JP2017001858A - エレベータ用滑車の塗料塗布装置 - Google Patents

エレベータ用滑車の塗料塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降路内に設置された滑車の側面に手作業で塗料を塗布する手間を要することなく手の届き難い部分にも簡単に塗料を塗布することができる塗料塗布装置を提供する。
【解決手段】塗料塗布装置30は、吊車16の側面に接触する塗布部32、塗料を貯留する貯留部37、及び貯留部37に貯留されている塗料が浸み込んで塗布部32へ移動するための含浸材39を有する塗布ユニット31と、塗布ユニット31を吊車16の回転支持部17に着脱可能に固定する取り付け部46と、備え、取り付け部46を回転支持部17に固定した状態で、貯留部37に貯留された塗料が含浸材39に浸み込んで塗布部32に供給され、吊車16の回転に伴い塗布部32が吊車16の側面に摺接して塗料を塗布する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータ用滑車に塗料を塗布する塗料塗布装置に関する。
エレベータにおける保守作業時に着衣等が巻き込まれないように保守員に注意を喚起するため、昇降路内に配置された滑車の側面の外周部に目立つ色、例えば、オレンジ色の塗料を塗布することがある。
また、これらの昇降路内に設置された滑車側面への塗料の塗布作業は、乗りかごの天井やピット内に保守員が立ち入って手作業で行っている。
上述のように滑車の側面に手作業で塗料を塗布する場合には、作業の安全性を確保するために滑車を停止させた状態で塗料を塗布する必要がある。また、滑車の周囲には回転支持部や外れ止めアーム等が設置されており、滑車側面のうち回転支持部や外れ止めアームで隠れている部分には手が届き難く塗布作業を一度に行うことが難しかった。そのため、上記の隠れている部分を塗料の塗布し易い位置まで回転させてから塗布作業を再度行う必要があり塗布作業に手間を要していた。
本発明の目的は、昇降路内に設置された滑車の側面に手作業で塗料を塗布する手間を要することなく手の届き難い部分にも簡単に塗料を塗布することができる塗料塗布装置を提供することにある。
本発明の一態様に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置は、エレベータの乗りかご及びカウンターウェイトの少なくとも一方を吊り下げるロープが外周面に沿って架け渡された滑車に取り付けられる塗料塗布装置であって、滑車の側面に接触する塗布部と、塗料を貯留する貯留部と、貯留部から延出して塗布部に接続し貯留部に貯留されている塗料が浸み込んで塗布部に移動するための含浸材と、を含む塗布ユニットと、塗布ユニットを滑車の回転支持部に着脱可能に固定する固定部と、を備え、固定部を回転支持部に固定した状態で、貯留部に貯留された塗料が含浸材に浸み込んで塗布部に供給され、滑車の回転に伴い塗布部が滑車の側面に摺接して塗料を塗布することを特徴とするものである。
本発明の別の態様に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置は、エレベータ昇降路に配置された滑車の回転支持部に固定されるとともに、滑車の側面に沿って滑車の外周面側へ延び外周面に架け渡されたロープと対向するように張り出した外れ止めアームに取り付けられる塗料塗布装置であって、滑車の側面に接触する塗布部と、塗料を貯留する貯留部と、貯留部から延出した塗布部に接続し貯留部に貯留されている塗料が浸み込んで塗布部へ移動するための含浸材と、を含む塗布ユニットと、塗布ユニットを外れ止めアームに着脱可能に固定する固定部と、を備え、固定部を外れ止めアームに固定した状態で、貯留部に貯留された塗料が含浸材に浸み込んで塗布部に供給され、滑車の回転に伴い塗布部が滑車の側面に摺接して塗料を塗布することを特徴とするものである。
本発明の一態様に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置は、回転支持部は強磁性金属で形成されており、固定部は、回転支持部に吸着するマグネットを含むことが好適である。
