JP2018535150A - 非吸引型輸送ゲルディスペンサー - Google Patents

非吸引型輸送ゲルディスペンサー Download PDF

Info

Publication number
JP2018535150A
JP2018535150A JP2018517436A JP2018517436A JP2018535150A JP 2018535150 A JP2018535150 A JP 2018535150A JP 2018517436 A JP2018517436 A JP 2018517436A JP 2018517436 A JP2018517436 A JP 2018517436A JP 2018535150 A JP2018535150 A JP 2018535150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispenser
bag
volume
suction
gel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018517436A
Other languages
English (en)
Inventor
イー. カイザー,ナンシ−ホープ
イー. カイザー,ナンシ−ホープ
ロシェット,ダニエル
エー. バーン,ブラッドリー
エー. バーン,ブラッドリー
Original Assignee
アメリカン ステリライザー カンパニー
アメリカン ステリライザー カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アメリカン ステリライザー カンパニー, アメリカン ステリライザー カンパニー filed Critical アメリカン ステリライザー カンパニー
Publication of JP2018535150A publication Critical patent/JP2018535150A/ja
Priority to JP2021091948A priority Critical patent/JP2021155124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/60Contents and propellant separated
    • B65D83/62Contents and propellant separated by membrane, bag, or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/75Aerosol containers not provided for in groups B65D83/16 - B65D83/74
    • B65D83/752Aerosol containers not provided for in groups B65D83/16 - B65D83/74 characterised by the use of specific products or propellants

