JP2018530336A5 - - Google Patents
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Description
本発明を、その例示的な実施形態を参照して具体的に示し、説明したが、添付の特許請求の範囲に包含される本発明の範囲から逸脱することなく形態及び詳細の様々な変更を行い得ることは当業者に理解される。
本開示に係る態様は以下の態様も含む。
<1> 細胞内の1又は複数の標的核酸配列の発現を不活性化する方法であって、
前記1又は複数の標的核酸配列の各々の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数のリボ核酸(RNA)配列及びCasタンパク質をコードする核酸配列を細胞に導入すること;並びに
前記細胞内で前記Casタンパク質が発現され、且つ前記Casタンパク質が前記1又は複数の標的核酸配列に結合して不活性化する条件下で前記細胞を維持すること
を含む方法。
<2> 前記導入工程が、前記1又は複数のRNA配列及び前記Casタンパク質をコードする核酸配列を前記細胞にトランスフェクトすることを含む、<1>に記載の方法。
<3> 前記1又は複数のRNA配列、前記Casタンパク質をコードする核酸配列、又はそれらの組合せが前記細胞のゲノムに導入される、<1>に記載の方法。
<4> 前記Casタンパク質の発現が誘導される、<1>に記載の方法。
<5> 前記細胞が胚由来である、<1>に記載の方法。
<6> 前記細胞が、幹細胞、接合子、又は生殖系列細胞である、<1>に記載の方法。
<7> 前記幹細胞が、胚性幹細胞又は多能性幹細胞である、<6>に記載の方法。
<8> 前記細胞が体細胞である、<1>に記載の方法。
<9> 前記体細胞が真核細胞である、<8>に記載の方法。
<10> 前記真核細胞が動物細胞である、<9>に記載の方法。
<11> 前記動物細胞がブタ細胞である、<10>に記載の方法。
<12> 前記1又は複数の標的核酸配列がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、<1>に記載の方法。
<13> 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、<12>に記載の方法。
<14> 前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化される、<13>に記載の方法。
<15> 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化される、<14>に記載の方法。
<16> 前記Casタンパク質がCas9である、<1>に記載の方法。
<17> 前記1又は複数のRNA配列が約10から約1000ヌクレオチドである、<1>に記載の方法。
<18> 前記1又は複数のRNA配列が約15から約200ヌクレオチドである、<1>に記載の方法。
<19> 細胞内の1又は複数の標的核酸配列を変化させる方法であって、
前記細胞内の標的核酸配列の全体又は一部に相補的なRNAをコードする核酸配列を前記細胞に導入すること;
前記RNAと相互作用し且つ前記標的核酸配列を部位特異的に切断する酵素をコードする核酸配列を前記細胞に導入すること;及び
複合体を形成する相補的標的核酸配列に前記RNAが結合する条件下で前記細胞を維持することを含み、
前記酵素が前記複合体上の結合部位に結合して、前記1又は複数の標的核酸配列を変化させる方法。
<20> 導入工程のそれぞれが、前記細胞に前記核酸配列をトランスフェクトすることを含む、<19>に記載の方法。
<21> 前記RNAをコードする核酸配列、前記Casタンパク質をコードする核酸配列、又はそれらの組合せが前記細胞のゲノムに導入される、<19>に記載の方法。
<22> 前記酵素をコードする核酸配列を誘導によって発現させる、<19>に記載の方法。
<23> 前記細胞が胚由来である、<19>に記載の方法。
<24> 前記細胞が、幹細胞、接合子、又は生殖系列細胞である、<19>に記載の方法。
<25> 前記幹細胞が胚性幹細胞又は多能性幹細胞である、<24>に記載の方法。
<26> 前記細胞が体細胞である、<19>に記載の方法。
<27> 前記体細胞が真核細胞である、<26>に記載の方法。
<28> 前記真核細胞が動物細胞である、<27>に記載の方法。
<29> 前記動物細胞がブタ細胞である、<28>に記載の方法。
<30> 前記1又は複数の標的核酸配列がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、<19>に記載の方法。
<31> 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、<30>に記載の方法。
<32> 前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化される、<19>に記載の方法。
<33> 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化される、<32>に記載の方法。
