JP2018534315A - 1,3,4−トリアジン誘導体の調製に有用な中間体の合成方法 - Google Patents

1,3,4−トリアジン誘導体の調製に有用な中間体の合成方法 Download PDF

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Abstract

1,3,4−トリアジンの調製に有用な中間体の合成方法を開示する。【選択図】なし

Description

本発明は、1,3,4−トリアジン誘導体の調製に有用な中間体、より具体的には、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエート、の合成に関する。
1,3,4−トリアジン系誘導体はトリアジンのサブグループであり、それらの多くが除草活性を示し、雑草に抗して作物を保護するために合成され、広く使用されてきた。より最近では、1,3,4−トリアジン系誘導体は、シバヤマアツシらによって特許文献1において報告された。
1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエート(DMP)は、1,3,4−トリアジン系誘導体の調製のための重要な中間体化合物であり、主に1,3,4−トリアジン環の形成に用いられる。DMPの調製に関して、ジエチルマロネートは出発物質としてしばしば用いられ、始めにジエチルケトマロネートに変換される。そして、結果物としてのジエチルケトマロネートは、DMPを得るためにメチルヒドラジンと反応する。この方法の一つの欠点は、ジエチルマロネートからジエチルケトマロネートへの変換の関与であり、それは、本来、危険な酸化反応であり、また、望ましくない複雑な副反応を含む。そして、上記欠点を回避する、DMPの調製のための、より効率的かつ効果的な方法の提供が強く求められている。
国際公開第2012/002096号
この要求は、本発明によって達成される。本発明は、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの新規な合成方法を提供する。本発明の方法は、2−ハロ−置換ジエチルマロネート(本明細書では「−DEM」と呼ぶ)を用い、ジエチルマロネートをジエチルケトマロネートに変換する必要がない。従って、望まない危険な酸化反応および複雑な副反応を回避することができる。
一態様において、本発明は、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの合成方法を提供する。一実施形態において、2−ハロ−置換ジエチルマロネートは、ジエチル2−ブロモマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル2−クロロマロネート、ジエチル2,2−ジクロロマロネートおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される。
他の態様において、本発明は、約10〜約80℃の温度範囲で、酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される触媒の存在下において、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される溶媒中で、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることを含む、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの合成方法を提供する。一実施形態において、本発明の方法は、約20〜約70℃の温度範囲で酢酸からなる触媒の存在下において、エタノールの溶媒中で実施される。
本発明は、2−ハロ−置換ジエチルマロネートを用いて、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法を提供する。
一態様において、本発明は、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの合成方法を提供する。本発明の文脈で使用されるとき、用語「2−ハロ−置換ジエチルマロネート」はジエチルマロネートの2位の炭素に一つまたは二つのハロゲン置換基を含むハロ−置換ジエチルマロネートを意味する。ハロ置換基は、フッ素、臭素、塩素、ヨウ素およびそれらの組み合わせを含む、ハロゲン族の任意のメンバーであり得る。2つのハロゲン置換基を含む場合、それらは同一のハロゲンであっても異なるハロゲンであってもよい。
ある実施形態において、2−置換ジエチルマロネートは、ジエチル2−ブロモマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル2−クロロマロネート、ジエチル2,2−ジクロロマロネート、およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される。
他の実施形態において、2−ハロ−置換ジエチルマロネートは、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、並びにジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネートからなる群より選択される混合物である。
他の態様において、本発明は、溶媒中または非溶媒中において、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法を提供する。他の実施態様として、溶媒は有機溶媒である。さらに他の実施態様として、溶媒は、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される。
他の態様において、本発明は、触媒の存在下において、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法を提供する。ある実施形態において、触媒は有機酸グループに属する。さらなる実施形態において、触媒は酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される。
他の態様において、本発明は、約10〜約80℃の温度範囲で2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法を提供する。他の実施形態において、方法は約20〜約70℃の温度範囲で実施される。
他の態様において、本発明は、約10〜約80℃の温度範囲で、酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される触媒の存在下において、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される溶媒中で、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法を提供する。
ある実施形態において、2−ハロ−置換ジエチルマロネートは、ジエチル2−ブロモマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、並びにそれらの任意の混合物からなる群より選択される。さらなる実施形態において、2−ハロゲン化ジエチルマロネートは、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネート、並びにジエチル2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル2−クロロマロネートおよびジエチル2,2−ジクロロマロネートからなる群より選択される混合物である。他の実施形態において、方法は、約20〜約70℃の温度範囲で、酢酸からなる触媒の存在下において、エタノールまたはアセトニトリルの溶媒中で実施される。
他の態様において、本発明は、約20〜約80℃の温度範囲で、酢酸からなる触媒の存在下において、エタノールまたはアセトニトリルから選択される溶媒中で、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることによって、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法を提供する。他の実施形態において、反応温度範囲は約20〜約70℃である。さらなる実施形態において、方法は、2−ハロゲン化ジエチルマロネートをメチルヒドラジンに滴加することによって実施される。
