JP2018526197A5 - 回転噴霧器 - Google Patents

回転噴霧器 Download PDF

Info

Publication number
JP2018526197A5
JP2018526197A5 JP2018500327A JP2018500327A JP2018526197A5 JP 2018526197 A5 JP2018526197 A5 JP 2018526197A5 JP 2018500327 A JP2018500327 A JP 2018500327A JP 2018500327 A JP2018500327 A JP 2018500327A JP 2018526197 A5 JP2018526197 A5 JP 2018526197A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
coating agent
needle
line
rotary atomizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018500327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018526197A (ja
JP6962905B2 (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE102015010158.7A external-priority patent/DE102015010158A1/de
Application filed filed Critical
Publication of JP2018526197A publication Critical patent/JP2018526197A/ja
Publication of JP2018526197A5 publication Critical patent/JP2018526197A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6962905B2 publication Critical patent/JP6962905B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

2種の成分、具体的には、硬化剤(例えば、イソシアネート)及び原塗料(stammlack)からなる二成分塗料(2K塗料)が先行技術として知られている。塗料系でこうした2K塗料が運ばれる際、シャットオフバルブとして変位可能なバルブニードルを備えたニードルバルブが従来は用いられる。ここで、バルブニードルはバルブ室を通って延びている。このバルブ室は動作中は2K塗料で満たされている。また、バルブ室は、バルブニードルに作用するバルブ駆動に対してシーリングリングにより封止されている。このシーリングリングは、その内側がバルブニードルの外側面に対してスライドし、その外周を介してバルブ室の内壁上に置かれる。
本発明に係る塗布装置は、第1コーティング剤ラインに、自己媒体作動式の第1圧力逃しバルブであって、超過圧力故障を避けるためのものであり、当該第1圧力逃しバルブの上流の圧力が特定の最大圧力を超えたとき自動的に開くものが配置されている点で、先行技術から卓越している。このため、第1コーティング剤ライン内のバルブが故障して開かなくなったせいで、第1コーティング剤ラインで超過圧力故障が生じても、第1圧力逃しバルブが自動的に開くため、供給ラインの破裂が防がれる。このため、第1圧力逃しバルブは、入口側に存在する流圧に応じて開閉する自己媒体作動式圧力逃しバルブである。
超過圧力の危険がある塗布装置内の全ての流体ラインが、超過圧力故障の際に圧力が下がるように、こうした圧力逃しバルブにより保護されていることが好ましい。これは、塗布装置内の全ての流体ライン、例えば、原塗料、硬化剤、調合済み(レディーミクスト)二成分塗料、一成分塗料、溶剤(フラッシング剤)などのための流体ラインを包含し得る。
本発明のある好ましい実施形態では、第1圧力逃しバルブは制御可能な第1バルブにより形成されている。これは、第1バルブが2つの機能を果たすことを意味する。一方では、第1バルブは第1コーティング剤ラインを通る流体の流れを制御することを可能とする。しかし、他方では、第1バルブは、圧力逃しバルブとしても働き、入口側に存在する圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的(自己媒体作動式)に開く。
第1コーティング剤ラインでは、第1圧力逃しバルブと塗布要素との間に、第1コーティング剤ライン内の流体の流れを阻止又は許容する第1メインバルブが配置されている。第1メインバルブは、メインニードルバルブの形態であり、バルブシートを開放又は閉塞する変位可能なバルブニードルを有することが好ましい。こうしたニードルバルブ自体は先行技術で知られているので、その詳細な記載は省略する。
本発明のこの好ましい実施形態では、塗布装置は第2コーティング剤(例えば2K塗料の硬化剤など)を供給するための第2コーティング剤接続を有する。第2コーティング剤ラインが、この第2コーティング剤接続から通じており、第2コーティング剤ラインには、上と同様に自己媒体作動式であり、第1圧力逃しバルブの上流の圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開く第2圧力逃しバルブが配置されている。第2コーティング剤ラインは、原塗料が硬化剤と混ざるように、第1メインバルブの上流で第1コーティング剤ラインにつながることが好ましい。
また、本発明に係る塗布装置は、第1戻り系に流体(例えば、原塗料の残留物)を戻すための第1戻り接続を有することが好ましい。この第1戻り接続に開口している第1戻りラインが、第1圧力逃しバルブの上流で第1コーティング剤ラインから分岐している。第1戻りラインには、上と同様に自己媒体作動式であり、第3圧力逃しバルブの上流の第1戻りラインの圧力が特定の最大値を超えたときに自動的に開く第3圧力逃しバルブが配置されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る塗布装置は、第1溶剤を供給するための第1溶剤接続を有することが好ましく、この第1溶剤は、原塗料用に提供されることが好ましい。第1溶剤ラインが、この第1溶剤接続から通じていることが好ましく、第1溶剤ラインは、第1圧力逃しバルブと第1メインバルブとの間で第1コーティング剤ラインにつながることが好ましい。制御可能で、溶剤の流れを許容又は阻止する第1溶剤バルブが、第1溶剤ライン内に配置されていることが好ましい。
また、本発明に係る塗布装置は、(それ自体は先行技術から知られている)洗浄目的でパルス状空気を供給するためのパルス状空気接続を有することが好ましい。パルス状空気ラインが、このパルス状空気接続から通じていることが好ましく、このパルス状空気ラインは、好ましくは、第1圧力逃しバルブと第1メインバルブとの間で、第1コーティング剤ラインにつながっており、パルス状空気を制御するためにパルス状空気ライン内にパルス状空気バルブが配置されてもよい。
さらに、本発明に係る塗布装置は、第2溶剤を供給するための第2溶剤接続を有することが好ましく、この第2溶剤は、硬化剤用に提供されることが好ましい。第2溶剤ラインが、この第2溶剤接続から通じていることが好ましく、この第2溶剤ラインは、第1圧力逃しバルブと第1メインバルブとの間で第1コーティング剤ラインにつながっており、第2溶剤バルブが、第2溶剤ライン内に配置されていることが好ましい。この第2溶剤バルブは、溶剤の流れを許容又は阻止するために制御可能であることが好ましい。
さらに、開いた状態の圧力逃しバルブが、入口側に進入した圧力サージが減衰された形でのみ出口側に伝わるような、圧力サージ減衰機能を有することが好ましいことも触れねばなるまい。これは、例えば、以下でより詳細に述べるように圧力逃しバルブを膜バルブとして構成することで、実現できる。
