JP2020066487A - エレベータ用ガイドレール保持装置及びこれを備えるエレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドレールが座屈し難いエレベータ用ガイドレール保持装置を提供すること。【解決手段】昇降路内に上下方向に延設され、レール部311と被保持部312とを有するガイドレール300を保持するエレベータ用ガイドレール保持装置であって、ガイドレール300の被保持部312を保持する複数のレールクリップ340と、レールクリップ340を固定するレールブラケット330と、レールブラケット330に取り付けられる座屈防止部材360と、を含み、座屈防止部材360とレールブラケット330との間に、ガイドレール300の被保持部312が配置されるエレベータ用ガイドレール保持装置を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、エレベータ用ガイドレールに係るガイドレール保持装置及びこれを備えるエレベータに関する。
一般的に、エレベータのガイドレールは、メインロープによって上下動するかご又は釣合錘を、昇降路内において、上下方向に案内する。
当該ガイドレールは、昇降路壁に上下方向に間隔をあけて列設状態で固定された複数のレールブラケット各々に、当該レールブラケットごとに設けられたレールクリップにより取り付けられている。
そして、安全装置として、かごが所定以上の速度で下降した場合、かごに備えられた非常止め装置がガイドレールを把持することがで、かごが停止する。
特許文献1では、座屈応力を小さくするため、レールクリップのガイドレール保持力が上階側よりも下階側で強くなるようにレールクリップとレールブラケットとが締結されるガイドレール支持構造が開示されている。
特開2013−112443号公報
非常止め装置が作動した場合、ガイドレールの鉛直下側に向かって荷重がかかるため、一般的に、ガイドレールは、非常止め装置が作動しても座屈しない強度のガイドレールが使用されている。
図7に示すように、一般的にガイドレールの座屈計算は、ガイドレールの図心(平面視における重心点)Aに鉛直荷重を掛けた前提で計算が行われている。
一方、実際に非常止め装置が作動した場合、非常止め装置はレールの刃面で制動するため、実際の荷重点は図心Aから離れた位置となる。
このため、非常止め装置が作動した時のレールの強度が図心Aで座屈計算された場合、計算よりも低い荷重でレールが座屈するおそれがある。
これは、非常止め装置が作動した場合、ガイドレールのレールブラケットへの固定位置と、荷重点とが大きくずれているため、ガイドレールがレールブラケットから離れる方向(矢印Bの方向)に力が働いてモーメントが発生し、想定以上の荷重がガイドレールに作用することによるものと考えられる。
本発明の目的は、ガイドレールが座屈し難いエレベータ用ガイドレール保持装置を提供することである。
本発明に係る第1の局面のガイドレール保持装置は、昇降路内に上下方向に延設され、レール部と被保持部とを有するガイドレールを保持するエレベータ用ガイドレール保持装置であって、
前記ガイドレールの前記被保持部を保持する複数のレールクリップと、
前記レールクリップを固定するレールブラケットと、
前記レールブラケットに取り付けられる座屈防止部材と、を含み、
前記座屈防止部材と前記レールブラケットとの間に、前記ガイドレールの前記被保持部が配置されるエレベータ用ガイドレール保持装置である。
非常止め装置が作動した場合、ガイドレールが非常止め装置側に引っ張られるが(図7の矢印Bの向き)、座屈防止部材が設けられていることにより、ガイドレールが矢印Bの向き(y軸負方向側の向き)に動いた場合であっても、座屈防止部材に接触しガイドレールが座屈し難くなる。
なお、座屈防止部材がガイドレールの被保持部との間に隙間が設けられていることにより、座屈防止部材によるガイドレールを保持する軸力は蓄積しないため、軸力の蓄積によるガイドレールの座屈が生じない。
また、座屈防止部材がガイドレールの被保持部を保持しない程度に接触している場合であっても、座屈防止部材によるガイドレールを保持する軸力は蓄積しないため、軸力の蓄積によるガイドレールの座屈が生じない。