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

非吸引型ディスペンサーは、医療用品などの、所望の表面への送達のためにゲルを中に含有している。より具体的には、ゲルは、空気又は気体が無く且つ漂流の可能性を低減させた小滴の形で分配される。ディスペンサーは、中にチキソトロピー性ゲルを封入する可撓性のバッグを有する容器を備え、且つ、加圧された気体を備えており、加圧された気体は、前記バッグに圧力をかけ、噴出弁へ動作可能に接続されるアクチュエーターを押すと安定した流れでバッグから前記ゲルを押し出すことが可能なものである。バッグには噴射剤が無く、エアロゾルを生成しない。ゲルはチキソトロピー性であり、医療機器の再処理をより困難且つあまり有効でないものにしかねない、医療機器上にあるソイルの乾燥を防ぐために、医療機器を湿った状態に保つように利用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用品などの、所望の表面への送達のためにゲルを中に含有する非吸引型ディスペンサーに関する。より具体的には、本発明は、中に空気又は気体が無く且つ漂流の可能性を低減させた小滴の形で分配される、ゲルに関する。ディスペンサーは、中にチキソトロピー性ゲルを封入する可撓性のバッグを有する容器を備え、且つ加圧された気体を備えており、加圧された気体は、前記バッグに圧力をかけ、噴出バルブへ動作可能に接続されるアクチュエーターを押すと安定した流れで前記バッグから前記ゲルを押し出すことが可能なものである。バッグには噴射剤が無く、エアロゾルを生成しない。ゲルはチキソトロピー性であり、医療機器の再処理をより困難且つあまり有効でないものにしかねない、医療機器上のソイル(soils)の乾燥を防ぐために、医療機器を湿った状態に保つように利用される。本発明は、輸送のための使用の時点で、又は再処理領域において再処理を遅らせる前に実施され得る。
典型的なスプレーボトル又は容器は、噴霧された生成物を分配するために連続的なポンピングを必要とする機械的トリガーを介して、液体又はフォームを分配する。非常に少量の生成物が各ポンピング(pump)により分配されるため、多数のポンピングにより表面を的確に覆うことが要求される。多数のポンピングは頻繁にユーザーを疲弊させ、多数の表面や品物などへの噴霧においてユーザーに休憩又は休息が必要となりかねないという点で人間工学的な問題となる。
更に、スプレーボトルなどの様々なディスペンサーは、エアロゾルミストを形成するように、吸引を介して流体を噴出させる。吸引器により引き込まれる空気は汚染された環境に由来するものであり得るため、このようなディスペンサーは無菌状況下では望ましくない。更に、エアロゾルの小滴は小さく、従って、隣接する無菌の環境へと運ばれ、その環境を汚染するように漂流しかねない。液体ベースの機器の輸送製品は、機器の全表面を覆うために容器又は洗面器を満たす必要があり、それにより輸送された品の重量とスロッシングを増大させるため、避けるべきである。
様々な他のディスペンサーは、可燃性又は有毒な問題を提示し得る揮発性の炭化水素、例えばブタン、プロパン、或いはフッ化炭素ガスなどの噴射剤と関連して、噴霧可能な液体を含んでいる。
特定のディスペンサーの例は下記を含む:
2000年7月11日に付与された米国特許第6,085,945号。圧力下での生成物のための分配器は、受ける容量を定めるレセプタクルを有している。弾性のある押圧バルブ軸及び戻り止めバルブ部を持つバルブが、レセプタクルの上に取り付けられる。バルブ軸が受ける容量と連通する通路が設けられる。バルブ軸が静止位置にあるときに通路が閉じ、バルブ軸が押圧されるときに通路が開くように、バルブ着座部分が配置される。内部空間を画定する可撓性のバッグが、バッグの外側にバルブ着座部分を持つレセプタクル内に設けられ、該バッグは、戻り止めバルブ部によりバルブ軸に接続され、それにより、加圧された媒体の流れは、バルブ軸を通って内部空間の方へと流れ得るが、逆の流れは遮断される。バルブ軸を通ってレセプタクルからの、又は該レセプタクルへの加圧された媒体の流れは、加圧されたバッグからの圧力を解放することなく得られる場合がある。
2003年9月23日に付与された米国特許第6,622,943B2号。手で皮膚の領域を広げてカミソリでその領域を剃ることを必要とせずに、前記領域上に直接シェービング調製物を噴霧することにより毛を剃る方法が開示されている。また、剃られる皮膚の領域上に直接シェービング調製物を噴霧するための分配装置も開示されている。シェービング調製物は、エアロゾル又は非エアロゾルのシェービング調製物でもよい。
2004年1月27日に付与された米国特許第6,682,726B2号。この発明は、ローションの形態である自己発泡性シェービング組成物に関連する。シェービング組成物は、水、泡(lather)の形成が可能な水分散性表面活性剤、揮発性の自己発泡剤、及び水溶性の増粘剤を含み、ここで、組成物は、約100〜約1000パスカル、好ましくは約200〜900Pa、最も好ましくは約400〜約800Paの弾性係数(G’)(周波数1Hz、振動応力範囲0.01−1.0Pa、温度5DEG C、ギャップ1000ミクロンでレオメーターにより測定される)を持つ自己発泡性ローションの形態である。この発明はまた、当該発明のシェービング組成物が皮膚の領域に適用され、当該領域が好ましくは濡れたカミソリで剃られる、改善されたシェービング方法にも関連する。
2011年3月22日に付与された米国特許第7,909,264B2号。液体を大気へ蒸発させるための排出装置及び方法が提唱されている。気体により加圧された液体は、液体の連続的な放出と蒸発が可能となるように、液体の流量を制限する流れ制限装置を介して蒸発器へ供給される。更に、蒸発器が提唱されている。蒸発器は蒸発表面を含み、該蒸発表面は、好ましくは、その領域が増大し及び/又は液体が蒸発表面上で実質的に均一な膜を形成するように微細構造化することにより、設計される。
