JP2018533355A5 - - Google Patents

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その後、pH5.5に調整したQSFF溶出物を、貫流モードでPhenyl Sepharose(登録商標)HSクロマトグラフィーに供した。貫流Phenyl Sepharose(登録商標)6Fast Flow(高置換)HIC条件は、以下の通りであった。カラムを170mMの酢酸塩(pH5.5)で平衡化した。調整したQSFF溶出物プールをカラムに装填した。二重特異性抗体を貫流させ、その後、カラムを平衡化緩衝液で洗浄した。産物プール収集を開始し、280nmでの吸光度に基づいて終結させた。その後、Phenyl Sepharose(登録商標)プールを濃縮し、限外濾過/透析濾過(UF/DF)を使用して緩衝液交換した。非対合半抗体、ホモ二量体、低分子量種(LMWS)、高分子量種(HMWS)、超高分子量種(vHMWS)、酸性変異形、塩基性変異形、FkpA、DsbA、DsbC、ECP、浸出タンパク質A、E.coli DNA、及び内毒素を含む不純物の存在について、抗A/抗B二重特異性抗体を分析した。産物品質及び(収率%によって示される)プロセス性能を表35に詳述する。
表35。抗A/抗B産物品質及びプロセス性能
Figure 2018533355
配列
別途表記されない限り、アミノ酸配列はN末端からC末端で提示され、核酸配列は5’から3’で提示される。
E.coli FkpA
アミノ酸配列−リーダー配列なし
AFADKSKLSDQEIEQTLQAFEARVKSSAQAKMEKDAADNEAKGKEYREKFAKEKGVKTSSTGLVYQVVEAGKGEAPKDSDTVVVNYKGTLIDGKEFDNSYTRGEPLSFRLDGVIPGWTEGLKNIKKGGKIKLVIPPELAYGKAGVPGIPPNSTLVFDVELLDVKPAPKADAKPEADAKAADSAKK
(配列番号1)
アミノ酸配列−全配列
MKSLFKVTLLATTMAVALHAPITFAAEAAKPATTADSKAAFKNDDQKSAYALGASLGRYMENSLKEQEKLGIKLDKDQLIAGVQDAFADKSKLSDQEIEQTLQAFEARVKSSAQAKMEKDAADNEAKGKEYREKFAKEKGVKTSSTGLVYQVVEAGKGEAPKDSDTVVVNYKGTLIDGKEFDNSYTRGEPLSFRLDGVIPGWTEGLKNIKKGGKIKLVIPPELAYGKAGVPGIPPNSTXVFDVELLDVKPAPKADAKPEADAKAADSAKK
(配列番号2)
核酸配列
atgaaatcactgtttaaagtaacgctgctggcgaccacaatggccgttgccctgcatgcaccaatcacttttgctgctgaagctgcaaaacctgctacagctgctgacagcaaagcagcgttcaaaaatgacgatcagaaatcagcttatgcactgggtgcctcgctgggtcgttacatggaaaactctctaaaagaacaagaaaaactgggcatcaaactggataaagatcagctgatcgctggtgttcaggatgcatttgctgataagagcaaactctccgaccaagagatcgaacagactctacaagcattcgaagctcgcgtgaagtcttctgctcaggcgaagatggaaaaagacgcggctgataacgaagcaaaaggtaaagagtaccgcgagaaatttgccaaagagaaaggtgtgaaaacctcttcaactggtctggtttatcaggtagtagaagccggtaaaggcgaagcaccgaaagacagcgatactgttgtagtgaactacaaaggtacgctgatcgacggtaaagagttcgacaactcttacacccgtggtgaaccgctttctttccgtctggacggtgttatcccgggttggacagaaggtctgaagaacatcaagaaaggcggtaagatcaaactggttattccaccagaactggcttacggcaaagcgggtgttccggggatcccaccgaattctaccctggtgtttgacgtagagctgctggatgtgaaaccagcgccgaaggctgatgcaaagccggaagctgatgcgaaagccgcagattctgctaaaaaataa
(配列番号3)
<本発明の更なる実施態様>
[実施態様1]
FkpAポリペプチドを含む細胞溶解物からの前記FkpAポリペプチドの精製方法であって、
a)遠心分離により前記細胞溶解物を浄化することと、
b)前記FkpAポリペプチドを含む前記浄化された細胞溶解物を陽イオン交換クロマトグラフィー材料に適用することと、
c)前記陽イオン交換クロマトグラフィー材料から前記FkpAポリペプチドを溶出させて、前記FkpAポリペプチドを含む陽イオン交換溶出物を生成することと、
d)前記FkpAポリペプチドを含む前記陽イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)材料に適用することと、
e)前記HIC材料から前記FkpAポリペプチドを溶出させて、HIC溶出物を生成することと、
f)前記FkpAポリペプチドを含む前記HIC溶出物をサイズ排除クロマトグラフィーに適用することと、
g)前記サイズ排除クロマトグラフィーから前記FkpAポリペプチドを溶出させることと、を含む、前記方法。
[実施態様2]
前記FkpAポリペプチドを含む前記溶解物が、約pH6.0である、実施態様1に記載の方法。
[実施態様3]
前記陽イオン交換クロマトグラフィー材料が、強陽イオン交換体である、実施態様1または2に記載の方法。
[実施態様4]
前記強陽イオン交換体が、スルホプロピル基を含む、実施態様3に記載の方法。
[実施態様5]
前記スルホプロピル基が、架橋アガロースに結合している、実施態様4に記載の方法。
[実施態様6]
前記陽イオン交換材料が、溶出前に25mMの2−(N−モルフィリノ(morphilino))エタンスルホン酸(MES)中で洗浄される、実施態様1〜5のいずれか一に記載の方法。
[実施態様7]
前記FkpAが、塩勾配を使用して前記陽イオンクロマトグラフィー材料から溶出される、実施態様1〜6のいずれか一に記載の方法。
[実施態様8]
前記塩勾配が、線形勾配である、実施態様7に記載の方法。
[実施態様9]
前記塩勾配が、9カラム体積にわたって、25mMのMES、300mMのNaClから25mMのMES、300mMのNaClまでの0〜30%の勾配である、実施態様8に記載の方法。
[実施態様10]
前記陽イオン交換溶出物が、画分で収集される、実施態様1〜9のいずれか一に記載の方法。
[実施態様11]
前記画分が、疎水性相互作用クロマトグラフィー前にサイズ排除クロマトグラフィーによって分析される、実施態様10に記載の方法。
[実施態様12]
少なくとも約25%のFkpAを含む画分が、更なる精製のために選択される、実施態様11に記載の方法。
[実施態様13]
前記HIC材料が、ブチル部分を含む、実施態様1〜12のいずれか一に記載の方法。
[実施態様14]
前記ブチル部分が、架橋アガロースに結合している、実施態様13に記載の方法。
[実施態様15]
前記陽イオン交換溶出物が、HIC前に約0.6Mの硫酸ナトリウム及び約50mMのPO (約pH7)を含有するように調整される、実施態様1〜14のいずれか一に記載の方法。
[実施態様16]
前記FkpA結合HIC材料が、溶出前に40mMのリン酸塩、300mMの硫酸ナトリウム(pH7.0)で洗浄される、実施態様1〜15のいずれか一に記載の方法。
[実施態様17]
前記FkpAが、水を使用して前記HIC材料から溶出される、実施態様1〜16のいずれか一に記載の方法。
[実施態様18]
前記HIC溶出物が、画分で収集される、実施態様1〜16のいずれか一に記載の方法。
[実施態様19]
FkpAを含む画分が、プールされる、実施態様18に記載の方法。
[実施態様20]
少なくとも約25%のFkpAを含む画分が、プールされる、実施態様19に記載の方法。
[実施態様21]
前記サイズ排除クロマトグラフィー材料が、架橋アガロースとデキストランとの球状複合体を含む、実施態様1〜20のいずれか一に記載の方法。
[実施態様22]
前記サイズ排除貫流物が、画分で収集される、実施態様1〜21のいずれか一に記載の方法。
[実施態様23]
前記HIC溶出物が、サイズ排除クロマトグラフィー前に濃縮される、実施態様1〜22のいずれか一に記載の方法。
[実施態様24]
前記HIC溶出物が、サイズ排除クロマトグラフィー前に約6倍〜約10倍に濃縮される、実施態様23に記載の方法。
[実施態様25]
FkpAを含むサイズ排除画分が、プールされる、実施態様22〜24のいずれか一に記載の方法。
[実施態様26]
前記FkpAポリペプチドが、Escherichia coli FkpAポリペプチドである、実施態様1〜25のいずれか一に記載の方法。
[実施態様27]
前記FkpAポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸配列を含む、実施態様26に記載の方法。
[実施態様28]
前記FkpAポリペプチドのアミノ酸配列が、配列番号1のアミノ酸配列に対して少なくとも約80%の同一性を含む、実施態様27に記載の方法。
[実施態様29]
前記FkpAが、細胞で発現される、実施態様1〜28のいずれか一に記載の方法。
[実施態様30]
前記細胞が、原核生物細胞である、実施態様29に記載の方法。
[実施態様31]
前記細胞が、E.coli細胞である、実施態様29または30に記載の方法。
[実施態様32]
前記細胞が、FkpAの内因性発現を超えるレベルでFkpAを発現するように操作される、実施態様29〜31のいずれか一に記載の方法。
[実施態様33]
前記細胞が、微小流動化剤を使用して溶解される、実施態様1〜32のいずれか一に記載の方法。
[実施態様34]
実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって精製されたFkpAポリペプチドを含む組成物。
[実施態様35]
精製されたFkpAポリペプチドを含む組成物であって、少なくとも約98%の単量体FkpAポリペプチドを含む、前記組成物。
[実施態様36]
前記組成物が、約2%未満の低分子量種を含む、実施態様35に記載の組成物。
[実施態様37]
前記組成物が、約5%以下の高分子量種を含む、実施態様35または36に記載の組成物。
[実施態様38]
単量体FkpAポリペプチドの割合が、サイズ排除クロマトグラフィーによって検出される、実施態様35〜37のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様39]
前記組成物が、約5%、約4%、約3%、約2%、または約1%未満の不純物を含む、実施態様38に記載の組成物。
[実施態様40]
前記不純物が、FkpAに対して高分子量及び/または低分子量のポリペプチド種である、実施態様39に記載の組成物。
[実施態様41]
前記不純物が、E.coliタンパク質(ECP)、FkpA凝集体、FkpA断片、核酸、または細胞培養培地成分のうちの1つ以上である、実施態様39または40に記載の組成物。
[実施態様42]
前記FkpAが、1回以上の凍結融解サイクルに対して安定している、実施態様34〜41のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様43]
前記FkpAが、3回の凍結融解サイクルに対して安定している、実施態様42に記載の組成物。
[実施態様44]
前記組成物中の前記FkpAポリペプチドの純度が、クロマトグラフィー、SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動、またはウエスタンブロット分析のうちの1つ以上によって測定される、実施態様34〜43のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様45]
前記組成物中の前記FkpAポリペプチドの純度が、高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)によって測定される、実施態様34〜44のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様46]
前記組成物中の前記FkpAポリペプチドの純度が、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によって測定される、実施態様34〜45のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様47]
前記組成物中の前記FkpAポリペプチドの純度が、蛍光画像化または銀染色を使用してSDSゲル電気泳動によって測定される、実施態様34〜44のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様48]
前記組成物中の非FkpAポリペプチドの存在が、ウエスタンブロット分析により示される抗FkpA抗体と免疫反応しないゲル電気泳動によって特定される種の存在によって特定される、実施態様47に記載の組成物。
[実施態様49]
前記組成物中の前記FkpAポリペプチドの凝集体の存在が、ウエスタンブロット分析により、前記天然FkpAを超える分子量を有する種の存在によって特定される、実施態様48に記載の組成物。
[実施態様50]
FkpAに特異的に結合する抗体の生成方法であって、動物を、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって精製されたFkpAを含む組成物に曝露または免疫化することを含む、前記方法。
[実施態様51]
FkpAに特異的に結合する抗体の生成方法であって、動物を実施態様34〜49のいずれか一に記載の組成物に曝露または免疫化することを含む、前記方法。
[実施態様52]
前記動物から血清を収集することを更に含み、前記血清がFkpAに特異的に結合する抗体を含む、実施態様50または51に記載の方法。
[実施態様53]
前記血清が、FkpAに特異的に結合するポリクローナル抗体を含む、実施態様52に記載の方法。
[実施態様54]
1つ以上のモノクローナル抗体が、前記血清から単離される、実施態様52または53に記載の方法。
[実施態様55]
前記動物が、ヤギ、ウサギ、マウス、モルモット、ハムスター、ラット、ロバ、またはニワトリである、実施態様50〜54のいずれか一に記載の方法。
[実施態様56]
FkpAに特異的に結合するポリクローナル抗体を含む組成物であって、前記ポリクローナル抗体が、動物を、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって精製されたFkpAを含む組成物に免疫化することによって生成される、前記組成物。
[実施態様57]
FkpAに特異的に結合するポリクローナル抗体を含む組成物であって、前記ポリクローナル抗体が、動物を、実施態様34〜49のいずれか一に記載の組成物に免疫化することによって生成される、前記組成物。
[実施態様58]
前記ポリクローナル抗体が、前記動物の血清から収集される、実施態様56または57に記載の組成物。
[実施態様59]
FkpAに特異的に結合するモノクローナル抗体を含む組成物であって、前記モノクローナル抗体が、動物を、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって精製されたFkpAを含む組成物に免疫化することによって生成される、前記組成物。