本発明に係る第2の局面のエレベータ用ガイドレール保持装置は、第1の局面に係るガイドレール保持装置であって、
前記座屈防止部材と前記ガイドレールの前記被保持部との間に隙間が設けられ、
前記隙間が、前記被保持部から前記レール部を挟持する非常止め装置側に向かう方向に設けられるエレベータ用ガイドレール保持装置である。なお、「非常止め装置側に向かう方向」とは、y軸負方向側への方向のことである。
非常止め装置が作動した場合、ガイドレールが非常止め装置側に引っ張られるが(図7の矢印Bの向き)、座屈防止部材が、ガイドレールに対して非常止め装置側に設けられていることにより、ガイドレールが矢印Bの向き(y軸負方向側の向き)に動いた場合であっても、ガイドレールが座屈防止部材に接触し、ガイドレールが座屈し難くなる。
本発明に係る第3の局面のエレベータ用ガイドレール保持装置は、第1の局面又は第2の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置であって、
前記レールクリップが板バネ式によって前記ガイドレールを保持するものであるエレベータ用ガイドレール保持装置である。
板バネを利用したスライディングレールクリップのように、ガイドレールをブラケット側に引き寄せる力が小さい場合、非常止め装置が作動するとガイドレールが非常止め装置側に引っ張られ座屈し易いため、本発明が特に有効に用される。
本発明に係る第4の局面のエレベータ用ガイドレール保持装置は、第1の局面、第2の局面又は第3の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置であって、
前記座屈防止部材が上下方向に複数設けられているレールクリップ同士の間に配置されるエレベータ用ガイドレール保持装置である。
座屈防止部材は、レールクリップの上方及び下方のいずれに配置されてもよい。また、座屈防止部材は、レールクリップ同士の間に複数配置されてもよい。
座屈防止部材が複数設けられることにより、非常止め装置が作動した場合のガイドレールの座屈を有効に防止することができる。
本発明に係る第5の局面のガイドレール保持装置は、第1の局面乃至第4の局面に係るエレベータ用ガイドレール保持装置を備えるエレベータである。
本実施形態に係るエレベータの斜視図。 本実施形態に係るエレベータの側面視概略図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造の部分斜視図。 本実施形態に係るエレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造の部分斜視図。 同エレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のxy平面の平面図。 同エレベータ用ガイドレールが取り付けられた構造のX−X断面図。 同エレベータ用ガイドレールのxy平面の平面図。
以下、本発明に係るエレベータ用ガイドレール保持装置及びこれを備えるエレベータの実施形態に関して図面を参照しながら説明する。
(エレベータ100)
図1及び図2に示すように、エレベータ100において、昇降路下部には巻上機200が設置されている。
巻上機200の駆動シーブ210に巻き掛けられたメインロープ220の一端部は、かご230に取り付けられている第1かごシーブ232及び第2かごシーブ233を経由して昇降路内に固定されている。
また、メインロープ220の他端部には釣合い錘240に取り付けられている釣合い錘シーブ241を経由して昇降路内に固定されている。
巻上機200のモータ(図示しない)によって駆動シーブ210が回転駆動されると、これに伴ってメインロープ220が走行する。そして、これに伴って第1かごシーブ232及び第2かごシーブ233が取り付けられているかご230が、かごガイドレール300aに案内されて昇降路内を昇降する。
同様に、メインロープ220の走行に伴って、釣合い錘シーブ241が取り付けられている釣合い錘240が、釣合い錘ガイドレール300bに案内されて昇降路内を昇降する。
メインロープ220の走行の向きは、第1シーブ211及び第2シーブ212によって変化する。
エレベータ100には、かご230の昇降速度が所定速度を超過したことを機械的に検知する調速機400が設けられている。調速機400のガバナシーブ410とガバナシーブ410の下方に位置するテンションシーブ500との間には、無端状のガバナロープ600が巻き掛けられている。