本発明の別の態様に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置は、外れ止めアームは強磁性金属で形成されており、固定部は、外れ止めアームに吸着するマグネットを含むことが好適である。
本発明の一態様に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置によれば、回転支持部に固定した状態で含浸材に浸み込んだ塗料が塗布部に供給され、滑車の回転に伴い滑車の側面に塗布部が摺接することで塗料を塗布することができる。このため、手作業で滑車の側面に塗料を塗布する手間を要することなく手の届き難い部分にも簡単に塗料を塗布することができる。
本発明の別の態様に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置によれば、外れ止めアームに固定した状態で含浸材に浸み込んだ塗料が塗布部に供給され、滑車の回転に伴い滑車の側面に塗布部が摺接することで塗料を塗布することができる。このため、手作業で滑車の側面に塗料を塗布する手間を要することなく手の届き難い部分にも簡単に塗料を塗布することができる。
本発明の実施形態である塗料塗布装置が適用されるエレベータの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態である塗料塗布装置の全体構成を示す斜視図である。 図3(a)は図2に含まれる塗料塗布装置の断面図であり、図3(b)は貯留部から塗布部を取り外した状態を示す断面図である。 図2に示す塗料塗布装置を回転支持部に取り付ける際の作業状態を示す図である。 図4に示すB-B断面図である。 本発明の塗料塗布装置を外れ止めアームに取り付ける際の作業状態を示す図である。 図6に示すC方向から見た塗料塗布装置の取り付け状態を示す図である。 本発明の塗料塗布装置の第1変形例を示す図である。 図8に示す第2変形例である塗料塗布装置を梁に取り付けた状態を図5と同様に示す図である。 図9に示す塗料塗布装置を外れ止めアームに取り付けた状態を図7と同様に示す図である。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本発明の実施形態である塗料塗布装置30が適用されるエレベータ10の全体構成を示す図である。同図では、乗りかご底面の吊車の構成を示す部分拡大図を併せて示している。なお、ピットとは、最下階のフロアに乗りかごが停止したときに、乗りかごよりも下方に位置する昇降路Sの底部分を意味する。また、同図では、複数の主ロープのうち1本のみ図示している。
エレベータ10は、主ロープ22が架け渡された巻上機11を備えている。巻上機11は、図示した実施形態では、昇降路Sの下端側であるピットに配置されている。巻上機11は、ガイドレール12a,12b及びガイドレール13a,13bに移動可能に支持された乗りかご14及びカウンタ錘15を相対的に昇降させる機能を有している。
乗りかご14は、人や荷物を載せて昇降する機能を有し、前面側には両開き式の開閉扉14aが設けられ、底面には吊車16及び吊車16を軸支する回転支持部17を備えている。
吊車16は乗りかご14の底面の両端部に配置された滑車であり、主ロープ22を架け渡す溝が外周に沿って等間隔で複数形成されている。
回転支持部17は、乗りかご14の底面の幅方向に沿って取り付けられた梁18,19から構成されている。各梁18,19は、略C字状の断面形状を有する長尺の鉄製鋼材であり対向配置されている。各梁18,19の長手方向の両端部には、板状のブラケットBLを介して吊車16が軸支されている。
回転支持部17のブラケットBLには、図4に示すように、外れ止めアーム21a,21bが取り付けられている。外れ止めアーム21a,21bは、主ロープ22が吊車16から脱落するのを防止する役割を有する略U字状の鉄製部材であり、ブラケットBLに両端を固定されている。外れ止めアーム21aは、吊車16の側面に沿ってブラケットBLから略水平に延出し、吊車16の外周面に架け渡された主ロープ22と対向するように張り出している。外れ止めアーム21bは、外れ止めアーム21aと同様の構成を有し、吊車16の側面に沿って鉛直下方に延出するようにブラケットBLに固定されている。