材料2−ハロゲン化マロネートは、マロネートを対応するハロゲンと反応させることによって簡単に得ることができる。2−ハロゲン化マロネートの調製は当業者にとって周知であり、多くの先行文献に記載されている。例えば、Organic Syntheses, Volume 7, Page 34 (1972)には、ジエチルマロネートを臭素と反応させることによる、ブロモ−マロネートの調整方法が記載されている。特公昭27−004157号公報(1952)には、ジエチルマロネートを臭素と反応させることによる、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートの調製方法が記載されている。クロロ−マロネートの調製は、例えば、Russian Journal of Applied Chemistry (Zhurnal Prikladnoi Khimii) (1985), 58(11), 2504−8,並びに米国特許出願公開第2008/114196号明細書および独国特許出願公開第102006053380号明細書のような特許文献に記載されており、クロロ−マロネートはジエチルマロネートを塩素と反応させることによって調製される。これらの全ての以前の開示は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明は、以下の実施例によってさらに説明される。これらの実施例は、本発明の特定の実施形態を説明するためだけに用いられるものであり、いかなる方法においても、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。開示された発明に包含されるさらなる改変は、当業者には明らかであろう。そのような改変は全て、本明細書および特許請求の範囲において定義される本発明の範囲内にあるとみなされる。
実施例
実施例1 Cl−DEMを用いたDMPの調製
9.9gのジエチル2−クロロマロネートは50gのアセトニトリル中に溶解された。その反応溶液を60℃に加熱した。13.3gの41%メチルヒドラジンを、還流の間、60℃で溶液中に滴加した。その反応はガスクロマトグラフィー(GC)によってモニタリングされた。その反応が4時間で完了した後に(反応において、残ったジエチル2−クロロマロネートが<1%であることがガスクロマトグラフィーによって測定された。)、水およびトルエンが生成物を抽出するために添加された。トルエン相を濃縮して、油状物として8.3gのジエチル2−(2−メチルヒドラゾノ)マロネートを得た。その純度は71.3%である。収率は58.6%である。
実施例2 diBr−DEMを用いたDMPの調製
13.6gの41%メチルヒドラジンは13.6gのエタノール中に溶解された。13.2gのジエチル−2,2−ジブロモマロネートを20〜40℃で溶液中に滴加した。その反応はGCによってモニタリングされた。その反応が6時間で完了した後に(反応において、残ったジエチル−2,2−ジブロモマロネートが<1%であることがガスクロマトグラフィーによって測定された。)、水およびトルエンが生成物を抽出するために添加された。トルエン相を濃縮して、油状物として7.7gのジエチル2−(2−メチルヒドラゾノ)マロネートを得た。その純度は81.6%である。収率は77.7%である。
実施例3 Br−DEMを用いたDMPの調製
11gの41%メチルヒドラジンは30gのエタノールおよび1.2gの酢酸の混合物中に溶解された。10gのジエチル2−ブロモマロネートを50〜60℃で溶液中に滴加した。その反応はGCによってモニタリングされた。その反応が2時間で完了した後に(ジエチル2−ブロモマロネートが<1%であることがガスクロマトグラフィーによって測定された。)、水およびトルエンが生成物を抽出するために添加された。トルエン相を濃縮して、油状物として8.5gのジエチル2−(2−メチルヒドラゾノ)マロネートを得た。その純度は74.5%である。収率は78.9%である。
実施例4 Br−DEMおよびdiBr−DEMの混合物を用いたDMPの調製
11.3gの41%メチルヒドラジンは15gのエタノールおよび1.0gの酢酸の混合物中に溶解された。ジエチル2−ブロモマロネート(34%)およびジエチル−2,2−ジブロモマロネート(66%)の9.7g混合物を58〜70℃で溶液中に滴加した。その反応はGCによってモニタリングされた。その反応が1時間で完了した後に(ジエチル2−ブロモマロネートが<1%であることがガスクロマトグラフィーによって測定された。)、水およびトルエンが生成物を抽出するために添加された。トルエン相を濃縮して、油状物として6.8gのジエチル2−(2−メチルヒドラゾノ)マロネートを得た。その純度は75.05%である。収率は75.5%である。
本発明を好ましい実施形態を強調するために記載してきたが、好ましい組成物および方法の変形を使用することができ、本発明はここで特に記載されたものとは別の方法で実施される意図があることは、当業者には明らかであろう。したがって、本発明は下記の特許請求の範囲で定義される発明の範囲および主旨に包含されるあらゆる改変体を包含する。
(付記)
(付記1)
2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることを含む、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法。
(付記2)
前記2−ハロ−置換ジエチルマロネートが、ジエチル−2−ブロモマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジクロロマロネートおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される、付記1に記載の調製方法。
(付記3)
前記2−ハロ−置換ジエチルマロネートが、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、並びにジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネートからなる群より選択される混合物である、付記1に記載の調製方法。
(付記4)
前記方法が、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される溶媒中で実施される、付記1に記載の調製方法。
(付記5)
前記方法が、触媒、好ましくは酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される触媒の存在下において実施される、付記1に記載の調製方法。
(付記6)
前記方法が、約10〜約80℃、好ましくは約20〜約70℃の温度範囲で実施される、付記1に記載の調製方法。
(付記7)
約10〜約80℃の温度範囲で、酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される触媒の存在下において、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される溶媒中で、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることを含む、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法。
(付記8)
前記方法が、約20〜約70℃の温度範囲で、酢酸の存在下において、エタノール中で実施される、付記7に記載の調製方法。
(付記9)
前記2−ハロ−置換ジエチルマロネートが、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、並びにジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネートからなる群より選択される混合物である、付記7に記載の調製方法。
(付記10)
前記方法が、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンに滴加することによって実施される、付記7に記載の調製方法。