ガバナロープ600は、テンションシーブ500によりメインロープ220と平行に緊張した状態で張架されている。このガバナロープ600の一部は、かご230側に備えた非常止め装置231を作動させる非常止めレバー250に固定されている。
このため、ガバナロープ600は、かご230の昇降に同期してかご230と同速度で走行する。このとき、ガバナロープ600の走行速度と同速度で回転させられるガバナシーブ410の回転速度を調速機400が検出することで、昇降中のかご230の速度超過が検知される。
かご230の昇降速度が定格速度(所定速度)の大きさを超える第1の速度になると、メインロープ220の巻上機200を構成するモータ(図示しない)にブレーキがかけられる。
モータ(図示しない)にブレーキがかかってもかご230が停止しない場合、第1の速度を超える所定の第2の速度になると、ガバナシーブ410のトリップレバー(図示しない)による可動掴み(図示しない)の支持が解除され、可動掴みによってガバナロープ600の走行が停止する。
そして、ガバナロープ600に固定されている非常止めレバー250がガバナロープ600に引っ張られる格好で、相対的に引き上げられる。その結果、非常止め装置231が作動する。
非常止め装置231が作動することによっても、かご230が停止しない場合、かご230は、下方に配置されているオイルバッファ700である第1オイルバッファ700aに衝突する。第1オイルバッファ700aは、かご230の衝撃を吸収して、かご230を停止させる。
釣合い錘240の下方にもオイルバッファ700である第2オイルバッファ700bが配置されている。第2オイルバッファ700bは、釣合い錘240が落下した場合、釣合い錘240の落下による衝撃を吸収して、釣合い錘240を停止させる。
(ガイドレール300)
本実施形態では、かごガイドレール300aと釣合い錘ガイドレール300bとは構成が同じであるため、以後「ガイドレール300」として説明する。
図3に示すように、ガイドレール300は、複数のガイドレール部材310を連結して構成される。ガイドレール部材310aとガイドレール部材310bとは、連結部材(図示しない)によって連結される。他のガイドレール部材310も同様である。
ガイドレール部材310の上端部は、凸部が形成されており、ガイドレール部材310の下端部は、凹部が形成されている。そして、ガイドレール部材310aの凹部に、ガイドレール部材310bの凸部が嵌め込まれる。その状態で、連結部材(図示しない)により、ガイドレール部材310aとガイドレール部材310bとが連結される。
連結部材(図示しない)とガイドレール部材310とは、ボルト(図示しない)により固定される。他のガイドレール部材310と連結部材(図示しない)とも同様にボルト(図示しない)により固定される。
図4乃至図7に示すように、ガイドレール部材310は、平面視略T字形状であり、レール部311と、後述するレール保持装置320に保持される被保持部312と、を含む。レール部311には、かご230に取り付けられているガイドローラユニット(図示しない)が嵌められる。
ガイドレール300は、複数のレールブラケット330及びレールクリップ340によって昇降路内に取付けられる。具体的には、ガイドレール部材310の被保持部312がガイドレール保持装置320に保持されることにより、ガイドレール300は昇降路内に取り付けられる。
つまり、ガイドレール部材310の被保持部312が、レールブラケット330及びレールクリップ340に保持されることにより、ガイドレール300は、昇降路内に取付けられる。
(ガイドレール保持装置320)
ガイドレール保持装置320は、ガイドレール300を保持するレールブラケット330及びレールクリップ340と、
レールブラケット330を固定する建物側ブラケット350と、
ガイドレール300(ガイドレール部材310)が座屈し難くするための座屈防止部材360と、を含む。
図3乃至図6に示すように、レールブラケット330及びレールクリップ340は、ガイドレール300を保持する。
そして、レールブラケット330は、建物側ブラケット350に取り付けられている。そして、建物側ブラケット350は、昇降路内に固定されている。
