JP2018524227A - ヘッドレスト本体及びヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

本発明は、ヘッドレスト(3)用のヘッドレスト本体(1)であって、内側に位置し且つ支持面(1.3)を形成する1つ以上の支持要素(1.4)を有する少なくとも1つのフレーム(1.1)として形成され、且つ一次成形によってプラスチック材料、詳細には発泡材料を含まない材料、又は複合材料から形成されるヘッドレスト本体(1)に関する。

Description

本発明は、ヘッドレスト用のヘッドレスト本体、ヘッドレストホルダー及びヘッドレストに関する。
外側カバーとヘッドレストをヘッドレストホルダーに取り付けるための内側接続部との間に発泡体の形態の充填材が配置された車両用ヘッドレストは、一般に従来技術から知られている。既知のヘッドレストの場合、例えばヘッドレスト本体を充填するのに予め成形された発泡体が使用される。
特許文献1は、このような車両用ヘッドレストを開示している。ヘッドレストは、ヘッドレスト本体と、ヘッドレストホルダーとを備え、ヘッドレスト本体の外側にカバーが設けられている。ヘッドレストホルダーをヘッドレスト本体に接続するための接続部がヘッドレスト本体の内部に設けられ、接続部とカバーとの間に発泡体から形成された充填材が配置されている。充填材は、その加工状態では液体の形態であり、接続部及びカバーは、その加工状態にある充填材に対して実質的に不透過性の空間領域を画定する。また、ヘッドレストの製造方法について説明する。
独国特許発明第102005015292号明細書
本発明は、従来技術と比較して簡略化され、費用対効果の高いヘッドレスト本体と、改良されたヘッドレストホルダー及びヘッドレストとを特定するという目的に基づいている。
この目的は、請求項1の特徴によるヘッドレスト本体によって本発明により達成される。ヘッドレストに関して、本発明による目的は、請求項9で特定される特徴によって達成される。
本発明の発展形態が従属請求項の主題である。
本発明によるヘッドレスト用のヘッドレスト本体は、支持面を形成する1つ以上の内側可撓性支持要素を有する少なくとも1つのフレームとして構成され、一次成形によってプラスチック材料から、詳細には発泡材を含まない材料から、又は複合材料から、詳細には繊維複合材料、例えばガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチックから形成される。
プラスチック材料は、詳細には熱可塑性物質、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(PC−ABS)である。
ヘッドレスト本体は、詳細には単一部品の設計のものである。この例示的な実施形態では、フレーム及び可撓性支持要素は、一次成形によってプラスチック材料から一緒に形成される。代わりに、ヘッドレスト本体は、多部品の設計のものであることができる。
このようなヘッドレスト本体は、コスト効率よく製造することができ、発泡材料を使用しなくても(発泡体なしで)良好な減衰特性及び支持特性を有する。詳細には、発泡材料の使用はここでは完全に省かれている。
ヘッドレスト本体は、例えば、耐衝撃性のある弾塑性材料又は熱可塑性材料、例えば熱可塑性物質から、詳細にはポリプロピレン、ウレタン、ポリウレタン、ポリエチレン又はポリカーボネート・アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(PC−ABS)から形成される。1つの可能な実施形態では、ヘッドレスト本体は、発泡プラスチック材料を含まない材料の射出成形によって、又は複数のプラスチック材料から多成分射出成形によって形成される。代わりに、ヘッドレスト本体は、変形、詳細には圧縮成形又はプレス加工により形成することもできる。
1つの可能な実施形態では、1つ又は複数の支持要素が、ヘッドレスト本体の人間工学的に構成された支持面(頭部接触面とも呼ばれる)を形成する。詳細には、1つ又は複数の支持要素は、凹形状に成形された支持面を形成する。ここでの支持面は、従来のヘッドレスト本体よりも大きな支持面を有するように凹状に成形されている。詳細には、フレームと組み合わせて凹形状に成形された支持面を有するヘッドレスト本体は、頭部、詳細には頭部の後ろが支持面に載り且つフレームによってそこから横方向に支持されることを可能にする。
この目的のために、1つ又は複数の支持要素は人間工学的に成形され、支持方向に構成され、詳細には頭部に適合され、したがって頭部の快適な支持及び位置決め、詳細には頭部を安定させる小さい横方向の接触支持面を可能にする。言い換えれば、1つ又は複数の支持要素自体が、人間工学的に構成された支持面を形成するため人間工学的に成形されている。1つ又は複数の支持要素の人間工学的な成形により、ヘッドレスト本体は発泡体なしで形成されることができる。1つ又は複数の支持要素にのみクッション材を設けることができる。人間工学的に、詳細には凹状に成形された支持面によって、クッション材を省略することもできる。従って、このようなヘッドレスト本体は、凹状に成形されたクッションのない支持面を有する。
