JP2018511513A - 自動二輪車制御ユニット用の配置構造 - Google Patents
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Abstract
自動二輪車の狭いスペースを有効に活用可能な自動二輪車制御ユニット用の配置構造を提供する。自動二輪車制御ユニット用の配置構造は、運転手が座ることのできるシートYを支持する左右一対のシートフレーム部Bと、左右一対のシートフレーム部Bの間に配置したECU1とを備える。ECU1は、ECU1の外表面のうち最大外表面αとβとを車体の幅方向に向けて、この状態でその上部が車体の幅方向において内側に傾斜し、ECU1の下部が左右一対のシートフレーム部Bのうちの一方の下に位置し、平面視ではその一方のシートフレーム部Bに重なるよう配置する。
Description
本発明は、自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、運転手が座ることのできるシートを支持する左右一対のシートフレーム部の間に配置した自動二輪車制御ユニット用の配置構造に関する。
例えば、特許文献1は、自動二輪車を開示しており、全地球測位システム(GPS)ユニット(15)が収容ケース(20)内の仕切り板(29)と仕切り板(45)との間に配置される。このGPSユニット(15)は、平坦で矩形形状のケースを有する。このケースの最大表面は下方に向いており、その長手方向は、自動二輪車の幅方向に対して傾斜している。GPSユニット(15)をこの状態で仕切り板(29)に取り付ける。このようにGPSユニット(15)を配置することにより、平面視における車体の前後方向及び左右方向の長さをそれぞれ短くすることができる。
従来の自動二輪車制御ユニット用の配置構造は、平面視における車体の前後方向及び左右方向の長さを短くするという効果を有するが、平面視において広いスペースを確保する必要がある。例えば、左右方向に開口するシート下の空間を有するネイキッド型のスクータの場合、特に車体のカバーの面積を大きく減らすことが必要であり、空間の後部の鉛直方向の高さが制限される。従って、制御ユニットを含む電気部品は、シートフレーム部がその左右に形成された車体の狭いスペースに効率よく配置する必要がある。この構造により、制御ユニットをその最大表面を下方に向けて配置することが困難となる可能性がある。
上述のことに鑑みて、本発明は、車両の狭いスペースを有効に活用可能な自動二輪車制御ユニット用の配置構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、運転手が座ることのできるシートを支持する左右一対のシートフレーム部と、前記左右一対のシートフレーム部の間に配置した制御ユニットと、を備える。前記制御ユニットは、前記制御ユニットの外表面のうち最大外表面を車体の幅方向に向け、前記制御ユニットの上部がこの状態で車体の幅方向において内側に傾斜し、前記制御ユニットの下部が前記左右一対のシートフレーム部のうちの一方の下に位置し、平面視では前記一方のシートフレーム部に重なるよう配置する。
請求項2に記載の発明は請求項1に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、前記制御ユニットは、車両配線のコードを接続する連結器をその下部に備え、前記連結器の接続部は、平面視において前記一方のシートフレーム部と重なり、防水性のソフトカバー部材によって覆われる。
請求項3に記載の発明は請求項1に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、前記一方のシートフレーム部は、前記制御ユニットを取り付けるブラケットを備えた内側表面を備え、前記ブラケットは、平面視において溶接ナット及び/又は溶接ボルトによる二か所の締結により、前記シートフレーム部の前記内側表面から空隙を有して前記制御ユニットを固定する。
請求項4に記載の発明は請求項1に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、前記制御ユニットに隣接したバッテリを前記左右一対のシートフレーム部の間に配置し、前記バッテリを収納するバッテリボックスの延長部によって前記制御ユニットを完全に覆う。