また、本発明は、圧力逃しバルブが特別なニードルバルブであるという技術的教示も包含する。本発明に係るこのニードルバルブは、まず、先行技術と同様に、バルブシートと、ニードルステム及びニードルヘッドを有する変位可能なバルブニードルとを有する。バルブニードルは、閉位置と開位置との間で変位可能である。閉位置では、バルブニードルのニードルヘッドは、バルブシートを閉ざし、これにより、流体の流れを閉塞する。一方、開位置では、バルブニードルは、ニードルヘッドから持ち上げられ、これにより、流体の流れを許容する。
背景技術の項で、リスクの冒頭で既に触れたように、不適切な運転又は超過圧力故障の誤解釈の結果として、コーティング剤ホースはニードルバルブの上流で破裂するおそれがあり、これにより、2K塗料又は硬化剤が漏れ出し得るようになり、そして、漏れ出した2K塗料又は硬化剤が硬化することにより停止時間が長くなる。破裂後は、さらなる超過圧力故障はない。運転者が工場を再始動したとき、塗料の一部又は大部分が破裂したホースから漏れ出し、例えば、ハンド軸領域全体を濡らすことになる。殆どの場合、この故障は、数リットルが漏れ出し、他のさらなる故障(例えば、タービン排気が塗料のせいで排出できなくなってしまったことによる速度故障)が生じた後ではじめて見つかる。そこで、本発明に係るニードルバルブは、コーティング剤入口で特定の開口圧力が超過した場合に、バルブが自動的に開くような圧力逃し機能を有することが好ましい。このため、バルブ室内に存在するコーティング剤は膜を押し、これにより、コーティング剤圧力がバルブバネの反対向きの力を克服するのに十分な大きさである場合、膜、ひいては、バルブニードルが、閉位置から開位置に押し出される。そこで、膜は、少なくとも3mm、6mm、又は9mmであり、及び/又は、大きくとも40mm、20mm、又は11mmである膜直径を有することが好ましい。そこで、コーティング剤入口でのコーティング剤の開口圧力は、少なくとも8バール、10バール、12バール、14バール、又は少なくとも38バールであり、及び/又は、高くとも38バール、22バール、18バール、又は16バールである。そして、所望の開口圧力を超過したときに、バルブ室内のコーティング剤圧力が膜を押し、そして、バルブニードルも閉位置から開位置に押し出すように、バネの閉力は、所望の開口圧力及び膜の有効断面積に適合されている必要がある。
既に上で簡単に述べたように、ニードルヘッド及びバルブシートは流れの方向に実質的に円錐状に先細りになっていることが好ましい。ニードルヘッドは、既に上で簡単に述べたようにシーリング要素を嵌め込むことができる環状溝を有していてもよい。これにより、バルブニードルに作用する閉力がシーリング要素により完全に吸収され、そして、シーリング要素への機械的過負荷と損傷を招きかねないという問題が発生し得る。これは、ニードルヘッドが剛体のストッパを有し、閉位置でニードルヘッドがこのストッパを介してバルブシート上に置かれる場合に、防ぐことができる。こうして、バルブが閉じると、ニードルヘッド内のシーリング要素は、バルブニードルのストッパがバルブシート上に置かれるまでの間のみ圧力にさらされる。これにより、バルブが閉じる際のニードルヘッド内のシーリング要素の圧縮が制限されるので、シーリング要素の寿命に良い。
塗装ロボット上の、本発明に係る回転噴霧器の流体配線図。 閉位置にある本発明に係る圧力逃しバルブの断面図。 図2に係る圧力逃しバルブのバルブ駆動の断面図。 円錐状バルブシートを有する円錐状ニードルヘッドの模式図。 塗布装置内に、3種のコーティング剤ライン、具体的には、原塗料用、硬化剤用、及び、代替的に一成分塗料用のコーティング剤ラインが延びる、図1の修正例。 塗布装置内の原塗料ラインが、原塗料のために予約されており、一成分塗料を供給するために代替的に使われない図1の修正例。 2種の異なる二成分塗料の原塗料及び硬化剤のために4種のコーティング剤ラインが塗布装置内にある図1の変形例。
ライン部L1−L4からなる原塗料ラインには、ミキサーMIXの上流に、圧力逃し膜バルブSLV1が配置されている。その構成を以下でより詳しく説明する。圧力逃し膜バルブSLV1は、圧力逃し膜バルブSLV1の上流の原塗料の圧力が特定の最大値を超えたときに、自己媒体作動により、自動的に開く。圧力逃し膜バルブSLV1が開くと、ミキサーMIX及びメインニードルバルブHN1を介して過剰圧力を消散させることができる。これにより、過剰圧力故障、あるいは、さらには、圧力逃し膜バルブSLV1の上流のライン部L1−L4内のラインの破裂が防がれる。
ライン部L5から形成され且つ戻り接続RF1に開口している戻りラインが原塗料ラインのライン部L2から分岐している。戻りラインのライン部L5には、同様に、圧力逃し膜バルブRFV1が配置されており、これは圧力逃し膜バルブSLV1と同じ構成でもよい。圧力逃し膜バルブRFV1の役割は、メインニードルバルブHN1が故障し開かなくなった場合の圧力減少を可能とすることである。この場合、ライン部L1−L4から構成されるコーティング剤ライン内の圧力上昇がある。そして、この圧力上昇は、超過圧力故障の前に間に合うような圧力逃し膜バルブRFV1の自動的開放をまねくので、原塗料ライン内のいかなる超過圧力も戻りライン及び戻り接続RF1を介して減らすことができる。
硬化剤接続Hからは、ライン部L6、L7から構成されている硬化剤ラインに通じている。硬化剤ラインは、ミキサーMIXの上流且つ圧力逃し膜バルブSLV1の下流で原塗料ラインに繋がっている。そのため、原塗料及び硬化剤はミキサーMIX内で混合される。
硬化剤ライン内の硬化剤バルブHVも、同様に圧力逃し膜バルブの形態であり、そのため、同様に硬化剤バルブHVの上流の硬化剤の圧力が特定の最大値を超えたときに自己媒体作動により開く。そして、硬化剤ライン内の超過圧力は、ライン部L7、L4、L3、圧力逃し膜バルブSLV1、圧力逃し膜バルブRFV1、及び戻り接続RF1を介して減らすことができる。
上述の配置について、圧力逃し膜バルブSFV1、RFV1及び硬化剤バルブHV(同様に圧力逃し膜バルブの形態である)は、斜めのハッチングによりそれらと識別されることは触れねばなるまい。一方、塗料ストップバルブの形態の戻りバルブRFV2は、中実な黒いシェーディングにより塗料ストップバルブとして識別される。他方、メインニードルバルブHN1、HN2は、垂直のハッチングによりニードルバルブとして識別される。残りのバルブは、白いシェーディングにより従来のニードルバルブとして識別される。
図2−4は、圧力逃し膜バルブSLV1、RFV1及び硬化剤バルブHV(同様に圧力逃し膜バルブの形態である)のありうる構成の異なる図を示す。
圧力逃しバルブは、流体(例えば、硬化剤、原塗料)を供給するための入口1と、コーティング剤を放出するための出口3とを有する。
[付記]
[付記1]
コーティング剤、特に、二成分塗料を塗布するための、塗布装置(RZ)、特に、回転噴霧器であって、
a)第1コーティング剤、特に、前記二成分塗料の原塗料を供給するための第1コーティング剤接続(SL)と、
b)前記第1コーティング剤接続(SL)から前記塗布装置(RZ)内に通じ且つ前記第1コーティング剤を導く第1コーティング剤ライン(L1−L4)と、
c)前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)内に配置され、前記第1コーティング剤の流れを制御し、第1制御信号により制御可能である第1バルブ(SLV1)と、
を有し、
d)前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)には自己媒体作動式の第1圧力逃しバルブ(SLV1)が配置されており、前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)は超過圧力故障を避けるために前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)の上流の圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開くことを特徴とする塗布装置(RZ)。
[付記2]