2014年3月11日に付与された米国特許第8,668,899B2号。圧縮性且つ非圧縮性(体腔内)の急性創傷用の噴霧可能なポリマーフォームの止血剤が開示されている。前記フォームは、hm−キトサン、又は創傷の付近で細胞の膜内に自身を固定する他の両親媒性重合体などの、疎水的に改質されたポリマーを含む。液化ガスの噴射剤で加圧されたキャ二スターから放出した後で急速に拡張させることにより、フォームは、損傷した体腔に入り、出血を止めることができる。作り出された密閉部は、このような腔からの血液の損失を実質的に防ぐほど十分に強固なものである。疎水的に改質されたポリマーは、恐らく微生物の感染症を防ぎ、通常の創傷の代謝中に必要とされる酸素移動に適している。両親媒性重合体は、血液の損失を防ぐ物理的な凝固機構を作り出すために、血液細胞を含む固形のゲルのネットワークを形成する。
2014年11月4日に付与された米国特許第8,876,020B2号。噴霧可能なヒドロゲル創傷包帯は、有機物質を使用又は含めることなく、中和されたカルボポールの水溶液、及び、銀金属から電気分解で形成される銀ナノ粒子の銀ヒドロゾルで構成されている。ヒドロゲルは、噴射剤からヒドロゲルを分離する物理的障壁噴霧器システムにより噴霧される。ヒドロゲルは、チキソトロピー性/剪断減粘度であり、そのため、ヒドロゲルの粘度は、噴霧形成を可能にするために噴霧器中で十分に低減され、垂直な表面上に堆積した時に流れ(running)に抵抗するほど十分な粘度を取り戻す。
2010年9月2日に公開された米国特許出願公開第2010/0218845A1号。1つの実施形態は、第1のバルブステムを含む第1のバルブを含む第1のバッグオンバルブ(bag−on−valve)のエアロゾル容器と、第1の端部から第2の端部を通って伸長する穴を持つ本体とを含むシステムに関連する。穴の大きさは、本体の第1の端部で第1のバルブステムを受けるように合わせられる。穴の大きさはまた、本体の第2の端部で第2のバルブステムを受けるように合わせられ;本体の大きさは、第1のバルブステム及び第2のバルブステムを同時に受けるように合わせられる。
2012年3月22日に公開された米国特許出願公開第2012/0071581A1号。様々な生成物のための付加的な組み合わせにより、生成物をBOVエアロゾルの分配配置から分配させることが可能になる。
2013年12月26日に公開された米国特許出願公開第2013/0345647A1号。圧力下にはあるが、気体の噴射剤を使用しない、流動的に分配可能な物質を分配するための装置及び方法が提示される。幾つかの実施形態において、弾性スリーブが、スリーブ内に位置する分配可能な物質のバッグに圧力を与えるために利用される。そのようにして作り出された圧力は、バッグの中身を加圧し、その後バルブを通って分配され得る。様々な実施形態を製造する方法が提示されている。
2014年7月3日に公開された米国特許出願公開第2014/0187469A1号。少なくとも1つの有効成分を含有する噴霧高分子マイクロカプセルとして分配するための水性製剤であって、該水性製剤は:(i)水;(ii)少なくとも1つの有効成分を含有する油溶性コアを持つ高分子マイクロカプセル;(iii)架橋されたアクリル酸コポリマー;(iv)高分子マイクロカプセルのためのゲル懸濁液を形成するために架橋されたアクリル酸コポリマーを活性化し、それにより高分子マイクロカプセルを水中に懸濁させる、中和性アミン;(v)過度の金属イオンによる不安定化から水性製剤を保護するためのキレート剤;及び(vi)水中での細菌増殖を阻害するための阻害剤を含む。
2015年2月26日に公開された米国特許出願公開第2015/0056149A1号。局所治療用の疎水性の脆い組成物は担体を含み、該担体は、(a)約60重量%〜約99重量%の少なくとも1つの疎水性油;(b)脂肪族アルコール、脂肪酸、及びワックスから成る群から選択される、少なくとも1つの粘度変性剤;及び(c)少なくとも一部が組成物中で懸濁されることを特徴とするテトラサイクリン抗生物質を含み;組成物の粘度は、テトラサイクリン抗生物質の無い担体の粘度より少なくとも約30%高く;且つ、粘度変性剤の無い疎水性油及びテトラサイクリン抗生物質の粘度よりも高い。テトラサイクリンは、少なくとも6か月間、組成物中で化学的に安定しており、ここで、テトラサイクリンの約90%より多くが分解していない(broken down)。組成物は、剪断力の適用時に容易に分解する、脆いフォームとして包装される。
上記を考慮すると、比較的高粘度のゲルと、漂流の可能性を低減させる大きさで形成された小滴とを含む加圧された気体容器中の可撓性のバッグに含まれる、保湿のチキソトロピー性ゲルを分配するために、非吸引型で非噴射式のディスペンサーが必要とされる。
本発明の一態様は、チキソトロピー性ゲルを噴出するための非吸引型ディスペンサーを提供することである。
本発明の別の態様は、ディスペンサーが、ゲルを含有する可撓性のバッグを含み、該バッグが、中に非可燃性で非炭化水素ベースの圧縮ガスを含む容器の中にあるというものである。
本発明の更なる目的は、非発泡性ゲルの小滴を提供することである。
本発明のまた別の態様は、ディスペンサーがプライミングを必要としないが、機器の上にあるソイルの乾燥を防ぐために、機器を湿った状態に保つためなどの医療分野における使用のための非プライミング型のエアロゾルの無い小滴を提供するためにアクチュエーターを押すと小滴の形態のゲルを連続的に分配することである。乾燥が可能となったソイルは、医療機器の再処理をより困難且つあまり有効でないものにしかねない。
従って、本発明の1つの態様は、輸送ゲル(transport gel)のための非吸引型ディスペンサーに関連し、該非吸引型ディスペンサーは、約2,000センチポアズ未満の粘度を持つチキソトロピー性ゲルを含み;前記ディスペンサーは、中に容器及び可撓性のバッグを形成する壁を有しており、前記バッグは前記チキソトロピー性ゲルを含んでおり;前記ディスペンサーの壁と前記可撓性のバッグとの間に非バッグ容量が位置し、前記非バッグ容量は中に加圧された気体を有し、前記非バッグ容量は、噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせを実質的に含まず;前記ディスペンサーは、バルブ、該バルブに動作可能に接続されたアクチュエーターを有し、前記アクチュエーターは、その起動時に前記バルブを開くことができ、それにより、前記加圧された気体は前記バッグに圧力を加え、非吸引型の小滴の形態で前記チキソトロピー性ゲルを前記ディスペンサー容器から押し出し;及び、前記小滴は、漂流の可能性を低減する平均体積径を持つ。