[実施態様60]
FkpAに特異的に結合するモノクローナル抗体を含む組成物であって、前記モノクローナル抗体が、動物を、実施態様34〜49のいずれか一に記載の組成物に免疫化することによって生成される、前記組成物。
[実施態様61]
前記動物が、ヤギ、ウサギ、マウス、モルモット、ハムスター、ラット、ロバ、またはニワトリである、実施態様56〜60のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様62]
FkpAに特異的に結合する抗体の精製方法であって、抗FkpA抗体を含む、実施態様56〜61のいずれか一に記載の組成物を、約60%の最終濃度の硫酸アンモニウムになるまで、硫酸アンモニウムと接触させることと、前記溶液を遠心分離することと、前記上清を除去することと、前記ペレットをリン酸緩衝液中に溶解することと、を含む、前記方法。
[実施態様63]
前記リン酸緩衝液が、約50mMのリン酸ナトリウム(約pH7.0)を含む、実施態様62に記載の方法。
[実施態様64]
FkpAに特異的に結合する抗体の精製方法であって、
a)抗FkpA抗体を含む、実施態様56〜61のいずれか一に記載の組成物を、約60%の最終濃度の硫酸アンモニウムになるまで、硫酸アンモニウムと接触させることと、前記溶液を遠心分離することと、前記上清を除去することと、前記ペレットをリン酸緩衝液中に溶解して、抗FkpA抗体溶液を生成することと、
b)前記抗FkpA抗体溶液を親和性クロマトグラフィー材料に適用することと、
c)前記親和性材料から前記抗体を溶出させて、前記抗FkpA抗体を含む親和性溶出物を生成することと、
d)前記硫酸アンモニウム上清をサイズ排除クロマトグラフィーに供することと、e)前記サイズ排除クロマトグラフィーから、前記精製された抗体を含む画分を収集することと、を含む、前記方法。
[実施態様65]
前記リン酸緩衝液が、約50mMのリン酸ナトリウム(約pH7.0)を含む、実施態様64に記載の方法。
[実施態様66]
前記親和性クロマトグラフィー材料が、クロマトグラフィー培地に結合しているFkpAを含む、実施態様64または65に記載の方法。
[実施態様67]
前記クロマトグラフィー培地が、架橋デキストランである、実施態様66に記載の方法。
[実施態様68]
前記FkpAが、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって精製される、実施態様66または67に記載の方法。
[実施態様69]
前記FkpAが、実施態様34〜49のいずれか一に記載の組成物に由来する、実施態様66または67に記載の方法。
[実施態様70]
前記FkpAが、前記クロマトグラフィー培地に共有結合している、実施態様66〜69のいずれか一に記載の方法。
[実施態様71]
前記FkpAが、グリセリル−制御孔ガラスカラム(グリセリル−CPG)を使用して前記クロマトグラフィー培地に結合している、実施態様66〜70のいずれか一に記載の方法。
[実施態様72]
前記抗FkpA抗体が、前記親和性カラムから溶出される、実施態様64〜71のいずれか一に記載の方法。
[実施態様73]
前記サイズ排除クロマトグラフィー材料が、架橋アガロースとデキストランとの球状複合体を含む、実施態様64〜72のいずれか一に記載の方法。
[実施態様74]
架橋アガロースとデキストランとの前記球状複合体が、10,000ダルトン〜600,000ダルトンの分子量を有する分子の分離範囲を有する、実施態様73に記載の方法。
[実施態様75]
前記サイズ排除貫流物が、画分で収集される、実施態様64〜74のいずれか一に記載の方法。
[実施態様76]
抗FkpA抗体を含むサイズ排除画分が、プールされる、実施態様75に記載の方法。
[実施態様77]
前記抗体が、ポリクローナル抗体である、実施態様64〜76のいずれか一に記載の方法。
[実施態様78]
前記抗体が、実施態様50〜55のいずれか一に記載の方法に従って調製される、実施態様64〜77のいずれか一に記載の方法。
[実施態様79]
前記抗体の約1%未満が、非FkpA化合物に特異的に結合する、実施態様64〜78のいずれか一に記載の方法。
[実施態様80]
実施態様62〜79のいずれか一に記載の方法によって精製された、単離された抗FkpA抗体。
[実施態様81]
試料中のFkpAの定量化方法であって、検出システムを使用して前記試料中のFkpAを検出することと、前記試料中で検出されたFkpAの量を1つ以上の濃度の超高純度FkpA参照標準物の検出と比較することと、を含む、前記方法。
[実施態様82]
前記超高純度FkpA参照標準物が、少なくとも約95%、約96%、約97%、または約98%の単量体FkpAポリペプチドを含む、実施態様81に記載の方法。
[実施態様83]
前記超高純度FkpA参照標準物が実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって調製され、実施態様34〜49のいずれか一に記載のFkpA組成物を含む、実施態様81または82に記載の方法。
[実施態様84]
前記検出システムが、免疫アッセイである、実施態様81〜83のいずれか一に記載の方法。
[実施態様85]
前記免疫アッセイが、超高純度FkpA参照標準物に特異的に結合する抗体を含む、実施態様84に記載の方法。
[実施態様86]
FkpAの存在及び/または分量についての組換えポリペプチド試料の分析方法であって、免疫アッセイを使用して前記試料中のFkpAを検出することと、前記試料中で検出されたFkpAの量を1つ以上の濃度の超高純度FkpA参照標準物の検出と比較することと、を含む、前記方法。
[実施態様87]
前記超高純度FkpA参照標準物が、少なくとも約98%の単量体FkpAポリペプチドを含む、実施態様86に記載の方法。
[実施態様88]
前記超高純度FkpA参照標準物が、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって調製される、実施態様86または87に記載の方法。
[実施態様89]
前記免疫アッセイが、超高純度FkpAに特異的に結合する抗体を含む、実施態様84〜88のいずれか一に記載の方法。
[実施態様90]
前記超高純度FkpAに特異的に結合する前記抗体が、ポリクローナル抗体である、実施態様89に記載の方法。
[実施態様91]
前記超高純度FkpAに特異的に結合する前記抗体が、前記免疫アッセイにおいて捕捉抗体として使用される、実施態様89または90に記載の方法。
[実施態様92]
超高純度FkpAに特異的に結合する前記抗体が、検出抗体として使用される、実施態様89〜91のいずれか一に記載の方法。
[実施態様93]
前記検出抗体が、検出剤にコンジュゲートされる、実施態様92に記載の方法。
[実施態様94]
検出剤が、西洋ワサビペルオキシダーゼである、実施態様89〜93のいずれか一に記載の方法。
[実施態様95]
FkpAに特異的に結合する前記抗体が、実施態様56〜61のいずれか一に記載の組成物中に含まれるか、または実施態様50〜55のいずれか一に記載の方法に従って調製される、実施態様89〜94のいずれか一に記載の方法。
[実施態様96]
前記FkpAが、E.coli FkpAである、実施態様81〜95のいずれか一に記載の方法。
[実施態様97]
前記試料が、宿主細胞内で調製される組換えポリペプチドを含む、実施態様81〜96のいずれか一に記載の方法。
[実施態様98]
前記宿主細胞が、E.coli細胞である、実施態様97に記載の方法。
[実施態様99]
前記宿主細胞が、FkpAを過剰発現する、実施態様97または98に記載の方法。
[実施態様100]
前記試料が、細胞溶解物である、実施態様81〜99のいずれか一に記載の方法。
[実施態様101]
前記試料が、組換えポリペプチド調製物から得られ、前記組換えポリペプチド調製物が、1つ以上のクロマトグラフィー精製ステップに供されている、実施態様81〜100のいずれか一に記載の方法。
[実施態様102]
前記組換えポリペプチド調製物が、最終精製産物である、実施態様101に記載の方法。
[実施態様103]
前記組換えポリペプチド試料中に含有される前記組換えポリペプチドが、抗体またはイムノアドヘシンである、実施態様81〜102のいずれか一に記載の方法。
[実施態様104]
前記抗体が、多重特異性抗体、二重特異性抗体、半抗体、または抗体断片である、実施態様103に記載の方法。
[実施態様105]
前記組換えポリペプチドが、IgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4である、実施態様103または104に記載の方法。
[実施態様106]
試料中のFkpAの検出のための免疫アッセイ方法であって、前記試料が、宿主細胞株に由来する組換えポリペプチド調製物から得られ、前記方法が、
(a)FkpAに結合する捕捉抗体を前記試料と接触させて、それにより試料−捕捉抗体組み合わせ材料を生成することと、
(b)FkpAに結合する検出抗体を前記試料−捕捉抗体組み合わせ材料と接触させることと、
(c)前記試料−捕捉抗体組み合わせ材料に結合している前記抗体を検出することと、を含む、前記方法。
[実施態様107]
標準滴定曲線を使用して結合している前記検出抗体のレベルを定量化することを更に含む、実施態様106に記載の方法。
[実施態様108]
結合している前記検出抗体のレベルに基づいて、前記試料中に存在するFkpAの量を計算することを更に含む、実施態様107に記載の方法。
[実施態様109]
前記試料中に存在するFkpAの前記量が、前記標準滴定曲線を超高純度FkpA組成物で生成された標準滴定曲線と比較することによって決定される、実施態様108に記載の方法。
[実施態様110]
前記超高純度FkpA組成物が、少なくとも約98%の単量体FkpAポリペプチドを含む、実施態様109に記載の方法。
[実施態様111]
前記組成物中の前記超高純度FkpAが、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法によって調製される、実施態様109または110に記載の方法。
[実施態様112]
前記捕捉抗体が、前記超高純度FkpAに特異的に結合する、実施態様106〜111のいずれか一に記載の方法。
[実施態様113]
前記検出抗体が、前記超高純度FkpAに特異的に結合する、実施態様106〜112のいずれか一に記載の方法。
[実施態様114]
前記超高純度FkpAに特異的に結合する前記抗体が、ポリクローナル抗体である、実施態様112または113に記載の方法。
[実施態様115]
FkpAに結合する前記第2の検出抗体が西洋ワサビペルオキシダーゼにコンジュゲートされる、実施態様106〜114のいずれか一に記載の方法。
[実施態様116]
前記ポリクローナル抗体が、実施態様50〜55のいずれか一に記載の方法に従って生成される、実施態様106〜115のいずれか一に記載の方法。
[実施態様117]
前記免疫アッセイが、サンドイッチアッセイである、実施態様106〜116のいずれか一に記載の方法。
[実施態様118]
前記サンドイッチアッセイが、酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)である、実施態様117に記載の方法。
[実施態様119]
前記FkpAが、E.coli FkpAである、実施態様106〜118のいずれか一に記載の方法。
[実施態様120]
前記宿主細胞株に由来する前記組換えポリペプチド調製物が、E.coliから得られる、実施態様106〜119のいずれか一に記載の方法。
[実施態様121]
前記宿主細胞株が、外因性FkpAを過剰発現する、実施態様120に記載の方法。
[実施態様122]
前記試料が、細胞溶解物である、実施態様106〜121のいずれか一に記載の方法。
[実施態様123]
前記試料が、前記組換えポリペプチド調製物から得られ、前記組換えポリペプチド調製物が、1つ以上のクロマトグラフィー精製ステップに供されている、実施態様106〜122のいずれか一に記載の方法。
[実施態様124]
前記組換えポリペプチド調製物が、最終精製産物である、実施態様123に記載の方法。
[実施態様125]
前記組換えポリペプチド調製物中に含有される前記組換えポリペプチドが、抗体またはイムノアドヘシンである、実施態様106〜124のいずれか一に記載の方法。
[実施態様126]
前記抗体が、多重特異性抗体、二重特異性抗体、半抗体、または抗体断片である、実施態様125に記載の方法。
[実施態様127]
前記組換えポリペプチドが、IgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4である、実施態様125または126に記載の方法。
[実施態様128]
前記組換えポリペプチドが、IL13に結合する第1の結合ドメイン、及びIL17に結合する第2の結合ドメインを含む二重特異性抗体である、実施態様125に記載の方法。
[実施態様129]
前記IL13が、配列番号4または配列番号5のアミノ酸配列を含む、実施態様128に記載の方法。
[実施態様130]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号12のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号13のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号14のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号15のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号16のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号17のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様128または129に記載の方法。
[実施態様131]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号10のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号11のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様128〜130のいずれか一に記載の方法。
[実施態様132]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号18のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様128〜131のいずれか一に記載の方法。
[実施態様133]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号19のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様128〜132のいずれか一に記載の方法。
[実施態様134]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号20のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様128〜133のいずれか一に記載の方法。
[実施態様135]
前記IL17が、ヒトIL17である、実施態様128〜134のいずれか一に記載の方法。
[実施態様136]
第2の結合ドメインが、ヒトIL17AA、IL17FF、及びIL17AFに結合する、実施態様128〜135のいずれか一に記載の方法。
[実施態様137]