<34> 前記酵素がCRISPR関連(Cas)タンパク質である、<19>に記載の方法。
<35> 前記Casタンパク質がCas9である、<34>に記載の方法。
<36> 前記RNAをコードする核酸配列が約10から約1000ヌクレオチドである、<19>に記載の方法。
<37> 前記RNAをコードする核酸配列が約15から約200ヌクレオチドである、<19>に記載の方法。
<38> 遺伝子操作された細胞であって、
1又は複数の内在性レトロウイルス遺伝子;及び
前記1又は複数の内在性ウイルス遺伝子の1又は複数の標的核酸配列の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数の外来性核酸配列
を含み、
前記細胞の1又は複数の内在性ウイルス遺伝子の各々が変化されている、細胞。
<39> 遺伝子操作された細胞であって、
複数の内在性ウイルス遺伝子;及び
前記複数の内在性ウイルス遺伝子の1又は複数の標的核酸配列の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数の外来性核酸配列
を含み、
前記細胞の複数の内在性ウイルス遺伝子の各々が変化されている、細胞。
<40> 前記レトロウイルス遺伝子がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、<39>に記載の遺伝子操作された細胞。
<41> 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、<40>に記載の遺伝子操作された細胞。
<42> 前記pol遺伝子の変化により前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化されている、<41>に記載の遺伝子操作された細胞。
<43> 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化されている、<42>に記載の遺伝子操作された細胞。
本開示に係る態様は以下の態様も含む。
<1> 細胞内の1又は複数の標的核酸配列の発現を不活性化する方法であって、
前記1又は複数の標的核酸配列の各々の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数のリボ核酸(RNA)配列及びCasタンパク質をコードする核酸配列を細胞に導入すること;並びに
前記細胞内で前記Casタンパク質が発現され、且つ前記Casタンパク質が前記1又は複数の標的核酸配列に結合して不活性化する条件下で前記細胞を維持すること
を含む方法。
<2> 前記導入工程が、前記1又は複数のRNA配列及び前記Casタンパク質をコードする核酸配列を前記細胞にトランスフェクトすることを含む、<1>に記載の方法。
<3> 前記1又は複数のRNA配列、前記Casタンパク質をコードする核酸配列、又はそれらの組合せが前記細胞のゲノムに導入される、<1>に記載の方法。
<4> 前記Casタンパク質の発現が誘導される、<1>に記載の方法。
<5> 前記細胞が胚由来である、<1>に記載の方法。
<6> 前記細胞が、幹細胞、接合子、又は生殖系列細胞である、<1>に記載の方法。
<7> 前記幹細胞が、胚性幹細胞又は多能性幹細胞である、<6>に記載の方法。
<8> 前記細胞が体細胞である、<1>に記載の方法。
<9> 前記体細胞が真核細胞である、<8>に記載の方法。
<10> 前記真核細胞が動物細胞である、<9>に記載の方法。
<11> 前記動物細胞がブタ細胞である、<10>に記載の方法。
<12> 前記1又は複数の標的核酸配列がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、<1>に記載の方法。
<13> 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、<12>に記載の方法。
<14> 前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化される、<13>に記載の方法。
<15> 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化される、<14>に記載の方法。
<16> 前記Casタンパク質がCas9である、<1>に記載の方法。
<17> 前記1又は複数のRNA配列が約10から約1000ヌクレオチドである、<1>に記載の方法。
<18> 前記1又は複数のRNA配列が約15から約200ヌクレオチドである、<1>に記載の方法。
<19> 細胞内の1又は複数の標的核酸配列を変化させる方法であって、
前記細胞内の標的核酸配列の全体又は一部に相補的なRNAをコードする核酸配列を前記細胞に導入すること;
前記RNAと相互作用し且つ前記標的核酸配列を部位特異的に切断する酵素をコードする核酸配列を前記細胞に導入すること;及び
複合体を形成する相補的標的核酸配列に前記RNAが結合する条件下で前記細胞を維持することを含み、
前記酵素が前記複合体上の結合部位に結合して、前記1又は複数の標的核酸配列を変化させる方法。