容器がゲルを中に含むバッグを含有している、本発明の非吸引型ディスペンサーの断面正面図に関する。
本発明の人間工学的に優しいディスペンサー(10)は、アクチュエーター(24)を含む。アクチュエーター(24)は、取り外し可能なバルブ(30)を経由するなど、任意の従来の様式でディスペンサー容器(40)に接続される。容器は、取り外し可能なバルブ(30)を経由して本発明の所望のチキソトロピー性ゲルで満たすことが可能な、可撓性のバッグ(45)を中に含有している。ディスペンサー容器(40)は、円筒又は他の適切な形態の形状であり、金属、例えば鋼又はアルミニウム、或いはポリエチレンテレフタレート(PET)などのプラスチックなどの耐圧物質で作られ得る。バッグ(45)はチキソトロピー性ゲル(50)を中に含有している。バッグ(45)とディスペンサー容器の壁(40)との間にある、非バッグ又は内容量(47)は、窒素、空気、又はCOなどの圧縮したエコガス(eco−gas)を中に含んでいる。適切な圧力は、約25〜約60psi、好ましくは約30〜約50psiまで変動する。
圧縮ガスが、噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせとして通常考慮されるものではないことが、本発明の重要な態様である。用語「噴射剤」により、生成物に接する気体が、様々なアルカン、例えばプロパン、イソプロパン、ブタン、イソブテン、或いは様々な環式アルカンを含む他の揮発性アルカンなどの揮発性炭化水素であることが意味される。更に、1,1,1,2 テトラフルオロエタン(Dymel 134)、1,1,1,2,3,3,3 ヘプタフルオロプロパン(Dymel 227)、1,1,ジフルオロエタン(Dymel 152)、又は1,1,1,2,2,2 ヘキサフルオロプロパンなどの、クロロ−フルオロ炭化水素、同様に様々なフルオロ−炭化水素は、利用されない。そのような化合物は、通常は生成物に接触して空気中に蒸発するため、避けられる。更に、噴射剤は、可燃性や毒性などであり、従って、本発明はそれを実質的に含んでいない。避けられる他の化合物は、圧力下では液体であるが、周囲圧力で容器(40)から噴出されると蒸発する、蒸発可能な液体である。そのような気体の例は、ジメチルエーテル、プロパン、イソブタン、及びn−ブタンを含む。ディスペンサー(10)からの噴出後にフォームを形成する気体も、機器、特に鋭利な器具(sharps)を視覚的に覆い隠しかねないので、本発明により避けられる。また、分解した後、フォームは、医療用品の表面を容易に流れ出る液体になる。フォームは、泡沫形成先端を備えたトリガー噴霧器、又はエアロゾル及び噴射剤の使用により、形成され得る。フォームを形成することが可能な気体の例は、プロパンとイソブタンの混合物、A−31、P−152a、亜酸化窒素、及びCOを含む。
本発明は、上記で述べた噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体を実質的に含まない。用語「それを含まない(free thereof)」により、非バッグ又は内容量(47)内に含まれるそのような気体は、使用される場合、非バッグ又は内容量(47)の総容量に基づき、非常に微量、例えば約5%未満、望ましくは約3%未満、好ましくは約1%未満で存在することが意味される。非常に好ましい実施形態は、非バッグ又は内容量(47)がそのような気体を中に含まないということである。
本発明のもうひとつ別の重要な態様は、ディスペンサー(10)が非吸引型ディスペンサーであるということである。即ち、これらは、様々な流体、又は空気を取り上げて、これを本発明のゲル(50)と混合するために吸引を利用しない。吸引器は、医療の分野又は産業などにおいて利用されると、汚染される空気中で引き抜かれ、その後噴出した物質(26)にこれを分配しかねないため、避けられる。従って、ウイルス、細菌、真菌類、体液、及び他の有害な物質は、噴霧器から噴出した材料(26)に含まれ、その結果、無菌室や手術室などにおいて有害な環境をもたらしかねない。更に、そのような汚染された噴出された物質は通常、空気中に漂流可能であり、従って隣接する部屋や領域などに容易に侵入し、そして部屋や領域を汚染し得る、小さな小滴の形態である。用語「非吸引型ディスペンサー」によって、ディスペンサー容器の外部の環境と比較したディスペンサー容器間の圧力差によるディスペンサー容器への逆流を生じさせることなく圧力下でゲルを外側に分配する非バッグ又は内容量(47)の領域に封入された気体により、可撓性のバッグ(45)が陽圧下にあることが、意味される。言いかえれば、前記圧力差は常に、分配中に外部環境圧力よりも少なくとも2psi大きい。
非吸引型ノズル(25)を含む本発明のディスペンサー(10)は、当該技術分野及び文献中で公知の従来のディスペンサーであり、Ball、CCL Container、Crown、Exalにより製造されたもの、並びにAptar、Coster、Lindal Group、及びPrecision Globalなどの製造業者によるアクチュエーターなどであり得る。
アクチュエーター部分(24)は、文献及び当該技術分野で公知の従来の様式でディスペンサー容器(40)に接続され得る。本発明の実施形態において、ディスペンサー容器(40)は、BOV、即ちバッグオンバルブ、ボトル、又は容器であり、図1に示されるように、可撓性のバッグ(45)がディスペンサー容器(40)内にある。バッグ(45)は、典型的には最適な障壁及び適合性の特性のために共に積層される、様々なプラスチック及び金属化フィルムなど、従来の可撓性材料であり得る。適切な可撓性の積層材料の例は、LLDPE/ナイロン/アルミニウム/ポリエステル、LLDPE/ポリエステル、PP/ナイロン/アルミニウム/ポリエステル、及びLLPE/アルミニウム/ナイロンを含む。バッグ(45)の容量は、ディスペンサー容器(40)の総容量に基づいて、通常は約50〜約90%、望ましくは約60%〜約80%、好ましくは約65%〜約75%である。故に、非バッグ又は内容量(47)(即ち、加圧された気体の容量)は、余剰又は差であり、即ち、通常は約10%〜約50%、望ましくは約20%〜約40%、好ましくは約25〜約35%である。