前記IL17Aが、配列番号6または配列番号7のアミノ酸配列を含み、前記IL17Fが、配列番号8または配列番号9のアミノ酸配列を含む、実施態様128〜136のいずれか一に記載の方法。
[実施態様138]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号23のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号24のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号25のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号26のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号27のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号28のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様128〜137のいずれか一に記載の方法。
[実施態様139]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号21のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号22のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様128〜138のいずれか一に記載の方法。
[実施態様140]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号29のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様128〜139のいずれか一に記載の方法。
[実施態様141]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号30のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様128〜140のいずれか一に記載の方法。
[実施態様142]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号31のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様128〜141のいずれか一に記載の方法。
[実施態様143]
細菌細胞から調製された組換えポリペプチドを含む薬学的組成物の品質アッセイであって、前記薬学的組成物の試料を実施態様106〜142のいずれか一に記載の免疫アッセイ方法に供して、前記薬学的組成物中のFkpAの存在または量を検出することを含む、前記品質アッセイ。
[実施態様144]
約30ppm、約25ppm、約20ppm、約15ppm、約14ppm、約13ppm、約12ppm、約11ppm、約10ppm、約9ppm、約8ppm、約7ppm、約6ppm、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下の前記薬学的組成物中のFkpAの量である、実施態様143に記載の品質アッセイ。
[実施態様145]
前記細菌細胞が、E.coli細胞である、実施態様143または144に記載の品質アッセイ。
[実施態様146]
前記細菌細胞が、外因性FkpAを過剰発現する、実施態様143〜145のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様147]
前記試料が、細胞溶解物である、実施態様143〜146のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様148]
前記試料が、前記組換えポリペプチド調製物から得られ、前記組換えポリペプチド調製物が、1つ以上のクロマトグラフィー精製ステップに供されている、実施態様143〜147のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様149]
前記組換えポリペプチド調製物が、最終精製産物である、実施態様148に記載の品質アッセイ。
[実施態様150]
前記組換えポリペプチドが、抗体またはイムノアドヘシンである、実施態様143〜149のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様151]
前記抗体が、多重特異性抗体、二重特異性抗体、半抗体、または抗体断片である、実施態様150に記載の品質アッセイ。
[実施態様152]
前記組換えポリペプチドが、IgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4である、実施態様151に記載の品質アッセイ。
[実施態様153]
前記組換えポリペプチドが、IL13に結合する第1の結合ドメイン、及びIL17に結合する第2の結合ドメインを含む二重特異性抗体である、実施態様151に記載の品質アッセイ。
[実施態様154]
前記IL13が、配列番号4または配列番号5のアミノ酸配列を含む、実施態様153に記載の品質アッセイ。
[実施態様155]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号12のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号13のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号14のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号15のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号16のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号17のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様153または154に記載の品質アッセイ。
[実施態様156]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号10のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号11のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様153〜155のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様157]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号18のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様153〜156のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様158]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号19のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様153〜157のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様159]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号20のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様153〜158のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様160]
前記IL17が、ヒトIL17である、実施態様153〜159のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様161]
第2の結合ドメインが、ヒトIL17AA、IL17FF、及びIL17AFに結合する、実施態様153〜159のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様162]
前記IL17Aが、配列番号6または配列番号7のアミノ酸配列を含み、前記IL17Fが、配列番号8または配列番号9のアミノ酸配列を含む、実施態様153〜161のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様163]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号23のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号24のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号25のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号26のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号27のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号28のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様153〜162のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様164]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号21のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号22のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様153〜163のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様165]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号29のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様153〜164のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様166]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号30のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様153〜165のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様167]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号31のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様153〜166のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様168]
前記薬学的組成物中のDsbA及び/またはDsbCの量を検出するステップを更に含む、実施態様153〜167のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様169]
DsbAの量が、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下である、実施態様168に記載の品質アッセイ。
[実施態様170]
DsbCの量が、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下である、実施態様168または169に記載の品質アッセイ。
[実施態様171]
DsbA及び/またはDsbCの量が、免疫アッセイによって測定される、実施態様168〜170のいずれか一に記載の品質アッセイ。
[実施態様172]
細菌細胞から調製された組換えポリペプチドを含む薬学的組成物中のFkpAの検出のためのキットであって、実施態様50〜55のいずれか一に記載の方法によって調製された抗FkpA抗体、または実施態様56〜61のいずれか一に記載の抗FkpA抗体の組成物を含む、前記キット。
[実施態様173]
前記キットが、試料中のFkpAを定量するための標準曲線を生成する際の参照標準物として使用するための、かつ/または陽性対照として使用するための超高純度FkpAを更に含む、実施態様172に記載のキット。
[実施態様174]
前記超高純度FkpAが、実施態様1〜33のいずれか一に記載の方法に従って調製される、実施態様172に記載のキット。
[実施態様175]
組換えポリペプチドを含む組成物であって、前記組換えポリペプチドが、内因性FkpAを発現する宿主細胞内で産生され、前記組成物が、約6ppm、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下の濃度のFkpAを含む、前記組成物。
[実施態様176]
前記組成物中のFkpAの量が、免疫アッセイによって決定される、実施態様175に記載の組成物。
[実施態様177]
前記組成物中のFkpAの量が、実施態様106〜124のいずれか一に記載の免疫アッセイによって決定される、実施態様175に記載の組成物。
[実施態様178]
組換えポリペプチドを含む組成物であって、前記組換えポリペプチドが、外因性FkpAを発現するように操作されている宿主細胞内で産生され、前記組成物が、約15ppm、約14ppm、約13ppm、約12ppm、約11ppm、約10ppm、約9ppm、約8ppm、約7ppm、約6ppm、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下の濃度のFkpAを含む、前記組成物。
[実施態様179]
前記組換えポリペプチドが、抗体である、実施態様175〜178のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様180]
前記抗体が、二重特異性抗体である、実施態様179に記載の抗体。
[実施態様181]
前記組成物が、少なくとも約0.2ppmのFkpAを含む、実施態様175〜180のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様182]
前記宿主細胞が、外因性FkpAを発現し、前記組成物が、約13ppm以下を含む、実施態様175〜181のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様183]
前記宿主細胞が、外因性FkpAを発現し、前記組成物が、約0.7ppm以下を含む、実施態様175〜182のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様184]
前記宿主細胞が、外因性FkpAを発現し、前記組成物が、約6ppm以下を含む、実施態様175〜183のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様185]
前記組換えポリペプチドが、二重特異性抗体であり、前記二重特異性抗体が、IL13に結合する第1の結合ドメイン、及びIL17に結合する第2の結合ドメインを含む、実施態様175〜184のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様186]