代わりに、支持面は、既知のヘッドレスト本体よりも実質的に小さいクッション材を有することができる。ヘッドレスト本体には、通例、約25mmのクッション材が設けられている。対応して凹状に成形された支持面を有する1つの可能な実施形態では、ヘッドレスト本体、詳細には1つ又は複数の支持要素には、20mm未満、詳細には15mm未満のクッション材が、好ましくは10mmから5mmの範囲のクッション材が設けられている。
従来のヘッドレスト本体と比較して、クッションのないヘッドレスト本体又はより小さいクッション材を有するヘッドレスト本体は、後方衝突の際の頭部の動きを著しく減少させる。その結果、支持面自体が後方衝突時の頭部の衝撃を制限するのでヘッドレスト本体によって快適性と安全性の両方が増大される。
本発明の実施形態は、リブとして設計される支持要素を設ける。例えば、支持要素は、フレームの2つの縦方向側部の間に延びる横方向リブとして設計される。横方向リブは、ここではフレームの内部に配置され、ヘッドレスト本体の中央領域及び支持面を形成する。横方向リブは、長手方向の向きが直線状の設計又は傾斜した設計又は波状の設計のものであることができる。横断面において、横方向リブは、円形又は楕円形又は平坦な形状を有する。
本発明の別の実施形態は、フレームの2つの横方向側部の間に延びる縦方向リブとして設計される支持要素を設ける。縦方向リブは、ここではフレームの内部に配置され、ヘッドレスト本体の中央領域及び支持面を形成する。縦方向リブは、長手方向の向きが直線状の設計又は傾斜した設計又は波状の設計のものであることができる。横断面において、縦方向リブは、円形又は楕円形又は平坦な形状を有する。
更に別の実施形態では、支持要素を横方向リブと縦方向リブの網状体として設計することができる。
更なる代替的な実施形態によれば、支持要素は、フレームから離れるように延びる個々の支持体として設計される。個々の支持体は、例えば、1つ以上の異なる材料から成るパッドとして設計される。例えば、支持面を形成するパッドの領域はクッション性があるか又はクッションが設けられている。また、個々の支持体として設計された1つ又は複数の支持要素は、柔軟に取り付けられる。例えば、支持要素は、支持面の人間工学的な適合を可能にする弾性的に変形可能な接続を用いてフレームに留められている。詳細には、1つ又は複数の支持要素は、人間工学的に構成された支持面を形成するように配置されることができる。加えて又は代わりに、個々の支持体自体が、対応して人間工学的に構成された支持面を形成するために人間工学的に成形されるように設計されることができる。
更なる実施形態によれば、ヘッドレスト本体は、断面が凹形状である。例えば、支持面と、したがってヘッドレスト本体の中央領域とは内側に湾曲してサドルのように設計されるので、ヘッドレスト本体に置かれる頭部に対応する形状が形成される。
発展形態によれば、フレームは、断面に形状加工部、詳細にはS字形状又は蛇行形状、1つ以上の切り欠き又は溝を有する。これにより、フレームは十分な強度と曲げ剛性を有する。フレームは、例えば外側フレームである。また、支持面を完全に取り囲むようにフレームを設計することができる。
ヘッドレスト本体を、例えばシートバック構造体又は車体構造体のような構造要素に固定するために、少なくとも1つのヘッドレストホルダーがヘッドレスト本体のフレームから突出する。ヘッドレスト本体のタイプに応じて、ここではヘッドレストホルダーは単一部品の設計のものであることができ、この実施形態では、ヘッドレストホルダーは構造要素、詳細にはシートバック構造体又は車体構造体に接続される。言い換えれば、ヘッドレストホルダーは、キャリアなしで設計される。詳細には、ヘッドレストホルダーが繊維複合材料、詳細にはガラス繊維強化プラスチックから形成されている場合、追加のキャリアを省略することができる。
代わりに、ヘッドレストホルダーは、ニ部品の設計又は多部品の設計のものであることができる。この実施形態では、ヘッドレストホルダーは、少なくとも1つのキャリアを受け入れるための受け入れ要素として設計され、ヘッドレスト本体上に成形される。キャリアは、金属キャリア、詳細には保持ロッドであることができる。
キャリアは、断面が形状加工された形状のものである。1つの可能な実施形態では、少なくとも1つのキャリアは、断面がS字形状又は蛇行形状のものである。キャリアは、詳細には単純にロール形状の輪郭、詳細には追加のコーティングなしの金属形態として製造されることができる。
