JP2020117339A - エレベーターの張り車の清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベーターの張り車に適用できる清掃装置を提供する。【解決手段】清掃装置24は、接触部27と、支持腕26と、取付け部25と、を備える。張り車15は、シーブ17およびフレーム18を有する。エレベーターの調速器ロープ14は、シーブ17の円周上の溝21に巻きかけられる。フレーム18は、シーブ17を収納する。張り車15は、エレベーターの運転に伴い上下方向に変位する。接触部27は、溝21の内面に上方から接触する。支持腕26は、一端において接触部27を支持することで、シーブ17の回転に伴うシーブ17の円周方向への接触部27の移動を抑制する。取付け部25は、支持腕26の他端に設けられる。取付け部25は、フレーム18の外面を外側から挟み込むことでフレーム18に取り付けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、エレベーターの張り車の清掃装置に関する。
特許文献1は、エレベーターの巻上機のシーブの清掃装置の例を開示する。清掃装置は、巻上機のシーブより下方のベースに取り付けられる。
実開平5−42275号公報
エレベーターの調速器ロープが巻きかけられる張り車は、エレベーターの運転に伴い上下方向に変位する。しかしながら、特許文献1の清掃装置を張り車の下方に取り付ける場合に、当該清掃装置は、張り車の上下方向の変位に追従しない。このため、当該清掃装置は、張り車の清掃に適用できない。
本発明の目的は、エレベーターの張り車に適用できる清掃装置を提供することである。
本発明に係るエレベーターの張り車の清掃装置は、エレベーターの調速器ロープが円周上の溝に左右の両側から巻きかけられるシーブおよびシーブを収納するフレームを有しエレベーターの運転に伴い上下方向に変位する張り車において、溝の内面に上方から接触する接触部と、一端において接触部を支持することで接触部がシーブの円周方向に移動することを抑制する支持腕と、支持腕の他端に設けられ、フレームの左側または右側において外面を外側から挟み込むことでフレームに取り付けられる取付け部と、を備える。
本発明によれば、清掃装置は、接触部と、支持腕と、取付け部と、を備える。張り車は、シーブおよびフレームを有する。エレベーターの調速器ロープは、シーブの円周上の溝に巻きかけられる。フレームは、シーブを収納する。張り車は、エレベーターの運転に伴い上下方向に変位する。接触部は、溝の内面に上方から接触する。支持腕は、一端において接触部を支持することで、シーブの回転に伴うシーブの円周方向への接触部の移動を抑制する。取付け部は、支持腕の他端に設けられる。取付け部は、フレームの外面を外側から挟み込むことでフレームに取り付けられる。これにより、清掃装置は、エレベーターの張り車に適用できる。
実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。 実施の形態1に係る張り車の斜視図である。 実施の形態1に係る清掃装置の上面図である。 実施の形態1に係る清掃装置の正面図である。 実施の形態1に係る清掃装置の右側面図である。 実施の形態1に係る清掃装置が取り付けられた張り車の斜視図である。 実施の形態2に係る清掃装置の正面図である。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベーターの構成図である。
エレベーター1は、建築物2に設けられる。建築物2は、複数の階床を備える。エレベーター1において、昇降路3は、建築物2の複数の階床の各々を貫く。エレベーター1において、複数の乗場4の各々は、建築物2の複数の階床の各々に設けられる。エレベーター1において、機械室5は、昇降路3の上部に設けられる。エレベーター1において、ピット6は、昇降路3の下端に設けられる。