請求項5に記載の発明は請求項3に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、前記制御ユニットは、前記最大外表面上にヒートシンクを備えて前記制御ユニット内の熱を外部に放出し、前記ヒートシンクを前記一方のシートフレーム部の方に向ける。
請求項6に記載の発明は請求項3に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、前記制御ユニットは、前記自動二輪車のエンジンに設けたブラシレス始動モータ発電機用の駆動装置を内部に備え、前記駆動装置は、前記制御ユニットの下部に配置され、前記制御ユニットの下部は前記制御ユニットの他の箇所より厚い。
請求項7に記載の発明は請求項4に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、前記自動二輪車は、前記シートフレーム部の前方で左右方向に向けて前記シートの下にシート下の空間を有し、前記制御ユニットと前記バッテリとを前記シート下の空間内の後方上部に配置する。
請求項1に記載の発明によれば、制御ユニットの外表面のうち最大外表面を車体の幅方向に向け、この状態で制御ユニットの上部が車体の幅方向において内側に傾斜し、制御ユニットの下部が左右一対のシートフレーム部のうちの一方の下に位置し、平面視ではこの一方のシートフレーム部に重なるよう配置する。この構造によれば、制御ユニットの後ろに広い車内スペースを確保でき、制御ユニットの鉛直高さを短くできるので、右又は左シートフレーム部の近くに制御ユニットを効率よく配置できる。更に、車体の幅方向においてシートフレーム部により外側から保護されているので、制御ユニットには専用の保護部材の必要がない。制御ユニットの外側に取り付けた外部カバーの幅方向において保護部材等がないので、このような制御ユニットは、干渉されることなく外側カバーの薄型化に寄与する。
請求項2に記載の発明によれば、制御ユニットは、車両配線のコードを接続する連結器をその下部に備え、この連結器の接続部は、平面視において一方のシートフレーム部と重なり、防水性のソフトカバー部材によって覆われる。この構造により、幅方向に沿って加わる外力からシートフレーム部によって制御ユニットを保護することができ、ソフトカバー部材によって下側から連結器内部に水や泥が浸入することが防げる。加えて、ソフトカバー部材内に水が浸入した場合でも、連結器は制御ユニットの下部に設けているので、連結器の接続部に溜まる水を減らせる。
請求項3に記載の発明によれば、一方のシートフレーム部は、制御ユニットを取り付けるブラケットを備えた内側表面を備え、ブラケットは、平面視において溶接ナット及び/又は溶接ボルトによる二か所の締結により、シートフレーム部の内側表面から空隙を有して制御ユニットを固定する。この構造により、制御ユニットの嵌合作業において位置決めと仮の固定とが容易となる。加えて、この構造により、制御ユニットとシートフレーム部との間の空隙に空気流が生まれるので、高温になる可能性のある制御ユニットを簡単に冷却できる構成が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、制御ユニットに隣接したバッテリを左右一対のシートフレーム部の間に配置し、バッテリを収納するバッテリボックスの延長部によって制御ユニットを完全に覆う。この構造により、制御ユニットを覆う専用の部材の必要がなくなり、部品の点数と製造コストを削減できる。
請求項5に記載の発明によれば、制御ユニットは、最大外表面上にヒートシンクを備えて制御ユニット内の熱を外部に放出し、ヒートシンクは一方のシートフレーム部の方に向ける。この構造により、シートフレーム部に加えてヒートシンクによって、幅方向に沿って加わる外力から制御ユニットを保護することができ、ヒートシンクとシートフレーム部との間の空隙に生まれる空気流によって制御ユニット内の熱を効率的に発散可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、制御ユニットは、自動二輪車のエンジンに設けたブラシレス始動モータ発電機用の駆動装置を内部に備え、駆動装置は、制御ユニットの下部に配置され、制御ユニットの下部は制御ユニットの他の箇所より厚い。この構造により、制御ユニットの重心を低くし、制御ユニットを安定して支持できる。