また、ヘッドレストホルダーと、任意選択的にキャリアとは、いずれの場合にも長手方向の範囲で少なくとも1回折り曲げられている。ヘッドレストホルダー及びキャリアの本体側傾斜端部は、この場合、ヘッドレスト本体上に成形されるか、又はヘッドレスト本体内に固定され、詳細には着脱可能に固定される。ヘッドレストホルダーと任意選択的にキャリアのそれぞれ反対側の構造体側傾斜端部は、構造要素、詳細にはシートバック構造体又は車体構造体内に着脱可能に固定される。例えば、キャリアは、例えば圧入又は形状嵌め接続を用いて、形状嵌め及び/又は圧入により、ヘッドレスト本体内に、詳細にはヘッドレストホルダー内に着脱可能に固定される。ヘッドレストホルダーと任意選択的にキャリア、例えば保持ロッドとは、組み立てられた状態のヘッドレスト本体がユーザーの頭部に対して人間工学的に適切な位置に配置されるように、ここでは同じ角度で傾斜している。
本発明によるヘッドレストは、前述のヘッドレスト本体と、前述のヘッドレストホルダーとを備え、ヘッドレスト本体を構造要素、詳細にはシート構造体、背もたれ構造体又は車体構造体に接続するための接続部が設けられている。詳細には、ヘッドレストホルダーは、ピン又はボルト接続を用いて構造ホルダーに着脱可能に接続される。
更なる実施形態は、追加的に提供される高さ調節装置を設ける。その結果、ヘッドレストの高さを調節することができる。この実施形態の利点は、例えば、人の頭部高さへの適合であり、その結果として、快適性及び力の伝達及び衝突の際の力の散逸が改善される。
本発明により達成される利点は、詳細には特に簡単に製造することができ且つ費用効果の高いヘッドレストが、同時に改善された支持快適性及びヘッドレスト設計と共に可能になることにある。ヘッドレストは、自動車分野での使用だけでなく、輸送又は家具などの他の機器のアイテムでの使用にも適している。
本発明の例示的な実施形態が、図面を参照してより詳細に説明される。
ヘッドレスト本体の例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 ヘッドレスト本体の例示的な実施形態を縦断面図で概略的に示す。 ヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 ヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を縦断面図で概略的に示す。 図1A又は図2Aによるヘッドレスト本体の断面図を概略的に示す。 図1A又は図2Aによるヘッドレスト本体の断面図を概略的に示す。 図1A又は図2Aによるヘッドレスト本体の断面図を概略的に示す。 フレームと側部支持手段との間に切り欠きが設けられたヘッドレスト本体の断面図を概略的に示す。 リブを有するヘッドレスト本体の例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 リブを有するヘッドレスト本体の例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 リブを有するヘッドレスト本体の例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 リブを有するヘッドレスト本体の例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 パッドを有するヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 パッドを有するヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 パッドを有するヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 パッドを有するヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 パッドを有するヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 パッドを有するヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を上面図で概略的に示す。 ヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を斜視図で概略的に示す。 ヘッドレスト本体の更なる例示的な実施形態を分解図で概略的に示す。 ヘッドレストホルダーの例示的な実施形態を側面図で概略的に示す。 ヘッドレストホルダーの例示的な実施形態を断面図で概略的に示す。 ヘッドレストホルダーの例示的な実施形態を側面図で概略的に示す。 固定可能なキャリアを備えた成形ヘッドレストホルダーを有するヘッドレスト本体と成形されたキャリアレスヘッドレストホルダーを有するヘッドレスト本体のための例示的実施形態を分解図で概略的に示す。 固定可能なキャリアを備えた成形ヘッドレストホルダーを有するヘッドレスト本体と成形されたキャリアレスヘッドレストホルダーを有するヘッドレスト本体のための例示的実施形態を分解図で概略的に示す。 構造ホルダーに留められたヘッドレストを斜視図で概略的に示す。 構造ホルダーの例示的な実施形態を斜視図で概略的に示す。 構造ホルダーに留められたヘッドレストホルダーを側面図で概略的に示す。 構造ホルダーに留められたヘッドレストホルダーを断面図で概略的に示す。 構造ホルダーに留められたヘッドレストホルダーを断面図で概略的に示す。 ヘッドレストが配置されたシートバックを斜視図で概略的に示す。 図12によるシートバックを側面図で概略的に示す。 高さ調節装置を備えたヘッドレストを側面図で概略的に示す。 高さ調節装置を備えたヘッドレストを側面図で概略的に示す。 ヘッドレスト本体を通る断面図を概略的に示す。