エレベーター1は、巻上機7と、主ロープ8と、かご9と、釣合い錘10と、を備える。巻上機7は、例えば機械室5に設けられる。巻上機7は、モーターと、シーブと、を備える。巻上機7のモーターは、駆動力を発生させる装置である。巻上機7のシーブは、モーターが発生させた駆動力によって回転する装置である。主ロープ8は、巻上機7のシーブに巻きかけられる。主ロープ8は、巻上機7のシーブの回転に追従して移動する部材である。主ロープ8の一端は、例えばかご9に設けられる。主ロープ8の他端は、例えば釣合い錘10に設けられる。かご9は、主ロープ8の移動に追従して昇降路3の内部を鉛直方向に走行することで、建築物2の複数の階床の間で利用者などを輸送する装置である。かご9は、かご扉11を備える。かご扉11は、利用者などがかご9に乗降しうるようにかご9が複数の階のいずれかに停止しているときに開閉する装置である。釣合い錘10は、昇降路3に設けられる。釣合い錘10は、主ロープ8を通じて巻上機7のシーブの両側にかかる荷重の釣合いをかご9との間で取る装置である。
エレベーター1は、複数の乗場扉12を備える。複数の乗場扉12の各々は、複数の乗場4の各々に設けられる。複数の乗場扉12の各々は、当該乗場扉12が設けられる階にかご9が停止しているときにかご扉11に連動して開閉する装置である。
エレベーター1は、調速器13と、調速器ロープ14と、張り車15と、を備える。調速器13は、例えば機械室5に設けられる。調速器13は、かご9が過剰な速度で走行しないようにかご9の速度を制限する装置である。調速器13は、シーブを備える。調速器ロープ14は、調速器13のシーブに巻きかけられる。調速器ロープ14の両端は、例えばかご9に取り付けられる。
張り車15は、例えばピット6に設けられる。ピット6において、一対の張り車ガイドレール16が設けられる。張り車15は、一対の張り車ガイドレール16の間に設けられる。張り車15は、調速器ロープ14に張力を与える装置である。張り車15は、シーブ17と、フレーム18と、を備える。シーブ17は、調速器ロープ14に張力を与えうるように、調速器ロープ14が巻きかけられる装置である。この例において、シーブ17の回転軸は、前後方向に向けられる。張り車15は、一対の張り車ガイドレール16の間において、シーブ17が調速器ロープ14に掛けられることでピット6の床面から浮かせられている。フレーム18は、シーブ17を収納する。フレーム18は、錘19と、ガイドシュー20と、を備える。錘19は、シーブ17の下方に設けられる。錘19は、錘19の重量によってシーブ17を介して調速器ロープ14に張力を与える装置である。ガイドシュー20は、一対の張り車ガイドレール16に沿って張り車15が上下方向に変位するように、フレーム18の左右の両側に設けられる。
エレベーター1の通常運転において、調速器ロープ14は、かご9の昇降に伴って上下方向に移動する。調速器13のシーブ17は、調速器ロープ14の移動に伴って回転する。調速器13は、シーブ17の回転速度が予め設定された回転速度を上回るときに、シーブ17の回転を制動することによってかご9の走行の速度を制限する。シーブ17は、調速器ロープ14の移動に伴って回転する。シーブ17は、上下方向に移動する調速器ロープ14から上下方向の力を受ける。このため、張り車15は、かご9の昇降に伴って一対の張り車ガイドレール16に沿って上下方向に変位する。
図2は、実施の形態1に係る張り車の斜視図である。
図2において、かご9が上昇するときのシーブ17の回転方向Rが示される。
張り車15のシーブ17は、円の外周上に溝21を有する。調速器ロープ14は、シーブ17の溝21に左右の両側から巻きかけられる。
張り車15のフレーム18は、一対のロープガイド22と、上部カバー23と、を備える。一対のロープガイド22の各々は、フレーム18の左右の両側に設けられる。一対のロープガイド22の一方は、シーブ17から引き出される調速器ロープ14に平行に設けられる。一対のロープガイド22の他方は、シーブ17に巻き取られる調速器ロープ14に平行に設けられる。上部カバー23は、一対のロープガイド22の各々の上端にわたって設けられる。上部カバー23は、シーブ17の上方に設けられる。
この例において、左側のロープガイド22は、かご9が上昇するときに下方に巻き取られる調速器ロープ14の部分Dを左側から覆う。右側のロープガイド22は、かご9が上昇するときに上方に引き出される調速器ロープ14の部分Uを右側から覆う。