ゲル材料(50)は、一般的に室温では半固体であるが、圧力を加えると液体のように流れるため、チキソトロピー性ゲルである。ゲルの目的は、医療機器の再処理をより困難且つあまり有効でないものにしかねない、医療機器上のソイルの乾燥を防ぐために、様々な医療機器を湿った状態に保つことである。本発明は、輸送のための使用の時点で、又は再処理領域において再処理を遅らせる前に使用され得る。
利用されるゲルのタイプは、分配及びくっつきの特性を助けるための1以上の増粘剤、ソイルを湿った状態に保つための湿潤剤、湿気との接触の拡大により器具の腐食を促進しないような腐食防止剤、ソイルに浸透させるための界面活性剤、再沈着防止性を支援するための金属イオン封鎖剤、及び生成物と水の汚染を防ぐための防腐剤を含むものである。これらの化合物は全て、当該技術分野及び文献にて周知である。使用され得るゲルは、「Pre−Klenz」、Steris Corporation製のInstrument Transport Gel、及びEcolab製のOptiPro Instrument Gelを含む。ゲルの他の例は、セルロース、疎水的に改質されたセルロース、グアーゴム、四級化グアーゴム、アルギン酸塩、或いは、カルシウム、マグネシウム、又はナトリウムのカチオンを含むカチオン化アルギン酸塩、或いはそれらの組み合わせを含む。
ディスペンサー(10)から一旦噴出されたゲルの適切な大きさの小滴を形成するために、本発明の重要な態様は、ゲルの粘度である。通常、チキソトロピー性ゲルの粘度は、約2,000未満、望ましくは約100〜約1,700、好ましくは約150〜約1,500センチポアズである。
ディスペンサー(10)の操作は通常、以下のとおりである。適切な量の特定のタイプのゲル、例えばPre−Klenzが、可撓性のバッグ(45)に加えられる。バルブ(30)を通り、空気などのエコガスが、通常は非バッグ又は内部領域(47)にあるエコガスを含むディスペンサー容器(40)に加えられる。注記されるように、中の圧力の量は、噴霧器のタイプに依存して、通常は約25〜約60psi、望ましくは約30〜約50psiであり得る。内部領域(47)を加圧すると、バルブ(30)はバッグに閉じられる。ディスペンサー(10)は、典型的な機械接続を介してバルブ(30)を開く、アクチュエーター(24)又は別の解放機構を押すことにより起動され、それにより、エコガス(60)は、チキソトロピー性ゲル(50)に圧力を加え、ゲルを非吸引型噴霧器に通して送り込み、ノズル(25)を通って液体の小滴などの噴出された物質(26)の形態で噴出される。
液体の小滴の大きさは、本発明の別の重要な態様である。大きさが小さすぎる場合、小滴は漂流する傾向があり、即ち、空気中に浮遊し続け、手術室(surgical suite or operating room)内の無菌の領域などの望ましくない領域へと逸れる可能性がある。故に、漂流の可能性の低減が望まれる。重すぎる場合、小滴は集塊状になり、適切な被覆率であるがむしろ流れとしてもたらされる、扇状のスプレーパターンで機器の上には噴霧されない。望ましくは、液滴の平均体積径は、約80〜約500、望ましくは約100〜約450、好ましくは約150〜約400ミクロンまで変動し、約250ミクロンが非常に好ましい。この小滴の大きさは、International Standards Organization ISO 13320 (2009) Particle Size Analysis−Laser Diffraction Methodsにより公開された方法により、Malvern Spraytec Particle Size Analyzerなどの1つの装置で試験され得る。本発明の人間工学的な態様は、一旦アクチュエーター(24)が押されると、解放されるまで開いたままであるということである。故に、チキソトロピー性ゲルの小滴(26)の安定した噴霧は、吸引可能でない形態でノズル(25)から噴出される。
本発明の非吸引型ディスペンサーは、医療機器の再処理をより困難且つあまり有効でないものにしかねない、医療機器上のソイルの乾燥を防ぐために、機器を湿った状態に保つのに適切である。これらのソイルは、血液、組織、体液、粘液、糞便、脂肪組織、関節液、又は医学的処置に関連した他のソイルを含み得る。鉗子などの外科用器具に加えて、止血鉗子、クランプ、メス、開創器、骨のこぎり、チゼル、カニューレ、キューレット、切骨刀、骨鉗子、内視鏡(剛性且つ可撓性)などの他の医療機器、又はプローブも、ゲルで覆うことができる。本発明は、輸送のための使用の時点で、又は再処理領域において再処理を遅らせる前に使用され得る。
以下の例は、本発明の説明の役目を果たす一方で、その範囲を制限するものではない。
缶の大きさは直径25mm〜65mm、バッグの大きさは、充填前で長さ50−240mm、幅79−120mmである。バッグは、丸められた(平らになった)状態で缶に入れられ、バッグは生成物で満たされると丸まり、幅が小さくなる。
缶は好ましくは、7オンスのアルミニウムの53×200mmの缶であり、バッグの長さが104mm、バッグの幅が97mmであり、或いは、缶は、13.5オンスのアルミニウムの66×220mmの缶であり、バッグの長さが187mm、バッグの幅が124mmであり、40psiの圧力及び70%の充填容量を持つ。バッグの材料は、ポリエステル/アルミニウム/ナイロン/ポリプロピレンで作ることができる。
先行技術のトリガー噴霧器は、1回の引っ張りで約1グラム、毎秒平均約1.1グラムを分配し、プライミングは含まない。プライミングは、最大でトリガーの平均16回の引っ張りを要する。本発明はプライミングを必要とせず、毎秒平均5.4グラムを分配し、アクチュエーターから圧力が無くなるまで分配し続けるものである。加えて、小滴の大きさは250ミクロン(容量配分に基づく平均径)である。
特許法に従って最良の形態と好ましい実施形態が説明されてきた一方で、本発明の範囲はそれらに限定されず、付属の特許請求の範囲によって限定される。