前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)は制御可能な第1バルブ(SLV1)により形成されている、付記1に記載の塗布装置(RZ)。
[付記3]
a)前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)は、塗布要素、特に、回転可能に取り付けられているベルカップに通じており、
b)前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)内で、前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記塗布要素との間に、特に、メインニードルバルブの形態であり、前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)での流体の流れを阻止又は許容する第1メインバルブ(HN1)が配置されている、
付記1又は2に記載の塗布装置(RZ)。
[付記4]
a)前記塗布装置(RZ)は、第2コーティング剤、特に、前記二成分塗料の硬化剤を供給するための第2コーティング剤接続(H)を有し、
b)第2コーティング剤ライン(L6、L7)が前記第2コーティング剤接続(H)に通じており、
c)前記第2コーティング剤ライン(L6、L7)内に、自己媒体作動式であり、且つ、前記第1圧力逃しバルブの上流の圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開く第2圧力逃しバルブ(HV)が配置されており、
d)前記第2コーティング剤ライン(L6、L7)は前記第1メインバルブ(HN1)の上流で前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)につながっており、
e)前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)内で、前記第2コーティング剤ライン(L6、L7)がつながる点と前記第1メインバルブ(HN1)との間に、好ましくは、前記原塗料を前記硬化剤と混ぜて前記二成分塗料を形成する第1ミキサー(MIX)が配置されており、
f)前記第1ミキサー(MIX)は、好ましくは、スタティックミキサー、特に、格子ミキサー又は螺旋ミキサーである、
付記3に記載の塗布装置(RZ)。
[付記5]
a)前記塗布装置(RZ)は、流体を第1戻り系に戻すための第1戻り接続(RF1)を有し、
b)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)の上流で前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)から第1戻りラインが分岐しており、
c)前記第1戻りラインは前記第1戻り接続(RF1)に開口しており、及び
d)前記第1戻りライン内には第3圧力逃しバルブ(RFV1)が配置されており、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)は、自己媒体作動式であり、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)の上流で前記第1戻りラインの圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開く、
付記3又は4に記載の塗布装置(RZ)。
[付記6]
a)前記塗布装置(RZ)は、特に前記原塗料用の第1溶剤を供給するための第1溶剤接続(VS1)を有し、
b)前記第1溶剤接続(VS1)から第1溶剤ライン(L11、L10)が分岐しており、
c)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記第1メインバルブ(HN1)との間で前記第1溶剤ライン(L11、L10)は前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)につながっており、及び
d)前記第1溶剤ライン(L11、L10)内には第1溶剤バルブ(VSV1)が配置されている、
付記5に記載の塗布装置(RZ)。
[付記7]
a)前記塗布装置(RZ)は、パルス状空気を供給するためのパルス状空気接続(PL)を有し、
b)パルス状空気ライン(L9、L10)が前記パルス状空気接続(PL)から通じており、
c)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記第1メインバルブ(HN1)との間で前記パルス状空気ライン(L9、L10)は前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)につながっており、及び、
d)前記パルス状空気ライン(L9、L10)内にはパルス状空気バルブ(PLV)が配置されている、
付記1から6のいずれか1つに記載の塗布装置(RZ)。
[付記8]
a)前記塗布装置(RZ)は、特に前記硬化剤用の第2溶剤を供給するための第2溶剤接続(VH)を有し、
b)第2溶剤ライン(L8、L7)が前記第2溶剤接続(VH)から通じており、
c)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記第1メインバルブ(HN1)との間で前記第2溶剤ライン(L8、L7)は前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)に開口しており、及び
d)前記第2溶剤ライン(L8、L7)内には第2溶剤バルブ(VHV1)が配置されている、
付記1から7のいずれか1つに記載の塗布装置(RZ)。
[付記9]
a)第3コーティング剤ライン(L1、L12)が配置されており、前記第3コーティング剤ライン(L1、L12)は、好ましくは、前記第1コーティング剤接続(SL)から通じており、
b)前記第3コーティング剤ライン(L1、L12)内には、特に、メインニードルバルブの形態である、第2メインバルブ(HN2)が配置されており、
c)前記第1メインバルブ(HN1)及び前記第2メインバルブ(HN2)は、出口側で集合し、前記塗布要素に通じている、
付記1から8のいずれか1つに記載の塗布装置(RZ)。
[付記11]
a)前記塗布装置(RZ)は、前記塗布装置の短時間のフラッシングのためのフラッシング媒体を供給するための少なくとも1つのショートフラッシュ接続(KS1、KS2)を有し、
b)ショートフラッシュライン(L14、L15)が前記ショートフラッシュ接続(KS1、KS2)から通じており、
c)前記ショートフラッシュライン(L14、L15)は、前記コーティング剤ラインをバイパスして、前記フラッシング媒体を前記塗布要素に導き、
d)前記ショートフラッシュライン(L14、L15)内には制御可能なショートフラッシュバルブ(KSV1、KSV2)が配置されている、
付記1から10のいずれか1つに記載の塗布装置(RZ)。
[付記12]
開いた状態で、前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)、前記第2圧力逃しバルブ(HV)、及び/又は、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)は、入口側に進入した圧力サージが減衰された形でのみ出口側に伝わるような、圧力サージ減衰機能を有する、
付記1から11のいずれか1つに記載の塗布装置(RZ)。
[付記13]
前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)、前記第2圧力逃しバルブ(HV)、及び/又は、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)は、
a)バルブシート(7)と、
b)ニードルステム及びニードルヘッド(5)を有する変位可能なバルブニードル(4)であって、
b1)前記バルブニードル(4)が閉位置にあるときに前記ニードルヘッド(5)は前記バルブシート(7)を閉塞し、
b2)前記バルブニードル(4)が開位置にあるときに前記ニードルヘッド(5)は前記バルブシート(7)を開放する、