相互に対応する部分には、全ての図において同じ符号が付されている。
図1Aは、ヘッドレスト本体1の例示的な実施形態を上面図で概略的に示している。
ヘッドレスト本体1は、一体的な設計のものであり、少なくとも1つのフレーム1.1と、フレーム1.1から、詳細には垂直下方に突出するヘッドレストホルダー1.2とを備える。一体型ヘッドレスト本体1は、一次成形によって、プラスチック材料、詳細には発泡材料を含まない材料から、又は複合材料、詳細にはガラス繊維強化プラスチックのような繊維複合材料から形成される。
フレーム1.1は外側フレームである。
ヘッドレスト本体1は、例えば、耐衝撃性のある弾塑性材料又は熱可塑性材料、例えば熱可塑性のウレタン、ポリウレタン又はポリプロピレンから形成される。1つの可能な実施形態では、ヘッドレスト本体1は、発泡プラスチック材料を含まない材料の射出成形によって、又は複数のプラスチック材料による多成分射出成形によって形成される。ヘッドレスト本体1及びヘッドレストホルダー1.2は、繊維複合材料から形成されることもできる。代わりに、ヘッドレスト本体は、変形、詳細には型鍛造、圧縮成形又はプレス加工のような圧縮変形によって形成されることもできる。
フレーム1.1は、支持面1.3を取り囲むように形成され、2つの縦方向側部と2つの横方向側部とを有する。この上面図では、上側横方向側部は下側横方向側部よりも幅が広い。2つの縦方向側部は、鏡面対称の設計のものであり、縦方向の範囲内で内向きに傾斜している。
フレーム1.1は、取り囲むように形状加工部(プロファイリング)Pを有する。詳細には、フレーム1.1の形状加工部Pは、蛇行又はループ形状を有する。代わりに、形状加工部Pは、S字形状を有することができ、或いは補強材を有するか又は1つ以上の切り欠き又は溝を有する中空の形態で設けられることができる。例えば、フレーム1.1は凹形状を有する。これにより、フレーム1.1は十分な強度と曲げ剛性を有する。
ヘッドレスト本体1はZ方向Zに長い支持面1.3を有しているので、ヘッドレスト本体1は様々なヘッド高さに適合し、好適である。
支持面1.3(接触面とも呼ばれる)はここでは人間工学的に成形されているので、支持面1.3に置かれて又は寄りかかっている頭部はその位置で安定している。支持面1.3に置かれている頭部のこのような安定をサポートするために、支持面1.3は凹状に成形されている。
ヘッドレスト本体1が装着された状態で、その最上位置が約830mmにあるか、又はその最下位置がヒップポイント(Hポイント=人の中央平面上に投影された胴体軸と大腿部の長手方向軸との理論的な交点に位置する中央平面上の点)と呼ばれるものより上の780mm以上にある。ヘッドレスト本体1の最小高さは、例えば、50mmの最大調節を有する調節可能なヘッドレストの場合には112mmであり、調節不能なヘッドレストの場合には182mmである。
ヘッドレスト本体1は、ここでは、50Nの力が作用したときに、ヘッドレスト本体1をX方向X及びZ方向Zに約15mm移動させ且つヘッドレスト本体に寄り掛かって/置かれている頭部の位置を概ね維持するように構成されている。また、900Nから1100Nの範囲内の力の作用の場合には、ヘッドレスト本体1は7.5mmより大きい変形を有し、 特に990Nの力の作用の場合には約8mm、1068Nの力の作用の場合には約9.6mmの変形を有する。
図1Bは、図1Aによるヘッドレスト本体1を縦断面図で示している。例示的な実施形態では、フレーム1.1の形状加工部Pは、少なくとも断面が蛇行形状又はループ形状を有する。代わりに、形状加工部Pは、S字形状を有することができ、或いは補強材を有するか又は1つ以上の切り欠き又は溝を有する中空の形態で設けられることができる。前記切り欠き又は溝はリブを形成する。これにより、フレーム1.1は十分な強度と曲げ剛性を有する。
フレーム1.1によって取り囲まれているヘッドレスト本体1の内側領域は、支持面1.3を形成する。支持面1.3は、以下に説明するように、様々な方法で設計されることができる。
1つの可能な実施形態では、ヘッドレスト本体1は、単一部品でクッションのない設計のものである。
ヘッドレスト本体1には、任意選択的にクッション材10を設けることができる。クッション材10は、詳細には、20mm未満、詳細には15mm未満の厚さを有する。代わりに、クッション材10は、5mmから10mmの厚さを有することができる。このようなクッションのないヘッドレスト本体1又は20mm未満の小さいクッション材10を備えたこのようなヘッドレスト本体1は、頭部を横方向に支持した状態で高い安全性と同時に高い快適性を有する。