Claims (20)

  1. 輸送ゲルのための非吸引型ディスペンサーであって、該非吸引型ディスペンサーは
    約2,000センチポアズ未満の粘度を持つチキソトロピー性ゲルを含み;
    前記ディスペンサーは、中に容器及び可撓性のバッグを形成する壁を有しており、前記バッグは前記チキソトロピー性ゲルを含有しており;前記ディスペンサーの壁と前記可撓性のバッグとの間に非バッグ容量が位置し、前記非バッグ容量は中に加圧された気体を有し、前記非バッグ容量は、噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせを実質的に含まず;
    前記ディスペンサーは、バルブ、該バルブに動作可能に接続されたアクチュエーターを有し、前記アクチュエーターは、その起動時に前記バルブを開くことができ、それにより、前記加圧された気体は前記バッグに圧力を加え、非吸引型の小滴の形態で前記チキソトロピー性ゲルを前記ディスペンサー容器から押し出し;及び
    前記小滴は、漂流の可能性を低減する平均体積径を持つ
    ことを特徴とする非吸引型ディスペンサー。
  2. 前記小滴の平均体積径は約80〜約500ミクロンであり、前記可撓性のバッグの容量は前記ディスペンサー容器の全容量に基づいて約50%〜約90%である、ことを特徴とする請求項1に記載の非吸引型ディスペンサー。
  3. 前記チキソトロピー性ゲルの粘度は約100〜約1,700センチポアズであり、前記非バッグ容量は、前記ディスペンサー容器の全容量に基づいて約60%〜約80%であり、及び、任意の噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせの量は、前記非バッグ容量の約5%未満である、ことを特徴とする請求項2に記載の非吸引型ディスペンサー。
  4. 前記小滴の平均体積径は約150〜約400ミクロンである、ことを特徴とする請求項3に記載の非吸引型ディスペンサー。
  5. 前記チキソトロピー性ゲルの粘度は約50〜約1,500センチポアズであり、前記チキソトロピー性ゲルは、セルロース、疎水的に改質されたセルロース、グアーゴム、四級化グアーゴム、アルギン酸塩、或いは、カルシウム、マグネシウム、又はナトリウムのカチオンを含むカチオン化アルギン酸塩、或いはそれらの組み合わせを含む、ことを特徴とする請求項4に記載の非吸引型ディスペンサー。
  6. 前記加圧された気体は、空気、二酸化炭素、又は窒素、或いはそれらの組み合わせを含み、前記噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせの量は、前記非バッグ容量の約3容量%未満である、ことを特徴とする請求項5に記載の非吸引型ディスペンサー。
  7. 前記小滴の平均体積径は約250ミクロンであり、前記バッグの容量は、前記ディスペンサー容器の全容量に基づいて約65〜約75%までである、ことを特徴とする請求項6に記載の非吸引型ディスペンサー。
  8. 前記チキソトロピー性ゲルの分配圧力は、前記チキソトロピー性ゲルが噴出される環境の圧力より少なくとも約2psi大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の非吸引型ディスペンサー。
  9. 前記チキソトロピー性ゲルの分配圧力は、前記チキソトロピー性ゲルが噴出される環境の圧力より少なくとも約2psi大きい、ことを特徴とする請求項5に記載の非吸引型ディスペンサー。
  10. 請求項1に記載のチキソトロピー性ゲルが適用される、医療機器。
  11. 請求項4に記載のチキソトロピー性ゲルが適用される、医療機器。
  12. 請求項9に記載のチキソトロピー性ゲルが適用される、医療機器。
  13. 非吸引型のゲルを分配するプロセスであって、該プロセスは、
    容器及び可撓性のバッグを中に形成する壁を持つディスペンサーを得る工程であって、前記バッグはチキソトロピー性ゲルを含み、前記チキソトロピー性ゲルは約2,000センチポアズ未満の粘度を有しており、前記ディスペンサーの壁と前記可撓性のバッグの間に非バッグ容量があり、前記非バッグ容量は中に加圧された気体を有し、前記非バッグ容量は、噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせを実質的に含まず、前記ディスペンサーは、バルブ、前記バルブ及びノズルに動作可能に接続されるアクチュエーターを有する、工程;
    前記アクチュエーターを起動して、前記チキソトロピー性ゲルを、前記ノズルに通して、且つ前記ディスペンサーから非吸引型の小滴の形態で流し出す工程であって、前記小滴は約80〜約500ミクロンの平均体積径を持つ、工程
    を含む、プロセス。
  14. 前記バッグ容量は、前記ディスペンサー容器の全容量に基づいて約50%〜約90%であり、噴射剤、蒸発可能な液体、又は泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせの量は、前記バッグ容量の総容量に基づいて約5容量%未満である、ことを特徴とする請求項13に記載のプロセス。
  15. 前記チキソトロピー性ゲルの粘度は約100〜約1,700センチポアズであり、前記噴射剤、前記蒸発可能な液体、又は前記泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせの量は、前記非バッグ容量の総容量に基づいて約3容量%未満である、ことを特徴とする請求項14に記載のプロセス。
  16. 前記バッグ容量は、前記ディスペンサー容器の全容量に基づいて約60%〜約80%であり、前記小滴の平均体積径は約100〜約450ミクロンであり、前記加圧された気体は、空気、二酸化炭素、又は窒素、或いはそれらの組み合わせを含む、ことを特徴とする請求項15に記載のプロセス。
  17. 前記バッグ容量は、前記ディスペンサー容器の全容量に基づいて約65%〜約75%であり、前記小滴の平均体積径は約150〜約400ミクロンであり、前記チキソトロピー性ゲルの粘度は約50〜約1500センチポアズであり、前記噴射剤、前記蒸発可能な液体、又は前記泡沫形成気体、或いはそれらの組み合わせの量はゼロであり、前記チキソトロピー性ゲルは、セルロース、疎水的に改質されたセルロース、グアーゴム、四級化グアーゴム、アルギン酸塩、或いは、カルシウム、マグネシウム、又はナトリウムのカチオンを含むカチオン化アルギン酸塩、或いはそれらの組み合わせを含む、ことを特徴とする請求項16に記載のプロセス。
  18. 機器、ソイル、或いはそれらの組み合わせの上に前記非吸引型のチキソトロピー性の小滴を放出する工程を含む、請求項13に記載のプロセス。
  19. 医療機器、ソイル、或いはそれらの組み合わせの上に前記非吸引型のチキソトロピー性の小滴を放出する工程を含む、請求項15に記載のプロセス。
  20. 医療機器、ソイル、或いはそれらの組み合わせの上に前記非吸引型のチキソトロピー性の小滴を放出する工程を含む、請求項17に記載のプロセス。
JP2018517436A 2015-11-02 2016-08-26 非吸引型輸送ゲルディスペンサー Pending JP2018535150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021091948A JP2021155124A (ja) 2015-11-02 2021-05-31 非吸引型輸送ゲルディスペンサー