バルブニードル(4)と、
c)前記ニードルヘッド(5)の上流で前記バルブニードル(4)を環状に封止するように囲む柔軟膜(18)と、
を有するニードルバルブである、
付記1から12のいずれか1つに記載の塗布装置(RZ)。
[付記14]
a)前記バルブニードル(4)はバルブ室(17)内に変位可能に配置されており、前記バルブ(17)は少なくとも部分的に円筒状であり、
b)前記膜(18)はその中ほどが前記バルブニードル(4)の前記ニードルステムに封止するよう固定されており、
c)前記膜(18)はその外周縁により前記バルブ室(17)の内壁に封止するように固定されている、
付記13に記載の塗布装置(RZ)。
[付記22]
a)前記バルブニードル(4)の前記ニードルヘッド(5)は流れの方向に実質的に円錐状に先細りになっており、
b)前記バルブシート(7)は流れの方向に実質的に円錐状に先細りになっており、
c)前記ニードルヘッド(5)は、その円錐状側面内に、前記シーリング要素(6)が嵌め込まれる環状溝を有し、
d)前記ニードルヘッド(5)の前記円錐状側面は、前記シーリング要素(6)の上流に環状周辺支持表面(21)を形成し、当該支持表面(21)を介して前記バルブシート(7)上に置かれ、
e)前記ニードルヘッド(5)は、前記支持表面(21)内に、軸方向に延びる少なくとも1つのフラッシング溝(22)を有し、前記フラッシング溝(22)は、前記バルブニードル(4)が閉位置にあるときにフラッシング媒体が前記バルブ室(17)から前記シーリング要素に通過することを可能とするものであり、
f)前記フラッシング溝(22)は、好ましくは、少なくとも1mmで大きくとも2mmの溝幅を有する、
付記21に記載の塗布装置(RZ)。
[付記23]
a)前記ニードルヘッド(5)は、剛体のストッパ(21)を有し、閉位置で、当該ストッパ(21)を介して、特に、環状周辺円錐状支持表面(21)を介して、前記バルブシート(7)上に置かれ、
b)前記バルブニードル(4)が閉位置にあるとき、前記ニードルヘッド(5)剛体の前記ストッパ(21)を介して前記バルブシート(7)上に置かれているため、前記ニードルヘッド(5)内の前記シーリング要素は、前記バルブニードル(4)に作用する閉力とは独立する圧力にさらされている、
付記21又は付記22に記載の塗布装置(RZ)。
A1、A2 ベルカップへの出口
By1 定量ポンプPSL.1原塗料をバイパスするためのバイパスライン
By.1 定量ポンプPSL.1をバイパスするためのバイパスライン
By.2 定量ポンプPSL.2をバイパスするためのバイパスライン
H 硬化剤接続
H.1 硬化剤1用の硬化剤接続
H.2 硬化剤2用の硬化剤接続
HN1 メインニードルバルブ1
HN2 メインニードルバルブ2
HV 硬化剤バルブ
KS1 ショートフラッシュ接続
KS2 ショートフラッシュ接続
KSV1 ショートフラッシュバルブ
KSV2 ショートフラッシュバルブ
LCC リニアカラーチェンジャー
MIX ミキサー
P1K 一成分塗料用の定量ポンプ
PH 硬化剤用の定量ポンプ
PH.1 硬化剤1用の定量ポンプ
PH.2 硬化剤2用の定量ポンプ
PL パルス状空気接続
PL.1 パルス状空気接続
PL.2 パルス状空気接続
PLV パルス状空気バルブ
PLV.1 パルス状空気バルブ
PLV.2 パルス状空気バルブ
PSL 原塗料用の定量ポンプ
PSL.1 原塗料1用の定量ポンプ
PSL.2 原塗料2用の定量ポンプ
RA ロボットアーム
RF1 戻り接続
RF1.1 二成分塗料1用の戻り接続
RF1.2 二成分塗料2用の戻り接続
RF2 戻り接続
RFV1 圧力逃し膜バルブの形態の戻りバルブ
RFV2 塗料ストップバルブの形態の戻りバルブ
RV 戻りバルブ
RZ 回転噴霧器
SL 原塗料接続
SL.1 原塗料1用の原塗料接続
SL.2 原塗料2用の原塗料接続
SLV1 圧力逃し膜バルブの形態の原塗料バルブ
SLV1.1 圧力逃し膜バルブの形態の原塗料バルブ
SLV1.2 圧力逃し膜バルブの形態の原塗料バルブ
SLV2 ニードルバルブの形態の原塗料バルブ
VH 硬化剤ライン用の溶剤接続
VHV1 溶剤バルブ
VHV2 溶剤バルブ
VS1 原塗料ライン用の溶剤接続
VS1.1 原塗料1用の溶剤接続
VS1.2 原塗料2用の溶剤接続
VSV1 溶剤バルブ
VSV1.1 溶剤バルブ
VSV1.2 溶剤バルブ
VSV2 溶剤バルブ
VSV2.1 溶剤バルブ
VSV2.2 溶剤バルブ
L1−L4 原塗料ラインのライン部
L5 戻りラインのライン部
L6、L7 硬化剤ラインのライン部
L8 硬化剤用の溶剤ラインのライン部
L9、L10 パルス状空気ラインのライン部
L11 原塗料用の溶剤ラインのライン部
L12 第2原塗料ラインのライン部
L13 第2戻りラインのライン部
L14 ショートフラッシュラインのライン部
L15 ショートフラッシュラインのライン部
1 入口
3 出口
4 バルブニードル
5 ニードルヘッド
6 シーリングリング
7 バルブシート
8 バルブ駆動
9 外側筐体挿入部
10 二成分シャットオフバルブの筐体本体
11 内側筐体挿入部
12 ピストン
13 バルブバネ
14 ピストン挿入部
15 ピストンの周囲のシーリングリング
16 バルブニードルの周囲のシーリングリング
17 バルブ室
18 膜
19 制御空気室
20 制御空気接続
21 支持表面
22 フラッシング溝
λ ヘッド角度
β シート角度

Claims (25)

  1. コーティング剤を塗布するための回転噴霧器(RZ)であって、
    a)第1コーティング剤を供給するための第1コーティング剤接続(SL)と、
    b)前記コーティング剤を塗布する塗布要素であって、回転可能に取り付けられているベルカップである塗布要素と、
    )前記第1コーティング剤接続(SL)から前記回転噴霧器(RZ)内に通じ且つ前記第1コーティング剤を前記塗布要素へと導く第1コーティング剤ライン(L1−L4)と、
    )前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)内に配置され、前記塗布要素への前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)を通る前記第1コーティング剤の流れを制御し、第1制御信号により制御可能である第1バルブ(SLV1)と、
    を有し、
    )前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)には自己媒体作動式の第1圧力逃しバルブ(SLV1)が配置されており、前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)は超過圧力故障を避けるために前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)の上流の圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開き、
    f)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)は制御可能な第1バルブ(SLV1)により形成される、
    ことを特徴とする回転噴霧器(RZ)。
  2. 記第1コーティング剤ライン(L1−L4)内で、前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記塗布要素との間に、前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)での流体の流れを阻止又は許容する第1メインバルブ(HN1)が配置されている、
    請求項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  3. a)前記回転噴霧器(RZ)は、第2コーティング剤を供給するための第2コーティング剤接続(H)を有し、
    b)第2コーティング剤ライン(L6、L7)が前記第2コーティング剤接続(H)に通じており、