請求項7に記載の発明によれば、自動二輪車は、シートフレーム部の前方で左右方向に向けてシートの下にシート下の空間を有し、制御ユニットとバッテリとをシート下の空間内の後方上部に配置する。この構造により、ネイキッド型の自動二輪車等の車両内の狭いスペースを効率的に使用することが可能となる。シートの下で左右方向に開口する空間を有するネイキッド型の自動二輪車において、シート下の空間を様々な電気部品の収納スペースとして利用することができず、電気部品等の収納スペースが限られていた。従って、広いスペースを占める重いバッテリを配置した後の残りのスペースをより有効に使用する必要がある。本発明によれば、このようなデザインの印象を有する自動二輪車において、電気部品の収納スペースを効率的に確保可能である。
添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について以下に説明する。本発明の実施形態による自動二輪車制御ユニット用の配置構造は、図1に開示するようなステップフロアを備えたスクータタイプの自動二輪車に適用される。この自動二輪車は、シートYと、シート支持フレーム10と、左右一対のフロントフォーク39とを備える。フロントフォーク39には、メータ11と、メータカバー12と、ヘッドライトカバー13と、ヘッドライト14と、左右一対のヘッドライトサイドカバー15と、ヘッドライトサイドカバー15の左右に配置した左右方向指示器33と、ヘッドライトガード16とが一体的に取り付けられ、ハンドルバー32と共に回転し、フロントフォーク39が前輪35を支持する。本実施形態の配置構造は、カバーレス自動二輪車の印象をもたらすよう構成され、フロントフォーク39の周りを覆うフロント及びリアカバーを有する一般的なスクータの構造とは異なる。このような構成と後述するシート下の空間の構造とによって相乗的にネイキッドスクータの印象が作り出される。
具体的に、シートYの下の側方に露出したシート支持フレーム10とヘッドライト14の下の側方部間において前方へと配置した筒状のヘッドライトガード16とによって、モデル全体でネイキッドスクータの統一された印象を強調するようなモデルパッケージが作り出されている。更に、このようなカバーの構成によればフロントフォークの周辺をカバーで覆ってはいないものの、フロントフォーク39の後ろに内側上部カバー18、左右に延びる左右上部脚用シールド17、内側上部カバーの下のインナーカバー19、及びインナーカバー19の前の脚用シールド21を配置することで、一般的なスクータと同じように脚を遮蔽する機能をこのカバーの構成が備えている。
インナーカバー後部の後ろには、ステップフロア20が設けられ、下部カバー22によってステップフロアの底部が覆われている。下部カバーの左側にはサイドスタンド23が設けられる。下部カバーの後ろの車体フレームは、ユニット揺動機構部を支持する。ユニット揺動機構部は、前方でエンジンを搭載し後方で後輪36を支持し、鉛直方向に揺動可能なようにリアサスペンション28によって支持される。ステップフロアとユニット揺動機構の構造は、スクータの一般的な構造であって、ユニットの下のメインスタンド24、揺動アームとしての役割を有し、エンジンの駆動力を変化させて後輪に伝達する左側のベルトコンバータケース25、後輪の上半分を覆ってシート下の空間に泥や水が入り込まないようにするための内側リアフェンダ26、ベルトコンバータケースの上に設けられエンジンに接続したエアクリーナー27等を備える。リアサスペンション28の上でシート周辺には、左右一対の後部サイドカバー29、後部サイドカバーの後ろに後部ライト30、後部ライトの下に左右後部方向指示器34、シートの後ろに乗員が握れるようなリアグリップ31、後部座席用ステップ(pillion step)38等の部品が備わっている。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る自動二輪車は、シートYの下にシート下の空間Sを有し、この空間は車体の側方部に設けた左右開口部Kを介して視認可能である。