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/929,697 2015-11-02
US14/929,697 US20170121098A1 (en) 2015-11-02 2015-11-02 Non-aspirating transport gel dispenser
PCT/US2016/048984 WO2017078834A1 (en) 2015-11-02 2016-08-26 Non-aspirating transport gel dispenser

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021091948A Division JP2021155124A (ja) 2015-11-02 2021-05-31 非吸引型輸送ゲルディスペンサー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018535150A true JP2018535150A (ja) 2018-11-29

Family

ID=58634358

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018517436A Pending JP2018535150A (ja) 2015-11-02 2016-08-26 非吸引型輸送ゲルディスペンサー
JP2021091948A Pending JP2021155124A (ja) 2015-11-02 2021-05-31 非吸引型輸送ゲルディスペンサー

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021091948A Pending JP2021155124A (ja) 2015-11-02 2021-05-31 非吸引型輸送ゲルディスペンサー

Country Status (9)

Country Link
US (4) US20170121098A1 (ja)
EP (1) EP3371074A4 (ja)
JP (2) JP2018535150A (ja)
CN (1) CN108349643B (ja)
AU (1) AU2016350608B2 (ja)
BR (1) BR112018008919B1 (ja)
CA (1) CA3001721C (ja)
MX (1) MX2018005370A (ja)
WO (1) WO2017078834A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11918549B2 (en) 2017-08-25 2024-03-05 AZ Solutions LLC System and method for wound treatment and irrigation
US10960129B2 (en) 2017-08-25 2021-03-30 AZ Solutions LLC System and method for patient skin treatment and irrigation

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61273369A (ja) * 1985-05-22 1986-12-03 北海製罐株式会社 エアゾ−ル製品及びその製造方法
JPH1060477A (ja) * 1996-08-23 1998-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表面処理剤、表面処理剤の製造方法及び表面処理剤の使用方法
JP2001501914A (ja) * 1996-07-03 2001-02-13 ローラー ファーマシューティカル プロダクツ インコーポレイテッド 水性薬理組成物
US6387858B1 (en) * 2000-03-31 2002-05-14 Steris Inc. Safe transport gel for treating medical instruments
US6547770B2 (en) * 2000-04-14 2003-04-15 Aiolos Systems Aktiebolag (Ab) Ophthalmic dispensing device
JP2004217264A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Daizo:Kk エアゾール製品
JP2005008204A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Osaka Gas Co Ltd 二重構造エアゾール容器
JP2005281315A (ja) * 1997-07-02 2005-10-13 Aventis Pharmaceuticals Holdings Inc 水性薬理組成物
JP2009161453A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Earth Chem Corp Ltd ゲル状害虫用組成物及びゲル状害虫用スプレー製品
JP2010115370A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kao Corp エアゾール消臭剤物品
JP2011055884A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd ゲル状芳香・消臭剤組成物およびそれを用いたゲル状芳香・消臭剤
JP2015131678A (ja) * 2013-12-12 2015-07-23 株式会社ヒロマイト 二重構造容器の製造方法

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2709131B1 (fr) * 1993-08-18 1995-11-10 Cilag Laboratoire Dispositif de distribution d'une substance thérapeutique ou cosmétique dont le véhicule inerte est un polydiorganosiloxane volatil, et composition destinée à être utilisée dans le dispositif.
US5480095A (en) * 1993-09-14 1996-01-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Actuator and container for dispensing fluids
DE4427175A1 (de) * 1994-08-01 1996-02-08 Coster Tecnologie Speciali Spa Baueinheit
BE1009381A3 (nl) 1995-05-09 1997-03-04 Ecopack Naamloze Vennootschap Verdeler voor een produkt onder druk en daarvoor bestemd ventiel.
US5915595A (en) * 1996-08-21 1999-06-29 U.S. Can Company Aerosol dispensing container and method for assembling same
KR100623557B1 (ko) * 1999-01-18 2006-09-12 아스세이야쿠가부시키가이샤 에어로졸 분사장치
US6415800B2 (en) 2000-01-14 2002-07-09 The Gillette Company Method of shaving and a dispensing apparatus therefor
US6682726B2 (en) 2001-04-30 2004-01-27 The Gillette Company Self-foaming shaving lotion
US7025234B2 (en) * 2001-10-20 2006-04-11 Advanced Technology Materials, Inc. Apparatus and method for dispensing high-viscosity liquid
US6588628B2 (en) * 2001-11-30 2003-07-08 Robert Henry Abplanalp Aerosol valve assembly
US20040102562A1 (en) * 2002-11-19 2004-05-27 Butuc Steluta Gina Shear thinning hydrocarbon gel compositions and uses thereof
GB0423243D0 (en) 2004-10-20 2004-11-24 Dunne Stephen T Liquid dispensing means
US20090324521A1 (en) * 2007-07-27 2009-12-31 Jonathan Robert Cetti Personal Care Article For Sequentially Dispensing Compositions With Variable Concentrations Of Hydrophobic Benefit Materials
US20090148342A1 (en) * 2007-10-29 2009-06-11 Bromberg Steven E Hypochlorite Technology
US20100218845A1 (en) 2009-02-27 2010-09-02 Yoram Fishman Refillable bag-on-valve system
AU2010202421B2 (en) * 2009-06-15 2014-05-08 Gojo Industries, Inc. Method and compositions for use with gel dispensers
BR112012007473A2 (pt) 2009-10-02 2019-05-07 Foamix Ltd composições tópicas de tetraciclina e respectivo método de uso
EP2498820B1 (en) 2009-11-13 2019-01-09 University of Maryland, College Park Advanced functional biocompatible foam used as a hemostatic agent for compressible and non-compressible acute wounds
GB2475393B (en) * 2009-11-17 2012-10-24 Univ Salford Aerosol spray device
CN201686155U (zh) * 2010-01-25 2010-12-29 美格福谷公司 用于储存在盒中袋内的液体的分配器
WO2012007843A2 (en) * 2010-07-12 2012-01-19 Foamix Ltd. Apparatus and method for releasing a unit dose of content from a container
US20120071581A1 (en) 2010-08-30 2012-03-22 Sklar Ross J Bag-on-valve aerosol dispensing arrangement and chemical formulations
US9409698B2 (en) 2011-03-02 2016-08-09 Greenspense Ltd. Propellant-free pressurized material dispenser
US8876020B2 (en) * 2011-05-25 2014-11-04 American Silver Llc Sprayable gel wound dressing
GB201115660D0 (en) 2011-09-09 2011-10-26 Celesscence Internat Ltd An aqueous formulation for dispensing as a spray polymeric microcapsules containing at least one active ingredient
AU2013223961B2 (en) * 2012-02-24 2016-08-25 Crown Packaging Technology, Inc. Aerosol container
US8857741B2 (en) * 2012-04-27 2014-10-14 Conopco, Inc. Topical spray composition and system for delivering the same
EP3322539A1 (en) * 2015-07-15 2018-05-23 Gary Rayner Systems and methods for producing a foamable and/or flowable material for consumption

