁面側に取り付ける建物側取付部352と、を含む。
ブラケット側取付部351には、第1建物側ブラケット貫通孔(図示しない)と、
第1建物側ブラケット貫通孔(図示しない)よりx軸負方向側に配置されている第2建物側ブラケット貫通孔(図示しない)と、が設けられている。
建物側取付部352には、貫通孔である第3建物側ブラケット貫通孔352aと、
第3建物側ブラケット貫通孔352aよりx軸負方向側に配置されている貫通孔である第4建物側ブラケット貫通孔352bと、が設けられている。
建物側ブラケット350の建物側取付部352の第3建物側ブラケット貫通孔352a及び第4建物側ブラケット貫通孔352bには、アンカーボルトが挿入され、建物側ブラケット350が昇降路内に固定されている。
<第2実施形態>
図7に示すように、第2実施形態では、保持部材にネジのヘッド部分が大きいネジが使用され、レールクリップ370が使用されている。第1実施形態と同様の内容については、省略又は簡略して説明する。
第2実施形態では、保持部材の第3ネジ347及び第4ネジ348は、y軸負方向側の端部であるヘッド部がy軸正方向側の螺合部より、xz平面視の直径が大きくなっている。本実施形態では、第3ネジ347及び第4ネジ348はボルトが用いられている。
また、第2実施形態では、レールクリップ370が、x軸正方向側に配置される第1レールクリップ341と、
第1レールクリップ341よりx軸負方向側に配置される第2レールクリップ342と、
第1レールクリップ341と第2レールクリップ342とが固定されるレールクリップ固定部371と、を含む。
第1実施形態では、第3ネジ347及び第4ネジ348のy軸正方向側の端部と、レールクリップ取付部331のレールクリップ固定部371と、の間にガイドレール300の被保持部312を挟むことにより、ガイドレール300を保持しているが、第2実施形態では、第3ネジ347及び第4ネジ348のy軸正方向側の端部と、レールクリップ370と、の間にガイドレール300の被保持部312を挟むことにより、ガイドレール300を保持する。
このような保持部材であっても第1実施形態と同様の効果を奏する。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…エレベータ
230…かご
240…釣合錘
300…ガイドレール
300a…第1ガイドレール
300b…第2ガイドレール
310…ガイドレール部材
311…レール部
312…被保持部
320…ガイドレール保持装置
330…レールブラケット
331…レールクリップ取付部
332…レールブラケット取付部
332a…第1レールブラケット貫通孔(レールブラケット貫通孔)
340…レールクリップ
341…第1レールクリップ
342…第2レールクリップ
347…第3ネジ(保持部材)
347a…第3ナット(固定部材)
348…第4ネジ(保持部材)
348a…第4ナット(固定部材)
350…建物側ブラケット
351…ブラケット側取付部
351a…第1建物側ブラケット貫通孔(建物側ブラケット貫通孔)
352…建物側取付部

Claims (5)

  1. 昇降路内に上下方向に延設されるガイドレールを保持するエレベータ用ガイドレール保持装置であって、
    昇降路内に固定される複数の建物側ブラケットと、
    前記建物側ブラケットに固定されるレールブラケットと、
    前記レールブラケットに取り付けられる板バネであるレールクリップと、
    前記レールクリップに取り付けられ、前記ガイドレールを保持する保持部材と、を含み、
    前記保持部材が前記ガイドレールに接触し、前記ガイドレールを前記レールブラケット側に押し付けて保持するものであるエレベータ用ガイドレール保持装置。
  2. 前記保持部材を前記レールクリップに固定する固定部材を含む請求項1記載のエレベータ用ガイドレール保持装置。
  3. 前記保持部材がネジである請求項1又は2記載のエレベータ用ガイドレール保持装置。
  4. 前記固定部材が前記ネジに嵌めるナットである請求項3記載のエレベータ用ガイドレール保持装置。
  5. 請求項1乃至4記載のエレベータ用ガイドレール保持装置を備えるエレベータ。

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