主ロープ22は、その一端が天井部分に固定され垂下して乗りかご14の2つの吊車16を経てから天井の返し車24aを経由し下方に位置する巻上機11に至るように架け渡されている。また、主ロープ22の他端も巻上機11から天井の返し車24bを経由して下方のカウンタ錘15の吊車15aに架け渡されてから天井部分に固定されている。
制御盤29は、ピット内の壁面に設置されており、巻上機11等の運転を制御して乗りかご14を昇降させるための制御装置である。
図2は、本発明の実施形態である塗料塗布装置30の全体構成を示す斜視図である。図3(a)は塗料を貯留している貯留部を有する塗布ユニットの断面図である。同図(b)は、貯留部から塗布部を取り外した状態を示す図である。
塗料塗布装置30は、図2に示すように、塗料を塗布する塗布ユニット31と、この塗布ユニット31を回転支持部17に着脱可能に固定する固定部41とを備えている。塗布ユニット31は、図3(a)に示すように、塗料を塗布する塗布部32、塗料を貯留する貯留部37、及び含浸材39を含んでいる。塗料としては、例えば、ウレタン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、または、シリコン樹脂塗料等を用いることができる。
塗布部32は、塗料を塗布するための刷毛33、刷毛33を支持する直方体状の基部34、および、基部34が嵌め込まれた支持ケース35を有している。基部34は、連続気泡体構造を有する発泡ウレタンからなり、塗料を浸み込ませて内部に保持する機能を有している。基部34に保持される塗料は、刷毛33に保持されている塗料が塗布面に接触して減少すると、毛細管現象によって刷毛33へ供給される。支持ケース35の側面35aの中央部には、図3(b)に示すように接続口36が形成されている。この接続口36は筒状に形成されており、その内周面には螺旋状の雌ネジ36aが形成されている。本実施形態では、塗布部32は刷毛33を用いて塗料を塗布しているが、刷毛33の代わりにスポンジやローラ等の塗布具を用いてもよい。
貯留部37は、図2に示すように、細長い箱形状を呈しており、底壁37aが下面側となるように後述する固定部41に固定され、塗料を貯留する。貯留部37の前面37bに供給口38が形成されている。供給口38は、前面37bの中央下寄りの位置に設けられている。このため、貯留部37が略水平に保持された状態で貯留している塗料を残らず塗布部32に供給できる。供給口38には、接続口36の雌ネジ36aに螺合する雄ネジ38aが外周面に設けられている。これにより、塗布ユニット31を貯留部37に着脱可能に固定できるため塗布ユニット31を簡単に交換できる。
含浸材39は連続気泡体構造を有する発泡ウレタンフォームを略円柱状にカットして形成されており、供給口38に挿入され貯留部37の内部に延びている。含浸材39の前側先端は、供給口38よりも外側に少し突き出しており、塗布部32を取り付けたときに基部34に接触する。含浸材39に浸み込んだ塗料は、基部34の保液量が上限に達するまで基部34へ浸み出して逐次供給される。
固定部41は、図2に示すように、塗布ユニット31を着脱可能に装着する装着部42と、回転支持部17に着脱可能に塗料塗布装置30を取り付けるための取り付け部46とを有している。
装着部42は、図2に示すように、取り付け部46の下側辺46cに立設した略直方体状の部材であり、塗布ユニット31を挿通固定するための挿通口42aが設けられている。この挿通口42aは、断面が横長長方形状に形成されており、上述した貯留部37を挿入可能に形成されている。装着部42の側面42bには挿通口42aに連通するネジ孔が設けられ、ノブ付きボルト44が螺合されている。このノブ付きボルト44が挿通口42aの反対側の側面との間に貯留部37を挟み込んで固定する。この構成では、貯留部37の前後方向Yの位置を調整して挿通口42aに貯留部37を固定することが可能であり、塗布ユニット31の刷毛33が塗布面に接触する適切な位置で貯留部37を装着部42に固定することができる。
取り付け部46は、図2に示すように、回転支持部17に取り付けるために略C字状に形成され、上側辺46aに設けられたネジ孔46bにはノブ付きボルト49が螺合されている。ノブ付きボルト49は、ボルト先端に椀状の受け部49aが取り付けられており、受け部49aと取り付け部46の下側辺46cとの間に上述した梁18又は梁19の突出部18a又は突出部19aを挟み込んで塗料塗布装置30を固定する。