オプションの薄いクッション材10は、図2Aに一例として示されているが、以下の実施形態のすべてにおいても使用することができる。しかしながら、クッション材10は省略することもできるので、ヘッドレスト本体1は、単一部品で且つクッションのない設計のものであることができる。
図2A及び2Bは、支持面1.3を形成する複数の内側可撓性支持要素1.4を有するヘッドレスト本体1の例示的な実施形態を上面図及び縦断面図で概略的に示している。
ヘッドレスト本体1は、ここでは、発泡体を含まない材料又は複合材料から成る一体の射出成形部品として、フレーム1.1と、ヘッドレストホルダー1.2と、支持要素1.4とによって形成される。
支持要素1.4は、フレーム1.1の2つの縦方向側部の間に延び、ヘッドレスト本体1の支持面1.3を形成する。支持要素1.4は、横方向リブとして設計されている。
図示された例示的な実施形態では、支持要素1.4は、中心直線領域と、中心直線領域から折れ曲がり且つフレーム1.1に接続される2つの端部領域とを有する。したがって、支持要素1.4はU字形状を有する。
図2Bは、図1Aのフレーム1.1と同様に設計されている図2Aによるフレーム1.1の形状加工部Pを縦断面図で示している。支持要素1.4は、支持面1.3の領域に配置されている。断面図に示すように、リブとして設計された支持要素1.4は、実質的に楕円形又はわずかに外側に湾曲した断面形状を有する。これにより、頭部の支持快適性及び安定性が向上する。
図3Aから3Cは、図1A又は2Aによるヘッドレスト本体1の様々な断面図を概略的に示している。
したがって、図3Aは、フレーム1.1の上側横方向側部と縦方向側部の一方との間の領域に蛇行する又はループ状の形状加工部Pを有する、フレーム1.1の一部を通る断面A−Aを示している。
図3Bは、フレーム1.1及びヘッドレストホルダー1.2の一部を通る断面D−Dを示している。フレーム1.1の形状加工部Pは、この部分が中空及びU字形の設計である。
この部分では、支持面1.3から離れているフレーム1.1の端部は、ヘッドレストホルダー1.2の本体側端部に接合されている。ヘッドレストホルダー1.2の本体側端部は、中空の設計であり、空洞1.2.1内に突出するウェブ1.2.2が設けられている。
ヘッドレストホルダー1.2は、ここでは、図12に図示されている構造要素7にキャリアなしで、したがって追加のキャリアを用いずに着脱可能に留められ且つ固定されることができるように設計されることができる。ヘッドレスト本体1上に成形されたこのようなキャリアなしヘッドレストホルダー1.2は、ウェブ1.2.2及び/又はリブ(図示せず)のような内側補強要素を有する。
図3Cは、構造体側の領域、例えば背もたれ側端部におけるヘッドレストホルダー1.2と、フレーム1.1と、支持要素1.4と、フレーム1.1の反対側の領域と、ヘッドレストホルダー1.2の本体側端部とを通る斜め断面図を示している。
図示されるように、ヘッドレストホルダー1.2は、断面において構造体側の領域、詳細には背もたれ側端部にウェブ1.2.2なしの(ウェブがない)空洞1.2.1を有する。ヘッドレストホルダー1.2の構成によっては(キャリアの有無にかかわらず)、ヘッドレストホルダーは、断面において本体側端部の方向に減少する外周を有することができる。言い換えれば、背もたれ側端部の断面は、ヘッドレストホルダー1.2の本体側端部の断面よりも大きい。ヘッドレストホルダー1.2は、ここでは鏡面対称の設計である。
ヘッドレストホルダー1.2は、ここでは任意選択的にキャリア2用の受容部として設計されることができる。この実施形態では、ウェブ1.2.2の数を減らすことができる。
頭部11の支持体は、図3Cに示されている。この場合、フレーム1.1は、可撓性支持要素1.4を有する支持面1.3への移行部に、支持面1.3の方向を指し且つ可撓性のある設計の支持手段12を有する。頭部11はこれにより包囲され、横方向に支持される。フレーム1.1への延長によって、頭部11の側方支持手段12は、ヘッドレスト本体1上の頭部11の硬点タイプの支持を回避する。支持要素1.4は、快適性及び設計に役立ち、自由に構成されることができる。支持手段12は、支持面1.3及び頭部11の横方向の保持を拡大するのに役立つ。
また、力を分配するための荷重経路としての切り欠き13を、図3Dに示すように、フレーム1.1と支持面1.3内に突出する側方支持手段12との間に導入することができる。
図4Aから4Dは、縦方向リブ(図4A)、U字形リブ(図4B)、横方向リブ(図4C)及び縦方向リブ及び横方向リブの網状体(図4D)の形態の様々な支持要素1.4を有するヘッドレスト本体1の様々な例示的な実施形態を上面図で概略的に示している。