ここで、エレベーター1の運転において、塵、埃または調速器ロープ14の潤滑油などがシーブ17の溝21に異物として固着することがある。シーブ17の溝21に固着した異物は、調速器ロープ14に付着する。調速器ロープ14に付着した異物は、調速器13まで運ばれる場合がある。このとき、調速器13まで運ばれた異物が調速器13に接触することで、調速器13が通常運転しているかご9の速度を制動してしまう可能性がある。このため、シーブ17の溝21に固着した異物を取り除く必要がある。シーブ17の清掃作業を行う作業員は、図2に図示されない清掃装置24を用いてシーブ17の溝21に固着した異物を取り除く。
続いて、図3から図5を用いて、実施の形態1に係る清掃装置24の構成を説明する。
図3は、実施の形態1に係る清掃装置の上面図である。
清掃装置24は、取付け部25と、支持腕26と、接触部27と、を備える。取付け部25は、上方から見て左側に開くコの字状の部分である。取付け部25は、前面、右側面および後面の3面の各々に取付け孔28を有する。支持腕26は、取付け部25の右側面から左側に掛けて延びる部分である。取付け部25は、清掃装置24の前側に設けられる。取付け部25と支持腕26とは、例えば板金加工によって形成される。接触部27は、支持腕26の左端において右側の面に設けられる。接触部27は、例えばビス留めなどによって支持腕26に着脱可能に取り付けられる。接触部27は、例えば強化ゴムなどのゴム部材によって形成される。
取付け部25は、複数の調整部29を備える。複数の調整部29の各々は、ボルト30およびナット31を備える。ナット31は、押さえ部の例である。ボルト30は、取付け部25が有する複数の取付け孔28のいずれかに先端を内側に向けて通される。ボルト30の先端は、調整部29の先端である。すなわち、複数の調整部29の各々は、互いに異なる方向を向いて配置される。ボルト30の先端の軸方向の位置は、回転によって可変である。ナット31は、取付け部25の内側において、ボルト30の先端に設けられる。
図4は、実施の形態1に係る清掃装置の正面図である。
図4において、複数の調整部29は図示されない。
支持腕26は、取付け部25の右側面から、上方に延びる。支持腕26は、取付け部25の上方において、左側に直角に折れ曲がる。支持腕26は、取付け部25の左方において、下側に傾いて折れ曲がる。支持腕26は、左端において下方に折れ曲がる。
図5は、実施の形態1に係る清掃装置24の右側面図である。
図5において、支持腕26の先端から接触部27が取り外された状態が示される。図5において、回転軸を含むシーブ17の断面が示される。図5において、複数の調整部29は図示されない。
シーブ17の溝21は、内側面が角度θ1で外側に開くように設けられる。
接触部27は、上方から下方にかけて前後方向の幅が狭くなるように形成される。このとき、接触部27の下端部において溝21の内側面に接する部分は、角度θ2で上方に開くように設けられる。このとき、角度θ2は、角度θ1より小さい。
続いて、図6を用いて、実施の形態1に係る清掃装置24による張り車15の清掃方法を説明する。
図6は、実施の形態1に係る清掃装置が取り付けられた張り車の斜視図である。
この例において、かご9の操作を行う作業員と、ピット6においてシーブ17の溝21から異物を取り除く作業を行う作業員との2名の作業員によって清掃作業が行われる。
まず、かご9の操作を行う作業員は、例えば最下階の1つ上の階床にかご9を移動させる。これにより、ピット6において作業員が清掃作業を行う空間が確保される。
その後、ピット6において作業を行う作業員は、張り車15の上部カバー23を取り外す。
その後、作業員は、清掃装置24を例えば次のようにしてフレーム18に取り付ける。ここで、図6において、上部カバー23が取り外され、清掃装置24が取り付けられた状態の張り車15が図示されている。
まず、作業員は、清掃装置24の右内側面が右側のロープガイド22の右外側面に対向して沿うように、右側のロープガイド22と張り車ガイドレール16との隙間に清掃装置24を上方から差し入れる。ここで、右側のロープガイド22は、かご9が上昇するときに上方に引き出される調速器ロープ14の部分Uを右側から覆っている。
次に、作業員は、接触部27をシーブ17の溝21の内側に上方から差し込む。このとき、作業員は、シーブ17の頂部Tより右側において接触部27を接触させる。作業員は、シーブ17の頂部Tと右側のロープガイド22との間において、接触部27が溝21に隙間なく接触する位置に清掃装置24を調整する。ここで、接触部27の下端が上方に開く角度θ2は、溝21が外側に開く角度θ1より小さい。接触部27は上方から溝21に差し込まれるため、接触部27は、シーブ17の頂部Tより右側において溝21に隙間なく接触する。
