JP2018522922A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 以下のステップを含む、可溶性マイクロクロップタンパク質を含む産生物を生成するためのマイクロクロップを含むバイオマスに処理を行う方法：
   溶解バイオマスを形成するためにバイオマスを溶解するステップ；
   ジュース画分及び固形画分を生成するために溶解バイオマスを分離するステップ、
   第１ジュース及び第１ケーキを生成するためにジュース画分を分離するステップ；並びに
   第１可溶性タンパク質及び第１リジェクト流を生成するために第１ジュースをろ過するステップであって、溶解バイオマスからシュウ酸塩を沈殿させるステップ、及びジュース画分からシュウ酸塩を沈殿させるステップの少なくとも１つをさらに含み、並びに
   第１可溶性タンパク質が約０．６％ＤＭＢ未満のシュウ酸含有量を有する上記ステップ。
2. 第１可溶性タンパク質が約０．１％ＤＭＢ未満のシュウ酸含有量を有する、又は
   第１可溶性タンパク質が約０．０５％ＤＭＢ未満のシュウ酸含有量を有する、請求項１に記載の方法。
3. 浸漬バイオマスを形成するためにバイオマスを第２培地中に浸漬するステップであって、第２培地が、約８ｐｐｍ未満のカルシウム源若しくは約４ｐｐｍ未満の窒素源又は両方を含む上記ステップをさらに含む、請求項１に記載の方法。
4. 第３培地中で浸漬バイオマスを緩衝するステップをさらに含む、請求項３に記載の方法。
5. ジュース画分からシュウ酸塩を沈殿させるステップ、及び第２可溶性タンパク質及び第２リジェクト流を生成するために第１可溶性タンパク質をろ過するステップの少なくとも１つをさらに含む、請求項１に記載の方法。
6. 濃縮タンパク質産生物及び透過物を生成するために第２可溶性タンパク質をろ過するステップをさらに含む、請求項５に記載の方法。
7. 乾燥タンパク質濃縮物を生成するために濃縮タンパク質産生物を乾燥させるステップであって、乾燥タンパク質濃縮物が重量で少なくとも約５０％のタンパク質濃度を有する上記ステップ、乾燥タンパク質濃縮物を生成するために濃縮タンパク質産生物を乾燥させるステップであって、乾燥タンパク質濃縮物が少なくとも５０％の溶解度値を有する上記ステップ、及び乾燥タンパク質濃縮物を生成するために濃縮タンパク質産生物を乾燥させるステップであって、乾燥タンパク質濃縮物が少なくとも５０％の分散性値を有する上記ステップの少なくとも1つをさらに含む、請求項６に記載の方法。
8. 前記マイクロクロップがアオウキクサ（Ｌｅｍｎａ）である、請求項１に記載の方法。
9. 以下のステップを含む工程によって産生される、マイクロクロップを含むバイオマス由来可溶性タンパク質産生物：
   バイオマスを形成するために第１培地中でマイクロクロップを培養するステップ；
   バイオマスを収集するステップ；
   溶解バイオマスを形成するためにバイオマスを溶解するステップ；
   ジュース画分及び固形画分を生成するために溶解バイオマスを分離するステップ；
   第１ジュース及び第１ケーキを生成するためにジュース画分を分離するステップ；並びに
   第１可溶性タンパク質及び第１リジェクト流を生成するために第１ジュースをろ過するステップ、
   該方法は溶解バイオマスからシュウ酸塩を沈殿させるステップ及びジュース画分からシュウ酸塩を沈殿させるステップの少なくとも１つをさらに含み、並びに
   第１可溶性タンパク質が０．６％ＤＭＢ未満のシュウ酸含有量を有する。
10. 前記工程が、バイオマスを第２培地中に浸漬するステップであって、第２培地が：約８ｐｐｍ未満のカルシウム源若しくは約４ｐｐｍ未満の窒素源又は両方を含む上記ステップ、及び第３培地中でバイオマスを緩衝するステップの少なくとも１つをさらに含む、請求項９に記載の可溶性タンパク質産生物。
11. 第１可溶性タンパク質が０．１％ＤＭＢ未満のシュウ酸含有量を有する、又は
    第１可溶性タンパク質が０．０５％ＤＭＢ未満のシュウ酸含有量を有する、請求項９に記載の可溶性タンパク質産生物。
12. 前記工程が、第２可溶性タンパク質及び第２リジェクト流を生成するために第１可溶性タンパク質をろ過するステップをさらに含む、請求項９に記載の可溶性タンパク質産生物。
13. 前記工程が、濃縮タンパク質産生物及び透過物を生成するために第２可溶性タンパク質をろ過するステップをさらに含む、請求項１２に記載の可溶性タンパク質産生物。
14. 前記工程が、乾燥タンパク質濃縮物を生成するために濃縮タンパク質産生物を乾燥させるステップであって、乾燥タンパク質濃縮物が重量で少なくとも約５０％のタンパク質濃度を有する上記ステップ、乾燥タンパク質濃縮物を生成するために濃縮タンパク質産生物を乾燥させるステップであって、乾燥タンパク質濃縮物が少なくとも５０％の溶解度値を有する上記ステップ、及び乾燥タンパク質濃縮物を生成するために濃縮タンパク質産生物を乾燥させるステップであって、乾燥タンパク質濃縮物が少なくとも５０％の分散性値を有する上記ステップの少なくとも１つをさらに含む、請求項１３に記載の可溶性タンパク質産生物。
15. 前記マイクロクロップがアオウキクサ（Ｌｅｍｎａ）である、請求項９に記載の可溶性タンパク質産生物。