前記IL13が、配列番号4または配列番号5のアミノ酸配列を含む、実施態様185に記載の組成物。
[実施態様187]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号12のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号13のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号14のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号15のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号16のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号17のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様185または186に記載の組成物。
[実施態様188]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号10のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号11のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様185〜187のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様189]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号18のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様185〜188のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様190]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号19のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様185〜189のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様191]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号20のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様185〜190のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様192]
前記IL17が、ヒトIL17である、実施態様185〜191のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様193]
前記第2の結合ドメインが、ヒトIL17AA、IL17FF、及びIL17AFに結合する、実施態様185〜192のいずれか一に記載の方法。
[実施態様194]
前記IL17Aが、配列番号6または配列番号7のアミノ酸配列を含み、前記IL17Fが、配列番号8または配列番号9のアミノ酸配列を含む、実施態様193に記載の組成物。
[実施態様195]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号23のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号24のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号25のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号26のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号27のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号28のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様185〜194のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様196]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号21のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号22のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様185〜195のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様197]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号29のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様185〜196のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様198]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号30のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様185〜196のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様199]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号31のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様185〜198のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様200]
前記組成物が、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下の濃度のDsbAを含む、実施態様185〜199のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様201]
前記組成物中のDsbAの濃度が、免疫アッセイによって決定される、実施態様200に記載の組成物。
[実施態様202]
前記組成物が、約5ppm、約4ppm、約3ppm、約2ppm、約1ppm、約0.9ppm、約0.8ppm、約0.7ppm、約0.6ppm、約0.5ppm、約0.4ppm、約0.3ppm、約0.2ppm、または約0.1ppm以下の濃度のDsbCを含む、実施態様185〜201のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様203]
前記組成物中のDsbCの濃度が、免疫アッセイによって決定される、実施態様202に記載の組成物。
[実施態様204]
二重特異性抗体を含む組成物であって、前記組換えポリペプチドが、
a)宿主細胞に、
i)第1の重鎖及び第1の軽鎖をコードする核酸であって、前記第1の重鎖及び前記第1の軽鎖が、第1の抗原結合ドメインを形成する、核酸と、
ii)第2の重鎖及び第2の軽鎖をコードする核酸であって、前記第2の重鎖及び前記第2の軽鎖が、第1の抗原結合ドメインを形成する、核酸と、
iii)FkpAポリペプチドをコードする核酸と、を導入することであって、
前記第1の重鎖及び前記第2の重鎖が、Fcドメインを形成する、導入することと、
b)前記抗体を精製することと、
を含む方法によって産生され、前記組成物が、約5ppm未満のFkpAを含む、前記組成物。
[実施態様205]
前記組成物が、約1ppm未満のFkpAを含む、実施態様204に記載の組成物。
[実施態様206]
前記宿主細胞が、原核生物宿主細胞である、実施態様175〜205のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様207]
前記宿主細胞が、グラム陰性菌である、実施態様206に記載の組成物。
[実施態様208]
前記グラム陰性菌が、E.coliである、実施態様207に記載の方法。
[実施態様209]
前記FkpAが、E.coli FkpAである、実施態様175〜208のいずれか一に記載の方法。
[実施態様210]
前記二重特異性抗体が、精製される、実施態様175〜209のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様211]
前記二重特異性抗体が、IL13に結合する第1の結合ドメインを含む、実施態様175〜210のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様212]
前記二重特異性抗体が、IL17に結合する第2の結合ドメインを含む、実施態様175〜211のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様213]
前記IL13が、配列番号4または配列番号5のアミノ酸配列を含む、実施態様211または212に記載の組成物。
[実施態様214]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号12のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号13のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号14のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号15のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号16のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号17のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様211〜213のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様215]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号10のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号11のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様211のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様216]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号18のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様211〜215のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様217]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号19のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様211〜215のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様218]
前記二重特異性抗体の前記第1の結合ドメインが、配列番号20のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様211〜217のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様219]
前記IL17が、ヒトIL17である、実施態様211〜218のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様220]
前記第2の結合ドメインが、ヒトIL17AA、IL17FF、及びIL17AFに結合する、実施態様211〜219のいずれか一に記載の方法。
[実施態様221]
前記IL17Aが、配列番号6または配列番号7のアミノ酸配列を含み、前記IL17Fが、配列番号8または配列番号9のアミノ酸配列を含む、実施態様220に記載の組成物。
[実施態様222]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号23のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号24のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号25のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号26のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号27のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号28のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様219〜221のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様223]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号21のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号22のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様219〜222のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様224]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号29のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様219〜223のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様225]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号30のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様219〜223のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様226]
前記二重特異性抗体の前記第2の結合ドメインが、配列番号31のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様219〜225のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様227]
前記組成物が、約15ppm以下のDsbAを含む、実施態様175〜226のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様228]
