JP2018526256A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 平滑にされた周辺を有する物品を製造する方法であって、
   周辺縁部を有する熱可塑性シートから物品を形成するステップであって、前記物品は、
   本体と、
   前記周辺縁部に偏向可能なフランジと、を有し、前記偏向可能なフランジは、
   前記周辺縁部を含む周辺フランジと、
   前記物品の残余部に前記偏向可能なフランジを接続する屈曲領域であって、平滑な湾曲の構成を有する屈曲領域と、
   前記周辺フランジが前記屈曲領域を越えて周辺に延在するように、前記周辺フランジ及び前記屈曲領域を接続する肘部と、を含む、ステップと、
   上部本体によって規定された空洞の内部の表面が、前記周辺フランジに衝突して周辺の反対に前記周辺フランジを偏向させ、それによって前記偏向可能なフランジが前記屈曲領域で偏向させられるようになるように、前記空洞の内部に前記物品を挿入するステップと、
   偏向させられた前記屈曲領域に十分な熱を加えて、前記熱可塑性材料を軟化させるステップと、
   その後、偏向させられた前記屈曲領域を冷却して、それによって、前記上部本体から前記物品が分離された後であっても前記屈曲領域が偏向させられた位置のままであり、平滑にされた周辺を有する前記物品をもたらすステップと、を含む方法。
2. 前記屈曲領域は少なくとも０．５ミリメートルの曲率半径を有する、請求項１に記載の方法。
3. 前記屈曲領域は、前記屈曲領域上で約９０度屈曲する、請求項１に記載の方法。
4. 前記屈曲領域と前記物品の前記残余部との間に平坦な延長部が挟み込まれる、請求項１〜３のいずれか１項に記載の方法。
5. 前記延長部は、前記延長部に前記周辺フランジを接触させる程度まで、周辺の反対への前記偏向可能なフランジの偏向のための空間を提供するために十分な大きさを有する、請求項４に記載の方法。
6. 前記屈曲領域と前記肘部との間に平坦なスペーサーが挟み込まれる、請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記スペーサーの長さは、前記延長部に前記周辺フランジを接触させる程度まで、周辺の反対への前記偏向可能なフランジの偏向を促すために十分である、請求項６に記載の方法。
8. 前記肘部は、前記屈曲領域に対してほぼ直角に前記周辺フランジを接続する、請求項１〜５のいずれか１項に記載の方法。
9. 前記肘部は、前記スペーサーに対してほぼ直角に前記周辺フランジを接続する、請求項６又は７に記載の方法。
10. 偏向させられた前記屈曲領域を冷却した後、前記周辺縁部は前記物品の周辺内にある、請求項１〜９のいずれか１項に記載の方法。
11. 偏向させられた前記屈曲領域を冷却した後、前記周辺縁部は、前記屈曲領域の下に、及び、存在する場合に前記延長部の下に、押し込まれる、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の方法。
12. 偏向させられた前記屈曲領域を冷却する前、前記熱可塑性材料を軟化させるために十分な熱が、前記周辺フランジ、前記肘部、存在する場合に前記延長部、及び、存在する場合に前記スペーサーのうちの少なくとも１つに加えられる、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の方法。
13. 熱可塑性材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート及びポリ塩化ビニルから構成された群から選択される、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の方法。
14. 前記偏向可能なフランジは、前記シートの周辺縁部の全体の周りに形成され、前記空洞の内部は、前記物品が前記空洞内に挿入された際に前記物品の周辺の全体の周りで前記周辺フランジに同時に衝突して前記周辺フランジを偏向させ、それによって、前記方法は、その周辺の全体の周りに平滑にされた物品をもたらす、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の方法。
15. 前記空洞の内部に前記物品を挿入した後、前記周辺フランジにラムを衝突させて前記周辺フランジを周辺の反対にさらに偏向させるステップをさらに含む、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の方法。
16. 前記物品の周辺の周りに完全に延在するラムが前記周辺フランジに衝突させられる、請求項１５に記載の方法。
17. 非熱可塑性材料が前記熱可塑性シートに積層される、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の方法。
18. 前記非熱可塑性材料は、金属箔及び板紙層から構成された群から選択される、請求項１７に記載の方法。
19. 前記熱可塑性材料は、剥がせる層を含む、請求項１〜１８のいずれか１項に記載の方法。
20. 前記本体は、凹状の区画を規定し、前記物品は、前記区画を包囲する実質的に平坦な封止面を有し、前記方法は、
    偏向させられた前記屈曲領域を冷却した後、前記区画の周りで完全に前記封止面に上部シートを封止して、封止された区画をもたらすステップをさらに含む、請求項１〜１９のいずれか１項に記載の方法。