<20> 導入工程のそれぞれが、前記細胞に前記核酸配列をトランスフェクトすることを含む、<19>に記載の方法。
<21> 前記RNAをコードする核酸配列、前記Casタンパク質をコードする核酸配列、又はそれらの組合せが前記細胞のゲノムに導入される、<19>に記載の方法。
<22> 前記酵素をコードする核酸配列を誘導によって発現させる、<19>に記載の方法。
<23> 前記細胞が胚由来である、<19>に記載の方法。
<24> 前記細胞が、幹細胞、接合子、又は生殖系列細胞である、<19>に記載の方法。
<25> 前記幹細胞が胚性幹細胞又は多能性幹細胞である、<24>に記載の方法。
<26> 前記細胞が体細胞である、<19>に記載の方法。
<27> 前記体細胞が真核細胞である、<26>に記載の方法。
<28> 前記真核細胞が動物細胞である、<27>に記載の方法。
<29> 前記動物細胞がブタ細胞である、<28>に記載の方法。
<30> 前記1又は複数の標的核酸配列がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、<19>に記載の方法。
<31> 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、<30>に記載の方法。
<32> 前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化される、<19>に記載の方法。
<33> 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化される、<32>に記載の方法。
<34> 前記酵素がCRISPR関連(Cas)タンパク質である、<19>に記載の方法。
<35> 前記Casタンパク質がCas9である、<34>に記載の方法。
<36> 前記RNAをコードする核酸配列が約10から約1000ヌクレオチドである、<19>に記載の方法。
<37> 前記RNAをコードする核酸配列が約15から約200ヌクレオチドである、<19>に記載の方法。
<38> 遺伝子操作された細胞であって、
1又は複数の内在性レトロウイルス遺伝子;及び
前記1又は複数の内在性ウイルス遺伝子の1又は複数の標的核酸配列の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数の外来性核酸配列
を含み、
前記細胞の1又は複数の内在性ウイルス遺伝子の各々が変化されている、細胞。
<39> 遺伝子操作された細胞であって、
複数の内在性ウイルス遺伝子;及び
前記複数の内在性ウイルス遺伝子の1又は複数の標的核酸配列の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数の外来性核酸配列
を含み、
前記細胞の複数の内在性ウイルス遺伝子の各々が変化されている、細胞。
<40> 前記レトロウイルス遺伝子がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、<39>に記載の遺伝子操作された細胞。
<41> 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、<40>に記載の遺伝子操作された細胞。
<42> 前記pol遺伝子の変化により前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化されている、<41>に記載の遺伝子操作された細胞。
<43> 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化されている、<42>に記載の遺伝子操作された細胞。
Claims (65)
- ヌクレアーゼをコードする核酸配列又はヌクレアーゼを細胞に導入すること、
PERV pol遺伝子の一部に相補的な配列を含む少なくとも1つのガイドRNA(gRNA)を前記細胞に導入すること、及び
前記少なくとも1つのガイドRNAと前記ヌクレアーゼとが複数のPERV pol遺伝子と共局在複合体を形成し、前記ヌクレアーゼが前記複数のPERV pol遺伝子の20%以上を切断する条件下で、前記細胞を維持すること
を含む、細胞内のブタ内在性レトロウイルス(PERV)pol遺伝子を改変する方法。 - 前記ヌクレアーゼがエンドヌクレアーゼである、請求項1に記載の方法。
- 前記エンドヌクレアーゼがCRISPRエンドヌクレアーゼである、請求項2に記載の方法。
- 前記CRISPRエンドヌクレアーゼがCasタンパク質である、請求項3に記載の方法。
- PERV pol遺伝子のうち97%以上が切断される、請求項1に記載の方法。
- PERV pol遺伝子の全てのコピーが切断される、請求項5に記載の方法。
- 前記細胞は、第2の細胞へのPERV感染が、野生型コントロール細胞と比較して1/1000倍以下に減少している、請求項5に記載の方法。
- 前記第2の細胞がヒト細胞であり、前記ヒト細胞はHEK293細胞であってもなくてもよい、請求項7に記載の方法。
- PERV pol遺伝子の切断の結果、インデル又は変異が生じている、請求項1に記載の方法。
- PERV pol遺伝子のうち50%以上がゲノムインデルを含む、請求項1に記載の方法。