具体的には、本実施形態では、ガイドレール300(ガイドレール部材310)は、レールブラケット330とレールクリップ340により挟持されて保持される。
つまり、レールクリップ340は、ガイドレール300をレールブラケット330に対してy軸正方向側に押し付けて保持する。
なお、レールクリップ340のみでガイドレール300を挟持し、保持するような構成であってもよい。
レールブラケット330は、本実施形態ではyz平面視略L字状の部材であり、z軸方向に延伸するレールクリップ取付部331と、
y軸方向に延伸し、建物側ブラケット350に取り付けられるレールブラケット取付部332と、を含む。
レールクリップ取付部331には、貫通孔である第1貫通孔331aと、
第1貫通孔331aよりx軸負方向側に配置されている貫通孔である第2貫通孔331bと、
第1貫通孔331aより下方(z軸負方向側)に配置されている第3貫通孔331cと、
第2貫通孔331bより下方(z軸負方向側)に配置されている第4貫通孔331dと、が設けられている。
第1貫通孔331a及び第2貫通孔331bは、レールクリップ340が取り付けられるための貫通孔である。
第3貫通孔331c及び第4貫通孔331dは、座屈防止部材360が取り付けられるための貫通孔である。
なお、本実施形態では、第3貫通孔331c及び第4貫通孔331dは、第1貫通孔331a及び第2貫通孔331bの下方(z軸負方向側)に配置されているが、上方(z軸正方向側)に配置されてもよい。
レールブラケット取付部332には、レールブラケット貫通孔である第1レールブラケット貫通孔(図示しない)と、第1レールブラケット貫通孔(図示しない)よりx軸負方向側に配置されているレールブラケット貫通孔である第2レールブラケット貫通孔(図示しない)と、が設けられている。
レールクリップ340は、第1レールクリップ341と、第1レールクリップ341よりx軸負方向側に配置される第2レールクリップ342と、が含まれる。
なお、第2レールクリップ342は、第1レールクリップ341と同様の構成であるため省略又は簡略して説明する。
第1レールクリップ341には、ボルトである第1ボルト343を通すための貫通孔である第1レールクリップ貫通孔341aが設けられている。
第1ボルト343は、第1レールクリップ貫通孔341aと、レールクリップ取付部331の第1貫通孔331aとに通され、第1ナット345によって螺合される。
第2レールクリップ342も第1レールクリップ341と同様に、ボルトである第2ボルト344を通すための貫通孔である第2レールクリップ貫通孔342aが設けられている。
第2ボルト344は、第2レールクリップ貫通孔342aと、レールクリップ取付部331の第2貫通孔331bとに通され、第2ナット346によって螺合される。
したがって、第1ボルト343及び第1ナット345並びに第2ボルト344及び第2ナット346によって、レールクリップ340がレールブラケット330のレールクリップ取付部331に取り付けられる。
建物側ブラケット350は、本実施形態ではyz平面視略L字状の部材であり、y軸方向に延伸し、レールブラケット330が取り付けられる
建物側ブラケット350は、レールブラケット330が取り付けられるブラケット側取付部351と、
昇降路内の壁面側に取り付ける建物側取付部352と、を含む。
ブラケット側取付部351には、貫通孔である第1建物側ブラケット貫通孔(図示しない)と、
第1建物側ブラケット貫通孔(図示しない)よりx軸負方向側に配置されている貫通孔である第2建物側ブラケット貫通孔(図示しない)と、が設けられている。
レールブラケット貫通孔及び建物側ブラケット貫通孔に、ブラケット用ボルト333を螺合させることにより、レールブラケット330と建物側ブラケット350とが接続される。
建物側取付部352には、貫通孔である第1建物側貫通孔352aと、
第1建物側貫通孔352aよりx軸負方向側に配置されている貫通孔である第2建物側貫通孔352bと、が設けられている。
建物側ブラケット350の建物側取付部352の第1建物側貫通孔352a及び第2建物側貫通孔352bには、アンカーボルト353が挿入され、建物側ブラケット350が昇降路内に固定される。