    c)前記第2コーティング剤ライン(L6、L7)内に、自己媒体作動式であり、且つ、前記第1圧力逃しバルブの上流の圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開く第2圧力逃しバルブ(HV)が配置されており、
    d)前記第2コーティング剤ライン(L6、L7)は前記第1メインバルブ(HN1)の上流で前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)につながっており、
    e)前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)内で、前記第2コーティング剤ライン(L6、L7)がつながる点と前記第1メインバルブ(HN1)との間に、前第1コーティング剤を前記第2コーティング剤と混ぜる第1ミキサー(MIX)が配置されており、
    f)前記第1ミキサー(MIX)は、スタティックミキサーである、
    請求項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  4. a)前記回転噴霧器(RZ)は、流体を第1戻り系に戻すための第1戻り接続(RF1)を有し、
    b)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)の上流で前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)から第1戻りラインが分岐しており、
    c)前記第1戻りラインは前記第1戻り接続(RF1)に開口しており、及び
    d)前記第1戻りライン内には第3圧力逃しバルブ(RFV1)が配置されており、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)は、自己媒体作動式であり、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)の上流で前記第1戻りラインの圧力が特定の最大圧力を超えたときに自動的に開く、
    請求項又はに記載の回転噴霧器(RZ)。
  5. a)前記回転噴霧器(RZ)は、第1溶剤を供給するための第1溶剤接続(VS1)を有し、
    b)前記第1溶剤接続(VS1)から第1溶剤ライン(L11、L10)が分岐しており、
    c)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記第1メインバルブ(HN1)との間で前記第1溶剤ライン(L11、L10)は前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)につながっており、及び
    d)前記第1溶剤ライン(L11、L10)内には第1溶剤バルブ(VSV1)が配置されている、
    請求項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  6. a)前記回転噴霧器(RZ)は、パルス状空気を供給するためのパルス状空気接続(PL)を有し、
    b)パルス状空気ライン(L9、L10)が前記パルス状空気接続(PL)から通じており、
    c)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記第1メインバルブ(HN1)との間で前記パルス状空気ライン(L9、L10)は前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)につながっており、及び、
    d)前記パルス状空気ライン(L9、L10)内にはパルス状空気バルブ(PLV)が配置されている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  7. a)前記回転噴霧器(RZ)は、第2溶剤を供給するための第2溶剤接続(VH)を有し、
    b)第2溶剤ライン(L8、L7)が前記第2溶剤接続(VH)から通じており、
    c)前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)と前記第1メインバルブ(HN1)との間で前記第2溶剤ライン(L8、L7)は前記第1コーティング剤ライン(L1−L4)に開口しており、及び
    d)前記第2溶剤ライン(L8、L7)内には第2溶剤バルブ(VHV1)が配置されている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  8. a)第3コーティング剤ライン(L1、L12)が配置されており、前記第3コーティング剤ライン(L1、L12)は、前記第1コーティング剤接続(SL)から通じており、
    b)前記第3コーティング剤ライン(L1、L12)内には、第2メインバルブ(HN2)が配置されており、
    c)前記第1メインバルブ(HN1)及び前記第2メインバルブ(HN2)は、出口側で集合し、前記塗布要素に通じている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  9. a)前記回転噴霧器(RZ)は、流体を第2戻り系に戻すための第2戻り接続(RF2)を有し、
    b)前記第2メインバルブ(HN2)の上流で前記第3コーティング剤ライン(L1、L12)から第2戻りライン(L13)が分岐しており、
    c)前記第2戻りライン(L13)は前記第2戻り接続(RF2)に開口しており、
    d)戻りバルブ(RFV2)が、前記第2戻りライン(L13)内に配置されており、
    e)前記戻りバルブ(RFV2)は、自己媒体作動式であり、
    f)前記戻りバルブ(RFV2)は、その設計により、液体コーティング剤と圧縮空気又は泡とを区別するものであり、
    f1)前記戻りバルブ(RFV2)の入口に圧縮空気又は泡が存在するときに前記戻りバルブ(RFV2)は開き、
    f2)前記戻りバルブ(RFV2)の前記入口に液体コーティング剤が存在するときに前記戻りバルブ(RFV2)は閉じる、
    請求項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  10. a)前記回転噴霧器(RZ)は、前記回転噴霧器の短時間のフラッシングのためのフラッシング媒体を供給するための少なくとも1つのショートフラッシュ接続(KS1、KS2)を有し、
    b)ショートフラッシュライン(L14、L15)が前記ショートフラッシュ接続(KS1、KS2)から通じており、
    c)前記ショートフラッシュライン(L14、L15)は、前記コーティング剤ラインをバイパスして、前記フラッシング媒体を前記塗布要素に導き、
    d)前記ショートフラッシュライン(L14、L15)内には制御可能なショートフラッシュバルブ(KSV1、KSV2)が配置されている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  11. 開いた状態で、前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)、前記第2圧力逃しバルブ(HV)、及び/又は、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)は、入口側に進入した圧力サージが減衰された形でのみ出口側に伝わるような、圧力サージ減衰機能を有する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  12. 前記第1圧力逃しバルブ(SLV1)、前記第2圧力逃しバルブ(HV)、及び/又は、前記第3圧力逃しバルブ(RFV1)は、
    a)バルブシート(7)と、
    b)ニードルステム及びニードルヘッド(5)を有する変位可能なバルブニードル(4)であって、
    b1)前記バルブニードル(4)が閉位置にあるときに前記ニードルヘッド(5)は前記バルブシート(7)を閉塞し、
    b2)前記バルブニードル(4)が開位置にあるときに前記ニードルヘッド(5)は前記バルブシート(7)を開放する、