次に、作業員は、調整した位置に清掃装置24が固定されるように、ボルト30を締めることで複数の調整部29の各々の先端を右側のロープガイド22の外面に近づける。複数の調整部29の各々の先端は、互いに異なる方向から右側のロープガイド22の外面に接触する。調整部29は、前方向、右方向、および後方向の3方向から右側のロープガイド22の外面を挟み込む。取付け部25は、調整部29が右側のロープガイド22を挟み込むことによって、フレーム18に取り付けられる。この例において、取付け部25は、フレーム18の内面に接触していない。
次に、作業員は、右側のロープガイド22の外面に接触するまで、複数の調整部29の各々のナット31を先端に移動させる。以上のようにして、作業員は、清掃装置24をフレーム18に取り付ける。
その後、ピット6にいる作業員は、かご9を運転する作業員に連絡する。連絡を受けた作業員は、かご9を上昇運転させる。かご9の上昇運転に伴い、シーブ17は回転する。支持腕26は、接触部27を溝21の内側において支持している。このため、接触部27は、シーブ17の回転とともにシーブ17の円周方向に移動することが抑制される。一方、溝21に固着している異物はシーブ17の回転とともにシーブ17の円周方向に移動する。このため、異物は接触部27にせき止められることで、溝21の外に掻き取られる。ここで、かご9を運転する作業員は、ピット6にいる作業員が接触部27による異物の掻き取りを目視により確認できる速度でかご9を上昇させる。
ピット6にいる作業員は、掻き取られた異物が接触部27の表面に蓄積したときに、かご9を運転する作業員に連絡する。連絡を受けた作業員は、かご9の上昇運転を停止させる。ピット6にいる作業員は、清掃装置24をフレーム18から取り外す。作業員は、接触部27に蓄積した異物を拭き取る。作業員は、清掃装置24をフレーム18に再び取り付ける。
その後、ピット6にいる作業員は、かご9を運転する作業員に連絡する。連絡を受けた作業員は、かご9の上昇運転を再開する。2名の作業員は、以上の手順をシーブ17が一周するまで繰り返す。
以上に説明したように、実施の形態1に係る清掃装置24は、接触部27と、支持腕26と、取付け部25と、を備える。張り車15は、シーブ17およびフレーム18を有する。エレベーター1の調速器ロープ14は、シーブ17の円周上の溝21に巻きかけられる。フレーム18は、シーブ17を収納する。張り車15は、エレベーター1の運転に伴い上下方向に変位する。接触部27は、溝21の内面に上方から接触する。支持腕26は、一端において接触部27を支持することで、シーブ17の回転に伴うシーブ17の円周方向への接触部27の移動を抑制する。取付け部25は、支持腕26の他端に設けられる。取付け部25は、フレーム18の外面を外側から挟み込むことでフレーム18に取り付けられる。
清掃装置24は、張り車15のフレーム18に取付けられる。このため、清掃装置24は、張り車15の上下方向の変位に追従する。すなわち、シーブ17の溝21に接触する接触部27は、シーブ17とともに上下方向に変位する。これにより、清掃装置24は、エレベーター1の張り車15のシーブ17の清掃に適用できる。
ここで、エレベーター1のかご9が停止した状態において手作業でシーブ17の溝21の異物を取り除く場合、清掃対象となるシーブ17の位置が上方に露出するように、シーブ17の位置を複数回調整する必要がある。例えば2名の作業員が連絡を取り合ってかご9の位置の調整によってシーブ17の位置を調整する場合に、かご9を操作する作業員は、シーブ17を直接確認できない。このため、かご9の上下方向の移動の繰り返しを要することがある。一方、清掃装置24は、エレベーター1のかご9の移動に伴うシーブ17の回転によってシーブ17の溝21の異物を取り除く。清掃装置24は、シーブ17の回転によって連続的に異物を取り除くので、清掃対象となるシーブ17の位置に対応してかご9の位置を調整する必要がない。このため、上昇運転および停止のみのかご9の操作によってシーブ17の溝21の異物が取り除かれる。したがって、張り車15の清掃作業がやりやすくなる。