- PERV pol遺伝子のうち80%以上がゲノムインデルを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記細胞が、胚由来の細胞、幹細胞、接合子、生殖系列細胞、胚性幹細胞、多能性幹細胞 体細胞、真核細胞、動物細胞、哺乳類細胞、及びブタ細胞からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
- PERV pol遺伝子の20%以上に存在する前記切断が配列決定により求められる、請求項1に記載の方法。
- 前記細胞が無傷のPERV gag及び/又はenv遺伝子を含む、請求項1に記載の方法。
- ブタ細胞中のPERV pol遺伝子の97%以上に1又は複数の数の遺伝的に操作されたゲノムインデルを挿入し、それによってPERV pol遺伝子の97%以上を不活性化することを含む、
ブタ内在性レトロウイルス(PERV)を実質的に含まないブタ細胞を作製する方法。 - PERV pol遺伝子の一部に相補的な配列を含む少なくとも1つのガイドRNA(gRNA)を前記ブタ細胞に導入することを含む、請求項15に記載の方法。
- ヌクレアーゼをコードする核酸又はヌクレアーゼを前記ブタ細胞に導入することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
- 前記ヌクレアーゼがエンドヌクレアーゼである、請求項17に記載の方法。
- 前記エンドヌクレアーゼがCRISPRエンドヌクレアーゼである、請求項18に記載の方法。
- 前記CRISPRエンドヌクレアーゼがCasタンパク質である、請求項19に記載の方法。
- 請求項15に記載の方法により作成された遺伝的に操作されたPERV非含有ブタ細胞に由来する、子孫細胞。
- 請求項21に記載の子孫細胞を複数含む組成物。
- PERV pol遺伝子の97%以上が遺伝的に操作されたゲノムインデルを含む、遺伝的に操作されたブタ細胞。
- PERV pol遺伝子の100%が遺伝的に操作されたゲノムインデルを含む、請求項23に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞。
- 前記遺伝的に操作されたブタ細胞は、PERVの感染が1/1000倍以下に減少していて、該減少は、第2の細胞を前記遺伝的に操作されたブタ細胞と共培養した場合を、第2の細胞を野生型ブタ細胞と共培養した場合と比較することによって示される、請求項23に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞。
- 前記第2の細胞はヒト細胞であり、前記ヒト細胞はHEK293であってもなくてもよい、請求項25に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞。
- 前記遺伝的に操作されたゲノムインデルは配列決定によって観察される、請求項23に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞。
- 遺伝的に操作されたブタ細胞は無傷のPERV gag及び/又はenv遺伝子を含む、請求項23に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞。
- 前記遺伝的に操作されたブタ細胞が、胚由来の細胞、幹細胞、接合子、生殖系列細胞、胚性幹細胞、多能性幹細胞 及び体細胞からなる群から選択される、請求項23に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞。
- 請求項23に記載の遺伝的に操作されたブタ細胞に由来する子孫細胞。
- 請求項30に記載の子孫細胞を複数含む組成物。
- 遺伝的に操作されたブタ細胞を複数含み、前記複数の遺伝的に操作されたブタ細胞のそれぞれは、PERV pol遺伝子の97%以上が遺伝的に操作されたゲノムインデルを含むことを特徴とする、単離されたブタ臓器。
- ヌクレアーゼをコードする核酸配列又はヌクレアーゼと、1又は複数のガイドRNA(gRNA)とを含み、gRNAのそれぞれはブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子の一部に相補的な配列を含む、改変されたブタ細胞。
- 前記ヌクレアーゼはエンドヌクレアーゼである、請求項33に記載の改変されたブタ細胞。
- 前記エンドヌクレアーゼがCRISPRエンドヌクレアーゼである、請求項34に記載の改変されたブタ細胞。
- 前記CRISPRエンドヌクレアーゼがCasタンパク質である、請求項35に記載の改変されたブタ細胞。
- 前記1又は複数のgRNAの少なくとも一部とヌクレアーゼとは共局在複合体を形成する、請求項36に記載の改変されたブタ細胞。
- 1又は複数の標的核酸配列の各々の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数のリボ核酸(RNA)配列及びCasタンパク質をコードする核酸配列を細胞に導入すること;並びに
前記細胞内で前記Casタンパク質が発現され、かつ前記Casタンパク質が前記1又は複数の標的核酸配列に結合して前記1又は複数の標的核酸配列を不活性化する条件下で前記細胞を維持すること