    バルブニードル(4)と、
    c)前記ニードルヘッド(5)の上流で前記バルブニードル(4)を環状に封止するように囲む柔軟膜(18)と、
    を有するニードルバルブである、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  13. a)前記バルブニードル(4)はバルブ室(17)内に変位可能に配置されており、前記バルブ(17)は少なくとも部分的に円筒状であり、
    b)前記膜(18)はその中ほどが前記バルブニードル(4)の前記ニードルステムに封止するよう固定されており、
    c)前記膜(18)はその外周縁により前記バルブ室(17)の内壁に封止するように固定されている、
    請求項12に記載の回転噴霧器(RZ)。
  14. )前記バルブニードル(4)を変位させるためのバルブ駆動と、
    b)前記コーティング剤を供給するためのコーティング剤入口(1)であって、前記膜(18)が前記コーティング剤で満たされた前記バルブ室(17)に対して前記バルブ駆動を封止するように、前記コーティング剤入口(1)が前記バルブ駆動から離れたほうの前記膜(18)の側にある前記バルブ室(17)に開口している、コーティング剤入口(1)と、
    c)前記コーティング剤を放出するためのコーティング剤出口(3)であって、前記バルブニードル(4)が開位置のときに前記コーティング剤が前記バルブシート(7)を通って前記コーティング剤出口(3)に流れ得るように、前記コーティング剤出口(3)は前記バルブシート(7)に開口している、コーティング剤出口(3)と、
    を有する、
    請求項13に記載の回転噴霧器(RZ)。
  15. 前記バルブ駆動が、
    a)前記バルブニードル(4)を変位させるために前記バルブニードル(4)に作用する変位可能なピストン(12)と、
    b)前記ピストン(12)、ひいては、前記バルブニードル(4)を変位させるために前記ピストン(12)に作用する制御空気を供給するための制御空気入口(20)と、
    c)バネ力により前記ピストン(12)又は前記バルブニードル(4)に作用するバルブバネ(13)と、
    を有し、
    d)閉位置及び閉位置における前記バルブバネ(13)の前記バネ力は、少なくとも20N、40N、又は80Nであり、及び/又は大きくとも400N、200N、又は100Nである、
    請求項14に記載の回転噴霧器(RZ)。
  16. a)前記バルブバネ(13)は、閉位置の方向に前記バルブニードル(4)を押し、
    b)前記制御空気は、前記ピストン(12)を介して、開位置の方向に前記バルブニードル(4)を押し、
    c)前記バルブバネ(13)及び前記ニードルヘッド(5)は、前記ピストン(12)のそれぞれ反対の側に配置されており、
    d)前記ピストン(12)は、前記バルブニードル(4)が開位置に移動するときに大きい開力を生み出すように、少なくとも5mm、10mm、15mm、20mm、25mm、又は32mmのピストン直径を有し、
    e)前記制御空気は、当該制御空気を従来の6バールの圧縮空気ネットワークから得られるように、前記バルブニードル(4)を開位置に移動させるために、6バール未満の制御空気圧力を要する、
    請求項15に記載の回転噴霧器(RZ)。
  17. a)前記バルブバネ(13)は特定の閉力で閉位置の方向に前記バルブニードル(4)を押し、
    b)前記空気バルブ駆動は、空気で作動されたときに、特定の開力で開位置の方向に前記バルブニードル(4)を押し、
    c)前記ニードルヘッド(5)が前記バルブシート(7)に付着している場合でも前記ニードルバルブを開くことができるように、前記開力は前記閉力よりも特定の開力超過分だけ大きく、
    d)前記開力超過は、20N、40N、60N、80N、100N、120N、130N、又は180Nより大きい、
    請求項15又は16に記載の回転噴霧器(RZ)。
  18. a)特定の開口圧力を超えると、前記コーティング剤入口(1)での前記コーティング剤圧力が、前記膜(18)を介して、閉位置から開位置に、前記バルブニードル(4)を押し、
    b)前記膜(18)は、少なくとも3mm、6mm、又は9mmであり、及び/又は、大きくとも40mm、20mm、又は11mmである、膜直径を有し、
    c)前記コーティング剤入口(1、2)での前記コーティング剤の前記開口圧力は、少なくとも8バール、10バール、12バール、14バール、又は38バールであり、及び/又は、大きくとも38バール、22バール、18バール、又は16バールである、
    請求項12から17のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  19. a)前記バルブシート(7)は特定のシート角度(β)で流れの方向に狭くなっており、
    b)前記ニードルヘッド(5)は特定のヘッド角度(λ)で流れの方向に狭くなっており、
    c)前記シート角度(β)は前記ヘッド角度(λ)と実質的に等しく、
    d)前記シート角度(β)は、20°、30°、又は35°より大きく、及び/又は、70°、60°、又は50°より小さく、
    e)前記ヘッド角度(λ)は、20°、30°、又は35°より大きく、及び/又は、70°、60°、又は50°より小さい、
    請求項12から18のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  20. a)閉位置で前記バルブシート(7)を封止するために前記バルブニードル(4)の前記ニードルヘッド(5)内に追加のシーリング要素(6)が嵌め込まれており、及び/又は、
    b)前記シーリング要素(6)は前記バルブニードル(4)の前記ニードルヘッド(5)と異なる材料から作られており、及び/又は、
    c)前記シーリング要素(6)は弾性材料から作られており、及び/又は、
    d)前記シーリング要素(6)はパーフルオロゴムから作られており、及び/又は、
    e)前記シーリング要素(6)は前記ニードルヘッド(5)上に成形されており、及び/又は、
    f)前記シーリング要素(6)は前記ニードルヘッド(5)内の環状溝内に嵌め込まれるシーリングリング(6)であり、及び/又は、
    g)前記ニードルヘッド(5)はチタンから作られている、
    請求項12から19のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  21. a)前記バルブニードル(4)の前記ニードルヘッド(5)は流れの方向に実質的に円錐状に先細りになっており、
    b)前記バルブシート(7)は流れの方向に実質的に円錐状に先細りになっており、
    c)前記ニードルヘッド(5)は、その円錐状側面内に、前記シーリング要素(6)が嵌め込まれる環状溝を有し、
    d)前記ニードルヘッド(5)の前記円錐状側面は、前記シーリング要素(6)の上流に環状周辺支持表面(21)を形成し、当該支持表面(21)を介して前記バルブシート(7)上に置かれ、
    e)前記ニードルヘッド(5)は、前記支持表面(21)内に、軸方向に延びる少なくとも1つのフラッシング溝(22)を有し、前記フラッシング溝(22)は、前記バルブニードル(4)が閉位置にあるときにフラッシング媒体が前記バルブ室(17)から前記シーリング要素に通過することを可能とするものであり、
    f)前記フラッシング溝(22)は、少なくとも1mmで大きくとも2mmの溝幅を有する、
    請求項20に記載の回転噴霧器(RZ)。
  22. a)前記ニードルヘッド(5)は、剛体のストッパ(21)を有し、閉位置で、前記ニードルヘッド(5)は前記ストッパ(21)を介して前記バルブシート(7)上に置かれ、
    b)前記バルブニードル(4)が閉位置にあるとき、前記ニードルヘッド(5)剛体の前記ストッパ(21)を介して前記バルブシート(7)上に置かれているため、前記ニードルヘッド(5)内の前記シーリング要素は、前記バルブニードル(4)に作用する閉力とは独立する圧力にさらされている、