それぞれのフレーム1.1はここでは凹状に成形されており、図1Aのフレーム1.1と同様に設計されることができる。フレーム1.1の形状加工部Pは、取り囲んでおり、少なくとも断面が蛇行形状又はループ形状を有する。代わりに、形状加工部Pは、S字形状を有することができ、或いは補強材を有するか又は1つ以上の切り欠き又は溝を有する中空の形態で設けられることができる。内側リブ形状の支持要素1.4は、支持面1.3に置かれる頭部のために支持要素1.4が人間工学的に構成された、詳細には凹形状の支持面1.3を形成するように成形され且つ配置されている。
この目的のために、リブは、横方向及び/又は縦方向の直線又は傾斜又は波状の設計のものであることができる。また、リブは、断面が円形又は楕円形又は平坦な形状を有する。
図5Aは、個別の支持体として設計され且つ柔軟に取り付けられた支持要素1.4を有する多部品ヘッドレスト本体1の更なる代替的な実施形態を示している。この場合、支持要素1.4は、支持面1.3の方向にフレーム1.1から離れるように延び、支持面1.3を形成する。人間工学的な支持面1.3の成形のために、個々の支持体又はパッドは、例えばプラスチック継ぎ手などの継ぎ手によって柔軟に取り付けられる。例えば、個々の支持体は、弾性的に変形可能な接続を用いてフレーム1.1に留められる。加えて又は代わりに、個々の支持体自体を人間工学的に成形されるように設計することができる。
個々の支持体は、例えば、1つ以上の異なる材料から成るパッドとして設計される。また、支持面1.3を形成するパッドの領域は、クッション性があるか又はクッションが設けられていることができる。例えば、支持要素1.4は、多層設計のものであり、支持面1.3としてその上に配置されたクッションを有するキャリアを備える。パッド形状の支持要素1.4はまた、調節可能に、詳細には矢印Rに従って少なくとも1つの溝N内で移動可能にフレーム1.1に配置されることができる。
図5Aの斜視図で明らかなように、ヘッドレスト本体1は、凹形状を有する。フレーム1.1は、ここでは最初に凹状に成形されている。支持要素1.4は、支持面1.3に置かれる頭部のために支持要素1.4が凹状の支持面1.3を形成するように配置又は調節される。例えば、パッドは、支持面1.3としたがってヘッドレスト本体1の中央領域とが内側に湾曲し且つサドルのように設計されるように内側に傾斜して配置され且つ調節され、ヘッドレスト本体1に置かれる頭部に対応する形状を形成する。
図5Bから5Fは、数、形状及び/又は配置が異なる様々なパッド形状の支持要素1.4を有する更なるヘッドレスト本体1を示している。したがって、図5Bは、支持要素1.4として3つの大きなパッドを有するヘッドレスト本体1を示している。図5C及び5Dは、4つの支持要素1.4を有するヘッドレスト本体1を示している。
図5Aから5Fに示すように、支持要素1.4は、円形、三角形又は正方形の設計のものであることができる。支持要素1.4は、内側に湾曲するように又は別の好適な表面形状を有するように設計されることができる。
図5E及び5Fは、互いに間隔をあけて配置され且つ支持面1.3の方向に内側に傾斜している支持要素1.4としてより小さいパッドを有するヘッドレスト本体1を示している。
図6A及び図6Bは、フレーム1.1の内部を満たすパッドの形態の個別の支持要素1.4を有するヘッドレスト本体1の更なる例示的な実施形態を斜視図及び分解図で概略的に示している。このパッドは、ここでは、詳細にはフレーム1.1を完全に充填する壁を意味すると理解される。壁は、例えば、発泡体を含まない材料又は複合材料から成る一体化した射出成形部品として、フレーム1.1とともに形成される。ヘッドレスト本体1は、フレーム1.1と、ヘッドレストホルダー1.2と、1つの支持要素1.4とで構成される一体物として形成されている。
また、快適性を向上させるために、保持フレーム1.5が、ヘッドレスト本体1に着脱可能に締結可能であることができ、詳細には差し込み可能且つラッチ可能であることができ、カバー1.6、詳細には布カバー又は織布が、同様に保持フレームに着脱可能に締結可能であることができる。
更なる実施形態では、ヘッドレスト本体1は、フレーム1.1と、支持要素1.4と、ヘッドレストホルダー1.2とともに、カバー1.6で又は別の軟質材料で覆われることができる個別の部品としてプラスチック材料又は複合材料から形成されることができる。
上記及び下記のヘッドレスト本体1は、自動車分野又は輸送分野又は家具分野での使用に適している。
図7Aから7Cは、ヘッドレストホルダー1.2の例示的な実施形態の断面図及び側面図を概略的に示している。
上記のように、ヘッドレストホルダー1.2は、キャリア2を備えることができる。キャリア2は、(図7Aに示すように)1つの保持ロッド2.1又は(図8Aに示すように)2つの保持ロッド2.1を備えることができる。
キャリア2は、付形された設計のものである。単一部品の実施形態では、キャリア2は、断面が付形されたU字形保持ロッド(具体的には図示せず)として設計されることができる。代わりに、キャリア2は、断面が付形され且つ任意選択的に長手方向の向きが折り曲げられた2つの保持ロッド2.1として設計されることができる。