を含む、細胞内の1又は複数の標的核酸配列の発現を不活性化する方法。 - 前記導入工程が、前記1又は複数のRNA配列及び前記Casタンパク質をコードする核酸配列を前記細胞にトランスフェクトすることを含む、請求項38に記載の方法。
- 前記1又は複数のRNA配列、前記Casタンパク質をコードする核酸配列、又はそれらの組合せが前記細胞のゲノムに導入される、請求項38に記載の方法。
- 前記Casタンパク質の発現が誘導される、請求項38に記載の方法。
- 前記細胞が、胚由来の細胞、幹細胞、接合子、生殖系列細胞、胚性幹細胞、多能性幹細胞 体細胞、真核細胞、動物細胞、及びブタ細胞からなる群から選択される、請求項38に記載の方法。
- 前記1又は複数の標的核酸配列がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、請求項38に記載の方法。
- 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、請求項43に記載の方法。
- 前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化される、請求項44に記載の方法。
- 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化される、請求項45に記載の方法。
- 前記Casタンパク質がCas9である、請求項38に記載の方法。
- 前記1又は複数のRNA配列が約10から約1000ヌクレオチドであり、前記1又は複数のRNA配列が約15から約200ヌクレオチドであってもなくてもよい、請求項38に記載の方法。
- 細胞内の標的核酸配列の全体又は一部に相補的なRNAをコードする核酸配列を前記細胞に導入すること;
前記RNAと相互作用し且つ前記標的核酸配列を部位特異的に切断する酵素をコードする核酸配列を前記細胞に導入すること;及び
相補的標的核酸配列に前記RNAが結合して複合体を形成する条件下で前記細胞を維持することを含み、
前記酵素が前記複合体上の結合部位に結合して、1又は複数の標的核酸配列を変化させる、
細胞内の1又は複数の標的核酸配列を変化させる方法。 - 導入工程のそれぞれが、前記細胞に前記核酸配列をトランスフェクトすることを含む、請求項49に記載の方法。
- 前記RNAをコードする核酸配列、Casタンパク質をコードする核酸配列、又はそれらの組合せが前記細胞のゲノムに導入される、請求項49に記載の方法。
- 前記酵素をコードする核酸配列を誘導によって発現させる、請求項49に記載の方法。
- 前記細胞は、胚由来の細胞、幹細胞、接合子、生殖系列細胞、胚性幹細胞、多能性幹細胞 体細胞、真核細胞、動物細胞、及びブタ細胞からなる群から選択される、請求項49に記載の方法。
- 前記1又は複数の標的核酸配列がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、請求項49に記載の方法。
- 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、請求項54に記載の方法。
- 前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化される、請求項55に記載の方法。
- 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化される、請求項56に記載の方法。
- 前記酵素はCRISPR関連(Cas)タンパク質であり、前記Casタンパク質はCas9であってもなくてもよい、請求項49に記載の方法。
- 前記RNAをコードする核酸配列は約10から約1000ヌクレオチドであり、前記RNAをコードする核酸配列は約15から約200ヌクレオチドであってもなくてもよい、請求項49に記載の方法。
- 1又は複数の内在性ウイルス遺伝子;及び
前記1又は複数の内在性ウイルス遺伝子の1又は複数の標的核酸配列の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数の外来性核酸配列
を含み、
細胞の1又は複数の内在性ウイルス遺伝子の各々が変化されている、操作された細胞。 - 複数の内在性レトロウイルス遺伝子;及び
前記複数の内在性ウイルス遺伝子の1又は複数の標的核酸配列の全体又は一部に相補的な部分を含む1又は複数の外来性核酸配列
を含み、
細胞の複数の内在性ウイルス遺伝子の各々が変化されている、操作された細胞。 - 前記レトロウイルス遺伝子がブタ内在性レトロウイルス(PERV)遺伝子を含む、請求項61に記載の操作された細胞。
- 前記PERV遺伝子がpol遺伝子を含む、請求項62に記載の操作された細胞。
- 前記pol遺伝子の変化により前記pol遺伝子の1又は複数のコピーが不活性化されている、請求項63に記載の操作された細胞。
- 前記細胞内のpol遺伝子のすべてのコピーが不活性化されている、請求項64に記載の操作された細胞。
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