    請求項20又は21に記載の回転噴霧器(RZ)。
  23. a)前記バルブニードル(4)は、追加のシールによって封止されず、及び/又は
    )硬化剤(H)である前記第2コーティング剤はイソシアネートを含み、及び/又は、
    c)前記バルブニードル(4)の前記ニードルステムは、2mm、3mm、又は4mmより大きく、及び/又は、10mm、6mm、又は5mmより小さい直径を有し、及び/又は、
    d)前記バルブニードル(4)は、3mm、2.5mm、2mm、又は1.6mm未満の最大ニードルストロークを有する、
    請求項12から22のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  24. )二成分塗料の原塗料前記第1コーティング剤接続(SL)から供給され、
    b)前記二成分塗料の硬化剤前記第2コーティング剤接続(H)から供給され、
    c)前記原塗料用の前記第1コーティング剤ライン(L1、L3、L4)及び前記硬化剤用の前記第2コーティング剤ラインは、前記第1ミキサー(MIX)に開口しており、
    d)前記第1メインバルブ(HN1)は前記第1ミキサー(MIX)の下流に配置されており、
    e)前記回転噴霧器(RZ)は一成分塗料を供給するための第3コーティング剤接続(1K)を有し、
    f)前記第3コーティング剤ライン(L12)は前記第3コーティング剤接続(1K)から通じており、
    g)前記第2メインバルブ(HN2)は前記第3コーティング剤ライン(L12)内に配置されており、及び
    h)前記第1メインバルブ(HN1)及び前記第2メインバルブ(HN2)は出口側で集合している、
    請求項1から23のいずれか1項に記載の回転噴霧器(RZ)。
  25. a)第1の二成分塗料の第1原塗料が前記第1コーティング剤接続(SL.1)により供給され、
    b)前記第1の二成分塗料の第1硬化剤が前記第2コーティング剤接続(H.1)により供給され、
    c)前記第1原塗料用の前記第1コーティング剤ライン(L1.1、L3.1)及び前記第1硬化剤用の前記第2コーティング剤ライン(L8.1、L10.1)は前記第1ミキサー(MIX.1)に開口しており、
    d)前記第1メインバルブ(HN.1)は前記第1ミキサー(MIX.1)の下流に配置されており、
    e)前記回転噴霧器は、第2の二成分塗料の第2原塗料を供給するための前記第3コーティング剤接続(SL.2)を有し、
    f)前記第2原塗料用の前記第3コーティング剤ライン(L1.2、L3.2)は前記第3コーティング剤接続(SL.2)から通じており、
    g)前記回転噴霧器は、第2の二成分塗料の第2硬化剤を供給するための前記第4コーティング剤接続(H.2)を有し、
    h)前記第2硬化剤用の前記第4コーティング剤ライン(L8.2、L10.2)は前記第4コーティング剤接続(H.2)から通じており、
    i)前記第3コーティング剤ライン(L1.2、L3.2)及び前記第4コーティング剤ライン(L8.2、L10.2)は、前記第2原塗料を前記第2硬化剤と混ぜる第2ミキサー(MIX.2)に開口しており、
    j)前記第2メインバルブ(HN.2)は前記第2ミキサー(MIX.2)の下流に配置されており、及び
    k)前記第1メインバルブ(HN.1)及び前記第2メインバルブ(HN.2)は出口側で集合している、
    請求項1から23のいずれか1項に記載の回転噴霧器
JP2018500327A 2015-07-03 2016-07-01 回転噴霧器 Active JP6962905B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102015008658 2015-07-03
DE102015008658.8 2015-07-03
DE102015010158.7A DE102015010158A1 (de) 2015-07-03 2015-08-05 Applikationsgerät, insbesondere Rotationszerstäuber
DE102015010158.7 2015-08-05
PCT/EP2016/001126 WO2017005353A1 (de) 2015-07-03 2016-07-01 Applikationsgerät, insbesondere rotationszerstäuber

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018526197A JP2018526197A (ja) 2018-09-13
JP2018526197A5 true JP2018526197A5 (ja) 2020-12-03
JP6962905B2 JP6962905B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=57582706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018500327A Active JP6962905B2 (ja) 2015-07-03 2016-07-01 回転噴霧器

Country Status (14)

Country Link
US (2) US10807110B2 (ja)
EP (1) EP3317023B1 (ja)
JP (1) JP6962905B2 (ja)
KR (1) KR102612208B1 (ja)
CN (1) CN107847951B (ja)
BR (1) BR112017028182B1 (ja)
DE (1) DE102015010158A1 (ja)
ES (1) ES2856681T3 (ja)
HU (1) HUE052424T2 (ja)
MX (1) MX2017016168A (ja)
PL (1) PL3317023T3 (ja)
RU (1) RU2690353C1 (ja)
WO (1) WO2017005353A1 (ja)
ZA (1) ZA201800243B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017122488A1 (de) 2017-09-27 2019-03-28 Dürr Systems Ag Applikator mit einer Dichtungsmembran
DE102019109208B3 (de) * 2019-04-08 2020-10-01 Dürr Systems Ag Applikationseinrichtung und entsprechendes Applikationsverfahren
DE102019130612A1 (de) * 2019-11-13 2021-05-20 Dürr Systems Ag Zerstäuber und zugehöriges Betriebsverfahren
TWI807812B (zh) * 2022-05-06 2023-07-01 高科晶捷自動化股份有限公司 出膠裝置及其出膠方法

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52153917U (ja) * 1976-05-19 1977-11-22
DE2747707C2 (de) * 1977-10-25 1982-10-21 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Anlage zum Farbspritzen von Serienteilen wechselnder Farbe
DE8131967U1 (de) * 1981-11-02 1983-04-07 J. Wagner AG, 9450 Altstätten Pumpvorrichtung zum gleichzeitigen zufuehren von zumindest zwei zerstaeubungsfluessigkeiten im waehlbaren mengenverhaeltnis zu einer spritzvorrichtung