(座屈防止部材360)
座屈防止部材360は、レールブラケット330のレールクリップ取付部331に取り付けられる。
座屈防止部材360は、z軸方向に複数設けられているレールクリップ340同士の間に配置される。
座屈防止部材360は、x軸正方向側に配置される第1座屈防止部材361と、
第1座屈防止部材361よりx軸負方向側に配置される第2座屈防止部材362と、を含む。
第1座屈防止部材361と第2座屈防止部材362とは同様の構成であるため、第2座屈防止部材362の説明は、省略又は簡略して説明する。
第1座屈防止部材361は、ボルトである第3ボルト363を通すための貫通孔である第1座屈防止部材貫通孔361aが設けられている。
第3ボルト363は、第1座屈防止部材貫通孔361aと、レールクリップ取付部331の第3貫通孔331cとに通され、第3ナット365によって螺合される。
第2座屈防止部材362も第1座屈防止部材361と同様に、ボルトである第4ボルト364を通すための貫通孔である第2座屈防止部材貫通孔362aが設けられている。
第4ボルト364は、第2座屈防止部材貫通孔362aと、レールクリップ取付部331の第4貫通孔331dとに通され、第4ナット366によって螺合される。
座屈防止部材360は、ガイドレール部材310の被保持部312との間に隙間370が設けられている。
つまり、座屈防止部材360とガイドレール部材310の被保持部312とは、y軸方向に隙間370が設けられている。隙間370であるy軸方向の広さは任意である。
座屈防止部材360が設けられていることにより、エレベータ100の非常止め装置231が作動し、ガイドレール部材310(ガイドレール300)のレール部311がz軸負方向側に引っ張られ、y軸負方向側にガイドレール部材310が引っ張られた場合であっても、ガイドレール部材310の座屈を抑止することができる。
なお、本実施形態では、座屈防止部材360は、ガイドレール部材310の被保持部312との間に隙間370が設けられているが、座屈防止部材360は、被保持部312を保持しない程度に被保持部312と接触していてもよい。このような場合であっても、上記と同様の効果を奏する。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。
100…エレベータ
230…かご
231…非常止め装置
240…釣合錘
300…ガイドレール
300a…第1ガイドレール
300b…第2ガイドレール
310…ガイドレール部材
311…レール部
312…被保持部
320…ガイドレール保持装置
330…レールブラケット
331…レールクリップ取付部
332…レールブラケット取付部
340…レールクリップ
350…建物側ブラケット
351…ブラケット側取付部
352…建物側取付部
360…座屈防止部材
361…第1座屈防止部材
362…第2座屈防止部材
370…隙間

Claims (5)

  1. 昇降路内に上下方向に延設され、レール部と被保持部とを有するガイドレールを保持するエレベータ用ガイドレール保持装置であって、
    前記ガイドレールの前記被保持部を保持する複数のレールクリップと、
    前記レールクリップを固定するレールブラケットと、
    前記レールブラケットに取り付けられる座屈防止部材と、を含み、
    前記座屈防止部材と前記レールブラケットとの間に、前記ガイドレールの前記被保持部が配置されるエレベータ用ガイドレール保持装置。
  2. 前記座屈防止部材と前記ガイドレールの前記被保持部との間に隙間が設けられ、
    前記隙間が、前記被保持部から前記レール部を挟持する非常止め装置側に向かう方向に設けられる請求項1記載のエレベータ用ガイドレール保持装置。
  3. 前記レールクリップが板バネ式によって前記ガイドレールを保持するものである請求項1又は2記載のエレベータ用ガイドレール保持装置。
  4. 前記座屈防止部材が上下方向に複数設けられているレールクリップ同士の間に配置される請求項1、2又は3記載のエレベータ用ガイドレール保持装置。
  5. 請求項1乃至4記載のエレベータ用ガイドレール保持装置を備えるエレベータ。

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