前記組成物が、約5ppm以下のDsbAを含む、実施態様175〜227のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様229]
前記組成物が、約15ppm以下のDsbCを含む、実施態様175〜228のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様230]
前記組成物が、約5ppm以下のDsbCを含む、実施態様175〜229のいずれか一に記載の組成物。
[実施態様231]
ポリペプチド及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記ポリペプチドの精製方法であって、
a)前記組成物を親和性クロマトグラフィーに供して、親和性溶出物を産生することと、
b)前記親和性溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成することと、
c)前記混合モード溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集することと、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様232]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記方法が、逐次的に、
a)前記組成物をタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、タンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記タンパク質A溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
c)前記混合モード溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様233]
前記混合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、実施態様231または232に記載の方法。
[実施態様234]
前記親和性クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様231に記載の方法。
[実施態様235]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様232または233に記載の方法。
[実施態様236]
前記混合モードクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様231〜235のいずれか一に記載の方法。
[実施態様237]
前記HICが、貫流モードで行われる、実施態様231〜236のいずれか一に記載の方法。
[実施態様238]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記多重特異性抗体の各アームが、別個に産生され、前記方法が、逐次的に、
a)前記多重特異性抗体の各アームをタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記多重特異性抗体を含む組成物を産生するのに十分な条件下で、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を含む混合物を形成するステップと、
c)前記多重特異性抗体を含む前記組成物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
d)前記混合モード溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)に供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様239]
前記混合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、実施態様238に記載の方法。
[実施態様240]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様238または239に記載の方法。
[実施態様241]
前記混合モードクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様238〜240のいずれか一に記載の方法。
[実施態様242]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、貫流モードで行われる、実施態様238〜241のいずれか一に記載の方法。
[実施態様243]
前記混合モード溶出物が、疎水性相互作用クロマトグラフィー前に陰イオン交換クロマトグラフィーに供される、実施態様231〜242のいずれか一に記載の方法。
[実施態様244]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様243に記載の方法。
[実施態様245]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む前記疎水性相互作用クロマトグラフィー画分を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む画分を収集するステップを更に含む、実施態様231〜244のいずれか一に記載の方法。
[実施態様246]
前記陽イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様245に記載の方法。
[実施態様247]
ポリペプチド及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記ポリペプチドの精製方法であって、
a)前記組成物を親和性クロマトグラフィーに供して、親和性溶出物を産生することと、
b)前記親和性溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成することと、
c)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成することと、
d)前記陰イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集することと、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様248]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記方法が、逐次的に、
a)前記組成物をタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、タンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記タンパク質A溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
c)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
d)前記陰イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様249]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記多重特異性抗体の各アームが、別個に産生され、前記方法が、逐次的に、
a)前記多重特異性抗体の各アームをタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記多重特異性抗体を含む組成物を産生するのに十分な条件下で、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を含む混合物を形成するステップと、
c)前記多重特異性抗体を含む前記組成物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
d)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
e)前記陰イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様250]
前記混合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、実施態様247〜249のいずれか一に記載の方法。
[実施態様251]
前記親和性クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様247に記載の方法。
[実施態様252]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様248〜250のいずれか一に記載の方法。
[実施態様253]
前記混合モードクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様247〜252のいずれか一に記載の方法。
[実施態様254]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様247〜253のいずれか一に記載の方法。
[実施態様255]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、貫流モードで行われる、実施態様247〜254のいずれか一に記載の方法。
[実施態様256]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む前記疎水性相互作用クロマトグラフィー画分を陽イオン交換クロマトグラフィーに供するステップを更に含む、実施態様247〜255のいずれか一に記載の方法。
[実施態様257]
前記陽イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様247〜256のいずれか一に記載の方法。
[実施態様258]
ポリペプチド及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記ポリペプチドの精製方法であって、
a)前記組成物を親和性クロマトグラフィーに供して、親和性溶出物を産生することと、
b)前記親和性溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成することと、
c)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成することと、
d)前記陰イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集することと、
e)前記疎水性相互作用溶出物を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集することと、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様259]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記方法が、逐次的に、
a)前記組成物をタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、タンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記タンパク質A溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
c)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
d)前記陰イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、
e)前記疎水性相互作用溶出物を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様260]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記多重特異性抗体の各アームが、別個に産生され、前記方法が、逐次的に、
a)前記多重特異性抗体の各アームをタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記多重特異性抗体を含む組成物を産生するのに十分な条件下で、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を含む混合物を形成するステップと、
c)前記多重特異性抗体を含む前記組成物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
d)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
e)前記陰イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、
f)前記疎水性相互作用溶出物を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様261]
前記混合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、実施態様258〜260のいずれか一に記載の方法。
[実施態様262]
前記親和性クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様258に記載の方法。
[実施態様263]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様259〜261のいずれか一に記載の方法。
[実施態様264]
前記混合モードクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様258〜263のいずれか一に記載の方法。
[実施態様265]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様258〜264のいずれか一に記載の方法。
[実施態様266]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、貫流モードで行われる、実施態様258〜265のいずれか一に記載の方法。
[実施態様267]
前記陽イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様258〜266のいずれか一に記載の方法。
[実施態様268]
ポリペプチド及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記ポリペプチドの精製方法であって、逐次的に、
a)前記組成物を親和性クロマトグラフィーに供して、親和性溶出物を産生するステップと、
b)前記親和性溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
c)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
d)前記陰イオン交換溶出物をヒドロキシアパパタイト(hydroxyapapatite)クロマトグラフィーに供し、前記ポリペプチドを含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様269]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記方法が、逐次的に、