WO1984001312A1 (en) 1982-09-30 1984-04-12 Ford Werke Ag Color change apparatus
DE3415253C2 (de) * 1983-08-12 1994-06-30 Reinhardt Technik Gmbh & Co Vorrichtung zum Dosieren von einem viskosen Stoff bei niedrigem Anlagedruck
DE3713999A1 (de) * 1987-04-27 1988-11-10 Behr Industrieanlagen Verfahren zum selbsttaetigen serienweisen beschichten von werkstuecken
JP3408722B2 (ja) * 1997-07-03 2003-05-19 シーケーディ株式会社 弁装置
DE29719535U1 (de) 1997-11-04 1998-02-05 Apson Lackiertechnik Gmbh Vielfarb-Lackiereinrichtung
US6056270A (en) * 1998-05-13 2000-05-02 Tri-Clover, Inc. Valve gasket formed of composite materials and process
JP4441960B2 (ja) 1999-10-04 2010-03-31 日産自動車株式会社 塗料供給装置
US6431521B1 (en) * 2000-09-21 2002-08-13 Claude Ray Jones Silicon carbide valve disc for nuclear reactors
CN2551350Y (zh) 2002-04-10 2003-05-21 台州陆雄农业高新科技有限公司 活(柱)塞泵自动泄压装置
DE10335358A1 (de) 2003-08-01 2005-03-10 Duerr Systems Gmbh Beschichtungsmittelwechsler
US7070066B2 (en) * 2004-04-08 2006-07-04 Nordson Corporation Liquid dispensing valve and method with improved stroke length calibration and fluid fittings
CN1262352C (zh) * 2004-06-29 2006-07-05 深圳市卓宝科技股份有限公司 多组份防水涂料全自动喷涂机
DE102006022570A1 (de) 2006-05-15 2007-11-29 Dürr Systems GmbH Beschichtungseinrichtung und zugehöriges Betriebsverfahren
DE102006053921B4 (de) 2006-11-15 2016-11-24 Dürr Systems Ag Lackiermaschine mit einem Zerstäuber und zugehöriges Betriebsverfahren
US20080173728A1 (en) * 2007-01-22 2008-07-24 Patrick Ilfrey High-solids, reactive components spray application systems
DE102007037663A1 (de) * 2007-08-09 2009-02-19 Dürr Systems GmbH Nadelventilanordnung
DE102008015258B4 (de) * 2008-03-20 2023-05-25 Dürr Systems Ag Farbwechsler für einen Lackierroboter
DE102008037035B4 (de) 2008-08-08 2023-05-25 Dürr Systems Ag Ventilanordnung eines Lackierroboters
DE102009020064A1 (de) 2009-05-06 2010-11-11 Dürr Systems GmbH Fluidventil, insbesondere Rückführventil für eine Lackieranlage
DE102009031180A1 (de) * 2009-06-29 2010-12-30 Magna Steyr Fahrzeugtechnik Ag & Co Kg Vorrichtung zur Beschichtung eines Werkstückes
DE102010010053B4 (de) * 2010-03-03 2019-05-16 Dürr Systems Ag Zerstäuber und Verfahren zum Applizieren von Ein- und Mehr-Komponenten-Beschichtungsmitteln
DE102010019771A1 (de) 2010-05-07 2011-11-10 Dürr Systems GmbH Zerstäuber mit einem Gittermischer
CN202182220U (zh) 2011-08-25 2012-04-04 开维喜阀门集团有限公司 安全减压阀
CN202209455U (zh) 2011-09-23 2012-05-02 福建福思特阀门集团有限公司 电动安全泄压持压阀
CN202270502U (zh) 2011-10-11 2012-06-13 中国国际海运集装箱(集团)股份有限公司 智能调漆系统
DE102013002412A1 (de) 2013-02-11 2014-08-14 Dürr Systems GmbH Applikationsverfahren und Applikationsanlage
CN203540814U (zh) * 2013-10-24 2014-04-16 重庆特铺路面工程技术有限公司 双组份喷涂系统
DE102014012705A1 (de) 2014-08-27 2016-03-17 Eisenmann Se Ventil
CN104174524B (zh) 2014-09-16 2016-08-24 朱红庆 一种集装箱油漆自动化智能调漆输送系统及使用方法
CN204422196U (zh) 2015-03-18 2015-06-24 北京汽车股份有限公司北京分公司 一种涂装机器人雾化器检具
JP2021038846A (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 エクセル インダストリー バルブ、このようなバルブを備える被覆体の適用のためのシステム、及び専用の取り付け及び取り外しツール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018526197A5 (ja) 回転噴霧器
JP6962905B2 (ja) 回転噴霧器
KR102569615B1 (ko) 코팅제 밸브
RU2701539C2 (ru) Игольчатый клапан
JP5416672B2 (ja) 薬液供給装置
JP2006029457A (ja) 塗料用切換弁
JPS61263665A (ja) 2液混合型塗装装置
US10562047B2 (en) Coating agent valve
JPS612979A (ja) 塗料切換バルブ
JP2007044631A (ja) 水性二液ウレタン塗料の供給方法
JP3776616B2 (ja) 二液混合方法
WO2018154622A1 (ja) 回転霧化式塗装機
JP3398035B2 (ja) ニードルレス二液同心ノズルスプレーガン
JPS632704Y2 (ja)
JPH0632212Y2 (ja) 塗料供給切換弁
JP4441960B2 (ja) 塗料供給装置
JPH11101367A (ja) 止水栓