シート下の空間Sは、荷物を収容可能なシートY下の空間を有し、開口部Kを介して側部から視認可能であって、前方のステップフロア20に向かって開口する。この構造によって、カバーの数がより少ないような外観の印象(即ちネイキッド感)が得られる。この構造は、本出願人が作り出したデザインであって、多くの場合シートの下の箇所がカバーで覆われていたスクータの印象を大きく変えるものである。参照符号37は、シート下の空間Sに収容される荷物をかけておくフックを示す。フックの数は4つである。このうち2つのフックがスペースの後方側部に設けられ、残りの2つのフックがスペースの前方側部に設けられ、ネイキッド感を出しながら、網等を使ってシート下のスペースに荷物を安定して固定できる。
シートYは、自動二輪車の車体の一方側(本実施形態において走行方向の右側)の右シート支持フレーム10に設けたヒンジ機構によって保持される。シートは側部方向に向かって開閉可能であって、運転手は、閉じた状態のシートの上に座ることができる。シートY全体を側部側に揺動させ、シート下の空間Sを上部に開口させることで、大きな荷物を収容可能となる。なお、閉じた状態でのシートYは、左シート支持フレーム10に保持されるシートキャッチbによって車体側にロック可能である。シートを閉じた状態であっても、小さい荷物等は、右側、左側、及び前側の開口部を介して出し入れすることができる。
図2に示すように、シート支持フレーム10は、シートYに一体形成された左右パイプフレームと、左右一対の弾性部材42とを備える。シートYを閉じると、弾性部材42は、車体のフレーム又はカバー(本実施形態において第一サイドカバー40上の接触部分40a)と接する。パイプフレームは、前後方向に伸びる一対のパイプを備える。一対のパイプフレームは、シートYの底部と一体的に接続される。接触部分40aにおいて、2つのフレーム部材Dが位置決めされる。フレーム部材Dは、左右一対のシートフレーム部B間を接続するクロスパイプCから上方に延び、これによってフレームが接触部分40a上に加わるシート荷重を支える。このように、左右一対の接触部分40a、ヒンジ機構、及びシートキャッチbの4つの箇所でシート荷重が支えられる。
フロア下シートカバーK1は、シートフレーム部BとクロスパイプCとを覆う。第一サイドカバー40は、第一サイドカバー40の下部の後ろの第二サイドカバー41と一体であり、シートフレーム部BとクロスパイプCの各側面を覆う。バッテリカバーK2とマニュアルカバーK3とがフロア下シートカバーK1に取り付けられる。バッテリカバーK2は、自動二輪車に搭載するバッテリ8、リレー、ヒューズボックス等の電気部品9(図3及び図4参照)を覆うカバーであって、マニュアルカバーK3は、工具等を収容するためのスペースを覆うカバーである。シートYを開状態へと揺動させることによって、バッテリカバーK2とマニュアルカバーK3とが露出する。本実施形態において、図6〜図8に示すように、フロア下シートカバーK1は、バッテリ8を収容するバッテリボックス部M1と所定の一部において一体形成される。なお、図5aに示すように、マニュアルカバーK3は、(網掛けで示した)バッテリカバーK2に取り付ける。
バッテリカバーK2は、図10及び図11に示すように、タッピンねじR1及びR2とばね板ナットN3及びN4とによりフロア下シートカバーK1の所定の箇所に連結し、図12に示すように、ねじR3とクリップナットN5とにより車両の後部サイドカバー29に連結する。バッテリカバーK2は、バッテリの後ろの下方に窪んだ凹部を形成する工具−X(tool−X)/マニュアル収納部と一体形成され、マニュアルカバーK3は、マニュアルカバーK3に形成した爪部K3a(図13参照)とストッパK3b(図14参照)とによりバッテリカバーK2の上部に取り外し可能に引っ掛ける。この構造により、工具−X/マニュアルのスペースが形成される。図11に示すように、K3bは孔を有する。この構造により、取り外す際には孔に指を入れて取り外し作業を容易に行える。このように、バッテリ、リレー9a、ヒューズ9b等の部品を点検する際には、マニュアルカバーK3を外すことなく、6つのタッピンねじR1、R2、R3を取り外してバッテリカバーK2を外す。バッテリ8は、長手方向が車両の前後方向と平行になるように配置する。バッテリ8は、制御ユニットとして機能するECU1の反対側に接続端子8a及び8bを備える。負極(−)端子は、リレー9a及びヒューズ9bに近い位置に配置し、正極(+)端子は、負極(−)端子から離れた位置で車両後部側に配置する。この構造により、正極がECU、リレー等の部品から離れた好ましいレイアウトとなる。