a)前記組成物をタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、タンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記タンパク質A溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
c)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
d)前記陰イオン交換溶出物をヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様270]
多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの前記多重特異性抗体の精製方法であって、前記多重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、前記多重特異性抗体の各アームが、別個に産生され、前記方法が、逐次的に、
a)前記多重特異性抗体の各アームをタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を産生するステップと、
b)前記多重特異性抗体を含む組成物を産生するのに十分な条件下で、前記多重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を含む混合物を形成するステップと、
c)前記多重特異性抗体を含む前記組成物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
d)前記混合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
e)前記陰イオン交換溶出物をヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーに供し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集し、前記多重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
前記組成物からの産物特異的不純物の量を低減する、前記方法。
[実施態様271]
前記混合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、実施態様268〜270のいずれか一に記載の方法。
[実施態様272]
前記親和性クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様271に記載の方法。
[実施態様273]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様269〜272のいずれか一に記載の方法。
[実施態様274]
前記混合モードクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様268〜273のいずれか一に記載の方法。
[実施態様275]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、実施態様268〜274のいずれか一に記載の方法。
[実施態様276]
前記ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、貫流モードで行われる、実施態様268〜275のいずれか一に記載の方法。
[実施態様277]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む前記ヒドロキシアパタイト相互作用クロマトグラフィー画分を限外濾過に供するステップを更に含む、実施態様231〜245または256〜267のいずれか一に記載の方法。
[実施態様278]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む前記陽イオン交換画分を限外濾過に供するステップを更に含む、実施態様245〜246または256〜267のいずれか一に記載の方法。
[実施態様279]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む前記ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィー画分を限外濾過に供するステップを更に含む、実施態様267〜276のいずれか一に記載の方法。
[実施態様280]
前記限外濾過が、第1の限外濾過、透析濾過、及び第2の限外濾過を逐次的に含む、実施態様277〜279のいずれか一に記載の方法。
[実施態様281]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、アガロースに結合しているタンパク質Aを含む、実施態様232〜233、235〜246、248〜250、252〜257、259〜261、263〜270、または269〜276のいずれか一に記載の方法。
[実施態様282]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、MAbSelect(商標)、MAbSelect(商標)SuRe、及びMAbSelect(商標)SuRe LX、Prosep−VA、Prosep−VA Ultra Plus、Protein A Sepharose(登録商標)fast flow、またはTyopearl Protein Aクロマトグラフィーである、実施態様281に記載の方法。
[実施態様283]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、タンパク質A平衡化緩衝液、タンパク質A装填緩衝液、またはタンパク質A洗浄緩衝液のうちの1つ以上を使用し、前記平衡化緩衝液、装填緩衝液、及び/または洗浄緩衝液が、約pH7〜約pH8である、実施態様281または282に記載の方法。
[実施態様284]
前記タンパク質A平衡化緩衝液が、約pH7.7である、実施態様283に記載の方法。
[実施態様285]
前記タンパク質A平衡化緩衝液が、約25mMのTris及び約25mMのNaClを含む、実施態様283または284に記載の方法。
[実施態様286]
前記タンパク質Aクロマトグラフィーが、装填後に平衡化緩衝液で洗浄される、実施態様283〜285のいずれか一に記載の方法。
[実施態様287]
第2の洗浄及び第3の洗浄を更に含み、前記第2の洗浄が、1Mのアルギニンであり、前記第3の洗浄が、平衡化緩衝液である、実施態様286に記載の方法。
[実施態様288]
前記多重特異性抗体が、pH勾配によって前記タンパク質Aクロマトグラフィーから溶出される、実施態様283〜287のいずれか一に記載の方法。
[実施態様289]
前記多重特異性抗体が、低pHを有するタンパク質A溶出緩衝液を前記タンパク質Aクロマトグラフィーに適用することによって、タンパク質Aから溶出される、実施態様283〜288のいずれか一に記載の方法。
[実施態様290]
前記タンパク質A溶出緩衝液が、約150mMの酢酸(約pH2.8または約pH2.9)を含む、実施態様289に記載の方法。
[実施態様291]
前記タンパク質A溶出物が、プールされ、前記溶出物のOD 280 が、約0.5を超える、実施態様283〜290のいずれか一に記載の方法。
[実施態様292]
前記混合モードクロマトグラフィーが、四級アミン及び疎水性部分を含む、実施態様231〜291のいずれか一に記載の方法。
[実施態様293]
前記混合モードクロマトグラフィーが、四級アミン及び高架橋アガロースに結合している疎水性部分を含む、実施態様231〜292のいずれか一に記載の方法。
[実施態様294]
前記混合モードクロマトグラフィーが、N−ベンジル−n−メチルエタノールアミンを含む、実施態様231〜293のいずれか一に記載の方法。
[実施態様295]
前記混合モードクロマトグラフィーが、Capto(商標)adhereクロマトグラフィーである、実施態様294に記載の方法。
[実施態様296]
前記混合モードクロマトグラフィーが、混合モード事前平衡化緩衝液、混合モード平衡化緩衝液、混合モード装填緩衝液、または混合モード洗浄緩衝液のうちの1つ以上を使用し、前記混合モード事前平衡化緩衝液、前記混合モード平衡化緩衝液、及び/または混合モード洗浄緩衝液が、約pH6〜約pH7である、実施態様231〜295のいずれか一に記載の方法。
[実施態様297]
前記混合モード事前平衡化緩衝液、前記混合モード平衡化緩衝液、及び/または混合モード洗浄緩衝液が、約pH6.5である、実施態様296に記載の方法。
[実施態様298]
前記混合モード事前平衡化緩衝液が、約200mMの酢酸塩または約500mMの酢酸塩を含む、実施態様296または297に記載の方法。
[実施態様299]
前記混合モード平衡化緩衝液が、約50mMの酢酸塩を含む、実施態様296〜298のいずれか一に記載の方法。
[実施態様300]
前記混合モードクロマトグラフィーが、装填後に洗浄緩衝液で洗浄される、実施態様296〜299のいずれか一に記載の方法。
[実施態様301]
前記洗浄緩衝液が、約50mMの酢酸塩(約pH6.5)または約200mMの酢酸塩(約pH6.5)である、実施態様300に記載の方法。
[実施態様302]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、pH勾配によって前記混合モードクロマトグラフィーから溶出される、実施態様231〜301のいずれか一に記載の方法。
[実施態様303]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、低pHを有する混合モード溶出緩衝液を前記混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーに適用することによって、前記混合モードクロマトグラフィーから溶出される、実施態様231〜302のいずれか一に記載の方法。
[実施態様304]
前記混合モード溶出緩衝液が、約25mMの酢酸塩(約pH5.2または約pH5.0)を含む、実施態様303に記載の方法。
[実施態様305]
前記混合モード溶出物が、プールされ、前記溶出物のOD 280 が、約0.5超〜約1.0である、実施態様231〜304のいずれか一に記載の方法。
[実施態様306]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)が、疎水性部分を含む、実施態様231〜267のいずれか一に記載の方法。
[実施態様307]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、フェニル部分を含む、実施態様306に記載の方法。
[実施態様308]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、架橋アガロースに結合している疎水性部分を含む、実施態様306または307に記載の方法。
[実施態様309]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、架橋アガロースに結合しているフェニル部分またはブチル部分を含む、実施態様306〜308のいずれか一に記載の方法。
[実施態様310]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、phenyl Sepharose(登録商標)クロマトグラフィーまたはButyl Sepharose(登録商標)クロマトグラフィーである、実施態様309に記載の方法。
[実施態様311]
前記疎水性相互作用交換クロマトグラフィーが、HIC平衡化緩衝液、HIC装填緩衝液、またはHIC洗浄緩衝液のうちの1つ以上を使用し、前記HIC平衡化緩衝液、前記装填緩衝液、及び/または前記HIC洗浄緩衝液が、約pH5〜約pH6である、実施態様306〜310のいずれか一に記載の方法。
[実施態様312]
前記HIC平衡化緩衝液、前記装填緩衝液、及び/または前記洗浄緩衝液が、約pH5.5である、実施態様311に記載の方法。
[実施態様313]
前記HIC平衡化緩衝液及び前記洗浄緩衝液が、約170mMの酢酸塩を含む、実施態様311または312に記載の方法。
[実施態様314]
前記HIC装填緩衝液が、50mMのTris、100mMの酢酸ナトリウム(pH約5.5)である、実施態様311〜313のいずれか一に記載の方法。
[実施態様315]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、装填後にHIC洗浄緩衝液で洗浄される、実施態様311〜314のいずれか一に記載の方法。
[実施態様316]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、ヘキシル部分を含む、実施態様306〜315のいずれか一に記載の方法。
[実施態様317]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、ヒドロキシル化メタクリルポリマーに結合している疎水性部分を含む、実施態様306に記載の方法。
[実施態様318]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、ヒドロキシル化メタクリルポリマーに結合しているヘキシル部分を含む、実施態様316または317に記載の方法。
[実施態様319]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、TOYOPEARL(登録商標)Hexyl650Cである、実施態様318に記載の方法。
[実施態様320]
前記疎水性相互作用交換クロマトグラフィーが、HIC平衡化緩衝液、HIC装填緩衝液、またはHIC洗浄緩衝液のうちの1つ以上を使用し、前記HIC平衡化緩衝液、前記HIC装填緩衝液、及び/または前記HIC洗浄緩衝液が、約pH6〜約pH8である、実施態様316〜319のいずれか一に記載の方法。
[実施態様321]
前記HIC平衡化緩衝液、前記装填緩衝液、及び/または前記洗浄緩衝液が、約pH7.0である、実施態様320に記載の方法。
[実施態様322]
前記HIC平衡化緩衝液及び前記洗浄緩衝液が、約50mMの3−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸(MOPS)及び125mMの酢酸塩を含む、実施態様320または321に記載の方法。
[実施態様323]
前記疎水性相互作用クロマトグラフィーが、装填後にHIC洗浄緩衝液で洗浄される、実施態様316〜322のいずれか一に記載の方法。
[実施態様324]
前記疎水性相互作用溶出物が、プールされ、前記溶出物のOD 280 が、約0.5超〜約1.0である、実施態様306〜323のいずれか一に記載の方法。
[実施態様325]
陰イオン交換クロマトグラフィーが、四級アミンを含む、実施態様243、244、または247〜324のいずれか一に記載の方法。
[実施態様326]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、架橋アガロースに結合している四級アミンを含む、実施態様325に記載の方法。
[実施態様327]
前記混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーが、QSFFクロマトグラフィーである、実施態様326に記載の方法。
[実施態様328]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、陰イオン交換事前平衡化緩衝液、陰イオン交換平衡化緩衝液、または陰イオン交換装填緩衝液のうちの1つ以上を使用し、前記陰イオン交換事前平衡化緩衝液、前記陰イオン交換平衡化緩衝液、及び/または陰イオン交換前記装填緩衝液が、約pH8〜約pH9である、実施態様325〜327のいずれか一に記載の方法。