Claims (10)

  1. 2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることを含む、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法。
  2. 前記2−ハロ−置換ジエチルマロネートが、ジエチル−2−ブロモマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジクロロマロネートおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される、請求項1に記載の調製方法。
  3. 前記2−ハロ−置換ジエチルマロネートが、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、並びにジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネートからなる群より選択される混合物である、請求項1に記載の調製方法。
  4. 前記方法が、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される溶媒中で実施される、請求項1に記載の調製方法。
  5. 前記方法が、触媒、好ましくは酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される触媒の存在下において実施される、請求項1に記載の調製方法。
  6. 前記方法が、約10〜約80℃、好ましくは約20〜約70℃の温度範囲で実施される、請求項1に記載の調製方法。
  7. 約10〜約80℃の温度範囲で、酢酸、塩酸、硫酸、リン酸およびそれらの任意の混合物からなる群より選択される触媒の存在下において、メタノール、エタノール、1−プロパノール、イソプロピルアルコール、アセトニトリルおよびそれらの任意の混合物からなる群より選択される溶媒中で、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンまたはその塩と反応させることを含む、1,3−ジエチル2−(2−メチルヒドラジニリデン)プロパンジオエートの調製方法。
  8. 前記方法が、約20〜約70℃の温度範囲で、酢酸の存在下において、エタノール中で実施される、請求項7に記載の調製方法。
  9. 前記2−ハロ−置換ジエチルマロネートが、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネート、ジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、ジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネート、並びにジエチル−2−ブロモマロネートおよびジエチル−2,2−ジブロモマロネートおよびジエチル−2−クロロマロネートおよびジエチル−2,2−ジクロロマロネートからなる群より選択される混合物である、請求項7に記載の調製方法。
  10. 前記方法が、2−ハロ−置換ジエチルマロネートをメチルヒドラジンに滴加することによって実施される、請求項7に記載の調製方法。
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