本実施形態に係る自動二輪車制御ユニットの配置構造は、左右一対のシートフレーム部B(LとR)の間に設けた制御ユニットとして機能するECU1を備える。図3、図4及び図6〜図8に示すように、ECU1は、ECU1の外表面のうち最大外表面(表面αとβ)をこれらの外表面を互いに平行にして車体の幅方向に向け、この状態で車体の幅方向においてその上部を内側にバッテリ8の方に傾斜させ、ECU1の下部は、左右一対のシートフレーム部のうちの一方(R)の下に位置し、平面視ではその一方のシートフレーム部(B)に重なるように配置する。
ECU1は、エンジンの点火、燃料噴射等の動作を制御する電気部品であり、前後方向に延びる細長い直方体形状である。図9に示すように、ECU1は、その下部の厚い表面上に前後方向に並べた一対の連結器2(具体的には、連結器2は、車両配線のコードhの先端に設けた連結器2’に接続する)を備える接続部1aと、ECU1の熱を外に放出するための最大外表面β上のヒートシンク4とを備える。連結器にはコードhを接続する。ヒートシンク4は、ECUのケースと一体の左右一対の嵌合部4aを備え、これによってヒートシンク4を車体に取り付ける。図5bに詳細に示すように、連結器2と接続部1aとECUの下部とが、右シートフレーム部B(R)の下に位置し、平面視において右シートフレーム部B(R)に重なる。
本実施形態に係るECU1は、車両のエンジンに設けたブラシレス始動モータ発電機用の駆動装置3(電界効果トランジスタ(FET)回路)を備える。駆動装置3は、ECU1の下部に配置されるが、ECU1の下部はECUの他の箇所より厚く、隆起部1bを形成する。ブラシレス始動モータ発電機は、エンジンを始動してバッテリ8を充電すると、発電機として動作する。駆動装置3のFETは、スイッチングにより発生した電流を制御するものであって熱源となるため、このFET素子はヒートシンク4上に取り付けて熱を放出させる。図9bの際立って隆起する部分1bにおいて、駆動装置3の回路におけるコンデンサ等の背の高い素子を配置する。ECU1は、車両のシートフレーム部B(R)の内側表面上に固定したブラケット(前方ブラケット6と後方ブラケット7)に取り付け、その外表面のうち最大外表面(表面αとβ)を車体の幅方向に向けて、この状態でその上部が車体の幅方向において内側に傾斜し、ECU1の下部は、左右一対のシートフレーム部Bのうちの一方の下に位置し、平面視ではその一方のシートフレーム部Bに重なるよう配置する。
前方ブラケット6と後方ブラケット7は、平面視にて2か所の締結によって、シートフレーム部Bの内側表面から空隙を有するようにECU1を固定するものである。前方ブラケット6は、溶接によって溶接ナットN1と一体とし、後方ブラケット7は、溶接によって溶接ボルトB2と一体とする。ECU1の嵌合プロセスは、後方ブラケット7の溶接ボルトB2をECU1の一方の嵌合部4aの孔に仮に挿入し、図8に示すようにECUを仮に位置決め及び固定するようにECUを引っ掛け、図6に示すようにECU1のもう一方の嵌合部4a内の孔と前方ブラケット6の溶接ナットN1とをボルトB1で位置合わせして締結し、溶接ボルトB2と溶接ナットN2とを締結することでECU1を固定する工程を備える。この結果、図7に示すように、ECU1は、ECU1とシートフレーム部Bとの間に空隙Wを形成しつつ支持される。
このように一方のシートフレーム部に取り付けたECU1は、連結器2の接続部1aが平面視でシートフレーム部Bと重なると、傾斜した状態でシートフレーム部B間に支持される。車両配線のコードhと接続した後の連結器2の接続部1aは、コードhの側部の近くに配置した防水性のソフトカバー部材5(図6〜図8参照)で覆う。ヒートシンク4は、この一方のシートフレーム部Bの方に向ける。本実施形態において、ECU1に隣接したバッテリ8は、図6〜図8に示すように、左右一対のシートフレーム部Bの間に配置され、フロア下シートカバーK1と一体形成したバッテリボックス部M1の延長部がECU1を完全に覆う。なお、参照符号M2は、バッテリボックス部M1内でバッテリ8を固定するためのバッテリバンドを示す。バッテリバンドM2の一端は、バッテリに隣接した車両左側に形成したボックス部に引っ掛け、バッテリバンドM2の他端は、ボルトM3に締結する。