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61273369A (ja) * 1985-05-22 1986-12-03 北海製罐株式会社 エアゾ−ル製品及びその製造方法
JP2001501914A (ja) * 1996-07-03 2001-02-13 ローラー ファーマシューティカル プロダクツ インコーポレイテッド 水性薬理組成物
JPH1060477A (ja) * 1996-08-23 1998-03-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表面処理剤、表面処理剤の製造方法及び表面処理剤の使用方法
JP2005281315A (ja) * 1997-07-02 2005-10-13 Aventis Pharmaceuticals Holdings Inc 水性薬理組成物
US6387858B1 (en) * 2000-03-31 2002-05-14 Steris Inc. Safe transport gel for treating medical instruments
US6547770B2 (en) * 2000-04-14 2003-04-15 Aiolos Systems Aktiebolag (Ab) Ophthalmic dispensing device
JP2004217264A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Daizo:Kk エアゾール製品
JP2005008204A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Osaka Gas Co Ltd 二重構造エアゾール容器
JP2009161453A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Earth Chem Corp Ltd ゲル状害虫用組成物及びゲル状害虫用スプレー製品
JP2010115370A (ja) * 2008-11-13 2010-05-27 Kao Corp エアゾール消臭剤物品
JP2011055884A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd ゲル状芳香・消臭剤組成物およびそれを用いたゲル状芳香・消臭剤
JP2015131678A (ja) * 2013-12-12 2015-07-23 株式会社ヒロマイト 二重構造容器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
BR112018008919A8 (pt) 2019-02-26
CA3001721A1 (en) 2017-05-11
AU2016350608B2 (en) 2019-05-09
US20170121098A1 (en) 2017-05-04
EP3371074A4 (en) 2019-06-26
CN108349643A (zh) 2018-07-31
AU2016350608A1 (en) 2018-05-31
US20200055662A1 (en) 2020-02-20
JP2021155124A (ja) 2021-10-07
MX2018005370A (es) 2018-11-09
BR112018008919A2 (pt) 2018-11-21
US20220281675A1 (en) 2022-09-08
US11926467B2 (en) 2024-03-12
EP3371074A1 (en) 2018-09-12
WO2017078834A1 (en) 2017-05-11
US20240174432A1 (en) 2024-05-30
BR112018008919B1 (pt) 2022-10-04
CA3001721C (en) 2020-03-31
CN108349643B (zh) 2020-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240174432A1 (en) Non-aspirating transport gel dispenser
AU2006310297B2 (en) Aerosol composition and method
EP3019155A1 (en) Consumer packaged product for viscous personal care compositions with dual propellant delivery system
US20150158662A1 (en) Method and Apparatus for Flushing Eyes and Skin
JP7520830B2 (ja) バッグオンバルブ技術
KR20070098755A (ko) 의료 기구의 발포체 예비처리용 조성물
AU2015235905B2 (en) Pump concentrated air freshener
JP2007145350A (ja) キャップ具及びエアゾール噴霧器
CN107105644B (zh) 用于气溶胶用途、由活性生物可分解不残留物质制备的生物杀灭和/或植物清洁制剂
WO2023156930A1 (en) Bag on valve technology
EA046297B1 (ru) Технология "клапан с мешком"
JP2024150521A (ja) バッグオンバルブ技術
WO2006081879A1 (en) Mixture of low-boiling liquids with products dispensable by pumps
KR20070098757A (ko) 과산화수소 포말 처리
MXPA97007837A (en) Medium dosage aerosol valve

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180704

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20180529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180913

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210531

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210531

C11 Written invitation by the commissioner to file amendments

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11

Effective date: 20210616

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210721

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210726

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210917

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210927

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220525

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220704

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20221011

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20221101

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20221102

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20221128

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20221128