図7A及び図7Cは、キャリア2、詳細には保持ロッド2.1の一方を長手方向の範囲で示している。ここで保持ロッド2.1は、長手方向に少なくとも一回折り曲げられている(図7A)。
図7Bは、キャリア2、詳細には保持ロッド2.1を断面図で示している。1つの可能な実施形態では、それぞれの保持ロッド2.1は、断面がS字形状の設計又は蛇行する設計又はループ状の設計である。保持ロッド2.1は、ロール形状の金属形態から形成されている。
図8Aは、例えば、ポリウレタンから製造された一体型ヘッドレスト本体1とヘッドレストホルダー1.2とから形成された、ヘッドレスト3の例示的な実施形態を分解図で概略的に示している。ヘッドレストホルダー1.2は、2つの保持ロッド2.1から形成されたキャリア2用の受容部として設計され、支持面1.3が受け入れ要素1.2の構造体側、特に背もたれ側端部から離間し且つ長手方向軸Lに対して実質的に平行に配置されるように、前記ヘッドレストホルダー1.2がヘッドレスト本体1の長手方向軸Lに対して所定の角度αでフレーム1.1から離れるようにヘッドレスト本体1のフレーム1.1上に成形されている。
保持ロッド2.1は、傾斜したロッド端部をヘッドレスト本体1のヘッドレストホルダー1.2内に挿入可能であり、詳細には圧入又はラッチ接続を用いて、ヘッドレストホルダー1.2内に固定可能、詳細には着脱可能に固定可能である。この場合、ヘッドレストホルダー1.2は、保持ロッド2.1の断面形状に対応する断面形状を有する。
図8Bは、例えばポリウレタンから製造された一体型ヘッドレスト本体1から成るヘッドレスト3の代替的な実施形態を分解図で概略的に示している。成形ヘッドレストホルダー1.2は、ここではキャリアなしで設計されている。この目的のために、ヘッドレストホルダー1.2は、複合材料、詳細にはガラス繊維強化プラスチック又は炭素繊維強化プラスチックなどの繊維強化複合材料から形成されることができる。この実施形態では、ヘッドレストホルダー1.1自体がキャリア要素を形成し、したがって、内部リブ又はウェブ1.2.2から成るウェブ構造を有する。
図9は、構造ホルダー4に留められたヘッドレスト3を斜視図で概略的に示している。ヘッドレストホルダー1.2は、ここではピン又はボルト接合を用いて容易に着脱可能に留めることができる。
ヘッドレストホルダー1.2を用いてヘッドレスト本体1を構造ホルダー4に留めるために、構造ホルダー4は、背もたれキャリア5内に固定されたホルダー6を有し、ホルダー6は、例えば、詳細には円筒中空形状として設計され、保持ロッド2.1の断面形状に対応する断面形状を有する。
ヘッドレスト3の方向に、ホルダー6は拡大された支持フランジ6.1を有し、ヘッドレスト3と背もたれキャリア5の組立状態において、ヘッドレスト本体1のヘッドレストホルダー1.2が支持フランジ6.1に置かれる。
ホルダー6内の保持ロッド2.1の着脱可能な固定のために、ホルダー6と保持ロッド2.1は互いに対応する接続要素を有する。例えば、ホルダー6は、各々が締結要素6.2、例えばピンを有する。ヘッドレストホルダー1.2及び対応してヘッドレストホルダー1.2内に配置された保持ロッド2.1は、図8A及び8Bに示すように、各々がピンに対応する凹部1.7又は2.2を有する。
図10は、構造ホルダー4のホルダー6の一方の例示的な実施形態を示している。ホルダー6は、ヘッドレスト3の方向を指している端部に支持フランジ6.1と、ピン又はボルト形状の締結要素6.2とを備える。締結要素6.2は、ここでは接続を用いてホルダー6上に保持されているので、締結要素6.2は失われない。プラグイン及びラッチ接続のような別の着脱可能な接続も同様に可能である。
図11Aから11Cは、構造ホルダー4、詳細にはホルダー6の一方に留められたヘッドレストホルダー1.2を、詳細には前記ヘッドレストホルダーのキャリア2及び前記キャリアの保持ロッド2.1を側面図と断面図で概略的に示している。それぞれのホルダー6は、ここでは内側に、固定領域にあるU字形支持要素6.3を含むことができる。
図12は、ヘッドレスト3が配置されたシートバックである構造要素7を斜視図で概略的に示している。例えば図10から11Cを参照してより詳細に説明されるように、保持ロッド2.1の本体側ロッド端部に対向するロッド端部は、シートバックの構造ホルダー4に着脱可能に固定されている。
詳細には、それぞれの保持ロッド2.1、詳細にはそのヘッドレスト側端部は、例えば圧入又は形状嵌め接続を用いて、形状嵌め及び/又は圧入によりヘッドレスト本体1内に着脱可能に固定され、例えばピン及びソケット接続などのピン又はボルト接続を用いて、形状嵌め及び/又は圧入により背もたれ側端部の構造ホルダー4内に着脱可能に固定されている。
図13は、構造要素7(シートバック)に配置されたヘッドレスト3を側面図で示している。ヘッドレストホルダー1.2及びキャリア2、特にその保持ロッド2.1は、組み立てられた状態のヘッドレスト本体1の支持面1.3がユーザーの頭部に対して人間工学的に対応する位置、詳細には垂直の位置に配置されるように、ここではヘッドレスト本体1の長手方向軸から同じ角度αで傾斜している。