[実施態様329]
前記陰イオン交換事前平衡化緩衝液、前記陰イオン交換平衡化緩衝液、及び/または前記陰イオン交換装填緩衝液が、約pH8.5である、実施態様328に記載の方法。
[実施態様330]
前記陰イオン交換事前平衡化緩衝液が、約50mMのTris及び約500mMの酢酸ナトリウムまたは約100mMの酢酸ナトリウムを含む、実施態様328または329に記載の方法。
[実施態様331]
前記陰イオン交換平衡化緩衝液が、約50mMのTrisを含む、実施態様328〜330のいずれか一に記載の方法。
[実施態様332]
前記陰イオン交換クロマトグラフィーが、装填後に陰イオン交換平衡化緩衝液で洗浄される、実施態様328〜331のいずれか一に記載の方法。
[実施態様333]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、塩勾配によって前記陰イオン交換クロマトグラフィーから溶出される、実施態様328〜332のいずれか一に記載の方法。
[実施態様334]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、増加した塩濃度を有する陰イオン交換溶出緩衝液を前記陰イオン交換クロマトグラフィーに適用することによって、前記陰イオン交換クロマトグラフィーから溶出される、実施態様328〜333のいずれか一に記載の方法。
[実施態様335]
前記陰イオン交換溶出緩衝液が、約50mMのTris及び約100mMの酢酸ナトリウム(約pH8.5)を含む、実施態様334に記載の方法。
[実施態様336]
前記陰イオン交換溶出物が、プールされ、前記溶出物のOD 280 が、約0.5超〜約1.0である、実施態様328〜335のいずれか一に記載の方法。
[実施態様337]
前記ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、セラミックヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーである、実施態様267〜280のいずれか一に記載の方法。
[実施態様338]
前記ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、CHT I型セラミックヒドロキシアパプタイト(hydroxyapaptite)クロマトグラフィーである、実施態様337に記載の方法。
[実施態様339]
前記ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、ヒドロキシアパタイト緩衝液Aまたはヒドロキシアパタイト緩衝液Bのうちの1つ以上を使用し、前記ヒドロキシアパタイト緩衝液Bが、ヒドロキシアパタイト緩衝液Aと比較してより高い伝導度を有する、実施態様337または338に記載の方法。
[実施態様340]
前記ヒドロキシアパタイト緩衝液Aが、約10mMのリン酸ナトリウム(約pH6.8)を含む平衡化緩衝液である、実施態様339に記載の方法。
[実施態様341]
前記ヒドロキシアパタイト緩衝液Bが、約10mMのリン酸ナトリウム及び約1M塩化ナトリウム(約pH6.8)を含む、実施態様339または340に記載の方法。
[実施態様342]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、ヒドロキシアパタイト緩衝液A中のヒドロキシアパタイト緩衝液Bの勾配を使用して、ヒドロキシアパタイド(hydroxyapaptide)クロマトグラフィーから溶出される、実施態様339〜341のいずれか一に記載の方法。
[実施態様343]
前記勾配が、線形勾配である、実施態様342に記載の方法。
[実施態様344]
前記勾配が、0%のヒドロキシアパプタイト緩衝液Bから100%のヒドロキシアパプタイト緩衝液Bへと増加する、実施態様342または343に記載の方法。
[実施態様345]
前記勾配が、約20カラム体積中、0%のヒドロキシアパプタイト緩衝液Bから100%のヒドロキシアパプタイト緩衝液Bへと増加する、実施態様342〜344のいずれか一に記載の方法。
[実施態様346]
前記ヒドロキシアパタイト溶出物が、プールされ、前記溶出物のOD 280 が、約0.5超〜約1.0である、実施態様337〜345のいずれか一に記載の方法。
[実施態様347]
陽イオン交換クロマトグラフィーが、カルボン酸部分またはスルホン酸部分を含む、実施態様245〜246または256〜326のいずれか一に記載の方法。
[実施態様348]
前記カルボン酸部分または前記スルホン酸部分が、スルホプロピル、スルホエチル、スルホイソブチル、またはカルボキシル部分である、実施態様347に記載の方法。
[実施態様349]
前記陽イオン交換クロマトグラフィーが、架橋アガロースに結合しているカルボン酸部分またはスルホン酸部分を含む、実施態様347または348のいずれか一に記載の方法。
[実施態様350]
前記陽イオン交換材料が、POROS(登録商標)HS50、POROS(登録商標)HS20、SO3 Monolith、S Ceramic HyperD、スルホプロピル−Sepharose(登録商標)Fast Flow(SPSFF)、SP−Sepharose(登録商標)XL(SPXL)、CM Sepharose(登録商標)Fast Flow、Capto(商標)S、Fractogel Se HiCap、Fractogel SO3、またはFractogel COOである、実施態様348または349に記載の方法。
[実施態様351]
前記陽イオン交換装填密度が、約20g/L未満である、実施態様347〜350のいずれか一に記載の方法。
[実施態様352]
前記陽イオン交換クロマトグラフィーが、陽イオン交換事前平衡化緩衝液、陽イオン交換平衡化緩衝液、陽イオン交換装填緩衝液、または陽イオン交換洗浄緩衝液のうちの1つ以上を使用し、前記陽イオン交換事前平衡化緩衝液、前記陽イオン交換平衡化緩衝液、前記陽イオン交換装填緩衝液、及び/または陽イオン交換洗浄緩衝液が、約pH5.0〜約pH6.0である、実施態様347〜351のいずれか一に記載の方法。
[実施態様353]
前記陽イオン交換陽イオン交換、前記平衡化緩衝液、前記陽イオン交換装填緩衝液、及び/または陽イオン交換洗浄緩衝液が、約pH5.5または約pH5.8である、実施態様352に記載の方法。
[実施態様354]
前記陽イオン交換平衡化緩衝液が、50mMの酢酸ナトリウムを含む、実施態様352または353に記載の方法。
[実施態様355]
前記陽イオン交換洗浄緩衝液が、50mMの酢酸ナトリウムを含む、実施態様352〜354のいずれか一に記載の方法。
[実施態様356]
前記陽イオン交換クロマトグラフィーが、装填後に平衡化緩衝液で洗浄される、実施態様352〜355のいずれか一に記載の方法。
[実施態様357]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、塩勾配によって前記陽イオン交換クロマトグラフィーから溶出される、実施態様352〜356のいずれか一に記載の方法。
[実施態様358]
前記ポリペプチドまたは多重特異性抗体が、増加した塩濃度を有する陽イオン交換溶出緩衝液を前記陽イオン交換クロマトグラフィーに適用することによって、前記陽イオン交換クロマトグラフィーから溶出される、実施態様352〜357のいずれか一に記載の方法。
[実施態様359]
前記陽イオン交換溶出緩衝液が、500mMの酢酸ナトリウム(約pH5.8)を含む、実施態様358に記載の方法。
[実施態様360]
前記溶出が、10%〜100%の陽イオン交換溶出緩衝液の勾配溶出である、実施態様359に記載の方法。
[実施態様361]
前記陽イオン交換溶出物が、プールされ、前記溶出物のOD 280 が、約0.5超〜約1.0である、実施態様352〜360のいずれか一に記載の方法。
[実施態様362]
前記ポリペプチドまたは前記多重特異性抗体が、細胞内で産生される、実施態様251〜361のいずれか一に記載の方法。
[実施態様363]
前記多重特異性抗体の前記アームが、細胞内で産生される、実施態様361に記載の方法。
[実施態様364]
前記細胞が、原核生物細胞である、実施態様362または363に記載の方法。
[実施態様365]
前記原核生物細胞が、E.coli細胞である、実施態様364に記載の方法。
[実施態様366]
前記細胞が、1つ以上のシャペロンを発現するように操作される、実施態様364または365に記載の方法。
[実施態様367]
前記シャペロンが、FkpA、DsbA、またはDsbCのうちの1つ以上である、実施態様366に記載の方法。
[実施態様368]
前記シャペロンが、E.coliシャペロンである、実施態様366または367に記載の方法。
[実施態様369]
前記細胞が溶解されて、前記ポリペプチドまたは前記多重特異性抗体を含む細胞溶解物を生成する、実施態様362〜368のいずれか一に記載の方法。
[実施態様370]
前記細胞が溶解されて、タンパク質Aクロマトグラフィー前に前記多重特異性抗体または前記多重特異性抗体のアームを含む細胞溶解物を生成する、実施態様369に記載の方法。
[実施態様371]
前記細胞が、微小流動化剤を使用して溶解される、実施態様369または370に記載の方法。
[実施態様372]
ポリエスリエンイミン(polyethlyeneimine)(PEI)が、クロマトグラフィー前に前記細胞溶解物に添加される、実施態様369〜371のいずれか一に記載の方法。
[実施態様373]
前記PEIが、約0.4%の最終濃度になるまで前記溶解物に添加される、実施態様372に記載の方法。
[実施態様374]
前記細胞溶解物が、遠心分離によって浄化される、実施態様369〜373のいずれか一に記載の方法。
[実施態様375]
前記産物特異的不純物が、非対合抗体アーム、抗体ホモ二量体、凝集体、高分子量種(HMW)、低分子量種(LMW)、酸性変異形、または塩基性変異形のうちの1つ以上である、実施態様251〜373のいずれか一に記載の方法。
[実施態様376]
前記方法が、前記組成物中のE.coliタンパク質(ECP)、FkpA、DsbA、DsbC、浸出タンパク質A、核酸、細胞培養培地成分、またはウイルス不純物のうちのいずれか1つの量を低減する、実施態様251〜375のいずれか一に記載の方法。
[実施態様377]
前記多重特異性抗体が、二重特異性抗体である、実施態様232〜245、247〜257、259〜267、または269〜376のいずれか一に記載の方法。
[実施態様378]
前記多重特異性抗体の第1のアームが、IL13に結合する、実施態様377に記載の方法。
[実施態様379]
前記IL13が、ヒトIL13である、実施態様378に記載の方法。
[実施態様380]
前記IL13が、配列番号1または配列番号2のアミノ酸配列を含む、実施態様378または379に記載の方法。
[実施態様381]
前記多重特異性抗体の前記第1のアームが、配列番号7のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号8のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号9のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号10のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号11のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号12のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様378〜380のいずれか一に記載の方法。
[実施態様382]
前記多重特異性抗体の前記第1のアームが、配列番号13のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号14のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様378〜381のいずれか一に記載の方法。
[実施態様383]
前記多重特異性抗体の前記第1のアームが、配列番号15のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様378〜382のいずれか一に記載の方法。
[実施態様384]
前記多重特異性抗体の前記第1のアームが、配列番号16のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様378〜383のいずれか一に記載の方法。
[実施態様385]
前記多重特異性抗体の前記第1のアームが、配列番号17のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様378〜384のいずれか一に記載の方法。
[実施態様386]
前記抗体の第2のアームが、IL17に結合する、実施態様378〜385のいずれか一に記載の方法。
[実施態様387]
前記IL17が、ヒトIL17である、実施態様386に記載の方法。
[実施態様388]
前記IL17が、配列番号3、配列番号4、配列番号5、または配列番号6のアミノ酸配列を含む、実施態様386または387に記載の方法。
[実施態様389]
前記多重特異性抗体の第2のアームが、配列番号18のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号19のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号20のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号21のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号22のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号23のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、実施態様386〜388のいずれか一に記載の方法。
[実施態様390]
前記多重特異性抗体の前記第2のアームが、配列番号25のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号26のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、実施態様386〜389のいずれか一に記載の方法。
[実施態様391]
前記多重特異性抗体の前記第2のアームが、配列番号27のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様386〜390のいずれか一に記載の方法。
[実施態様392]
前記多重特異性抗体の前記第2のアームが、配列番号28のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、実施態様386〜391のいずれか一に記載の方法。
[実施態様393]
前記多重特異性抗体の前記第2のアームが、配列番号29のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、実施態様386〜393のいずれか一に記載の方法。
[実施態様394]
実施態様231〜393のいずれか一に記載の方法によって精製されたポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む、組成物であって、約5%、4%、3%、2%、または1%以下の産物特異的不純物を含む、前記組成物。
[実施態様395]