上述の実施形態によれば、ECU1は、ECU1の外表面のうち最大外表面αとβとを車体の幅方向に向けて、この状態でその上部が車体の幅方向において内側に傾斜し、ECU1の下部が左右一対のシートフレーム部Bのうちの一方の下に位置し、平面視ではその一方のシートフレーム部Bに重なるよう配置する。この構造によれば、ECU1の後ろに広い車内スペースを確保でき、ECU1の鉛直高さを短くできるので、右又は左シートフレーム部Bの近くにECU1を効率よく配置できる。更に、車体の幅方向においてシートフレーム部Bにより外側から保護されているので、ECU1には専用の保護部材の必要がない。ECU1の外側に取り付けた外部カバーの幅方向において保護部材等がないので、このようなECU1は、干渉されることなく外側カバーの薄型化に寄与する。
本実施形態に係るECU1は、その下部に連結器2を備え、この連結器には車両配線のコードhを接続する。連結器2の接続部1aは、平面視において一方のシートフレーム部Bと重なり、防水性のソフトカバー部材5によって覆われる。この構造により、幅方向に沿って加わる外力からシートフレーム部BによってECU1を保護することができ、ソフトカバー部材5によって下側から連結器2内部に水や泥が浸入することが防げる。加えて、ソフトカバー部材5内に水が浸入した場合でも、連結器2はECU1の下部に設けているので、連結器2の接続部1aに溜まる水を減らせる。
更に、本実施形態に係る一方のシートフレーム部Bは、ブラケット(前方ブラケット6と後方ブラケット7)を備えた内側表面を備え、この表面にECU1を取り付ける。ブラケットは、溶接ナットN1及び/又は溶接ボルトB2による2か所の締結によりシートフレーム部Bの内側表面から空隙を有して、ECU1を固定する。この構造により、ECU1の嵌合作業において位置決めと仮の固定とが容易となる。加えて、この構造により、ECU1とシートフレーム部Bとの間の空隙Wに空気流が生まれるので、高温になる可能性のあるECU1を簡単に冷却できる構成が得られる。
更に、ECU1に隣接したバッテリ8を、左右一対のシートフレーム部Bの間に配置し、バッテリ8を収納するバッテリボックス部M1の延長部によってECU1を完全に覆う。この構造により、ECU1を覆う専用の部材の必要がなくなり、部品の点数と製造コストを削減できる。更に、本実施形態に係るECU1は、車両のエンジンに設けたブラシレス始動モータ発電機用の駆動装置3を備える。駆動装置3は、ECU1の下部に配置され、ECUの下部はECU1の他の箇所より厚い。この構造により、ECU1の重心を低くし、ECU1を安定して支持できる。
更に、本実施形態に係るECU1は、最大外表面β上にヒートシンク4を備え、ECU1の熱を外部に放出し、ヒートシンク4は、一方のシートフレーム部Bの方に向ける。この構造により、シートフレーム部Bに加えてヒートシンク4によって、幅方向に沿って加わる外力からECU1を保護することができ、ヒートシンク4とシートフレーム部Bとの間の空隙Wに生まれる空気流によってECU1内の熱を効率的に発散可能となる。
更に、本実施形態に係る自動二輪車は、シートフレーム部Bの前方で左右方向に向けてシートYの下のシート下の空間Sを有し、ECU1とバッテリ8とをシート下の空間S内の後方上部に配置する。この構造により、ネイキッド型の自動二輪車等の車両内の狭いスペースを効率的に使用することが可能となる。シートの下で左右方向に開口する空間を有するネイキッド型の自動二輪車において、シート下の空間を様々な電気部品の収納スペースとして利用することができず、電気部品等の収納スペースが限られていた。従って、広いスペースを占める重いバッテリ8を配置した後の残りのスペースをより有効に使用する必要がある。本発明によれば、このようなデザインの印象を有する自動二輪車において、電気部品の収納スペースを効率的に確保可能である。