続いて、図4及び図5を用いて塗料塗布装置30を用いた吊車16への塗料の塗布作業について説明する。図4は、梁18に塗料塗布装置30を設置する様子を示す図である。図5は、図4に示すB-B断面図である。同図では、外れ止めアーム21a,21bの図示を省略している。
保守員は、図4に示すように、ピット内に架台Qを設置するとともに、ピット内の壁面に設置されている制御盤29を操作して乗りかご14を下降させてから架台Qに上がる。
次に、図5に示すように、刷毛33が吊車16の側面16aの外周部分に接触する状態で梁18に取り付け部46を固定する。そして、保守員は、架台Qから降りて制御盤29へ移動し、制御盤29を操作して吊車16が2、3回転するまで乗りかご14を上昇させてから降下させる。それから、塗料塗布装置30を梁18から取り外し、上記同様の手順で反対側の側面16bに対して塗料を塗布して吊車16に対する塗布作業を終了する。
上記実施形態に係る塗料塗布装置30によれば、回転支持部17に固定した状態で含浸材39に浸み込んだ塗料が塗布部32に供給され、吊車16の回転に伴い側面16aに塗布部32が摺接して塗料を塗布することができる。このため、手作業で吊車16の側面16aに塗料を塗布する手間を要することなく手の届き難い部分にも一度の塗布作業で塗料を簡単に塗布することができる。
なお、油汚れ等を取り除いてから吊車16の側面16a,16bに塗料を塗布する場合には、塗料の代わりにパーツクリーナ等の脱脂洗浄液を貯留した貯留部を上記貯留部37の代わりに塗布ユニット31に取り付けて、上記の塗料の塗布作業と同様の手順で脱脂洗浄液を吊車16の側面16a,16bに塗布するようにしてもよい。この場合には、吊車16の側面16a,16bの油汚れを取り除いてから塗料の塗布作業を行うことができる。
上記実施形態では、乗りかご14の底面の滑車である吊車16に対して塗料を塗布する例を挙げているが、例えば、昇降路Sのピット内や天井側に配置されている他の吊車15a,返し車24a,24b等の滑車に対する塗布作業にも用いることが可能である。天井側に配置されている返し車24a,24bに対しては乗りかご14の上面に保守員が乗り込んだ状態で天井に接近する位置まで乗りかご14を上昇させて塗料塗布装置30を返し車24a,24bの回転支持部に取り付けて塗料を塗布するようにすればよい。
上記実施形態では、エレベータ用滑車の塗料塗布装置30を回転支持部17に取り付ける例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、外れ止めアーム21a,21bに塗料塗布装置30を取り付けるようにしてもよい。この場合における塗料塗布装置30の取り付け方法について、図6及び図7を用いて説明を行う。
図6は、乗りかご14の梁18に設置された外れ止めアーム21aに塗料塗布装置30を設置する様子を示す図である。図7は、図6に示す方向Cから見た塗料塗布装置30を外れ止めアーム21aに取り付けた状態を示す図である。
保守員は、図6に示すように、外れ止めアーム21aに塗料塗布装置30を取り付ける。この際、図7に示すように、刷毛33の先端が吊車16の側面16aの外周部分に接触する位置で外れ止めアーム21aに取り付け部46を固定する。そして、保守員は、上記実施形態と同様に制御盤29を操作して吊車16が2、3回転するまで乗りかご14を上昇させてから降下させて塗布作業を行う。このように外れ止めアーム21aに塗料塗布装置30を固定しても上記実施形態に係る塗料塗布装置と同様の効果を得ることができる。
次に、上記実施形態における塗料塗布装置30の変形例について図8を用いて説明を行う。以下の説明では、上記実施形態と共通する構成部分については適宜説明を省略し、異なる部分についてのみ説明するものとする。
図8は、上記実施形態におけるエレベータ用滑車の塗料塗布装置30の第1変形例である塗料塗布装置50を示す図である。図9は、塗料塗布装置50を梁18に取り付けた状態を図5と同様に示す図である。