前記産物特異的不純物が、非対合抗体アーム、抗体ホモ二量体、凝集体、高分子量種(HMW)、低分子量種(LMW)、酸性変異形、または塩基性変異形のうちの1つ以上である、実施態様394に記載の組成物。
[実施態様396]
前記組成物が、約未満を含み、組成物が、前記組成物中、約5%、4%、3%、2%、または1%以下のE.coliタンパク質(ECP)、FkpA、DsbA、DsbC、浸出タンパク質A、核酸、細胞培養培地成分、またはウイルス不純物のうちのいずれか1つを含む、実施態様394または395に記載の組成物。

Claims (43)

  1. ポリペプチド及び1つ以上の不純物を含む組成物からのリペプチドの精製方法であって、方法が、
    a)成物を親和性クロマトグラフィーに供して、親和性溶出物を産生することと、
    b)和性溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成することと、
    c)合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成することと、
    d)イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、リペプチドを含む画分を収集することと、
    e)水性相互作用溶出物を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、リペプチドを含む画分を収集することと、を含み、
    成物からの産物特異的不純物の量を低減する、法。
  2. 多重特異性抗体及び1つ以上の不純物を含む組成物からの重特異性抗体の精製方法であって、重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、法が、逐次的に、
    a)成物をタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、タンパク質A溶出物を産生するステップと、
    b)ンパク質A溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
    c)合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
    d)イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、
    e)水性相互作用溶出物を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、リペプチドを含む画分を収集するステップと、を含み、
    成物からの産物特異的不純物の量を低減する、法。
  3. 重特異性抗体の精製方法であって、重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、重特異性抗体の各アームが、別個に産生され、法が、逐次的に、
    a)重特異性抗体の各アームをタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を産生するステップと、
    b)重特異性抗体を含む組成物を産生するのに十分な条件下で、重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を含む混合物を形成するステップと、
    c)重特異性抗体を含む成物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
    d)合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
    e)イオン交換溶出物を疎水性相互作用クロマトグラフィーに供し、重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、
    f)水性相互作用溶出物を陽イオン交換クロマトグラフィーに供し、リペプチドを含む画分を収集するステップと、を含み、
    成物からの産物特異的不純物の量を低減する、法。
  4. 合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 重特異性抗体の精製方法であって、重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、法が、逐次的に、
    a)成物をタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、タンパク質A溶出物を産生するステップと、
    b)ンパク質A溶出物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
    c)合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
    d)イオン交換溶出物をヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーに供し、重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
    成物からの産物特異的不純物の量を低減する、法。
  6. 重特異性抗体の精製方法であって、重特異性抗体が、複数のアームを含み、各アームが、VH/VL単位を含み、重特異性抗体の各アームが、別個に産生され、法が、逐次的に、
    a)重特異性抗体の各アームをタンパク質Aクロマトグラフィーに供して、重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を産生するステップと、
    b)重特異性抗体を含む組成物を産生するのに十分な条件下で、重特異性抗体の各アームのタンパク質A溶出物を含む混合物を形成するステップと、
    c)重特異性抗体を含む成物を混合モードクロマトグラフィーに供して、混合モード溶出物を生成するステップと、
    d)合モード溶出物を陰イオン交換クロマトグラフィーに供して、陰イオン交換溶出物を生成するステップと、
    e)イオン交換溶出物をヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーに供し、重特異性抗体を含む画分を収集するステップと、を含み、
    成物からの産物特異的不純物の量を低減する、法。
  7. 合モードクロマトグラフィーが、混合モード陰イオン交換クロマトグラフィーである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 和性クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、請求項に記載の方法。
  9. ンパク質Aクロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、請求項2〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 合モードクロマトグラフィー、及び/または陰イオン交換クロマトグラフィーが、結合及び溶出モードで行われる、請求項1〜6及び9のいずれか一項に記載の方法。
  11. ドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、貫流モードで行われる、請求項5または6に記載の方法。
  12. リペプチドまたは多重特異性抗体を含むドロキシアパタイト相互作用クロマトグラフィー画分を限外濾過に供するステップを更に含む、請求項5または6に記載の方法。
  13. リペプチドまたは多重特異性抗体を含むイオン交換画分を限外濾過に供するステップを更に含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  14. リペプチドまたは多重特異性抗体を含むドロキシアパタイトクロマトグラフィー画分を限外濾過に供するステップを更に含む、請求項5、6、及び11のいずれか一項に記載の方法。
  15. 外濾過が、第1の限外濾過、透析濾過、及び第2の限外濾過を逐次的に含む、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. ンパク質Aクロマトグラフィーが、アガロースに結合しているタンパク質Aを含む、請求項2〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. ンパク質Aクロマトグラフィーが、MAbSelect(商標)、MAbSelect(商標)SuRe、及びMAbSelect(商標)SuRe LX、Prosep−VA、Prosep−VA Ultra Plus、Protein A Sepharose(登録商標)fast flow、またはTyopearl Protein Aクロマトグラフィーである、請求項16に記載の方法。
  18. 合モードクロマトグラフィーが、四級アミン及び疎水性部分、四級アミン及び高架橋アガロースに結合している疎水性部分、またはN−ベンジル−n−メチルエタノールアミンを含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 合モードクロマトグラフィーが、Capto(商標)adhereクロマトグラフィーである、請求項18に記載の方法。
  20. 水性相互作用クロマトグラフィー(HIC)が、疎水性部分を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  21. 水性相互作用クロマトグラフィーが、フェニル部分、フェニル部分架橋アガロース、または架橋アガロースに結合しているブチル部分を含む、請求項20に記載の方法。
  22. 水性相互作用クロマトグラフィーが、phenyl Sepharose(登録商標)クロマトグラフィーまたはButyl Sepharose(登録商標)クロマトグラフィーである、請求項20に記載の方法。
  23. 水性相互作用クロマトグラフィーが、ヘキシル部分、ヒドロキシル化メタクリルポリマーに結合している疎水性部分、またはヒドロキシル化メタクリルポリマーに結合しているヘキシル部分を含む、請求項20〜22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 水性相互作用クロマトグラフィーが、TOYOPEARL(登録商標)Hexyl650Cである、請求項20〜22のいずれか一項に記載の方法。
  25. ドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、セラミックヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーである、請求項5、6、11、及び15のいずれか一項に記載の方法。
  26. ドロキシアパタイトクロマトグラフィーが、CHT I型セラミックヒドロキシアパプタイト(hydroxyapaptite)クロマトグラフィーである、請求項25に記載の方法。
  27. 陽イオン交換クロマトグラフィーが、カルボン酸部分スルホン酸部分、カルボン酸部分架橋アガロース、または架橋アガロースに結合しているスルホン酸部分を含む、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法。
  28. イオン交換材料が、POROS(登録商標)HS50、POROS(登録商標)HS20、SO3 Monolith、S Ceramic HyperD、スルホプロピル−Sepharose(登録商標)Fast Flow(SPSFF)、SP−Sepharose(登録商標)XL(SPXL)、CM Sepharose(登録商標)Fast Flow、Capto(商標)S、Fractogel Se HiCap、Fractogel SO3、またはFractogel COOである、請求項27に記載の方法。
  29. リペプチドまたは重特異性抗体、または多重特異性抗体のアームが、細胞内で産生される、請求項1〜28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 胞が、原核生物細胞である、請求項29に記載の方法。
  31. 核生物細胞が、E.coli細胞である、請求項30に記載の方法。
  32. 胞が、1つ以上のシャペロンを発現するように操作される、請求項30に記載の方法。
  33. ャペロンが、FkpA、DsbA、またはDsbCのうちの1つ以上である、請求項32に記載の方法。
  34. 重特異性抗体が、二重特異性抗体である、請求項1〜33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 重特異性抗体の第1のアームが、IL13に結合する、請求項34に記載の方法。
  36. L13が、ヒトIL13である、請求項35に記載の方法。
  37. L13が、配列番号1または配列番号2のアミノ酸配列を含む、請求項35または36に記載の方法
  38. (a)多重特異性抗体の1のアームが、配列番号7のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号8のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号9のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号10のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号11のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号12のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、
    (b)多重特異性抗体の第1のアームが、配列番号13のアミノ酸配列を含むVH配列、及び配列番号14のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、または
    (c)多重特異性抗体の第1のアームが、配列番号15、16、または17のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、請求項35〜37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 体の第2のアームが、IL17に結合する、請求項34〜38のいずれか一項に記載の方法。
  40. L17が、ヒトIL17である、請求項39に記載の方法。
  41. L17が、配列番号3、配列番号4、配列番号5、または配列番号6のアミノ酸配列を含む、請求項39または40に記載の方法
  42. a)多重特異性抗体の第2のアームが、配列番号18のアミノ酸配列を含むHVR−H1、配列番号19のアミノ酸配列を含むHVR−H2、配列番号20のアミノ酸配列を含むHVR−H3、配列番号21のアミノ酸配列を含むHVR−L1、配列番号22のアミノ酸配列を含むHVR−L2、及び配列番号23のアミノ酸配列を含むHVR−L3を含む、
    b)多重特異性抗体の第2のアームが、配列番号25のアミノ段配列を含むVH配列、及び配列番号26のアミノ酸配列を含むVL配列を含む、または
    c)多重特異性抗体の第2のアームが、配列番号27、28、または29のアミノ酸配列を含む重鎖を含む、請求項39に記載の方法。
  43. 請求項1〜42のいずれか一項に記載の方法によって精製されたポリペプチドまたは多重特異性抗体を含む、組成物であって、約5%、4%、3%、2%、または1%以下の産物特異的不純物を含む、成物。
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