また、エレベーター1のかご9が停止した状態でシーブ17の溝21の異物を取り除く場合のシーブ17の位置の調整において、張り車15に巻きかけられる調速器ロープ14を緩めてシーブ17を回転させることがある。このとき、調速器ロープ14を緩めるためのジャッキなどの大型の装置をピット6に持ち込む必要がある。一方、清掃装置24は、ロープガイド22上に固定できる程度の小型の装置である。このため、大型の装置をピット6に持ち込む必要がない。したがって、張り車15の清掃作業がやりやすくなる。
また、清掃装置24は、フレーム18の外側から取り付けられる。このため、清掃作業において引っかかりなどが生じて清掃装置24に異常な力がかかる場合に、清掃装置24は、フレーム18の外側に外れる。これにより、清掃装置24に異常な力がかかった場合においても、清掃装置24またはエレベーター1の機器が損傷する可能性が低くなる。
また、フレーム18は、ロープガイド22を備える。ロープガイド22は、エレベーター1のかご9が上昇するときに上方に引き出される調速器ロープ14の部分Uを覆う。この場合において、取付け部25は、当該ロープガイド22の外面を外側から挟み込むことでフレーム18に取り付けられる。
作業員は、ピット6において清掃作業を行う。このため、清掃作業において、かご9は、ピット6から離れて上昇するように運転される。このとき、ピット6にいる作業員は、シーブ17から引き出される調速器ロープ14の部分Uの付近において作業を行う。当該作業員は、シーブ17に巻き取られる調速器ロープ14の部分Dに近づく必要がない。このため、清掃作業の安全性が高くなる。
また、接触部27は、シーブ17の頂部Tとロープガイド22との間において溝21の内面に接触する。当該ロープガイド22は、エレベーター1のかご9が上昇するときに上方に引き出される調速器ロープ14の部分Uを覆う。
これにより、シーブ17の回転によって接触部27が受ける力は、清掃装置24がフレーム18の外側に外れる方向に働く。これにより、清掃装置24に異常な力がかかった場合においても、清掃装置24またはエレベーター1の機器が損傷する可能性がより低くなる。
また、接触部27の下端部において溝21の内側面に接触する部分の角度θ2は、シーブ17の回転軸を含む断面における溝21の内側面の角度θ1より小さい。
接触部27は、シーブ17の溝21に上方から差し込まれる。このため、接触部27の形状は、頂部Tから左右にずれた位置において、溝21の内側面の形状に合う。これにより、接触部27は、頂部Tから左右にずれた位置において、より確実に異物を取り除くことができる。
また、接触部27は、支持腕26から着脱可能である。
これにより、調速器ロープ14の直径、シーブ17の直径および溝21の形状などに応じて適切な形状の接触部27を取り替えて用いることができる。
また、接触部27は、ゴム弾性を有するゴム部材により形成される。
ゴム弾性による変形によって、接触部27は、溝21の内面により密着するようになる。これにより、接触部27は、より確実に異物を取り除くことができる。また、接触部27は、ゴム弾性によって変形するので、シーブ17との摩擦によって発生しうる摺動音を小さくできる。
また、取付け部25は、複数の調整部29を備える。複数の調整部29の各々の軸方向の先端は、互いに異なる方向からフレーム18の外面に向けられる。複数の調整部29の各々の先端の軸方向の位置は、可変である。取付け部25は、複数の調整部29の各々の先端がフレーム18の外面に接触することによってフレーム18に取り付けられる。
取付け部25は、フレーム18の外面を押す力によってフレーム18に取り付けられる。このため、フレーム18に収納されているシーブ17から異常な力がかかる場合に、清掃装置24はフレーム18の外に外れやすくなる。これにより、清掃装置24に異常な力がかかった場合においても、清掃装置24またはエレベーター1の機器が損傷する可能性がより低くなる。また、取付け部25において、取付け位置の調整が容易になる。
また、複数の調整部29の各々は、押さえ部を先端に備える。押さえ部は、フレーム18の外面との接触面積を増加させる。
これにより、取付け部25は、より大きい接触面積で取り付けられる。このため、正常時において、清掃装置24は、より安定にフレーム18に取り付けられる。