この塗料塗布装置50は、固定部41の代わりに固定部51を備えている。固定部51は、塗布ユニット31を装着する装着部52と、塗料塗布装置50を梁18,19に取り付ける取り付け部53とを有している。装着部52は、上下方向の長さが短く形成されている点を除いて上記実施形態における装着部42と同一の構成を備えている。取り付け部53は、マグネットの磁力によって塗料塗布装置50を梁18,19に固定する。取り付け部53は、側面に設けられた摘み54のON・OFFを切り替えることによって上面53aが梁18又は梁19の突出部18a又は突出部19aに磁力によって吸着する状態と、吸着しない状態とに切り替えることが可能である。この結果、塗料塗布装置50を磁力によって外れ止めアーム21aに簡単に固定することができる。
また、塗料塗布装置50において、上面53aの代わりに前面53bが磁力によって吸着するようにしてもよい。この場合には、図10に示すように、外れ止めアーム21aの側面に固定することができる。
この変形例では、鉄製部材である梁18,19及び外れ止めアーム21aに取り付け部53が吸着する例を挙げているが、梁18,19及び外れ止めアーム21aは他のニッケル等の強磁性金属で形成するものとしてもよい。
なお、本発明に係るエレベータ用滑車の塗料塗布装置によれば、上述した実施形態およびその変形例の構成に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等の範囲内で種々の改良や変更が可能であることはいうまでもない。
10 エレベータ、15a,16 吊車、17 回転支持部、18,19 梁、18a,19a 突出部、21a,21b 外れ止めアーム 22、主ロープ 30,50、塗料塗布装置、31 塗布ユニット、32 塗布部、33 刷毛、34 基部、35 支持ケース、37、貯留部 39、含浸材 41,51 固定部、S 昇降路。

Claims (4)

  1. エレベータの乗りかご及びカウンターウェイトの少なくとも一方を吊り下げるロープが外周面に沿って架け渡された滑車に取り付けられる塗料塗布装置であって、
    前記滑車の側面に接触する塗布部と、塗料を貯留する貯留部と、前記貯留部から延出して前記塗布部に接続し前記貯留部に貯留されている塗料が浸み込んで前記塗布部へ移動するための含浸材と、を含む塗布ユニットと、
    前記塗布ユニットを前記滑車の回転支持部に着脱可能に固定する固定部と、
    を備え、
    前記固定部を前記回転支持部に固定した状態で、前記貯留部に貯留された塗料が前記含浸材に浸み込んで前記塗布部に供給され、前記滑車の回転に伴い前記塗布部が前記滑車の側面に摺接して塗料を塗布することを特徴とする、エレベータ用滑車の塗料塗布装置。
  2. エレベータ昇降路に配置された滑車の回転支持部に固定されるとともに、前記滑車の側面に沿って前記滑車の外周面側へ延び前記外周面に架け渡されたロープと対向するように張り出した外れ止めアームに取り付けられる塗料塗布装置であって、
    前記滑車の側面に接触する塗布部と、塗料を貯留する貯留部と、前記貯留部から延出して前記塗布部に接続し前記貯留部に貯留されている塗料が浸み込んで前記塗布部へ移動するための含浸材と、を含む塗布ユニットと、
    前記塗布ユニットを前記外れ止めアームに着脱可能に固定する固定部と、
    を備え、
    前記固定部を前記外れ止めアームに固定した状態で、前記貯留部に貯留された塗料が前記含浸材に浸み込んで前記塗布部に供給され、前記滑車の回転に伴い前記塗布部が前記滑車の側面に摺接して塗料を塗布することを特徴とする、エレベータ用滑車の塗料塗布装置。
  3. 請求項1に記載のエレベータ用滑車の塗料塗布装置において、
    前記回転支持部は強磁性金属で形成されており、
    前記固定部は、前記回転支持部に吸着するマグネットを含むことを特徴とする、エレベータ用滑車の塗料塗布装置。
  4. 請求項2に記載のエレベータ用滑車の塗料塗布装置において、
    前記外れ止めアームは強磁性金属で形成されており、
    前記固定部は、前記外れ止めアームに吸着するマグネットを含むことを特徴とする、エレベータ用滑車の塗料塗布装置。
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