本実施形態について説明してきたが、本発明は上述の記載に限定されない。例えば、本発明は、シートYの下にシート下の空間Sを有さない自動二輪車、即ちシート支持フレーム10が外部に露出しておらず、ネイキッド型とは考えられない自動二輪車にも適用可能である。ECU1を一方のシートフレーム部Bに嵌める方法は、上述の方法に限定されない。例えば、3ケ所以上で締結することにより固定したり、ナットやボルト等のねじ手段以外で固定したりしてもよい。
本発明は、制御ユニットの外表面のうち最大外表面を車体の幅方向に向けて、この状態でその上部が車体の幅方向において内側に傾斜し、制御ユニット1の下部が左右一対のシートフレーム部Bのうちの一方の下に位置し、平面視ではその一方のシートフレーム部Bに重なるよう制御ユニットを配置するような自動二輪車制御ユニット用の配置構造である限り、様々な外部形状又は他の追加的な機能を有する制御ユニットに適用可能である。
1 ECU(制御ユニット)
2 連結器
3 駆動装置
4 ヒートシンク
5 ソフトカバー
6 前方ブラケット
7 後方ブラケット
8 バッテリ
9 電気部品
10 シート支持フレーム
B シートフレーム部
Y シート
S シート下の空間
K 開口部
2 連結器
3 駆動装置
4 ヒートシンク
5 ソフトカバー
6 前方ブラケット
7 後方ブラケット
8 バッテリ
9 電気部品
10 シート支持フレーム
B シートフレーム部
Y シート
S シート下の空間
K 開口部
Claims (7)
- 自動二輪車制御ユニット用の配置構造であって、
運転手が座ることのできるシートを支持する左右一対のシートフレーム部と、
前記左右一対のシートフレーム部の間に配置した制御ユニットと、を備え、
前記制御ユニットは、前記制御ユニットの外表面のうち最大外表面を車体の幅方向に向け、前記制御ユニットの上部がこの状態で車体の幅方向において内側に傾斜し、前記制御ユニットの下部が前記左右一対のシートフレーム部のうちの一方の下に位置し、平面視では前記一方のシートフレーム部に重なるよう配置する、自動二輪車制御ユニット用の配置構造。 - 前記制御ユニットは、車両配線のコードを接続する連結器をその下部に備え、前記連結器の接続部は、平面視において前記一方のシートフレーム部と重なり、防水性のソフトカバー部材によって覆われる、請求項1に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造。
- 前記一方のシートフレーム部は、前記制御ユニットを取り付けるブラケットを備えた内側表面を備え、前記ブラケットは、平面視において溶接ナット及び/又は溶接ボルトによる二か所の締結により、前記シートフレーム部の前記内側表面から空隙を有して前記制御ユニットを固定する、請求項1に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造。
- 前記制御ユニットに隣接したバッテリを前記左右一対のシートフレーム部の間に配置し、前記バッテリを収納するバッテリボックスの延長部によって前記制御ユニットを完全に覆う、請求項1に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造。
- 前記制御ユニットは、前記最大外表面上にヒートシンクを備えて前記制御ユニット内の熱を外部に放出し、前記ヒートシンクを前記一方のシートフレーム部の方に向ける、請求項3に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造。
- 前記制御ユニットは、前記自動二輪車のエンジンに設けたブラシレス始動モータ発電機用の駆動装置を内部に備え、前記駆動装置は、前記制御ユニットの下部に配置され、前記制御ユニットの下部は前記制御ユニットの他の箇所より厚い、請求項3に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造。
- 前記自動二輪車は、前記シートフレーム部の前方で左右方向に向けて前記シートの下にシート下の空間を有し、前記制御ユニットと前記バッテリとを前記シート下の空間内の後方上部に配置する、請求項4に記載の自動二輪車制御ユニット用の配置構造。
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