なお、接触部27は、接着またはテープ留めにより支持腕26に取り付けられてもよい。また、接触部27は、支持腕26と一体に形成されてもよい。このとき、接触部27は、例えば鋼板などの支持腕26と同じ材料により形成される。
また、清掃装置24は、落下防止部を備えてもよい。落下防止部は、例えば一端が取付け孔28などに結び付けられる紐を備える。落下防止部は、紐の他端にクリップを備える。クリップは、例えば張り車ガイドレール16などに取り付けられる。これにより、清掃装置24がフレーム18から外れた場合においても、清掃装置24がピット6に落下して他の機器などを損傷させる可能性が低くなる。
また、支持腕26と取付け部25とは、互いに分離可能であってもよい。このとき、支持腕26と取付け部25とは、例えばネジ留めによって組立てられる。取付け部25および支持腕26は、接触部27の位置を調整する機構を有してもよい。当該機構は、例えば、支持腕26と取付け部25のネジ留め部分における長穴であってもよい。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1で開示された例と相違する点について詳しく説明する。実施の形態2で説明しない特徴については、実施の形態1で開示された例のいずれの特徴が採用されてもよい。
図7は、実施の形態2に係る清掃装置の正面図である。
清掃装置24は、実施の形態1で開示された例と同様にフレーム18に取り付けられる。すなわち、シーブ17の上部は、右から左に回転する。接触部27は、シーブ17の頂部Tと右側のロープガイド22との間において溝21の内面に接触する。このとき、接触部27の左側の面は、シーブ17の頂部Tに向けられる。接触部27の右側の面は、右側のロープガイド22に向けられる。接触部27の左側の面は、鉛直面である。接触部27の右側の面は、上方を向くように傾いている面である。接触部27は、左右方向における厚さが上方から下方にかけて厚くなるように形成される。
清掃装置24は、受け皿32を備える。受け皿32は、例えば右側の側面が開いている箱状の機器である。受け皿32は、接触部27より左側に設けられる。受け皿32は、支持腕26に支持される。受け皿32の右側の底部は、接触部27の上端より下方に設けられる。支持腕26は、接触部27の上端から受け皿32の底部に通じる開口または切欠きを有する。
張り車15の清掃作業において、清掃装置24の接触部27は、シーブ17の溝21から異物を取り除く。このとき、取り除かれる異物は、接触部27の右側の傾いている面の上に乗り上げる。接触部27に乗り上げた異物は、新たに溝21から取り除かれた異物によって、接触部27の傾いている面に沿って押し上げられる。押し上げられた異物は、接触部27から受け皿32に案内される。受け皿32は、案内された異物を受ける。
以上に説明したように、実施の形態2に係る清掃装置24において、接触部27のロープガイド22に向けられる側の面は、溝21の内側において上方を向くように傾いている。当該ロープガイド22は、エレベーター1のかご9が上昇するときに上方に引き出される調速器ロープ14の部分Uを覆う。
これにより、溝21から取り除かれた異物は、接触部27の傾斜している面によって上方にガイドされる。このため、溝21から取り除かれた異物は、接触部27の前後に溢れない。このため、作業員は、接触部27に付着した異物を容易にふき取ることができる。
また、接触部27の左右方向における厚さは、接触部27の上方から下方にかけて厚くなるように形成される。
これにより、接触部27の下端部がシーブ17の回転方向に曲がりにくくなる。このため、接触部27は、より確実に異物を取り除くことができる。また、接触部27の傾斜している面が容易に形成される。
また、清掃装置24は、受け皿32を備える。受け皿32は、接触部27においてシーブ17の頂部Tの側に設けられる。受け皿32は、接触部27によって溝21から取り除かれた異物を受ける。
これにより、溝21から取り除かれた異物は、受け皿32に蓄積される。このため、作業員は、接触部27に付着した異物をふき取る頻度を低くできる。これにより、張り車15の清掃作業の作業負担が軽くなる。また、溝21から取り除かれた異物による張り車15の周囲の汚損が抑えられる。