また、一体型ヘッドレスト本体1は、支持面1.3の領域において凹状であり(内向きに湾曲しており)、側面図で分かるように、フレーム1.1は、中央領域が傾斜した設計のものである。
図14A及び14Bは、高さ調節装置8を備えたヘッドレスト3の例示的な実施形態を側面図で概略的に示している。高さ調節装置8は、従来の高さ調節装置として設計され、具体的には図示しない方法で、例えば、ヘッドレストホルダー1.2内に配置されている。
ヘッドレスト3は、図14A及び14Bに異なる高さで示されている。この場合、図14Aは収縮位置、詳細には下方位置にあるヘッドレスト3を示し、図14Bは伸長位置、詳細には上方位置にあるヘッドレスト3を示している。
高さ調節装置8の作動機構9は、ヘッドレストホルダー1.2内に、例えば横方向に取り付けられている。更なる実施形態(具体的に図示せず)では、高さ調節装置8の作動機構9をヘッドレストホルダー1.2の異なる位置に取り付けることができる。
作動機構9の作動により、高さ調節装置8はロック解除される。したがって、ヘッドレスト3は、キャリア2に沿ってその位置を調節することができる。調節終了後、高さ調節装置8はロックされ、ヘッドレスト3は調節された位置に固定される。
図15は、ヘッドレスト本体1を通る断面図を詳細に概略的に示している。荷重矢印Kは、フレーム1.1に作用し且つ支持面1.3に作用しない荷重経路を示している。
1 ヘッドレスト本体
1.1 フレーム
1.2 ヘッドレストホルダー
1.2.1 空洞
1.2.2 ウェブ
1.3 支持面
1.4 支持要素
1.5 保持フレーム
1.6 カバー
1.7 凹部
2 キャリア
2.1 保持ロッド
2.2 凹部
3 ヘッドレスト
4 構造ホルダー
5 背もたれキャリア
6 ホルダー
6.1 支持フランジ
6.2 締結要素
6.3 支持要素
7 構造要素
8 高さ調節装置
9 作動機構
10 クッション材
11 頭部
12 支持手段
13 切り欠き
A−A 断面
D−D 断面
K 荷重矢印
L 長手方向軸
N 溝
P 形状加工部
R 矢印
X X方向
Y Y方向
Z Z方向
α 角度

Claims (14)

  1. ヘッドレスト(3)用のヘッドレスト本体(1)であって、
    支持面(1.3)を形成する1つ以上の内側可撓性支持要素(1.4)を有する少なくとも1つのフレーム(1.1)として構成され、且つ一次成形によってプラスチック材料及び/又は複合材料から形成される、ヘッドレスト本体(1)。
  2. 前記支持要素(1.4)は、人間工学的に構成された支持面(1.3)、詳細には凹形状の支持面(1.3)を形成する、請求項1に記載のヘッドレスト本体(1)。
  3. 前記支持面(1.3)は、拡大された頭部支持体が提供されるように人間工学的に構成されている、請求項2に記載のヘッドレスト本体(1)。
  4. 前記支持要素(1.4)は、クッションがないように設計されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)。
  5. 前記支持要素(1.4)には、20mm未満のクッション材(10)が設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)。
  6. 前記支持要素(1.4)はリブとして設計されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)。
  7. 前記支持要素(1.4)は、柔軟に取り付けられた個別の支持層として設計されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)。
  8. 前記フレーム(1.1)は断面の形状加工部(P)を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)。
  9. 少なくとも1つのヘッドレストホルダー(1.2)が前記フレーム(1.1)から突出している、請求項1から8のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)。
  10. 前記ヘッドレストホルダー(1.2)は、断面が付形された少なくとも1つのキャリア(2)を備える、請求項6に記載のヘッドレスト本体(1)。
  11. 前記少なくとも1つのキャリア(2)は、断面がループ形状又は蛇行形状である、請求項7に記載のヘッドレスト本体(1)。
  12. 請求項1から8のいずれか一項に記載のヘッドレスト本体(1)を備えるヘッドレスト(3)。
  13. 前記ヘッドレストホルダー(1.2)がキャリア(2)に着脱可能に接続されている、請求項9に記載のヘッドレスト(3)。
  14. 前記ヘッドレストホルダー(1.2)が構造要素(7)に着脱可能に接続されている、請求項9に記載のヘッドレスト(3)。
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