なお、接触部27の上下方向の厚さは、一定であってもよい。このとき、接触部27は、下端部が右下方向を向くように傾いた状態で支持腕26に支持されてもよい。また、支持腕26は、左端部が右下方向を向くように傾いていてもよい。
1 エレベーター、 2 建築物、 3 昇降路、 4 乗場、 5 機械室、 6 ピット、 7 巻上機、 8 主ロープ、 9 かご、 10 釣合い錘、 11 かご扉、 12 乗場扉、 13 調速器、 14 調速器ロープ、 15 張り車、 16 張り車ガイドレール、 17 シーブ、 18 フレーム、 19 錘、 20 ガイドシュー、 21 溝、 22 ロープガイド、 23 上部カバー、 24 清掃装置、 25 取付け部、 26 支持腕、 27 接触部、 28 取付け孔、 29 調整部、 30 ボルト、 31 ナット、 32 受け皿

Claims (11)

  1. エレベーターの調速器ロープが円周上の溝に左右の両側から巻きかけられるシーブおよび前記シーブを収納するフレームを有しエレベーターの運転に伴い上下方向に変位する張り車において、前記溝の内面に上方から接触する接触部と、
    一端において前記接触部を支持することで前記接触部が前記シーブの円周方向に移動することを抑制する支持腕と、
    前記支持腕の他端に設けられ、前記フレームの左側または右側において外面を外側から挟み込むことで前記フレームに取り付けられる取付け部と、
    を備えるエレベーターの張り車の清掃装置。
  2. エレベーターのかごが上昇するときに上方に引き出される前記調速器ロープの部分を覆うロープガイドを前記フレームが備える場合において、前記取付け部は、前記ロープガイドの外面を外側から挟み込むことで前記フレームに取り付けられる
    請求項1に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  3. 前記接触部は、前記シーブの頂部と前記ロープガイドとの間において前記溝の内面に接触する
    請求項2に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  4. 前記接触部の下端部において前記溝の内側面に接触する部分の角度は、前記シーブの回転軸を含む断面における前記溝の内側面の角度より小さい
    請求項3に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  5. 前記接触部の前記ロープガイドに向けられる側の面は、前記溝の内側において上方を向くように傾いている
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  6. 前記接触部の左右方向における厚さは、前記接触部の上方から下方にかけて厚くなるように形成される
    請求項5に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  7. 前記接触部において前記シーブの頂部の側に設けられ、前記接触部によって前記溝から取り除かれた異物を受ける受け皿
    を備える
    請求項5または請求項6に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  8. 前記接触部は、前記支持腕から着脱可能である
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  9. 前記接触部は、ゴム弾性を有するゴム部材により形成される
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  10. 前記取付け部は、各々の軸方向の先端が互いに異なる方向から前記フレームの外面に向けられ当該先端の軸方向の位置が可変な複数の調整部を備え、前記複数の調整部の各々の先端が前記フレームの外面に接触することによって前記フレームに取り付けられる
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
  11. 前記複数の調整部の各々は、前記フレームの外面との接触面積を増加させる押さえ部を先端に備える
    請求項10に記載のエレベーターの張り車の清掃装置。
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